Ⅱ 大気汚染防止
ここでは、主に、大気汚染防止法、栃木県生活環境の保全等に関する条例等、排ガス
の排出規制や粉じんの飛散防止のための規制に関する法令等について説明します。
第1
大気汚染関係法令の体系
第2
大気汚染防止法の概要
大気汚染防止法は、大気の汚染を防止することを目的に、工場及び事業場か
ら発生するばい煙等の排出規制、粉じんの飛散防止対策等を行っています。
第3
栃木県生活環境の保全等に関する条例の概要(大気)
栃木県生活環境の保全等に関する条例は、法で規制対象とされていない工場
及び事業場の施設等について、法を踏まえた規制を行うほか、屋外燃焼行為の
制限等、大気汚染の未然防止のための規制を行っています。
第4
大気汚染に係る環境基準
第5
規制対象及び規制基準
1
ばい煙発生施設の規制対象
大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設、栃木県生活環境の保全等に関す
る条例に基づくばい煙に係る特定施設を記載しています。
2
ばい煙発生施設の規制基準
大気汚染防止法、栃木県生活環境の保全等に関する条例、大気汚染防止法
に基づく有害物質の排出基準を定める条例(上乗せ排出基準)を記載していま
す。
3
揮発性有機化合物排出施設の規制対象
大気汚染防止法に基づく揮発性有機化合物排出施設を記載しています。
4
揮発性有機化合物排出施設の規制基準
揮発性有機化合物排出施設の排出基準を記載しています。
5
粉じん発生施設等の規制対象
大気汚染防止法に基づく粉じん発生施設、特定粉じん排出等作業並びに、
栃木県生活環境の保全等に基づく粉じんに係る特定施設を記載しています。
粉じん発生施設についての構造、使用管理に関する基準や特定粉じん排出
等作業についての作業基準等を記載しています。
7
水銀排出施設の規制対象
大気汚染防止法に基づく水銀排出施設を記載しています。
8
水銀排出施設の規制基準
水銀排出施設の排出基準を記載しています。
9
指定物質排出施設
大気汚染防止法に基づく指定物質排出施設を記載しています。
10
指定物質排出施設の規制基準
指定物質排出施設の指定物質抑制基準を記載しています。
第6
指導基準
栃木県では、大気の汚染を防止するため、規制基準のほかに指導基準を定め
ています。
○測定孔指導基準
○特定粉じん排出等作業指導基準
第7
届出等
大気汚染防止法及び栃木県生活環境の保全等に関する条例に基づく届出につ
いて記載しています。
第8
工場・事業場ばい煙・VOC・指定物質等自主管理要領
栃木県では、工場・事業場ばい煙・VOC・指定物質等自主管理要領により、大
気汚染防止法のばい煙発生施設、揮発性有機化合物排出施設、水銀排出施設、
指定物質排出施設及び栃木県生活環境の保全等に関する条例に基づくばい煙に
係る特定施設等におけるばい煙等の自主測定等について定めています。
第9
特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律
特定特殊自動車(オフロード車)の使用者が遵守すべき排出ガス規制について
記載しています。
第1
大気汚染関係法令の体系
(注)図中の( )書は条文である。例えば(2.1) は第2条第1項を示す。 環 境 基 本 法 環境基準(16) (二酸化硫黄、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、光化学オキシダント、二酸化窒素、微小粒子状物質、 ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン) (平成5年11月19日施行) 《中央環境審議会 答申》 濃度指針(非メタン炭化水素) 大 気 汚 染 防 止 法 ばい煙(2.1) 発生施設(2.2) 排出基準(3)(4) 排出の制限(13) 罰則 (33) (昭和43年12月1日施行) 1 硫黄酸化物 測定(16) (33の2) 【適用除外】 (34) 電気、ガス、鉱山施 2 ばいじん 改善命令等(14.1) (35) 設設 (36) (一部除外)(27.1) 3 有害物質 届出義務(6)(7)(8)(11)(12) (37) カドミウム、塩素 塩化水素、弗素 計画変更命令等(9) 弗化水素、弗化珪素 鉛、窒素酸化物 実施の制限(10) 事故状況通報義務(17.2) 事故時の措置命令(17.3) 揮発性有機化合物 排出施設(2.5) 排出基準(17の4) 改善命令等(17の11) (2.4) 測定(17の12) 届出義務(17の5) 計画変更命令等(17の8) 実施の制限(17の9) 一般粉じん 発生施設 構造・使用・管理基準 遵守義務・命令等 (2.8) (2.9) (18の3) (18の3) (18の4) 粉じん (2.7) 届出義務(18) (18の2) 特定粉じん 発生施設 敷地境界基準 敷地境界基準の遵守義務 (2.8) (2.10) (18の5) (18の10) 測定 (18の12) 改善命令等 (18の11)(18の13) 届出義務 (18の6) (18の7) (18の13) 計画変更命令等 (18の8) 実施の制限 (18の9) (18の13) 特定粉じん排出等作業 作業基準 作業基準の遵守義務 (2.11) (18の14) (18の18) 適合命令等(18の19) 届出義務 (18の15) 計画変更命令 (18の16) 水銀 排出施設(2.13) 排出基準(18の22) 改善命令等(18の29) (2.12) 測定(18の30) 届出義務(18の23) 計画変更命令等(18の26) 実施の制限(18の27) 要排出抑制施設(18の32) 有害大気汚染物質(2.15) 施策等実施指針 (18の36) 状況把握・抑制措置 (18の37) 指定物質 排出施設 抑制基準 勧告・報告徴収 (附則9) (附則9) (附則9) (附則10)(附則11) 特定物質(17.1) 特定施設(17.1) 事故状況通報義務 事故時の措置命令 アンモニア他28種類 (17.2) (17.3) 自動車排出ガス(2.16) 許容限度(19.1) 測定(20) 要請(21.1) 意見(21.3) 常時監視(22) 緊急時の措置等(23) 無過失責任(25) ばい煙発生施設等に係る報告徴収及び立入検査(26)栃木県生活環境の保 ばい煙・粉じん 特定施設 規制基準(2.10) 改善命令(16) 一時停止命令 全等に関する条例 (2.3)(2.4) (2.7) (5) (16) 改善措置等の届出 罰則 (平成17年4月1日施行) (18) (69) 測定(48) (70) (71) 届出義務 (72) (7)(8)(9) (10)(11) 計画変更命令等(12) 改善措置等の届出 (18) 実施の制限(13) 屋外燃焼行為の制限(15) 勧告(17) 改善措置等の届出 (18) 事故時の措置(49.1及び2) 応急措置命令(49.3) 特定特殊自動車排出ガス 技術基準適合命令(18.1) 指導及び助言(28.2) の規制等に関する法律 (平成18年4月1日施行)
第2
大気汚染防止法の概要
1 目 的(法第1条) この法律は、工場・事業場における事業活動等に伴って発生するばい煙の排出等を規制すること、有害 大気汚染物質対策を推進すること、自動車排出ガスに係る許容限度を定めること等によって大気汚染の防 止を図り、もって国民の健康を保護し生活環境を保全すること並びに大気汚染により健康被害が生じた場 合の事業者の損害賠償責任について定めることにより被害者の保護を図ることを目的としています。 2 定 義 (1) ばい煙(法第2条第1項) 燃料その他の物の燃焼に伴い発生するいおう酸化物、燃料その他の物の燃焼又は熱源としての電気 の使用に伴い発生するばいじん、物の燃焼、合成、分解その他の処理(機械的処理を除く。)に伴い 発生する物質のうち、カドミウム等で政令(法施行令のこと。以下「政令」又は「令」という。)で 定めるもの(有害物質)をいいます。 (2) ばい煙発生施設(法第2条第2項) 工場・事業場に設置される施設で政令で定めるものをいいます。(P Ⅱ-11 大気汚染防止法に基づ くばい煙発生施設 参照) (3) 揮発性有機化合物(法第2条第4項) 大気中に排出され、又は飛散した時に気体である有機化合物(浮遊粒子状物質及びオキシダントの 生成の原因とならない物質として政令で定める物質を除く。)をいいます。 (4) 揮発性有機化合物排出施設(法第2条第5項) 工場・事業場に設置される施設で政令で定めるものをいいます。(P Ⅱ-29 揮発性有機化合物排出 施設の規制対象 参照) (5) 粉じん(法第2条第7項、法第2条第8項) 物の破砕、選別その他の機械的処理又は堆積に伴い発生し、又は飛散する物質をいいます。 また、粉じんのうち、石綿その他の人の健康に係る被害を生ずるおそれがある物質で、政令で定め るものを特定粉じんといい、それ以外のものを一般粉じんといいます。特定粉じんとしては「石綿」 が定められています。 (6) 粉じん発生施設(法第2条第9項、法第2条第10項) 工場・事業場に設置される施設で政令で定めるものをいいます。(P Ⅱ-31 大気汚染防止法に基づ く一般粉じん発生施設、Ⅱ-32 大気汚染防止法に基づく特定粉じん発生施設 参照) (7) 特定粉じん排出等作業(法第2条第11項) 吹付け石綿等が使用されている建築物を解体し、改造し、又は補修する作業で政令で定めています。 (P Ⅱ-34 大気汚染防止法に基づく特定粉じん排出等作業 参照) (8) 水銀等(法第2条第12項) 水銀及びその化合物をいいます。 (9) 水銀排出施設(法第2条第13項) 工場・事業場に設置される施設で政令で定めるものをいいます。(P Ⅱ-37 大気汚染防止法に基づ(10) 要排出抑制施設(法第18条の32) 工場・事業場に設置される施設で水銀等の排出量が相当程度多い施設であって、その排出を抑制す ることが適当であるものとして政令で定めるものをいいます。 (11) 有害大気汚染物質(法第2条第15項) 継続して摂取される場合には人の健康を損うおそれがある物質で大気の汚染の原因となるもの(ば い煙及び特定粉じんを除く。)をいいます。 (12) 自動車排出ガス(法第2条第16項) 自動車の運行に伴い発生する一酸化炭素、炭化水素、鉛化合物、窒素酸化物、粒子状物質の5物質 を自動車排出ガスとして政令で定めています。 (13) 指定物質(法附則第9項) 有害大気汚染物質のうち人の健康に係る被害を防止するためその排出又は飛散を早急に抑制しなけ ればならないもので政令で定めています。 (14) 指定物質排出施設(法附則第9項) 指定物質を大気中に排出し、又は飛散させる工場又は事業場に設置される施設で政令で定めていま す。 3 ばい煙、粉じんに関する規制 (1) ばい煙の排出基準(法第3条第1項) ばい煙発生施設において発生するばい煙について、環境省令(法施行規則のこと。以下、「規則」と いう。)で定めています。(P Ⅱ-15 ばい煙発生施設の規制基準 参照) (2) 上乗せ排出基準(法第4条第1項) 都道府県は、ばいじん又は有害物質について(1)の排出基準では人の健康を保護し、生活環境を保全す ることが十分でないと認める区域については、条例でよりきびしい排出基準(いわゆる「上乗せ排出基 準」)を定めることができます。(P Ⅱ-25 大気汚染防止法に基づく有害物質の排出基準を定める条例 参照) (3) 揮発性有機化合物の排出基準(法第17条の4) 揮発性有機化合物排出施設において排出される揮発性有機化合物濃度について、規則で定めています。 (P Ⅱ-30 揮発性有機化合物排出施設の排出基準 参照) (4) 一般粉じんの管理基準(法第18条の3) 一般粉じんの発生施設について、規則で構造並びに使用及び管理に関する基準を定めています。 (P Ⅱ-33 一般粉じん発生施設の構造並びに使用及び管理に関する基準 参照) (5) 特定粉じんの敷地境界基準(法第18条の5) 特定粉じん発生施設を設置する工場・事業場の敷地の境界線における大気中の特定粉じんの濃度につ いて、規則でその許容限度が定められています。(P Ⅱ-33 特定粉じんの敷地境界基準 参照) (6) 作業基準(法第18条の14) 特定粉じん排出等作業の方法に関する基準は、規則で定めています。(P Ⅱ-34 作業基準 参照) (7) 水銀等の排出基準(法第18条の22) 水銀排出施設において発生される水銀濃度について、規則で定めています。(P Ⅱ-38 水銀排出施 設の排出基準)
(8) 要排出抑制施設の自主的な取り組み(法第18条の32) 要排出抑制施設を設置している者は、その施設に係る水銀等の大気中への排出に関し、自ら遵守すべ き基準を作成し、水銀濃度を測定し、その結果を記録及び保存することで、水銀等の大気中への排出を 抑制するために必要な措置を講じなければなりません。また、当該措置の実施の状況及びその評価を公 表しなければなりません。 (9) 指定物質抑制基準(法附則第9項) 指定物質排出施設について、告示で指定物質の種類及び指定物質排出施設の種類ごとに排出又は飛散 の抑制に関する基準を定めています。(P Ⅱ-35 指定物質抑制基準 参照) (10) 届 出(法第6条、第7条、第8条、第11条、第12条、第17条の5、第17条の6、第17 条の7、第18条、第18条の2、第18条の6、第18条の7、第18条の15、第18条の23、 第18条の24、第18条の25) ばい煙発生施設、揮発性有機化合物排出施設、一般粉じん発生施設、特定粉じん発生施設、水銀排出 施設を設置しようとするとき等は、環境森林事務所等の長又は宇都宮市長に届け出なければなりません。 特定粉じん排出等作業を行う場合も同様です。(P Ⅱ-44 大気汚染防止法に基づく届出義務 参照) (11) 実施の制限(法第10条第1項、法第17条の9、法第18条の9、第18条の31) ばい煙発生施設、揮発性有機化合物排出施設、特定粉じん発生施設又は水銀排出施設の設置届出、又 は構造の変更届出をした者は、その届出が受理された日から60日間は届出に係る施設を設置し、又は これらの施設の構造、使用の方法若しくはばい煙の処理の方法、特定粉じんの処理の方法、水銀等の処 理の方法若しくは飛散の防止の方法を変更することができません。(一般粉じん発生施設に係る届出に は実施の制限はありません。) これに違反した場合は、30万円以下の罰金に処せられます。 なお、相当の理由がある場合は、期間の短縮が認められることもあります。 (12) 計画変更命令等(法第9条、法第17条の8、法第18条の16、法第18条の26) 環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、ばい煙発生施設、揮発性有機化合物排出施設、特定粉じん 発生施設又は水銀排出施設の設置届出、又は変更届出があった場合において、ばい煙の排出基準、揮発 性有機化合物排出施設、特定粉じんの規制基準又は水銀等の排出基準に適合しないと認めるときは、届 出を受理した日から60日以内に計画の一部を変更、又は計画の廃止を命ずることができます。 また、環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、特定粉じん排出等作業の実施届出があった場合にお いて、作業基準に適合しないと認めるときは、その届出を受理した日から14日以内に作業の方法に関 する計画の変更を命ずることができます。 この計画変更命令等に違反した場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。 (13) ばい煙の排出の制限(法第13条) ばい煙を排出する者は、そのばい煙量又はばい煙濃度が、ばい煙発生施設の排出口において排出基準 に適合しないばい煙を排出することができません。 これに違反した場合は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。 (14) 揮発性有機化合物の排出基準の遵守義務(法第17条の10) 揮発性有機化合物排出施設から揮発性有機化合物を大気中に排出する者は、その揮発性有機化合物排 出施設に係る排出基準を遵守しなければなりません。
(15) 水銀等の排出基準の遵守義務(法第18条の23) 水銀排出施設から水銀等を大気中に排出する者は、その水銀排出施設に係る排出基準を遵守しなければ なりません。 (16) 改善命令等(法第14条、法第17条の11、法第18条の11、法第18条の29) 環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、ばい煙発生施設が排出基準に適合しないばい煙を継続して 排出するおそれがあると認めるとき、又は、排出口における揮発性有機化合物濃度が排出基準に適合し ないと認められるとき、又は特定粉じん排出者が排出し、若しくは飛散させる特定粉じんの当該工場・ 事業場の敷地の境界線における大気中の濃度が規制基準に適合しないと認めるとき、又は排出口におけ る水銀濃度が排出基準に適合しない水銀等を継続して大気中に排出すると認めるときは、ばい煙発生施 設、揮発性有機化合物排出施設、特定粉じん発生施設又は水銀排出施設の改善又は使用の一時停止を命 ずることができます。 この改善命令等に違反した場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。 (17) 基準適合命令等(法第18条の4) 環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、一般粉じん発生施設が、構造、使用及び管理に関する基準 を遵守していないと認めるときは、一般粉じん発生施設の基準適合又は使用の一時停止を命ずることが できます。 この命令に違反した場合は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。 (18) 作業基準適合命令等(法第18条の19) 環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、特定工事を施工する者が、作業基準を遵守していないと認 めるときは、作業基準に従うべきこと又は作業の一時停止を命ずることができます。 (19) 濃度の測定(法第16条、第17条の12、第18条の12) ばい煙を排出する者、又は揮発性有機化合物排出者又は水銀排出者は、当該ばい煙発生施設に係るば い煙量又はばい煙濃度を又は揮発性有機化合物濃度又は水銀濃度を測定し、その結果を記録し、3年間 保存しなければなりません。 また、特定粉じん排出者は、その工場・事業場の敷地の境界線における大気中の特定粉じんの濃度を 測定し、その結果を記録し、3年間保存しなければなりません。 なお、法第16条の規定に違反して、記録をせず、虚偽の記録をし、又は記録を保存しなかった場合 は、30万円以下の罰金に処せられます。 (20) 事故時の措置(法第17条) ばい煙発生施設を設置している者又は物の合成、分解その他の化学的処理に伴い特定物質(政令で定 めるアンモニア等の28物質)を発生する工場・事業場に設置する者は、事故時の応急措置が義務づけ られています。さらに、その事故の状況を直ちに環境森林事務所等の長又は、宇都宮市長に通報しなけ ればなりません。 また、知事は、事故の拡大又は再発防止に必要な措置をとるべきことを命ずることができます。 この命令に違反した場合は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。 (21) 大気汚染状況の常時監視と緊急時の措置等(法第22条、法第23条) 知事(宇都宮市においては宇都宮市長)は、大気汚染状況を常時監視しなければなりません。 知事は、大気の汚染が政令で定める場合に該当する事態(緊急時)が発生したときは、ばい煙排出者 に、ばい煙量の減少について協力を求め、又は命令することができます。
