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Cover Story How to Technology Now Person Nikon s Products Nikon Today Vol Nikon s Square CONTENTS 3 4~12 13~15 16~17 18~ SELECTION:

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Academic year: 2021

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(表紙 言葉) 博物館 、先人 足跡 出会 。長 間、大切 受 継 作品 、実際 自分 目 点 、 展 示 品 、公 開 、一定期間 展示 以上 期間 収蔵庫 休 一般的 、常設展 、展示品 頻繁 入 。博物 館 、 感動 刺激 お問い合わせ先: ニコンサロン事務局 Tel.(03)6718-3028  ●銀座ニコンサロン ●新宿ニコンサロン/ニコンサロンbis新宿 ●大阪ニコンサロン/ニコンサロンbis大阪 開館時間:10:30∼18:30(最終日15:00) <休館:年末年始、特定日> ことばの話 Cover Story How to Technology Now Person Nikon’s Products Nikon’s Square 百年の眺望 3 4~12 13~15 16~17 18~20 21 22 23 24 3D半導体

未来への宝箱。

ニコンデジタル一眼レフカメラのオートフォーカスを使いこなそう。 独自のエンボスコントラスト観察で新たな発見に迫る。 <研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ts2R」> 喚起する音楽を紡ぎ出す。 作曲家 和田薫 SELECTION: D500

NEW NEW NEW!!:デジタル一眼レフカメラ D5/

デジタルカメラ DL18-50 f/1.8-2.8/DL24-85 f/1.8-2.8/DL24-500 f/2.8-5.6 多回転アブソリュートエンコーダ MAR-M40AS/MAR-MK42AS

双眼鏡 7×50CF WP GLOBAL COMPASS

金星探査機「あかつき」に、ニコン製光学系を搭載/「iFデザイン賞 2016」で

「ECLIPSE Ts2R」、「ECLIPSE Ts2」が金賞、「Nikon 1 J5」がプロダクト部門を受賞/ 「AFCチャンピオンズリーグ2016」に協賛/ ニコンミュージアムがオープン Dの系譜

CONTENTS

Nikon Today

Vol.85 2016 デジタルへの挑戦。 第 3 5 回 土 門 賞 受 賞 作 品 展 山 内 道 雄 「 D H A K A 」 銀座ニコンサロン 2016年4月27日(水)∼5月10日(火)開催 大阪ニコンサロン 2016年5月19日(木)∼6月 1日(水)開催

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デ ジ タ ル 社 会 の 進 展 を 支 え 、 人 々 の 豊 か で 快 適 な 暮 ら し を 支 え る﹁ 小 さ な 巨 人 ! ﹂。 半 導 体 は 、 回 路 の 微 細 化 ・ 高 集 積 化 に よ り 、 小 型 ・ 高 性 能 化 と 低 コ ス ト 化 を め ざ し 、さ ま ざ ま な 壁 を 乗 り 越 え な が ら 進 化 を 続 け て き た 。 だ が 、い よ い よ 平 面 上 で の 回 路 の 微 細 化 に 物 理 的 な 限 界 が 見 え て き た 。 そ の 打 開 策 と し て 期 待 さ れ る の が 3 D 半 導 体 で あ る 。 3 D 半 導 体 と は 、L S I チ ッ プ を 垂 直 方 向 に 重 ね 合 わ せ た 、立 体 的 な 構 造 を も つ 半 導 体 で あ る 。 半 導 体 の 進 化 は 、回路 パ タ ー ン の 微 細 加 工 技 術 の 進 化 と も 言 え る 。 回 路 の 線 幅 は ㎛︵1 ㎜ の 千 分 の 1 ︶ か ら nm︵ 1 ㎜ の 百 万 分 の 1 ︶ の レ ベ ル へ 。 だ が 、 微 細 化 に よ っ て 配 線 長 が 長 く な り 、 処 理 速 度 の 遅 延 や 消 費 電 力 の 増 大 と い う 問 題 が 顕 在 化 し て き た の で あ る 。 L S I チ ッ プ を 積 層 す る 3 D 半 導 体 な ら 、配 線 長 を 短 縮 し 、 消 費 電 力 の 低 減 と 処 理 速 度 の 向 上 が 可 能 と な る 。 ま た 、微 細 化 に 頼 ら ず に パ ッ ケ ー ジ 面 積 も 削 減 し 、一 層 の 小 型 化 ・ 高 集 積 化 が 図 れ る 。 し か も 、異 な る 種 る 2 枚 の ウ ェ ハ に は 、T S V の 電 極 が 埋 め 込 ま れ た 細 く 深 い 穴 が 全 面 に 均 一 に あ け ら れ る 。 こ の 穴 を 高 精 度 か つ 綺 麗 に つ く り 込 む 技 術 が 、量 産 化 に は 不 可 欠 だ 。   ニ コ ン は 、微 細 な 回 路 パ タ ー ン を チ ェ ッ ク す る 自動 マ ク ロ 検 査 装 置 を 応 用 。 さ ら に 、2 枚 の ウ ェ ハ の 重 ね 合 わ せ 精 度 が 2 6 0 ㎚ 以 下 と い う 超 高 精 度 な 積 層 技 術 も 確 立 す る な ど 、大 き な 成 果 を 挙 げ て い る 。 こ れ か ら の 半 導 体 産 業 の 新 た な 原 動 力 と な る 3 D 半 導 体 。 量 産 化 が 実 現 す れ ば 、小 型 ・ 高 性 能 化 が 要 求 さ れ る モ バ イ ル 製 品 は も ち ろ ん 、メ デ ィ カ ル 機 器 や 自 動 車 の 先 進 運 転 支 援 シ ス テ ム な ど 多 彩 な 分 野 で 応 用 が 広 が り 、 暮 ら し や 社 会 を 劇 的 に 変 え て い く こ と だ ろ う 。 類 の L S I を 混 載 し た り 、複 数 の チ ッ プ を 1 チ ッ プ 品 の よ う に 高 速 ・ 低 消 費 電 力 で 動 か せ る よ う に な る 。   3 D 半 導 体 に は 、 上 下 の L S I チ ッ プ を ボ ン デ ィ ン グ で つ な ぐ タ イ プ や 、 L S I チ ッ プ を 貫 通 さ せ て ダ イ レ ク ト に 配 線 す る T S V︵ Thr o u g h Si li con V ia ︶ 技 術 を 用 い る タ イ プ な ど が あ る 。 T S V技 術 を 用 い る タ イ プ は よ り 高 集 積 化 が 可 能 で 、 市 場 か ら の 期 待 が 大 き い 。 半 導 体 露 光 装 置 の 開 発 ・ 提 供 で 、 半 導 体 の 進 化 を 支 え て き た ニ コ ン 。 新 た な テ ー マ の ひ と つ が 、 こ の T S V 技 術 を 用 い た 3 D 半 導 体 の 製 造 技 術 の 研 究 開 発 だ 。 3 D 半 導 体 を 経 済 的 に 製 造 す る た め の 鍵 は 、ウ ェ ハ を 一 括 し て 積 層 し 、接 続 す る 技 術 。 重 ね

3D半導体

Illustration: Chiharu Ban

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  紀 元 前 3 0 0 年 頃 、 古 代 エ ジ プ ト の プ ト レ マ イ オ ス 一 世 は 、 王 都 ア レ ク サ ン ド リ ア に 図 書 館 や 天 文 台 、 動 物 園 、 植 物 園 な ど の 施 設 を 伴 う ﹃ ム セ イ オ ン ﹄ を 建 て 、 各 地 か ら 学 者 を 集 め ま し た 。   こ の 学 問 研 究 所 は 当 時 の さ ま ざ ま な 科 学 研 究 の 中 心 的 役 割 を 果 た し 、 博 物 館 や 美 術 館 を 表 す 英 語 ﹃ ミ ュ ー ジ ア ム ﹄ の 語 源 と も な り ま し た 。   珍 し い 物 や 貴 重 な 物 を 収 集 し 展 示 す る 行 為 は 古 く か ら 行 わ れ て き ま し た が 、 そ れ ら の 多 く は 権 力 や 富 の 誇示 に 利用 さ れ る に と ど ま っ て い ま し た 。   そ う し た 文 化 財 を 一 部 の 人 間 の 専 有 物 と せ ず 、 社 会 の 財 産 と し て 広 く 一 般 に 公 開 す る よ う に な っ た の は 、 フ ラ ン ス 革 命 後 に ル ー ブ ル 宮 殿 が 開 放 さ れ 、 博 物 館 と し て 開 館 し た の が 契 機 だ と も 言 わ れ て い ま す 。

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  19 紀 に 入 る と 、 人 文 ・ 自 然 科 学 な ど の 資 料 を 収 集 ・ 保 管 ・ 公 開 し 、 教 育 や 鑑 賞 、 調 査 研 究 に 利 用 す る と い う 、 今 日 的 な 博 物 館 の 形 が 整 い 、 日 本 で も 1 8 7 2 ︵ 明 治 5︶ に 文 部 省 博 物 館 ︵ 現 東 京 国 立 博 物 館 ︶ が 開 館 し ま す 。 そ し て 今 、 日 本 に は 全 国 各 地 に 実 に 約 6000 * 近 く も の 博 物 館 が 存 在 し て い ま す 。   歴史 、 芸術 、 民 俗 、 産 業 、 そ し て 幅 広 い 分 野 に わ た る 自 然 科 学 ⋮ ⋮ 。   そ れ ら 人 類 の 知 の 足 跡 に 関 わ る 有 形 ・ 無 形 の 資 料 の 散 逸 を 防 ぎ 、 後 世 に ま で 伝 え 、 私 た ち の 知 的 探 求 心 に も 応 え て く れ る 博 物 館 。   今 回 は 、 そ の 素 晴 ら し き 世 界 の バ ッ ク ヤ ー ド へ ご 招 待 し ま し ょ う 。 *﹁ 博物館法 ﹂に 規定 す る も の 以外も含 む 。 美術史美術館 美術館 首都 開館 1891年。 19世 紀に至 各地 美術品 収蔵。

