巻頭言 〇平成 28 年度の長野市サッカー技術委員会の活動もいよいよまとめの時期となりました。まずはここま で皆様のご協力でこられた事を委員長として嬉しく感じると共に、関わる皆様に感謝申し上げたいと思 います。本当にありがとうございました。 とは言うものの、具体的に何ができたかと言えば、昨年度まで長野のサッカーを牽引してこられた中 澤ユースダイレクターの足跡を追うだけで精一杯というのが現状でした。委員長という立場で一年間や ってみて、10 年もの間その立場でリードし続けてこられた中澤さんのバイタリティ-と緻密な準備計画、 人間力の凄さに改めて驚き、また心より敬服しています。いきなりは難しいですが、徐々に内容と実績 で越えていけるよう精進していこうと思います。 サッカーに関わり、本年度何をしたか?と問われれば、わたしはこう答えます。 「 創 設 以 来 5 0 年 以 上 立 ち 上 げ が 叶 わ な か っ た 若 穂 中 に サ ッ カ ー 部 を 発 足 さ せ ま し た !! 」 もちろんわたし一人でできる訳もありません。技術委員会も直接関係のある話でもありません。しかし、 この地域のサッカー発展に携わる一人の大人として、少子化縮小傾向の加速した中学部活の流れに逆行 して、新たにサッカー部を創設できたことは本当に大きな喜びです。またこうした出会いの巡り合わせ にも感謝せずにはいられません。現在正式部員は10人(1年生9名、2年生1名)ですが、新年度新 長野市サッカー協会
技 術 委 員 会 だ よ り
長野市サッカー協会技術委員会事務局 担当: 西澤孝洋 [email protected] 長野市サッカー協会 技術委員会編集 2017 年 3 月第 42 号
入生を迎え入れユースリーグにも中体連の大会にも参戦します。 人間が可能性に向かい努力をしようと立ち向かっていく時、そこには必ず「余白」が必要です。まだ 何者でもない。まだ何も決まっていない。今からここから自分次第で未来は創っていける。そんな覚悟 や勇気は「余白」あるところに湧き上がるもの。 長野市サッカーの未来にはまだまだ大きな「余白」が残されています。「可能性の大いなる余白」で す。そしてこれから、その「余白」にどんな下書きをして、どんな色を使い絵を描いていくのか?関わ るみんなで精一杯考え着実に行動にしていきましょう。方法は1つではありません。 少々乱暴な言い方をしますが、サッカーは所詮球蹴り遊びです。だから楽しむことを忘れてはいけな いと思います。楽しんで未来を創っていきましょう。新年度も技術委員会へのご理解とご協力をよろし くお願いいたします。 長野市サッカー技術委員長 徳竹秀彦 ■ 目 的 (1) 2016 の北信育成年代の検証 *4種3種指導者交流の取り組みから (2) 2025 長野県育成ビジョンにむけて北信地区のビジョン案とベクトル合わせ (3) 種別・地域を超えた北信地区指導者の交流 ■ 主 催 長野市サッカー協会技術委員会 ■ 後 援 長野市教育委員会 ■ 共 催 千曲市サッカー協会・須坂市サッカー協会・中野市サッカー協会 ■ 期 日 2017 年 2 月 18 日(土)13:30~17:30 <目次>
① 長野市サッカー指導者交流会実施報告
② 各セクション事業報告
【 第 10 回長野市サッカー指導者交流会実施報告 】
徳竹秀彦(長野市サッカー技術委員長)
■ 場 所 長野県合同庁舎別館 2F ■ 講 師 氏名 西田 勝彦(にしだ かつひこ) 長岡 JYFC 代表 長岡 JYFC 理事長 ジュニアユース監督 出身地 埼玉県 経歴 FC 浦和~三菱養和 SC~帝京高校(東京都)~東海大学~本田技研 資格 日本サッカー協会公認 B 級コーチ 高円宮杯 第 8 回北信越ユース U15 サッカーリーグ 2016「優勝」 3 年連続の本大会出場 フットサル全国大会優勝 5 回 ■ 内 容 13:30~14:20 ①あいさつ ②2016 振り返り・昨年度カンファレンスから ③日程説明、連絡等 ④報告と提案「U12U13 指導の連携」原大助委員 講 演 14:30~16:00(90 分間) ① 講演「長岡 JYSC における一貫指導~全国で勝負できる選手の育成~」 ②西田勝彦氏 質疑応答 ディスカッション/種別ディスカッション 16:00~17:00 テーマ:2025 に向けて 我々にできること 全体会Ⅱ 17:00~17:30 ①ディスカッションの発表 ②クロージング ■ 参加者 北信地区育成年代の指導者56名 ■ 総 括 各種別からの報告では、パワーポイントを 活用しながら、キッズ・フットサル・4 種・3 種・ 2 種の順番で本年度の取り組みの成果と課題が端的に発表された。 続いて原技術委員から 2 年前から取り組んでいる 3 種の指導者が 4 種年代の指導に携わっている 指導の実践について発表がなされた。育成年代が違うことで獲得させる技術内容、あるいは声がけ
