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グーテンベルク経営経済学と目的原理

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Academic year: 2021

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(1)

, p ・-1 ﹂ ■ 1 1 ﹂       ⋮, '  、     凶

d

{

          、

亀 ﹁ 序 論                                                                                                     (1 )   一 九 六 八 年 に 噺 み い 経 営 経 済 学 の 方 向 を め ざ す 三 つ の 著 作 が 出 版 さ れ た 。 著 者 は い ず れ も 今 日 の ド イ ツ 経 営 経 済 学 を 代 表 す る 人 た ち で あ る 。   ・ ハ イ ネ ン ﹃経 営 経 済 学 入 門 ﹄ ( = Φ 冒 Φ ジ 国 α ヨ 自 己 " 国 ぎ h夢 量 目 ぴq 与 島 ① 切 ① 嘗 冨 冨 ≦ 葺 ω。 ゲ 織 箆 ① 腎 ρ ≦ 奮 窪 窪 Φ 口 お ① 。。 .)   ・ コ ジ オ ー ル ﹃ 経 営 経 済 学 入 門 一 経 済 的 な 行 動 の 中 心 と し て の 企 業 ﹄   ( 國 o 。。一 9 国 ユ 島 " 国 ぎ 3 冒 § σq 一口 島 Φ 切 Φ ↓鳥 ① げ ・。1     三 二 ω o 冨 { 邑 Φ 腎 ρ O 一① ¢ 三 ① ヨ 多 日 盲 σq 巴 ω 鼠 器 。 ゴ 臥 二 一9 窃 ﹀ ζ 一8 。。 N Φ 気 門 二 β ≦ 冨 。。冨 偶 窪 6 ① o。 ・ )   ・ ウ ル リ ッ ヒ ﹃ 生 産 的 な 社 会 シ ス テ ム と し て の 企 業 一 一 般 企 業 学 の 基 礎 ﹄   (⊆ 膏 ゴ = p 蕊 ⋮ ∪ 冨 d 三 ① H 器 7 ヨ § σq 亀 ω     層 a 鼻 ユ < φ 。・ 。 N乾 霧 9 ψ 冨 β 0 2 巳 藷 g 匹 田 農 σq ① ヨ Φ ぎ 召 d 三 ① g Φげ ヨ き σ・ 忽 Φ 冨 ρ ゆ 臼 守 ω ε 鼠 舞 ち ① 。。 ・)   こ の 三 つ の 著 作 に は 、 そ の 方 法 か ら 云 っ て も 問 題 提 起 か ら み て も 、 根 本 的 な ち が い を み と め る こ と は で き な い 。 む し ろ そ の 方 向 や 意 図 に は 多 く の 共 通 点 を み る こ と が で き る の で あ る 。 最 も 主 要 な 特 徴 は 、 こ れ ら の 著 書 に お い て は 、 グ ー テ ン ベ ル ク が そ の あ ら ゆ る 理 論 的 な 展 開 に お い て 意 識 的 に 除 外 し て き た ﹁ 組 織 ﹂ の 問 題 を 経 営 経 済 学 の 理 論 の 中 心 に 据 え て             (2 ) い る こ と で あ る 。 そ し て こ の よ う な 立 場 を 最 も 明 確 に 示 し て い る の は 、 と り わ け ハ イ ネ ン で あ る 。   ハ イ ネ ン は ﹃ 経 営 経           グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理       ,      ・                                  一            ・

(2)

          グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理          ,               、                    二 済 学 入 門 ﹄ の 序 言 の 中 で 次 の ご と く 云 っ て い る 、 す な わ ち ﹁ 経 営 経 済 は 一 般 に 多 く の 目 的 を 追 求 す る 組 織 と し て み ら れ る 。 人 間 と 人 間 の 協 働 が 学 問 的 な 関 心 の 前 面 に あ ら わ れ る の で あ 蕊 ぱ と 。 ア ル バ ッ ハ は ハ イ ネ ン の 著 書 に 対 し て 云 う 、 す                                               、 、 、 、 、 .                                      (4 ) な わ ち ﹁ こ の 著 書 の 核 心 は 、 そ こ に お い て・ ハ イ ネ ン が 企 業 の 目 的 に つ い て 述 べ て い る と こ ろ の 第 三 章 で あ る ﹂ と 。 ハ イ ネ                         も ソ 憾 経 営 経 済 組 織 を 対 象 と す る 経 営 経 済 学 の 一 般 理 論 を 企 業 目 的 の 理 論 を 中 心 に 構 築 す る の で あ る 。 こ の 企 業 目 的 に か ん す る 章 は 、 一 九 六 二 年 の グ ー テ ソ ベ ル ク 記 念 論 文 集 に お け る 彼 の 論 文 ﹁ 企 業 の 月 的 関 数 ﹂ ( 頃 。 冨 p 臣 ヨ 自 負 9 ・ 鱒 ① ぎ 蒔 ぎ コ 、 島 o ﹁ d コ 8 Hコ oゴ 言 口 5 σQ ℃ 一コ " 囚 o oゴ ︾ 門 ︻ゆ 一目 ⊆ け (中 腎 oσσq ●y N 二 ︻ 一門 7 ①o ユ o 山 田 d ﹁目 障R 昌 ①げ 目 口 ロ σq 脚 閃 ① o。け ωo ゲ ユ 津 N ロ ヨ ① q ・ O ①σ ⊆ ︻冨 樗 σq く o ロ 国 ユ oず Ω q 8 訂 び ①﹁ σq 噛 ≦ 。ω げ 乱 撃 H 8 N ・) に も と づ い て 構 成 さ れ て い る 。 こ の 論 文 の な か で ハ イ ネ ソ は 、 そ れ ま で 経 営 経 済 学 で は ほ と ん ど 顧 み ら れ な か 倒 た 企 業 の 目 的 決 定 と 組 織 と の か か わ り 合 い に か ん す る 問 題 を 経 営 経 済 研 究 の 中 心 テ ー マ と し て 提 起 し た の で あ る 。    ,        .                   層   ハ イ ネ ソ の 論 文 を 端 緒 に ド イ ツ の 経 営 経 済 学 に は お な じ よ う な 傾 向 を も っ た 企 業 目 的 の 論 文 が あ ら わ れ て く る 。 ・ そ の 中             ヘ   ノ で の 主 要 な も の と し て は 、 次 の 諸 論 文 が あ げ ら れ る 。                                 . ,   ・ 国 ① 同器 P 南 山 ヨ ρ う α " U p ω N 凶Φ 尻 目 。。 仲① ヨ 畠 田 q 艮 2 昌 Φ ゲ ヨ ニ 5 σq 騨 O 謹 p 色 9 σq σ づ び 2 Hδ 冨 ≦ 冒 冨 o 冨 h島 9 露 国 昌 冨 9 ① 置 ロ コ αq ① P     毛 8 ω げ a 窪 H 8 ① ・                                                                            .   ・ 望 告 ぎ σq 置 銭 ① お ﹃ o ぎ 口 口 ① ω n q 暮 Φ 讐 ⑦ ゲ 日 9 風 Φ 8 昌 昌 α q 巨 ① ヨ 9 ヨ 曾 ω辞 ♂ な σq 8 P ≦ 、8 。・げ a Φ ロ お 2 ●   ・          " N 一① 一犀 o コ {出 展 8 二 づ 窪 N 一① 一閃 o ヨ ℃ ﹁o 日 冨 onΦ 一目 信 口 ↓Φ 円 昌 ⑦ ゲ 召 ① ユ 乙。o ゴ の 口 国 ︼p 冨 o ﹃ ① 一匹 信 昌 σq ω℃ 同 o N Φ じ◎ 匂 ≦ 冒 し陰 げ ︹己 の 昌 H り ① QQ ・   ・ ω 霞 窃 ωΦ ♪ ¢ ① 蒔 ① " N 凶巴 げ 剛建 0 5 σq 信 昌 山 ω 8 幕 崖 コ σq 儀 ㊤ q 艮 ① 醒 Φ ゴ 目 口 コ σq " ♂ ≦ 窃 9 匙 ⑦ づ 6 ① O ・   ・ ω 9 ヨ 己 → ω β α ゴ o h艶 d 胃 一〇 ゲ H d 三 田 罵 プ ヨ 霞 N 芭 ① 二 = 傷 ` 三 ① ヨ ① ゴ ヨ ① ユ の oゴ Φ 。。 N 凶o 冨 遂 8 日 号 ≦ 8 。。9 α Φ 二 戸㊤ O 刈 9   ・ 閑 凶器 o ﹃ ♂ く ① ヨ 韓 " O ① ミ ぎ 白 目 コ 島 国 ① 昌 欝 ぴ 凶影 鐸 " 国 言 切 ① 蹄 お σq N 霞 ↓ ぴ 8 ユ ① 飢 臼 ¢ 罠 Φ 葺 Φ ゲ 目 口 嵩 σq 。・N 一色 ¢ u ≦ ﹁冨 ω冨 勉 ① 昌 6 ① Q。 .                     . ;                       唱     .      ,                .

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. 

.

