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特定健康診査等実施計画

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Academic year: 2021

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特定健康診査等実施計画

太平洋セメント健康保険組合

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背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた。し かし、急速な少子高齢化や国民の意識変化等により大きな環境変化に直面しており、医療 制度を持続可能なものにするために、その構造改革が急務となっている。 このような状況に対応するため、高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて、保険者 は被保険者及び被扶養者に対し、糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査(特定健康診査) 及びその結果により健康の保持に努める必要がある者に対する保健指導(特定保健指導) を実施することとされた。 本計画は、当健康保険組合の特定健康診査及び特定保健指導の実施方法に関する基本的 な事項、特定健康診査及び特定保健指導の実施並びにその成果に係る目標に関する基本的 事項について定めるものである。 なお、高齢者の医療の確保に関する法律第19条により、5年毎に5年を一期として特 定健康診査等実施計画を定めることとする。 当健康保険組合の現状 当健康保険組合は、セメント製造及びその周辺事業等を主たる業とする事業所が加入し ている単一健康保険組合であり昭和28年12月1日の設立であるが、平成10年10月 に秩父小野田健康保険組合とアサノ健康保険組合が合併し、今日に至っている。 平成18年度の事業所数は58事業所で、設立事業所は15都道府県に所在するが、そ のうちの4割強が東京に所在している。加入事業所はセメント・コンクリートに関する事 業が殆どであり、地方の交通の不便な場所に事業所を構えているものもあるが、中には先 進的な産業の環境事業及び健康産業も含み、1事業所あたりの平均被保険者数は、 約150人である。なお、加入事業所の工場や支店・営業所は全国に点在しており、加入 者は北海道から沖縄までの47都道府県にまんべんなく点在している。 このうち、東京近郊に居住している被保険者及び被扶養者は6割、それ以外は4割程度で はないかと思われる。 当健康保険組合に加入している被保険者は、平均年齢が42.94歳で、男性が全体の 9割弱を占める。被保険者の年齢別割合は30歳代が29%で多く、次いで50歳代と4 0歳代が共に26%で続き、60歳代以上は6%となっている。(因みに被扶養者は30歳 代が12%で多く、次いで40歳代と50歳代が共に11%で続き、60歳代以上は6% となっている。) 健康診断については、被保険者は各事業所が実施する定期健康診断で基本的には集団健 診を受診している。また、被扶養配偶者は人間ドック・生活習慣病検診・郵送方式の生活

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習慣病検診等のうちから年 1 回利用の受診機会を当健康保険組合が提供しており、受診を 働きかけ、実施している。平成18年度の被扶養配偶者の人間ドックを含む生活習慣病検 診等の受診状況は937人であり、このうち平成20年度の「特定健診・特定保健指導」 を睨んだ生活習慣病検診受診者は714人おり、この健診結果を階層化し、保健指導対象 者を選別した結果、25人が該当し、このうち4人に対し、電話による保健指導を実施し た。 また、被保険者については、生活習慣病予防を目的に保健師が事業所で直接要指導者に 面接を行い運動・食事・禁煙等健康指導するアクティブ保健事業(健保連東京連合会様、 委託事業)を3事業所(135人)で実施した。本事業は健康づくりに役立った、との意 見が圧倒的であった。 今年度は期首に、被保険者及び被扶養者を対象とした特定健診・特定保健指導事業のト ライアル事業を全事業所に参加募集を呼び掛け、その結果 4 事業所(657人)を選択し、 現在本事業を実施している。 また、本計画策定にあたり、7月に加入者(主に被扶養者)の健診実態緊急アンケート 調査を実施した。アンケート配布対象者数は4,154人、このうち回答者は1,851 人(回答率44.5%)。このアンケート調査結果及び特定健診・特定保健指導トライアル の結果を参考資料の一つとして本計画を策定した。

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特定健康診査等の実施方法に関する基本的な事項

1 特定健康診査等の基本的考え方 日本内科学会等内科系 8 学会が合同でメタボリックシンドロームの疾患概念と診断基準 を示した。これは、内臓脂肪型に起因する糖尿病、高脂血症、高血圧は予防可能であり、 発症した後でも血糖、血圧をコントロールすることにより重病化を予防することが可能で あるという考え方を基本としている。 メタボリックシンドロームの概念を導入することにより、内臓脂肪の蓄積や、体重増加 等が様々な疾患の原因になることをデータで示すことができるため、健診受診者にとって 生活習慣の改善に向けての明確な動機付けができるようになる。 2 特定健康診査等の実施に係る留意事項 市町村国保の行う健康診査を受診している被扶養者については、そのデータを受領する とともに、今後は当健保組合が主体となって特定健診を行い、そのデータを厳重に管理す る。 3 事業者等が行う健康診断及び保健指導との関係 従来から事業者が実施している健康診査は当健康保険組合は、法定外健診項目について は検診補助を実施し、人間ドックに遜色のない健診レベルに積上げてきた。事業者が健診 を実施した場合は、 当健康保険組合はそのデータを事業主から受領する。 健診費用は当面、 費用負担を継続するが、将来健診項目・費用負担の見直しも検討余地として残す。 4 特定保健指導の基本的考え方 生活習慣病予備群の保健指導の第一の目的は、生活習慣病に移行させないことである。 そのための保健指導では、対象者自身が健診結果を理解して自らの生活習慣を変えること ができるように支援することにある。

