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E E C ( 岩手県紫波郡矢巾町西徳田 7-7 Tel/fax : (81) EEC 東日本大震災教育支援募金活報告 Ⅵ EEC

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Academic year: 2021

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E E C

028-3603 (http://www10.plala.or.jp/yasnoli/) 岩手県紫波郡矢巾町西徳田7-7 Tel/fax : (81) 019-697-3851 ―EEC 東日本大震災教育支援募金活報告Ⅵ― Mail:tchieko@cocoa.ocn.ne.jp

EEC から唐丹へ

そして

唐丹から

EEC へ 』

―支援はフランスとイタリアからも― 皆さんを応援してる堀泰雄さんの呼びかけで、外国から応援メッセージが届 きました。堀さんはエスペラント語で、世界中のエスペラント語を話す人達と 交流をしています。そして、東日本大震災の報告をエスペラント語で全世界に 発信しているのです。また、唐丹小中学生の皆さんの事も世界へ紹介し、応援 をして下さっています。 下の2人の女性から、お金とともにメッセージが届きました。 1. Sonia Amariglio (フランス在住、女性)

Mi estis instruisto, tial mi ĉiam havas intereson pri vivo de infanoj. Mi donacas monon por tiuj suferantaj infanoj. Vi ĉiuj fartu bone kaj vivu rigardante vian estontecon.

私は元教師だったので子供たちの生活にとても関心を持っています。被災した 子供たちに寄付をいたします。元気で、未来を見つめて生きてね。

2.Anna Lowenstein (イギリス生まれ・イタリア在住、女性)

S-ro Hori Jasuo raportas pri la situacio en Japanio preskaŭ ĉiun tagon. Mi legas lian raporton. De li mi sciis, ke li subtenas infanojn de Tooni. Mi volonte helpas vin. Vivu kun espero. La mondo subtenas vin.

堀泰雄さんは、毎日のように日本からエスペラント語で情報を世界に発信 しています。私は毎日それを読んでいます。堀さんが、唐丹の子供たちを支 援することを知り、喜んで支援したいと思います。希望を持って生きてくだ さい。世界は皆さんを応援しています。

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唐丹小学校・中学校の後輩の皆さんへ

東京都在住(唐丹町花露辺出身)下村 達志 東日本大震災から5ヶ月が過ぎました。 この震災は、あまりにも多くの物を奪って行 きました。ご学友の青山遥香さんのご冥福を心 からお祈りしています。 大切な物を失った人も多いと思います。ショ ックを受けなかった人なんていないと思います。 それでもこの 5 ヶ月、協力し合いながら前に進 む唐丹の後輩達の話を色々と耳にし頼もしく思 っていました。厳しい環境の中で得たものもき 【下村達志さん(後)と同級生】 っと多かったはずです。 震災で失った大切な物・・・それは、私たち が忘れない限り不変です。震災によって得たも の・・・それは、私達がこれからどんどん大きく 膨らませていくことができます。 大切な記憶をしっかりと胸に刻み、大きな犠 牲によって得た貴重な教訓・体験・想いを、失 ってしまった大切な物やこれからの未来のた めに生かせるよう一緒に頑張りましょう! 【仙台七夕の折鶴 photo:shimomura 】 私は花露辺に生まれて18 年間を過ごしました。都会の暮らしに憧れて大学進 学と共に唐丹を離れてからも、どんな形に なるかはわからないけど、いつか必ず唐丹 のために何かしたいと思っていました。 私が唐丹中学校3 年の時、野球部が中総 体初優勝し県でベスト4 になることができ ました。その際、唐丹じゅうの方が本当に 喜んで祝福して下さり、とてもたくさんの 支援を頂きました。「いつか恩返しを」その 気持ちは歳を取るにつれてどんどん大きく 【盛岡さんさ踊りの横断幕photo:shimomura】 なっていました。地元の小中学校を地元の 皆さん全体があんなに熱心に一緒になって支えてくれる地域って、全国でもそ