(3)

'                                                             ヘ   ヘ    ヘ    ヘ                                                         へ   ヘ                                                                     ヘ   へ -こ れ ら の 論 文 に 特 徴 的 な こ と は 、 い ず れ も 企 業 目 的 の 問 題 を 意 志 決 定 志 向 的 な (9 警 ゴ 巴 § σq 。・6 蕃 昌 ユ Φ骨 ) 経 営 経 済 学 の 問 題 と し て 把 握 し て お り 、 伝 統 的 な 単 一 目 的 に 代 っ て 多 面 的 な 企 業 目 的 を 展 開 し て い る こ と で あ る 。   こ の よ 95 な 傾 向 に つ い て は 、 グ ー テ ソ ベ ル ク は 一 九 六 六 年 に お け る 論 文 ﹁ 新 し い 経 営 経 済 学 の 若 干 の 問 題 に つ い て ﹂ ( 。 β § げ 鼠 ・ 同葺 量 ・ ・魔 ㌘ ・⋮ 匿 ・ §   霧 島 ・げ ・・葺 ・ 蟹 ⋮ 冨 ・ 餌 ω ・ ・ ぎ 暴 言 ・ 曇 ・ ・二 。 ・ ε の 中 で 的 確 に 指 摘 し て い る 。 彼 は 新 し い 経 営 経 済 学 の も つ 問 題 点 に つ い て 第 一 に 企 業 目 的 0 問 題 か ら 検 討 を は じ め る 。 そ し て 彼 に よ れ ば 、 企 業 の 目 的 設 定 に か ん す る 問 題 、 と く に 市 場 経 済 的 な 方 向 を も つ 企 業 の 機 能 や 構 造 に 対 し て 営 利 経 済 的 原 理 の も つ 意 味 に つ い て の 問 題 は 経 営 経 済 学 が 数 十 年 に わ た っ て 議 論 を 展 開 し て き た 問 題 で あ っ た 。 し か し 、 グ ー テ ン ペ .ル ク は 云 う 、 す な わ ち 、   ﹁ こ の 問 題 の 論 議 に は 、 以 前 の 熾 烈 な 興 味 は 失 わ れ て し ま っ た 。 と い う の は ギ 今 日 斯 学 の も ち い る 方 法 静 用 具 は 、 経 営 経 済 の 問 題 を 多 面 的 な 目 的 の 下 で と ら え る 可 能 性 を 常 に 存 在 さ せ る ほ ど の 差 別 化 を 一圧 し で い る か ら で あ る 。 営 利 経 済 的 原 理 の 意 味 、 機 能 お よ び 価 値 に 関 す る 議 論 を こ れ ま で 支 配 し て き た 独 断 論 (∪ 。 σq 碁 器 暮 。。) は 、 今 日 で は 古 く さ い も の と                              う   み な さ れ る 事 に な っ て い る の で あ る ﹂ と 。   グ ー テ ン ベ ル ク が 彼 の 先 駆 者 た ち の 経 営 経 済 に 関 す る 問 題 意 識 や 思 考 を 理 論 的 に 体 系 化 し 、 近 代 的 な 経 営 経 済 学 の 発 展 の た め に 、 そ の 分 析 方 法 に つ い て 、 問 題 提 起 に つ い て お ・ し だ ﹁ 学 問 の 運 離 (三 。・・   冨 ⋮ .護   磐 σ・ ) は 企 業 と そ の 目 的 の 理 論 の 上 に 婁 さ れ た 経 纂 済 学 の 理 弘 嗣 を 生 み 出 麺 ・ 彼 の ﹃ 経 営 辞 学 原 理 ﹄ 笙 巻 ﹃ 生 産 論 ﹄ が 出 版 さ れ て か ら 二 十 年 だ っ た 現 在 、 経 営 経 済 学 臓 新 た な 段 階 へ 発 展 す る た め の 時 代 を む か え よ う と し て い る の で あ る 。 わ れ わ れ は 経 営 経 済 学 の 今 日 の す が た を え が く た め 、 グ ー テ ン ベ ル ク の 経 営 経 済 学 を そ の 目 的 原 理 を 中 心 に 検 討 を は じ め る こ と に ,す る 。 け だ し 、 近 代 的 な 経 営 経 済 学 の 中 に グ ー テ ン ベ ル ク は は っ き り と そ の 足 跡 を 残 し て い る の で あ り 、 纒 當 経 済 学 は 彼 の 理 論 な く し て は 、 全 く ち が っ た 、 意 臨 の 少 い 発 展 を た ぜ っ た で あ ろ う か ら で 臥 蕊 。     .      、 、              、 .           グ ー テ ン ペ ﹁ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                                 三

(4)

● 、. '           グ ー テ ソ ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                                 四 (1 )  ウ ル リ ッ ヒ は ス イ ズ の 経 営 経 済 学 者 で あ る が 、 言 語 を 共 通 に し 、 又 学 問 的 に も 共 通 の 基 盤 の 上 に 立 っ て お り 、 ド イ ツ 経 営 経 済 学 に つ よ い 影 響 を も           ロ     っ て い る こ と か ら 、  ﹁ ド イ ツ 経 営 経 済 学 ﹂ に 含 め る の で あ る 。     、         .                                   . ( 2 ) く び・ p 田 図 . 出 。 旨 ﹃ け ・ じd ・ 含 毯 § ピ 轟 窪 ( 内 8 F 出 色 ぎ F ( 田 ω σ・ シ N 霞 ↓ 冨 。 ユ ・ α 興 9 § 尋 § 邸 閑 。・ 響 ﹃ き 建 言 鍔 o 叩                                                                         も     げ ¢ 昌 ω 訂 ぴq. く o μ 国 ユ 0 7 0 偉 8 暮 雲 αq ・ ≦ 凶 o ω び " ロ Φ 口 這 爲 ) . N hげ 聞 ・魍 お ・. ﹄ ゆq : 一 ⑩ O S ω ・ ω 0 0 1 ω 8 ・                              ﹂ ( 3 )   出 o 宮 窪 . 国 Ω ヨ ⊆ 巳 " ︹ 田 三 口 ﹃ ヨ 轟 ︺ 田 艮 警 ヨ 畠 写 象 o 切 卑 ユ ① 訂 ≦ 一陣 ω o 国 津 巴 Φ 腎 ① . 乏 器 ω σ " α Φ ロ お ① 。。 . < 9 妻 o 詳 . ( 4 ) ≧ び § ヒ 。 鼠 邑 8 押 z 。 塞 ( 匿 ゴ ・ ・ . 臣 ヨ 巨 ・ 田 蔭 冒 ・ ・ ぴ・ 宮 島 & ・ 三 ・ び ・ 菩 宏 。 霞 落 幕 . ≦ ・ ・ 琶 。 三 舞 y ↓ 冨 o 。 毒 ・ ・ 国 。 曾     5 0 ヨ 器 閑 O ≦ ① 毛 . < O 炉 ω ・ ● 一 ㊤ ⑰ ◎o ・ 卜◎ bσ ら ● ℃ ・ ( 5 ) o 幕 暮 雪 瞬 ﹄ 腎 ﹃ 曾 Φ 弓 ① 三 ﹃q 。 卑 '。 鳴 匿 Φ 寡 § 吋 ① 5 しd ① 三 Φ げ ω 乱 量 。 置 目 Φ 耳 ρ N h 切 : ω ① ﹂ 。亀 ; 国 蛭 ・ N § σq 浄 h 二 ㊤ ゆ 9 ω ・ N ・ ( 6 ) 切 ① 薫 品 ① N ● 切 。 H 鼻 輿 α " ︹ o 。 ω 象 。 幕 ︺ o ① ω 。 三 体 ﹃ け& 亀 田 霞 ① び ω 三 塁 9 聾 h 琶 ⑦ 言 ρ ω 葺 けαq 四 層 二 ⑩ 。 8 ω 隔 9 ( 7 ). 近 代 派 経 営 経 済 学 の な か で 、 企 業 目 的 と 企 業 組 織 の 間 の 関 係 を 基 礎 理 論 の 一 つ と す る 一 般 的 な 理 論 と し て は 、 さ ら に 次 の も の が あ げ ら れ る 。 .     ・ ω o げ 言 置 ﹃ 貯 鳳 ー ヒd g o " ≦ 胃 け ω o ず 臥 け 巴 o ず 話 自 2 d 暮 o ﹃ 5 Φ ゴ 白 目 轟 辱 O ﹁ ロ 昌 巳 蹟 ① 戸 ω ε 洋 隣 国 # お $ ・     ・ 竃 品 " ≦ o 開 ぴq 雪 αq " O 遷 巳 ⇒ 謎 o 口 o 冒 臼 ﹃ 9 二 。 げ ω ≦ 算 の 9 臥 臣 9 9 9 αq m 三 。・ " 二 8 ω け 冨 〇 二 ρ 田 呂 ﹀ 轟 ζ 器 ロ o ﹁ 切 ① 蕊 。 ピ 轟 o コ N 乱 。・ 9 窪 葺 け ① 7       5 9 ヨ ① ユ 。。 o 冨 ﹃ N 凶9 器 言 ρ 品 噸 国 界 ω o 冨 置 目 ロ σq 巷 8 N Φ 南 口 言 d 暮 ① 彗 9 ヨ Φ 昌 ω o 頗 餌昌 一器 二 〇 p 国 警 口 口 巳 O 包 巴 8 お $ .. ( 8 )   < σq   尻 目 騎 興 ・ 芝 o 露 σq 碧 αq " N 口 置 ざ ・ 0 9 ロ # ω 冨 oq 国 ユ o ず O 葺 9 σ ① 鎖 。。 ■ N h げ 閃 ・・ お . 旨 αq ・・ お $ ・ ω ● o。 O 繰 崩 ・ 一 企 業 と 合 理 性 原 理       ﹃経 営 経 済 理 論 の 対 象 と し て の 企 業 ﹄                                                                                                     '             ヘ     ド    グ ! テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 の 生 成 は 、 一 九 二 九 年 に お け る 彼 の 最 初 の 著 作 ﹃ 経 営 経 済 学 の 対 象 と し て の 企 業 ﹄ ( O ロ 8 ロ げ 。. σq 蝸 国 ユ 。げ ⋮ 望 ①・ d 艮 ① 彗 野 暮 ロ コ αq ⇔ 冒 O ①σq Φ 蕊 冨 a ぴ 。梓 二 ①σ ω謹 算 ω。 冨 h島 。ゴ 円 月 冨 臼 一p 切 Φユ 冒 \ ≦ 冨 コ 6 8 ・) に は じ ま る o こ の 著 に お い て グ ー テ ン ベ ル ク は 、 一 方 で は 経 営 経 済 学 の 対 象 の 規 定 、・ す な わ ち 、 個 別 経 済 と し て の 企 業 は い か な る 方 法 で も っ て 経 営 経 済 理 論 の 対 象 と な り う る か を 問 い 、 他 方 で は 経 営 経 済 学 の 理 論 の 体 系 化 、 す な わ ち 、 そ れ ま で 経 営 経 済 学. に よ っ て 提 起 さ れ て き                                                                                                       (1 ) た 多 く の 問 題 を そ の 理 論 的 な 内 容 に も と づ い て 検 証 す る よ う な 理 論 体 系 の 構 築 を こ こ ろ み た の で あ る 。 経 営 経 済 学 研 究 の 対 象 と し て 彼 に よ っ て 選 ば れ る の は ・ ﹁ 人 間 の 直 接 的 ・ 創 造 的 な 形 成 力 ど 構 成 力 の 産 伽 ﹂ 一 ﹁ 相 互 に 依 存 関 係 に あ る 諸 量 の ・ 卜 P

