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地域高齢者の食料品アクセス問題と食生活およびロコモティブシンドロームとの 関連

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Academic year: 2021

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地域高齢者の食料品アクセス問題と食生活およびロコモティブシンドロームとの

関連

Association of difficulties in accessing foods with dietary variety or locomotive syndrome

among community-dwelling Japanese older adults

橘 陽子,大澤 綾子

*

,髙橋 東生

**

*桐生市保健福祉部健康長寿課

**東洋大学食環境科学部健康栄養学科

Yohko Tachibana, Ayako Osawa

*

, Tosei Takahashi

**

*Kiryu city, part of health welfare

**Toyo University, faculty of food and nutritional sciences

要 約

 桐生地域に在住する高齢者を対象に,食料品アクセスにおける主観的問題,食生活およびロコモティブシンドロー ムの状況を把握し,主観的問題の有無によってこれらの関連を検討した.その結果,食料品アクセスの主観的問題 を抱える者は対象者の24.5%であり,食品摂取の多様性得点の高さ,ロコモティブシンドロームの判定テストの1 つであるロコモ25の得点の高さ,男性では肥満や腹囲の高値,女性では拡張期血圧の高値といった健康指標と関係 していることが明らかとなった.食品摂取の多様性得点の分布からは,高齢者の食生活の状況が一様ではないこと がうかがえ,高齢者個人の特性を踏まえた働きかけおよび食環境整備の検討など,誰もが住み慣れた地域で一生を 過ごせる公衆栄養施策の重要性が示唆された. キーワード: 高齢者,食料品アクセス,食品摂取の多様性,ロコモティブシンドローム

はじめに

 少子高齢化が急激に進む我が国においては,国民一 人ひとりが生活習慣病をはじめとした疾病予防に取り 組むことで,高齢になっても社会生活を営むための機 能を可能な限り維持することが重要である.健康増進 法に基づき2013年度から実施されている「21世紀にお ける国民健康づくり運動-健康日本21(第二次)」に おいても,個人の生活習慣の改善及びそれに関連した 社会環境の改善により,社会生活機能の維持・向上を 図り,社会参加の機会を増加させること等により,最 上位目標である健康寿命の延伸と健康格差の縮小を実 現することが掲げられている1).特に,高齢者の健康 確保に関しては,健康寿命の延伸に直接かかわること から,重点的な取り組みが行われているところであ る.そのうちの一つに,ロコモティブシンドロームの 予防が掲げられている.ロコモティブシンドロームと は,2007年に日本整形外科学会が提唱した症候群で, 加齢に伴い運動器機能が低下した状態を指し,要介護 状態や,そのリスクの高い状態となることを表してい る2),3).つまり,ロコモティブシンドローム予防は, QOL の低下や医療費及び介護費の増加に対する喫緊 の課題である.  ロコモティブシンドロームの原因は,栄養状態や下 肢の運動量と深く関わりがあることが報告されてい る4)-6).地域に在住する高齢者では,日常の食事内容 を充実させるとともに,身体活動量を維持・増進させ ることで,ロコモティブシンドロームを予防できると 考えられる.しかしながら,桐生市周辺地域に代表さ れる地方都市に在住する高齢者は,地域の飲食料品店 の減少,大型商業施設の郊外化等に伴い,食料品等の 買い物に困難をきたす,食料品アクセス問題に直面し ている.買い物への困難さや不便感から買い物の頻度 が低下することを意味する食料品アクセスにおける主 観的問題から,食生活の悪化および低栄養を招くとと もに,活動量が低下することで,ロコモティブシンド

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ロームのリスクをさらに高めることが懸念される.し かし,食料品アクセスの主観的問題とロコモティブシ ンドロームとの関連を検討した例は数少ない7).  そこで本研究は,桐生地域における食料品アクセス における主観的問題と,食生活及びロコモティブシン ドロームとの関連を検討し,地域在住高齢者の健康確 保に関する課題を抽出することを目的として実施した.

