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セルビアでの JICA 事業 セルビアへの民間投資促進 数年前の欧州経済危機以来 不安定な経済状況が続き 若年層を中心として高い失業率を抱えているセルビアでは 経済の活性化や安定的な成長に向けた 新たな雇用の創出や産業振興が大きな課題となっています その一方でセルビアは 高等教育への進学率の高さや高

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Academic year: 2021

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BALKAN NEWS

JAPAN INTERNATIONAL COOPERATION AGENCY

No.9/2015 秋号

CONTENTS

 地域の動き  セルビア  セルビア、ボスニア・ ヘルゼゴビナ、モンテネグロ  ボスニア・ヘルツェゴビナ  マケドニア  アルバニア  コソボ  その他のトピック

For more information, please contact: [email protected] or visit: www.jica.go.jp/balkan/office/ www.youtube.com/user/JICABalkan

地域の動き

バルカン地域を通過する難民・移民(現状報告) 2015年初頭から続く移民や難民に関する数値が徐々に明らかになってきました。現在までにセルビア を通過した総数は、約30万人。今秋、その動きはピークを迎え、9月、10月の2か月だけで、約10万人 がセルビア・マケドニア国境の町プレシェボに入国しました。驚くことに、通過した人々の4人に1人は18歳 以下の子供で、そのうちの5%が大人の随伴者がいない子供たちです(英語ではunaccompanied minors と呼ばれ、人道支援機関からの特別な保護の対象となります)。 前号でお伝えしたように、ハンガリーの国境封鎖が完了したため、人々は、セルビア・ハンガリールートか ら、クロアチア、スロベニアを通るルートに方向転換しました。このような突然のルート変更にクロアチアと スロベニアは対応できず、一日あたりの入国人数の制限を設けました。そのため、無理やり国境を越えよ うとする人々と治安機関との間で衝突が発生する事態となりました。 11月半ばになり、EUの大きな政策変更がありました。EUは、内戦状態にあるシリア、イラク、アフガニスタ ン以外からの人々は「難民」ではなく、経済的な移動目的を持った「移民」であるとみなし、同3か国以外 の国籍保持者には「難民」としての扱いはせず、また入国も認めないと決定しました。その影響を受け て、バルカン諸国は、これらの行き場を失った経済移民への対応に追われています。特にマケドニアで は、ギリシャから入国しようとする経済移民と国境警察との間で衝突が発生し、国境には、高さ2.5メート ルのフェンスが設置されました。今後も、これらの入国制限による様々な影響が、バルカン諸国に広がる とみられています。 11月4日、両国政府は、サラエボで合同会 議を開催しました。この会議は、今年7月に ブチッチ・セルビア首相がスレブレニツァを訪 問した際、虐殺被害者の遺族から投石され た事件の後、両国の関係改善を目指すため に開催が決まっていたものです。この会議に おいて、ブチッチ首相とズビディック・ボスニ ア首相は両国間の更なる関係強化を確認 し、セルビア政府からスレブレニツァへの経 済支援も発表されました。両国の関係強化 により、バルカン域内の安定化につながるこ とが期待されています。 P1 P2 P2 P3 P4 P4 P5 P5,6 中国・中東欧諸国首脳会議の開催 11月24-25日、第4回中国・中東欧諸国首脳会議が、 中国の蘇州で開催され、16カ国の首脳と李克強首相が 出席しました。李克強首相は、中東欧諸国との関係強化 のため、インフラ整備支援を行う100億ドル(約1兆円)の ファンドを設立することや農産物貿易、中小企業支援で の協力を行うと発表しました。また、セルビアから出席した ブチッチ首相は、ベオグラード-ブダペスト間高速鉄道計 画の年内開始について協議しました。 セルビア・ボスニア両政府による合同会議 セルビア首相と中国首相 (Photo: politika.rs) 両政府による合同会議 (Photo: tanjug.rs)