(5)

凋 , ∼ ・ 刷 、 ●                                                               (3 ) 複 合 体 (内 。 昌 算 く 8 ρ 岳 コ 鼠 舞 9 ) ﹂ と し て の 企 業 (d 三 田 器 ゴ ヨ § σQ ) で あ る 。   経 営 経 済 学 の 対 象 の 規 定 は 企 業 が ﹁ 自 然 か ら 与 え ら れ た も の ﹂ ( Z 無 目 σq ① σ 窪 ①) で は な く 、 直 接 人 間 の つ く っ た も の 、 人 間 の も つ 形 成 能 力 の 結 果 で あ る こ と か ら 出 発 す る 。 そ の 意 味 で 根 本 的 に 自 然 科 学 的 な 分 析 の 対 象 と は 明 ら か に 性 格 を 異 に し て い る 。 そ れ ぞ れ の 企 業 は 物 財 お よ び 給 付 財 か ら な る 統 一 体 を 形 成 し て い る の で あ り 、 そ れ は 又 、 ﹁ 目 的 に 志 向 し ( N 三 ω q ? 互 σq 窪 ) 、 統 一 的 な 目 標 ( N 甫 2 犀 ) の 下 に 、 諸 財 を 総 括 す る 意 志 ( ≦ 旨 9 ) の 結 果 ﹂ で も あ る 。 グ ー テ ン ベ ル ク は 云 う 、   ﹁ 企 業 は 、 わ れ わ れ が 経 済 的 に 財 (O o 伶臼 Y と よ ん で い る 物 (O 冒 σQ ) を 結 合 し 、 運 動 さ せ る よ う な 人 間 の 意 識 的 な 、 創 造 性 の あ る                    る   行 為 に よ っ て 生 成 す る ﹂ と 。 す な わ ち ( 企 業 は 物 財 や 給 付 財 を 結 合 し 、 新 し い 財 を 産 出 す る こ と に よ っ て 目 標 を 実 現 し よ う と す る 形 成 体 で あ る 。 目 標 を 実 現 す る た め に 諸 財 が 結 合 さ れ る の で あ る 。   諸 財 を 結 合 し 運 動 さ せ 、 企 業 の 目 標 に 一 致 す る よ う な 決 定 や 措 置 を 実 行 し て ゆ く た め に は 、 一 定 の 設 備 や 手 段 が 必 要 で あ る 。 グ ー テ ン ベ ル ク に よ れ ば 、 ﹁ こ の よ う な ﹃ 設 備 ﹄ (田 豆 。ぽ § σq Φ・ ) や ﹃ 手 段 ﹄ ( 基 け旦 ) は 経 営 経 済 的 な 制 度 の 複 合 体 を                                                         (4 ) 形 成 す る の で あ り 、 そ し て 、 そ れ が 組 織 (○ 蓉 ・ 冨 ぎ ・ ) と よ ば れ る ﹂ の で あ る 。 し か し ・グ ー テ ン ベ ル ク は こ の よ う な ﹁ 組                                                                                     ヘ    へ 織 ﹂ を た だ ち に 経 営 経 済 学 の 対 象 と は し な い 。 グ ー テ ン ベ ル ク は 云 う 、   ﹁ 経 営 は 一 つ の 組 織 を も つ が 、 そ れ に も か か わ ら ず 、 ・ こ 0 組 織 の 設 備 や 制 度 は 無 制 約 ( 冨 σq 。 響 け) に 経 営 に 生 成 す る の で は な い ﹂ 総 ㌍ け だ し 、 企 業 に は 、 一 定 の 財 を 結 合 し 、                                                             ヘ   へ 一 定 の 財 を 生 産 す る よ う な 、 固 有 の 経 営 経 済 的 な 財 の 運 動 と 労 働 の 過 程 が あ り 、 そ れ が 組 織 に 対 し て 方 向 や 秩 序 を 与 え る ` か ら で あ る 。 こ の よ う な 財 の 過 程 (Ω 鐸 。 → く 臼 σq 借 σq 魯 ) は ﹁ 経 営 経 済 の 基 本 過 程 ﹂ (げ 。 三 。 σ 筆 算 附 言 {9 。ゲ 臼 9 § 音 § 霧 。。。 ) を な ・ す も の で あ 短 そ し て 組 織 は こ の 基 本 過 程 に か ん し て の み 意 味 を も つ 。 す な わ ち 、 企 業 が 具 体 的 に ど の よ う な 物 財 や 給 付 財 を ど の よ う に 結 合 し 、 ど の よ う な 経 営 経 済 的 な 財 を 産 出 し て ゆ く か 、 そ の 財 の 運 動 の 過 程 と の 関 係 に よ っ て は じ め て 組 織 は 生 命 が あ た え ら れ る の で あ る 。           グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                     .  ・                        五

(6)

          グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                 、                六   し か し 、 グ ー テ ン ベ ル ク に よ れ ば 、 こ の よ う な 諸 財 の 運 動 過 程 は 同 時 に 企 業 の 組 織 関 係 か ら 無 制 約 で は あ り え な い 。 彼 は 云 う 、   ﹁ む し ろ 、 こ の よ う な 財 の 運 動 も し く は 財 貨 量 の 間 に お け る 関 係 自 体 が 経 営 経 済 学 に 事 い て は 組 織 の 問 題 か ら 無                                                                      ア   制 約 に は 、 そ れ 自 体 と し て 問 題 た ら し め ら れ な い 、 と い う こ と は 決 定 的 で あ る ﹂ と 。   財 の 結 合 あ る い は 運 動 の 過 程 は 個 別 経 済 の 領 域 に と ど ま る 完 結 的 な 過 程 で は な い 。 、財 の 運 動 過 程 は 、 生 産 -交 換 -分 配 -消 費 と い う 循 環 を 経 ℃ 全 体 的 な 経 済 過 程 へ と つ ら な っ て い る の で あ る 。 経 営 経 済 学 が 個 別 経 済 的 な 問 題 の 解 明 を 研 究 課 題 と し 、 個 別 経 済 体 と し て の 企 業 を 対 象 と す る の で あ る な ら ば 、 こ の よ う な 財 の 運 動 過 程 が ﹁ 経 営 経 済 に か か わ る も の ﹂ ( ミぎ 評 言 ? 守 三 。げ ω三 Hけ 。・。 訂 hT 曽 N。 σQ 。 器 ① 冒 .、 ) と し て 限 定 つ け ら れ な け れ ば な ら な い 。 そ し て 、 経 営 経 済 的 な 財 の 過 程 と し て の                                             ヘ   ヘ    ヘ   ヘ    ヘ    ヘ                                 ヘ    へ 限 定 あ る い は 制 約 を 与 え て く る の が 組 織 あ る い は 組 織 的 な 関 係 で あ る 。 財 の 運 動 過 程 は 個 々 の 経 営 経 済 に 固 有 な 組 織 と の 相 互 関 係 に よ っ て 経 営 経 済 学 の 対 象 を な す の で あ る 。 経 営 経 済 的 な 組 織 に よ る 制 約 の 外 に あ る 過 程 は 企 業 に 対 す る 環 境 あ る い は 与 件 ( 浮 言 目 ) と し て 規 定 さ れ る 。 、 グ ー テ ン ベ ル ク は こ の よ う な 相 互 作 用 闘 係 の 例 と し て 、 企 業 の 費 用 経 過 に か ん す る シ ュ マ 噌 レ ン バ ッ ハ の 研 究 を あ げ る 。 す な わ ち 、  ﹁ 費 用 の 形 成 と 発 展 が 第 一 に 重 要 な る も の 、 す な わ ち 、 . 自 己 原 価 計 算 の 組 織 的 な も の を 目 的 と す る 経 営 経 済 学 の 客 体 そ の も の で は な く 、 む し ろ 、 そ の 客 体 は 何 ら か の 形 で 組 織 に か か わ る も の                                          き   と し て 把 握 さ れ る べ き も の と し て の 費 用 で あ る ﹂ の で あ る 。 グ ー テ ン ベ ル ク は 彼 自 身 の 経 営 経 済 学 的 な 概 念 の 規 定 や 発 想 の 確 認 に 際 し て は シ ュ マ ー レ ン バ ッ ハ の 研 究 の 中 に 論 証 を も と め よ う と す る 。                               ヘ    ヘ    ヘ    ヘ    ヘ   ヘ    ヘ   ヘ    ヘ   ヘ    ヘ   ヘ    ヘ   ヘ    ヘ    へ 、 グ ー テ ン ベ ル ク に お い て は 、  ﹁ 組 織 は 固 有 の 源 泉 と し て は 排 除 さ れ 、 理 論 的 な 思 考 過 程 に 対 し て 、 も は や そ こ か ら 困 難 が 生 じ て こ な い 限 久 学 問 的 な ら び に 実 践 的 に 套 ・藝 地 位 か ら は 遠 ざ け ら れ る ・ と に 鶴 が 。 ﹂ ■し か ・ 、 そ れ は 経 営 経 済 の 基 本 過 程 を 経 営 経 済 学 の 対 象 と し て 限 定 づ け 、 そ の 過 程 が 摩 擦 な く 実 施 さ れ て ゆ く の を 保 障 す る も の と し て 組 織 が 存 在 す る こ と に 対 す る 否 定 (Z Φ窓 ぎ ・ ) を 意 味 す る の で は な く 、 彼 に よ れ ば 西 経 営 経 済 学 の 対 象 と し て は 組 織 の 問 題 を 中 和 す る 弓 ' 、 ㌧, ,

