3 単元計画(11時間)
段階
主 な 学 習 活 動
配時
主としてねらう子どもの姿
指導上の留意点
試
す
1 洪水の川の様子について話し合い,問題を見
出す。
1 ○意欲的に活動に取り組む姿
○2つの川の様子を比較しながら
考えている姿
○互いの考えを聴き合い,語り合っ
ている姿
□身近な川(○○川)への
意識付け
□気づいたことを自由に
話し合う場の設定
□KJ 法の活用
流れる水がにごっているのは,どうしてかな? 流れる水が,どのようにして土地を変化させるのかな?
知
る
2 様々な観察・実験活動を通して,流れる水の
働きについての基礎基本を習得する。
(1)流れる水の働きについて流水実験で調べる。
流れる水には,「削る」「運ぶ」「積もらせ
る」という働きがある。
(2)流れる水の量による働きの違いについて,
流水実験で調べる。
水の量が増えると,流れる水の働きが大きくなる。
(3)流れる水の速さによる働きについて,流水
実験で調べる。
流れが速い所は,流れる水の働きが大きい。
7
③
②
②
○意欲的に追究活動に取り組む姿
○自分なりの考えを発言する姿
○観察を適切に行っている姿
○結果や考察をノートに的確に書
いている姿
○観察を適切に行っている姿
○結果や考察をノートに的確に書
いている姿
○観察を適切に行っている姿
○結果や考察をノートに的確に書
いている姿
□学び方を踏まえたノー
ト作りの指導
□学習の流れが分かるよ
うな流れ図の作成
□子どもに基礎基本を習
得させられるような教
材・教具の工夫
□流水実験の場の設定
活
か
す
3 習得した基礎基本をもとに,調査活動や交流
活動を行う。
(1)流れる水の働きによる土地の変化や洪水に
よる被害を防ぐ工夫について調べる。
(2)洪水による被害を防いだり,洪水から身を
守ったりするための工夫について交流する。
【本時】
3
②
①
○意欲的に追究活動に取り組む姿
○習得した基礎基本を活かして調
べている姿
○習得した基礎基本を活かして書
いたり発言したりしている姿
○互いの考えを広げ合っている姿
□子どもの追究意欲を高
めるような教材の工夫
□習得した基礎基本が分
かる流れ図の提示
□基礎基本を駆使しなが
ら説明できるような表
現力の育成
4 主 眼
○ 流れる水の3つの働き(侵食・運搬・堆積)や,流れる水の速さや量による働きの違いといった基礎基本
を活かしながら自分なりに考えたことを話し合う活動を通して,洪水による被害を防いだり洪水から身を守
ったりするための工夫についての課題を解決し,学んだことと実生活との関連を実感することができる。
5 準 備
【児 童】これまでの学習ノート
【教 師】前時までの学習の流れ図,○○川の模型,○○川の写真(洪水時・現在)
,学習補助プリント
6 本時の展開
学 習 活 動 と 内 容 (・は子どもの意識)
指導上の留意点
1 与えられた課題について理解し,本時のめあてをつかむ。
洪水による被害を防ぎ,安心して暮らすためには,どんな町づくりを
したらいいだろうか?
・流れる水には,いろいろな働きがあったな。
・もし川の近くに家を建てるとしたら…。
<習得している基礎基本>
○ 流れる水には,「削る」「運ぶ」「積もらせる」という働きがあること
○ 水の量が増えると,流れる水の働きが強くなること
○ 流れが速い所(カーブの外側)は,流れる水の働きが強いこと
※ これまでに習得した基礎基本の内容を活
かして考えられるような課題を与える。
※ 教室の中央に○○川(子どもには正体は
秘密)の模型を設置する。
※ 習得した基礎基本の内容を確認できるよ
うに,流れ図を掲示したり,ノートを振り
返らせたりする。
※ 学習の中で意識して使えるように,これ
までの学習の中で出てきた流れる水の働き
に関するキーワードを押さえる。
学んだことを活かして,安心してくらせる町づくりについて考えよう。
2 学んだことをもとに,洪水による被害を防いだり,洪水から身を守ったり
する工夫について話し合う。
(1)川岸のどの部分に家を建てたらよいか,また,川岸のどの部分を補強
すればよいか,自分なりに考える。
(2)自分なりに考えたことを,互いに話し合う。
・カーブの内側に家を建てる。なぜなら,内側は削られないから。
・カーブの外側には建てられない。なぜなら,流れが速くて危険だから。
・カーブの外側の部分を強くしたらいいと思う。なぜなら,流れる水の
働きが強いから。
3 現在の○○川の護岸工事の状況から,これまで学習してきたことが生活の
中に活かされていることを知る。
・自分たちが考えた工夫と今の○○川の現状がほぼ同じなんだ。
・護岸工事は,みんなが安心して暮らせるように行われているんだ。
みんなが暮らしている○○町を流れる○○川にも,洪水による被害を
防ぐいろいろな工夫がされている。
※ 川の図の中に自分なりの考えを書き込め
るようなプリントを準備しておく。
※ 川の模型を観察させ,どんな基礎基本が
使えるか見通しをもたせる。
※ 考えの根拠を明確にもたせる際に,「つな
ぎことば」を意識して使えるような掲示物
の工夫を行う。
※ 考えが浮かばない子には,流れ図やノー
トを見るよう助言する。
※ 自分が可能だと思えば,たくさん書いて
おくよう助言する。
※ ○○川の模型を使って,説明させる。
※ いろいろな考えを出させながら,これま
での学習に関連付けてまとめていく。
※ 自分の考えを説明する際にも,「つなぎこ
とば」を意識するよう助言する。
※ 自分たちの生活との関連を再認識させる
ために,模型の川の正体が○○川であるこ
とを知らせる。
※ 洪水を防ぐいろいろな工夫が,私たちの
暮らしを守っていることを実感させたい。
めあて
川の外側は,削られるから危険だし,内側
は,流れてきたものが積もるし…。
どうしたらいいかな?
川のカーブの外側を強くすればいいと思
う。なぜなら,流れが速いところでは,「削
る」働きが大きかったから。