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看護動作における背負子型腰部負担軽減具の評価

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日本赤十字九州国際看護大学/Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing

看護動作における背負子型腰部負担軽減具の評価

著者

姫野 稔子, 小林 三津子, 今戸 啓二

著者別名

HIMENO Toshiko, KOBAYASHI Mitsuko, IMADO Keiji

雑誌名

日本看護学会誌 = Journal of Japanese nursing

research

16

1

ページ

10-20

発行年

2006-12

URL

http://id.nii.ac.jp/1127/00000746/

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日本 看 護 学 会 誌Journal of The Japan Society of Nursing,Vo1.16,No.1,pp.10∼20,2006

看護動作 にお ける背 負子型腰部負担軽減 具の評価

姫 野 稔 子1)・ 小 林 三 津 子2)・ 今 戸 啓 二3)

Evaluation of Supporter for Preventing Low Back Pain in Nursing Care

Toshiko

Himeno • Mitsuko

Kobayashi

• Keiji Imado

腰 痛 予 防 の工 学 的 ア プ ロー チ と して 大 分 大 学 工 学 部 が 開 発 した 背 負 子 型 腰 部 負 担 軽 減 具(以 下,サ ポー タ)を 評 価 す る た め,体 幹 傾 斜 角 度50∼60度 の持 続 時 間 や 荷 重 の 有 無 とい う異 な る2 種 類 の看 護動 作 を選 定 し,筋 電 図 の変 化 や 動 作所 要 時 間,対 象 の主 観 的 評 価 の 結 果 を検 討 した。 そ の結 果,サ ポ ー タ装 着 に よ り,脊 柱 起 立 筋 は2動 作 の 全 過程 と もに筋 活 動 が低 下 し,腹 直 筋 は 車 椅 子移 乗 動 作 の み 筋 活 動 が 低 下 した。 単 位 動 作 で は,サ ポ ー タ 装 着 に よ り車 椅 子 移 乗 動 作 の 「起 立 準備 」 以 外 の 単 位動 作 にお い て,脊 柱 起 立 筋 お よ び腹 直 筋 の筋 活 動 が低 下 した 。 サ ポ ー タ は,脊 柱 起立 筋 の筋 活 動 の サ ポ ー トとして 作製 され てい るが,拮 抗 筋 で あ る腹 直筋 に対 して も負 荷 を増 強 させ る こ とは な く,サ ポ ー タ装 着 に よ り動 作 所 要 時 間 は短 縮 し作 業 効 率 が上 が る こ と も 明 らか となっ た。 対 象 に よ るサ ポ ー タ装 着 の 主観 的評 価 で は,蒸 れ や 膝 下 の 軽 度疼 痛,拘 束感, デザ イ ン に課 題 が 残 った 。

キ ー ワ ー ド:看 護 動 作nurse care,腰 痛 予 防preventing low back pain,脊 柱 起 立 筋erector spinae muscle,腹 直 筋rectus abdominis muscle,背 負 子 型 腰 部 負 担 軽 減 具 supporter for preventing low back pain

I.緒 言 わ が 国 にお け る職 業 性 腰 痛 は増加 傾 向 に あ り, 看護 職 の64.4%,介 護 職 の77.0%が 腰 痛 を経験 し て い る1)。看 護 ・介 護 動 作 は体 幹 前 傾 姿 勢 や ひ ね りが 複 雑 か つ 連 続 的 に組 み 合 わ され2),体 位 交換 や車 椅 子 移 乗 動作,シ ー ツ交 換 等,日 々 繰 り返 さ れ る生 活 援 助 動作 が腰 痛 発 症 の き っか け とな って い る3),4)。これ に は,体 幹 前 傾 角 度50∼60°で起 き る屈 曲弛 緩 現 象5)や体 幹 前 傾 関 連筋 群 の 不 均 衡, サ ポ ー ト力 不 足 が影 響 して い る と考 え られ る。 こ の よ う に腰 痛 予 防 は,看 護 ・介 護 職 に とって重 要 課 題 で あ り,1994年 に は安 全衛 生 情 報 セ ンタ ーが 打 ち出 した腰 痛 予 防 対 策 指針 を受 けて,腰 痛 に関 す る様 々 な研 究 が 行 わ れ て い る。 工 学 的 ア プ ロー チ として は,パ ワー ア シス ト装 具 や ロ ボ ッ ト等 が 提 案6),7)され て い る が,い ず れ も研 究 段 階 で あ り,山 崎 らは介 護 スー ツ と呼 ば れ る ゴム 弾性 を利 用 した特 殊 な服 を提 案 して い る8)。一 方,リ フ テ ィ ン グ器具 は現 場 で 導 入 され て い る もの の重 量, 大 き さ,装 置 操 作 の 複 雑 さ,作 業 効 率 の悪 さ等9) に よ り,あ ま り活 用 さ れ て い な い の が 現 状 で あ 1)日 本 赤十 字 九 州 国際 看 護 大 学2)大 分 県立 看 護 科学 大 学3)大 分 大 学総 合 科 学 研究 支 援 セ ンタ ー 受理:平 成17年8月12日 Accepted:August 12,2005