やコーチングの違いがあり、様々な場面で選手も指導者にも良い学びになっているとの報告だった。 来年度も引き続き行っていくと共に、加えて 3 種と 2 種の指導交流も増やしていけるようにしたい との前向きな締めくくりで終わった。 西田勝彦氏による講演では、16 年前に長岡に来てから今日に至る経緯の説明と、幼稚園から高校 生に至るまで行っている一貫指導体制を映像を元に丁寧に話していただいた。その上で日本サッカ ー協会の指導指針を守りながらも、いかに崩して勝利につなげていくのか?というチームの指導コ ンセプトについて資料を元に説明していただいた。その後の質疑応答では多くの活発な意見が出さ れ、互いに考えを深める良い機会となった。長岡市にできて長野市にできない訳はないといった前 向きな考え方に沿って質疑応答は展開されていった。講師は自身が選手としてサッカーで日本一に なった経験があり、周囲から笑われようとも長岡で日本一を真剣に目指してきたと話した。今では 選手自身が本気で日本一になれると信じ努力ができるようになってきたとの言葉に、指導者のあり 方や言葉がけに大きなパワーがあることを改めて気づかされてた。 その後のディスカッションではA~Gまでのグループに分かれ積極的な意見交換をすることがで きた。指導者のスキルアップについて研修の機会を増やして欲しい、あるいはAC長野パルセイロ に対する要望などが出された。種別を越えてたくさんの意見交換ができたことには大きな意味があ った。
平成 28 年度 事業報告 「2 種<芦田>」
【高校総体】 北信総体 1 位:市立長野 2 位:長野日大 3 位:須坂 4 位:中野西 5 位~8 位:長野吉田、飯山、県立長野、長野西 以上 8 チームが県大会へ 県総体 県ベスト8 長野日大 長野吉田 優勝 市立長野(北信地区として 9 年ぶりの県制覇) 北信越総体 市立長野出場 2 回戦 vs 新潟明訓(新潟県) 0-2敗退 全国高校総体 市立長野出場 1 回戦 vs 瀬戸内(広島県) 1-5敗退【 各セクション事業報告 】
【高校サッカー選手権】 県ベスト8 市立長野 長野日大 【AC 長野パルセイロ U18】 北信越クラブユース選手権 2 回戦 vs 松本山雅 U18 0-6敗退 2016J ユースカップ 1 回戦 vs 松本山雅 0-3敗退 【高円宮杯 U18 サッカーリーグ 2016】 県 1 部リーグ(全 8 チーム) 長野日大(8 位/8 チーム中)来季 2 部降格 県 2 部リーグ(全 8 チーム) 市立長野(1 位/8 チーム中)来季 1 部昇格 県 3 部リーグ(全 24 チーム/8 チーム 3 ブロックのリーグ) A ブロック 中野西(8 位/8 チーム中)来季 4 部降格 B ブロック 市立長野 2nd(1 位/8 チーム中)来季 2 部昇格 C ブロック AC 長野パルセイロ U18(2 位/8 チーム中)来季 3 部残留 県 4 部リーグ(北信リーグ)(全 20 チーム/10 チーム 2 ブロックのリーグ) A ブロック 1 位 須坂 2 位 県立長野 B ブロック 1 位 長野吉田 2 位 長野高専 上位 4 チームでの昇格戦(総当たり戦)の結果、1 位の須坂が来季 3 部昇格 ☆現状☆ 2017 シーズン 長野県→北信越プリンスリーグ所属0チーム 北信からは→ 【県 1 部 8 チーム】 市立長野 【県 2 部 8 チーム】 長野日大 市立長野 2nd 【県 3 部 24 チーム/8 チーム 3 ブロック】 AC 長野パルセイロ U18 須坂 ※県 1 部~3 部までの総チーム数が 40 チームに対し、北信地区からは 5 チームしか参戦できて いないのが現状である。3 月下旬から高校総体を挟みながらではあるが、ほぼ毎週のようにリ ーグ戦が実施されている。いかに多くのチームが上位リーグへ参戦し、毎週レベルの高い試合 をこなしていく環境が必要不可欠であると感じる。
