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[講演要旨] 明治三陸地震津波による青森県三沢市域の被害史料

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Academic year: 2021

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(1)歴史地震 第 23 号(2008) 153 頁. [講演要旨]明治三陸地震津波による青森県三沢市域の被害史料 渡邊. 健((有)渡辺探査技術)、宇佐美龍夫(東京大学名誉教授). この地震による各村ごとの被害の詳細を記した報告書は見つかっていない。筆者の一人が著した「最 新版日本被害地震総覧」 (宇佐美:2003、東京大学出版会)の p220 の表 316-1 でも青森県のところはブ ランクになっている。 2006 年秋の大船渡における歴史地震研究会の席上、北原先生のご紹介で三沢市立図書館の方から、 同図書館に明治三陸津波の際の被害調査綴が保存されていることを伺い、同年 10 月下旬に写真撮影さ せていただいた。その写真数は約 1500 枚に達した。 原資料は約 2000 頁に達するものであるが、被害調査に関するものと復旧に関するものを撮影した。 この中に各戸別の「海嘯被害台帳」という調査資料が当時の村別に作成され、全台帳がまとめて綴じら れており約 1000 頁あった。 この台帳はどの村も同一様式に統一されており、内容は、戸主の住所・名前・生年月日・家族構成員の 名前と続柄・生年月日・流出資材・残存資材・今後の困窮度・その他が記載されている。この内容は情報が 変り次第、赤線を引いて訂正されている。 「海嘯被害台帳」は多くの情報を含んでいる貴重な史料であるが、ここでは簡単な一例として村別年 齢別男女別の死者・行方不明者・重傷者の分布数を作成して添付した。10 才以下が圧倒的に多く、これに 11 才~20 才が次いでいる。両者の合計は死・不明者の 60%余になっている。なお、軽傷者数は記入さ れていない。. - 153 -.

(2)

参照

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