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ごあいさつ

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ごあいさつ 近年、急速な少子高齢化の進展、ライフスタイルの変化と価値観の多様化、 地域社会における人間関係の希薄化、世代間交流の減少等、私たちを取り巻く 社会情勢の変化はきわめて深刻なものがあります。今、こうした様々な変化に 対応し、活力ある心豊かな地域社会を作っていくことが求められております。 そのためには、まず男性も女性もすべての個人が、互いにその人権を尊重し、 喜びも責任も分かち合いつつ、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に 発揮できる男女共同参画社会の実現が重要になってきます。 このたび黒部市では、一人ひとりの個性と能力を十分発揮することのできる 男女共同参画社会の実現をめざし、くろべ男女共同参画プランを策定しました。 今回策定したプランは、平成13年に旧黒部市で策定された「くろべ男女共 同参画プラン」を基本に男女共同参画市民アンケートで得た情報を加え、改定 したものであり、新生黒部市における男女共同参画社会のための指針となるこ とと確信しております。市といたしましても、このプランに盛り込まれた施策 を計画的に推進することにより、「誰もが安心して心豊かに暮らせる魅力ある黒 部市」をめざしてまいります。 終わりに、このプラン策定にあたり、アンケートに快くご協力いただいた市 民の皆様、貴重なご意見ご提言を賜りました策定委員の方々、関係各位に対し 心より感謝申し上げますとともに、市民の皆様のご理解とご支援により、「くろ べ男女共同参画プラン」推進への積極的な取り組みをお願い申し上げ、発行の ごあいさつといたします。 平成19年3月 黒部市長 堀 内 康 男

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はじめに 「男女共同参画」って? 「男女共同参画」ってどんなことなのですか? 社会には「男である」「女である」というだけで個人の個性や能力が 発揮できないことが多くあります。 「男女共同参画」は、男女が性別にとらわれないで、自らの意志や 能力によっていろんな活動に参画する機会ができることなのです。 「参画」と「参加」のちがいは? 「参加」とは、とりあえず顔を出して仲間に加わることで、 「参画」とは、企画・立案の段階から積極的に加わって、自分の意見 を反映させていくことです。 「男らしさ・女らしさ」は、いけないことなのですか? 「男らしさ・女らしさ」は、長い歴史の中でつくられてきたものですが、 ときには、その人の個性までも「男らしさ・女らしさ」でとらえられてしまい 個人の能力を発揮できない場合もあります。 「男女共同参画」は、決して「男らしさ・女らしさ」を否定するものでは ありません。 くろべ男女共同参画プランとは? このプランは、男女の人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いながら、 個性と能力を十分に発揮することのできる「男女共同参画社会」を めざして、誰もが安心して心豊かに暮らせる魅力ある「黒部市」に つなげていくために策定するプランです。 市民・行政・事業者・みんなが協力して推進していくプランです。

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目 次 第1部 プランの策定にあたって 1.プラン策定の趣旨……… 1 2.プラン策定の背景……… 1 3.プランの内容……… 5 第2部 基本計画 基本計画の体系図……… 6 第1章 人権を尊重した環境づくり……… 8 第1節 平等観にたった社会づくり……… 8 (1)人間らしく生きられる社会づくり……… 8 (2)男女平等等意識の啓発・普及………10 (3)生涯学習の推進と慣習の見直し………12 第2節 高齢者等の福祉の充実………14 (1)社会参画の促進と生きがいづくり………14 (2)在宅看護の充実………16 第2章 男女の対等な社会参画と能力の活用………18 第1節 社会参画の促進………18 (1)市政への参画の促進………18 (2)団体・グループの育成………20 (3)国際交流の促進………22 第2節 男女の能力の開発と活用………24 (1)就業機会の拡充………24 (2)学習機会の充実………26 第3章 子どもを生み育てやすい環境づくり………28 第1節 生涯を通じた女性の健康支援………28 (1)生涯を通じた女性の健康の保持増進に関する啓発………28 第2 節育児支援………32 (1)相談・支援体制の充実………32 (2)育児の環境づくり………34 (3)子育て意識に対する啓発………36

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主要事業一覧表………38 参考資料 くろべ男女共同参画プラン策定組織図………44 くろべ男女共同参画プラン策定委員会設置要綱………45 くろべ男女共同参画プラン策定委員会委員名簿………47 男女共同参画社会基本法………48 富山県男女共同参画推進条例………55 男女共同参画市民アンケート集計………61

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第 1 部

プランの策定にあたって

1.プラン策定の趣旨

2.プラン策定の背景

3.プランの内容

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1. プラン策定の趣旨 男女共同参画は、家庭、地域社会、職場の中に人権尊重の理念を深く根付 かせ、真の男女平等の達成をめざしております。そしてその社会は、女性と 男性が、それぞれの人権を尊重し、認め合いながら、社会の対等なパートナ ーとして参画していくことによって創造される心豊かな社会です。 しかしながら、現在でも男女の平等感に対する意識には隔たりがあり、「男 は仕事、女は家庭」というような、固定的性別役割分担意識も残っています。 これらは、女性の社会参画活動の範囲を制約する大きな要因の1つとなって います。 女性も男性も全ての個人が、互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分か ち合いつつ、それぞれの性差に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮で きる男女共同参画社会を実現することは、急速に進む少子高齢化、高度情報 化、国際化に対応することに大変重要になってきています。 黒部市では、男女が平等に参画できる社会の構築と「大自然のシンフォニ ー文化交流のまち黒部」をめざし、男女共同参画社会を総合的、計画的に推 進していくために、このプランを策定するものです。 2.プラン策定の背景 (1)世界の動き 1946年(昭和21年)の国際連合誕生に際し、国際連合憲章の前文で 男女同権が掲げられ初めて国際的に男女同権についてうたわれました。 国連は、誕生のときから女性問題を重視する姿勢をとり、「人権委員会」と 並んで「女性の地位委員会」が設立され、それ以後この委員会が国連の女性 問題への取り組みの中心として大きな役割を担うことになります。 1948年(昭和23年)の「世界人権宣言」や1966年(昭和41年) の「国際人権規約」にも、もちろん女性差別を禁止する規定が設けられまし た。しかし、女性問題は、世界共通であるものの、それぞれ歴史的、文化的 背景が異なるため、その解決に向けての取り組みは、各国によって大きな違 いがありました。女性の地位委員会は、女性の地位向上めざした世界的規模 の行動を行うため、1975年(昭和50年)を「国際婦人年」とし、それ に続く10年を「国際婦人の十年」としました。