方 法

1 . 対象者および調査時期  本研究の対象者は,桐生市に在住する高齢者のう ち,本研究の趣旨に賛同し参加した者53名とした. 2018年12月から2019年2月の間に桐生市内の3か所の 会場(浜松町第一集会所,本宿集会所および南公民 館)にて集合法により調査を行った.自記式質問紙調 査,身体測定,日本整形外科学会のロコモティブシン ドローム診断方法であるロコモ度テスト8)を実施し, デ ー タ の 欠 損 が あ る4名を除く,男性18名,女性31 名,計49名を解析対象者とした. 2 . 調査方法および調査項目 1 )自記式質問紙調査  対象者が高齢者であることを考慮し,調査者が質問 紙を読み上げながら回答させた.主観的健康観,食料 品の買い物への不便や苦労の感じ方,食行動の状況, 食品摂取の多様性9),共食の状況,老研式活動能力指 標10)による日常生活動作の状況,ロコモティブシンド ローム診断方法であるロコモ258),属性(家族構成, 就業状況,世帯年収,最終学歴)について把握した. 食品摂取の多様性については,先行研究9)に準拠し, 肉類,魚介類,卵類,牛乳,大豆製品,緑黄色野菜 類,海草類,果物,いも類および油脂類の10食品群に ついて,ほとんど毎日摂取する場合を1点,それ未満 は,ポータブル身長計 seca213(アズワン株式会社製) を使用し,小数点第1位までの数値を読み取り,記録 した.体重,体脂肪率および筋肉量測定は,体重体組 成計BC-705N( 株式会社タニタ製)を使用し,それぞ れ表示値(小数点第1位)を記録した.腹囲測定は, メタボリメジャー V-102(アズワン株式会社製)を使 用した.対象者に上半身の着衣をたくし上げてもら い,両腕を体側に自然にたらした状態で,臍部に水 平にメジャーをあて,小数点第1位までの数値を読み 取り,記録した.血圧測定は,デジタル自動血圧計 HEM-7111(オムロン株式会社製)を使用した.座位 による安静状態で,上腕に腕帯を巻きつけて測定し, 表示される値(整数)を記録した.骨密度測定は,浜 松町第一集会所会場では超音波骨量測定装置ビーナ ス(日本光電工業株式会社製)を,元宿集会所会場お よび南公民館会場では超音波骨密度測定装置CM-200 (キャノンライフケアソリューションズ株式会社製) を使用した.着座してもらい,測定する脚の踵部をア ルコール消毒した後,専用ジェルを塗布した.足置台 上に踵部を乗せ,測定部で挟んで測定し,印字される YAM 値を記録した. 3 )ロコモ度テスト  立ち上がりテストと2ステップテストを行った.立 ち上がりテストには,立ち上がりテスト用ボックス (強化段ボール製)(日本シグマックス株式会社製)を 使用した.ボックスの高さは,判定に必要な40cm お よび20cm を使用した.はじめに40 cm のボックスに 下腿が床面と70°程度になるように着座してもらい, 両手を胸の前で組み,体幹を軽度前屈位に保持しても らった.反動を使わず立ち上がり,バランスを崩さず 3秒間程度保持できた場合を「〇」,バランスを崩した り立ち上がれなかったりした場合を「×」と判定し た.「〇」の場合は,40cm のボックスに片脚を上げた

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る限り大股で2歩歩き,バランスを崩さず両脚を揃え て立ち止まった際の,開始位の両脚のつま先から終了 位のつま先までの距離を測定した.2回測定により得 られた最大値の方を採用し,身長で補正した2ステッ プ値(測定値÷身長=2 ステップ値)を求め,1.1未満 を「ロコモ度2」,1.1以上1.3未満を「ロコモ度1」,1.3 以上を「ロコモ非該当」とした. 4 )ロコモティブシンドローム判定  日本整形外科学会が示すロコモ度判定方法に基づ き,ロコモ25,立ち上がりテストおよび2ステップテ ストの3つのうち,1つでも「ロコモ度2」に該当すれ ば「ロコモ度2」とし,「ロコモ度2」以外の者で1つで も「ロコモ度1」に該当すれば「ロコモ度1」とし,そ れ以外の者は「非該当」とした. 3 . 分析方法  すべての統計処理は統計解析ソフト BellCurve エ クセル統計 Ver3.21を用いて行った.p 値は両側検定 により,0.05未満を統計的に有意差があるとして判定 した.  自記式質問紙調査で把握した買い物への不便や苦労 の感じ方の有無から,対象者を「不便群」(12名)と 「不便なし群」(37名)に分類し,両群の相違を対応の ないt 検定,χ2検定およびフィッシャーの直接確率検 定により比較した. 4 . 倫理的配慮  対象者に研究目的,方法,個人情報保護方針,参加 の自由,同意の撤回の自由などについて,文書および 口頭にて詳細を説明した.自らの意思で参加を希望 し,同意書を提出した者を対象者とした.本研究は, 桐生大学倫理委員会の承認を得て行われた(承認番号 3006Ver.3)