4 そ の 他 (1) 報告及び立入検査(法第26条) 環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、法の施行に必要な限度において、ばい煙発生施設、揮発性 有機化合物排出施設、一般粉じん発生施設又は水銀排出施設の設置者、特定粉じん排出者若しくは解体 工事の発注者若しくは受注者、自主施工者に報告を求め、又は工場・事業場等に立ち入り、施設その他 の物件を検査することができます。 これに違反した者は、30万円以下の罰金に処せられます。 (2) 適用除外(法第27条) 電気事業法第2条第1項18号に規定する電気工作物、ガス事業法第2条第13項に規定するガス工 作物又は鉱山保安法第13条第1項に規定する建設物、工作物その他の施設についての設置等の届出、 計画変更命令等の一部規定(ばい煙発生施設、特定施設、揮発性有機化合物排出施設、一般粉じん発生 施設、特定粉じん発生施設又は水銀排出施設については行政機関の長が許認可等を行い監督します。行 政機関の長は、許認可等の内容を知事に通知します。知事は、法第26条の規定に基づき報告を求め、 立入検査を行い、又はそこから排出されるばい煙、粉じんが大気を汚染し、人の健康、生活環境に被害 が生ずると認めるときは、行政機関の長に電気事業法、ガス事業法又は鉱山保安法の規定による措置を とるべきことを要請できます。) (3) 資料の提出の要求等(法第28条第2項) 知事は、この法律の目的を達成するため必要があると認めるときは、関係行政機関の長又は関係地方 公共団体の長に資料の送付その他の協力を求め、又は大気汚染防止に関し意見を述べることができます。 (4) 条例との関係(法第32条) 法は、地方公共団体がばい煙及び粉じんについて条例で必要な規制を定めてもよいとしています。 本県では、栃木県生活環境の保全等に関する条例でばい煙及び一般粉じんについての規制を定めてい ます。
第3
栃木県生活環境の保全等に関する条例の概要(大気)
1 目 的 (条例第1条) この条例は、栃木県環境基本条例第3条に定める環境の保全についての基本理念にのっとり、公害の防 止その他の事業活動及び日常生活に伴う環境への負荷の低減を図るための措置に関し必要な事項を定める ことにより、他の法令と相まって、生活環境の保全等に関する施策を総合的に推進し、もって現在及び将 来の県民の健康の保護及び快適な生活環境の確保に寄与することを目的としています。 2 特定施設 (条例第2条第7項) 工場・事業場に設置される施設のうち、著しくばい煙、粉じんを発生し、排出し又は飛散させる施設 で、規則で定めるものをいいます。(P Ⅱ-14 栃木県生活環境の保全等に関する条例に基づくばい煙に 係る特定施設、Ⅱ-31 栃木県生活環境の保全等に関する条例に基づく粉じんに係る特定施設 参照) この規定は、条例が法律の規制対象の範囲外のものについて規制対象とした、いわゆる「横出し」特 定施設の規定です。 3 規制基準 (条例第5条) ばい煙、粉じんに係る規制基準が定められています。(P Ⅱ-26 栃木県生活環境の保全等に関する条 例に基づくばい煙に係る特定施設の規制基準、Ⅱ-35 栃木県生活環境の保全等に関する条例に基づく粉 じんに係る特定施設の規制基準 参照) 4 届 出 (条例第7条~第11条) 工場・事業場は、特定施設についての届出を環境森林事務所等の長又は宇都宮市長に届け出なければ なりません。(P Ⅱ-47 栃木県生活環境の保全等に関する条例に基づく届出義務 参照) 5 計画変更命令等 (条例第12条) 環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、ばい煙に係る特定施設の設置届出、又は変更届出があった 場合において、ばい煙の規制基準に適合しないと認めるときは、届出を受理した日から60日以内に計 画の一部を変更、又は計画の廃止を命ずることができます。 この計画変更命令等に違反した場合は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。 6 実施の制限 (条例第13条) ばい煙に係る特定施設について、設置若しくは構造等の変更の届出をした者は、その届出が受理され た日から60日間は届出に係る施設を設置し、又はこれらの施設の構造、使用の方法若しくは公害の防 止の方法を変更することができません。(粉じんに係る特定施設に係る届出には実施の制限はありませ ん。) これに違反した場合は、20万円以下の罰金に処せられます。 なお、相当の理由がある場合は、期間の短縮が認められることもあります。 7 屋外燃焼行為の制限 (条例第15条) 何人も、燃焼禁止物質を屋外において燃焼させてはなりません。 (燃焼禁止物質) ゴム、皮革、合成樹脂、木材、油脂類(鉱物油及び有機溶剤を含む。)、繊維(植物繊維を除く。)とこれらを含むもの。 (適用除外) (1) 規則で定める焼却炉を用いて行う燃焼 (2) 法令又はこれに基づく処分により行う燃焼 (3) 公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない燃焼禁止物質の燃焼又は周辺地域の生活環境に与える 影響が軽微である燃焼禁止物質の燃焼として規則で定めるもの 8 改善命令等 (条例第16条) 環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、ばい煙又は粉じんに係る特定施設が規制基準に適合せず、 又は適合しないおそれがあると認めるとき、当該特定施設の改善又は使用の一時停止を命ずることがで きます。 この改善命令等に違反した場合は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。 9 勧告等 (条例第17条) 環境森林事務所等の長又は宇都宮市長は、屋外燃焼行為の制限に違反している者があると認めるとき は、期限を定めて、措置を勧告することができます。 なお、勧告に従わないときは、勧告に従うよう命ずることができます。 この命令に違反した場合は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。 10 改善措置の届出 (条例第18条) 計画変更命令等、改善命令等又は勧告等に係る命令を受けた者は、命令に基づく改善の措置をとった ときは、速やかに、その旨を環境森林事務所等の長又は宇都宮市長に届け出なければなりません。 11 ばい煙等の濃度等の測定(条例第48条) 特定工場等を設置している者は、規則で定めるところにより、当該特定施設に係るばい煙の濃度等を 測定し、これを保存しなければなりません。 これに違反した場合は、20万円以下の罰金に処せられます。 12 事故時における措置(条例第49条) ばい煙に係る特定工場等を設置している者は、その設置している施設について、故障、破損その他の 事故が発生し、ばい煙等が大気中等に放出され、人の健康や生活環境に係る被害を生ずるおそれがある ときは、直ちに、事故についての措置を講じ、速やかに復旧するよう努めなければなりません。 なお、当該事故の状況や講じた措置の概要を知事に報告しなければなりません。ただし、大気汚染防止 法の規定により通報等を行った場合にはこの限りではありません。 また、知事は、事故の拡大又は再発防止に必要な措置をとるべきことを命ずることができます。 この命令に違反した場合は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。 13 公害防止責任者の選任 (条例第50条) ばい煙又は粉じんに係る特定施設、大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設又はダイオキシン類対策 特別措置法に基づく特定施設を設置している者は、特定施設の種類ごとに公害防止責任者を選任しなけ ればなりません。ただし、公害防止管理者法に基づく公害防止管理者を選任している施設の種類につい
第4
大気汚染に係る環境基準