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セルビアでの

JICA事業

セルビアへの民間投資促進

数年前の欧州経済危機以来、不安定な経済状況が続き、若年層を中心として高い失業率を抱えているセルビアでは、経済の活性化や安定 的な成長に向けた、新たな雇用の創出や産業振興が大きな課題となっています。 その一方でセルビアは、高等教育への進学率の高さや高 い水準の語学力を有する安価な労働力の存在などのポテンシャルを有しており、近年、EU諸国、米国のみならず新興国の企業からも注目を 集めています。しかし、日本企業に目をむけると、旧ユーゴスラビア時代には、数多くの企業がセルビアに進出していましたが、内戦を機に撤 退が始まり、現在では数社ほどしか進出していない状況です。 こうした中、セルビア政府から投資環境に関する助言・技術指導等を専門家派遣の要請を受けて、JICAは今年5月から、セルビア投資輸出 促進庁(Serbia Investment and Export Promotion Agency: SIEPA)に対して日本人専門家を派遣しています。この専門家は、セルビアの産 業構造・貿易投資動向などを分析し、 セルビアまたは近隣諸国に既に進出していたり、またこれからの投資意欲を持っている企業に対しての ヒアリング調査を実施してきています。今後はこれらの調査結果を取りまとめて周辺国との比較を行い、セルビアの投資ポテンシャルの検証や 投資促進に向けた課題分析と提言を行っていく予定です。

国家乳がん対策プログラム改善プロジェクト

セルビアでは、がんによる死亡者が多く、特に女性に限ると乳がんは死亡率が最も高く、欧州平均と比べて も極めて高い水準にあります。セルビアの乳がん患者の多くが、診断時点で既に他の部位に転移している といわれています。この早期発見の遅れに加えて、がん治療に必要な機器の不足や医師・技術者等の人 材不足、研修不足なども高い死亡率の原因として考えられています。また、医療費の削減は高齢化社会 に突入したセルビアにとって大きな課題となっています。既に2012年時点でGDPに占める保健支出は 10.5%であり、医療費の上昇は国家財政の観点からも深刻な課題となっています。 これらの状況に対し、セルビア政府は、「乳がん対策プログラム」等を計画してきましたが、これまでに同計 画に基づいた優先課題の分析や具体的な対策がされてきていませんでした。こうした背景の下、セルビア 政府からの要請を受けて2015年11月より3年間の技術協力プロジェクトを実施しています。プロジェクト開 始とともに日本人専門家を派遣するとともに、2015年12月には横浜市や横浜市立大学の方々が当地を 訪れ、日本の乳がん対策について説明するとともに、今後本プロジェクトを通じた研修の受入などについて 関係者と話し合いを行いました。

セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルゼゴビナ

西バルカン地域における中小企業メンターサービス構築・普及促進プロジェクト

2013年からセルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナの3か国を対象に実施してきていました本プロジェクトが、2016年5月に終了す るのを控えて、これまでの取組みの評価が実施されました。その結果、本プロジェクトを通じて、中小企業に第三者として助言を行うメンター サービスの制度構築・改定されたこと、メンターの育成が効率的と行われたことそして彼らによるとメンタリングが実施されて、知識・情報が共 有されたという大きな成果が確認されています。 各国はプロジェクト終了後も本プロジェクトの成果の定着と普及に取り組む予定で、中小企業が国内企業の99%を占める同地域へのメン ター制度の大きな貢献が期待されます。 マンモグラフィー

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ボスニア・ヘルツェゴビナでの

JICA事業

ヘルツェゴビナ国際観光コリドー環境保全プロジェクト

このプロジェクトは、ボスニア・ヘルツェゴビナ南部のモスタル、メジュゴリエ等の国内観光拠点と、隣接するクロアチア、モンテネグロのアドリア 海沿岸観光拠点を繋ぐルートを「国際観光コリドー」と位置づけて、ヘルツェゴビナ地域における観光振興を推進するために2012年8月に開 始され、2015年11月に約3年間のプロジェクト期間を終了しました。