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依然として広範に存在している」事実を重視して、改めて男女平等の実現に 向けて実効性のある行動を展開する決意を示しており、批准各国の取り組み の指針となっています。 また、国際婦人年に初めてメキシコで開催されて以来、回を重ねてきた「世 界女性会議」は、女性自身による国際的な連帯と女性問題解決のための行動 の輪を広げる場として、重要な役割を果たしています。 1995年(平成7年)の北京における「第4回世界女性会議」では、「女 性の権利は人権である」ことを確認し、女性のエンパワーメントのための取 り組み強化や、各分野でのパートナーシップの確立などを盛り込んだ行動綱 領が採択され「国際婦人年」以来目標として掲げられてきた「平等・開発・ 平和」への行動をより具体的に展開していくことが合意されています。 一方、2000年(平成12年)6月に国連特別総会「女性2000年会 議・21世紀に向けての男女平等・開発・平和」がニューヨークで開催され、 「政治宣言」と「北京宣言及び行動綱領実施のためのさらなる行動とイニシ アティブ」(いわゆる「成果文書」)が採択されました。この文書では、女性 の暴力に関する取り組みが多く提案されたこと、固定的性別役割分担意識に 基づく行動の解消のための男性及び少年向けの取り組みの推進が挙げられた こと、健康上の問題への女性の視点に立った政策の実施が盛り込まれたこと などが特徴的です。 (2)日本の動き 国内では、1946年(昭和21年)に公布された日本国憲法において男 女平等が示され、女性の法制上の地位は抜本的に改善されました。 その後、国際的な動きを受けて、我が国でも女性施策を総合的かつ効果的 に展開していくため、1975年(昭和50年)、内閣総理大臣を本部長とす る「婦人問題企画推進本部」を設置し、1977年(昭和52年)、「国内行 動計画」を策定しました。 この計画に従い、「女子差別撤廃条約」の批准(1985年、昭和60年) に向けて国籍法、国民年金法、労働基準法などの改正、及び学校における家 庭科教育の見直しが行われました。また、昭和60年には「雇用分野におけ る男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法 律」(いわゆる「男女雇用機会均等法」)が制定されました。1991年(平 成3年)には「育児休業法」が制定され、1995年(平成7年)には「ILO156 号条約」(家庭的責任を持つ労働者の条約)も批准されました。 また、1996 年(平成 8 年)7 月には男女共同審議会から「男女共同参画ビ ジョン」の答申を受けて、それに基づき、「男女共同参画2000年プラン」

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が同年12月に制定されています。 一方、1999年(平成11年)6月には男女共同参画社会基本法が制定 され、これまで自治体で自主的に制定されてきた行動計画(男女共同参画プ ラン)が、都道府県ではプラン策定義務、市町村ではプラン策定努力とうた われました。2000年(平成12年)には、介護保険法が施行され、高齢 者の介護を社会全体で支える仕組みが整えられました。 また、女性に対する暴力への対応が国の重要な課題のひとつとして取り組 まれており、2001年(平成13年)には、配偶者からの暴力防止及び被 害者の保護に関する法律(DV 法)が公布されました。 (3)富山県の動き 富山県においては、1980年(昭和55年)に婦人対策の窓口として「婦 人青少年課」を設置し、翌1981年(昭和56年)に「婦人の明日を拓く 富山県行動計画」、1987年(昭和62年)に「21世紀をめざすとやま女 性プラン」、1992年(平成4年)には「新とやま女性プラン」を策定し、 女性の地位向上に取り組まれてきました。さらに1997年(平成9年)に は「とやま男女共同参画プラン」を策定し、同年4月には女性の活動・コミ ュニケーションの拠点として、富山県民共生センター(旧女性総合センター) 「サンフォルテ」が開館しています。 さらに、2001年(平成13年)に「富山県男女共同参画推進条例」を 制定し、同年、男女共同参画社会基本法及びこの条例に基づく「富山県民男 女共同参画計画(ともに輝く共生)」が策定されました。この計画は、これま での取り組みを発展させる行動計画として推進されています。 (4)黒部市の動き 平成18年3月の合併による「黒部市」誕生以前より、旧黒部市及び旧宇 奈月町では、女性委員の登用促進や住民への積極的な啓発・普及活動等で男 女共同参画事業を推進してきました。 また、旧黒部市では、平成13年3月に「くろべ男女共同参画プラン」を 策定し、男女の自立と共同のあり方、目標を示す女性施策の推進の総合的指 針として市の施策や事業に取り込んできました。 旧黒部市と旧宇奈月町との合併を契機に「くろべ男女共同参画プラン」を 見直し、新市として新たにプランの策定をすることになりました。

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3.プランの内容 (1)基本理念 「個人の尊厳と両性の平等」を基本理念とします。 また、この計画の基本構想は、「日本国憲法」、「女子に対するあらゆる差別 の撤廃に関する条約」、「男女共同参画社会基本法」を基本にしています。 「日本国憲法」は主権在民、基本的人権の尊重、恒久的平和を、また「女 子差別撤廃条約」は全ての人間の尊厳と権利に関する平等を、「男女共同参画 社会基本法」は男女の人権の尊重、社会における制度又は慣行についての配 慮、政策等の立案及び決定への共同参画、家庭生活における活動と他の活動 の両立、国際的協調を基本理念として掲げています。 (2)プランの性格 このプランは、新しい時代に対応した男女の自立と共同のあり方及び目標 を示す女性施策推進の総合的指針です。プランには、市の施策・事業のみな らず、市と市民の役割分担や、市が国・県へ要望する事項なども含まれます。 また、市民と行政が一体となって取り組むための市民計画であり、くろべ男 女共同参画プラン策定委員会の審議を経て内容を盛り込んでいます。 (3)プランの期間 このプランの期間は、2007年(平成19年度)から、2016年(平 成28年度)までの10年間とします。ただし、社会情勢や女性をとりまく 環境の変化に応じて、適切な見直しを実施します。

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第2部

基本計画

第 1 章 人権を尊重した環境づくり

第 2 章 男女の対等な社会参画と能力の活用

第 3 章 子どもを生み・育てやすい環境づくり

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第1章 人権を尊重した環境づくり 第1節 平等観にたった社会づくり (1)人間らしく生きられる社会づくり 【現況と課題】 21世紀は人権の世紀といわれています。男女共同参画社会の実現は 人権の確立という理念からも要請されているところであり、男性も女 性も同じ人間として、だれもがその人生を主体的に、充実した人生を送 ることができる社会が求められています。 しかしながら、私たちの身近な生活の中には、固定的な性別役割分担 意識がまだまだ多く残っています。また、社会経済情勢の急激な変 化の中で家族形態や地域社会も変化し、コミュニティ意識の希薄化が問 われています。このような社会のあり方は、男女の社会活動の範囲を固 定化させるものであり、真の男女平等の達成を困難にしています。 心豊かな人間として生きられる社会は、女性と男性が、それぞれの人 権を尊重しながら、社会の対等なパートナーとして参画していくことに よって創造されていきます。そこには、様々な人々のふれあいと温かい 助け合いのある社会があります。 男女がともに生きるパートナーとして人権が尊重され、女性に対する 暴力をなくすとともに、開かれた地域を築いていくため、あらゆる分野 に男女がともに参画し、家庭と地域と職場の連携のもとで助け合いのあ る社会をつくっていくことが求められています。 【基本方針】 男女の人権があらゆる場において平等に尊重され、女性に対する暴力を なくすとともに、家庭と地域と職場との調和のとれた助け合いのある心豊 かな生き方のできる社会をめざします。 ※固定的性別役割分担…男女の役割を性別によって決め、そうした生き方を期待する考え方