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人類が活動の足跡として生みだしてきた、数多くの物たち。 その実物と出会うことは、それだけで魅力的な体験だ。 しかもその出会いは、過去への理解を深め、 現在や未来を考えるためのきっかけとすることもできる。 しかし、 戦禍や動乱、 災害、 人の欲、 あるいはその物自体の寿命など、 さまざまな理由で物は失われていく。 人類の財産として後世に遺すべき物を見極め、 その散逸を防ぐために、博物館はそれらを資料として収集している。 法隆寺宝物館 ︵東京国 立 博物館内︶ 11︵ 1 8 7 8 室に献 国に移 れた 300件 収蔵 展示 、﹃ 体仏 ﹄の 展示室。 飛鳥 奈良時 仏像彫刻 他に類 例が

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遺 す べ き 価 値 の あ る 文 物 の 散 逸 を 防 ぐ 。 博 物 館 に は 、 人 類 の さ ま ざ ま な 足 跡 が 集 め ら れ て い ま す 。 1 8 7 2 ︵ 明 治 5 ︶ 年 、 東 京 の 湯 島 聖 堂 大 成 殿 で 、 日 本 初 の 博 覧 会 が 開 催 さ れ ま し た 。 こ の 時 に 展 示 さ れ た 資 料 は 、 翌 年 オ ー ス ト リ ア で 開 催 さ れ る ウ ィ ー ン 万 国 博 覧 会 の 参 加 準 備 も 兼 ね て 、 当 時 の 文 部 省 が 広 く 全 国 に 出 品 を 呼 び か け て 集 め た 物 で し た 。 中 で も 、 名 古 屋 城 の 金 鯱 は 、 お お い に 人 々 の 目 を 引 い た そ う で す 。 こ の 博 覧 会 を 起 点 と す る 日 本 初 の 近 代 博 物 館 が 、 東 京 国 立 博 物 館 で す 。 国 内 で も っ と も 長 い 歴 史 を も ち 、 収 蔵 品 は 、 東 洋 を 含 め た 美 術 や 考 古 、 歴 史 資 料 な ど 約 11万 6 千 件 * ︵ う ち 国 宝 87 件 、重 要 文 化 財 6 3 4 件 ︶と 、質 ・ 量 と も に 日 本 一 。 そ も そ も 博 物 館 は な ぜ 資 料 を 集 め る の で し ょ う 。 同 博 物 館 の 救 く に ご う 仁 郷 秀 ひ で あ き 明 さ ん は 、 ﹁ 放 っ て お く と 貴 重 な 資 料 は 散 逸 し 、 い つ の 間 に か 世 の 中 か ら 失 わ れ て し ま う 可 能 性 が あ り ま す 。 そ の た め 、 ま だ 遺 っ て い る う ち に 集 め て お く 必 要 が あ り ま す 。 保 存 し て 後 世 に ま で 遺 す と と も に 、 調 査 研 究 の 成 果 を 広 く 公 開 す る の が 、 博 物 館 の 役 割 で す ﹂ と 説 明 し ま す 。 し か し 、 資 料 の 保 管 ス ペ ー ス に も 限 り が あ り 、 あ ら ゆ る 物 を 収 集 す る こ と は で き ま せ ん 。 必 然 的 に 、 収 集 さ れ る の は 〝 遺 す べ き 価 値 が あ る 〟 と 判 断 さ れ た 物 に な り ま す 。 ﹁ 価 値 を 判 断 す る の は 難 し い こ と で す 。 基 本 的 に は 、 そ れ ぞ れ の 専 門 分 野 の 研 究 を 長 年 続 け て い る 学 芸 員 が 、 外 部 の 有 識 者 の 意 見 も 参 考 に し て 収 集 す る べ き 物 を 決 め ま す 。 例 え ば 絵 画 の 場 合 に は 基 準 作 と い う 考 え 方 が あ り ま す 。 時 代 を 代 表 す る 画 家 の 代 表 作 や 、 画 業 の 中 で の 転 換 点 と な っ た 作 品 、 注 文 主 の 意 図 が 明 ら か に な っ て い る な ど 、 制 作 年 代 や 由 来 が 判 明 し て い る 作 品 で す 。 こ れ ら は 他 の 作 者 不 詳 、 年 代 不 詳 の 作 品 と 比 較 す る た め の 基 準 と な り ま す の で 、 重 要 で あ る と 位 置 づ け ら れ ま す ﹂ 楽 し み な が ら 、 新 た な 発 見 を 。 そ れ で は 、 博 物 館 は 、 遺 す べ き と 判 断 し た 資 料 を 、 ど う や っ て 集 め て い る の で し ょ う か 。 ﹁ 収 集 の 方 法 に は 、 古 美 術 商 な ど か ら 買 い 入 れ る ﹃ 購 入 ﹄、 所 有 者 か ら お 譲 り い た だ く ﹃ 寄 贈 ﹄、 所 有 者 か ら お 預 か り す る ﹃ 寄 託 ﹄ の 三 つ が あ り ま す 。 2 0 1 4 ︵ 平 成 26︶ 年 度 は 新 た に 購 入 が 9 件 、 寄 贈 が 1 0 0 件 、 寄 託 が 6 0 4 件 あ り ま し た ﹂ 東 京 国 立 博 物 館 で は 、 新 た に 収 集 す る 文 化 財 を 、 研 究 系 職 員 と 事 務 系 職 員 で 構 成 さ れ る 鑑 査 会 議 で 決 定 し て い ま す 。 各 学 芸 員 は 収 集 し よ う と す る 文 化 財 に つ い て 、 大 き さ や 材 質 、 技 法 、 制 作 さ れ た 時 代 や 地 域 、 作 者 な ど を 調 査 研 究 し 、 き わ め て 詳 細 な 資 料 を 作 り ま す 。 物 の 数 が 多 い 場 合 は 、 こ の 作 業 に 1 年 余 り か か る こ と も あ る と 言 い ま す 。 そ う し て 作 成 さ れ た 資 料 が 、 鑑 査 会 議 に か け ら れ ま す 。 寄 贈 や 寄 託 の 場 合 は 、 会 議 で の 承 認 後 、 収 蔵 さ れ ま す 。 購 入 の 場 合 は 、 さ ら に 外 部 有 識 者 で 構 成 さ れ る 買 取 協 議 会 で の 審 議 や 、 価 格 が 妥 当 か ど う か 審 査 す る た め の 外 部 評 価 者 に よ る 買 取 評 価 、 場 合 に よ っ て は 所 有 者 と の 値 段 交 渉 な ど を 経 る こ と に な り ま す 。 ﹁ た だ し 、 予 算 に は 限 り が あ り ま す の で 、 購 入 の 優 先 順 位 付 け に も 一 苦 労 あ り ま す ﹂ と 救 仁 郷 さ ん 。 博 物 館 で 集 め ら れ た 資 料 に は 、 学 問 的 価 値 が あ る こ と は も ち ろ ん 、 美 し い 物 を 見 る こ と で 心 が 落 ち 着 い た り 、 豊 か に な っ た り す る エ モ ー シ ョ ナ ル な 価 値 も 秘 め て い ま す 。 工 芸 品 な ど か ら は 、 今 の 暮 ら し を 彩 る た め の ヒ ン ト が 得 ら れ る か も 知 れ ま せ ん 。 ﹁ 日 本 の 伝 統 的 な 文 化 に 触 れ る こ と は 、 今 の 自 分 を 知 る こ と 、 そ し て 他 国 の 文 化 へ の 理 解 を 深 め る こ と に も つ な が り ま す 。 楽 し み な が ら 新 た な 発 見 を し て い た だ け る 場 所 が 、 博 物 館 だ と 思 い ま す ﹂ 湯島聖堂博覧会を描いた『古今珍物集覧』 一曜斎国輝筆 (1872(明治5)年 東京国立博物館蔵)  2016年8月23日(火)∼10月16日(日)まで本館15室にて展示。 (画像提供: 東京国立博物館) (平成27年12月31日現在) * 2015 ︵平成 27︶ 12月 31日 現 在 収蔵品 寄託品 絵画 11,157 476 書跡 1,837 395 彫刻 1,105 247 建築 21 0 金工 16,415 133 刀剣 3,436 212 陶磁 2,951 137 漆工 3,794 101 染織 3,696 286 考古 28,649 172 民俗資料 1,197 5 歴史資料 5,609 5 和書 17,562 0 東洋 絵画 685 170 書跡 1,693 39 彫刻 808 31 金工 1,033 5 陶磁 3,048 129 漆工 529 33 染織 594 9 考古 5,928 486 民俗 3,506 3 法隆寺献納宝物 321 0 黒田記念館収蔵品 816 準歴史資料(含和書) 2 合計 116,392 3074 内 国宝 87 56 重要文化財 634 257 東京国立博物館の収蔵品数 (単位: 件)