1 大気汚染に係る環境基準 物 二 酸 化 一 酸 化 浮 遊 粒 子 状 二 酸 化 光 化 学 微 小 粒 子 状 質 硫 黄 炭 素 物 質 窒 素 オ キ シ タ ゙ ン ト 物 質 1時間値の 1時間値の 1時間値の1日平 1時間値の 1時間値が 1年平均値が15 環 1日平均値 1日平均値 均値が0.10mg/ 1日平均値 0.06ppm以 μg/m 以下であ3 境 が0.04ppm以 が10ppm以下 m 以下であり、3 が0.04ppmか 下であるこ り、かつ、1日平 3 上 下であり、 であり、か かつ、1時間値が ら0.06ppmま と。 均値が35μg/m の かつ、1時 つ、1時間 0.20mg/m 以下3 でのゾーン 以下であること。 条 間値が0.1pp 値の8時間 であること。 内又はそれ 件 m以下である 平均値が20p 以下である こと。 pm以下であ こと。 ること。 (注)1 浮遊粒子状物質とは、大気中に浮遊する粒子状物質であってその粒径が10μm以下のものをいう。 2 光化学オキシダントとは、オゾン、パーオキシアセチルナイトレートその他の光化学反応により生成 される酸化性物質(中性ヨウ化カリウム溶液からヨウ素を遊離するものに限り、二酸化窒素を除く。) をいう。 (参 考) 炭化水素については、光化学オキシダントの環境基準を達成するための目標値として次のとおり濃 度指針が定められています。 「午前6時から9時までの非メタン炭化水素の3時間平均値が0.20ppmCから0.31ppmCの範囲以下であるこ と。」 2 ベンゼン等による大気の汚染に係る環境基準 物 質 環 境 上 の 条 件 ベ ン ゼ ン 1年平均値が0.003mg/m 以下であること。3 ト リ ク ロ ロ エ チ レ ン 1年平均値が0.2mg/m 以下であること。3 テ ト ラ ク ロ ロ エ チ レ ン 1年平均値が0.2mg/m 以下であること。3 ジ ク ロ ロ メ タ ン 1年平均値が0.15mg/m 以下であること。3 (注) ベンゼン等による大気の汚染に係る環境基準は、継続的に摂取される場合には人の健康を損なうおそれ がある物質に係るものであることにかんがみ、将来にわたって人の健康に係る被害が未然に防止されるよ うにすることを旨として、その維持又は早期達成に努めるものとする。第5
規制対象及び規制基準
1 ばい煙発生施設の規制対象 (1) 大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設 (法施行令第2条別表第1) 令 別 表 第 1 の 施 設 の 名 称 規 模 施 設 番 号 ボ イ ラ ー ( 熱 風 ボ イ ラ ー を 含 み 、 熱 環 境 省 令 で 定 め る と こ ろ に よ り 算 定 し た 伝 源 と し て 電 気 又 は 廃 熱 の み を 使 用 す る 熱 面 積 ( 以 下 単 に 「 伝 熱 面 積 」 と い う。)が 10 1 も の を 除 く 。 ) 平 方 メ ー ト ル 以 上 で あ る か 、 又 は バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 50リ ッ ト ル 以 上 で あ る こ と 。 水 性 ガ ス 又 は 油 ガ ス の 発 生 の 用 に 供 原 料 と し て 使 用 す る 石 炭 又 は コ ー ク ス の 処 す る ガ ス 発 生 炉 及 び 加 熱 炉 理 能 力 が 1 日 当 た り 2 0ト ン 以 上 で あ る か 、 又 2 は バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 50リ ッ ト ル 以 上 で あ る こ と 。 金 属 の 精 錬 又 は 無 機 化 学 工 業 品 の 製 原 料 の 処 理 能 力 が 1 時 間 当 た り 1 ト ン 以 上 3 造 の 用 に 供 す る 焙 焼 炉 、 焼 結 炉 ( ペ レ で あ る こ と 。 ッ ト 焼 成 炉 を 含 む 。 ) 及 び 煆 焼 炉 ( 14 の 項 に 掲 げ る も の を 除 く 。 ) 金 属 の 精 錬 の 用 に 供 す る 溶 鉱 炉 ( 溶 4 鉱 用 反 射 炉 を 含 む 。 ) 、 転 炉 及 び 平 炉 ( 14の 項 に 掲 げ る も の を 除 く 。 ) 金 属 の 精 製 又 は 鋳 造 の 用 に 供 す る 溶 火 格 子 面 積 ( 火 格 子 の 水 平 投 影 面 積 を い 5 解 炉 ( こ し き 炉 並 び に 14 の 項 及 び 24の う 。 以 下 同 じ 。 ) が 1 平 方 メ ー ト ル 以 上 で あ 項 か ら 26の 項 ま で に 掲 げ る も の を 除 る か 、 羽 口 面 断 面 積 ( 羽 口 の 最 下 端 の 高 さ に く 。 ) お け る 炉 の 内 壁 で 囲 ま れ た 部 分 の 水 平 断 面 積 を い う 。 以 下 同 じ 。 ) が 0 .5平 方 メ ー ト ル 以 金 属 の 鍛 造 若 し く は 圧 延 又 は 金 属 若 上 で あ る か 、 バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 6 し く は 金 属 製 品 の 熱 処 理 の 用 に 供 す る 油 換 算 1 時 間 当 た り 5 0リ ッ ト ル 以 上 で あ る 加 熱 炉 か 、 又 は 変 圧 器 の 定 格 容 量 が 20 0キ ロ ボ ル ト ア ン ペ ア 以 上 で あ る こ と 。 7 石 油 製 品 、 石 油 化 学 製 品 又 は コ ー ル タ ー ル 製 品 の 製 造 の 用 に 供 す る 加 熱 炉 8 石 油 の 精 製 の 用 に 供 す る 流 動 接 触 分 触 媒 に 附 着 す る 炭 素 の 燃 焼 能 力 が 1 時 間 当 解 装 置 の う ち 触 媒 再 生 塔 た り 20 0キ ロ グ ラ ム 以 上 で あ る こ と 。 8 の 2 石 油 ガ ス 洗 浄 装 置 に 附 属 す る 硫 黄 回 バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 収 装 置 の う ち 燃 焼 炉 間 当 た り 6 リ ッ ト ル 以 上 で あ る こ と 。 9 窯 業 製 品 の 製 造 の 用 に 供 す る 焼 成 炉 火 格 子 面 積 が 1 平 方 メ ー ト ル 以 上 で あ る 及 び 溶 融 炉 か 、 バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 50リ ッ ト ル 以 上 で あ る か 、 又 は 変 10 無 機 化 学 工 業 品 又 は 食 料 品 の 製 造 の 圧 器 の 定 格 容 量 が 200 キ ロ ボ ル ト ア ン ペ ア 以 上 用 に 供 す る 反 応 炉 ( カ ー ボ ン ブ ラ ッ ク で あ る こ と 。 製 造 用 燃 焼 装 置 を 含 む。)及 び 直 火 炉 。) ( 26の 項 に 掲 げ る も の を 除 く 11 乾 燥 炉 ( 14 の 項 及 び 23 の 項 に 掲 げ る も の を 除 く 。 ) 12 製 銑 、 製 鋼 又 は 合 金 鉄 若 し く は カ ー 変 圧 器 の 定 格 容 量 が 1 ,00 0キ ロ ボ ル ト ア ン ペ バ イ ト の 製 造 の 用 に 供 す る 電 気 炉 ア 以 上 で あ る こ と 。令 別 表 第 1 の 施 設 の 名 称 規 模 施 設 番 号 銅 、 鉛 又 は 亜 鉛 の 精 錬 の 用 に 供 す る 原 料 の 処 理 能 力 が 1 時 間 当 た り 0.5ト ン 以 焙 焼 炉 、 焼 結 炉 ( ペ レ ッ ト 焼 成 炉 を 含 上 で あ る か 、 火 格 子 面 積 が 0.5 平 方 メ ー ト ル 14 む 。 ) 、 溶 鉱 炉 ( 溶 鉱 用 反 射 炉 を 含 以 上 で あ る か 、 羽 口 面 断 面 積 が 0.2平 方 メ ー む 。 ) 、 転 炉 、 溶 解 炉 及 び 乾 燥 炉 ト ル 以 上 で あ る か 、 又 は バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 20リ ッ ト ル 以 上 で あ る こ と 。 15 カ ド ミ ウ ム 系 顔 料 又 は 炭 酸 カ ド ミ ウ 容 量 が 0 .1立 方 メ ー ト ル 以 上 で あ る こ と 。 ム の 製 造 の 用 に 供 す る 乾 燥 施 設 16 塩 素 化 エ チ レ ン の 製 造 の 用 に 供 す る 原 料 と し て 使 用 す る 塩 素 (塩 化 水 素 に あ っ 塩 素 急 速 冷 却 施 設 て は 塩 素 換 算 量 ) の 処 理 能 力 が 1 時 間 当 た り 50 キ ロ グ ラ ム 以 上 で あ る こ と 。 17 塩 化 第 二 鉄 の 製 造 の 用 に 供 す る 溶 解 槽 18 活 性 炭 の 製 造 ( 塩 化 亜 鉛 を 使 用 す る バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 も の に 限 る 。 ) の 用 に 供 す る 反 応 炉 間 当 た り 3 リ ッ ト ル 以 上 で あ る こ と 。 化 学 製 品 の 製 造 の 用 に 供 す る 塩 素 反 原 料 と し て 使 用 す る 塩 素 ( 塩 化 水 素 に あ っ 応 施 設 、 塩 化 水 素 反 応 施 設 及 び 塩 化 水 て は 、 塩 素 換 算 量 ) の 処 理 能 力 が 1 時 間 当 た 19 素 吸 収 施 設 ( 塩 素 ガ ス 又 は 塩 化 水 素 ガ り 50キ ロ グ ラ ム 以 上 で あ る こ と 。 