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ノ ' 噛                                        き       こ と ( Z ① 二 審 一頃・・ 団① ﹁弓 σq ) を 音 心味 す る の で あ る 。     経 営 経 済 的 な 基 本 過 程 と し て の 企 業 は 、 そ れ が 経 営 経 済 学 の 体 系 を 形 成 し 、 固 有 の 理 論 的 な 法 則 性 に ま で 到 達 す る こ と ・  を 可 能 に す る た め に は 、 そ れ に 必 要 な 内 容 条 件 を み た さ な げ れ ば な ら な い 。 そ れ 自 体 が 経 験 科 学 的 な 意 味 に お け る 自 然 科   学 の 素 材 で は な く 、 人 為 的 な 構 成 体 で あ る こ と か ら 、 経 営 経 済 の 現 象 は そ の 一 回 性 ( 国 ヨ 暮 = σ・ 評 魯 ) に よ っ て 、 全 く 個 別 的                                                    ゆ     な 偶 然 的 な も の (O ・邑 ? ・・。 , 超 ・ ) に よ っ て 特 徴 つ け ら れ る 。 細 部 に 到 る ま で 他 の 企 業 と ひ と し い よ う な 企 業 は 存 在 し な い 。   そ れ ぞ れ の 企 業 に 対 し て は 、 そ こ に お け る ﹁ 運 動 的 な 、 創 造 的 な 要 素 ﹂ (げ 。蓄 σq 。民 ①・ げ ①ω 。 評 議 9 山 ① 田 § 舞 ) が 個 別 的 な 特 徴 を                り     与 え る の で あ る 。     グ ー テ ン ベ ル ク に よ れ ば 、 経 営 経 済 の 現 象 を 形 成 す る 要 素 と し て は 、 企 業 に お け る 人 間 、 す な わ ち 経 営 経 済 に 対 し て 意   志 を も ち 、 決 断 力 や 判 断 を 示 す 企 業 の 指 導 者 だ け で な く 、 企 業 の 成 長 や 発 展 に 対 し て 作 用 す る 多 く の 条 件 や 手 段 も か ぞ え   ら れ る 。 例 え ば 、 財 務 的 手 段 の 状 態 ・ 財 の 製 造 方 法 ・ 経 営 組 織 ( ロ 設 備 ) の 質 ・ 労 働 者 、 あ る い は 製 品 の 多 様 化 を み る な                                                                                    。 嘆 経 営 奮 の 生 。 表 現 ( [ 9 。 . ・.。 . ゆ 。. . .・。 。. 三 多 く の 可 能 性 が あ 。 、 ﹂ と を み の が せ 肱 )い つ 更 に そ 。 他 の 外 在 的 な 儲 舞   を 考 え る な ら ば コ 般 的 な 経 営 経 済 の 法 則 に 到 達 す る こ と は 至 難 で あ る よ う に 思 わ れ る ﹂ の で あ る 。 グ r テ ン ベ ル ク は 云   う 、   ﹁ こ の よ う に み て く る な ら ば 、 非 法 則 的 な 、 計 算 の で き な い よ う な 具 体 的 な 経 営 経 済 の 状 況 は 疑 い な く 何 ら か の ﹃ 偶                                    む     然 的 な も の ﹄ (N 口 笙 一一σq ①ω ) が 附 き ま と う ﹂ と 。 経 営 経 済 を と り ま く 環 境 は 偶 然 性 の 世 界 で あ る 。 必 然 的 な 法 則 の 世 界 で は な   . い の で あ る 。     グ ー テ ン ベ ル グ は 経 営 経 済 学 の 課 題 と し て 、 一 方 で は そ の 対 象 と し て の 企 業 の 規 定 を 問 題 と す る と 共 に 、 他 方 で は 経 営   経 済 学 の 理 論 体 系 の 構 築 を 問 題 と す る 。 し た が っ て こ の 課 題 を み た す た め に 以 外 見 上 は 多 様 性 あ る い は 無 法 則 性 を 呈 す 現   象 の 中 に 一 種 の 神 経 系 ( z 。 ︻話 蕊 遷 窪 ) と も 云 う よ う な 一 定 の ﹁ 法 則 性 ﹂ ( 寄 σq ①ぎ 四 聖 σq 犀 ① 冨 コ ) を 形 成 す る 何 か が も と め ら れ な               グ : テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                         .      七 .

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、           グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理   '                                            八 け れ ば な ら な い 。 そ れ は 究 極 的 に は 全 て の 経 営 経 済 現 象 を 特 長 づ け 、 そ こ に 全 て の 共 通 な も の を 還 元 す る こ と が で き る だ け で な く 、 そ れ に も と づ い て 企 業 の 基 本 過 程 に あ ら わ れ る 全 て の 要 素 あ る い は そ の 関 係 を 体 系 づ け る こ と が で き る 理 論 的 な 基 礎 を 構 成 す る も の で な け れ ば な ら な い 。 グ ー テ シ ベ ル ク は そ れ を 三 つ の 基 本 要 素 (Ω 2 民 ① 冨 暮 暮 〇 に も と め よ う と す る 。 す な わ ち 、 ﹁ 合 理 性 原 理 ﹂ 、( 響 け一。 冨 一℃ 曇 暑 ) 、 ﹁ 精 神 物 理 的 な 主 体 ﹂ ( 霧 罵 言 ℃ ξ ω 否 訂 し。 筈 書 け) で あ り 、 ﹁ 経 営 経 済 の 材 料 ﹂ (び 。 三 魯 。。ミ 算 ω。 冨 h岳 。冨 旨 冨 けa 鋤 罷 ) で あ る 。 材 料 の 下 で は 乏 く に 物 財 と 給 仕 財 が 解 さ れ 醗 卵   彼 は 云 う 、  ﹁ こ れ ら の 三 つ の 要 素 は 何 ら か の 形 で 具 体 的 な 経 営 経 済 の 中 に 存 在 す る 。 三 つ の 基 本 要 素 は ま た 、 そ れ な く し て は 経 営 経 済 が あ り え な い と こ ろ の 究 極 的 な 基 本 事 実 ( O 歪 乱 言 密 。冨 ・ ) で あ る 。 し た が っ て 、 そ れ ら は 経 営 経 済 学 の 客                                                                               は   体 と し て 経 営 経 済 の 構 造 に 対 し て 決 定 的 な 意 味 を も つ の で あ る ﹂ と 。   企 業 は 人 間 の 形 成 作 用 の 結 果 で あ る 。 層 と こ ろ が 人 間 の 意 識 的 な 活 動 や 行 為 は も ど も と 目 的 一 手 段 一 関 係 (N 乏 9 〒 ζ 一§ 〒 即 g 、 二 8 ) に お い て 行 わ れ る と い う 基 本 的 な 性 格 を も つ 。 目 的 を 実 現 す る た め に 手 段 が 選 択 さ れ る の で あ る 。 選 択 さ れ た 手 段 が 目 的 に 合 致 し な け れ ば 、 ﹁ 非 合 理 的 ﹂ ( 轟 く 。ヨ 警 蜜 σq ① う) な 行 為 で あ り 、 目 的 に 適 合 す る 手 段 が も と め ら れ る な ら ぽ ﹁ 合 理 的 ﹂ ( ︿ 。ヨ 雪 景 σ・雪 ) な 行 為 で あ る 。 目 的 が ど の よ う な 内 容 で あ る か は 重 要 で は な い 。   目 的 -手 段 一 関 係 は 、 経 済 的 な 行 為 に 限 ら ず 、 あ ら ゆ る 人 間 の 判 断 や 決 定 (守 再 三 帥 ωω Φ鳳 m ωω 。・ ) に 共 通 の 基 礎 を な し て い る 普 遍 的 な 関 係 で あ る 。 こ の よ う な 関 係 あ る い は 法 則 性 を ﹁ 合 理 性 原 理 ﹂ と よ ぶ の で あ る 。 , グ ー テ ン ベ ル ク は 、 後 述 す る よ う に 、 経 験 的 な 企 業 の 具 体 的 な 目 的 止 し て は 貨 幣 収 益 ( Ω 。置 霞 幕 αq ) あ る い は 利 潤 (Ω ?                   (13 ) 三 弓 ) の 獲 得 に も と め る 。 し か し 、 経 営 経 済 の 基 本 的 事 実 と し て の 合 理 性 に つ い て は 、 そ の よ う な 収 益 な い し 利 潤 と い う 特 定 の 目 的 量 に 対 す る 具 体 的 な 手 段 あ る い は そ の 手 段 の 目 的 実 現 に 対 す る 関 係 が と わ れ る の で は な い 。 合 理 性 原 理 そ れ 自 体 億 形 式 的 な 原 理 で あ り 、 経 営 経 済 過 程 の 具 体 的 な 内 容 (例 え ば 、 貨 幣 収 益 あ る い は 利 潤 ) を と も な っ た 目 的 ど そ れ に 対 す る