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写真提供奈良国立博物館

古い文物が数多く遺されている国、日本。 それは、世界的に見ても稀なことだと言われている。 そこにあるのは、貴重な文物を守り続けるという意志を持った 先人たちの営々たる努力の積み重ねだ。 しかし、時の経過は物を容赦なく傷つけていく。 先人たちの想いを受け継ぎ、後世にまで伝えるため、 博物館は資料の適切な保存・修理に努めている。 南 無仏太子 立 像 ︵奈良国 立 博物館蔵︶ 承し くた 木造 彩色 鎌倉時代 作。 聖徳太子 2歳 東方 南無仏 う説話上 姿 表し

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先 人 が 守 り 続 け た 日 本 の 文 化 財 。 博 物 館 に は 、 資 料 を 後 世 に 伝 え 続 け て い く 役 割 も あ り ま す 。 そ の た め に 行 わ れ て い る の が 、 保 存 と 修 理 で す 。 東 大 寺 ︵ 奈 良 市 ︶ に は 宮 内 庁 が 管 理 す る 正 倉 院 が あ り 、 奈 良 国 立 博 物 館 で は そ の 宝 物 の 一 部 を 公 開 す る ﹃ 正 倉 院 展 ﹄ を 毎 年 開 催 し て い ま す 。 同 博 物 館 の 鳥 と り 越 ご え 俊 と し ゆ き 行 さ ん は 、 ﹁ 日 本 に は 多 く の 文 化 財 が 遺 っ て お り 、 1 2 0 0 年 以 上 も 前 の 文 化 財 が 伝 世 し て 館 内 の 展 示 室 や 収 蔵 庫 は 60% の 相 対 湿 度 に 設 定 し て い ま す 。一 般 に 文 化 財 は 箱 に 入 れ て 保 管 し ま す が 、 こ れ は 箱 に 入 れ る こ と で 、 万 が 一 収 蔵 庫 の 空 調 が 壊 れ る な ど 環 境 が 変 化 し た と し て も 、 箱 の 内 側 に 急 な 影 響 が 及 ぶ こ と を 緩 和 す る た め で す ﹂ と 鳥 越 さ ん 。 地 震 対 策 と し て は 、 展 示 ケ ー ス や 収 蔵 庫 の 免 震 化 が 一 般 的 で 、 新 し い 施 設 で は 建 物 全 体 に 免 震 構 造 を 採 用 し て い る 場 合 も あ り ま す 。 ま た 、 文 化 財 を 入 れ る 箱 は 主 に 木 製 で 、 箱 を 保 管 す る 収 蔵 庫 の 棚 も 木 製 。 木 と 木 の 摩 擦 力 を 利 用 し て 、 揺 れ た 時 に 文 化 財 が 棚 か ら 落 下 す る の を 防 い で い ま す 。 後 世 に 遺 し 続 け る た め に 。 人 間 な ら 傷 は 自 然 に 治 り ま す が 、 傷 ん で し ま っ た 文 化 財 は そ う は い き ま せ ん 。 ま た 、 展 示 な ど で 、 人 の 目 に 触 れ る 機 会 が 多 い と 傷 み の 生 じ る 危 険 性 も 高 く な り ま す 。 絹 に 描 か れ た 絵 や 紙 に 記 さ れ た 古 文 書 は 、 巻 か れ た り 折 ら れ た り し た 状 態 で 保 存 さ れ て い ま す 。 そ れ ら を 広 げ た り 閉 じ た り す る 際 に 、 折 れ の あ る 箇 所 か ら 傷 み が 進 む こ と も あ り ま す 。 傷 み 方 や 劣 化 の 仕 方 は 、 文 化 財 の 種 類 に よ っ て さ ま ざ ま で す 。 木 を 素 材 と す る 彫 刻 は 、 虫 食 い の 影 響 が 避 け ら れ ま せ ん 。 暮 ら し の 中 に あ っ た 工 芸 品 は 、 当 た り 傷 や 脚 部 の 折 損 な ど 使 用 に 際 し た 破 損 も あ り ま す 。 漆 工 品 の 場 合 は 、 湿 度 が 低 く な る 冬 場 に 乾 燥 し 、 漆 塗 膜 に ひ び 割 れ や 剥 が れ が 生 じ ま す 。 奈 良 国 立 博 物 館 に は 文 化 財 保 存 修 理 所 が 設 置 さ れ 、 国 の 選 定 保 存 技 術 保 存 団 体 や そ の 保 持 者 な ど 、 40名 前 後 の 民 間 修 理 技 術 者 が 、 彫 刻 、 絵 画 ・ 書 跡 、 漆 工 の 三 分 野 の 修 理 を 行 っ て い ま す 。 い る な ど 、 世 界 的 に 見 て も 非 常 に 珍 し い 国 で す 。 貴 重 な 文 化 財 を 後 世 に 伝 え て い く た め に 、 先 人 は 苦 労 し な が ら 維 持 管 理 を し て き た の で し ょ う ﹂ と 話 し ま す 。 博 物 館 の 資 料 は 、 温 湿 度 が 一 定 に 保 た れ た 収 蔵 庫 で 保 存 さ れ ま す 。 保 存 環 境 は 素 材 に よ っ て も 異 な り ま す が 、 木 や 漆 を 用 い た 文 化 財 の 場 合 は 、 相 対 湿 度 60 % 前 後 で 、 温 度 に つ い て は 夏 季 24℃ 前 後 、 冬 季 20∼ 22℃ 程 度 で 管 理 さ れ て い ま す 。 ﹁ 当 館 の 場 合 は 、 正 倉 院 の 宝 物 の 保 管 環 境 と 同 じ に な る よ う 、 文 化 財 の 修 理 は 、﹃ 現 状 維 持 修 理 ﹄ が 原 則 で す 。 例 え ば 、 キ ク イ ム シ な ど の 害 虫 に よ る 虫 食 い が 著 し い 彫 刻 は 、 部 材 を 交 換 す る こ と も あ り ま す 。 し か し 、 す で に 欠 損 し て い る 物 に つ い て は 、 当 時 の 姿 に 戻 す 復 元 を 行 わ な い こ と が 一 般 的 で す 。 ﹁ 文 化 財 の 状 態 に も よ り ま す が 、 あ る 程 度 の 間 隔 で 定 期 的 な 修 理 が 必 要 と な り ま す 。 多 く の 文 化 財 は 過 去 に 何 度 か 修 理 さ れ な が ら 現 在 の 姿 を 保 っ て い ま す 。 そ の た め 修 理 に 際 し て は 、 元 に 戻 す こ と の で き る 伝 統 的 な 材 料 を 用 い ま す 。 数 十 年 か ら 百 数 十 年 後 の 次 の 修 理 を 考 慮 し た 修 理 を 行 っ て い る の で す 。 紙 の 修 理 に 用 い る 補 修 紙 や 糊 も 製 作 す る こ と も あ り ま す 。 ま た 、 適 切 な 修 理 の た め に は 、 X 線 C T ス キ ャ ナ ー の よ う な 非 破 壊 ・ 非 接 触 の 手 法 で 調 査 し 、 修 理 前 に 内 部 構 造 や 製 作 技 法 な ど を 知 る こ と も 重 要 で す ﹂ 文 化 財 保 存 修 理 所 で の 修 理 を 通 じ て 得 ら れ た 知 見 は 、 展 示 会 で の 公 開 や 学 会 な ど で の 発 表 を 通 じ て 広 く 公 開 さ れ 、 修 理 技 術 や 手 法 の 向 上 に 役 立 て ら れ ま す 。 こ う し た 博 物 館 の 活 動 に よ り 、 日 本 の 宝 物 は 将 来 に わ た っ て 遺 さ れ て い く の で す 。 左半身表面についた長年の汚れをクリーニングしたところ、 当時の鮮やかな彩色がよみがえった。 (写真提供: 奈良国立博物館) (写真提供: 奈良国立博物館) 文化財保存修理所装こう室。

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私たちの知的好奇心を充足させ、知的探求心をさらに高め、 しかもさまざまな感動をも与えてくれる博物館の資料。 それだけに、資料との出会い方はとても重要だ。 解説パネルをわかりやすくする工夫や、 博物館そのものを知ることのできるバックヤードの見学、 資料を五感で体験できる展示など、 私たちと資料がより良く出会い、 新たな知の探検へと旅立てるよう 博物館はつねに魅力的な見せ方を模索している。 家 屋文鏡 奈良県佐味田 ︵さ ︶宝塚古墳 出土 径22 7 1190 凸面 円鏡。 竪穴 高床 平屋 高床倉庫 4棟 建物 周囲 樹木、 も表現 様は小 にく 国立博物館 3D 示し好 博し た。 画像提供宮内庁書陵部