結 果

1 . 基本属性 (表1)  対象者の基本属性を表1に示す.「不便群」と「不便 なし群」で,年齢および性別の人数割合に有意差はな かった.身体状況では,身長,体重に有意な差はな かったが,BMI および腹囲において、男性では「不 便群」の方が有意に高く,「不便群」の肥満傾向が高 いことがわかった.また,血圧では,女性の拡張期血 圧において,「不便なし群」で有意に低かった. 2 . 主観的健康観, 食行動, 共食, 日常生活動作の状 況 (表2)  対象者の主観的健康観,食行動の状況,共食の状 況,老研式活動能力指標による日常生活動作の状況を 表2に示す.いずれの項目でも「不便群」と「不便な し群」で有意差はなかったが,孤食率は朝食,昼食, 夕食とも「不便群」のほうが高かった. 3 . 食品摂取の多様性の状況 (表3, 図1)  対象者の食品摂取の多様性の状況を表3および図1に 示す.「不便群」のほうが「不便なし」群より多様性 得点が有意に高く,食品別では卵および海藻類で有意 な差がみられた(表3).また,多様性得点の分布は, 「不便群」でU 字型の分布を示し,「不便なし」群で1点の者の割合が最も高かった(図1). 4 . ロコモティブシンドロームの状況 (表4)  対象者のロコモティブシンドロームの状況を表4に 示す.「不便群」は全員が「ロコモ度1」または「ロコ モ度2」に該当していた.また,ロコモ25の得点は, 「不便群」のほうが「不便なし」群より有意に高かっ た.

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図1 食品摂取の多様性得点の分布 表3 食品摂取の多様性得点の状況