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1 手 段 の 関 係 は 、 " た と え そ の 目 的 要 素 が 企 業 の 最 終 的 な 目 的 を 形 成 す る も の で あ る と し て も 、 目 的 -手 段 -関 係 の 特 定 の 一 つ の 表 現 形 態 で あ る に す ぎ な い の で あ る 。 グ L テ ン ベ ル ク は 云 う 、 ﹁ 経 営 経 済 学 の 領 域 に お い て も 、 内 容 を も っ た 目 標 は い わ ば 与 件 (浮 言 ヨ ) に す ぎ ず 、 そ れ に 対 し て 、 合 理 性 す な わ ち 目 的 -手 段 -関 係 に 評 価 、 比 較 も し く は 秤 量 で あ ら わ さ れ る も の で あ り 、 そ れ 自 体 は 内 容 的 に 一 定 の 目 的 ( 例 え ば 、 貨 幣 収 益 ) か ら で は な く 、 そ の 本 質 が 目 的 -手 段 -関 係 と い う 形 式 的 な カ テ ゴ リ も あ る 合 理 的 (窪 § 一色 、 理 性 的 (< ・ ヨ 隻 σ・  塁 ) .な 行 為 の も つ 性 格 か ら 出 る も の で あ 歪 と ・ 合 理 性 原 理 に か ん し て は 、 更 に 他 の 基 本 要 素 と の 関 係 に 関 連 し て 考 察 さ れ な け れ ば な ら な い 。 臼   合 理 性 す な わ ち 目 的 に 対 す る 手 段 の 関 係 は 要 素 相 互 澗 に お い て 自 動 的 に 生 成 す る も の で は な い 。 人 間 の 意 識 的 な 行 動 に よ っ て は じ め て 可 能 に な る の で あ る 。 経 営 経 済 的 な 基 本 過 程 に お い て 、 経 営 活 動 の 基 本 要 素 を 相 互 に 結 合 す る た め に は そ こ に お い て 能 動 的 に 作 用 す る 主 体 が な け れ ば な ら な い 。 こ の よ う な 、 目 的 -手 段 一 関 係 を 形 成 し 実 現 す る 主 体 ( ω 島 填 け) が 、 グ ー テ ン ベ ル ク に よ れ ぽ 、 第 二 の 基 本 要 素 を な し て く る 。 す な わ ち 、 企 業 に 特 有 な 動 的 、 創 造 的 な 要 素 た る ﹁精 神 物 理 的 な 主 体 ﹂ と し て の 人 間 で あ る 。   精 神 物 理 的 な 主 体 の 行 動 は 、 古 典 的 な 経 済 人 ( 7 。 ヨ 。 。 9 8 。a 8 ω) の 先 験 的 な 表 象 と は 異 な り 、 現 実 の 不 完 全 な 人 間 の 行 動 か ら 演 繹 さ れ る 表 象 で あ る 。 単 に 機 械 的 な 作 用 構 造 で は な く 、 .心 理 的 な 刺 戟 を う け て 反 応 し よ う と す る ま さ に ﹁ 精 神 物 理 的 ﹂ な 主 体 構 造 を し め す の で あ る 。 こ の よ う な 思 考 は 一 九 二 〇 年 代 に と く に ア メ リ カ を 中 心 に 発 達 し た 行 動 主 義 心 理 学               (14 )                                                                            、 、 の 考 、兄 方 と 同 調 す る 。 合 理 性 原 理 の 具 体 的 な 内 容 を み た す の は 経 営 経 済 約 な 財 と し て の 材 料 で あ る 。 グ ー テ ン ベ ル ク に よ                                                   ヘ   へ れ ば 、 精 神 物 理 的 な 主 体 は 、 合 理 性 原 理 の 形 式 と 内 容 の 申 間 に あ っ て 、 二 つ の 基 本 要 素 の 結 合 を 実 現 す る 機 能 を も つ こ と に よ っ て 基 本 的 な 第 二 の 要 素 を 構 成 す る の で あ る 。   し か し 、 グ ー テ ン .︿ ル 汐 は 、 か か る 精 神 物 理 鮒 な 主 体 の 行 動 を 直 接 経 営 経 済 学 の 主 題 と し て 取 り 上 げ よ う と は し な い 。           グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                                 九 ∼

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          グ ー テ ソ ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理 .          .                                  一 〇 む し ろ 、 経 営 経 済 学 の 認 識 対 象 に 対 し て 理 論 体 系 を 演 繹 的 ・ 数 学 的 に 構 築 し よ う と す る な ら ぽ 、  こ の 第 二 の 基 本 要 素 は 経 営 経 済 学 の 対 象 と し て は 企 業 の 基 本 過 程 か ら 一 た ん 消 去 さ れ る こ と に な る 。 け だ し 、 企 業 に お け る ﹁ 構 成 的 な 要 素 ﹂ ( ざ 旨 。。 ρ蒼 けぞ ①ω 固 σ§ 窪 仲) で あ る 精 神 物 理 的 な 主 体 の 結 合 作 用 は 、 直 接 的 に は 、 数 量 化 し え な い の で あ り 、 企 業 に お け る 費 用                                                                                                         あ   経 過 に お い て も 、 シ ュ マ ー レ ン バ ッ ハ の 研 究 が 示 す ご と く 、 こ の 要 素 は 明 示 的 に は あ ら わ れ な い の で あ る 。 グ ー テ ン ベ ル ク に お い て 、 主 体 と し て の 人 間 が 意 味 を も つ の は 諸 財 間 の 関 係 を 結 び つ け る た め の 要 素 と 七 て で あ り 、 経 営 経 済 学 の 対 象 と し て 問 題 に な る の は 、 結 合 機 能 あ る い は そ の 行 動 過 程 で は な く 、 そ の 結 果 と し て 現 象 す る 諸 財 量 の 間 に お け る 数 量 的 な ,                                                             あ   へ    も   あ   へ 相 互 関 係 な の で あ る 。 ( 主 体 の も つ 結 合 作 用 は 後 に ﹃ 原 理 ﹄ の 中 に お い て 管 理 的 要 素 と し て 再 び 問 題 に な る 。)   第 三 の 基 本 要 素 た る ・ ﹁ 材 料 ﹂ も 合 理 性 に 関 し て そ の 内 容 を 規 定 す る も の と し て は じ め て 意 味 を も つ 。 合 理 性 原 理 そ れ 自 体 は 形 式 的 な 原 理 で あ る 。 こ の 原 理 の 内 容 を 規 定 す る の が ﹁ 材 料 ﹂ で あ り 、 経 営 経 済 の 領 域 に お い て は 物 財 お よ び 給 付 紺                                                                     ' で あ る 。   具 体 的 に は 経 営 経 済 に お け る 財 は 質 的 に は 著 し く 多 様 で あ る 。 し か し 、 理 論 的 な 経 営 経 済 学 の 定 言 が 体 系 だ っ た 統 一 体                                                                               へ を 形 成 し 、 そ の 上 に 数 学 的 な 確 定 を 可 能 に す る た め の 基 本 要 素 志 し て の 材 料 に 関 し て は 質 的 な 特 性 は 重 要 で は な い 。 む し                     へ ろ 費 消 さ れ 生 産 さ れ る 量 と し て の 財 が 問 題 な の で あ る 。 合 理 性 の 内 容 と し て 経 営 の 基 本 過 程 を 形 成 す る 財 ば 量 的 な 概 念 と し て の 物 財 あ る い ば 給 付 財 で あ る 。 グ ー テ ン ベ ル ク に よ れ ぽ 、 こ の よ う な 量 的 な 概 念 と し て の 物 財 や 給 付 財 を 経 営 経 済 的 に 把 握 す る た め の 公 分 母 (Ω 雪 ① 量 器 8 。 肘) と し て 選 ば れ る の は 資 本 (密 ℃ 冨 一) 1 価 格 当 り の 貨 幣 量 で あ る 。 彼 は 云 う 、 す な                                               ヘ   ヘ    ヘ   へ わ ち ﹁ 費 消 さ れ る 資 本 額 、( 価 格 当 り の 貨 幣 量 ) お よ び と り 返 す 資 本 額 (価 路 当 り の 貨 幣 量 ) が 経 営 経 済 的 な 考 量 の 要 素 を 形 成 す る の で あ 翰 凶 と ・ 材 料 は 貨 幣 量 に よ っ て 理 論 素 材 と し て 表 象 さ れ る 。 し か し 、 グ ー テ ン ベ ル ク に よ れ ば 、 合 理 性 原 理 す な わ ち 手 段 -目 的 -関 係 の 内 容 は 企 業 の 貨 幣 収 益 に 対 す る 手 段 が ど れ だ け の 貨 幣 量 で 示 さ れ る か に よ っ て は 決 定 さ れ る の で

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. は な い 。 む し ろ 、 合 理 性 原 理 の 内 容 は 貨 幣 額 (資 本 ) に も 財 の 量 に も み ず 、 一 つ の 形 態 か ら 他 の 形 態 へ の 変 換 過 程 (d ∋ -壽 民 一旨 σq ω箕 。 N霧 ) 、 貨 幣 か ら 財 へ 、 財 か ら 貨 幣 へ の 変 換 過 程 O ≒ 1 0 に よ っ て 決 定 さ れ る の で あ る 。 す な わ ち 云 う 、 ﹁ そ の                                                                                                り   内 容 は 精 確 に み れ ば 、 貨 幣 を 具 体 的 な 財 に 、 そ れ か ら 再 び 貨 幣 へ と 転 換 す る 中 に 存 在 す る 一 つ の 過 程 で あ る ﹂ と 。 合 理 性                                     ヘ  ヘ  ヘ  ヘ                                                                                                                        ヘ   ヘ     コ の 内 容 を み た す の は 目 的 お よ び 手 段 の 量 そ れ 自 体 が 重 要 で あ る の で は な い 。 そ れ ら の 材 料 の 相 互 の 間 に お け る 関 係 が 問 題 な の で あ る 。 け だ し 、 企 業 と は ま さ に ﹁ 相 互 に 依 存 関 係 に あ り ( 職 能 的 に 結 合 さ れ ) 、 全 体 経 済 的 な 場 に 投 入 さ れ る 資 本 は も         、                                                      (18 ) と つ く 比 率 で 表 現 さ れ る と こ ろ の 諸 量 の 複 合 体 を 云 う ﹂ の で あ る か ら 。   経 営 経 済 理 論 の 対 象 と し て の 企 業 は ﹁ 相 互 作 用 関 係 に あ る 要 素 の 結 合 過 程 ﹂ で あ り 、. そ れ は ハ イ ネ ソ に よ れ ば ﹁﹁ 量 的 に                     ヘ  ヘ  ヘ  ヘ  ヘ  へ   ゆ   確 定 さ れ た 目 的 を も つ 理 念 的 な 経 営 ﹂ で あ る 。 こ の よ う な 理 念 的 な 企 業 の 基 本 的 な 指 導 原 理 を グ ー テ ン ベ ル ク は ﹁ 合 理 性 原 理 ﹂ に も と め る の で あ る 。 企 業 は そ れ が 最 も 適 し い 手 段 が 投 入 さ れ る 場 合 に 最 高 の 作 用 度 を と も な っ て そ の 目 的 を 実 現 す る 。 こ の よ う な 手 段 一 目 的 -関 係 が 合 理 性 原 理 と し て 表 象 さ れ る の で あ る 。 し た が っ て そ の 一 般 的 な 定 式 化 に お い て は 、 合 理 性 原 理 は 最 小 の 手 段 投 入 の 下 で の 一 定 の 目 標 あ る い は 与 え ら れ た 手 段 投 入 の 下 で の 最 大 の 目 標 充 足 に 指 向 す る こ と を      れ   云 う 。 合 理 性 原 理 そ れ 自 体 は 人 間 の 意 識 的 な 行 動 の 結 果 を 、 そ の 目 的 お よ び 手 段 を な す 諸 要 素 の 間 に お け る 量 的 な 相 互 関                                                                                               ヘ   ヘ    ヘ    ヘ    へ 係 に お い て 表 象 す る 、 一 般 的 な 形 式 的 な 原 理 で あ る 。 そ れ は 、 経 営 経 済 あ る い は 経 済 的 な 行 為 を 規 定 す る 固 有 の 原 理 で は な く 、 む し ろ 人 面 行 為 一 般 に 妥 当 す る 包 括 的 な 原 理 で あ る 。 こ の よ う な 普 遍 的 な 原 理 を グ ー テ ン ベ ル ク は 経 営 経 済 的 な 基 本 過 程 を 支 配 す る 原 理 と し て 、 あ る い は 、 経 営 経 済 現 象 を 理 論 的 に 体 系 化 す る た あ の 構 理 と し て 選 ん だ の で あ 6 。 こ の よ う な 一 般 普 遍 的 な 原 理 と 経 営 経 済 に 固 有 な 現 象 と そ こ に お け る 特 有 の 個 別 的 な 法 則 性 と の 間 に は ど の よ う な 関 係 が あ る の か 。 そ の 関 係 を 明 ら か に す る こ と に よ っ て グ ー テ ソ ベ ル ク の ﹃ 対 象 論 ﹄ の も つ 経 営 経 済 学 と し て の 性 格 な ら び に ﹃ 原 理 ﹄ に 発 展 し て ゆ く 可 能 性 を も と め る こ と が で き る 。             グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                    -          一 一 ●