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え 、 日 本 と ア ジ ア の 文 化 交 流 の 歴 史 を 主 に 発 信 し て い ま す 。 常 設 の 展 示 室 を﹃ 文 化 交 流 展 示 室 ﹄ と 名 付 け た の も そ の た め で す ﹂ と 、 企 画 課 長 の 河 か わ の 野 一 か ず た か 隆 さ ん は 説 明 し ま す 。 来 館 者 と 文 化 財 と の 最 良 の 出 会 い を 演 出 す る た め 、 九 州 国 立 博 物 館 で は 市 民 目 線 に 立 っ た 、 で き る だ け 分 か り や す い 展 示 を 心 が け て い ま す 。 展 示 課 長 の 楠 く す い 井 隆 た か し 志 さ ん は ﹁﹃ 学 校 よ り も 面 白 く 、 教 科 書 よ り も 分 か り や す く ﹄ を め ざ し て 、 既 成 の 概 念 に 囚 わ れ ず 、 さ ま ざ ま な 展 示 方 法 に チ ャ レ ン ジ し て き ま し た ﹂ と 言 い ま す 。 例 え ば 、 仏 像 を 3 6 0 度 か ら 見 ら れ る 展 示 を 開 館 当 初 か ら 行 っ た り 、 鑑 賞 者 の 目 線 が 合 う よ う に 仏 像 の 台 座 の 高 さ を 調 整 す る な ど 、 文 化 財 が 存 在 し て い た 空 間 を 追 体 験 で き る 工 夫 も し て い ま す 。 ま た 博 物 館 そ の も の を 見 せ る バ ッ ク ヤ ー ド ツ ア ー を 、 毎 週 日 曜 日 に 実 施 。 収 蔵 庫 に 付 け ら れ た 窓 か ら 内 部 を 見 学 で き る ほ か 、 文 化 財 を 地 震 か ら 守 る 免 震 層 や 文 化 財 を 修 復 す る 施 設 の 一 部 、 事 務 室 な ど を 、 ス タ ッ フ や ボ ラ ン テ ィ ア が ガ イ ド し て い ま す 。 ﹁ 収 蔵 庫 に 見 学 用 の 窓 を 設 け て 内 部 を 見 せ る と い う ア イ デ ア が 出 た と き に は 、 我 々 自 身 も び っ く り し ま し た 。 し か し 、 こ の 発 想 に よ り 、 博 物 館 が 文 化 財 を 保 管 す る 単 な る 箱 物 で は な く 、 さ ま ざ ま な 配 慮 が な さ れ た 施 設 構 造 と 、 多 く の 人 員 の 関 わ り に よ っ て 、 貴 重 な 文 化 財 が 守 ら れ て い る こ と を 実 感 し て い た だ け ま す 。 博 物 館 の 役 割 に つ い て 、 理 解 を よ り 深 め て い た だ け ま す の で 、 実 施 し て よ か っ た と 思 い ま す ﹂ と 楠 井 さ ん は 言 い ま す 。 ア ジ ア に 触 れ る き っ か け を 。 資 料 に 対 す る 興 味 は 、 そ の 見 せ 方 に よ っ て 大 き く 変 わ り ま す 。 教 育 普 及 を 担 当 す る 西 に し じ ま 島 亜 き こ 木 子 さ ん は 、 自 分 の 仕 事 は 来 館 者 と 研 究 者 と を つ な げ る こ と だ と 言 い ま す 。 ﹁﹃ 博 物 館 は 楽 し い 場 所 ﹄ と い う イ メ ー ジ を 持 っ て 帰 っ て い た だ け る よ う 、 子 供 か ら 大 人 ま で 楽 し め る 企 画 を 立 て る と と も に 、 作 品 研 究 の 成 果 を 、 で き る だ け 分 か り や す く 紹 介 で き る よ う 努 力 し て い ま す ﹂ と 西 島 さ ん 。 例 え ば 展 示 に つ き も の の 解 説 パ ネ ル は 、 短 く 平 易 な 文 章 で 書 き 、 理 解 を 助 け る た め の イ ラ ス ト を 多 く 使 う な ど 、 読 ん で も ら え る 工 夫 、 分 か り や す く す る 工 夫 が 凝 ら さ れ て い ま す 。 展 示 方 法 に も 、 さ ま ざ ま な 配 慮 が な さ れ て い ま す 。 触 れ る 展 示 も 、 そ の 一 つ で す 。 ﹁ 博 物 館 の 資 料 は ガ ラ ス の 向 こ う に あ り 、 近 く に 寄 ら な け れ ば 細 か い と こ ろ が 見 え ず 、 し か も 原 則 と し て 触 れ ま せ ん 。 当 館 の 開 館 10周 年 記 念 特 別 展 ﹃ 美 の 国 日 本 ﹄ で は 、 3 D プ リ ン タ ー で 触 れ て も 良 い 銅 鐸 の レ プ リ カ を つ く り ま し た 。 実 際 に 触 る と 銅 鐸 の 薄 さ や 、 装 飾 の 細 か さ を 実 感 い た だ け ま す 。 ま た 、 銅 鏡 に 施 さ れ た 家 屋 文 様 は 、 実 際 の 資 料 で は 小 さ く て 見 に く い た め 、 3 D プ リ ン タ ー で 拡 大 レ プ リ カ を つ く り ま し た 。 細 か く 描 か れ て い る 当 時 の 家 や 倉 庫 な ど の 形 を 見 や す く し 、 一 つ ひ と つ を 解 説 し ま し た ﹂ と 西 島 さ ん は 言 い ま す 。 資 料 を た だ 〝 見 せ る 〟 だ け で な く 、 五 感 で 楽 し ん で も ら う 九 州 国 立 博 物 館 の 展 示 方 法 を 象 徴 し て い る の が 、 1 階 の 無 料 ゾ ー ン に あ る 体 験 型 展 示 室 ﹃ あ じ っ ぱ ﹄ で す 。 ﹃ あ じ っ ぱ ﹄ に は 、 日 本 と 交 流 の あ っ た さ ま ざ ま な 国 の お も ち ゃ や 楽 器 、 衣 装 な ど が 展 示 さ れ て い ま す 。 し か も 、 来 館 者 は そ れ ら の 資 料 を 実 際 に 手 に 取 り 、 遊 ん だ り 、 弾 い た り 、 着 た り 、 (写真提供: 九州国立博物館) 体験型展示室『あじっぱ』。 銅鏡の拡大レプリカと解説パネル。原資料は宮内庁書陵部所蔵。 (写真提供: 九州国立博物館) 教 科 書 よ り も 分 か り や す く 。 博 物 館 は 、 先 人 が 守 っ て き た 貴 重 な 資 料 と 出 会 う 場 で す 。 資 料 に 対 す る 印 象 は 、 初 め て 出 会 う 状 況 に よ っ て 大 き く 左 右 さ れ る の で は な い で し ょ う か 。 今 、 博 物 館 で は 、 従 来 の イ メ ー ジ を 超 え た 、 資 料 の 新 た な 見 せ 方 が 模 索 さ れ て い ま す 。 2 0 1 5 年 に 開 館 10周 年 を 迎 え た 九 州 国 立 博 物 館 は 、 も っ と も 新 し い 国 立 博 物 館 で す 。 ﹁ 当 館 で は 、 さ ま ざ ま な 新 た な 試 み を 行 っ て い ま す 。 九 州 の 地 理 的 条 件 を 活 か し 、 日 本 文 化 の 形 成 を ア ジ ア 史 の 観 点 か ら 捉

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匂 い を 嗅 い だ り す る こ と が で き ま す 。 こ れ に よ り 、 文 化 そ の も の を 、 ま さ に 五 感 で 体 験 す る こ と が で き ま す 。 ﹁ 私 た ち の 教 育 普 及 活 動 の 原 点 は 、 ア ジ ア の さ ま ざ ま な 文 化 に 触 れ る き っ か け を 提 供 す る こ と で す 。 こ の 博 物 館 で の 体 験 を 、 も っ と 学 ん で み た い と い う 気 持 ち の 出 発 点 と し て い た だ け る よ う 、 ス タ ッ フ 全 員 が 知 恵 を 絞 っ て い ま す 。 そ の 意 味 で も 、﹃ 資 料 を 見 せ る ﹄ の ﹃ み ﹄ が 、 魅 了 の ﹃ 魅 ﹄ と な る よ う 、 つ ね に 努 力 し て い ま す ﹂ と 楠 井 さ ん は 言 い ま す 。 考 古 資 料 や 美 術 工 芸 品 は も ち ろ ん 、 自 然 科 学 の 標 本 な ど に し て も 、 博 物 館 に あ る 資 料 の 多 く は 、 何 ら か の 意 志 や 意 図 を も っ て つ く ら れ て い ま す 。 そ れ ら は 時 を 超 え て 受 け 継 が れ 、 今 、 私 た ち の 目 の 前 に あ り ま す 。 か つ て は 限 ら れ た 人 間 し か 見 る こ と の で き な か っ た 〝 宝 物 〟 た ち と 、 い つ で も 出 会 う こ と が で き る 幸 せ な 時 代 に 、 私 た ち は 生 き て い る の で す 。 博 物 館 に 足 を 運 ぶ こ と で 、 私 た ち の 知 や 心 の 地 平 線 は 、 さ ら に 大 き く 広 が っ て い く こ と で し ょ う 。 取材にご協力いただいた方々 東京国立博物館 学芸研究部 列品管理課長 救仁郷 秀明さん 奈良国立博物館 学芸部 保存修理指導室長 鳥越 俊行さん 九州国立博物館 企画課長 河野 一隆さん 九州国立博物館 展示課長 楠井 隆志さん 九州国立博物館 企画課アソシエイトフェロー 西島 亜木子さん