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 人間尊重に基づ く性教育の推進 男女の性のあり方や考え方は、人間形成 や人の生き方の問題として重要であり、 人間尊重の観点からの教育を推進する。 人権尊重意 識の高揚 人権尊重に関す る啓発 固定的性別役割分担によって人権が損 なわれることのないよう人権尊重の意 識を高めるとともに、人権擁護制度のP Rを図る。 女性に対する暴力を根絶するための基 盤整備を行う。 家 庭 ・ 地 域・職場の 連携強化 家庭、地域、職 場における連携 家庭、地域、職場への男女の共同参画の 推進を図り、男女が協力して共に家庭生 活と職場の両立が図ることができ、ま た、地域社会にも参画することができる 社会の実現をめざす。 図 男女の地位の平等について 1家庭生活では 2職場では 3学校教育の場では 4政治の場では 5法律や制度の上では 6社会通念・慣習・しきたりなどでは 7社会全体からみた場合には H18 市民アンケートより

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(2)男女平等意識の啓発・普及 【現況と課題】 1975年(昭和50)の国際婦人年を契機に、あらゆる分野における 男女平等が国際的に唱えられてからすでに30年が経過しています。しか しながら、「男は仕事、女は家庭」というような男女間における固定的な 性別役割分担意識が、私たちの生活の中に根強く残っています。 このような男女の意識は、幼少時から培われるものであると考えられ ています。 学校や家庭、あるいは職場や地域の中でなにげなく入り込んでいる男女 の性別役割分担意識が、実は男女平等を妨げている大きな原因になってい ることを再認識して、社会的、文化的に形成された性差別をいろいろな機 会を活用して変革していく努力が必要です。また、男女平等の視点に立っ た学習の機会を拡充していく必要があります。 一方、本市のボランティア活動の輪は年々広がりを見せておりますが、 いまだ一方的に人のためにする奉仕活動、暇な人がする善意の活動という 誤解も一部見受けられます。ボランティア活動は地域社会をより豊かにす るものであり、だれしもがボランティア活動などに参画しやすい環境を整 備していく必要があります。 【基本方針】 学校や家庭、あるいは職場や地域など社会のあらゆる分野において、男 女平等を推進する教育・学習の充実を図ります。 図 子どもの育て方について 男の子は男らしく、女の子は女らしく H18 市民アンケートより

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 心の教育の推進 男女相互の人権を尊重し、相手の立場を 理解し助け合うような人間形成を図る 心の教育を推進する。 学校教育に おける男女 平等の推進 体験学習の重視 平成14年度から実施された新学習指 導要領をふまえて自然体験、社会体験学 習を重視するとともに、子どもたちの地 域に根ざした活動への参加を促進する。 男女共同参画意 識の啓発 市報などを通じ積極的に男女共同参画 意識の啓発を推進するとともに市民の 意識実態調査を実施する。 家庭・地域 社会におけ る男女平等 の促進と啓 発 ボランティア活 動等への男女共 同参画の促進 地域活動やボランティア活動など、社会 活動への情報提供やネットワークづく りの支援、市民が地域活動へ参画しやす い環境整備に努める。 男性のため の家事・育 児・介護講 座の開設 男性のための各 種講座の開設 男性のための家事・料理・育児・介護講 座の拡充を図る。 研修会等の 開催 研修会等の開催 男女共同参画社会実現に向けて市民の 関心と理解を高めるための各種講座の 開催に努める。 各種団体と の懇話会の 開催 各種団体とのフ ォーラムの開催 各種女性団体、市民グループが企画運営 するフォーラム等の活動を支援する。 相談窓口の 設置 相談事業の充実 人権法律相談、心配事相談、年金相談、 教育相談等、各種相談事業の充実。相談 機関相互の協力・連携を図る。

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(3)生涯学習の推進と慣習の見直し 【現況と課題】 高齢化やライフサイクルの変化によって、長い生涯を一人ひとりが充実 して過ごすための生涯学習が重視され、学習への意欲を持つ人が増えてい ます。 今後、豊かで活力ある社会を迎えるためには、だれしもが生涯のいつで も、自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その成果が適切に評価さ れる生涯学習社会が求められています。特に女性が男性と同等に社会のあ らゆる分野における活動に参画できるよう、判断力や行動力を高める生涯 学習の推進が求められています。 一方、都市化の進展により、地域社会における人々の連帯感や地域への 愛着が薄れ、地域の教育力の低下が指摘されています。地域における学習 は、男女の相互理解、相手の立場を理解し助け合うような人間形成の推進 からもその意義は大きく、社会的・文化的につくられた性差を研究しなが ら、祖父母等の参加のもとで郷土伝統文化の保護・伝承をはじめとした異 世代間交流事業、地域における学習機会の拡大を図っていく必要がありま す。 【基本方針】 だれもが生き方を主体的に選択できるよう、また多様化、高度化した学 習ニーズに対応できるよう、生涯学習の充実に努めます。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 生涯学習推進体 制の整備 市民憲章の理念を具現化し、多様化する 生涯学習事業を体系化した「生涯学習基 本構想」を策定すると共に市民参画によ る生涯学習推進体制を図る。 男女平等意識を 高める学習の推 進 男女共同参画社会の形成という現代社 会の課題に対した学習の総合的な推進 を図る。 学習体系づ くりの推進 学習機会の充実 多様化、高度化した市民の学習ニーズや 情報ネットワークに対応するため、市民 カレッジ等の充実・拡充に努める。また、 生涯学習情報ネットワーク化を推進し、 市民の主体的な生涯学習活動を支援す る。 伝承芸能、伝承 技術士の育成 地域に残る伝承芸能、技術を次の世代へ 伝えるための制度化を図り、異世代交流 を推進する。 郷土伝統文 化の保護・ 伝承 郷土芸能保護・ 伝承活動の推進 社会的・文化的につくられた性差につい て研究しながら、郷土伝統文化の保護・ 伝承に努める。また、保存会を支援する とともに、発表の場作りに努める 図3 1年間に参加した活動について 1町内会・婦人会・壮年会・老人会などの地域活動 2趣味やスポーツ、教養などのサークル活動 3社会福祉のボランティア活動 4PTA活動 5その他 H18 市民アンケートより

