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JAIST Repository: 経営環境の大転換期における公設試の今後の経営に関する研究 その1 : 中小企業技術政策の新しい展開と公設試への期待((ホットイシュー) 地方公設試験場、公立大学の法人化と地域イノベーション政策 (3), 第20回年次学術大会講演要旨集I)

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(1)

Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title

経営環境の大転換期における公設試の今後の経営に関

する研究 その1 : 中小企業技術政策の新しい展開と公

設試への期待((ホットイシュー) 地方公設試験場、公

立大学の法人化と地域イノベーション政策 (3), 第

20回年次学術大会講演要旨集I)

Author(s)

後藤, 芳一; 青木, 毅; 垣田, 行雄; 京極, 政宏

Citation

年次学術大会講演要旨集, 20: 128-131

Issue Date

2005-10-22

Type

Conference Paper

Text version

publisher

URL

http://hdl.handle.net/10119/6028

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す

るものです。This material is posted here with

permission of the Japan Society for Science

Policy and Research Management.

(2)

1C17

経営環境の大転換期における 公設試の今後の 経営に関する 研究

その

1 :

中小企業技術政策の 新しい展開と 公設試への期待

0 後藤芳Ⅰ青木 毅 ( 中小企業庁 ) , 垣田行雄,京極政宏 ( 日本システム 開発 所 ) 「.背景 2. 公設試の経営環境の 変化の要因と 大きさ 地方自治体等が 設置して運営する、 公設試験研究機 公設試の経営をめぐっては、 今世紀初頭頃 から、 大 関 ( 以下「公設 試 」 ) は、 地域産業を技術面で 支えて きい環境の変化が 生じている。 変化を生じさせた 要因 きた。 地域産業の大宗は 中小企業であ り、 公設 試は 、 としては、 3 つの点があ ると考えられる。 第 1 は 、 中 中小製造業の 支援に重要な 役割を担ってきた。 中小企 小企業の経営環境 (IL 、 第 2 は、 中小企業技術政策 業技術政策においても、 公設試を中小企業への 重要な ( 山 、 第 3 は、 公設試の経営環境 (1D) であ る。 3 つの 支援機関と位置づけてハードとソフト 面から支援し 要因の変化は、 それぞれ、 [ 図表 1] のような事情か てきた。 中小製造業は、 経営資源に制約があ る申で職 ら生じており、 各要因が相互に 作用して、 影響を増幅 烈 な競争に対応が 求められている。 今後も技術課題の させていると 考えられる。 比重は大きく、 公設試の役割は 重要と考えられる。 例えぱ 2 00 5 年春に、 公設試を対象として、 環境 しかるに、 中小企業と公設試の 関係には、 現在、 大 変化の大きさに 対する認識を 調べたところ、 [ 図表 2] きい環境変ィヒが 生じている。 経済産業省中小企業庁は、 の結果となった。 「 何 十年に一度」にれまでに 経験 0 5 年 2 月に「中小企業の 技術的支援における 公設 試 のない大きな 変化」を合わせると、 3 分の 2 に近い割 のあ り方に関する 研究会」 ( 以下「研究会」 ) ( 座長 : 合 (6 3. 9%) であ った。 公設 試 自身も、 未曾有と 中島 尚正 ( 独 ) 産業技術総合研究所理事 ) を設け、 環 もいえる構造変ィヒに 直面していると 認識している。 公 境変 ィヒ を踏まえた公設試の 中小企業への 支援機能のあ 設 詰 は、 こうした 変ィヒ のもとで、 今後の進路を 模索し り 方を提言した。 本報告は、 3 件の報告の最初として、 ている。 こうした状況から、 我々は、 公設試の経営が 研究会における 検討の枠組及び 中小企業技術政策の 変 大転換期にあ ると考えた。 その認識のもとで、 中小企 化について整理する。 ただし本論は、 報告者の所属す 業 技術政策を再確認し、 その視点から、 今後の公設 試 6 組織の見解を 代表するものではない。 のあ り方を示す必要があ ると考えた。 [ 図表 11 公設 試 をめぐる経営環境の 変化 一 主な要因と個別の 動向 主な環境変化の 要因 1. 中小企業の経営環境 要因別に 、 生じている個別の 事情 経営活動のバローバル 化、 アジア諸国の 台頭、 製造拠点の海外移転で、 競争が激 ィヒ 技術進歩、 市場ニーズ高度化等による 技術への要請の 高度化 取引形態 ( 例 : 系列 ) の変容、 川下側 ( 例 : 購買、 生産技術 ) の余裕低下 川下を補完 ( 例 : パートナ一関係 ) し 、 「課題解決型」対応への 要請 D. 中小企業技術政策 Ⅲ.公設 試 ( 自治体 ) の経営環境 中小企業の格差是正策から、 意欲あ る企業支援へ ( 中小企業基本法改正 ) (1 99 9 年 ) 「姉位一体」改革で、 公設試への直接的支援の 抑制 (2 0 0 5 年度頃 から ) 基盤技術を有する 中小企業 ( サポーティンダインダストリ 一 ) 支援 (2 0 0 6 年度要求 ) ( 「新産業創造戦略 2 00 5 」、 「骨太の方針 2 0 0 5 」 ) ( 各 2005 年 ) 見 化 人 法 政 一丁 独立 7 移行、 は局 所感 音

" さ 一 - - 目 Ⅰ 要内 0 件 へ治 約 出自 の会 例 上機︵ 改装 制 財 車体 のなの 宮内金 一 128 一

(3)