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日本看 護 学 会 誌16巻1号(2006) る。 この よ うな状 況 を背 景 に,わ れわ れ は現 実 的 か つ簡 易 に使 用 で き る背 負 子 型腰 部 負 担 軽 減 具(以 下,サ ポー タ)の 改 良 ・評 価 を重 ね,実 用化 に 向 け て開 発 をす す めて い る。 前 実験 で は,静 的動 作 時 にお け る腰 部 負 担 軽 減 効 果 を確 認 した10)。しか しなが ら,実 用 化 に は,看 護 動 作 等 の 動 的 動作 に お け るサ ポ ー タ の有 効 性 や 改 良 の是 非 を検 討 す る 必 要 が あ る。 そ こで 今 回 は,サ ポー タ装着 の有 無 の状 況下 で 腰 痛 を引 き起 こ しや す い看護 動 作 を実 施 し,脊 柱 起 立 筋 や 腹 直筋 の筋 活 動 の 変化 お よ び動 作所 要時 間 の変 化 か らサ ポー タ装 着 の有 効 性 を検 討 す る。 また,サ ポ ー タ装 着 に関 す る主観 的 評 価 か ら今 後 の課 題 を抽 出 す る。 Ⅱ.用 語 の 操 作 的 定 義 本 研 究 にお い て腰 痛 と は,職 場 で の対 策,特 に 予 防 対 策 を講 じ る こ とに よ っ て そ の 発 生 を予 防 し,経 過 を良好 に導 くこ との で きる職 業 起 因性 腰 痛11)を 指 し,特 に 今 回 は,重 量 物 の 挙 上,中 腰 や ひね りとい う無 理 な姿 勢 や そ の連 続 等,腰 部 に 過 度 に負 担 を加 え る動 作 が 原 因 で生 じる筋 ・筋 膜 性 腰 痛!2)を腰痛 の定 義 とす る。 Ⅲ.研 究 方 法 1.対 象 の選 定 対 象 は,看 護 技 術 教 育 に関 わ っ て い るA県 の看 護 系 大 学 教 員 の う ち,3年 以 上 の 臨 床 経 験 を有 し,研 究 同 意 が得 られ た6名 と した。 なお,筋 電 図 の測 定 部位 や 動 作 方 向 の 統 一性 を考 慮 して右 利 きの者 とした。 2.実 験 方 法 1)評 価 す るサ ポー タの 概 要 実 験 に用 い たサ ポ ー タ を写 真1に 示 す。 幅320 ㎜,高 さ600㎜ の フ レ ー ム は,外 径19㎜ の ア ル ミ合 金 パ イ プ製 で あ る。 フ レー ム に は リュ ッ ク の よ う に背 負 うた めの 肩 ベ ル トと,接 触 圧 を分 散 させ るた め の メ ッシ ュ を取 り付 け て い る。 フ レ ー ムの 両 下端 と両 膝 下 ス トラ ップ との間 は ゴム チ ュ ー ブ とベ ル トが 連 結 し,サ ポ ー タ を装 着 し体 幹 を前傾 す る と,フ レー ム の 回転 運 動 の た め に ゴ ム チ ュー ブ は伸 ば され て張 力 が 発 生 す る。 そ の 後, メ ッシ ュ と体 の 接触 面 が支 点 とな り,ゴ ム張 力 に 比 例 した力 が 肩 ベ ル トを介 して 体 幹 を背後 か ら 支 え,脊 柱 起 立 筋 の 負 担 が 軽 減 さ れ る仕 組 み で あ る。 サ ポ ー タ の 全 重 量 は1kgと 非 常 に軽 く,20 秒程 度 で装 着 で き る。 2)看 護 動 作 の選 定 と動 作 手 順 看護 動 作 の 選 定 は,腰 部 負 担 の 要 因 で あ る 「体 幹傾 斜 角 度 」 と 「前傾 動 作 の持 続 性 」 の2点 に注 目 し,体 幹 の 前 傾 や ひ ね りを必 要 とす る20項 目か ら屈 曲弛 緩 現 象 を引 き起 こ しや す い体 幹 傾 斜 角 度 50度 以 上 を要 す る動 作 を選 定 した 。 さ らに体 幹 傾 斜 角 度50度 以 上 の 姿 勢 の持 続 性 か ら,「一 時 的 な 前 傾 動 作 」 と 「連 続 的 な 前 傾 動 作 」 に 分 類 し, 「一 時 的 な 前傾 動 作 」 に は車 椅 子移 乗 動 作 を,「 連 続 的 な前 傾 動 作 」 に は シー ツ交 換 を選 定 した。 動 作 手 順 に つ い て 説 明 す る。 車 椅 子 移 乗 動 作 は,ベ ッ ド上 仰 臥位 にな って い る模 擬 患者 を端 坐 位 に した後,起 立,回 転,車 椅 子 坐 位 を と らせ る とい う手 順 とし,シ ー ツ交 換 は,敷 き シー ツの 片 側 の み を頭 部,足 部 の順 に作 製 し,最 後 に残 りの シー ツ を マ ッ トレス の下 に差 し込 む とい う手 順 と した 。実 験 は,ま ず サ ポ ー タ を装 着 せ ず に動 作 を 実施 し,5分 の 休 憩 の後,サ ポー タ を装着 し,同 写 真 1 評 価 す るサ ポー タの概 要