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第2節 高齢者等の福祉の充実 (1)社会参画の促進と生きがいづくり 【現況と課題】 人生80年代時代を迎え、人々が充実した生活を営むためには、生涯 を通して心と体の健康づくりが重要になってきました。また、住み慣れ た地域で、安心して生活するためには、住環境や都市環境の整備に男性 として女性としてのそれぞれの視点やバリアフリーの配慮が必要です。 一方、高齢者、障害者、ひとり親家庭という社会的に弱い立場に立た されている人に対して生活の安定を図り、自立を促進するための条件整 備などの対策が求められています。 高齢者が生きがいをもって暮らすためには、積極的、主体的に社会の 一員として活躍できる場をつくることが重要です。一方、高齢者の貴重 な知識や経験を生かし、地域の子どもたちとふれあいの機会をもつこと は、地域社会にとっても大きな意義があります。 今後とも、都市基盤や生活環境の整備とともに、高齢期における男女 共同参画をめざし、趣味や娯楽、地域やボランティア活動への参画、就 労などの機会が充実した社会が求められています。 【基本方針】 高齢者等の経済的自立、健康の保持増進を支援するとともに、高齢者 等の社会参画、他世代との交流が図れる環境づくりを促進します。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 バリアフリー化 の推進 公共施設や住環境のバリアフリー化を 推進し、高齢者等が積極的に社会参加で きる環境を整備する。 高齢者の憩いの 場つくりの推進 だれもが生涯現役をめざし、老若男女の 幅広い交流を進め、高齢者の経験や生活 の知恵を活用する機会を拡充する。 高齢者の社会参 画の促進 高齢者の能力に応じた就業機会の確保、 能力開発を支援するためシルバー人材 センター事業を支援するとともに学習 や交流の機会の拡充を図り、社会参画意 識の高揚に努める。 高齢者とと もに暮らせ る環境整備 社会参加活動へ の支援 高齢者の知識、経験、技術、教育力を地 域に生かし、高齢者自身の創造性と地域 社会の活性化につながる事業に対し積 極的に支援していく。 学習機会の 充実 講座等の開催 高齢者が健全で生きがいのある生活を 送れるよう健康づくり教室や学習講座 の充実を図る。 図 年齢別人口 市民環境課より

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(2)在宅看護の充実 【現況と課題】 急速な社会の高齢化により、寝たきりや認知症などの介護を必要とされ る人が急激に増えてきています。また、核家族化が進行し、ひとり暮らし の高齢者世帯の増加とともに、家庭における介護機能が低下している現況 にあります。 今日、在宅看護は女性が多く負担していますが、老人ホームや公的福祉 サービスに対する要望が高まりつつあり、介護を個人の家庭内の負担や女 性だけの負担にゆだねることなく、社会的に支援していく必要があります。 一方、男性は、高齢期を迎えたとき、地域社会との結びつきや仕事を離 れた生きがいを持っていなかったり、家事など日常生活面での自立の問題 等に直面したりすることが多くあります。今後は、男女ともに、健康で経 済的にも自立し、社会の一員として活躍できる環境づくりが求められてい ます。 【基本方針】 介護についての社会的な支援を行うシステムづくりを進めるととも に、高齢者等の社会参画の機会の提供や環境の整備を図ります。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 在宅看護サービ ス基盤の充実 既存施設におけるホームヘルパーサー ビス、ディサービス、ショートスティ、 訪問看護事業等の充実 在宅サービ スの充実 マンパワーの養 成・確保 高齢者介護サービスを担う社会福祉施 設職員、看護職員、ホームヘルパー及び 介護福祉士等の人材を養成・確保するた め、研修体制の整備や職場環境の整備を 図る。 ミニ介護教 室の開催 ミニ介護教室 公民館等身近なところでミニ介護教室 を開催し、介護を個人の家庭内の負担や 女性だけの負担にゆだねることなく、地 域で支える体制づくりに努める。 施設サービスの 充実 ニーズに応じて適切な専門的サービス が受けられるよう既存特別養護老人ホ ーム、老人保健施設などの充実を図る。 施設サービ スの充実 福祉情報ネット ワークの推進 保健、医療、その他機器や設備など、必 要な福祉情報サービスを迅速に提供で きるネットワークを推進する。 図 誰に介護をしてほしいですか

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第2章 男女の対等な社会参画と能力の活用 第1節 社会参画の促進 (1)市政への参画の促進 【現況と課題】 男女共同参画による調和のとれた住みよい地域社会を実現するには、女 性が地域や職場をはじめとしたあらゆる政策・方針決定の場に男性と同等 に参画し、積極的に女性の意見を反映させ、社会づくりに関わっていくこ とが必要です。 しかし、我が国では公的分野・私的分野を問わず、政策・方針決定の場 への女性の参画は依然として少ない状況にあります。 本市においては、これまで審議会等への女性の登用に取り組み、平成1 8年6月現在29.4%の登用率となっていますが、さらに女性の登用を 進めるとともに自治会・町内会においても登用の促進に努めていく必要が あります。 今後は、さらに女性の地位向上と意識改革のため、視野を広げ参画能力 を養っていく必要があり、併せて人材育成を図るとともに、一人ひとりが 市政の主人公であるとの自覚と責任を持ち、政策・方針決定の場への女性 の積極的な進出が望まれます。 【基本方針】 固定的な性別役割分担意識にとらわれず、政策・方針決定の場への参画 について幅広く啓発活動を行うとともに、参画する意思と能力を向上させ ていく自主的な学習活動を推進します。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 市政への参 画促進 市政運営への女 性の積極的な参 画 女性議会などの充実を図り、女性の意見 や視点を市政に反映させる機会の増大 に努める。 審議会・委員会 等への女性の登 用率の向上 審議会等への女性登用率30%以上を 目標に、審議会や委員会に女性の積極的 な登用を図る。 女性の参画能力 の向上 女性の地位向上と意識改革のため、女性 の自主活動事業を積極的に支援し、人材 の参画能力の育成を図る。 審議会・委 員会等への 女性の登用 の促進 女性職員の登用 行政における女性職員の能力開発・職域 の拡大、管理職への登用を促進する。 女性の人材 育成と発掘 女性人材リスト の作成と活用 女性の人材に関する幅広い情報を収集 し、随時活用できるようなデーターベー スを構築する。 図 審議会等における女性の登用率

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(2)団体・グループの育成(地域社会活動における男女共同参画) 【現況と課題】 本市には、自治会・町内会などの自治組織や、教育、文化、スポーツ、 福祉、健康、消費生活などに取り組むさまざまな市民組織があり、積極的 な地域社会活動を展開しています。 地域社会活動は、市民のさまざまな出会いと、心のふれあいを進めなが ら、地域における連帯感や信頼感を高め、住みよいまちづくりに大きな働 きをしています。さらに高齢化、核家族化が進行する中で、その果たす役 割はますます大きくなっています。 「役員は男性」「男は仕事・女は家庭」といった性別役割分担意識にと らわれず、男性も女性もその知識と経験を活かし、リーダーとしての責任 を担いつつ、企画・立案や運営に主体的に参画するとともに、これまで仕 事中心であった男性も家庭内にとじこもりがちであった女性も、積極的に 地域社会活動に参画することが求められています。 そして、地域内での活動を相互に正しく評価し、女性も男性もともに意 見を出し合い、ともに力を合わせて推進していく必要があります。 また、地域のさまざまな女性グループの自主的活動を支援し、団体相互 の連携を促進することにより、女性のエンパワーメント(女性が自らの能 力を育て、地域の古い習慣を変える推進力となる)を推し進めることが必 要です。 【基本方針】 男女共同参画の視点を持って地域社会活動を推進するとともに、女性 団体・グループの育成と連携を図っていく環境づくりに努めます。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 女性団体・グル ープへの支援及 び育成 リーダー養成研修、女性講座等により女 性の参画能力を高める。 女性団体・グル ープの交流の促 進 くろべ女性団体連絡協議会等への支援 を図り、女性団体・グループの連携・交 流を促進する。 町内会等への女 性の参画促進 地域社会の責任ある地位への女性の登 用を促進する。 ボランティア活 動への男女共同 参画の促進 地域活動やボランティア活動など、社会 活動への情報提供やネットワークづく りの支援、市民が地域活動へ参画しやす い環境整備に努める。 女性団体・ グループの 育成・連携 文化活動への男 女共同参画の促 進 仕事中心になりがちな男性の生活を見 直すとともに、男女が共に参加できるよ う文化活動を支援する。 図 地区や各種団体行事・活動の参加について 市民アンケートより