平成 28 年度 事業報告 「TSG3種<中村、眞中、徳武>」
○実施内容 ・3種年代のリーグ戦、大会等のゲーム分析 ・ゲーム分析、分析の視点、分析からの指導のポイント等のディスカッション・共有 ○目的 ・分析から、この年代の課題や身につけさせなくてはいけないポイント等を把握し、各指導者へ展 開することで、長野市全体の3種年代のレベルアップを図る。 ○取り組みの特徴・実際のゲームの様子やトレーニングの様子を元にディスカッション等を行うことで、「日常を変え る」という点について、共有しやすい。 ○技術向上・育成面での成果 ・眞中氏を講師として行った TSG 研修会では、実際のゲームを観戦し、それを踏まえて映像を元に ディスカッションを行った。参加者は少なかったが、参加していただいた指導者の皆さんから様々 なご意見をいただき、ゲームの分析という点で大変良い機会となった。また、眞中氏のレクチャ ーにより、チームで戦うためにも、個人戦術がしっかりと身についていること、観ることが習慣 化されていることなどが重要であることを改めて確認することができた。 ○課題と改善の展望 ・上述したことに関わるが、TSG 研修会の機会を拡大し、多くの指導者の皆さんに関わっていただ くことが必要である。多くの指導者の皆さんが観戦しやすいリーグ戦・カップ戦等をピックアップ し、インフォメーションしていければと考える。
平成 28 年度 事業報告「4種大会向上」
○実施内容 ・4 月~11 月 U9/U8リーグ毎月1回開催 (6人制) U9 16チーム U8 10チーム参加 ・5 月 29 日 U10協会杯 長野市16チーム参加(8人制) ・7 月 23 日 U9協会杯 長野市16チーム参加(6人制) ・8 月 27 日 28 日 U12長野市市長杯 県外含み32チーム参加(8人制) ・10 月 16 日 U8協会杯 長野市 14チーム参加 (6人制) ・3 月 11 日(2017 年)U11週刊長野杯(予定) ○目的 ・大会を通じてレベルアップを図る。 ・低学年から対外試合を経験させサッカーの面白みを感じらせる。 ○取り組みの特徴 ・カテゴリー別に人数を変えてボールに触れる機会を多くする。 ○技術向上・育成面での成果 ・U8からリーグ戦を経験させゴールに向かう気持ちが判って来てレベルが上がって来ている。 ○課題と改善の展望 ・U12以外は長野市チームだけの大会になっているので市外(県外)チームも参加させて更にレ ベルをアップしたい。長野県シニアサッカー連盟では2016年度大会としてシニア 60/70 全国大会、2016 シニ ア 40 長野県大会、 2016NS40 リーグ、 2016NS50 リーグ、高校OB交流大会、NS 中 信 35 リーグ、 NS 南信 35 リーグ、 NS35 カップ、 NS45 カップが開催された。
平成 28 年度 総括 「シニア大会運営」
○実施内容 ・ NS45カップ 【予選リーグ 9/11 中野人工芝G】△0-0 上田大星/△1-1 サンワSC 【決勝トーナメント 9/18 松本フットボールセンター】(準決勝)●0-3 山雅シニア ・ NS50リーグ (2勝6敗2分で総合 9 位/11 チーム、松本市 FBC 他) ①4/10●0対1サンワ SC、②5/22△0対0むかしとんぼ、③6/12●0対3アルフット安曇野 ⑤7/24○4対0長野 SFC、⑥8/7●1対2上田大星、⑦10/1○3対1FC フローテス、 ⑧9/25 美和湖●0-4FC アビエス、⑨10/8●1対4FC リョウ、 ⑩10/16●1対3いなのかんたろう、⑪△3 対 3 大町シニア ・ 高校OB交流会(O-40)△2-2 大町/●0-3 松工 ・ 全国シニア60/70(6/4-6・松本市・フェローズシニア-渡辺、ニタ村、荒木選手出場:戸谷役員) ・ 木島平カップ45(7/9-10、木島平サッカー場、) 予選リーグ ○1-0 アルフット安曇野/△0-0 一宮 準決勝 ●0-3 あわら市 3位決定戦 ○4-1 一宮 ・ チーム練習は月1回程度を実施、練習試合 9/3 対信州惑惑した。 ○目的 ・ 生涯を通して(死ぬまで)サッカーを楽しむことを最大の目的とすると共に、幅広い世代におけ るサッカー文化の定着とサッカーファミリーの拡大を目的とする。 ・ 選手の健康寿命を長くすることも目的の一つである。従って怪我をしないことも重要な目標とな る。 ○取り組みの特徴 ・ 選手が声を掛け合い楽しく、怪我なく試合を行うこと。 ○技術向上・育成面での成果 ・ 北信のチームとして、他地区に比べボールコントロールと連携に強みを持っている。 ・ 技術の向上は殆んどないが、選手間の連携に重点を置いたゲームができつつある。 ○課題と改善の展望 ・ メンバーが固定化してしまい、拡大につながっていない。11人集めることにも苦労している。当初構想した複数チームの登録もできない状況である。現状を打破し、新チームを発足し拡大する には、チームを纏める人材の発掘が急務である。