ス を 使 用 す る も の に 限 り 、 前 3 項 に 掲 げ る も の 及 び 密 閉 式 の も の を 除 く 。 ) 20 ア ル ミ ニ ウ ム の 精 錬 の 用 に 供 す る 電 電 流 容 量 が 30キ ロ ア ン ペ ア 以 上 で あ る 解 炉 こ と 。 燐 、 燐 酸 、 燐 酸 質 肥 料 又 は 複 合 肥 料 原 料 と し て 使 用 す る 燐 鉱 石 の 処 理 能 力 が 1 の 製 造 ( 原 料 と し て の 燐 鉱 石 を 使 用 す 時 間 当 た り 80 キ ロ グ ラ ム 以 上 で あ る か 、 バ ー 21 る も の に 限 る 。 ) の 用 に 供 す る 反 応 施 ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た 設 、 濃 縮 施 設 、 焼 成 炉 及 び 溶 解 炉 り 50リ ッ ト ル 以 上 で あ る か 、 又 は 変 圧 器 の 定 格 容 量 が 200キ ロ ボ ル ト ア ン ペ ア 以 上 で あ る こ と 。 弗 酸 の 製 造 の 用 に 供 す る 凝 縮 施 設 、 伝 熱 面 積 が 10 平 方 メ ー ト ル 以 上 で あ る か 、 22 吸 収 施 設 及 び 蒸 留 施 設 ( 密 閉 式 の も の 又 は ポ ン プ の 動 力 が 1 キ ロ ワ ッ ト 以 上 で あ る を 除 く 。 ) こ と 。 ト リ ポ リ 燐 酸 ナ ト リ ウ ム の 製 造 ( 原 原 料 の 処 理 能 力 が 1 時 間 当 た り 8 0キ ロ グ ラ 料 と し て 燐 鉱 石 を 使 用 す る も の に 限 ム 以 上 で あ る か 、 火 格 子 面 積 が 1 平 方 メ ー ト 23 る 。 ) の 用 に 供 す る 反 応 施 設 、 乾 燥 炉 ル 以 上 で あ る か 、 又 は バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 及 び 焼 成 炉 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 50 リ ッ ト ル 以 上 で あ る こ と 。 鉛 の 第 二 次 精 錬 ( 鉛 合 金 の 製 造 を 含 バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 24 む 。 ) 又 は 鉛 の 管 、 板 若 し く は 線 の 製 間 当 た り 10 リ ッ ト ル 以 上 で あ る か 、 又 は 変 圧 造 の 用 に 供 す る 溶 解 炉 器 の 定 格 容 量 が 40キ ロ ボ ル ト ア ン ペ ア 以 上 で あ る こ と 。 25 鉛 蓄 電 池 の 製 造 の 用 に 供 す る 溶 解 炉 バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 4 リ ッ ト ル 以 上 で あ る か 、 又 は 変 圧 器 の 定 格 容 量 が 20キ ロ ボ ル ト ア ン ペ ア 以 上 で あ る こ と 。 2 6 鉛 系 顔 料 の 製 造 の 用 に 供 す る 溶 解 容 量 が 0 .1立 方 メ ー ト ル 以 上 で あ る か 、 バ 炉 、 反 射 炉 、 反 応 炉 及 び 乾 燥 施 設 ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 4 リ ッ ト ル 以 上 で あ る か 、 又 は 変 圧 器 の 定 格 容 量 が 20キ ロ ボ ル ト ア ン ペ ア 以 上 で あ る こ と 。
令 別 表 第 1 の 施 設 の 名 称 規 模 施 設 番 号 27 硝 酸 の 製 造 の 用 に 供 す る 吸 収 施 設 、 硝 酸 を 合 成 し 、 漂 白 し 、 又 は 濃 縮 す る 能 力 漂 白 施 設 及 び 濃 縮 施 設 が 1 時 間 当 た り 100 キ ロ グ ラ ム 以 上 で あ る こ と 。 28 コ ー ク ス 炉 原 料 の 処 理 能 力 が 1 日 当 た り 20ト ン 以 上 で あ る こ と 。 29 ガ ス タ ー ビ ン 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 50 リ ッ ト ル 以 上 で あ る こ と 。 30 デ ィ ー ゼ ル 機 関 31 ガ ス 機 関 ( ガ ス エ ン ジ ン ) 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 35 リ ッ ト ル 以 上 で あ る こ と 。 32 ガ ソ リ ン 機 関 ( ガ ソ リ ン エ ン ジ ン ) 備考 重油換算方法 1 この表において液体燃料は10リットル、ガス燃料は16m3、固体燃料は16キログラムを重油10リットル として換算します。(昭和46年8月25日環大企第5号環境庁大気保全局長通知「大気汚染防止法の一部を改 正する法律の施行について」の第1の2) 2 31及び32については、燃料の燃焼能力の重油換算を行う場合には、次によること。(平成2年12月1日 環大規第384号の第3の2) (1) 燃料が気体の場合 燃料の種類によって発熱量の差が大きいので、次の換算式によること。 重油換算量(リットル/h)=換算係数×気体燃料の燃焼能力(Nm3/h) 換算係数=気体燃料の発熱量(kcal/Nm3)/重油の発熱量(kcal/リットル) ただし、上式の気体燃料の発熱量は総発熱量を用いることとし、重油の発熱量は9,600kcal/リットルとする こと。 (2) 燃料が液体の場合 重油換算量(リットル/h)=液体燃料の燃焼能力(リットル/h)とすること。
(2) 栃木県生活環境の保全等に関する条例に基づくばい煙に係る特定施設 (条例施行規則第4条別表第1(1)) 規 則 別 表 第 1 (1)の 施 設 の 名 称 ( 規 模 ) 施 設 番 号 1 亜 鉛 又 は ア ル ミ ニ ウ ム の 第 2 次 精 錬 の 用 に 供 す る 溶 解 炉 ( バ ー ナ ー の 燃 料 の 燃 焼 能 力 が 重 油 換 算 1 時 間 当 た り 50リ ッ ト ル 未 満 で あ る か 、 又 は 変 圧 器 の 定 格 容 量 が 20 0キ ロ ボ ル ト ア ン ペ ア 未 満 で あ る こ と 。 ) 2 パ ル プ 、 紙 製 造 業 又 は 繊 維 工 業 ( 衣 服 そ の 他 繊 維 製 品 に 係 る も の を 除 く 。 ) の 用 に 供 す る 漂 白 施 設 ( 塩 素 又 は 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム を 含 む 漂 白 剤 を 使 用 す る も の で あ っ て 塩 素 ( 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム に あ っ て は 塩 素 換 算 量 ) の 処 理 能 力 が 1 時 間 当 た り 1 0キ ロ グ ラ ム 以 上 で あ る こ と 。 ) 3 尿 素 樹 脂 、 フ ェ ノ ー ル 樹 脂 又 は メ ラ ミ ン 樹 脂 の 製 造 又 は 加 工 ( 成 形 材 料 の 成 形 加 工 を 除 く 。 ) の 用 に 供 す る 反 応 施 設 及 び 熱 処 理 施 設 ( ホ ル マ リ ン を ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 換 算 し た 処 理 能 力 が 1 時 間 当 た り 10 キ ロ グ ラ ム 以 上 で あ る こ と 。 ) 4 金 属 製 品 の 製 造 の 用 に 供 す る 表 面 処 理 施 設 及 び 酸 洗 施 設 ( 塩 酸 を 塩 素 換 算 し た 処 理 能 力 が 1 時 間 当 た り 1 0 キ ロ グ ラ ム 以 上 で あ る こ と 。 ) 注1 適用除外施設 ① 鉱山保安法第13条第1項に規定する建設物、工作物その他の施設 ② 電気事業法第2条第1項第18号に規定する電気工作物 ③ ガス事業法第2条第13項に規定するガス工作物
2 ばい煙発生施設の規制基準 (1) 大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設に係るいおう酸化物の排出基準 (法施行規則第3条) ア 基準値 排出口の高さに応じていおう酸化物の許容排出量を定める方式で規制され、基準値はK値で表さ れます。 K値は、政令で定める地域ごとに環境省令で定められ、値が小さいほど厳しい基準となります。 本県のK値は、次のとおりです。 (法施行規則第3条別表第1抜粋) 令別表第3の地域番号 地 域 の 名 称 基準値(K値) 宇 都 宮 市 (旧河内町、旧上河内町地区を除く) 23 鹿 沼 市 8.0 (旧粟野町地区を除く) 真 岡 市 (旧二宮町地区を除く) 足 利 市 23の2 7.0 佐 野 市 (旧田沼町、旧葛生町地区を除く) 栃 木 市 (旧大平町、旧藤岡町、旧都賀町、旧西方町、 旧岩舟町地区を除く) 23の3 7.0 小 山 市 佐 野 市 (旧佐野市、旧田沼町地区を除く) 100 そ の 他 の 地 域※ 17.5 イ いおう酸化物の許容排出量 いおう酸化物の許容排出量は、次により計算します。 -3 2 q=K×10 ・He この式において、q、K及びHeは、それぞれ次の値を表します。 q :いおう酸化物の許容排出量(単位:温度零度、圧力1気圧の状態に換算した立方メートル 毎時(Nm /h))3 K :地域ごとのK値 He:下記に規定する方法により補正された排出口の高さ(単位:m)
