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公聴会に参加した人々を対象に配布した 法務士は民事訴訟に関与する主要な法律資格者である法務士を公聴会で排除するのは不当だとし抗議 主催側から発言権を勝ち取り 法制研究委員であるファン ジョンス法務士が代表発言者に出て弁護士強制主義導入の不当性に対していちいち論駁することによって多くの傍聴客から拍手喝

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Academic year: 2021

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必須弁護士弁論主義導入‘民事訴訟法改正法律案’公聴会開催

弁護士強制主義、誰のための制度か

?

法務士大挙出席、'違憲的発想積極的に反対…経実連、裁判所-弁護士協会癒着提起して反 対の立場! 去る12 月 19 日(金)午前 10 時、国会議員会館第 2 セミナー室で大韓弁護士協会(協会長 ウィ・チョルファン、以下‘弁協’)とセヌリ党ユン・サンヒョン国会議員室の共同主催で ‘民事訴訟法改正案’公聴会(上の写真)が開催された。 「民事訴訟法」改正案はユン・サンヒョン議員が代表発議したもので、民事上告審で弁護 士選任を強制する‘弁護士強制主義’の導入を骨子としている。 法案の具体的な内容を調べれば、大法院に上告を提起した上告人は弁護士を訴訟代理人 に選任しなければ訴訟行為をすることができなくて、弁護士を選任しなかった場合、裁判 長が弁護士選任を命令し、これに対し従わなければ上告状を却下するようになっている。 万一、上告人が弁護士を選任する資力がない場合には、刑事事件と同じように国庫で報 酬が支給される国選代理人選任を大法院に申し込み、または「法律救助法」による法律救 助法人に公選代理人選任を申し込めるようにした。 この日公聴会は弁護士だけでなく、法務士と弁理士および市民団体など多くの傍聴客が 関心を持って参加した中で、パク・キオク弁護士協会事業理事の司会でキム・ヨンフン弁 護士協会事務総長の主題発表に続きチェ・ウジン法院行政処司法支援審議官、キム・サム ス経済正義実践市民連合政治司法チーム長、チョン・ビョンソ中央大学校法学専門大学院 教授、オ・スンヨン弁護士協会法律救助財団事務次長がそれぞれ賛否討論を行った。 大韓法務士協会(協会長イム・ジェホン)ではこの間法制研究所傘下関連 T/F チームで研 究してきた結果に基づいて制度導入に積極的な反対意思を表明する印刷物と反駁文を準備、 1 / 6

(2)

公聴会に参加した人々を対象に配布した。 法務士は民事訴訟に関与する主要な法律資格者である法務士を公聴会で排除するのは不 当だとし抗議、主催側から発言権を勝ち取り、法制研究委員であるファン・ジョンス法務 士が代表発言者に出て弁護士強制主義導入の不当性に対していちいち論駁することによっ て多くの傍聴客から拍手喝采を受けたりもした。 大韓弁理士会でもジン・フンテ事務総長が出席、“現行改正案によれば弁護士強制主義導 入で審決の取消し訴訟など弁理士が代理した事件が上告審で弁護士に変わるべきなのに、 この時、発生する混乱に対しては悩んだのか?”と尋ねるなど弁護士強制主義を取り巻く法 曹職域間の相異なった立場の違いと異見が存在することを見せた。 一方、主催側はこの日討論結果を総合して再び一度討論の場を用意すると宣言して公聴 会を終了しようとしたが、“なぜ予定されたフロアー討論を進めないか“や発言機会をくれ という傍聴客の荒々しい抗議に直面するなど、今後弁護士強制主義導入を取り巻く職域間 摩擦が簡単に収まらないと予想される。(編集部)

<主題発表>キム・ヨンフン弁護士

(弁護士協会事務総長)

司法手続きの効率性向上、

当事者権益保護などに寄与

!