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んなにたくさんはありません。その事への感謝は、こ の歳になるまでなかなか形にはできずにいました。 私が長い時間かけて気付きやっと実践でき始めたこ とを、後輩の皆さんはおそらくもう出来ています。緊 急事態にあって、小さい子やお年寄りの世話や近所や 避難所の手伝いなど一人の人間として周囲に貢献し、 助け合いが必要な生活の中で様々な支援や協力へのあ りがたさを知ったことは、唐丹のためにもなり皆さん 自身のためにもなっているはず。 どうか、今ある周りへの感謝の 【唐丹小学校七夕集会1】 気持ちをいつまでも忘れないで下さい。家族、友人、 先生、地域の皆さん、警察消防自衛隊医療市役所等の 機関関係者、ボランティアの方々、日本中世界中から ご支援下さる方々・・・等、唐丹を釜石を被災地を想い尽 して下さっている皆様に、皆さんと共に私も感謝しま す。そして唐丹を離れて暮らす私のような者は、辛い 状況にも泣き言を言わず唐丹の未来のために頑張って くれている唐丹小中学校の後輩達にも感謝しています。 【唐丹小学校七夕集会2】 ありがとう!。 このような経験をした皆さんがたくさんの想い と希望を携えて社会に出るまでに、少しでも良い 世の中に出来るよう私も頑張るので、困難な状況 に負けず、勉強も部活も復興のお手伝いも精一杯 「不屈の心 揺るぎなし 頑張って下さい。 進まん我らいざ共に」

【仙台七夕、銀の折鶴 photo: shimomura】 生活支援物資受付ボランテイア 生活物資を唐丹町の方に直接届けて下さる方が決ま りました。下記の住所の方に送って下さいますよう お願いします。尚、送る前に物資の必要の有無を確 認してから送ると共に、衣料品などは新品またはそ れに近いものを送ってくださるようお願いします。 【送り先:〒026-0041 岩手県釜石市上中島町 3-4 仮説住宅 29-5 長谷川芳枝宛】 TEL:080-5565-0145

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平成 23 年度第1学期の歩み

釜石市立唐丹小学校 唐丹町の隣にある平田地区の平田小学校をお借りし、4月21日(木)に1 学期をスタート。4月23日(土)には入学式を行い、全校児童が揃って授業 が再開できたのは4月25日(月)。いろんな方々のご支援とご協力があり、1 学期を無事終えることができました。本当にありがとうございます。 6年生児童が書いた感謝の葉書メッセージにあるように、地域の復興を信じ、 まわりの方々の温かい善意への感謝の念を忘れず、互いにいたわり合い、学校 から子どもたちの明るい元気な声や姿を発信することによって、地域の皆さん を少しでも元気づけられたらいいなと思っています。 6年生児童の感謝のハガキ 平田小体育館での入学式 1年生を迎える会 立派な1年生の態度に感心 楽しいひとときを過ごしました 音楽朝会 サッカー教室 子どもたちの声に心が和みます 岡崎選手・阿部選手と一緒に

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昼食のピザに大喜び 授業参観日 完全給食は6月から。それまでパンと牛乳 子どもたちの元気で熱心な姿に一安心 だったので、突然のピザに大喜び 感謝と思いやる心の大切さを確かめ合う七夕集会 様々な方々のご支援により、当たり前の生活ができることへの感謝の気持ち と、人は普段からいかに支えられて生きているのか、改めて思いやる心の大切 さを確かめ合う場として、今回七夕集会を行いました。ほとんどの児童がお世 話になった方々への感謝の気持ちと、唐丹や釜石の復興を願い自分に何ができ るのかを短冊に書いていました。 第1学期終業式(7月22日) 1学期を振り返り、終業式で2年生児童が発表しました。「1学期うれしかっ たことは、また友達と一緒に学校へ行けるようになったことです。地震と津波 のせいで唐丹小学校が使えなくなって、4月になっても学校が始まらないし、 友達と会えなくて、いつになったら学校へ行けるようになるのかなと思ってい ました。毎日、学校に来られるようになって、毎日友達と勉強したり遊べたり

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できるようになったときは、とてもうれしかったです。あと、流されてなくな ったものも、いろんな人たちが届けてくれたり、支援物資でもらったりして、 全部そろいました。このことも本当にうれしかったです。」 皆様のお力添えにより、7月22日に1学期を無事に終えることができまし た。本当にありがとうございます。

第1学期終業式の様子がテレビや新聞で報道されました。

( 平成 23 年 7 月 23 日(土)岩手日報掲記事 )