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日本看 護 学 会 誌16巻1号(2006) 動 作 を行 った。 3)測 定 方法 (1)筋 活 動 の 測 定 サ ポー タ装 着 の有 無 の 状 況 下 で車 椅 子 移 乗 動 作 とシ ー ツ 交 換 の2種 類 の 看 護 動 作 を実 施 し,筋 電 図 をモ ニ タ リング した。 筋 電 図 測定 に は表 面 筋 電 計EMGア イ ソ レー タPH-2501(DKH)を 使 用 し,測 定 部 位 は,先 行 研 究 や 文 献 を 参 考 に13)∼16) 体幹 前傾 に関 連 す る右 脊 柱 起 立 筋(L3-4レ ベ ル) と,脊 柱 起 立 筋 の拮 抗 筋 で あ り屈 曲 弛緩 現 象 以 降 に筋 活動 が活 発 とな る右 腹 直 筋(臍 高 レベ ル)に 電 極 を貼付 した 。 なお,ア ー ス用 電 極 は右 手 関 節 部 に装 着 した17)。表 面 筋 電計 は サ ン プ リン グ レ ー ト1msに 設 定 し た4chデ ジ タ ル ス コ ー プ DL716(横 河電 機Co.Ltd)に 接 続 し,計 測 お よ び振 り幅(mV)を 数 値 化 した。 (2)動 作 所 要 時 間 の測 定 お よび 単位 動 作 区分 動 作 は ビデ オ撮 影 し,筋 電 図 デ ー タ の時 間 との 照 合 に よ り動作 所 要 時 間 を算 出 した。 また,動 作 ご との筋 活 動 の変 化 を み るた め に単 位 動 作 の 区 分 を行 っ た18)。区分 は,腰 部 の 動 きの特 徴 や 動 作 の 流 れ か ら,全 被 験 者 の動 作 が 共通 に 区分 で きる こ とを条 件 とし,妥 当性 と客 観性 を保 証 す る た め共 同研 究 者3名 で行 った 。 4)実 験 条 件 (1)模 擬 患者 の設 定 車椅 子 移 乗 動 作 は研 究協 力 に 同意 が得 られ た30 代 の 女性1名 を模 擬 患者 と し,起 き上 が りや立 ち 上 が りに は介 助 を要 し,支 え が あれ ば立位 が保 て る身 体状 況 と設 定 した 。 (2)サ ポー タ の ゴ ム チ ュー ブの 設定 基 準 腰 部 負 担軽 減 は アル ミフ レー ムか ら膝 下 ス トラ ップ に続 くゴム チ ュー ブの長 さ と張 力 が 重 要 で あ るが,張 力 を強 く しす ぎ る と歩 行 等,他 の 動 作 の 妨 げ とな る。今 回 は,被 験 者 の歩 幅 分 の ゆ と りを 持 たせ,且 つ張 力 が働 くよ う体幹 前 傾 角 度20度 で ゆ と りが 消 失 す る長 さ に設 定 した。 (3)ベ ッ ドの 高 さ 車 椅 子 移 乗動 作 は,端 坐 位 の 安定 性 が得 られ る よ うに模 擬 患者 の足 底 部 が 床 に着 く高 さ とした 。 シー ツ交 換 は,人 員不 足 や 仕 事量 の過 重 等 に よ り 高 さを調 節 しな い ま ま行 わ れ て い る とい う臨 床 現 場 の現 状 に即 し,車 椅 子移 乗 動 作 同様 の高 さで 実 験 を行 った。 5)サ ポ ー タ装 着 にお け る主観 的評 価 サ ポー タ装 着 にお け る動作 実 施 後 に,装 着 感, 疼 痛 とその部 位,動 きや す さ,腰 部 負 担軽 減,デ ザ イ ン等 に関 す る14項 目の ア ンケ ー ト調 査 を行 っ た。 評価 は5段 階 と した。 6)実 験 期 間 平 成16年7月26日 ∼8月5日 3.倫 理 的 配慮 対 象 お よび 模擬 患者 に は,研 究協 力依 頼 文 書 を 用 い て 口頭 で 説 明 し,同 意 書 を もって 同意 の確 認 を と った。 サ ポー タ は,前 回の 実 験 にお い て装 着 に よる安 全 性 が 確 認 され て い るが,測 定 の際,筋 電 図 セ ン サ ー貼 付 に よ る皮膚 障 害 や 筋 疲労 等 につ いて 注意 を は らった 。 また,実 験 時 間 は1時 間程 度 とし,職 務 に差 し さわ りの な い よ う配 慮 した。 4.分 析 方 法 得 られ た デ ー タ は,デ ー タ の 平 滑 化 を行 っ た 後,統 計 解 析 ソ フ トSPSS12.OJに よ り,記 述 統 計 お よびWilcoxonの 符 号付 き順 位 和 検 定 を行 っ た。 Ⅳ.結 果 被 験 者6名 の 平 均 年 齢 ±SDは34.3±6.6歳 で あ り,平 均 身 長 ±SDは157.5±3.4cm,平 均 体 重 ±SDは50.2±5.5kgで あ った 。 車 椅 子 移 乗 動 作 は,写 真2に 示 す よ うに各 動 作 の単 位 動 作 の 区 分 を腰 部 の 屈 曲 ・伸 展筋 群 の動 きの特 徴 か ら,① 仰 臥位 の模 擬 患 者 の 肩 と膝 下 に手 を差 し込 む まで (以下,仰 臥位),② ベ ッ ド上 端 坐 位 を と らせ る ま で(以 下,端 坐 位),③ 模 擬 患 者 の 腰 背 部 に 手 を 回 す まで(以 下,起 立 準 備),④ 起 立 さ せ て か ら 車 椅 子坐 位 に す る まで(以 下,車 椅 子 坐位)の4 つ の 単位 動 作 に 区分 した 。 シー ツ交 換 は,写 真3 に示 す よ うに① 頭 部 の 角 を作 製 す る まで(以 下, 頭 部 作 製),② 足 部 の 角 を作 製 す る まで(以 下, 足 部 作 製),③ す べ て の シー ツ を入 れ込 ん で し ま うまで(以 下,全 過 程 終 了)の3つ の単 位動 作 に 区分 した 。