表4 ロコモティブシンドロームの状況

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考 察

 本研究では,地域在住高齢者を食料品アクセスの主 観的問題により「不便群」と「不便なし」群に分け, 食生活およびロコモティブシンドロームとの関連を検 討した.その結果,食料品アクセスの主観的問題を抱 える者は対象者のうち24.5%と,約1/4の者が不便を 感じており,食品摂取の多様性得点の高さ,ロコモ ティブシンドロームの判定テストの1つであるロコモ 25の得点の高さ,男性では肥満や腹囲の高値,女性で は拡張期血圧の高値といった健康指標と関係している ことが示唆された.  食品摂取の多様性得点と食料品アクセスとの関係に ついて,吉葉らは,食料品店へのアクセスが不良であ ると感じている者ほど,食品摂取の多様性得点が低 く,様々な食品を組み合わせた食事が出来ていないと 報告している7).また,五味らも,買い物への困難感 と食品摂取の多様性の低さが関連しているとしている 11).本研究では,不便を感じている者ほど,食品摂取 の多様性得点が高く,これらの先行研究とは異なる結 果となった.しかし,得点の分布をみると,不便群で は低得点の者と高得点の者の割合が高いU 字型の分 布を示しており,一様に多様性が高いわけではなかっ た.その理由として,卵や海藻類といった比較的保存 性の高い食品で不便群の得点が高く,不便を感じてい る者でも可能な範囲で多様な食品を組み合わせて摂取 できるような工夫した食生活を送っている可能性が考 えられた.しかし,得点の低い者も存在することを踏 まえると,地域在住高齢者の食生活の在り方の多様性 を考慮し,個人の知識や技術に合わせた食生活支援が 必要であると言える.また,「不便なし群」では朝食 欠食者も存在し,このことが「不便なし群」の多様性 得点を低くした可能性も考えられる.高齢期の朝食欠 食率は,若年期と比較して高くはないものの12),高齢 者では欠食が低栄養傾向に直結することが懸念され る.高齢者の食習慣は固定化しており,これまでの食 習慣を変えるのは困難であるとも指摘されている が13),個人の身体的,心理的および社会的背景も考慮 しつつ,望ましい食習慣に行動変容を促していく必要 がある.  一方,買い物への不便感に関わらず,牛乳,緑黄色 野菜,いも類および油脂類では,ほとんど毎日摂取で きている者の割合が非常に低い結果となった.牛乳お よび緑黄色野菜は,カルシウムの供給源であり,高齢 者では積極的に摂取したい食品であるが,原発性骨粗 鬆症の診断基準の指標の一つである%YAM 値は,い ずれの群,性別でも80%未満と,骨粗鬆症が疑われる 結果であった14).また,緑黄色野菜およびいも類は食 物繊維の多い食品であり,高齢者の有訴者率が約7割 と非常に高い便秘の予防に有効な食品でもある15).さ らに油脂類は適切に摂取することで排便を促したり, 薄味でもおいしく食べられることにつながる食品であ る.これらの食品の摂取頻度の低さが,今回の研究対 象者のBMI 値の高さ,血圧値の高さおよび骨密度の 低さと関連している可能性が示唆された.本研究で は,買い物への不便感という視点で解析したため, これらの食品の摂取頻度の低さを検討する種々の指 標(嗜好,季節変動,食事制限等)を考慮できなかっ た.今後は,食生活上の問題がどのような要因によっ てもたらされるのかを明らかにしていくことで,高齢 者が多様な食品を組み合わせて摂取できるような食生 活の改善およびそれによりもたらされる健康指標の改 善につなげることができると考えられる.  ロコモティブシンドロームと食料品アクセスとの関 連については,Okada らが,買物難民にはロコモティ ブシンドロームが多い可能性を示唆している16).本研 究においても,ロコモ25,立ち上がりテストおよび2 ステップテストの3種のテストから判定されるロコモ 度については,「不便群」と「不便なし」群で有意差 はなかったものの,主観的評価法であるロコモ25の得 点およびロコモ25によるロコモ度の判定で,「不便群」 のほうが有意にロコモティブシンドロームの状況が高 い結果となった.ロコモ25は,主観的評価法であり, 総得点からロコモティブシンドロームの重症度を判断 することができるものである.本研究の対象者では, 運動器の障害や移動機能への不安感・不便感の高さ が,買い物への不便感につながっている可能性が示唆 された.一方,立ち上がりテストおよび2ステップテ ストは,身体的機能評価法であり,テスト実施状況を 直接観察することで,機能低下が始まっている,ある いは,低下が進んでいることを客観的に判断すること ができる.本研究の研究対象者では,これらのテスト 結果に有意差は見られず,身体機能に大きな違いがな いことが推察された.このことから,心理的側面から サポートし,自己効力感を高めることで,身体活動や 買い物を含めた外出への不安感を軽減させ,身体機能 の維持向上につなげることができる可能性が示唆され た.尾形は,高齢者における自己効力感評価指標の高 得点者は,外出の頻度,会話の頻度,運動習慣等が有 意に高いと報告している17).住み慣れた地域でできる

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限り長く生活できるようにするためには,不安や心配 に寄り添い,それを改善する精神的・身体的サポート により,高齢者自身が「できる」と認知し行動に移せ るような支援も必要であると考えられる.  食料品アクセスの主観的問題を訴える者について は,その理由として,店舗までの距離の遠さ,移動手 段の不便さおよび身体の不調を挙げる者が多かった. 高齢化の進展や経済的負担を考慮すると,今後ますま す買い物への不便感が高まり,状況が悪化することが 懸念される.武田らは買い物への支援システムとし て,宅配サービス,移動販売,店への移動手段の提供 および便利な店舗立地の4業態を挙げているが,いず れも採算性の低さから,普及には至っていないのが現 状である18).行政が事業者への財政的支援を行う例も あり18),平成29年には厚生労働省から「地域高齢者等 の健康支援を推進する配食事業の栄養管理に関するガ イドライン」が示されている19).地域が一体となり, 中長期的展望をもって高齢者への食環境整備を行って いく必要性がある.一方で,高齢者自身が住み慣れた 地域で自立した生活を送っていくための健康管理を行 うことも重要となる.今回の結果では,買い物への不 便を感じる要因は,男性では肥満や腹囲の高値,女性 では拡張期血圧の高値といった健康指標との関連があ り,性別によって違いがあることが明らかとなった. これまでの報告では,買い物への不便感が低栄養や食 品摂取の多様性の低下と関連していることが報告され ているが7),20),今回の対象者では,特に男性で,肥満 により身体活動への負担感が増すことで買い物への不 便感につながっている可能性が考えられた.個人の意 識と行動の変容,官民が連携した高齢者への支援と食 環境整備により,健康寿命の延伸に向けたより一層の 取り組みが必要である.  本研究にはいくつかの限界がある.まず,一市を対 象とした横断研究であるため,我が国全体の状況を反 質問紙であるため,食品,エネルギーおよび栄養素の 摂取量は把握できていない.  以上のような限界はあるものの,現在の高齢化の進 展を鑑みると,食料品アクセス困難者は増加傾向にあ ることが推測されるため,高齢者個人の特性を踏まえ た働きかけと食環境整備の検討は急務であり,誰もが 住み慣れた地域で一生を過ごせる公衆栄養施策の重要 性が明らかとなったと考える.