‘必須弁護士弁論主義’導入は①司法手続きの効率的運営、②当事者の権益保護、③実質 的当事者平等実現という三種類の側面で必要である。 最初、司法手続きの効率的運営の側面では①不必要な訴え提起の防止により法院業務が 軽減されて、②より効率的な訴訟準備により審理の集中と迅速な手続き進行が可能になり、 ③感情に重点を置く当事者の代わりに弁護士を通じて紛争の合理的解決が可能である。 二番目、当事者の権益保護の側面では当事者主義が適用される民事訴訟手続の形式主義 を守ることのできない場合、発生しうる不利益から当事者を保護でき、②法的専門知識が ない当事者の重要事実資料などが脱落しないように防止が可能で、③恣意的で権限乱用的 な不当な裁判進行から当事者を保護することができる。 三番目、実質的当事者平等実現の側面では当事者主義が支配する民事訴訟構造下で実質 的には訴訟当事者が不公平なので当事者の訴訟技術と経済的能力により訴訟結果が左右さ れる問題点が解消されることができる。 この制度を導入している代表的な国家としてはドイツがあって、ドイツの場合、民事事 件の第一回審理および高等法院と連邦大法院事件、家事事件、刑政事件の高等行政法院と 連邦行政法院、口述弁論を施行する連邦憲法裁判など広範囲に必須弁護士弁論主義を施行 している。 2 / 6

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必須弁護士弁論主義の法理的正当性はすでに弁護士による審判代理を法律で規定してい る「憲法裁判所法」第25 条第 2 項に対する違憲是非に関し憲法裁判所が“国民の経済的 負担と裁判請求権を行使できないという個人の私的利益に対する制約に比べて公共の福利 に 寄 与 す る と い う こ と が は る か に 大 き い ” と い う こ と を 骨 子 と す る 合 憲 判 断 (1990.9.3.89 헌마 120・212 全員裁判部決定)したことがあって、最近の判決(2008 헌마 439 決定)でも一貫して合憲立場を取っている。 しかし制度の全面実施はまだ無理があるので先に法律審として得ることができる公益が 最も大きい大法院上告事件で積極的な当事者である原告から実施して、今後2 段階で第一 回審理小額事件に拡大適用を推進していかなければならないだろう。 この制度が今後全面的に推進されるためには経済的能力がない当事者に対する公選弁護 士制度が施行されるべきなのに、法律救助公団の救助は一方当事者だけ救助できる限界が あって、法院の場合、審判の主体が訴訟代理人を選任する構造になってしまい適切でない ので国家よりは大韓弁協が国庫支援を受けて弁護士の法律救助活動に実費を支援する‘民 事公選弁護士制度’の確立を通じて遂行していくべきである。

<討論>チェ・ウジン判事

(法院行政処司法支援審議官)

賛成!

'裁判所便宜的制度”指摘は断面的主張!

必須弁護士弁論制度は弁護士を通じて当事者が手続的に不当な処遇を受けないようにし て、当事者間の訴訟上機会均等を保障する肯定的側面がある。この制度が裁判所便宜的制 度という指摘があるが、これは‘法律専門家による訴訟資料の濾過と整理を通じて訴訟手 続きの実質性と客観性を確保’するという側面の一断面だけを浮上させた主張だけのこと である。 ある特定機関の利害関係よりは国家の司法システム、特に国民の裁判請求権保障の実質 化という側面で議論されるべきで、法曹人数の安定的増加と国民の権利意識向上、憲法訴 訟審判手続や集団訴訟手続きなどでの制度運営成果などを照らしてみる時、段階的ではあ るが導入する時になったと考える。

<討論>キム・サムス経実連政治司法チーム長

積極的に反対

!

第一回審理などで‘司法接近権’強化制度

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用意しなければ

!

弁護士強制主義は国民の司法接近権に本質的な障害を生じさせ、憲法上の基本権である 国民の裁判受ける権利を侵害する。刑事、刑政、消費者、憲法上の権利侵害などにおいて は国民、被害者などを法律的に支援する必要があるが、個別的民事紛争においては国家が 社会的弱者を除いた一方当事者を支援するのは不当である。 この制度は国民の必要に基づいたものではなく弁護士団体と裁判所間の癒着関係によっ て推進されている制度であり、この制度によって弁護士業界の独占にともなう横暴を防止 する方案も前提になっていない。 大法事件の輻輳は1,2 審手続きに対する不信と大法官定員の過小、前官僚待遇疑惑持続 など制度的な問題であるから、かえって第一回審理や紛争の種類別に司法接近権を強化す るように助力する制度を強化することが適当であろう。 経実連は国民の立場で今回の改正案の採択を積極的に反対して、同財源で司法的扶助を 必要とする多様な部類の国民に司法支援を強化することを提案する。

<討論>チョン・ビョンソ教授

(中央大法学専門大学院)

段階的導入賛成

!