法第3条第2項第1号に規定する排出口の高さの補正は、次の算式によります。 (ただし、笠付の場合はHe=Hoとします。) He=Ho+0.65(Hm+Ht) 0.795 Q・V Hm= 2.58 1+ V 1 Ht=2.01×10 Q・(T-288 )・(2.30 log J+-3 -1) J 1 V J= ・(1460 - 296 × )+1 Q・V T-288 これらの式においては、He,Ho,Q,V及びTは、それぞれ次の値を表します。 He:補正された排出口の高さ(単位:m) Ho:排出口の実高さ(単位:m) Q :温度15度における排出ガス量(単位:m /s)3 V :排出ガスの排出速度(単位:m/s) T :排出ガスの温度(単位:絶対温度) (2) 大気汚染防止法に基づくばい煙発生施設に係るばいじんの排出基準 (法施行規則第4条別表第2抜すい) 令 別 表 施 設 の 名 称 本 則 附 則 第 1 の (排出ガス量; 施設番号 単位10 Nm /h)4 3 (g/Nm )3 On(%) (g/Nm )3 On(%) 1 ガス専焼ボイラー 4~ (4以上) 0.05 5 小型ボイラーの基準につ いては(7)を参照のこと。 ~ 4(4未満) 0.10 5 液体燃料(黒液を除 く。以下この表におい て同じ。)の専焼又は ガス及び液体燃料の混 焼ボイラー 20~ 0.05 4 (0.07) 4~20 0.15 4 (0.18) 1~ 4 0.25 4 ~ 1 0.30 4 ※ 黒液専焼並びに黒液及 びガス又は液体燃料の 混焼ボイラー 20~ 0.15 Os (0.20) 4~20 0.25 Os (0.35) ~ 4 0.30 Os (0.35) 発熱量 石炭燃焼ボイラー 20,930.25KJ 20~ 0.10 6 (0.15) /㎏を超える 4~20 0.20 6 (0.25) 石炭を燃焼さ ~ 4 0.30 6 (0.35) せる場合に限 る。
令 別 表 施 設 の 名 称 本 則 附 則 第 1 の (排出ガス量: 施設番号 単位10 Nm /h)4 3 (g/Nm )3 On(%) (g/Nm )3 On(%) 1 石炭燃焼ボイラー 発熱量 20~ 0.10 6 (0.45) 20,930.25KJ 4~20 0.20 6 (0.45) /㎏以下の石 ~ 4 0.30 6 (0.45) 炭を燃焼させ る場合に限 る。 その他のボイラー 4~ 0.30 6 ※ ~ 4 0.30 6 (0.40) ※ 2 ガス発生炉 0.05 7 3 焙焼炉 4~ 0.10 Os ~ 4 0.15 Os 5 金属溶解炉 4~ 0.10 Os ~ 4 0.20 Os アルミニウムの 地金、合 金の製造 アルミニ 又は の再生 ウム の反射炉 は0.30 6 金属加熱炉 4~ 0.10 11 (0.15) ※ ~ 4 0.20 11 (0.25) ※ 7 石油加熱炉 4~ 0.10 6 ~ 4 0.15 6 潤滑油の 製造の用 に供する 3 1万Nm /h未満 のものは 0.18 9 石炭焼成炉 (土中釜) 0.40 15 (その他) 0.30 15 その他の焼成炉 (セメント製造用) 0.10 10 耐火レンガ又は耐 火物原料製造用 4~ 0.10 18 ~ 4 0.20 18 (その他) 4~ 0.15 15 ※ ~ 4 0.25 15 ※
令 別 表 施 設 の 名 称 本 則 附 則 第 1 の (排出ガス量: 施設番号 単位10 Nm /h)4 3 (g/Nm )3 On(%) (g/Nm )3 On(%) 9 溶融炉 板ガラス又はガラ ス繊維又はガラス 繊維製品の製造用 4~ 0.10 15 ~ 4 0.15 15 光学ガラス、電気 ガラス又はフリッ ト製造用 4~ 0.10 16 ~ 4 0.15 16 (0.30) (その他) 4~ 0.10 15 ~ 4 0.20 15 10 反応炉・直火炉 4~ 0.15 6 ※ ~ 4 0.20 6 活性炭製造 ※ 3 用の1万Nm /h未満の 反応炉は 0.30 11 乾燥炉(骨材乾燥炉を 除く) 4~ 0.15 16 ただし直接 熱風乾燥炉 はOsとする ~ 4 0.20 16 1万~4万 ただし直接 Nm /hは3 熱風乾燥炉 0.30 はOsとする 1万Nm /h3 未満は 0.35 骨材乾燥炉 0.50 16 2万Nm /h3 ただし直接 未満は 熱風乾燥炉 0.60 はOsとする 12 電気炉 ケイ素含有率40% 0.20 Os 以上の合金鉄製造 用 ケイ素含有率40% 未満の合金鉄及び 0.15 Os カーバイトの製造 用 (その他) 0.10 Os 13 廃棄物焼却炉 焼却能力 4 t~ 0.04 12 (0.08) 〃 2 t~ 4 t 0.08 12 (0.15) 〃 ~ 2 t 0.15 12 (0.25)
令 別 表 施 設 の 名 称 本 則 附 則 第 1 の (排出ガス量: 施設番号 単位10 Nm /h)4 3 (g/Nm )3 On(%) (g/Nm )3 On(%) 24 鉛の二次精錬等用溶解 炉 4~ 0.10 Os ~4 0.20 Os 25 鉛蓄電池製造用溶解炉 4~ 0.10 Os ~4 0.15 Os 29 ガスタービン 0.05 16 基準については(8)を参 照のこと 30 ディーゼル機関 0.10 13 (同 上) 31 ガス機関 0.05 0 〔非常用は当面適用猶予〕 32 ガソリン機関 0.05 0 〔同 上〕 備考1 令別表第1の施設番号が2、4、8~8-2、14~23、26~28、の施設及び3のうちの 焼結炉、煆焼炉については、掲載を省略した。 2 本則とは、大気汚染防止法施行規則別表第2のばいじんの排出基準を示し、附則とは、暫定排出 基準及び適用猶予期間を示す。 3 Onとは、各施設に適用される標準酸素濃度を示し、Osとは、排出ガス中の酸素濃度(当該濃 度が20%を超える場合にあっては、20%とする。)を示す。 なお、熱源として電気を使用するものは、On=Osとする。 標準酸素濃度換算をする場合には、次の算出式による。 21-On C= ・Cs 21-Os C :ばいじんの量(単位:g/Nm )3 Cs:JISZ8808に定める方法により測定されたばいじんの濃度を温度が零度であって圧力 が1気圧の状態における排出ガス1m 中の量に換算したもの(単位:g/Nm )3 3 4 ( )内の数字等は、昭和57年6月1日、廃棄物焼却炉については平成10年7月1日にお いて現に設置されている施設(設置工事に着手したものを含む)に対し当分の間適用する基準値等 を示す。 5 ※は、標準酸素濃度補正方式の適用を当分の間猶予することを示す。
(3) 窒素酸化物の排出基準 (法施行規則第5条別表第3の2抜すい) 令 別 表 基 準 値 (ppm) 第 1 の 施 設 の 名 称 施設番号 設置 48. 50. 52. 54. 62. 年月 8.10 12.10 6.18 8.10 4.1 (排ガス量: 日 ~ ~ ~ ~ ~ ~ 単位 10 Nm /h )4 3 48. 50. 52. 54. 62. On 8.9 12.9 6.17 8.9 3.31 1 ガス専焼ボイラー 5 50~ 130 130 100 60 60 60 10~50 130 130 100 100 100 100 4~10 130 130 130 100 100 100 1~ 4 150 150 130 130 130 130 ~ 1 150 150 150 150 150 150 固体燃焼ボイラー 6 散布式ストーカ型流動 層燃焼方式については 規則参照のこと。 70~ 400 300 300 300 300 200 50~70 420 300 300 300 300 250 20~50 420 350 300 300 300 250 4~20 450 350 300 300 300 250 0.5~ 4 450 380 350 350 350 350 ~0.5 480 480 480 380 ~58.9.9 350 380 58.9.10~ 350 液体燃焼ボイラー 4 原油タール燃料、排脱 付については規則参照 のこと。 50~ 180 180 150 130 130 130 10~50 190 180 150 150 150 150 4~10 190 180 150 150 150 150 1~ 4 230 230 150 150 150 150 ~58.9.9 ~ 1 250 250 250 250 180 180 58.9.10~ 180 小型ボイラーの基準につい ては(7)を参照のこと。 2 ガス発生炉 7 170 170 170 170 150 150 3 焙焼炉 14 250 250 250 250 220 220 5 溶解炉 12 200 200 200 200 180 180 (キューポラを除く。)