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釜石市立唐丹中学校 平成

23 年度 1 学期の足跡

○ 入学式 4 月 23 日

新入生15名入学 不安の中にも希望の灯を持ち元気に登校。

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【体育館仮設教室の様子】

○ 釜石大槌地区中学校総合体育大会 岩手県中学校総合体育大会

釜石大槌地区中学校総合体育大会 6月 18 日・19 日

結 果 報 告(入賞のみ

・卓 球 【男子の部】 ・団体 二位 ・個人 一位 尾 形 大 成 二位 雲 南 孝 也 三位 葛 西 敬 太 【女子の部】 ・団体 優勝 ・個人 一位 尾 形 春 美 二位 尾 形 美 咲 三位 尾 形 彩 香 ・ バドミントン 【男子の部】 ・団体 優勝 ・個人シングルス 一位 佐 藤 匠 二位 津 江 祐 也 三位 姫 田 一 樹 ・個人ダブルス 一位 鈴 木 樹 甲 斐 友 朗 二位 小野寺 雄大 鈴 木 裕 也 三位 小野寺 達 之 三 浦 愛 斗 【女子の部】 ・団体 優勝 ・個人ダブルス 一位 曽 根 紗 彩 井 上 いずみ 三位 鈴 木 星 香 三 浦 真 依 全校の生徒達が、各会場で精一杯のプレーや応援を繰り広げてくれました。卓 球女子とバドミントン男子は団体・個人共に上位独占の快挙でした。 多くの方々のご支援を賜っての大会開催であり、大会参加となりました 2 岩手県中学校総合体育大会 7 月 16 日・17 日・18 日 結 果 報 告(入賞のみ) ・卓球男子個人 尾形大成(県ベスト8)・女子個人 尾形春美(県ベスト 16) 東北大会出場権獲得の大きな成果を上げてくれました。 ○ 国道清掃・全校ボランティア 7月25日

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【40 年以上続いている国道清掃を実施 】 震災後、沢山ご支援いただいた地域に、何かの恩返しをしたいと生徒達は思っていま したが、そのスタートとして例年より1ヶ月以上遅れたものの国道清掃を行うことと、 さらに自分たちで花を植えたプランターを地区内に置かせていただくことで、地域に明 るさと安らぎをお届けできればと考え、全校ボランティアとして取り組みました。 ご多用のところ、国道事務所から所長さんはじめ所員の方々にご指導いただき安全に 注意しながらの活動となりました。 生徒達の笑顔が印象的なひとときでした。 ○1学期 終業式 7 月 26 日 お支えいただいたお陰で無事終業式を終えることが出来ました。 (NHK盛岡放送局より岩手県内で放映) ○ 全国中総文化祭岩手大会 8 月 18 日、19 日(会場:岩手県民会館) 展示部門に参加した生徒の作品と岩手日報掲載記事。(2011 年 8 月 19 日) (上野岬希掲載記事と作品) (曽根紗彩、井上いずみ)(大野美輝、井上みほ)

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8 月 1 日から 8 月 31 日までの支援者 35 名(通帳記載順、敬称略)

ミウラレイイチ、マツモトミエコ、狩野喜美子、松岡喜美子、佐々木由美子、阿部静子、

亀田好子、齋 巌、及川登美子、Sonia Amariglio(フランス)、Anna Lowenstein(イギリス)

鈴木ひろ子、橋本眞弓、村山朋江、村山代利子、下村達史、中村佐智子、吉田朋子、スズ キタモツ、菅原光江、中澤礼子、田沢洋子、本木英子、中野多鶴子、山田涼子、中澤哲 高橋則子、高舘千枝子、星司、堀泰雄、藤沢三子、佐藤貴和子、須釜菜穂子、佐藤宗純 前澤和子 生活支援物資提供者 堀泰雄、狩野喜美子 【 報告とお願い 】 ★住居が決まっていなかった全ての生徒、教職員が今月10 日に仮設住宅入居が決まり、お盆 を新たな住居で迎えることができました。(唐丹中学校より) ★唐丹小中学校の仮設合同校舎が唐丹中学校の校庭に建設予定。 ★学校は地域に元気を発信しようと校長先生を先頭に頑張っています。 子供達は元気に二学期を迎えました。 ★唐丹小中学校合同運動会が9 月 3 日(土)、平田野球場にて行われます。 ★今一番必要なのは、一にも二にも資金、三に生活物資です。どこまでも続く被災地は瓦礫 が少し片付けられただけで、多くの住民は職も得られず、住居も仮の住まいです。これか ら終の棲家を決め、職を得、子供を育てていかなければなりません。子供の成長に伴い教 育費も増加していくという、厳しく長い道のりです。希望と夢を忘れず困難を乗り越えて いくための条件は資金だけではない事は言うまでもありません。しかし、被災した方達に 最も必要なのはやっぱり資金です。相当な資金があったらかなりの問題が解決できます。 ★唐丹小中学校教育支援プロジェクトも上半期の活動が終わろうとしています。 八月末現在の支援者は延べ190 名となりました。はるばる関東から慰問をして下さった方 もおります。有難うございました。 来年3 月までの 7 ヶ月間の募金活動は、被災した方達がやがてやってくる新年を、少しで も心が癒され和らいだ気持ちで迎えることが出来ますように・・・と願い、さらに一歩踏み込 んだ支援活動に高めていきたいと思います。引き続きご支援を宜しくお願いします。 EEC 東日本大震災教育支援プロジェクト EEC 通信 16 号 2011 年 8 月 31 日発行

参照

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