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/           グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                                 一 二   グ .: テ ソ ベ ル ク に よ れ ば 、 合 理 性 の 原 理 は 、 経 営 経 済 の 領 域 に お け る 特 有 の 内 容 す な わ ち ﹁ 材 料 ﹂ (物 財 お よ び 給 付 財 あ る い は 貨 幣 ﹁ 商 品 -貨 幣 の 転 換 過 程 )、 い わ ゆ る ﹁ 経 済 的 な ﹂ 要 素 に 関 し て だ け 限 定 的 に 該 当 す る も の で は な い 。 グ ー テ ン ベ ル ク は 云 う 、 す な わ ち 、 ﹁ 合 理 性 原 理 を ﹃ 経 済 性 原 理 ﹄ ( 三 .誓 言 h 島 。 冨 ω ℃ } 暑 ) と し て 定 式 化 す る こ と は 、 評 価 や 秤 量 自 体 が                     ヘ   ヘ    ヘ    ヘ   ヘ    へ す で に こ の 原 理 に お る 経 済 的 な も の (≦ 一民 一、 。冨 h島 。 冨 ) に 固 定 化 す る よ う な 観 点 を 一 定 の 材 料 に お し つ け る こ と を 意 味 す                                が                                            ヘ  ヘ  ヘ  へ る 。 し か し 、 そ れ は あ や ま り で あ る ﹂ と 。 評 価 や 秤 量 は 人 間 の 他 の 生 の 表 現 領 域 に お い て も 、 す な わ ち 、 非 経 済 的 な 領 域 に お い て も 行 わ れ る の で あ る 。 グ ー テ ン ベ ル ク は ﹁ 経 済 的 な も の ﹂ と し て 経 営 経 済 の 変 換 過 程 に か か わ る よ う な 内 容 に 限 ・ 定 し て 、 そ れ ら の 材 料 の 間 に お け る 目 的 -手 段 一 関 係 を も っ て 経 営 経 済 の 基 本 原 理 あ る い は 経 営 経 済 学 の 基 本 構 理 と す る こ                                                                             ヘ   ヘ        ヘ   へ と に 対 し て は 反 対 す る 。 彼 に よ れ ば 、 む し ろ 目 的 一 手 段 -関 係 と い う 基 本 形 態 に お け る 人 間 と も の と の か か わ り 合 い 、 あ る ・ い は 、 そ の 発 現 と し て の 相 互 作 用 を 本 質 的 な 内 容 と す る 合 理 性 原 理 が 、 企 業 の 基 本 過 程 に お い て 結 合 さ れ る 材 料 と 関 係 づ け ら れ る こ と に よ っ て 経 済 的 な 原 理 と し て あ ら わ れ る の で あ る 。 す な わ ち 云 う 、 ﹁ ﹃ 経 済 性 原 理 ﹄ な る 表 現 に お け る 構 成 部 分 た る ﹃ 経 済 的 ﹄ な る も の は 、 合 理 性 原 理 が 合 理 的 な も の の 最 も 一 般 的 な 形 態 と し て そ れ に 関 わ る と こ ろ の 材 料 に つ い て                                                      お   定 言 す る .一 つ の 指 数 (。 一5 H ロ山 。× ) で し か あ り え な い ﹂ の で あ る 。 ﹁ 経 済 性 原 理 ﹂ と は 、 し た が っ て 、 こ の よ う な 経 営 経 済 過 程 に 含 ま れ る 量 的 な 要 素 と し て の 諸 財 の 間 に お け る 目 的 -手 段 -関 係 を あ ら わ す の で あ る 。 の ち に ﹃ 経 営 経 済 学 原 理 ﹄ と く に ﹃ 生 産 論 ﹄ に お い て 中 心 的 な 目 的 構 理 ど し て の 役 割 を は た す ﹁ 経 済 性 原 理 ﹂ (芝 葺 。・。 冨 h島 。 藁 葺 ω箕 一コ 暑 ) へ と 発 展 す る の は 、 こ の 合 理 性 原 理 で あ り 、 そ の 経 営 経 済 に お け る 発 現 と し て の ﹁ 経 済 性 原 理 ﹂ (三 農 。訂 h呂 6冨 ω 定 言 N 団唱 ) で あ る ゆ ﹁ 経 営 経                                                  ム ソ                           し 済 に お け る 合 理 性 原 理 ﹂ が す な わ ち ﹁ 経 済 性 原 理 ﹂ で あ る 。   経 営 経 済 理 論 の 対 象 と し て の 理 念 的 な 企 業 は 合 理 性 原 理 を 基 本 原 理 と す る が 、 経 験 的 な 企 業 一 私 企 業 で あ る と 公 企 業 で                                                                                       へ   も    ヘ    へ ・ あ る と に か か わ ら ず 一 は 、 そ の 最 終 的 な 目 的 を 収 益 .あ る い は 成 果 に も と め よ う と す る 。 企 業 の 目 的 原 理 は ﹁ 収 益 原 理 ﹂

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'                  お   (騨 冨 αq ・・℃ 昔 昔 ) で あ る 。 収 益 原 理 は 経 験 的 な 企 業 の 目 的 内 容 か ら 出 発 す る 。 合 理 性 も し く は 経 済 性 が 目 的 と そ れ に 対 す る       ヘ  ヘ                                  ド                                                                                  ヘ  へ 手 段 の 関 係 に 志 向 す る の に 対 し て 収 益 原 理 で は 、 現 実 の 企 業 活 動 に 対 し て 方 向 を 与 え る 目 的 そ れ 自 体 が 問 題 に な る の で あ る 。 収 益 原 理 は 経 験 的 な 目 的 内 容 を 抽 象 し た 目 的 -手 段 コ 関 係 を 問 題 に す る の で は な い 。 グ ー テ ン ベ ル ク は 云 う 、 す な わ ち 、 ﹁ 企 業 そ れ 自 体 に お け る 合 理 的 な 行 為 の 合 目 的 性 爲 ①ま コ 巴 ・ ) は 、 収 益 実 現 r臼 ﹃富 σq ω① 鼠 。 冨 σq ) の 原 理 と は 関 係 し な い ﹂ 雌 ・   合 理 性 原 理 と 収 益 性 原 理 は い か な る 関 係 に あ る の か 。 、グ ー テ ソ ベ ル ク は 収 益 原 理 を 合 理 性 原 理 に 対 し て 、 、概 念 的 に は 明 確 に 区 別 す る 。 彼 は 云 う 、・ す な わ ち 、 ﹁ 企 業 の 一 部 分 た る 私 企 業 は 一 般 に 利 潤 O ⑦≦ ぎ づ (貨 幣 収 益 O Φ 幕 拝 円。 σq ) の 獲 得 を 目 的 と す る し 、 又 、 企 業 の 他 の 部 分 た る 公 企 業 は 物 財 あ る い は 給 付 財 の よ り 直 接 的 な 形 成 あ る い は 提 供 (謬 7 < 鼠 轟 毎 σq あ ρ① 誉 コ σQ ) を 意 図 し て い る こ と は 確 か で あ り 、 ・そ の 内 容 が そ れ ぞ れ 相 互 .の 間 で は 別 箇 に 決 定 さ れ る も の で あ る と し て も 、 こ の よ う な 企 業 目 的 (d 幕 ヨ 。 ぎ § σq ωN 芭 ㊦) あ る い は 目 標 (N 壽 。労 ¢ ) が 合 理 性 原 理 以 外 の 他 の も の を 意 味 し て い る こ と は あ き ら か で あ     (25 ) る ﹂ と 。   収 益 原 理 の 具 体 的 な あ り 方 は 私 企 業 と 公 企 業 と で 拡 こ と な る 。 私 企 業 に か ん し て 云 う な ら ば 、 収 益 原 理 は ﹁ 利 潤 目 的 ﹂ ( O ①三 弓 ・。幕 げ 9 ) あ る `い は ﹁ 収 益 性 ﹂ ( 即 ①コ 雪 げ 崔 3 と し て 理 解 で き る で あ ろ う 。 そ し て グ ー テ ン ベ ル ク に よ れ ば 、 ﹁ 収 益 あ る い は 利 潤 目 的 (煙 9 σ・ 望 亀 田 O ①三 暮 ・・一 ﹁。 げ ①ロ ) か ら 演 繹 し よ う と す る も の は 、 そ れ が 合 理 性 そ れ 自 体 、 す な わ ち 手 段 の 目 的 へ の 選 択 的 一 致 は 、 き わ め て 多 様 な 目 的 内 容 や 材 料 に 関 わ り う る 原 理 で あ る こ と を 顧 慮 し な い よ う な 、 一 つ の 努 力 (望 ∋ 穿 ・ コ )                    が   で あ る と い う こ と で あ る 。 ﹂   グ ー テ ン ベ ル ク は 経 営 経 済 学 理 論 を 体 系 づ け る た め の 構 成 原 理 と し て は 合 理 性 原 理 を 選 択 す る 。 そ れ に 対 し て 目 的 原 理 に お い て 彼 が 問 題 と す る の は 、 そ の 最 終 的 な 目 標 が 貨 幣 収 益 で あ る よ う な 、 収 益 原 理 で あ る 。 企 業 の 目 的 原 理 は 収 益 原 理           グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                             `  = 二