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(3)国際交流の促進 【現況と課題】 政治・経済・文化など社会のあらゆる分野でグローバル化が進む中 で、女性問題においても、国際的視野の見地から問題を解決していく 必要があります。特に我が国男性の家事労働時間の少なさ、男女平等 の視点に立った家庭内の役割分担のあり方、男性と女性の賃金差など は、諸外国との間に格差があり、日本固有の伝統・文化をふまえつつ、 国際社会の一員として再考する必要があります。併せて環日本海交流 に関しての理解と認識を深めていく必要があります。 本市は、姉妹都市交流をはじめとする国際交流を重ね、国際理解を 深める活動を推進してきました。また、外国の人との交流機会の増大に 努めてきました。 今後は、これらの土壌と実績を活かし、国際社会の一員として「世界 の中の日本」、「男性も女性も対等な人権を持った地球の構成員」という 前提に立ち、さらに市民レベルでも、国籍や文化の違いを超え、諸外国 の人も同じ地球住民として、人権を尊重しながら共存共栄し、世界の平 和と繁栄をめざすことが期待されています。 【基本方針】 姉妹都市交流はもとより、北方領土の認識を高めつつ、海外への派遣 事業を拡充し、市民レベルの国際交流・国際理解の推進を図ります。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 市民の海外派遣 事業の推進 各種海外派遣事業の充実を図り、市民の 国際感覚の向上や相互理解の推進に努 める。 海外派遣事 業の拡充 中学生・高校生 に対する海外派 遣事業の推進 中学生・高校生に対して国際的視野を広 め国際理解を深めるよう海外派遣事業 を推進する。 講座等の開催 国際感覚を育むため、外国語や外国文化 の講座を開催する。 外国語や外 国文化講座 の推進 国際的イベント の開催 国際文化センターの企画事業の充実を 図り、国際的イベントの開催に努める。 在住外国人との 交流活動の推進 市内在住外国人と市民との交流機会を 拡げ、国際理解と人間同士の協力の輪を 拡げていく。 黒部市在住 外国人との 交流・心の ケア及び住 環境の改善 日常生活の情報 提供の充実 市内在住外国人が安心して暮らすこと ができるように、市勢要覧、行政案内、 公共サイン等の外国語併記を進める。ま た、国際交流相談員を配置し、相談体制 の充実を図る。 姉妹都市交 流事業の拡 充 スネーク市、メ ーコン市との交 流推進 親善訪問国の相互派遣をはじめ、市民が 主体の姉妹都市交流を進める。 環日本海交 流や北方領 土の認識高 揚 環日本海交流の 推進 韓国三陟市とのスポーツ交流をはじめ 環日本海交流を進めるとともに姉妹都 市根室市との相互協力のもとに北方領 土の認識を高め、復帰促進を図る。

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第2節 男女の能力の開発と活用 (1)就業機会の拡充 【現況と課題】 男女雇用機会均等法が、1986年(昭和61)4月に施行されてから、 女性の雇用者数の増加、勤続年数の伸長や職域の拡大が見られ、女性の就 業に関する意識や企業の取り組みも大きく変化しています。 また、週40時間労働制の実施などにより、年間実労働時間も着実に減 少しており、育児休業制度や介護休業制度の法制化に代表される職業生活 と家庭生活の両立を可能にするための条件整備も進展しています。 しかしながら、雇用の分野において女性が男性と均等な取り扱いを受け ていない事例が見受けられます。また、就労条件や賃金に男女間格差が見 られたり、従事する職務が固定的であったりすることなどがあります。 このようなことからも、職場における男女不平等感は払拭されておらず、 女性の労働に関わる問題は依然と解決されていません。さらに、職場にお ける性的な嫌がらせ、いわゆるセクシュアル・ハラスメントは、女性の主 体的に働く権利を阻害するとともに、職場全体の就業環境を悪化させる原 因となっています。 女性がそのもてる能力を十分に発揮するためには、職場における男女の 均等な取り扱いを一層促進するとともに、女性の能力に対する適正な評価 と働きやすい職場環境の整備が必要です。 さらに、仕事と育児・介護等家庭生活との両立が図られるよう、男女と もに育児・介護休業を取得しやすい環境づくりを進めていくとともに、チ ャレンジしたい女性が、いつでもどこでも誰でもチャレンジできるよう、 女性のチャレンジ支援策を推進していく必要があります。 【基本方針】 従来の固定的性別役割分担意識にとらわれず、女性自身の職業意識の向 上を図るとともに、女性が多様な働き方ができるよう就業条件の改善に努 めます。 ※ セクシュアル・ハラスメント…相手の意志に反する性的嫌がらせにより、相手に不快 感や不利益を与え、仕事や生活環境を害すること

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 男女雇用機会均 等法の浸透 男女雇用機会均等法の主旨の浸透を図 るため、企業・団体に対し、情報提供や 啓発に努める。 男女雇用機 会均等法及 び育児・介 護休業法の 理解と浸透 育児介護休業制 度等の普及 育児・介護休業法の周知、普及の促進を 図り、育児・介護休業等を取りやすくす るため、企業・団体に対して情報提供や 啓発に努める。 雇用・就業 機会の拡充 就業条件の整備 労働基準法や労働条件を守る職場環境 づくりを進めるとともに、仕事と家庭生 活・地域社会における活動との両立が図 られるよう、多様な働き方の導入など就 業条件の整備に努める。女性のチャレン ジ支援策の推進を図る。 農業の担い 手育成と農 業経営の改 善 農業に従事する 女性の労働、生 活の改善 農業従事者の56.3%を女性が占めて いる現状から、経営や生産の合理化を推 進するとともに、女性の農業経営への参 画や農業技術取得等の研修機会の充実 に努める。 自営業等の 従事者の労 働、生活環 境の改善 自営業等に従事 す る 女 性 の 労 働、生活環境の 改善 自営業の合理化・省力化を促進し、労働 負担の軽減を図る。また、仕事と家庭生 活等が両立しやすい環境を整備する。 パートタイ マーの労働 環境整備 パートタイム労 働・派遣労働に おける労働条件 の整備 パートタイマーの就業規則、賃金、保障 など労働環境の整備を啓発していくと ともに、パートタイム労働・派遣労働に ついての情報や資料の収集・提供に努め る。