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日本 看護 学会 誌16巻1号(2006) 写真2車 椅子移乗動作の単位動作区分 写真3シ ー ツ 交換 の 単 位 動作 区分 1.サ ポ ー タ装 着 の 有 無 に お け る筋 活 動 の比 較 1)車 椅 子 移 乗 動 作 にお け る筋 活 動 の 平均 値 の 比 較(表1) 車椅 子移 乗 動 作 の 全 過 程 で は,脊 柱 起立 筋,腹 直筋 と もにサ ポー タ を装 着 した ほ うが 筋活 動 は有 意 に低 い と い う結 果 で あ っ た(p<0.05)。 単 位 動 作 で は,脊 柱 起 立 筋 は,「 車 椅 子 坐 位 」 で は 有 意 に低 か っ た が(p<0.05),腹 直 筋 は有 意 差 が な か った 。 2)シ ー ツ 交換 に お け る筋 活動 の平 均 値 の比 較 (表2)

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日本 看 護 学 会誌16巻1号(2006) 表1車 椅 子移 乗 動 作 に お け る筋活 動 の 平均 値 の比 較 (n=6単 位:mV) 脊柱起立筋 腹直筋 動作 の 全 過 程 被験者 装着 あり 装着な し P値 装着あ り 装着 なし P値 A 312 326 0.027* 229 234 0.043* B 338 343 225 230 C 330 378 223 226 D 344 385 225 229 E 330 334 239 230 F 343 318 240 234 仰 臥 位 A 306 320 0.600 228 239 0.916 B 227 315 240 237 C 299 301 223 223 D 335 338 227 228 E 322 318 233 234 F 343 304 224 222 端 坐 位 A 369 416 0.463 227 258 0.600 B 324 315 226 239 C 374 307 224 223 D 445 457 229 225 E 319 337 238 233 F 483 542 225 229 起立 準 備 A 466 419 0.345 227 240 0.249 B 548 736 226 238 C 603 487 228 224 D 514 475 225 232 E 435 438 237 236 F 429 473 232 232 車椅 子 坐 位 A 443 491 0.028* 227 242 0.249 B 335 358 229 238 C 374 388 224 222 D 493 586 226 230 E 435 452 233 234 F 417 507 227 225 Wilcoxonの 符 号付 き順 位和 検 定 *:p<0 .05 シ ー ツ交換 の全 過 程 で は,サ ポ ー タ の装 着 に よ り脊 柱 起 立筋 の筋 活 動 は有 意 に低 い とい う結 果 で あ っ た が(p<0.05),腹 直 筋 で は 差 は み られ な か っ た。 単位 動 作 にお いて は,脊 柱 起 立 筋 はサ ポ ー タ の装 着 に よ り 「頭 部 作 製 」 で筋 活 動 が 低 下 す る傾 向 が み られ(p<0.1),「 足 部 作 製 」 で は有 意 に低 下 した(p<0.05)。 腹 直 筋 は有 意 差 が な か っ た。 2.サ ポ ー タ装 着 の 有無 に お け る動作 所 要 時 間 の比 較 1)車 椅 子 移 乗 動 作 の所 要時 間 の 比較(表3) 車 椅 子移 乗 動 作 の全 過程 で は,サ ポー タ の装 着 に よ り所 要 時 間 が短 くな る傾 向 が み られ た(p< 0.1)。 単位 動 作 で は,「 仰 臥 位 」 は サ ポ ー タ を装 着 した ほ うが所 要 時 間 は長 くな っ た もの の,「 端 坐 位 」 で は有 意 に短 い とい う 結 果 で あ り(p<

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日本 看護 学 会 誌16巻1号(2006) 表2シ ー ツ 交換 に おけ る筋 活 動 の平 均 値 の 比較 (n=6単 位:mV) 脊柱起立筋 腹直筋 動 作 の 全 過 程 被験者 装着 あり 装着な し P値 装着あ り 装着な し P値 A 374 381 0.028* 227 242 0.916 B 344 385 226 238 C 385 359 224 223 D 405 427 225 231 E 382 391 233 233 F 432 425 227 226 頭 部作 製 A 304 316 0.075† 226 233 0.463 B 330 319 225 230 C 307 319 223 223 D 366 390 225 226 E 316 323 228 229 F 313 337 238 227 足部 作 製 A 313 328 0.046* 231 233 0.917 B 339 341 225 230 C 343 400 222 227 D 338 385 224 231 E 328 327 248 229 F 398 335 246 243 全 過 程 終 了 A 306 313 0.116 228 234 0.345 B 337 335 226 229 C 353 441 222 223 D 313 398 224 226 E 319 318 235 232 F 319 327 253 239 Wilcoxonの 符 号 付 き順 位和 検 定 †:p<0 .1*:p<0.05 表3車 椅子移乗動作における動作所要時間の比較 (n=6単 位:sec)