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Ⅰ 達成目標 1 特定健康診査の実施に係る目標 平成24年度における特定健康診査の実施率を80.0%とする。 この目標を達成するために、平成20年度以降の実施率(目標)を以下のように定める。 目標実施率 (%) 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 国の参酌標準 被保険者 90.0 92.0 94.0 96.0 98.0 ― 被扶養者 22.0 28.0 34.0 40.0 47.0 ― 被保険者+被扶養者 65.0 68.0 72.0 76.0 80.0 80.0 2 特定保健指導の実施に係る目標 平成24年度における特定保健指導の実施率を45.0%とする。 この目標を達成するために、平成20年度以降の実施率(目標)を以下のように定める。 目標実施率 (被保険者+被扶養者) (人) 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 国の参酌標準 40 歳以上対象者 5,137 5,306 5,465 5,623 5,805 ― 特定保健指導対象者数 (推計) 1,280 1,310 1,354 1,290 1,150 ― 実施率(%) 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 45.0% 実施者数 320 393 474 516 518 ― 特定保健指導は被保険者は原則事業所健診機関が特定保健指導の該当機関の場合は同一 機関にて継続して健康指導を外部委託形式にて実施する。健診機関が資格を満たしていな い場合は当健康保険組合がアウトソーシングする指導機関にて受診する。 また、被扶養者は従来より健康指導機関を持っている場合は、その機関にて受診とする が、原則は当健康保険組合のアウトソーシング先にて受診指導とする。なお、東京近隣地 域については結核予防会等にて受診を予定する。 今後は、遠隔地の者についても保健指導が継続的にできるように、速やかに委託先を検 討していく。

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3 特定健康診査等の実施の成果に係る目標

平成24年度において、平成20年度と比較したメタボリックシンドロームの該当者及 び予備の減少率を10%以上とする。

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Ⅱ 特定健康診査等の対象者数 1 対象者数 ① 特定健康診査 被保険者 (人) 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 対象者数(推計値) 390 390 390 390 390 40 歳以上対象者 4,602 4,516 4,437 4,369 4,315 目標実施率(%) 90.0 92.0 94.0 96.0 98.0 目標実施者数 4,493 4,514 4,537 4,569 4,610 被扶養者 (人) 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 対象者数(推計値) 2,428 2,327 2,229 2,135 2,044 40 歳以上対象者 500 500 500 500 500 目標実施率(%) 22.0 28.0 34.0 40.0 47.0 目標実施者数 644 792 928 1,054 1,195 被保険者+被扶養者 (人) 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 対象者数(推計値) 2,818 2,717 2,619 2,525 2,434 40 歳以上対象者 5,102 5,016 4,937 4,869 4,815 目標実施率(%) 65.0 68.0 72.0 76.0 80.0 目標実施者数 5,137 5,306 5,465 5,623 5,805 ② 特定保健指導の対象者数 被保険者+被扶養者 (人) 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 40 歳以上対象者 5,137 5,306 5,465 5,623 5,805 動機付け支援対象者 814 834 861 821 732 実施率(%) 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 実施者数 204 250 301 328 330 積極的支援対象者 466 476 493 469 418 実施率(%) 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 実施者数 116 143 173 188 188 保健指導対象者計 1,280 1,310 1,354 1,290 1,150 実施率(%) 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 実施者数 320 393 474 516 518