未 来 に 伝 えるニコン 。

歴史的資料の散逸・廃棄を防ぐために 『歴史資料室』が収集を続けてきた約 2万点のうちの一部です。それらの中に は、ニコンOBの方々やニコンファンのお 客様から寄贈された物も多数あります。  検討過程では、担当者がさまざまな 博物館を見学して在り方を研究するとと もに、2014年2月には、大井製作所内 の150m2のスペースで今回のミュージ アムの試作を社内で開示。これによって 明らかになった問題点を改善し、最新の デジタル技術を使ったシアターや、動画 による解説など、楽しみながら理解を深 めていただける工夫も凝らしています。  3ヶ月に一度程度の頻度で、さまざま な企画展の実施も現在、検討中です。 お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り ください。(23ページもご参照ください)  2017年に会社創立100周年を迎え るニコン。その足跡や各事業の歴史・ 技術・製品などを一堂に展示するため に、ニコンとして初めて、2015年10月 に開館した施設が、ニコンミュージアム です。   本 社( 東 京・品 川 )ロビーの奧 、約 600m2のスペースで、カメラや双眼鏡 等のコンシューマ製品はもちろん、半導 体露光装置などの産業関連機器など 約600点を展示。館内は黒を基調とし たデザインによって、ニコンの事業の核 である『光』を際立たせる演出を随所に 施しています。  それぞれの分野における今日的、最 先端の技術や製品も展示することで、 ニコンの歴史とともに先進性も紹介し、 次の100年へ向けてニコンがどう歩ん でいくかという方向性をご理解いただけ る取り組みもしています。  展示品は、50周年記念事業の一環 として集められた物をもとに、その後も 『レンズの実験室』光とレンズの基本的な性質を体験しながら学べる Daytona

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ニコンデジタル一眼レフカメラの

オートフォーカスを使いこなそう。

フォーカスポイントに被写体を捉えて シャッターボタンを半押しするだけで、 誰でも簡単にピント合わせができるオートフォーカス ︵AF︶ 。 ピント合わせの高速化、 高精度化が進み、 今では、 誰もが特に意識することなくAFを使用しています。 ニコンのデジタル一眼レフカメラは、 止まっている被写体にしっかりピントを合わせるか、 動いている被写体を追ってピントを合わせ続けるか、 フォーカスポイントを一点だけ使うか、 複数使うかなど、 AFに関する設定を組み合わせることで、 被写体や撮影状況、 撮影意図に合わせた ピント合わせができます。 ニコンデジタル一眼レフカメラの 高性能なAFを使いこなして、 とっておきの瞬間をシャープに捉えましょう。

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A F ﹂と A F ﹂の   ニ コ ン デ ジ タ ル 一 眼 レ フ カ メ ラ の A F は 、﹁ A F モ ー ド ﹂ と ﹁ A F エ リ ア モ ー ド ﹂ の 設 定 を 組 み 合 わ せ る こ と で 、被 写 体 や 撮 影 状 況 に 合 わ せ た ピ ン ト の 合 わ せ 方 を 選 べ ま す 。   ﹁ A F モ ー ド ﹂ も ﹁ A F エ リ ア モ ー ド ﹂ も 、カ メ ラ の 種 類 や フ ァ イ ン ダ ー 撮 影 と ラ イ ブ ビ ュ ー 撮 影 の ど ち ら を 選 ぶ か に よ っ て 、選 択 で き る モ ー ド が 異 な り ま す 。 こ こ で は D 7 2 0 0 の フ ァ イ ン ダ ー 撮 影 時 の 例 を 紹 介 し ま す 。   ﹁ A F モ ー ド ﹂︵ 表 1 ︶ は 、 被 写 体 が 止 ま っ て い る か 、 動 い て い る か を 目 安 に 選 択 し ま す︵ 設 定 方 法 ・ 写 真 1 ︶。   ﹁ A F エ リ ア モ ー ド ﹂︵ 表 2 ︶ は 、被 写 体 の 状 況 や 構 図 な ど の 撮 影 意 図 に 応 じ て 、フ ォ ー カ ス ポ イ ン ト を 1 点 だ け 使 う か 、複 数 使 う か 、複 数 使 う 場 合 は ど の よ う に 使 う か を 選 び ま す ︵ 設 定 方 法 ・ 写 真 2 ︶。 A F ﹂と A F ﹂の   こ こ で は 、普 段 の 撮 影 で よ く 使 う と 思 わ れ る 3つ の 組 み 合 わ せ を 紹 介 し ま メインコマンドダイヤル 写真1: AFモードの設定 AFモードボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを 回して設定。 AFモードボタン マルチセレクター フォーカスポイント ロックレバー 写真3: フォーカスポイントの選択 フォーカスポイントロックレバーをロック解除の位置に 合わせ、マルチセレクターを押して選択。 AFモードボタン 写真2: AFエリアモードの設定 A Fモードボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを 回して設定。 サブコマンドダイヤル 表1: AFモード(D7200・ファインダー撮影時) AF-S シングルAFサーボ シャッターボタンを半押ししてピントが合うとフォーカスがロックされます。 AF-C コンティニュアスAFサーボ シャッターボタンの半押しを続けると、ピントが合ってもフォーカスロックされず、 被写体が動いてもシャッターをきるまでピントを合わせ続けます。 AF-A AFサーボモード自動切り換え 被写体が静止しているときはAF-S、動いているときはAF-Cに自動的に切り 換わります。 表2: AFエリアモード(D7200・ファインダー撮影時) シングルポイントAF 選んだフォーカスポイントだけを使ってピントを合わせます。特定の箇所にピントを 合わせたいときに便利。静止している被写体の撮影に適しています。 ダイナミックAF・9点 AF-AまたはAF-Cとの組み合わせで、選んだフォーカスポイントから被写体が 一時的に外れても、周辺のフォーカスポイントからのピント情報を利用してピント を合わせます。 ● 9点: 構図を決めて撮影するときや、陸上競技のように動く方向が予測でき、 フォーカスポイントで捉えやすい被写体の撮影に適しています。 ● 21点: サッカーやラグビーのように、動きがランダムで予測しにくい被写体の撮 影に適しています。 ● 51点: 飛んでいる鳥のように、動きが速く、選んだフォーカスポイントで捉えにく い被写体の撮影に適しています。 ダイナミックAF・21点 ダイナミックAF・51点 3D-トラッキング AF-AまたはAF-Cとの組み合わせで、全てのフォーカスポイントを使って被写体 を追 尾します。選んだフォーカスポイントで被 写 体にピントを合わせると、 シャッターボタンを半押ししている間、被写体の動きに合わせて、フォーカス ポイントを自動的に切り換えてピントを合わせ続けます。テニスのような、左右に 動く被写体を自由な構図で撮影するのに適しています。 オートエリアAF 自動的にすべてのフォーカスポイントから被写体を判別してピントを合わせます。 人物と背景を自動的に判別して、主要被写体にピントが合う精度が高くなります。 ●表1、表2の下線のモードの組み合わせを左ページで紹介しています。

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︵撮影その江︶ す 。 一 眼 レ フ カ メ ラ 初 心 者 の 方 で も す ぐ に 挑 戦 で き ま す 。   花 な ど の 静 止 し て い る 被 写 体 に は 、[ A F ︱ S ] と [ シ ン グ ル ポ イ ン ト A F ] の 組 み 合 わ せ が お す す め で す ︵ 写 真 4 ︶。 フ ォ ー カ ス ポ イ ン ト は 、   で 表 示 さ れ る 51点 か ら 選 べ ま す ︵ 選 択 方 法 ・ 写 真 3 ︶。   動 く 方 向 が 予 測 で き 、 フ ォ ー カ ス ポ イ ン ト で 捉 え や す い 被 写 体 を 画 面 の 特 定 の 位 置 で 撮 影 し た い と き は 、[ A F ︱ C ]と [ ダ イ ナ ミ ッ ク A F ・ 9 点 ]の 組 み 合 わ せ が 便 利 で す︵ 写 真 5 ︶。   人 物 撮 影 の 場 合 は 、人 物 が 動 か ず 、目 な ど の 特 定 の 箇 所 に ピ ン ト を 合 わ せ た い と き は[ A F ︱ S ]と [ シ ン グ ル ポ イ ン ト A F ] の 組 み 合 わ せ が お す す め で す が 、た と え ば 会 話 し な が ら 、自 由 に 動 く 人 物 の自 然 な 表 情 を 捉 え た い と き は 、[ A F ︱ C ]と [ オ ー ト エ リ ア A F ]の 組 み 合 わ せ が 便 利 で す ︵ 写 真 6 ︶。 こ の 組 み 合 わ せ で は 、 カ メ ラ が 人 物 と 背 景 を 自 動 的 に 判 別す る の で 、人 物 に ピ ン ト が 合 う 精 度 が 高 く な り ま す 。      被 写 体 や 撮 影 目 的 に合 わ せ た 最 適 な A F 設 定 で 狙 い 通 り に ピ ン ト を 合 わ せ て 撮 影 し 、シ ャ ー プ な 写 真 を お 楽 し み く だ さ い 。 写真4: 静止している被写体(AF-S + シングルポイントAF) ピントを合わせたい箇所に重なるフォー カスポイント1点を選び、[A F-S]で撮 影。被写体の狙った位置にピントを合わ せられる。 写真5: ゆっくり動く被写体(AF-C + ダイナミックAF・9点) 被写体を捉えたい位置のフォーカスポイ ントを選ぶ。[A F-C]との組み合わせな ら、選んだフォーカスポイントから多少 被写体がはずれても、カメラが周辺の フォーカスポイントからのピント情報を 利用してピントを合わせる。 カメラが自動的に人物にピントを合わせ るので、表情の変化に集中して自然な 一瞬を撮影できる。被写体が動いてもい いように、[A F - C ]との組み合わせが おすすめ。 写真6: 自然な表情のポートレート(AF-C + オートエリアAF) *フォーカスポイントの表示はイメージです。