制度導入条件充分だ

!

この制度の導入は決して弁護士の職業的利益だけを企てるためのものではないと考える。 以前にこの制度が導入されることができなかったことは人口比弁護士数の不足、高い弁 護士報酬、弁護士費用が訴訟費用化されずにいる点、訴訟構造が不備だという点のためで、 制度自らの必要性が否定されたことではない。 したがって憲法裁判所は弁護士数の十分な確保が可能で、弁護士疎外地域に対する支援 と訴訟構造整備、弁護士報酬法定化推進、法律費用保険の活性化などを通じてある程度問 題になった条件が解消可能なので段階的導入は可能だと考えて賛成する。

<討論>オ・スンヨン弁護士

(大韓弁協法律救助財団事務次長)

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積極賛成

弁護士協会法律救助財団通じて公選弁護士

選任申請

!

この制度が実現されるためには権利保障の公的制度として社会的弱者に対する制度的装 置が工夫されなければならない。これに対して改正案では大法院と法律救助法人に訴訟救 助を申請することができるとなっているところ、現在の弁護士協会傘下法律救助公団の訴 訟救助システムを活用することによって弁護士協会が主導する‘民事公選弁護士制度`で代 替されるはずだ。 具体的に当事者が財団に弁護士選任申請をして、その決定がされれば財団は訴訟実行弁 護士を当事者に連結して、弁護士に報酬と訴訟費用を支給する方式になるだろう。そして これに対し必要な予算は「法律救助法」に登録された法人に対する国庫補助支給規定によ り国家から委託金形態で予算支援を受けて運営すれば良いだろう。

<討論>ファン・ジョンス法務士

(大韓法務士協会法制研究委員)

積極的に反対

! 国民の税金を

弁護士収入とするという目標

?

発表者は司法手続の効率性、当事者権益擁護、当事者平等の三種類の側面で導入の必要 性を主張するが、第一に司法手続の効率性のために弁護士が出て不必要な訴提起を防止す るということは非常に違憲的な発想である。効率的な訴訟準備、当事者の感情問題は上告 理由書で争点整理と圧縮された叙述を通じて十分に解決されることがあるので弁護士の口 頭陳述を前提とする弁護士強制主義は不必要である。 特に裁判の効率性を高めるための弁論権剥奪は本末が転倒された主張である。大法院の 事件輻輳は司法不信と第一回審理と2 審手続の不良から始まるので大法官や判事の数を増 やして裁判の機会を強化して国民の訴訟代理人選択権を拡大することによって司法権を実 質的に保障することで解決しなければならない。 二番目、当事者の権益擁護の側面で機会の懈怠とか重要な事実資料の不提出、法院の不 当な裁判進行などが論拠になるが、これは上告審とは直接的な関連がない。 三番目、上告審で反対当事者、被上告人が弁護士強制主義を取っていないこと、それ自 体がすでに不平等を招いている。これは実質的に相手方も弁護士を選任することになる結 果を招くことになることであるから、結局当事者の権益や実質的な平等権は形骸化されて、 平等を口実にして国民に弁護士選任を強要することによって国民の選択権や消費者選択権 5 / 6

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を侵害する違憲的な論理に違いはない。 外国の場合、弁護士強制主義を採択している国はドイツとオーストリア程度でごく少数 であり、発表者はこの制度の法理的正当性に対して憲法裁判所の論理を根拠としているが、 これは抽象的な憲法裁判と具体的な大法院裁判との差、特に法律自らの違憲性や国家を相 手にする国民の基本権保障手続である憲法事件と私的自治領域である民事事件との本質的 な差を軽視したものである。 また、民事事件で弁護士選任を強制してその費用を国庫で負担するのは私的自治領域で ある個人の民事紛争に国家が税金で支援するということであり、勝訴する当事者は勝訴に よる経済的利益を取得するので支援する必要がなく、また、敗訴する当事者は当然の結果 であるからこれを国庫で支援するということは国民血税の浪費だけのことである。 弁護士協会はこの制度の段階的導入を通じて今後全体的な民事手続き全般で弁護士強制 主義を貫徹しようとするようだが、これは国民の税金を弁護士の収入とするという目標を たてたことではないかと考えられる。 【出典】大韓法務士協会「法務士」2015 年 1 月号 6 / 6

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