謝 辞

 本研究にご協力いただきました対象者の皆様,桐生 市役所および桐生市地域包括支援センターのご担当者 様に厚くお礼申し上げます.

引用文献

1) 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会 , 次 期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会: 健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料. 2012.https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/ kenkounippon21_02.pdf(2020年9月28日 ア ク セ ス 可能).

2) Nakamura K.: The concept and treatment of locomotive syndrome: Its acceptance and spread in Japan. J. Orthop. Sci., 16(5): 489-491, 2011.

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ける転倒歴とロコモ度テストおよび運動機能測定

値との関連.理学療法―臨床・研究・教育., 23:

40-46,2016.

9) 熊谷修,渡辺修一郎ら.:地域在宅高齢者におけ る食品摂取の多様性と高次生活機能低下の関連. Japanese J. public Heal., 50(12):1117-1124,2003. 10) 藤原佳典,新開省二ら.:自立高齢者における老

研式活動能力指標得点の変動 生活機能の個別評

価に向けた検討.Japanese J. public Heal., 50(4): 360-367,2003. 11) 五味郁子,住野亜衣ら.:神奈川県 A 市在住高齢 者における買物困難感と食品アクセスの関連.神 奈川県立保健福祉大学誌,16(1):77-85,2019. 12) 厚 生 労 働 省: 平 成30年 国 民 健 康・ 栄 養 調 査. 2019. 13) 谷米(長谷川)温子:高齢者施設における食事形 態.フードシステム研究,19(2):136-139,2012. 14) 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員 会:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年 版.2015. 15) 厚生労働省:2019年国民生活基礎調査.2019. 16) Fumie O., Takehiko K.: Loss of access to daily

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17) 葛谷雅文:フレイルに対する栄養介入.日本転倒 予防学会誌,3(3):17-20,2017. 18) 武田彬奈,小松泰信ら:中山間地域における買 い物弱者の現状と対策.農林業問題研究,183: 255-259,2011. 19) 武見ゆかり,小岩井馨:高齢期における低栄養予 防の必要性および今後の対策:地域高齢者等の健 康支援のための配食事業と共食の場の充実.保健 医療科学,;66(6):603-611,2017. 20) 松野恭子,中津井貴子ら:中山間地域高齢者の低 栄養に関連する要因の検討~低栄養化予防対策 への一考察~.山口県立大学学術情報, 8:109-120,2015.

    

Association of difficulties in accessing foods with dietary variety or locomotive

syndrome among community-dwelling Japanese older adults

Yohko Tachibana, Ayako Osawa

, Tosei Takahashi

**

*Kiryu city, part of health welfare

**Toyo University, faculty of food and nutritional sciences

Abstract

 This study aimed to elucidate the association between subjective problems of difficulties in accessing foods and dietary variety or locomotive syndrome among the community-dwelling Japanese older adult population. As a result, 24.5% of the subjects had a subjective problems of food access, and they were high score of dietary variety score, and Locomo 25 which is one of the diagnosis tests of locomotive syndrome. In addition, it was clarified that it is related to health indicators such as obesity and high abdominal circumference in men, and high diastolic blood pressure in women. From the distribution of di-etary variety score, it can be seen that the didi-etary variety of the elderly are not uniform. It was suggested that the importance of public nutrition policy to spend a lifetime in familiar area.

表 2  主観的健康観, 食行動, 共食, 日常生活動作の状況
図 1  食品摂取の多様性得点の分布表3 食品摂取の多様性得点の状況

参照

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