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(2) 学習機会の充実 【現況と課題】 女性の自立意識の高まりや高学歴化の進展とともに、女性の就業意欲が 高まりつつあり、加えて高齢、少子化が進む中で、女性の就業と能力の活 用が今後ますます重要になってきます。 女性労働者はいまだ、男性労働者の補助、単純労働者として位置づけら れることが多々あり、また男性労働者に比べて職業訓練や研修の受講機会 も少ないという状況にあります。 男女ともあらゆる分野に進出し、その能力を発揮するためには、常に新 しい知識や技能の習得が求められています。男性も女性もそれぞれ自立し た人間として、家庭・地域・社会での役割を考え、それぞれの立場に応じ た自己実現に向けて、能力開発に積極的に取り組む姿勢が求められていま す。 今後、企業や地域社会において、男女共同参画の観点から相互理解や女 性の能力向上と自己啓発に対する援助などの対策が必要です。さらに、出 産・育児期に退職して再就職を希望する女性が円滑に就業できるように、 職業訓練や能力開発に関するセミナー等の受講を促し、就業相談・求人情 報提供を図っていく必要があります。 【基本方針】 勤労意欲を持つ女性の地位向上と能力発揮を支援するため、能力開発施 設等での職業訓練や能力開発の研修を受講する機会の推進に努める。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 職業能力開 発施設と働 く婦人の家 の連携と事 業の拡充 研修・講座の充 実 働く女性、働こうとする女性のための職 業教育と職域拡大を図るため、職業能力 開発センターや働く婦人の家と連携し ながら、研修・講座の充実に努める。 能力開発の 自己啓発と 研修の受講 機会の促進 職業能力開発の 支援 女性の主体的な能力開発と自己啓発を 支援するため、事業主に対して企業内研 修を充実するよう啓発するとともに、職 業能力開発研修の拡充に努める。 相談・求人 情報提供の 拡充と援助 情報の収集・提 供 働く女性の実態や女性の再就職・労働条 件、健康状態など再雇用に関する情報の 収集・提供を推進するとともに、多様な 就業システムについての普及・啓発に努 める。 図 女性が職業を持つことについて 市民アンケートより

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第3章 子どもを生み・育てやすい環境づくり 第1節 生涯を通じた女性の健康支援 (1)生涯を通じた女性の健康の保持増進に関する啓発 【現況と課題】 市民生活を充実させるためには、まず、健康であることが大切です。 近年、生活様式や社会環境が変化し、私たちは便利に生活することが できます。そして、生涯にわたり、健康で幸せに過ごすために、自ら より良い選択をしなければなりません。特に女性には、妊娠・出産等、 男性とは異なる生理的な特性もあります。 このことを男女ともに認識し、女性の健康問題への取り組みについ ての気運を熟成していくことが大切です。 「自分の健康は自分で」という意識を持つことはもちろんですが、 職場、地域社会、学校でも女性の健康支援のための環境づくりを進め ます。 【基本方針】 女性は、妊娠や出産をする可能性があることを認識し、総合的な保 健対策を推進するとともに、社会全体で母性をもつ女性の健康支援の ための環境づくりを進めます。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 女性の健康 支援の啓発 職場、学校への 出前講座 従来のような保健センターや公民館で の集会型講座だけでなく、学校や職場等 へ講師を派遣する出前型講座を開催し、 受講者の増大を図る。 各種健康診断 健康診断の受診を促す啓発を行い、検診 後のフォロー体制の充実を図る。 健康づくり教室 疾病の予防や健康管理意識を高めるた めの事業の情報や知識の提供、講座の開 催など、主体的に健康づくりに取り組め るよう啓発・指導を行う。また、指導者 やアドバイザーの養成と育成を図り、希 望者が参加しやすい教室を開催する。 健康相談指導の 充実 女性の健康をめぐるさまざまな問題に ついて気軽に相談できる体制の整備と 充実。 生涯にわたるス ポーツ活動の推 進 だれもが気軽に参加できる地域スポー ツクラブの育成、スポーツ施設の整備、 スポーツ指導者の養成と確保、各種スポ ーツ活動事業を積極的に推進する。 健康管理データ ーバンクの作成 推進 各種健康診断等を元にデーターベース として保管し、利用者の希望に応じて、 健康の保持、増進、又は疾病対策に役立 てる。 女性が自己 の健康を維 持・管理で きる環境づ くり 食育の普及・啓 発 健康作りの基本となる「食」の重要性を 男女がともに認識し、共に活用できるよ う、情報や技術の提供する講座を開講す る。また、男女共同参画という観点から、 男性受講者の参加を促進する。

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主要施策 事業名 事業概要 妊産婦・乳幼児 の健康管理の充 実 男性と女性の性差を認め、身体的機能や 精神的気質を正しく理解し、相互に尊重 しながら、次世代を担う健康な生命を安 心して生み・育てていくことができるよ うな母子保健施策を推進する。(パパ・ ママ教室・離乳食教室・幼児食教室・子 育て講演会の開催) 望ましい家族計 画の推進 妊娠・出産の可能性のある男女を対象と して、健全で明るい家庭づくり家族計画 を目的とした、男女の性のあり方や女性 の健康保持や増進に関する講座を充実 する。 総合母子保 健対策の充 実 生殖医療(不妊 治療)の充実 周産期医療の充 実 新たに凍結受精卵を用いた治療を開始 する。 市民病院助産師外来の設置をもとに名 実ともに「安心」して出産できる体制を 確立する。

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第2節 育児支援 (1)相談・支援体制の充実 【現況と課題】 男女が新たに家庭を築いたとき、子どもを育てていく喜びや楽しさを経 験しながら、安心して子育てができるようにすることが大切です。そのた めに、未就園児の親子が気軽に集い遊べる場や、気軽に育児相談ができる 場を整備する必要があります。 このため、施設の柔軟な運営や、育児相談機関の連携による窓口の一本 化など、家庭のニーズに対応した支援体制の充実が今後の課題となります。 また、これらの育児支援に関わる機関の場所などをわかりやすく図解した マップを作成するなどして、多くの市民に知っていただくことも必要です。 また、黒部市でも三世代家族が減少し、子どもと高齢者とのふれあいの 場が減っています。子どもたちは血縁・地縁による地域の大人とのふれあ いの中で規範性と社会性を身につけ、郷土への愛着を深めていきます。豊 富な経験と知恵を持つ地域の祖父母、高齢者に子育て活動に積極的に参加 していただけるような仕組みが、今後さらに必要となります。 【基本方針】 安心して自分らしい子育てができるように地域をあげて相談・支援体制 の確立に努めます