平成 28 年度 総括 「キッズフェスティバル<U6.U8>」
○実施内容 長野市の子ども達を中心に年6回キッズフェスティバルを実施します。 ○目的 サッカーを通じて、身体を動かす楽しさと仲間づくりを目的とした誰もが参加できるゲーム形式の フェスティバルです。 ○取り組みの特徴 ゲーム形式で様々な子ども達が交流できるようにしています。 サッカーを初めてプレーするきっかけ作りとして、実施しています。 ○技術向上・育成面での成果 キッズから始めることにより、4種の技術力が向上している。 サッカー仲間が増加傾向にある。 5 月 28 日(土) U6 25名 U8 73名 計98名 9 月 11 日(日) U6 22名 U8 108名 計130名 10 月 29 日(土) U6 24名 U8 79名 計103名 得 失 得失 順位 勝点 30 32 1 4 7 2 2 3 8 1 1 3 4 0 - 1 0 - 2 0 - 0 0 - 14 2 - 0 1 - 2 0 0 10 負 分 勝 6 2 2 2 3 5 - 0 3 - 0 2 - 4 -2 16 22 8 8 15 4 12 8 9 2 1 7 22 33 11 19 7 13 16 8 1 - 0 1 7 6 23 22 10 37 0 0 - 0 - 0 2 -2 - 1 1 0 5 - 1 3 -FCリョウ 0 - 2 1 -4 13 3 -16 10 4 4 2 3 -- 1 1 2 0 -0 1 -- 0 2 -△ -○ - 1 2 1 - 4 4 0 大町シニア 長野SFC むかしとんぼ アルフット安曇野 いなのかんたろう FCアビエス サンワSC FCフローテス 上田大星 アルフット安曇野 1 - 2 - 3 FCフェローズ いなのかんたろうFCアビエス サンワSC FCフェローズ 大町シニア 長野SFC 2 - 1 3 - 0 -1 むかしとんぼ FCフローテス 上田大星 3 - 1 1 -4 - 0 -- 1 0 5 -4 - 0 1 1 0 0 - 0 0 - 3 0 - 3 0 0 - 2 0 - 4 0 - 7 0 - 5 0 - 2 1 -0 -2 1 0 0 - 0 0 -0 -0 7 - 0 5 - 0 2 - 0 1 - 2 1 0 2 0 - 0 0 -1 - 2 4 - 1 0 -0 0 1 -1 0 - 0 3 - 1 - 0 1 - 3 0 - 0 1 3 - 1 1 0 1 - 1 3 -4 - 0 1 1 1 2 0 - 1 0 - 2 0 - 0 2 - 1 1 - 4 2 - 1 0 - 0 0 -0 0 - 1 1 - 0 1 - 3 0 - 0 1 3 - 1 0 3 7 -- 3 0 4 0 1 0 4 0 0 - 7 3 1 - 1 1 -3 1 3 -6 5 - 0 3 - 1 3 △ -29 11 1 -4 1 2 2 -14 15 -1 6 2 6 6 3 -9 9 7 5 13 -8 8 4 16 6 24 0 - 2 1 - 5 30 -12 2 0 -2 - 1 FCリョウ 4 -● ● ● -- 3 0 1 ○ 3 ● 5 -1 1 - 3 3 0 - 1 ● 0 0 -● -- 0 14 - 2 211 月 6 日(日) U6 16名 U8 23名 計39名 2 月 11 日 U6 10名 U8 80名 計90名 平均 92 名 ○課題と改善の展望 未経験者の子ども達がさらに参加できるようPOPを作成して、幼稚園や保育園に周知させたい。 月に1回開催できるよう会場確保や日程調整を平成30年度までには、実施していきたい。 親子でできるようなイベント形式のフェスティバルを開催していきたい。 グラスルーツに繋がるように実施していきたい。