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          グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                               一 四 で あ る 。 グ 1 テ ン ベ ル ク に よ れ ば 、 企 業 の 究 極 的 な 状 態 す な わ ち 、 販 売 ・ 購 買 領 域 お よ び 生 産 、 財 務 部 門 に お け る 経 営 内 的 均 衡 状 態 は 収 益 の 極 大 化 に み ち び か れ る の で あ る 。 収 益 原 理 に お い て グ ー テ ン ベ ル ク は ﹁ 収 益 ﹂ と し て は 貨 幣 収 益 た る 利 潤 に も と め よ ケ と す る ど こ ろ か ら 、 具 体 的 に は ﹁ 利 潤 極 大 化 ﹂ の 原 理 を 意 味 す る 。 そ し て グ ー テ ン ベ ル ク に お い て 、 実 質 上 、 経 営 経 済 学 と し て て の 内 容 を み た し て い る も の は 、 こ の よ う な 収 益 原 理 に 方 向 つ け ら れ た 私 企 業 に お け る 給 付 活 動 の 過 程 、 換 言 す れ ば 、 利 潤 の 極 大 を 目 的 と し て そ れ に 対 す る 手 段 と そ の 相 互 間 に お け る 結 合 過 程 で あ る ﹂ 経 験 的 な 企 業 で あ る 。 し か し 、 グ ー テ ン ベ ル ク が ﹃ 対 象 論 ﹄ に お い て 意 図 し た の は 、 こ の 収 益 原 理 に も と つ く 結 合 過 程 そ れ 自 体 .の 解 明 に                                                                       じ あ る の で は な く 、 こ の よ う な 経 験 的 な 企 業 過 程 を 合 理 性 原 理 に も と づ い て ﹁ 諸 量 の 複 合 体 ﹂ ( 目 的 -手 段 関 係 に あ る ) と し て 理 念 的 に 再 構 成 し 、 ぞ う す る こ と じ よ っ て 自 律 的 な 科 学 と し て の 経 営 経 済 学 の 理 論 体 系 を 構 築 す る こ と に あ っ た の で あ る 。 そ し て 、 こ の よ う な 合 理 性 原 理 と 収 益 原 理 と い う 二 つ の 次 元 を 異 に す る 企 業 の 指 導 原 理 は や が て ﹃ 原 理 ﹄ に お い て ﹁ 営 利 経 済 的 原 理 ﹂ の 中 に 目 的 複 合 体 と し て 綜 合 さ れ て ゆ く こ と に な る 。 経 営 経 済 理 論 の 体 系 化 と い う 合 理 性 原 理 に も と め る 理 論 的 な 課 題 と 、 収 益 原 理 お よ び そ れ に も と つ く 偶 別 的 な 経 営 経 済 問 題 の 展 開 と い う 現 実 的 な 課 題 、 こ の 原 点 を 異 に す る 二 つ の 課 題 の 融 合 的 な 解 決 が グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 の 主 題 を な し て ゆ く の で あ る 。 こ の よ う な 主 題 の 展 開 は 、 ﹃ 対 象 論 ﹄ で 提 示 さ れ た 基 盤 の 上 に や が て 一 九 三 〇 年 代 に お け る 国 民 経 済 学 と く に 新 古 典 学 派 の 理 論 展 開 の 影 響 を う け                 、  、  、                          、  、  、  、  、  、  、  、  、  、                                  (27 ) る こ と に よ っ て 経 済 学 と し て 純 化 し 、 演 繹 的 な 数 学 的 な 構 造 を も っ て 精 緻 化 し て ゆ く 。 そ し て 、 そ の 完 成 さ れ た 体 系 を ﹃ 経 営 経 済 学 原 理 ﹄ 第 一 巻 ﹃ 生 産 論 ﹄ ・ 第 二 巻 ﹃ 販 売 論 ﹄ ・ 第 三 巻 ﹃ 財 務 論 ﹄ (Ω 質 8 p げ 。 .σq " 国 .陣 。 汗 筍 .二 昌 巳 ロ αq 自 浄 . bd 9 腕一 。 び ω三 民ρ -。。。 訂 {邑 ①訂 ① L ● 臣 乱 二 ) 一。 牢 。 曾 ξ 9 ピ しd 巴 ミ o α 三 目 σq g \ 出 巴 。一 げ 曾 σQ   8 一 り ト。 ● 守 己 鱒 u 臼 ﹀ げ 婁 NL 8 9 ω ・・ 臣 民 " 9 。 閃 言 口 § L 8 ε に み る こ と が で き る の で あ る 。 ( 1 )   〇 三 ① 菩 ① 薦 . 国 ユ o ﹃ ︹ O o ぴq ① 口 。・ 富 民 ︺ ・ θ δ q 三 〇 ヨ 9 ヨ ニ 轟 ① 訂 O 詔 9 ω 言 巳 び 卑 ユ ① ぴ ω ミ 一詳 ω o 冨 隔 島 9 9 月 置 8 ユ ρ しロ 臼 講 コ \ ≦ 言 コ お 8 . < 0 7 ノ ﹂

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6. し 、     妻 。 昌 ・ ω ・ 9 こ の 著 に つ い て は 次 の 諸 論 文 に お い て と り あ げ ら れ て い る 。 吉 田 和 夫 著 ﹃ グ ー テ ソ ベ ル ク 経 営 経 済 学 の 研 究 ﹄   ( 一 九 六 二 年 ) 一 一 頁 以     下 。 同 署 ﹃ ド イ ツ 企 業 経 済 学 ﹄   ( 一 九 六 八 年 ) 一 六 四 頁 以 下 。 平 田 光 弘 稿 ﹁ グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 の 基 本 的 特 質 ﹂ e 、 ω 、 明 治 学 院 論 叢 ﹃ 経 済     研 究 ﹄ 第 一 〇 八 ・ 一 〇 九 合 併 号 (昭 和 四 一 年 二 月 )、 第 一 = 二 号 ( 昭 和 四 一 年 三 月 ) 。 同 稿 ﹁ 企 業 と そ の 指 導 原 理 ﹂ ー グ ー テ ソ ペ ル ク の 所 論 を 中 心     と し て 1 明 治 学 院 論 叢 ﹃ 経 済 既 発 ﹄ 第 一 七 一 号 ( 昭 和 四 五 年 一 一 月 ) 。                      ・ . ( 2 )   0 9 0 ロ び 但 ぴq ・ 国 二 〇 げ " ︹O ① σq 窪 ω 富 民 ︺ o自 ● N O ・ ( 3 ) O 暮 ① 9 ① 薦 . 団 ユ 。 ﹃ ︹ O ① αq 窪 ω 富 民 ︺ ω ●. 註 ● ( 4 ) Ω 三 〇 暮 o 茜 ・ 国 二 。 ﹃ ︹O Φ αq 2 ω 3 巳 ︺ qQ ・ F ( 5 ) O 暮 o 暮 雲 σq ∼ 悶 ユ 9 " ︹ O 。 αq 9 ω 3 巳 ︺ ω ﹂ ω ・ ( 6 ) 0 9 ① き 霧 σq ﹂ 国 ユ 。 ﹃ ︹ Ω 畠 9 ω 富 民 ︺ oα b 。。 ●. ( 7 )   O 再 ① 暮 9 σq . 国 ユ o ず " ︹ Ω o 隣 窪 ω 冨 巳 ︺ ω ・ δ ・ ( 8 )   0 9 9 び 2 σq . 団 ユ 9 " ︹ O o ひq o 昌 馨 " 巳 ︺ oq ● 5 : < αq   oo 9 § 冨 ロ 9 0 罫 国 ⊆ oq 9 囲 O 昌 昌 巳 畠 ① 口 臣 嘔 on 匹 σ ω 芽 o ω 梓 Φ 議 8 ず " ロ 畠 ロ 巳 ℃ 冨 冨 唱 9 一ニ ダ N 穿 局 ・.     μ ω 。 臼 αq : ω ・ bo 切 o。 h h ・ ( 9 ) O 舞 。 暮 Φ 霞 ■ 国 ユ 。 ﹃ ︹ O ① σq ① 蕊 冨 巳 ︺ ω ● N O . ( 10 )   < ぴq ド O 暮 雪 び 曾 σq 噂 団 ユ o ゴ " ︹ Ω ① σq ① 湯 欝 ヨ ︺ ω ● b。 ① ・ ( 11 )   〇 三 魯 σ ① ﹁ ぴq . 国 二 〇 7 鱒 ︹ O ① 晦 o 蕊 冨 巳 ︺ ω ● 卜。 ① .                                                                                             6 ( 12 )   O 暮 雪 び 貧 ぴq . 国 ユ o ざ " ︹ O o σq ① コ ω 言 民 ︺ ω ・ 卜。 c。 I b。 り ●               、 ( 13 )   < ﹃q ド Ω 葺 ① う σ 2 αq . 国 昌 o ﹃ " ︹ Ω ① σq ① 5 。・ 富 民 ︺ ω ● ○。 N 。 ( 14 )   ﹁ 精 神 物 理 学 ﹂ お よ び ﹁ 行 動 主 義 ﹂ に つ い て は 次 稿 参 照 。 吉 村 融 稿 ﹁ 行 動 科 学 の 哲 学 的 基 礎 ﹂   ( 南 博 ・ 犬 田 充 編   現 代 の エ ス プ リ ﹃ 行 動 の 科 学 ﹄     昭 和 四 十 五 年 九 月 ) 九 二 頁 以 下 。       < oq 炉 ω 9 ヨ 留 0 9 。。 o 貫 国 ロ σq 魯 鱒 田 . 。。 ●O : ω b ㎝ 。。 { h ・ ( 15 ) ( 16 ) ( 17 ) ( 18 ) ( 19 )     O 葺 ① 菩 ㊤ 伽q . 国 ユ o ﹃ " ︹ Ω ① 嚥 9 ω 富 巳 ︺ ω ・ ω 刈 。          .                    ・                           ・.     0 9 雪 び 9 σq 噂 国 昌 6 ﹃ " ︹ O ① αq 窪 ω 冨 巳 ︺ ω ・ ω 刈 .       O 暮 2 旨 9 σq ● 国 ユ o ﹃ " ︹ O ① 磯 g 。。 富 巳 ︺ ω ● お 噂 の . 涯 ・     出 o 冒 g 噂 臣 3 ロ 巳 " ︹ N 冨 開 口 = 搾 誠 o 己 噌 U 冨 曽 9 h 口 口 簿 δ 口 α ① ﹃ q 9 霧 器 ゴ ヨ 口 口 αq ψ 冨 川 閑 0 6 貫 = 9 日 9 ( 出 屋 ぴq ・) . N ξ ↓ 7 0 0 ユ Φ O 曾 ¢ 暮 2 ゴ 0 7 ∋ ロ お 嘘     司 ① o・ け の O ゲ ニ h け N 口 琴 ① 卸 Ω 償 げ 信 ﹁ け ω 冨 αq く O 昌 国 二 〇 7 0 葺 Φ コ げ ① ﹃ αq . 乏 圃① ω び O 氏 Φ コ お ④ 卜σ 曹 oα 曹 一 ω . ( 20 )   出 ⑦ ぢ Φ 員 団 ユ ヨ 二 巴 " ︹ N 寄 席 ニ ロ 民 謡 o 己 ω 。 一 一 ・        ・ グ ! テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                      .     一 一 五 . . 竃