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 未就園児の 親子がいつ でも利用で きる場の充 実 未就園児の親子 がいつでも利用 できる場の充実 公民館や婦人の家などの公共施設内に、 未就園児の親子がいつでも集い、交流で きる場を設ける。 育児相談関 係機関の連 携強化 育児相談関係機 関の連携強化 育児を家庭だけで行うには限界があり、 地域社会全体で子育てを支えていく体 制を作るために、「子育て支援センター」 等が中心となり公的機関相互の連携強 化を図る。 子育てに関する 相談支援体制の 整備 子育ての孤立化や不安の解消を図るた め、気軽に相談できる相談体制の整備、 情報提供の実施を図る。 子育て支援 に関わる機 関のマップ 作成と全市 民へのPR など支援体 制の充実 子育て支援に関 わる機関のマッ プの作成、配布 利用者が必要に応じていつでも参考に できるような、市内における子育て支援 機関のマップを作成し、PRする。 子育て情報紙の 発行 豊富な知識と経験を有する地域の高齢 者も積極的に子育てに参加してもらい、 若いパパ、ママに向けて情報を発信して もらう。 子育て活動 への高齢者 の積極的参 加 子育てに関する 協力体制への啓 発 男性を含めた家族の協力体制への啓発 とともに、公民館等の公共施設を開放し て、豊富な知識と経験を有する高齢者と の交流を行い、地域で育児不安の解消や 乳幼児の発達段階に応じた指導・助言が 行えるよう推進する また、保育所での交流活動もさらに充実 させていく。

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(2)育児の環境づくり 【現況と課題】 男女雇用機会均等法の制定(昭和 60 年)により、女性の時間外・休日労 働、深夜労働の制限が解消され女性の職域も広がっています。しかし依 然として、家事育児は女性に多くの負担をかけています。 子どもを生みたい人が安心して、生み・育てることができる環境づくり が必要です。そのためには、男女がともに生活するパートナーとしての 自覚を持つことと、家庭生活を協力して営むことが大切です。 また、育児に関するニーズに対応できる支援体制を強化して、親も子 どもも安心して利用できる環境を整えるとともに、労働時間の短縮や育 児休業制度の徹底と期間延長、緊急時休暇の取得などの推進が必要です。 【基本方針】 男女がお互いに協力し、子どもを生み育てやすい環境づくりとともに、 利用しやすい育児サービスを提供し、育児と仕事が両立できる体制整備 に努めます。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 保育サービスの充 実 子どもを持つ親が働きやすいよう、柔軟に対 応 で き る 保 育 制 度 の 充 実 を 図 る 。 ① 休 日 保 育 ② 一 時 保 育 ③ 夜 間 保 育 ④病後児保育等各種保育サービスを充実さ せる。 広域的な保育サー ビスの充実 だれもが、勤務地市町村の保育施設のサービ スを受けられるよう、関係市町村と十分に調 整協議することで広域入所の円滑な実施を 図る。 保育所入所の柔軟 化 育児休業中の親が養育する児童(上の子)の 年度途中の退所・入所及び通所継続は、利用 者の立場に立った支援となるよう努める。 保育所職員の労働 条件の改善 各種保育サービスを充実させるために、保育 所職員が加重労働にならないよう配慮し、国 へ基準改正を要望する。 有資格者の活用 早朝、夜間保育サービスは、フレックスタイ ム制やパートタイム制を取り入れ資格を持 ちながら家庭にいる人の活用を図る。 地域における子育 てネットワークづ くり 公共施設における、子育て交流の場の拡充を 図る。 保 育 サ ー ビ スの充実 親と子の交流の推 進 親と子が一緒に参加できる活動の場の拡大 を推進し、情報提供の充実を図る。 保 育 施 設 の 整備 保育施設の整備 利用者が安心して子どもをあずけられるよ うに、安全で衛生的な施設の充実に努める。 育 児 と 仕 事 が 両 立 で き る 制 度 の 啓 発と普及 育児休業制度の普 及と啓発 家族が安心して、妊娠・出産・育児に取り組め るように男女ともに利用しやすい育児休業 制度の拡充、啓発・普及を促進する。同時に 各種職場における理解を深めるための啓発 活動を推進する。

(38)

(3)子育て意識に対する啓発 【現況と課題】 出生率の低下と平均寿命の伸びにより、黒部市でもいまだ経験したこ とのない少子高齢化を迎えています。急速な少子化の進展により、将来 の人口構成のバランスが崩れ、社会保障制度や経済活動に悪影響を及ぼ すとともに、子どもの社会性の低下にもつながる恐れがあります。 少子化の原因として子育てに伴う経済的・心理的負担や、女性の子育て と仕事の両立の困難さ等があげられています。 男女が互いに協力をして子育てに携わらなければ、子育ての負担や仕 事との両立の困難さなどの悩みは解消されず、子育ての楽しさや魅力を 味わうことはできません。 地域において家族以外の人とふれあう機会が少ない現代、保育施設や 保健施設等を利用して、中・高校生、結婚前・後の男女が子どもとふれ あう体験や学習機会を設け、子どもへの理解や子育て理解を得ること、 困ったときに気軽に相談できる場や近隣地域での子育て支援、多様なサ ービスなど、子育てを重視する社会を構築していくことが重要です。 【基本方針】 子育てについて夢を持つ機会をつくり、同時に、男女がともに協力し て楽しく子育てができる環境、そして地域ぐるみで子育てを重視する社 会を構築していきます。

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【推進事業】 主要施策 事業名 事業概要 学童保育の拡充 子どもを持つ男女の社会参画を支援す るため、公民館、学校などを利用して、 学童保育を拡充していく。 また、男女の指導員の養成に積極的に取 り組む。 子育て支援 の充実 企業内保育所の 整備促進 働く人が利用しやすいような企業内保 育所の整備を支援していく。 子育て手帳の作 成 保育施設、保健施設等での保育体験や学 習を通しての子ども理解や子育て理解 を啓発する。 パパ・ママ教室、 のびのび教室等 の開催 男女が共に楽しみながら子育てできる ように、出産前後の男女を対象にした育 児教室を開催し、子育てに関する多角的 な情報提供を行う。 子 ど も 理 解・子育て 理解の啓発 父子手帳の発行 父子手帳を作成して父親の育児参加を 積極的に推進していく。 図 出生数の減少について 市民環境課より

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第1 章 人権を尊重した環境づくり 第1 節 平等観にたった社会づくり (1)人間らしく生きられる社会づくり 主要施策 事業名 所 管 人間尊重に基づく性教育の推進 学校教育課 人権尊重意識の高揚 人権尊重に関する啓発 市民環境課 家庭・地域・職場の 連携強化 家庭・地域・職場における連携の強化 生涯学習課 (2)男女平等意識の啓発 主要施策 事業名 所 管 心の教育の推進 学校教育課 学校教育における男 女平等の推進 体験学習の重視 学校教育課 男女共同参画意識の啓発 生涯学習課 家庭・地域社会にお ける男女平等の促進 と啓発 ボランティア活動等への男女共同参画の促進 生涯学習課 男性のための家事・ 料理・育児・介護講 座の開催 男性のための各種講座の開設 生涯学習課 研修会等の開催 研修会の開催 生涯学習課 各種団体との懇話会 の開催 各種団体とのフォーラムの開催 生涯学習課 相談窓口の設置 相談事業の充実 すべての課 (3)生涯学習の推進と慣習の見直し 主要施策 事業名 所 管 生涯学習推進体制の整備 生涯学習課 男女平等の意識を高める学習の推進 生涯学習課 学習体系づくりの推 進 学習機会の充実 生涯学習課 伝承芸能、伝承技術士の育成 生涯学習課 郷 土 伝 承 文 化 の 保 護・伝承 郷土芸能保存・継承活動の推進 生涯学習課