装 着 あ り (最小-最 大) 装 着 な し (最小-最 大) P値 動作 の全過程 14.60 (11.00-19.74) 16.56 (11.64-21.31) 0.075† 仰臥位 2.24 2.14 0.917 端坐位 2.67 3.57 0.046* 起立準備 3.72 4.61 0.173 車椅子坐位 5.97 6.26 0.173 Wilcoxonの 符号 付 き順 位 和検 定 †:p<0 .1*:p<0.05 表4シ ー ツ 交換 に お ける 動作 所 要時 間の 比較 (n=6単 位:sec) 装 着 あ り (最小 −最 大) 装 着 な し (最小-最 大) P値 動作 の全過程 26.57 (23.00-31.77) 26.91 (21.53-33.57) 0.917 頭部作製 10.97 10.59 0.463 足部作製 11.06 11.58 0.753 全過程終了 5.05 4.74 0.400 Wilcoxonの 符 号付 き順 位和 検 定 n.S

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日本 看 護 学会 誌16巻]号(2006) 注 ※ 小 数 点 第2位 を 四 捨 五 入 して い る た め,割 合 の 合 計 が100%に な ら な い もの もあ る 図1車 椅 子 移 乗動 作 にお け る介 護 サ ポ ー タ装 着 に 関す る主観 的評 価(n=6) 0.05),「 起 立準 備 」や 「車椅 子移 乗 」 もサ ポー タ 装 着 に よ り所 要時 間 が 短 くな った。 2)シ ー ツ交換 の所 要 時 間 の比 較(表4) シー ツ交 換 は,所 要時 間 に有 意差 は な か った 。 単 位 動 作 で は,「 足 部 作 製 」 は,サ ポ ー タ を装 着 した ほ うが 所 要 時 間 は短 か っ た が,「 頭 部 作 製 」 や 「全過 程 終 了 」 で は所 要時 間 が 長 か った。 しか しな が ら,い ず れ も1秒 以 内 の差 で あ っ た。 3.サ ポ ー タ装 着 にお け る主 観 的 評 価(図1・2) サ ポ ー タ 装 着 に よ る 動 作 実 施 の 評 価 を 図1・2 に 示 す 。 装 着 感4項 目 と 「拘 束 感 」,「腰 部 負 担 軽 減 」,「デ ザ イ ン 」 は,2動 作 と も 同 じ 結 果 で あ っ た 。 装 着 感 に 関 す る 評 価 項 目 の う ち,「 着 け 心 地 」 と 「蒸 れ 」 は,「 ま あ ま あ 良 い 」,「 ど ち ら で も な い 」,「 あ ま り良 く な い 」 が33.3%と 同 率 で あ り, 「軽 さ 」 に つ い て は 全 員 が 「軽 い 」,「や や 軽 い 」 と 答 え て い た 。 「装 着 操 作 」 に つ い て は,半 数 以 上 が 「難 し い 」,「や や 難 し い 」 と答 え た 。 「拘 束

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日本 看 護 学会 誌16巻1号(2006) 注 ※小 数 点 第2位 を四 捨 五 入 して い る た め,割 合 の 合 計 が100%に な らな い もの もあ る 図2シ ー ツ 交換 に お け る介護 サポ ー タ装 着 に関 す る主 観 的評 価(n=6) 感 」 に つ い て は,全 員 が 「あ り」,「や や あ り」 と 答 え て い た 。 「腰 部 負 損 軽 減 」 は,16.7%が 「腰 部 負 担 軽 減 あ り 」 と評 価 し,デ ザ イ ン は 「ど ち ら で も な い 」 が66.7%,「 悪 い 」 が33.3%で あ っ た 。 一 方,2動 作 間 で 評 価 に 違 い が み られ た の は, 疼 痛 の 有 無 とそ の 部 位,動 き や す さ に 関 す る 「動 作 の 妨 げ 」 と 「前 傾 動 作 」 で あ っ た 。 疼 痛 と そ の 部 位 は,シ ー ツ 交 換 に お い て16.7%が 膝 下 に 軽 度 の 疼 痛 を 感 じ て い た 。 「動 作 の 妨 げ 」 は,車 椅 子 移 乗 動 作 で は,「 や や あ り」 が33.3%,「 あ り」 が 16.7%で あ っ た の に 対 し,シ ー ツ 交 換 で は 全 員 が 「や や あ り」,「 あ り 」 と 評 価 し た 。 「前 傾 動 作 」 は,車 椅 子 移 乗 動 作 で は,「 や や し づ ら い 」 が 50.0%,「 し づ ら い 」 が16.7%で あ っ た が,シ ー ツ 交 換 で は,「 や や し づ ら い 」 が50.0%,「 し づ ら い 」 が33.3%で あ っ た 。 −17−