[ 図表 21 公設試の経営環境の 変化への公設 試 自身の認識

と「内的事情」 (C 、 第 3 章 ) を整理し、 「占めるべ き位置と期待される 役割」 (D+G 、 第 4 章 ) を 設 口 特に大きな変化は 恵じな ■ 5 年に一度巡ってくるよう な 変化に見舞われている 何 + 年に一度という 大きな 変化に見舞われている Ⅰこれまでに 経験したことが ないような大きな 変化に見 舞われている Ⅰわからない 25.3% その他 (N 目 83)

経済産業省中小企業庁調査 ( 公設 試 対象、 2 0 0 5 年 ) 定

した。 それをもとに、

「持つべき機能」

(E 、

第 5 章 ) に、 「他機関との 役割分担」 (F 、 第 6 章 ) 、 公 設 試 が自律的に発展するための「組織運営 ( マネジ メント ) システム」 (X 、 第 7 章 ) 、 「必要な施策」 (H 、 第 8 章 ) を示した。 4, 中小技術政策上の 公設試の位置づけとその 変化 中小企業技術政策 (n) は、 中小企業の経営環境 (1) とともに、 公設試の経営に 関しては、 「覚的環 境」 (B) に含まれる。 公設 試 をめぐる中小企業政策 は 、 3 つの段階に分けることができる。 第 1 は、 伝統的な政策であ る。 中小企業技術政策 の一環として、 公設試の活動をめぐる、 ハード ( 例 : 試験研究設備の 整備 ) や 、 ソフト ( 例 : 技術指導や

﹁外的環境﹂

) )

確認し、 (B を 以下同じ 2 、 、

3 か 保存前者とと

務 業業会設

号 す

3) 年度には﹁ 業省

(2 05)) に記載された。

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4

てら

位 ㏄㏄ 議済

[ 図表 31 公設 試 研究会の概要

称 「中小企業の

技術的支援に

おける公設

試 のあ り方に 関する研究会」

間 :

] 7

2

8 月

(4

回 )

構成

:

自治体・公設

,大学,

総研,中小企業経営吉

事務局

:

経済産業

中小企業庁

報告書

:

平成

] 7

9 月 小企業技術革新成果事業化促進事業」 ( 公設試の支援 を受ける中小企業者の 技術開発を補助。 公設試への直 接の補助ではなく、 かっ、 公設試の支援機能を 中小企 業側から評価する 新しい施策。 ) が創設された。 基盤技術をもっ 中小企業の役割は、 概念的に 、 [ 図 表 5] のようになる。 すな む ち、 いわゆる基幹的産業 や成長産業の 競争力を支えているのは、 共通的な基盤 となる部品や 素材産業であ り、 それらを、 基盤的な技 術 ( 基盤技術 ) が支えている。 基盤技術分野は、 伝統的に、 公設 試 が中小企業支援 において重要な 役割を担ってきた 領域であ る。 基盤技 術の支援が、 産業政策において 重要な位置づけをもつ こととなったところから、 公設 試 が改めて産業政策上 改めて重要な 役割を担 う 可能性があ る。 129 一

(4)

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(5)

[

図表

5]

先端産業分野を

支える基盤技術をもっ

中小企業

基盤技術をもつ 中小企業 「ものづくり」の 基盤となる産業分 野に居し、 川下産業にとって 完成 品の生産に必要な 部品・部材の 製 造に必要不可欠かつ 容易に習得

先端新産業分野等を

支える「中小企業群」

燃料電池情報家電ロボットコンテンツ‥・

etc

半導体 ( システム Ls 低め 部品

材料 デジタル 技行 擾造 装置 Ⅰ 子 部品材料

5. まとめ 公設試の経営が 大転換期を迎えている 現状を、 変 化要因とともに 整理した。 「中小企業の 技術的支援 における公設 試 のあ り方に関する 研究会」での 検討 を踏まえつつ、 公設諸経営の 外的環境として 重要な 影響を持っ、 中小企業技術政策と 対比して、 今後の 公設 試 のあ り方を論じた。 一往 一 1) 伝統的な中小技術政策で 公設 諸 に関わる施策に は、 「特定技術振興 費 補助金」 (1 9 6 3 年度創 設 ) 、 「技術指導 費 補助金」 (5 8 年度創設 ) 、 「 開 放 試験室施設費補助金」 (6 3 年度 同 ) 等があ る。 2) 「新産業創造戦略 2 0 0 5 」は、 「高度部材・ 基 盤産業 ( サポーティン グ インダストリ づ 」の課題 を 、 ①川上産業の 研究開発制約、 ②川上・川下間 の 「擦り合わせ」での 情報共有不足、 ③経営資源 確保の困難性、 ④経済力格差による 交渉力 め 相違 出典 : 経済産業省中小企業庁資料 等とし、 当分野へ施策を 重点化させるとした。 3) 「平成 1 8 年度経済産業政策の 重点」は、 「高度 な 部材産業 群 ・基盤技術を 有する中小企業群 と それらに支えられている 先端産業等との 間の好 循環のメカニズムの 維持・強化」に 重点的な取 組みが必要とし、 「基盤技術を 担 う 企業群の重 点的支援」を 0 6 年度量重点施策と 位置づけた。 一 参考文献一 中小企業庁「中小企業政策の 新たな展開」 (1 9 9 9 年 9 月 ) 同友 館 経済産業省「新産業創造戦略」 (20 04 年 5 月 ) 経済産業省「新産業創造戦略 2 0 0 5 」 (0 5 年 6 月 ) 経済財政諮問会議「経済財政運営と 構造改革に関す る基本方針 20 0 5 」 ( 骨太の方針 ) (0 5 年 6 月 閣議決定 ) 経済産業省「平成 1 8 年度経済産業政策の 重点」 (0 5 年 8 月 一 131 一

参照

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