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第2 節 高齢者等の福祉の充実 (1)社会参画の促進と生きがいづくり 主要施策 事業名 所 管 バリアフリー化の推進 福祉課 都市計画課 高齢者の憩いの場づくりの推進 福祉課 高齢者の社会参画の推進 福祉課 保健課 生涯学習課 高齢者と共に暮らせ る環境整備 社会参加活動への支援 福祉課 保健課 生涯学習課 学習機会の充実 講座等の開催 福祉課 保健課 生涯学習課 (2)在宅介護の充実 主要施策 事業名 所 管 在宅介護サービス基盤の充実 福祉課 在宅サービスの充実 マンパワーの養成・確保 福祉課 ミニ介護教室の開催 ミニ介護教室 福祉課 保健課 施設サービスの充実 福祉課 施設サービスの充実 福祉情報ネットワークの推進 福祉課 第2 章 男女の対等な社会参画と能力の活用 第1 節 社会参画の促進 (1)市政への参画の促進 主要施策 事業名 所 管 市政への参画促進 市政運営への女性の積極的な参画 生涯学習課 審議会・委員会への女性の登用率の向上(目標登 用率 30%以上) すべての課 女性の参画能力の向上 総務課 生涯学習課 審議会・委員会等へ の女性の登用の促進 女性職員の登用 総務課

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(2)団体・グループの育成 地域社会活動へ男女共同参画 主要施策 事業名 所 管 女性団体・グループへの支援及び育成 生涯学習課 女性団体・グループの交流の促進 生涯学習課 町内会等への女性の参画促進 総務課 ボランティア活動等への男女共同参画の促進 福祉課 生涯学習課 女性団体・グループ の育成・連携 文化活動への男女共同参画の促進 生涯学習課 (2)国際交流の促進 主要施策 事業名 所 管 市民の海外派遣事業の促進 企画政策課 生涯学習課 海外派遣事業の拡充 中学生・高校生の海外派遣事業の推進 企画政策課 学校教育課 生涯学習課 講座等の開催 企画政策課 生涯学習課 国際文化セン ター 外国語や外国文化講 座の推進 国際的イベントの開催 企画政策課 国際文化セン ター 在住外国人との交流活動の推進 企画政策課 黒部市在住外国人と の交流・心のケア及 び住環境の改善 日常生活の情報提供の充実 企画政策課 姉妹都市交流事業の 拡充 スネーク市、メーコン市との交流推進 企画政策課 環日本海交流や北方 領土の認識高揚 環日本海交流の推進 商工観光課 企画政策課

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第2 節 男女の能力の開発と活用 (1)就業機会の拡充 主要施策 事業名 所 管 男女雇用機会均等法の浸透 商工観光課 男女雇用機会均等法 及び育児・介護休業 法の理解と浸透 育児介護休業制度の普及 商工観光課 雇用・就業機会の拡 充 就業条件の整備 商工観光課 農業の担い手育成と 農業経営の改善 農業に従事する女性の労働、生活環境の改善 農業水産課 自営業等の従事者の 労働、生活環境の改 善 自営業等に従事する女性の労働、生活環境の改善 農業水産課 商工観光課 パートタイマーの労 働環境整備 パートタイム労働・派遣労働における労働条件の 整備 商工観光課 (2)学習機会の充実 主要施策 事業名 所 管 職業能力開発施設と 働く婦人の家の連携 と事業の拡充 研修・講座の充実 商 工 観 光 課 職業能力開発 センター 働く婦人の家 能力開発の自己啓発 と受講機会の促進 職業能力開発の支援 商 工 観 光 課 職業能力開発 センター 働く婦人の家 相談・求人情報提供 の拡充と援助 情報の収集・提供 商 工 観 光 課 職業能力開発 センター 働く婦人の家

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第3 章 子どもを産み・育てやすい環境づくり 第1 節 生涯を通じた女性の健康支援 (1)生涯を通じた女性の健康の保持増進に関する啓発 主要施策 事業名 所 管 女性の健康支援の啓 発 各種職場、学校への出前講座 保健課 商工観光課 生涯学習課 各種健康診断 保健課 健康づくり教室 保健課 生涯学習課 健康相談指導の充実 保健課 新 川 厚 生 セ ン ター 生涯にわたるスポーツ活動の推進 ス ポ ー ツ 健 康 課 健康管理データバンクの作成推進 保健課 女性が自己の健康を 維持・管理できる環 境づくり 食育の普及・啓発 保健課 妊産婦・乳幼児の健康管理の充実 保健課 望ましい家族計画の推進 保健課 総合母子保健対策の 充実 生殖医療、周産期医療の充実 黒部市民病院 第2 節 育児支援 (1)相談・支援体制の充実 主要施策 事業名 所 管 親子がいつでも利用 できる場の充実 未就園児の親子がいつでも利用できる場の充実 こども支援課 生涯学習課 関係機関の連携強化 育児相談関係機関の連携強化 こども支援課 子育てに関する相談支援体制の整備 こども支援課 生涯学習課 子育て支援に関わる 機関のマップ作成と 全市民への PR など 支援体制の充実 子育て支援に関わる機関のマップ作成、配布 こども支援課 子育て情報紙の発行 こども支援課 子育て活動への高齢 者の積極的参加 子育てに関する協力体制への啓発 こども支援課

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(2)育児の環境づくり 主要施策 事業名 所 管 各種保育サービスの充実 こども支援課 広域的な保育サービスの充実 こども支援課 保育所入所の柔軟化 こども支援課 保育職員の労働条件の改善 こども支援課 有資格者の活用 こども支援課 地域における子育てネットワークづくり こども支援課 生涯学習課 保育サービスの充実 親と子の交流の推進 こども支援課 生涯学習課 保育施設の整備 保育施設の整備 こども支援課 育児と仕事が両立で きる制度の啓発と普 及 育児休業制度の普及と啓発 こども支援課 商工観光課 (3)子育て意識に対する啓発 主要施策 事業名 所 管 学童保育の拡充 こども支援課 学校教育課 子育て支援の充実 企業内保育所の整備促進 こども支援課 商工観光課 子育て手帳の作成 こども支援課 パパ・ママ教室、のびのび教室等の開催 保健課 子ども理解・子育て 理解の啓発 父子手帳の発行 保健課

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