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日本 看 護 学 会誌16巻1号(2006) V.考 察 今 回,体 幹 前 傾 姿 勢50∼60度 を一 時 的 あ るい は 連 続 的 に必 要 とす る動 作 を実施 し,サ ポー タ装 着 の 有 無 に お け る筋 活 動 と動 作 所 要 時 間 を 測 定 し た。 これ らの結 果 か らサ ポ ー タ装 着 の 有効 性 につ い て考 察 をすす め る。 2種 類 の動 作 にお い て,腹 直 筋 よ りも脊柱 起 立 筋 の ほ うが筋 活 動 は高 か った。 車 椅 子移 乗 動 作 の 全 過 程 で は,脊 柱 起 立 筋 ・腹 直 筋 と も にサ ポ ー タ 装 着 に よ り筋 活 動 が 有 意 に低 く,シ ー ツ交換 の全 過 程 も脊柱 起 立 筋 はサ ポ ー タ装 着 した ほ うが筋 活 動 は有 意 に低 か った が,腹 直 筋 の筋 活動 に は差 は み られ なか った 。 これ らの結 果 か ら,サ ポ ー タ装 着 は動 作 の全過 程 に お い て脊 柱 起立 筋 の筋 活 動 を 低 下 させ る とい える。 また,体 幹 前傾 の拮 抗 筋 で あ る腹 直 筋 につ い て も負担 を軽 減 も し くは変 化 さ せ な い こ とが 示 され た。 単 位動 作 で は,車 椅 子移 乗 動 作 の 「車椅 子 坐 位 」 はサ ポ ー タ装 着 に よ り脊 柱 起 立 筋 の 筋活 動 は有 意 に低 くな って いた 。 シ ー ツ交 換 はサ ポ ー タ装 着 に よ り 「頭 部 作 製 」 で筋 活 動 が低 下 す る傾 向 が,「 足 部 作 製 」 で筋 活 動 が 有 意 に低 下 す る とい う結 果 で あ った。 腰 痛 の 発症 因 子 は① 中腰 や前 屈 姿 勢,② 重 量 物 等 の 挙上 お よび 体 幹 の 屈伸,中 腰 を保 持 して の動 作,捻 転 動 作, ③ 作 業 量 と報 告 され て い る19)。車 椅 子 移 乗 動 作 で 有 意 に筋 活 動 の 低 下 が み られ た 「車 椅 子 坐 位 」 は,起 立 不 可能 な模 擬 患 者 を体 重 ご と挙 上 させ る と同 時 に体 幹 を伸 展 ・捻 転 し,次 い で,体 重 ご と 降 下 させ なが ら,体 幹 を屈 曲 す る動 作 で あ り,動 作全 体 に腰 痛発 症 因子 を多 く含 ん で い る。 また, シー ツ交 換 で筋 活 動 が 低 下 す る傾 向,も し くは, 有 意 な低 下 が み られ た 「頭部 作 製 」,「足 部 作 製 」 は捻 転 の方 向 は異 な る もの の,深 い体 幹 前 傾 角度 の持 続 や捻 転 を必 要 とす る動 作 で あ り,こ れ ら も 腰 痛 発 症 因子 が 複 合 され て い る。 これ らの 結 果 か ら,前 述 した動 作 にお い て,サ ポー タ は腰 部 負 担 を軽 減 で き る と考 え る。今 回使 用 した ベ ッ ドは, 患 者 の足 が つ く高 さ とい う,臨 床 現 場 の状 況 に即 した もの で あ った 。 ベ ッ ドの高 さが低 くな る ほ ど 捻転 の 角度 は増加 す る とい う報 告 もあ り20),低 い ベ ッ ドに対 す る体 幹 前 傾 や ひ ね り動 作 の反 復 は, 腰部 に か な りの負 担 とな る こ とが 考 え られ る。 わ れ わ れ は,先 行 研 究 で 前傾 姿 勢 に よ る重量 物 挙 上 や体 幹 の捻 転 とい う単 一動 作 で筋 活 動 が低 下 す る こ とを明 らか に した21)。これ らの 結 果 も含 め て, サ ポ ー タ は さ ま ざ まな 動 きに よ る腰 部 の負 担 を軽 減 し,腰 痛 予 防 とな る こ とが 期 待 で き る。 次 に,サ ポー タ 装 着 に よ る動 作 全体 の所 要 時 間 につ いて 考 察 す る。 車椅 子 移 乗 動 作 の動 作 全 体 で は所 要 時 間 が 短縮 す る傾 向が み られ た。 単 位 動 作 に お いて は,車 椅 子 移 乗 動 作 の 「端 坐 位 」 は有 意 に 所 要 時 間 が 短 縮 し,「起 立 準 備 」,「車 椅 子 坐 位 」,シ ー ツ 交 換 の 「足 部 作 製 」 で は有 意 差 は な か っ た もの の,装 着 に よ り所 要時 間が 短 縮 した 。 車 椅 子移 乗動 作 の 「仰 臥 位 」 とシ ー ツ交換 の 「頭 部 作 製 」,「全 過 程 終 了」 は,サ ポー タ装 着 に よ り 所 要 時 間 が延 長 した。 しか しな が ら,単 位 動 作 の 所 要 時 間 は1秒 未 満 の差 で あ り,動 作 の全 過 程 に お い て は作 業 効 率 が 上 が る こ とが 示 され た。 最 後 に,サ ポー タ装着 に対 す る主 観 的評 価 の結 果 か ら,サ ポー タの課 題 を検 討 す る。14項 目 中で 評 価 に違 いが あ った の は,疼 痛 と動 きやす さ に関 す る 「動 作 の 妨 げ」 と 「前 屈 動 作 」 で あ った 。 シ ー ツ交 換 は車 椅 子移 乗 動 作 に比 べ ,サ ポー タ装 着 に よ り膝 下 に軽 度 の疼 痛 や 動 作 の 妨 げ,前 屈 動作 の しに くさ を感 じて い た。 シー ツ 交換 は,サ ポ ー タ の張 力 に反発 した状 態 で 深 い体 幹 の前傾 や捻 転 を連 続 的 に と らな けれ ば な らな い。 本 来,前 傾 に よ って 脊柱 起 立 筋 にか か る負 担が,ゴ ムチ ュー ブ を介 して接 続 して い る膝 下 に 張力 を分 散 させ,こ れ が 動 きに くい と感 じ る要 因 とな っ て い る こ とが 推 察 され る。 また,装 着操 作 は66.7%が 装 着 の難 し さ を指 摘 した 。 この こ とか ら,サ ポ ー タ の着 脱 を繰 り返 す こ とに よ る業務 の非 効 率性 が懸 念 され るが,臨 床 で は 「シー ツ交 換 日」 や 「車 椅 子 で 離 床 す る時 間 」 等,同 動作 を繰 り返 す場 面 も多 く, そ の際 にサ ポー タを活 用す る こ とで腰 痛 予 防 策 が 講 じ られ るの で はな い か と考 え る。 そ の他 の評 価 と して,サ ポ ー タ 自体 は軽 いが,蒸 れ を感 じて い る者 が 多 か った。 デ ザ イ ン は,33.3%が 「悪 い」 と答 え,全 体 と して肯 定 的評 価 は なか った 。今 回 −18−