プロジェクトでは「国際観光コリドー」構築の一環として、地域の特産であるハーブとハチミツのルート(Herzegovina Herb & Honey Route)を提 唱し、コリドーを形成する拠点としてのリージョナル・リンケージ・センター(RLC)のパイロット施設を4ヵ所設置しました。RLCは日本の「道の駅」を モデルとしており、トイレを含む休憩施設、駐車場、物品販売、観光情報発信の4機能を持ち、観光客が立ち寄れる場所となっています。ま た、RLCは地域と地域をつなぐ拠点としての役割を果たす他、地域活性化の中心としての役割も兼ね備えることを目的としたものとなっていま す。また、コリドーのルートマップ・ロゴを作成することによってコンセプトを明確化し、観光客誘致を狙っています。 リュビニェの地図 リュビニェにあるリージョナル・リンケージ・センターの前 ヘルツェゴビナ・ハーブとはちみつのルート

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アルバニアでの

JICA事業

「最新のがんの診断と治療」フォローアップ協力

11月にアルバニアのマザーテレサ大学病院を放射線治療を専門 とする日本人医師2名が訪問しました。目的は同病院神経外科の 診療及び治療スキル向上のためのアドバイザリー支援です。 2009年に実施された課題別研修「最新のがんの診断と治療」に 参加したジュマリ神経外科医から要請があり、フォローアップ協力 が実現しました。角医師(放射線腫瘍医)と作美医師(医学物理 学者)は首都ティラナに約1週間滞在し、放射線治療に関する診 療技術、計画の立て方、クオリティー維持の方法等について知識 や技術の移転を行うとともに、神経外科のみならず同病院の抱え る課題や問題についても相談を受け、助言を行いました。 ジュマリ医師は「最新の医療機器のレベルに医師のレベルが追い 付いていないのがアルバニアの現状。国境を越えた協力が重要 で効果的」と強調しています。アルバニアと日本との医療技術面で の協力関係は、これからも続いて行くものと期待されています。

マケドニアでの

JICA事業

マケドニアは旧ユーゴスラビアの解体に伴って1991年に独立したものの、道路維持 管理公社が持つ機材は種類・台数ともに不足・老朽化し、道路維持に支障をきたし ていました。このため、2001 年から翌2002 年にかけて、日本政府は「道路維持管 理機材整備計画」(無償資金協力)を実施し、ブルドーザ、モーターグレーダ等の道 路維持管理機材を供与しました。 その後、公社は自力で機材を維 持・整備し、活用してきましたが、 一部の機材の部品については欧 州内で入手が不可能なことか ら、JICAはフォローアップ協力とし て部品等の支援を決定し、2015 年2月に合意文書に署名しまし た。 2015年10月、日本で調達された機材がマケドニアのスコピエに無事到着したことから、11 月6日、同公社のディレクターとJICA所長との間で譲渡確認書が交わされ、正式に機材が 引き渡されました。ディレクターからは、公社では現在でも旧ユーゴスラビア時代からの機材を使用しており、日本から供与された機材は10年 以上経過するものの保有する機材の中ではまだまだ新しいものであり、今回供与されたスペアパーツによって機材が本来の能力を取り戻すこ とになると、感謝の意が述べられました。 Handover Certificateへの署名 納品されたスペアパーツの梱包

「道路維持管理機材整備計画」フォローアップ協力の機材引渡し

マザーテレサ大学病院を訪問した日本人医師

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コソボでの

JICA事業

コソボ国営放送局能力向上プロジェクト

日本人専門家5名のプリシュティナでの活動開始に 伴い、国営放送局能力向上プロジェクトが10月にス タートしました。本案件は、テレビ放送機材の維持 管理能力や番組制作能力の向上を通じて、ラジ オ・テレビジョン・コソボ(RTK)がコソボにおけるすべ ての民族に対し、正確・中立・公正な情報を提供す るマスメディアのモデルとなるための支援を実施す るものです。 RTKはコソボで最大の人口カバレージを有し、少数 民族のためのチャンネルを有する唯一の公共放送 局です。プロジェクトではまた、番組の中立性や公正性の確保や、放送局の独立性を保持するために、外部 の有識者等から成る番組審議委員会の設置を支援する予定です。民族の垣根を越えた良質な番組作りを 目指し、2つのワーキンググループが既に活発に活動しており、ハードとソフト両面からの能力強化が期待さ れています。 TV局内を視察する日本人専門家