令 別 表 基 準 値 (ppm) 第 1 の 施 設 の 名 称 施設番号 設置 48. 50. 52. 54. 62. 年月 8.10 12.10 6.18 8.10 4.1 (排ガス量: 日 ~ ~ ~ ~ ~ ~ 単位 10 Nm /h)4 3 48. 50. 52. 54. 62. On 8.9 12.9 6.17 8.9 3.31 6 金属加熱炉 11 (ラジアント チューブ型) 10~ 200 200 150 100 100 100 4~10 200 200 150 150 150 150 1~ 4 200 200 150 150 150 150 0.5~ 1 200 200 200 150 150 150 ~0.5 200 200 200 180 180 180 (鍛接鋼管用) 11 10~ 100 100 100 100 1~10 180 180 180 0.5~ 1 150 150 150 ~0.5 180 180 180 (上記金属加熱炉 11 を除く。) 10~ 160 160 100 100 100 100 4~10 170 170 150 130 130 130 1~ 4 170 170 150 130 130 130 0.5~ 1 170 170 170 150 150 150 ~0.5 200 200 200 180 180 180 7 石油加熱炉 (コールタール製品 6 製造用) 10~ 170 170 100 100 100 100 4~10 170 170 100 100 100 100 1~ 4 180 180 150 130 130 130 0.5~ 1 180 180 180 150 150 150 ~0.5 200 200 200 180 180 180 9 石灰焼成炉 15 300 300 300 300 250 250 (ガス燃焼のロータリー キルン) セメント焼成炉(湿式) 10 10~ 250 250 250 250 ~10 350 350 350 セメント焼成炉 10 (湿式を除く。) 10~ 480 480 250 250 250 250 ~10 480 480 480 350 350 350 耐火物原料、耐火レンガ 18 450 450 450 450 400 400 製造用焼成炉 板ガラス、ガラス繊維製 15 400 400 400 400 360 360 造用溶融炉 フリット、光学ガラス、 16 900 900 900 900 800 800 電気ガラス製造用溶融炉 その他のガラス製造用溶 15 500 500 500 500 450 450 融炉
令 別 表 基 準 値 (ppm) 第 1 の 施 設 の 名 称 施設番号 設置 48. 50. 52. 54. 62. 年月 8.10 12.10 6.18 8.10 4.1 (排ガス量: 日 ~ ~ ~ ~ ~ ~ 単位 10 Nm /h)4 3 48. 50. 52. 54. 62. On 8.9 12.9 6.17 8.9 3.31 10 反応炉・直火炉 6 200 200 200 200 180 180 硫酸カリウムの製造 の用に供する反応炉 は規則参照のこと。 11 乾燥炉 16 250 250 250 250 230 230 13 廃棄物焼却炉 12 (連続炉に限る。) 4~ 300 300 300 250 250 250 ~ 4 300 300 300 300 250 250 廃棄物焼却炉 12 (連続炉以外のもの。) 4~ 250 250 250 ~ 4 浮遊回転燃焼式焼却炉 12 (連続炉に限る。) 4~ 900 900 900 450 450 450 ~ 4 900 900 900 900 450 450 特殊廃棄物焼却炉 12 (連続炉に限る。) 4~ 300 300 300 250 250 250 ~ 4 900 900 900 900 700 700 24 鉛の二次精錬等用溶解炉 12 200 200 200 200 180 180 25 鉛蓄電池製造用溶解炉 12 200 200 200 200 180 180 29 ガスタービン 16 基準については(8)、(9) を参照のこと 30 ディーゼル機関 13 〔 同 上 〕 31 ガス機関 0 基準については(9)を参 照のこと 32 ガソリン機関 0 備考1 令別表第1の施設番号が、2、4、8~8-2、14、18、21、23、26、27、28の 施設、及び3のうち焼結炉、煆焼炉、7のうちのコールタール製造用以外の石油加熱炉については、 掲載を省略した。また、施設番号が12、15、16、17、19、20、22の施設及び熱源と して電気のみを使用する施設はすべて適用除外となっています。 2 この表の窒素酸化物の量は次の式により算出された窒素酸化物の量とします。 21-On C= ・Cs 21-Os ただし、令別表第1の施設番号が9の施設のうち、板ガラス又はガラス繊維製造用溶融炉、光学 ガラス、電気ガラス又はフリット製造用溶融炉、その他のガラス製造用溶融炉において専ら酸素を 用いて燃焼を行うものにあっては、次の式により算出された窒素酸化物の量とします。
21-On C= ・Cs・1/4 21-Os C :窒素酸化物の量(単位:ppm) On:表中の値 Os:排出ガス中の酸素の濃度(当該濃度が20%を超える場合は20%とする。) (単位:%) Cs:JISK0104に定める方法により測定された窒素酸化物の濃度を温度が零度であって 圧力が1気圧の状態における排出ガス1m 中の量に換算したもの。(単位3 ppm) (4) 大気汚染防止法に基づく有害物質の排出基準 (法施行規則第5条別表第3) 有害物質の 令 別 表 基準値 第 1 の 施 設 の 名 称 種 類 施設番号 (㎎/Nm )3 ガラス又はガラス製品の製造の用に供する焼成炉及び溶解炉 9 (原料として硫化カドミウム又は炭酸カドミウムを使用するも カドミウム のに限る。) 及びその化 1.0 合物 14 焙焼炉、焼結炉、溶鉱炉、転炉、溶解炉及び乾燥炉 15 乾燥施設 16 塩素急速冷却施設 17 溶解槽 塩 素 30 18 反応炉 19 塩素反応施設、塩化水素反応施設及び塩化水素吸収施設 13 廃棄物焼却炉 700 16 塩素急速冷却施設 塩化水素 17 溶解槽 80 18 反応炉 19 塩素反応施設、塩化水素反応施設及び塩化水素吸収施設 ガラス又はガラス製品の製造の用に供する焼成炉及び溶解炉 9 (原料としてほたる石又は珪弗化ナトリウムを使用するものに 限る。) 反応施設 (過燐酸石灰又は重過燐酸石灰の製造の用に供するも 10 弗素、弗化 21 のを除く。) 、濃縮施設及び溶解炉 (燐酸質肥料の製造の用に 水素及び弗 供するものを除く。) に限る。 化珪素 22 凝縮施設、吸収施設及び蒸留施設 23 反応施設、乾燥炉及び焼成炉 20 電解炉 1.0 (3.0)
有害物質の 令別表第 基準値 1の施設 施 設 の 名 称 種 類 番号 (㎎/Nm )3 反応施設(過燐酸石灰又は重過燐酸石灰の製造の用に供するも 弗素、弗化 21 のに限る。)及び溶解炉のうち電気炉(燐酸質肥料の製造の用 15 水素及び弗 に供するものに限る。)に限る。 化珪素 焼成炉及び溶解炉のうち平炉 (燐酸質肥料の製造の用に供する 20 ものに限る。) に限る。 9 ガラス又はガラス製品の製造の用に供する焼成炉及び溶解炉 (原料として酸化鉛を使用するものに限る。) 20 14 焙焼炉、転炉、溶解炉及び乾燥炉に限る。 鉛及びその 化合物 24 溶解炉 10 25 溶解炉 26 溶解炉、反射炉、反応炉及び乾燥施設 14 焼結炉及び溶鉱炉に限る。 30 備考1 塩化水素の量(令別表第1の13項に掲げる廃棄物焼却炉に係るものに限る。)は、次の式に より算出された塩化水素の量とします。 9 C= ・Cs 21-Os C :塩化水素の量(単位:㎎/Nm )3 Os:排出ガス中の酸素の濃度(単位:%) Cs:JISK0107に定める方法のうち硝酸銀法により測定された塩化水素の濃度を温度が 零度であって圧力が1気圧の状態における排ガス1m 中の量に換算したもの。3 (単位:㎎/Nm )3 2 弗素、弗化水素及び弗化珪素に関する施設で令別表第1の20項に掲げる電解炉の基準値の ( )内の数値は、有害物質が電解炉から直接吸引されダクトを通じて排出口から排出され る場合の当該排出口における有害物質の量です。
(5) 大気汚染防止法に基づく有害物質の排出基準を定める条例 (上乗せ排出基準) 有害物質の 令別表第1 基準値 種 類 の施設番号 施 設 の 名 称 (㎎/Nm )3 5 溶解炉 16 塩素急速冷却施設 15 塩素及び塩 (塩素) 化水素 17 溶解槽 40 18 反応炉 (塩化水素) 19 塩素反応施設、塩化水素反応施設及び塩化水素吸収施設 ガラス、ガラス製品、レンガ、タイ 9 焼成炉及び溶解炉 イル、かわら又は陶磁器製品の製造 の用に供するものに限る。 弗素、弗化 20 電解炉 0.84 水素及び弗 化珪素 21 反応施設、濃縮施設、焼成炉及び溶解炉のうちの一部 (弗素換算) 22 凝縮施設、吸収施設及び蒸留施設 23 反応施設、乾燥炉及び焼成炉 備考1 排出基準は、温度が零度であって、圧力が1気圧の状態に換算した排出ガス1立方メートル当た りに含まれる有害物質の量とする。 2 有害物質の量は、塩素にあっては日本工業規格(以下「規格」という。)K0106に定める方法に より測定される量として、塩化水素にあっては規格K0107に定める方法により測定される量として、 弗素、弗化水素及び弗化珪素にあっては規格K0105に定める方法により弗素として測定される量と して、それぞれ表示されたものとし、当該有害物質の量には、すすの掃除を行う場合等においてや むを得ず排出される有害物質(1時間につき合計6分間を超えない時間内に排出されるものに限 る。)は含まれないものとする。 3 有害物質の量が著しく変動する施設にあっては、1工程の平均の量とする。