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日本 看 護 学会 誌16巻1号(2006) は6名 の デ ー タで あ り,課 題 の す べ て を抽 出で き た と は い え な い が,蒸 れ 防 止 の た め の素 材,疼 痛 ・拘 束感 の軽 減 対 策,デ ザ イ ンの検 討 等,改 良 の必 要性 が示 唆 され た。 腰 部 負 担 の軽 減 に つ いて は,筋 活 動 の数 値 の比 較 に よ り証 明 され たが,そ れ を 自覚 した 者 は16.3%で あ った。 腰 痛 は前 傾 や ひね り等,無 理 な 姿 勢 の連 続 に よ り慢 性 的 に生 じ る もの で あ り,一 度 の 動作 で は,腰 部 に かか る負 担 の 変化 は 自覚 しづ らい と考 え る。 今 回,サ ポー タ装 着 に よ り筋 活 動 が減 少 した 結 果 か ら,無 意 識 の うち に蓄 積 す る腰 部 負担 を軽 減 し,ひ い て は腰 痛 予 防 に寄 与 で き る もの と評 価 す る。 現在,工 学 的 ア プ ロ ー チ と して 介護 ロ ボ ッ トや モー ター駆 動 付 の ス ー ツ等 が開 発 され て い る。 し か しな が ら,価 格 や重 量 を は じめ と して,動 作 能 力 の 限界,対 象 者 に接 触 す る面 の安 全性 等,問 題 は 山 積 し て い る。 一 方,本 サ ポ ー タ は安 価 で 軽 く,動 作 能 力 や効 率 に も支 障 を来 た さず,対 象 者 に触 れ る部 分 は看護 者 の身 体 で あ る。以 上 の 点 か ら,サ ポ ー タ は,看 護 者 の腰 部 負担 を軽 減 す るだ けで な く,対 象者 に対 す る安 全 ・安 楽 な看 護 技 術 の提 供 に資 す る もの で あ る と考 え る。 Ⅵ.今 後 の 課 題 と研 究 の 限 界 本研 究 で はサ ポ ー タ の有 効 性 と今 後 の課 題 が 抽 出 で きた。 しか しな が ら,被 験 者数 が少 な く,課 題 の すべ てが 抽 出 で き た とはい えな い。 今 後 は被 験 者 数 を増 や し,臨 床 現 場 にお い て も実 験 を重 ね て い く必 要 が あ る。 Ⅶ.結 語 2種 類 の 看護 動 作 を実 施 し,サ ポー タ装 着 の 有 無 に お け る筋 電 図 の変 化 や 動作 所 要 時 間,対 象 の 主観 的 評 価 の 結果 か らサ ポー タ の評 価 を行 った 。 1.動 作 の 全過 程 で は,2動 作 と もサ ポー タ を 装 着 した ほ うが脊 柱 起 立 筋 の筋 活 動 は低 下 した 。 腹 直 筋 で は,車 椅 子 移 乗 動作 の み筋 活 動 が 低 下 し た。 2.単 位 動作 で は,車 椅 子移 乗 動 作 の 「車椅 子 坐 位 」,シ ー ツ交 換 の 「頭 部 作 製 」,「足 部 作 製 」 はサ ポー タ を装 着 し た ほ うが脊 柱 起 立 筋 の 筋活 動 は低 下 した。 3.サ ポ ー タ装 着 に よ り動 作 所 要 時 間 は 短 縮 し,作 業効 率が 上 が った 。 4.サ ポ ー タ装 着 の 主 観 的評 価 か ら,蒸 れ や膝 下 の軽 度疼 痛,拘 束 感 の 軽減,デ ザ イ ンの改 善 が 必 要 で あ る。 謝 辞 本 研 究 に ご協 力 くだ さい ま した対 象 者 な らび に 模 擬 患 者 の皆 様 に心 よ り感 謝 い た します 。 また, 大 分 県 立看 護 科 学 大 学 基 礎 看護 学 研 究 室 の皆 様, 大 分 大 学工 学 部 福 祉 環 境 工 学 科技 術 専 門 職員 の三 浦 篤 義 氏 に は,実 験 に関 して ご指 導 ・ご協 力 を い た だ き深 く感 謝 い た します 。 付 記 本 実験 で評 価 した背 負 子 型腰 部 負 担 軽 減具 は, 平 成16年 日本 エ ム ・イー 学会 生 体 医工 学 シ ンポ ジ ウ ムベ ス トリサ ーチ ア ワー ドを受 賞 した もの で あ る。 な お,本 研 究 の 要 旨 は 第36回 日本 看 護 学 会 ― 看護 総合 ― で 発 表 した 引 用 文 献 1)松 本 司 ・楠 瀬 浩 一:職 業 性 腰 痛 の 現 状 と 問 題 点, Journal of Clinical Rehabilitation,8(2),p.115-118,1999. 2)正 源 寺 美 穂 ・泉 キ ヨ 子,他:高 齢 者 の 排 泄 介 助 に お け る 腰 痛 に 関 す る 研 究,老 年 看 護 学,8(1),p.22-30,2003. 3)久 留 島 美 紀 子 ・伊 丹 君 和,他:看 護 ・介 護 作 業 時 の ボ デ ィ メ カ ニ ク ス 活 用 状 況 に 関 す る一 考 察,滋 賀 県 立 大 学 看 護 短 期 大 学 部 学 術 雑 誌,7,p.55-61, 2003. 4)守 本 と も子 ・中 嶋 律 子,他:看 護 職 に お け る腰 痛 の 実 態,日 本 健 康 教 育 学 会 誌7,p.118-119,1999. 5)堀 居 昭:40代 か ら の 体 の 手 入 れ,p.68-70,ス キ ー ジ ャー ナ ル,1999. 6)山 本 圭 治 郎 ・兵 頭 和 人,他:介 護 用 パ ワ ー ア シ ス ト ス ー ツ の 開 発,日 本 機 械 学 会 論 文 集,67(657), p.281-288,2002. 7)小 川 猛 ・山 藤 和 夫,他:介 護 用 装 着 型 ヒ ュー マ ン ・ ア シ ス ト装 置 に 関 す る 研 究,日 本 機 械 学 会 論 文 集, 66(651),p.155-160,2000. 8)山 崎 信 寿 ・高 橋 直 己:体 表 面 長 さ 変 化 を利 用 し た 介 護 者 腰 部 負 担 軽 減 衣 服:バ イ オ メ カ ニ ズ ム,17,