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関係にあります。エンボスコ ントラスト観察の光学系で は、開口しぼり、対物レンズの 瞳、メカしぼりの3 ヵ所、試料、 中間結像面、結像面の3 ヵ 所が、それぞれ共役関係に あります(図4)。 光は、扇形に開いた開口し ぼりを通過し、試料を斜めに 照らします。透明な試料を 通過する際、通過地点の形 状によって直進または屈折 することで、形状の情報を保 持してメカしぼりに到達しま す。このとき、メカしぼりと開 口しぼりは共役の位置にあ るため、光は開口しぼりの開 口部と同じ形(扇形)でメカし ぼりに当たります。これは物 体と、物体の像が再現され る関係と同様です。その光は、 一部がメカしぼりで遮られ、 一部がフィルターで減光さ れ、残りは開口部を通過しま す。メカしぼりで遮られた光 は試料の暗い部分に対応し、 フィルターで減光された光と 開口部を通過した光は、明る い部分から中間部分に対応 します。この結果、結像面で 無色透明な試料に明暗や色 のコントラストがつき、ギラツ キがなく、階調を滑らかに表 現した立体感のある観察像 が得られます(写真1)。 エンボスコントラスト観察 は、開口しぼりとなる「エンボ スコントラストモジュール」と、 メカしぼりとフィルターから なる「エンボスコントラストス ライダー」を所定の位置に差 し込み、対物レンズの倍率に 合わせて開口しぼりとメカし ぼりのポジションをセットす るという極めて容易な操作 で行えます(図5)。 また、構造上、開口しぼりを どの角度にセットしても、照明 光は、メカしぼりとフィルター に対して同心円上を回転す るため、照明の角度を最も観 察しやすい状態など自由に セットできます。高価な専用 光学素子や対物レンズを必 要とせず、コストパフォーマン スの高い観察技術です。 「Ts2R」は、発熱が少なく、 長寿命で観察中に光源交 換の心配がないLED光源 を採用しています。LEDの 性能向上に加え、発光面の 直後にニコン独自のレンズ 製造技術を生かしたガラス 非球面レンズを採用するこ とで、LEDから取り込む光 量を増やし十分な明るさを 実現しました。 また、エンボスコントラスト 観察に用いる、開口しぼりの モジュール、メカしぼりとフィ ルターのスライダーは、双方 を円形に全開口で光を通す 中空ポジションにセットすれ ば、対物レンズを変更せずに 蛍光観察が行えます。この とき、明るい部屋でも簡単か つ快適に蛍光観察ができる よう、「コントラストシールド」 という遮光機能を用意して います。ステージの上部で2 枚の羽根を閉じるだけで室 内の照明を落とさずに観察 可能です(写真2)。 「Ts2R」は、このようにユー ザーの立場で使いやすい機 能や高い操作性を追求しま した。その結果、操作に高 度なスキルを求めることなく、 多彩な観察方法を実現し、よ り多くの研究者たちの観察 の幅を広げます。ニコンはこ れからも、生物学・医学分野 で新たな発見に迫る世界中 の研究をサポートするため、 磨き上げた技術とアイデア で、バイオイメージングの発 展に貢献します。 照明、遮光の新装備で簡単、 快適な観察をサポート コンデンサー レンズ 開口しぼり 試料 対物レンズ チューブ レンズ リレー レンズ 結像 レンズ 3 点が 共役関係 3 点が 共役関係 中間 結像面 像面 メカしぼり 減光フィルター 図4:エンボスコントラスト観察の概略構成 図5:エンボスコントラスト観察専用のスライダー・モジュール 写真1:観察像(マウス胚) 写真2:コントラストシールド エンボスコントラスト観察の像はギラツ コンデンサー レンズ 開口しぼり 観察像 試料 メカしぼり 減光フィルター 対物レンズ 図3:エンボスコントラスト観察の原理 扇形に開いた開口しぼりで斜光照明を行う。メカしぼりで遮られた光は試料の暗い部分に、 開口部およびフィルターを通過した透過光は明るい部分∼中間部分に対応し、明暗や色の コントラストがついて、立体感のある像が得られる。 エンボスコント ラスト観察 エンボスコントラスト モジュール NAMC観察 コントラストシールド開 コントラストシールド閉

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倒立顕微鏡は、対物レンズ がステージの下にあり、試料 を下側から観察する顕微鏡 で、生物学・医学分野では、 主に細胞観察や培養検査な ど広く使用されています。ニ コンの生物用途の倒立顕微 鏡には、大学・企業の研究 をサポートし最先端のニーズ に対応する「ECLIPSE Ti」 シリーズから、日常的な観察 を行う「ECLIPSE TS100」 シリーズのラインナップが あります。今回ご紹介する 「ECLIPSE Ts2R」( 以 降、 「Ts2R」)は、上位機種である 「ECLIPSE Ti」シリーズと同 等の基本性能を持ち、幅広い 観察方法への対応はもちろ ん、コンパクトな筐体と優れた 操作性を兼ね備えています。 「明視野観察」は、試料を 透過した光が結ぶ像を観察 する一般的な観察方法です が、細胞などの無色透明な 試料は染色しなければ見え ません。しかし、細胞は染色 することにより死滅するため、 生きた細胞の観察は困難で す。そのため「Ts2R」は明視 野観察に加え、染色をせず、 試料を生きたまま観察できる 主に4つの観察方法を用意 しています。 1つめの「位相差観察」は、 光の回折と干渉の現象を利 用し、透明な試料に明暗のコ ントラストをつけて観察しま す。コントラストのより高い良 好な像を得るため、位相リン グしぼりと位相膜の心合わ せ調整が必要です(図1)。 位相差観察は厚みがあま りない試料には有効な観察 方法です。しかし、厚みのあ る試料や、メニスカス効果※ の出やすいウェルプレートな どの容器に入れて観察する 場合は、光の屈折によって位 相リングしぼりを通過する光 の像が歪み、位相膜から外 れてしまうため、観察方法と しては不向きです。この場 合は、2つめの「微分干渉 観察」や3 つめの「NAMC 観察」が用いられます。 「微分干渉観察」は、光が 無色透明な試料を通過する 際の屈折率の差や、試料表 面の形状による光路差(光 の進み方の差)を、特殊なプ リズムを用いて明暗コントラ ストとして観察します。対物 レンズごとにプリズムの種類 を変更して使用します。 ニコン独自のコントラスト 法である「NAMC(Nikon Advanced Modulation Contrast)観察」は、微分 干渉観察では困難なプラス チック容器を用いて、無色透 明な試料の明暗コントラスト 観察が可能です。斜光照 明を行い、専用の対物レンズ に内蔵したモジュレーション 板と組み合わせることにより、 試料に立体的なコントラスト をつけます(図2)。 これらの観察方法は無色 透明で厚みのある試料の観 察に大変有効ですが、使用 時に細かな調整作業を行う 必要があるため、顕微鏡操 作に慣れていない人にとっ ては、鮮明な像を得ることが 難しいという問題がありまし た。この調整の手間や作業 性を改善し、ユーザーの負 担を減らしたのが、ニコンが 新たに開発した4つめの観 察法「エンボスコントラスト 観察」です。 コントラスト観察を簡単に 行えるエンボスコントラスト 観察は、卵子などの厚みのあ る透明な試料に斜めから光 を当て、観察像側で光束を 絞って陰影をつけ、立体的に 見せる技術です(図3)。本来、 観察像側のしぼりは、開口し ぼりと「共役位置」にある対物 レンズ内部の瞳に配置する 必要がありますが、「Ts2R」 は、独自の光学設計によって カメラまでの光路内に「瞳共 役位置」を設け、ここに減光 フィルターと共に光束を絞る メカしぼりを設置しました。 対物レンズの瞳と瞳共役 位置とは、光学系における物 体と像の関係にあり、物体と 結像面の位置が互いにセッ トで結びついている(共役)

独自のエンボスコントラスト観察で新たな発見に迫る。

<研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ts2R」>

さまざまな研究をサポート する多彩な観察方法 試料 対物レンズ 像面 チューブ レンズ コンデンサー レンズ 屈折光 直接光 不良 良 図1:位相差観察の概略構成 試料 像面 開口しぼり ポラライザー (偏光子) モジュレーション板 チューブ レンズ 対物レンズ コンデンサー レンズ 図2:NAMC観察の概略構成 位相リングしぼりと 位相膜の心合わせ 調整 対物レンズ内にあるモジュレー ション板を回転させてコントラス ト調整をする。開口しぼりの角 度とモジュレーション板の角度を 調整する必要がある。 研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ts2R」 シンプルな構造で大きな 効果を生んだニコン独自の 発想 ※ メニスカス効果:容器内で、培養液などの界面張 力によってできる、凹状のくぼみ。

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ニコンは、2017年の創立100周年を記念し、 2015 年にニコンミュージアムをオープンしました。 ここに設けられたシアターでは、映像と音楽で ニコンの歴史にふれることができます。 今回は、シアターで上映されている交響組曲 「LUX CENTURIAE ∼光に満ちた100 年∼」を 作曲した、和田薫さんにお話を伺いました。 和田さんは、壮大な交響曲から、映画やテレビドラマ、 アニメなどの劇伴※の作曲、さらに編曲や オーケストラによるコンサートのプロデュースまで 幅広い活動を続けています。 ※ 劇伴:映画やテレビドラマなどの劇中で使用される音楽。