その他のトピック

剣道連盟に新しいシニア海外ボランテイアが着任

セルビアで2年間剣道の指導を行ってきた柏木幹夫さんが2015年9月に任期 を終えて帰国し、その後任のシニア海外ボランティアとして公文ひとみさんが9 月の下旬にセルビアに着任しました。公文さんは2年間の任期の間、セルビア剣 道連盟と協力して、剣道の稽古や様々なイベントを企画、参加する予定です。 公文さんは現在、毎日ベオグラード市内 のクラブで剣士の指導をしています。 公文さんは日本では中学校で英語の教 員として勤めて、部活動で剣道の指導も していました。公文さんは、セルビアの女 子の剣士がとても熱心であると強調して います。これからの2年間で、より多くの 若者に対して剣道を普及することを目指しています。 また、公文さんには、剣道の技術や質の向上のみならず、活動を通じて日本の伝統や文化を伝えるこ とも期待されています。 当面の予定は、2016年3月31日から4月3日まで、マケドニアで開催されるヨーロッパ大会に参加する 剣士の指導に励むことです。 公文さんで4代目となる剣道のシニア海外ボランティアの派遣は、日本とセルビアの協力における大き な成功の一つと言えます。 女子の剣士と共に公文ひとみさん(写真の真ん中) 公文ひとみ 写真提供:セルビア剣道連盟

研修NEWS

9月7日~10月10日 地場産業振興能力開発 10月16日~11月3日 地域振興と地方行政 10月18日~12月19日 廃棄物管理技術(応用、技術 編B) 11月15日―11月28日 セルビアサテライト(SATREPS) 1名 2名 8名 1名 1名 5名