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日本 看 護 学 会誌16巻1号(2006) p.235-244,2004. 9)吉 川 徹 ・原 邦 夫,他:天 井 走 行 型 リ フ トの 導 入 が 介 護 者 の 腰 部 負 担 軽 減 に 及 ぼ す 影 響,産 業 医 学 ジ ャ ー ナ ル,26(5),p.41-47,2003. 10)今 戸 啓 二 ・三 浦 篤 義 ・大 西 謙 吾 ・清 水 清 二 ・姫 野 稔 子 ・小 林 三 津 子 ・伊 東 朋 子:背 負 子 型 腰 部 負 担 軽 減 具 の 開 発,生 体 医 工 学,42(4),p.154-161,2004. 11)小 瀬 奈 緒 美 ・吉 村 理,他:保 健 医 療 従 事 者 の 腰 痛 に つ い て,日 本 災 害 医 学 会 会 誌,47(2),p .114-120, 1999. 12)内 藤 理 英 ・畠 山 義 子:日 本 に お け る 模 擬 患 者 移 動 技 術 の 腰 痛 対 策 状 況,山 梨 県 立 看 護 大 学 短 期 大 学 部 紀 要,8(1),p.113-120,2003. 13)前 掲 書5). 14)前 掲 書9). 15)中 村 隆 一 ・齋 藤 宏:基 礎 運 動 学 第5版,p.259-261,医 歯 薬 出 版 株 式 会 社,2000. 16)山 川 隆 由 ・平 田 総 一 郎,他:体 幹 前 傾 運 動 に お け る 腰 部 脊 柱 起 立 筋 の 動 作 筋 電 図 学 的 研 究,神 戸 大 学 医 学 部 紀 要,61(1-3),p.49−53,2000. 17)前 掲 書16). 18)前 掲 書9). 19)加 茂 裕 樹 ・竹 光 義 治:長 時 間 前 屈 作 業 と腰 痛 の 関 係,理 学 療 法,13(1),p.19-23,1996. 20)藤 田 き み ゑ ・伊 丹 君 和,他:看 護 動 作 に お け る捻 り の 検 討,滋 賀 県 立 大 学 看 護 短 期 大 学 部 学 術 雑 誌,5, p.9-15,2002. 21)前 掲 書10). −20−

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