喚起する音楽を

紡ぎ出す。

K A O R U W A D A

和 田 薫

作 曲 家

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楽 で す 。 台 本 や 設 定 、絵 コ ン テ な ど を 読 み 込 み 、物 語 の シ ー ン を 表 現 す る 1分 か ら 2分 半 ほ ど の さ ま ざ ま な 音 楽 を 作 曲 し て い ま す 。 こ れ ま で に 1 0 0 本 以 上 を 手 が け て き ま し た 。 ̶̶ 作 曲 家 を 目 指 す き っ か け を お 聞 か せ く だ さ い 。 実 家 が 料 理 屋 を 営 ん で い た た め 、 お 座 敷 で の 笛 や 太 鼓 、三 味 線 な ど に は 幼 い こ ろ か ら 親 し み が あ り ま し た 。 こ の こ ろ に 音 へ の 好 み が 育 ま れ た と 思 い ま す 。 中 学 校 ま で は 歌 謡 曲 や フ ォ ー ク ソ ン グ な ど が 好 き で し た 。 高 校 で 吹 奏 楽 部 に 入 部 し 、ホ ル ン を 担 当 し て か ら は 、 吹 奏 楽 は も ち ろ ん オ ー ケ ス ト ラ ̶̶ ど の よ う な 音 楽 を 作 曲 さ れ て い る の で す か 。 大 き く 分 け て ふ た つ あ り ま す 。 ひ と つ は 交 響 曲 や 協 奏 曲 な ど で 、 自 分 自 身 を 表 現 す る た め の 音 楽 。 こ れ は 純 音 楽 と も 呼 ば れ 、極 論 す れ ば 趣 味 の 延 長 と も い え る も の で す 。 も う ひ と つ は 商 業 音 楽 で す 。 こ れ に は 歌 謡 曲 や ポ ッ プ ス な ど が あ り 、私 は そ の 中 で 劇 伴 と 呼 ば れ る 音 楽 に 携 わ っ て い ま す 。 ど ち ら も オ ー ケ ス ト ラ の 構 成 で 作 曲 す る こ と が 多 い で す 。 ̶̶ 劇 伴 と は ど の よ う な 音 楽 な の で し ょ う か 。 映 画 や ド ラ マ 、演 劇 、ア ニ メ や ゲ ー ム な ど の 劇 中 に 使 用 す る 音 に も 興 味 を 持 つ よ う に な り ま し た 。 あ る 日 、指 揮 台 に あ る 楽 譜︵ ス コ ア ︶ を 眺 め て い た ら 、ふ と 自 分 に も で き る 気 が し て 、す ぐ に 作 曲 し て み ま し た 。 ̶̶ 結 果 は ど う で し た か 。 ひ ど い も の で し た 。 し か し 、理 論 書 や ス コ ア な ど を 読 み 込 み 、独学 で 再 挑 戦 し ま し た 。 次 に 作 曲 し た ク ラ リ ネ ッ ト と フ ァ ゴ ッ ト の シ ン プ ル な 二 重 奏 は 、満 足 の い く で き で し た 。 そ の 後 、高 校 2年 生 の と き に 全 国 学 芸 コ ン ク ー ル の 作 曲 部 門 で 佳 作 を い た だ い た こ と で 、作 曲 家 に な ろ う と 決 心 し ま し た 。 ̶̶ 作 曲 家 を 目 指 し て ど の よ う な こ と に 励 み ま し た か 。 。 古 典 を 勉 強 す る こ と は も ち ろ ん 、現 代 に 生 き て い る 作 曲 家 で 、 師 と 仰 ぐ 人 を 探 し 求 め ま し た 。 そ し て 、伊 福 部 昭 ※ 先 生 が 作 曲 さ れ た 、﹁ リ ト ミ カ ・ オ ス テ ィ ナ ー タ ﹂ と い う ピ ア ノ と オ ー ケ ス ト ラ の た め の 曲 を 聴 い た と き 、そ の 東 洋 的 な 響 き に 大 き な 衝 撃 を 受 け ま し た 。 こ の 人 し か い な い 、こ の 人 か ら学 び た い と 心 底 思 い 、当 時 、伊 福 部 先 生 が 学 長 を 務 め る 東 京 音 楽 大 学 へ の 進 学 を 目 指 し ま し た 。 ※ 伊 福 部 昭 1 9 1 4 ‒2 0 0 6 年 。 映 画 音 楽 作 曲 の 第 一 人 者 。 民 族 的 な 力 強 さ を 持 つ 数 多 く の オ ー ケ ス ト ラ 曲 の ほ か 、﹃ ゴ ジ ラ ﹄ な ど の 映 画 音 楽 も 多 数 作 曲 。 音 楽 教 育 者 と し て も 知 ら れ る 。 ̶̶ 入 学 し た 東 京 音 楽 大 学 で は ど う で し た か 。 寝 る 間 も 惜 し ん で 勉 強 し ま し た 。 大 学 で は 、理 論 書 、ス コ ア 、レ コ ー ド 、め ず ら し い 楽 器 な ど 、何 で も 自 由 に 見 た り 聞 い た り 演 奏 し た り で き る の で 、楽 し く て 仕 方 あ り ま せ ん で し た 。 日 本 で 初 め て 映 画 音 楽 理 論 を 研 究 し た 伊 福 部 先 生 の ゼ ミ に も 参 加 し 、そ こ で 商 業 音 楽 と し て の 映 画 音 楽 の 理 論 を 学 び ま し た 。 ま た 、﹁ 芸 術 作 品 は 、民 族 の 特 殊 性 を 通 過 し て 初 め て イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル に な り 得 る ﹂ と い う 先 生 の 言 葉 は 、私 の 作 曲 活 動 の 基 礎 と な っ て い ま す 。 ̶̶ 大 学 卒 業 後 は ど の よ う な 活 動 を さ れ た の で す か 。 日 本 人 で あ る 自 分 が 西 洋 音 楽 作曲への目覚め、恩師との 出会い。 に 関 わ る 意 義 を 考 え 、 ヨ ー ロ ッ パ を 放 浪 し ま し た 。 大 学 卒 業 時 に 作 曲 し た ﹁ オ ー ケ ス ト ラ の た め の 三 つ の 断 章 ﹂ の 初 演 を 1 9 8 6年 に オ ラ ン ダ で 行 っ た と こ ろ 、ス タ ン デ ィ ン グ オ ベ ー シ ョ ン で 受 け 入 れ ら れ ま し た 。 翌 年 の ア ム ス テ ル ダ ム の コ ン セ ル ト ヘ ボ ウ ※ に お け る 再 演 も 反 響 が 大 き く 、自 分 の 考 え る 音 楽 の 方 向 性 が 間 違 っ て い な か っ た こ と を 実 感 し ま し た 。 ※ コ ン セ ル ト ヘ ボ ウ オ ラ ン ダ ・ ア ム ス テ ル ダ ム の コ ン サ ー ト ホ ー ル 。 世 界 三 大 ホ ー ル の ひ と つ と さ れ 、世 界 屈 指 の 音 響 効 果 を 誇 る 。 ヨーロッパ放浪時代のウィーンで(1986年) 写真提供:和田薫氏 オランダでの初公演後(左から3人目が和田氏) 写真提供:和田薫氏