(6) 栃木県生活環境の保全等に関する条例に基づくばい煙に係る特定施設の規制基準 (条例施行規則第6条別表第3(1)) 有害物質の種類 条例施行規則別表 施 設 の 名 称 基準値 第1(1)の施設番号 (㎎/Nm )3 1 溶解炉 塩 素 15 2 漂白施設 1 溶解炉 塩 化 水 素 40 4 表面処理施設及び酸洗施設 ホルムアルデヒド 3 反応施設及び熱処理施設 30 備考1 この表の第4欄に掲げる数値は、温度が零度であって、圧力が1気圧の状態に換算した排出ガス 1立方メートル当たりに含まれる有害物質の量とする。 2 測定点は、ばい煙に係る特定施設の排出口(ばい煙に係る特定施設において発生するばい煙を大 気中に排出するために設けられた煙突その他の施設の開口部をいう。)とする。 3 この表の第4欄に掲げる有害物質の量は、1の項に掲げるものにあっては日本工業規格(以下 「規格」という。)K0106に定める方法により測定される量として、2の項に掲げるものにあって は規格K0107に定める方法により測定される量として、3の項に掲げるものにあっては規格K0303に 定める方法により測定される量として、それぞれ表示されたものとし、当該有害物質の量には、す すの掃除を行う場合等においてやむを得ず排出される有害物質(1時間につき合計6分間を越えな い時間内に排出されるものに限る。)は含まれないものとする。 4 有害物質の量が著しく変動する施設にあっては、1工程の平均の量とする。
(7) 小型ボイラーの排出基準 令別表第1の1項に掲げるボイラーのうち伝熱面積が10平方メートル未満のもの(「小型ボイラ ー」という。)は、次の特例が適用されます。 汚染物質 排 出 基 準 既 設 SOx (~昭60. 9. 9) ばいじん 当面適用しない。 NOx SOx ・現在定められている基準(いわゆるK値規制)がそのまま適用 される。 ・ガス、灯油、軽油、又はA重油を使用する施設については当面 適用しない。 ・その他の施設に対しては、現在規制対象になっているボイラー ばいじん のうち最小規模のものに対し定められている基準0.3g/Nm が適用3 新 設 される。 ただし、施行の日(昭60.9.10)から5年以内に設置されたもの (昭60. 9.10~) は0.5g/Nm とする。3 ・ガス、灯油、軽油、又はA重油を使用する施設については当面 適用しない。 ・その他の施設に対しては、次のとおりとする。 NOx 液体燃料 260 ppm ただし、施行の日 (昭60.9.10)から5年以内に設置されたもの は 300 ppm 固体燃料 350 ppm (8) ガスタービン・ディーゼル機関に係る排出基準 常用・非常 排 出 基 準 用の別 排ガス量が1万m /h以上の施設には現在定められて3 SOx いる基準(いわゆるK値規制)が適用される。 ただし、排ガス量が1万m /h未満の施設について3 常 用 は、当面適用しない。 既 設 ばいじん 当面適用しない。 (~昭63. 1.31) NOx 当面適用しない。 SOx 非常用 ばいじん 当面適用しない。 NOx SOx 現在定められている基準 (いわゆるK値規制)がその まま適用される。 3 ばいじん ガスタービン 0.05g/Nm 3 新 設 常 用 ディーゼル機関 0.10g/Nm (昭63. 2. 1~) NOx (9)を参照 SOx
(9) ガスタービン・ディーゼル機関等に係る排出基準(NOx) 基 準 値 (ppm) 令別表第 施 設 の 名 称 1の施設 設置 63. 1. 3. 6. 番号 (排ガス量: 年月 2.1 8.1 2.1 2.1 単位 10 Nm /h)4 3 日 ~ ~ ~ ~ ~ 63. 1. 3. 6. On 1.31 7.31 1.31 1.31 29 ガスタービン (ガス専焼) 4.5 ~ 16 70 70 70 70 ~4.5 16 90 70 70 70 液体専焼及びガス、液 体混焼 4.5 ~ 16 100 100 70 70 ~4.5 16 120 100 70 70 30 ディーゼル機関 大型 シリンダ径 13 1600 1400 1200 1200 400㎜以上 (注1) 小型 シリンダ径 13 950 950 950 950 400㎜未満 31 ガス機関 0 2000 2000 2000 1000 600 32 ガソリン機関 0 2000 2000 2000 1000 600 注1 ディーゼル機関のばい煙対策の進捗状況により、適切な時期に950ppmとする。
3 揮発性有機化合物排出施設の規制対象 (法施行令第2条の3別表第1の2) 令 別 表 第 1 の 施 設 の 名 称 規 模 2 施 設 番 号 1 揮 発 性 有 機 化 合 物 を 溶 剤 と し て 使 用 す 送 風 機 の 送 風 能 力 ( 送 風 機 が 設 置 さ れ て る 化 学 製 品 の 製 造 の 用 に 供 す る 乾 燥 施 設 い な い 施 設 に あ っ て は 、 排 風 機 の 排 風 能 ( 揮 発 性 有 機 化 合 物 を 蒸 発 さ せ る た め の 力 。 以 下 同 じ 。 ) が 1 時 間 当 た り 3 ,000立 も の に 限 る 。 以 下 同 じ 。 ) 方 メ ー ト ル 以 上 の も の 2 塗 装 施 設 ( 吹 付 塗 装 を 行 う も の に 限 排 風 機 の 排 風 能 力 が 1 時 間 当 た り る 。 ) 100 ,0 00立 方 メ ー ト ル 以 上 の も の 3 塗 装 の 用 に 供 す る 乾 燥 施 設 ( 吹 付 塗 装 送 風 機 の 送 風 能 力 が 1 時 間 当 た り 10 ,000 及 び 電 着 塗 装 に 係 る も の を 除 く 。 ) 立 方 メ ー ト ル 以 上 の も の 4 印 刷 回 路 用 銅 張 積 層 板 、 粘 着 テ ー プ 若 送 風 機 の 送 風 能 力 が 1 時 間 当 た り 5, 000 し く は 粘 着 シ ー ト 、 は く 離 紙 又 は 包 装 材 立 方 メ ー ト ル 以 上 の も の 料 ( 合 成 樹 脂 を 積 層 す る も の に 限 る 。 ) の 製 造 に 係 る 接 着 の 用 に 供 す る 乾 燥 施 設 5 接 着 の 用 に 供 す る 乾 燥 施 設 ( 前 項 に 掲 送 風 機 の 送 風 能 力 が 1 時 間 当 た り 15 ,000 げ る も の 及 び 木 材 又 は 木 製 品 ( 家 具 を 含 立 方 メ ー ト ル 以 上 の も の む 。 ) の 製 造 の 用 に 供 す る も の を 除 く 。 ) 6 印 刷 の 用 に 供 す る 乾 燥 施 設 ( オ フ セ ッ 送 風 機 の 送 風 能 力 が 1 時 間 当 た り 7, 000 ト 輪 転 印 刷 に 係 る も の に 限 る 。 ) 立 方 メ ー ト ル 以 上 の も の 7 印 刷 の 用 に 供 す る 乾 燥 施 設 ( グ ラ ビ ア 送 風 機 の 送 風 能 力 が 1 時 間 当 た り 27 ,000 印 刷 に 係 る も の に 限 る 。 ) 立 方 メ ー ト ル 以 上 の も の 8 工 業 の 用 に 供 す る 揮 発 性 有 機 化 合 物 に 洗 浄 施 設 に お い て 揮 発 性 有 機 化 合 物 が 空 よ る 洗 浄 施 設 ( 当 該 洗 浄 施 設 に お い て 洗 気 に 接 す る 面 の 面 積 が 5 平 方 メ ー ト ル 以 上 浄 の 用 に 供 し た 揮 発 性 有 機 化 合 物 を 蒸 発 の も の さ せ る た め の 乾 燥 施 設 を 含 む 。 ) 9 ガ ソ リ ン 、 原 油 、 ナ フ サ そ の 他 の 温 度 容 量 が 1, 000キ ロ リ ッ ト ル 以 上 の も の 37.8度 に お い て 蒸 気 圧 が 2 0 キ ロ パ ス カ ル を 超 え る 揮 発 性 有 機 化 合 物 の 貯 蔵 タ ン ク ( 密 閉 式 及 び 浮 屋 根 式 ( 内 部 浮 屋 根 式 を 含 む 。 ) の も の を 除 く 。 ) 備考 揮発性有機化合物(VOC)とは、大気中に排出され、又は飛散したときに気体である有機 化合物で以下の物質を除くもの。 (除外物質) 1 メタン 2 クロロジフルオロメタン(別名HCFC-22) 3 2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロエタン(別名HCFC-124) 4 1,1-ジクロロ-1-フルオロエタン(別名HCFC-141b) 5 1-クロロ-1,1-ジフルオロエタン(別名HCFC-142b) 6 3,3-ジクロロ-1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン(別名HCFC-225ca) 7 1,3-ジクロロ-1,1,2,2,3-ペンタフルオロプロパン(別名HCFC-225cb)