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バルカン紀行 -ワイン編ー

バルカン半島は隠れたワインの“宝庫”。超穴場と言っても過言ではありません。アドリア海沿岸やヘルツェゴビナ地方(*ボスニア・ヘルツェ ゴビナの南部地域)の地中海性気候と、セルビア、マケドニア、コソボ一帯の内陸性気候に跨る多様な気象条件のなかで栽培されるバラエ ティに富んだブドウから作られるワインは、いずれも強い個性を持った高品質のものばかり。日本ではまだまだ馴染みの薄いこの地域のワイン ですが、こちらでは食事や人付き合いにはなくてはないもの。プロシュート(生ハム)やカイマック(濃厚な乳製品)などの前菜から、肉料理やア ドリア海で採れる海の幸のメインディッシュにとても合います。数百円から高くても三千円 程度のお手ごろな値段で、高いクオリティーのワイン が楽しめます。 ここのブドウの品種は、カベルネソーヴィニオンやシャルドネなどの外来品種だけでなく、バルカンならではの地元品種も数多くてお薦めで す。赤ワイン(こちらでは“黒ワイン”)ではモンテネグロを起源とする「ブラナッツ」やヘルツェゴビナの「ブラティナ」、 白 ワ イ ン で は 同 じ く ヘル ツェゴビナの「ジラフカ」が有名です。こちらの気候や人々の気質に影響されてか、赤はしっかり強く、白はスッキリ爽やかな後味が特徴です。 生産されたワインの多くは国内で消費されるか、周辺バルカン諸国を中心としたヨーロッパ諸国や北米向けに輸出されてしまうため、残念 ながらなかなか日本ではお目にかかれませんが、少しずつ輸出も増えています。ちなみに旧ユーゴスラビア時代には日本は旧ユーゴやブル ガリアなどの東欧諸国から大量のバルクワインを輸入していました。その後チリや米国からの取引が急増したために今ではその輸入量は減っ てしまいましたが、それでもなおヨーロッパ産バルクワインの中では一定のシェアを保っています。これからはボトルでも日本の店頭に並ぶこと を期待しています。 続いて各国のワインをご紹介しますので、こちらへの旅行やお仕事でお越しの際はお土産に是非どうぞ。 【セルビア】 セルビアでのワイン作りは2000年以上前に始まり、ローマ時代にローマ人によって地中海の品種が取り入れられて発展したと言われます。 国内各地にワイン街道(ワインルート)が整備されていて、中小規模のワイナリーが数多くあります。大手で有名なのはラドバノビッチ (Radovanovic)、アレクサンドロビッチ(Aleksandrovic)、コバチェビッチ(Kovacevic)など。こちらはカベルネソーヴィニオン、シャルドネなどの 外来品種が中心ですが、イェリッチ(Milijan Jelic)というワイナリーではモラバという地元品種の白ワインを楽しめます。最近、アレクサンドロビッ チは日本向けの輸出を開始しました。 【ボスニア・ ヘ ル ツ ェ ゴ ビ ナ 】 今 回 の ニ ュ ー ス レ タ ー で も 紹 介 し て い る ヘ ル ツ ェ ゴ ビ ナ 地 域 の ワ イ ン は 逸 品 で す 。 高 温 で 知 ら れ る こ の 地 域 の ワ イ ン は 白 で は ジ ラ フ カ 、 赤 で は ブ ラ テ ィ ナ か ブ ラ ナ ッ ツ が 中 心 。 ト レ ビ ニ エ の 修 道 院 ワ イ ナ リ ー ・ ト ゥ ブ ル ド シ ュ ( T v r d o s ) は 以 前 、 日 本 の 食 品 見 本 市 に も 出 展 し ま し た 。 ブ コ イ ェ ( V u k o j e ) も お 薦 め で 、 ワ イ ナ リ ー に 隣 接 し た レ ス ト ラ ン で は 地 元 の 肉 、 魚 料 理 と 一 緒 に 楽 し め ま す 。 ヌ イ ッ チ ( N u i c ) は 葉 っ ぱ の ラ ベ ル が 目 印 で 、 こ こ の ワ イ ン は 日 本 で も 手 に 入 り ま す 。 【モ ン テ ネ グ ロ 】 ア ド リ ア 海 に 面 し た 国 、 モ ン テ ネ グ ロ で 最 大 の ワ イ ナ リ ー は プランタジュ(Plantaze)。首都のポドゴリツァ空 港 一 帯 に 巨 大 な ワ イ ン 畑 を 所 有 し て い ま す。元々軍の基地だった地下の倉庫を改造したレストランで地元料理と一緒にブラナッツやクルスタッチ(白)が楽しめま す。 【 マ ケ ド ニ ア 】 国内に手つかずの自然が残るマケドニアは知る人ぞ知るワイン大国。日本も2000年頃は大量のバルクワインを輸入していました。最近では そのシェアは下がりましたが、それでも相当量を輸入しています。ここの赤ワインもブラナッツが主力です。ティクベシュ(Tikves)という大手が 作るベラボダ(Belavoda)という赤ワインは国際的にも高い評価を受けています。またカムニック(Kamnik)は比較的新しいワイナリーですが、 丁寧なワイン作りをしていてこれからも期待できます。 【 コ ソ ボ 】 1990年代の紛争で大きな影響を受けたコソボのワイン産業も今では復興と発展の道を着実に歩んでいます。ストーンキャッスル(Stone Castle)というワイナリーはプリシュティナ市とプリズレン市の間のラホベッツという平野部にあります。ここのワインはコソボ国外ではなかなかお 目にかかれない逸品ワインですが、プリシュティナのレストランで手に入ります。 【 ク ロ ア チ ア 】 クロアチアはバルカンワインの中でも特に品質の高さや地元品種の豊富なことで知られています。赤ワインではイストラ半島だけで栽培され るテラン品種はとても希少価値の高いもの。プラヴァッツ・マリ品種から作られる赤ワインでは、プレシャツ半島(ドブロブニクの近く)のディンガッ チ地域などで採れるものが高品質で知られています。 これ以外にもスロベニアでも国際的に高い評価を得たワインが手に入ります。 左からセルビア(Milijan Jelic)、ボスニア・ ヘ ル ツ ェ ゴ ビ ナ ( N u i c ) 、 モ ン テ ネ グ ロ ( Plantaze) 、 マ ケ ド ニ ア ( Tikves)

参照

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