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Ⅲ 特定健康診査等の実施方法 (1)実施場所 特定健診は、被保険者は原則として労働安全衛生法の法令に基づき事業主が実施する健 康診査の中で実施する。被扶養者は被保険者の事業所健診実施時に可能な場合はその機会 に受診、及び当健康保険組合がアウトソーシングにて実施する来所又は集団健康診査で受 診する。なお、任意継続被保険者は被扶養者の健康診査と同様とする。 特定保健指導は、被保険者は原則事業所健診機関が該当機関の場合は同一機関にて継続 して健康指導を外部委託形式にて受診する。健診機関が資格を満たしていない場合は当健 康保険組合がアウトソーシングする指導機関にて受診する。また、被扶養者は従来より指 導機関を持っている場合は、その機関にて健診後受診とするが、原則は当健康保険組合の アウトソーシング゙先にて受診指導とする。なお、東京近隣地域については結核予防会等に て受診を予定する。 今後は、遠隔地の者についても保健指導ができるように、速やかに委託先を検討してい く。 (2)実施項目 実施項目は、標準的な健診・保健指導プログラム第2編第2章に記載されている次の健 診項目とする。 ① 基本的な健診項目 質問項目、身体計測{身長、体重、BMI、腹囲(内臓脂肪面積)}、理学的検査(身体 診察)、血圧測定、血液化学検査{中性脂肪、HDL コレステロール、LDL コレステロール}、肝機能検 査{AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)}、血糖検査{空腹時血糖または HbA1c 検査}、尿検査{尿糖、尿蛋白} ② 詳細な健診項目(医師の判断に基づき選択的に実施する項目) 心電図検査、眼底検査、貧血検査{赤血球数、血色素量(ヘモグロビン値)、ヘマトクリット値} (3)実施時期 実施時期は、通年とする。なお、被扶養者は開始時期を出来得る限り、年度の初めとす る。 (4)委託の有無 ア 特定健診 被保険者・被扶養者が遠隔地にいる場合等、又は工場等の事業所単位での集合健診等で の受診が困難な対象者に対しては当健康保険組合が準備した健診機関にて健診を実施する。 特に殆どの被扶養者は、代行機関がネットワークした健診機関で、全国での来所・集合健

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診が可能となるような体制を整備する。また、事務作業等を軽減する観点から代行機関で の決済をおこない、全国での利用が可能となるよう措置する。 イ 特定保健指導 遠隔地にいる場合等で受診が困難である被保険者・被扶養者は、標準的な健診・保健指 導プログラム第3編第6章の考え方に基づきアウトソーシングする。また、このために代 行機関等を利用して決済をおこない全国での利用が可能となるよう措置する。 (5)受診方法 被保険者は原則として安全衛生法の法令に基づき事業主が実施する集合健康診査にて受 診し、特定保健指導は当該健診機関が健康指導の資格を有する場合は、その機関で特定保 健指導を受診する。また、被保険者のうち事業主が実施する集合健康診査を受診できない 場合は原則、当健康保険組合がアウトソーシングにて実施する来所又は集団健診等での受 診及び健康指導を受診券・利用券等で受診する。 被扶養者は当該被保険者の事業所での健康診査実施時に可能な場合はその機会に事業所 で受診する。その他の被扶養者は原則、当健康保険組合がアウトソーシングにて実施する 来所又は集団健診及び健康指導を受診券・利用券等で受診する。なお、任意継続被保険者 は原則、当健康保険組合がアウトソーシングにて実施する来所又は集団健診を受診券・利 用券等で受診する。 なお、被保険者の特定健診受診料は健康保険組合が負担する。被扶養者の特定健診項目 受診料は健康保険組合が負担とするが、がん検診項目等は受診者の選択性とし、この場合 上限額を設定する。但し、当健康保険組合規定の実施項目・実施方法以外等での受診の場 合はその費用は全額受診者負担とする。 (6)周知・案内方法 周知は、当健康保険組合広報誌「けんぽだより」等に掲載するとともにホームページに て広報活動を行う。また、事業主の実施する健診以外の対象者には受診に際し、健診実施 案内通知等を自宅直送又は被保険者経由にて送付する。 (7)健診データの受領方法 健診等のデータは、健診機関等から事業主又は代行機関等を通じ電子データを随時(又 は月単位)受領して、当健康保険組合及び代行機関等で厳重に保管する。また、特定保健 指導の外部委託先機関実施分についても同様に電子データで受領するものとする。なお、 保管年数は当健康保険組合が実施した分も含め、5年とする。

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(8)特定保健指導対象者の選出の方法 特定保健指導の対象者については、予想されるボリューム面から東京の近隣に移住する 者から優先して選出する。また、効果の面からは、40歳代の積極的支援対象者から優先 して選出する。 Ⅳ 個人情報の保護 当健康保険組合は、特定健診・特定保健指導を実施する上で「太平洋セメント健康保険 組合の個人情報保護管理規定」を遵守する。 当健康保険組合及び委託した健診・保健指導機関は、業務によって知り得た如何なる情 報も外部に漏らしてはならない。 当健康保険組合のデータ管理者は、常務理事とする。またデータの利用者は当健康保険 組合の職員に限る。 外部委託する場合は、データ利用の範囲・利用者等を契約書に明記することとする。 Ⅴ 特定健康診査等実施計画の公表・周知 本計画及び事業等の周知は、各事業所にパンフレット等を送付するとともに、広報誌「け んぽだより」やホームページに掲載する。 Ⅵ 特定健康診査等実施計画の評価及び見直し 当計画については、毎年理事会において見直しを検討する。 また、平成22年度に3年間の評価を行い、目標と大きくかけ離れた場合、その他必要 がある場合には見直すこととする。 Ⅶ その他 当健康保険組合で特定健診・特定保健指導を担当する職員については、特定健診・特定 保健指導等の実践のための研修に随時参加させる。 以 上

参照

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