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ド ラ マ 、ア ニ メ そ の も の を 喚 起 さ せ る も の を 目 指 し ま す 。 こ の 場 合 、対 象 と な る 作 品 の 〝 色 〟 を 表 現 す る た め に 、音 楽 の 引 き 出 し を た く さ ん 持 つ こ と が 必 要 で す 。 ̶̶ そ れ ぞ れ 作 曲 す る 際 の 大 き な 違 い は 何 で し ょ う 。 純 音 楽 と 劇 伴 で は 、考 え 方 や 作 曲 に か け る 期 間 が 大 き く 異 な り ま す 。 純 音 楽 は 、音 楽 と し て ど う 成 立 さ せ る か を 試 行 錯 誤 し な が ら 数 カ 月 か ら 数 年 か け ま す 。 劇 伴 は 、映 画 や ド ラ マ 、ア ニ メ な ど の 制 作 が 進 め ら れ る 中 で 、最 初 に 曲 を 仕 上 げ る こ と が 求 め ら れ ま す の で 、数 週 間 で 一 気 に 作 り ま す 。 そ の よ う な 違 い は あ り ま す が 、い ず れ も 常 に 真 摯 な 姿 勢 で 取 り 組 ん で い ま す 。 ̶̶ ニ コ ン 1 0 0 周 年 の 交 響 組 曲 ﹁ LUX CEN T URIAE ﹂ の 作 曲 は い か が で し た か 。 1 0 0 周 年 の た め に 交 響 組 曲 を 作 り 、フ ル オ ー ケ ス ト ラ で 演 奏 、 1 本 の 映 画 に す る と い う 、こ れ ま で に 類 を 見 な い ス ケ ー ル に 驚 き 、そ し て お 話 を 頂 い た こ と を 光 栄 に 思 い ま し た 。 作 曲 に あ た り 、当 時 大 井 製 作 所 に あ っ た 資 料 館 を 訪 れ 、 ̶̶ プ ロ の 作 曲 家 に な っ た 経 緯 を お 聞 か せ く だ さ い 。 1 9 8 8 年 に 帰 国 し 、そ の 後 入 っ た 会 社 で ア ニ メ の 劇 伴 の 作 曲 を 手 が け る よ う に な っ た こ と が 契 機 で す 。 伊 福 部 先 生 に 教 わ っ た 、 物 語 を 盛 り 上 げ る た め に ど の よ う な 曲 が 必 要 な の か 論 理 的 に 考 え る 映 画 音 楽 理 論 は 、劇 伴 を 作 曲 す る 際 に 大 い に 生 か さ れ ま し た 。 ̶̶ 作 曲 に お い て 意 識 し て い る こ と は あ り ま す か 。 純 音 楽 、劇 伴 と も に テ ー マ は﹁ 喚 起 す る 音 楽 ﹂ を 作 る こ と で す 。 純 音 楽 で は 日 本 人 と し て 生 ま れ 育 っ た 私 自 身 の ア イ デ ン テ ィ テ ィ ー を 喚 起 さ せ る も の を 意 識 し て い ま す 。 例 え ば お 囃 子 な ど の 響 き や リ ズ ム な ど は 大 切 に し て い ま す 。 劇 伴 で は 、テ ー マ と な る 映 画 や ニ コ ン さ ん の 歴 史 を 勉 強 さ せ て い た だ き ま し た 。 そ の 歴 史 に 沿 っ て ﹁ 創 生 ﹂﹁ 転 生 ﹂﹁ 躍 進 ﹂﹁ 飛 翔 ﹂と い う 4つ の 楽 章 で 構 成 し ま し た 。 約 13分 の 構 成 で 音 楽 と し て 緊 張 感 と 面 白 さ を 持 た せ 、企 業 の 歴 史 と い う ド ラ マ を 喚 起 さ せ る 、純 音 楽 に 近 い 劇 伴 に な っ た と 思 い ま す 。 ̶̶ 特 に 意 識 さ れ た こ と な ど あ り ま し た か 。 さ ま ざ ま な ア ン グ ル で 撮 影 す る た め 、何 度 も 演 奏 を 繰 り 返 し ま し た 。 こ の 際 、テ ン ポ や ニ ュ ア ン ス を 毎 回 同 じ よ う に す る こ と を 意 識 し ま し た 。 最 終 的 に 1本 の 映 像 と 音 楽 に ブ ラ ッ シ ュ ア ッ プ す る と き に は 私 も 関 わ り 、カ ッ ト 変 わ り 和田薫 OFFICIAL WEBSITE:http://www.kaoru-wada.com ニコンミュージアム: http://www.nikon.co.jp/profile/museum KAORU WADA 和田薫(わだ かおる)̶̶ 1962年、山口県下関市生まれ。1981年、 東京音楽大学作曲科入学。1985年、同大学を主席で卒業後渡欧。 1988年に帰国後、映画やアニメ・テレビ・舞台・CD・ドラマ・イベント 音楽の作曲を幅広く手がける。1995年には、松竹映画「忠臣蔵外伝四 谷怪談」で、日本アカデミー賞音楽賞を受賞。編曲者としても「名曲ア ルバム」、「題名のない音楽会」などでオーケストラを中心とした編曲 を担当。さらにシンフォニーオーケストラのコンサートにおける企画、 構成、作編曲等のプロデュースまで幅広い活動を展開する。 に 演 奏 の ズ レ な ど が な い よ う 細 心 の 注 意 を は ら い ま し た 。 仕 上 が り は プ ロ の 目 と 耳 に も 満 足 の い く も の で す 。 ̶̶ 撮 影 で 印 象 に 残 っ た こ と を お 聞 か せ く だ さ い 。 撮 影 に 際 し 、 4Kの ム ー ビ ー カ メ ラ 5台 と 、そ れ ら に 使 用 す る 数 十 本 の N IK KO R レ ン ズ が 用 意 さ れ た こ と で す 。 テ レ ビ の 音 楽 番 組 な ど で 、い わ ゆ る ワ ン カ ッ ト 一 発 撮 り の 撮 影 に は 慣 れ て い ま す が 、こ れ ほ ど の 機 材 を 駆 使 し た 撮 影 に は 驚 き ま し た 。 ̶̶ 今 後 ど の よ う な こ と に 取 り 組 ん で い き ま す か 。 大 き な テ ー マ は 、喚 起 す る 音 楽 を 作 り 続 け る こ と で す 。 今 ま で 聞 い た こ と の な い よ う な 未 知 の 音 楽 で あ っ て も 、さ ま ざ ま な 人 の 心 に ス ト ン と 入 っ て い く よ う な 曲 を 作 り た い と 考 え て い ま す 。 ̶̶ 最 後 に 読 者 の 方 々 に 向 け て ひ と こ と お 願 い し ま す 。 今 回 、ニ コ ン さ ん の 歴 史 に ふ れ 、 創 立 時 か ら 続 く 仕 事 の 丁 寧 さ や 深 い こ だ わ り に 共 感 し ま し た 。 ニ コ ン 製 品 が 世 界 の 人 々 か ら 愛 さ れ る 理 由 が そ こ に あ る の で は な い で し ょ う か 。 私 は 、日 本 の 人 た ち も 積 極 的 に 海 外 で 日 本人 な ら で は の 匠 の 姿 勢 を ア ピ ー ル し て ほ し い と 考 え て い ま す 。 ぜ ひ 、ニ コ ン ミ ュ ー ジ ア ム の シ ア タ ー で 上 映 さ れ て い る ﹁ LU X CENT URIA E ﹂ を ご 覧 に な っ て 、1 0 0 年 に わ た り 匠 の 姿 勢 を 貫 い て き た ニ コ ン の 歴 史 を 感 じ て く だ さ い 。 「LUX CENTURIAE」の演奏シーン 「LUX CENTURIAE」の演奏シーン

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N i k o n ’ s P r o d u c t s

高性能を小型 ・ 軽量ボディーに凝縮した、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ最上位モデル。

2016年 4 月下旬発売予定

D500 価格:オープンプライス 付属品:Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15、バッテリーチャージャー MH-25a、フッ素コート付きファインダーアイピース DK-17F、USBケーブル UC-E22、USBケーブルクリップ、 HDMIケーブルクリップ、ストラップ AN-DC17、ボディーキャップ BF-1B

D500 16-80 VRレンズキット 価格:オープンプライス キット内容:D500・AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

D

5 0 0

デジタル一眼レフカメラ

S E L E C T I O N

待望のDXフォーマット最上位モデル。  D5と同等の153点AFシステムなど、 最高性能を小型・軽量ボディーに凝縮 したD500が登場する。D300Sの発 売(2009 年 8月)から約6 年半。ユー ザーの根強い要望に応えて登場した、 ニコンD Xフォーマットデジタル一眼レ フカメラの最上位モデルだ。 動体に強い先進AFと高速連続撮影。  D5と同じA Fセンサーモジュールを 採用した位相差AFは、153点のフォー カスポイントが D Xフォーマットの撮像 範囲を広く高密度にカバーする。視 野周辺部の被写体にもピントを合わ せることができ、構図の自由度が高い。 また、演算速度の高いA F 専用エンジ ンも搭載しており、高い動体捕捉力を 発揮する。  約10コマ/秒※1の高速連続撮影は、 14ビット記録のロスレス圧縮 R A Wで も最高 200コマ※2まで継続できる。 しかも、ミラー駆動アシスト機構の搭載 とモーター駆動の最適化、信頼性の 高いミラーバランサーの採用で安定し たファインダー像を実現し、動く被写体 を容易に追い続けられる。 新画像処理エンジンEXPEED 5を搭載。  D500は、ノイズの発生を抑えた新 開発の C M O Sセンサーと新画像処 理エンジンE X P E E D 5 の連携で、 ISO 100 ∼ 51200(ISO 50 相当ま での減感、1640000 相当までの増 感が可能)の広い感度域で高画質を 実現した。  処理能力の高いE X P E E D 5 の 搭載でより高度なノイズ低減アルゴリ ズムの採用が可能となり、これまで以 上に滑らかな階調表現で微妙なグラ デーションを描写する。オートホワイト バランスの精度も向上し、さまざまな 光源下で、人物の肌の色をはじめ、よ り自然な色再現を可能にした。 最上位モデルにふさわしい 多彩な機能・装備。  3.2 型、約 236 万ドットの高精細画 像モニターにはチルト機構とタッチパネ ルを採用した。再生時には、タッチ操 作で画像の拡大表示などができ、モニ ター下部のフレームアドバンスバーをな ぞって表示画像の高速切り換えもでき る。ライブビュー時にはタッチAF、タッチ シャッター(静止画撮影時)も可能。著 作権情報などの文字入力も、モニター に表示されるキーボードで簡単にできる。  大型ガラスペンタプリズムを採用し た視野率約 100%のファインダーは、 対角視野角約 30.8°の大視野角を 実現。広い視野で、被写体と一体感 を持って撮影できる。  動画では、プロフェッショナルのニーズ にも応える4K UHD(3840×2160) に対 応した。4K UHD 動 画もフル HD 動画も、カメラ内のメモリーカードへ の記録と同時に、外部モニターへの表 示や外部レコーダーへの記録ができる。  さらに、Bluetooth® low energyで スマートデバイスとD500を常時接続 し、多彩な便利機能を利用できるニコ ン独自の新サービス「SnapBridge」※3 にも対応する。  ボディーは、高剛性炭素繊維複合 材料とマグネシウム合金採用のモノ コック構造で、優れた耐久性・堅牢性を 確保しながら軽量化を実現している。  D500の高い動体捕捉力と高画質 を活かし、多彩な機能を使って、本格 的な撮影と豊かな映像表現を自分の スタイルで満喫していただきたい。 ※1 AFモードが AF-C、1/250 秒 以 上のシャッタースピード、 電源がEN-EL15で、その他が初期設定のとき。 ※2 Lexar Professional 2933× XQD 2.0(64 GB)のメモリー カードを使用した場合。 ※3 事前にスマートデバイスに専用アプリ(無料)をダウンロードする 必要があります。 Bluetooth®

のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する 登録商標であり、株式会社ニコンはこれらのマークをライセンスに基づいて使 用しています。その他の製品名等は各社の商標、登録商標です。

参照

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