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﹁ ( 21 ) ( 22 ) ( 23 ) ( 24 ) ( 25 ) ( 26 ) ( 27 )     グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                                 一 六 〇 三 〇 暮 貧 瞬 . 国 二 9 " ︹ O o 瞬 雪 ω 9 ロ e ω ● ω O ・ O 暮 ⑦ 暮 雲 ぴq ● 国 ユ 臼 " ︹ O 農 o 昌 ω 言 巳 ︺ ω ● ω 一 ● O ロ 8 書 賃 瞬 . 団 昌 9 " ︹ O ① αq ① ロ ω 雷 巳 ︺ ω 6 Q。 ド               一 O 暮 ① き 2 西 ● 国 ユ 0 7 韓 ︹ O o 墜q ① 昌 。。 冨 巳 ︺ ω 。 o。 ㊤ 。                                                                , O 暮 o 幕 無 oq 9 国 ユ 魯 鱒 ︹ O o oq g ω 訂 巳 ︺ ω ・ ω P O 葺 01 暮 鴇 σq . 国 ユ 葺 師 ︹ O ① σq o 鵠 富 民 ︺ ω 6 b。 。。 ・ 市 原 季 一 稿 ﹁ ド イ ツ 経 営 学 ﹂   ( 神 戸 大 学 経 済 経 営 学 会 編 ﹃ 経 営 学 ・ 会 計 学 ・ 商 学 研 究 の た め に ﹄ 昭 和 四 十 五 年 十 一 月 ) 三 営 利 経 済 的 原 理 と 経 済 性 原 理 1 ﹃ 経 営 経 済 学 原 理 ﹄ 第 一 巻 ・ 第 二 巻 1 = 一 一頁 参 照 。   ﹃ 経 営 経 済 学 原 理 ﹄ 第 一 巻 ﹃ 生 産 論 ﹄ に つ い て 、 ザ イ シ ャ ー プ は 次 の ご と く 云 っ て い る 、 す な わ ち ﹁ グ ー テ ン ベ ル ク の                                                                                 (1 ) ﹃ 生 産 論 ﹄ は 最 近 の 経 営 経 済 学 の い ず れ に も な い ほ ど 、 体 系 だ っ た 思 考 を 顕 著 に 有 し て い る ﹂ と 。 ベ リ ン ガ ー に よ れ ば 、 そ れ は 経 営 経 済 学 に お け る そ れ ま で の 理 論 展 開 の ﹁ 一 つ の 拡 つ き り と し た 終 結 で あ り 、 そ し て 新 し い 発 展 に つ ら な る た め                 (2 ) の 基 礎 づ け で あ っ た ﹂ の で あ る 。                                             .   ﹃ 経 営 経 済 学 原 理 ﹄ ( 以 下 ﹃ 原 理 ﹄ と 略 称 す る ) に は 、 二 つ の 大 き な 理 論 的 な 性 格 、 特 徴 を み と め る こ と が で き る 。 す な わ ち 、 そ の 第 一 は 、 グ ー テ ン ベ ル ク が ﹃ 原 理 ﹄ に お い て 経 営 経 済 学 の 近 代 化 を こ こ ろ み 、  ﹁ 企 業 の 適 応 と い う 問 題 を 彼 の 経                                                                 (3 ) 営 経 済 学 の 課 題 と し 、 適 応 の 経 済 学 と も 云 う べ き も の を 樹 立 し よ う と し た ﹂ こ と で あ る 。   ﹃ 原 理 ﹄ の も つ 適 応 の 理 論 と し て の 性 格 は 、 す で に ﹃ 対 象 論 ﹄ に お け る 経 営 経 済 理 論 の 体 系 化 に 対 す る 基 本 的 な 態 度 に み る こ と が で き る 。 す な わ ち 、 云 う 、 ﹁ 経 営 経 済 学 の 理 論 は ⋮ ⋮ 経 営 内 的 な 適 応 過 程 の 理 論 (↓ 訂 。 .冨 巨 ・. ぴ 9 .囲 ①び ぎ 冨 . ・﹀ ・臨 "  。σ・ 馨   ) と し て の 性 格 を 境 ﹂ と ・     -﹁         .     , 晶 ,

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!   経 営 経 済 の 基 本 過 程 は 、 内 在 的 に は 相 互 関 係 に あ る 多 様 な 要 素 量 か ら な る 複 合 体 と し て 、 外 在 的 に は 経 営 外 的 お よ び 経 営 内 的 な 与 件 の 変 化 に 対 す る 反 応 の 機 構 (菊 8 互 。 塁 ∋ 8 ゴ 笛三 。・暮 ・・) あ る い は 適 応 過 程 と し て の 性 格 を 持 つ 。 グ ー テ ン ベ ル ク は 云 う 、  ﹁ 経 営 経 済 の 現 実 に ご く 近 く 接 近 し て い る よ う な 個 別 経 済 的 な 理 論 の 対 象 を 形 成 す る の は 、 与 件 の 変 化 に よ っ て               ヘ    へ よ び お こ さ れ る 反 応 の 連 続 で あ り 、 そ れ は 、 す な わ ち 、 企 業 の 経 る あ る 状 態 を 他 の 状 態 に か え る と こ ろ の 、 固 有 部 門 だ け                                                          う   で な く 同 時 に 調 達 部 門 も 販 売 部 門 も 経 る よ う な 反 応 の 過 程 で あ る ﹂ と 。 そ し て 、 こ の よ う な 適 応 の 結 果 、 企 業 を 構 成 し て い る 諸 要 素 量 が 与 件 の 状 勢 に 応 じ て 極 大 の 収 益 を 実 現 す る よ う に 秩 序 つ け ら れ る な ら ば 、 そ の よ う な 経 営 経 済 の 状 態 を ﹁ 経 営 内 的 な 均 衡 状 態 ﹂ と よ ぶ 。   ﹁ 経 営 経 済 は 経 営 外 的 な 諸 関 係 に 対 し て 、 経 営 内 的 に は 極 大 収 益 に 志 向 し な が ら 適 応 す                                                                                                  ら   る 、 ⋮ ⋮ こ の こ と は 経 験 的 な 企 業 の 本 質 で あ り 、 理 論 的 な 観 点 の も と に み ら れ る 企 業 の 本 質 で も あ る の で あ る 。﹂   適 応 は 個 別 的 に も 全 体 的 に も 行 わ れ る 。 経 営 経 済 の 活 動 領 域 は 販 売 部 門 ( ﹀ げ 婁 Nω ①ぎ h) と 調 達 部 門 (彫 8 プ 段 巷 σq 。・ ω① ぎ ﹁) 、 お よ び 、 そ の 中 に 生 産 領 域 (甲 巳 島 島 8 ・乾 脅 ・) と 、 財 務 領 域 (ヨ p鼠 。= ・ ω ℃ 匿 邑 を 含 む 固 有 部 門 (田 σq 。蕊 爵 8 ・) と に 分 け ら        れ る 。 そ れ ぞ れ の 部 門 に お い て 個 別 的 に 適 応 が 行 わ れ 乃 の で あ る 。 こ の よ う な 反 応 領 域 の 把 握 は 経 営 経 済 学 に お け る ﹁ 実                            ア   体 的 な 観 察 か ら 職 能 的 な 観 察 へ ﹂ の 移 行 を 示 し て い る 。 そ し て 個 々 の 領 域 で 個 別 的 な 適 応 が ど の よ う に 行 わ れ る か 、 更 に                                                                                       ヘ   ヘ    へ 全 体 と し て ど の よ う に 均 衡 が 形 成 さ れ て ゆ く か 、 グ ﹂ テ ン ベ ル ク に よ れ ば そ れ が 経 営 経 済 理 論 の 具 体 的 な 問 題 内 容 を 形 成 し て く る の で あ る 。   ﹃ 原 理 ﹄ の も つ も う 一 つ の 特 徴 は 、 国 民 経 済 学 の 近 代 的 な 理 論 で も ち い ら れ て い る 分 析 装 置 を 援 用 す る こ と に よ っ て 、                                                               ハ    量 的 な 相 互 関 係 に も と つ く 数 理 的 な モ デ ル 体 系 を 構 築 し て い る こ と に あ る 。   ﹃ 対 象 論 ﹄ の 中 で グ ー テ ソ ベ ル ク は 、 均 衡 問 題 へ の 接 近 に お い て 、 す で に こ の よ う な 試 み を 行 っ て い る 。 企 業 の 適 応 過 程 は 先 ず 、 個 別 的 な 部 門 に お い て 蔀 分 的 、 個 別 的 に 適 応 す る 。 各 部 門 領 域 に お け る 与 件 の 変 化 に 対 す る 反 応 、 そ れ に ど も な っ て 生 じ る 諸 財 の 間 に お け る 関 係 の 変 化 が 経           グ ー テ ン ベ ル ク 経 営 経 済 学 と 目 的 原 理                                                 一 七

参照

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