伊藤園プロフィール
伊藤園は、日本の伝統飲料である緑茶の製造及び販売を主たる目的として 1966 年 8
月に創業いたしました。
以来、
「緑茶リーフ」のトップメーカーとして経営の基盤を着実に築き上げる一方、お
客様のニーズに素早く対応したさまざまな新製品の開発にも積極的に取り組んでまいり
ました。
1979 年には日本で初めて中国土産畜産進出口総公司と「ウーロン茶」の輸入代理店
契約を締結し、多様化した日本の食生活にも今やすっかり定着した「ウーロン茶リー
フ」を全国に広めました。その後、飲料マーケットに参入し、1981 年には世界初の「缶
入りウーロン茶」の開発に成功、それまで存在しなかった無糖飲料マーケットを創造し
ました。さらに、1985 年には技術的に不可能とさえ言われた「缶入り緑茶」の製品化
にも成功し、現在、世界の三大茶(緑茶、ウーロン茶、紅茶)はもとより、野菜・果実
飲料、コーヒー飲料など豊富な製品ラインアップを持つ総合飲料メーカーとして、創業
以来連続増収を続けております。
この間、1992 年に株式の店頭公開を果たし、1996 年 9 月には東京証券取引所市場第
二部に上場、さらに 1998 年 10 月には市場第一部へ指定されました。現在は 2002 年 4
月期までの中期計画達成を目指し、
さらなる飛躍へ向け全社一丸となって努力を続けて
いるところです。
目次
連結財務ハイライト ... 1 マネジメントメッセージ ... 2 環境対策と研究開発 ... 10 部門別事業概況(茶葉(リーフ)部門/日本茶飲料部門)... 14 部門別事業概況(中国茶飲料部門/野菜・果実飲料部門)... 15 部門別事業概況(コーヒー飲料部門/紅茶飲料・その他部門)... 16 マーケットデータ ... 17 財務データ(収益性・成長性)... 18 財務データ(効率性・安全性)... 20 財務データ(投資指標)... 22 最近 6 年間の連結財務諸表(連結貸借対照表)... 24 最近 6 年間の連結財務諸表(連結損益計算書)... 26 最近 6 年間の連結財務諸表(連結キャッシュ・フロー計算書)... 27 財務ハイライト ... 28 セグメントデータ ... 29 最近 6 年間の財務諸表(貸借対照表)... 30 最近 6 年間の財務諸表(損益計算書)... 32 最近 6 年間の財務諸表(キャッシュ・フロー計算書)... 33 グループ会社情報 ... 34 伊藤園のあゆみ ... 351 (単位:百万円/ ¥ millions) s 決算年月 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4 2001.4 00-01増減率(%) 売上高 Net Sales 121,607 137,320 156,557 173,966 192,709 10.8 茶葉(リーフ)関連事業 Tea Leaves 24,680 26,208 27,994 28,196 28,275 0.3 飲料(ドリンク)関連事業 Beverages 95,207 109,319 126,696 141,898 161,092 13.5 その他の事業 Others 1,719 1,791 1,866 3,871 3,341 –13.7 営業利益 Operating Income 7,369 9,064 12,568 14,266 15,666 9.8 経常利益 Ordinary Income 6,679 8,262 11,668 13,790 15,068 9.3 当期純利益 Net Income 2,433 3,405 5,325 6,530 8,017 22.8 設備投資額 Capital Expenditure 819 1,852 1,377 2,636 1,839 –30.2 研究開発費(1) R&D Expenses — — 1,012 1,109 1,087 –2.0
減価償却費 Depreciation and Amortization 1,098 1,057 1,128 1,095 1,182 7.9 1株当たり当期純利益(円) Earnings per Share (Yen) 58.81 79.26 117.44 143.18 175.79 22.8 潜在株式調整後 Diluted Net Income
1株当たり当期純利益(円)(2)per Share (Yen) 52.68 74.23 — — — ―
グロス・キャッシュ・フロー(3)Gross Cash Flow 3,531 4,462 6,453 7,625 9,199 20.6
株主資本 Total Stockholders’ Equity 25,003 34,841 39,801 40,783 47,310 16.0 総資産 Total Assets 70,545 77,233 83,806 82,386 91,645 11.2 株主資本当期純利益率(ROE)(%)(4)Return on Equity 10.0 11.4 14.3 16.2 18.2 ―
総資産当期純利益率 (ROA)(%)(5)Return on Assets 3.4 4.6 6.6 7.9 9.2 ―
■
連 結 財 務 ハ イ ラ イ ト
■
(1)研究開発費については、新会計基準に則り、3期分の記載となっております。(2)潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1999年4月期に転換社債が全額転換されたため、以降記載 しておりません。(3)グロス・キャッシュ・フロー=当期純利益+減価償却費 (4)株主資本当期純利益率=当期純利益÷期首・期末平均株主資本×100 (5)総資産当期純利益率=当期純利益÷期首・期末平均総資産×100 (6)本書における記載金額については、百万円未満を切り捨てて表示しております。 2001 ’97 ’98 ’99 2000 売 上 高 Net Sales (百万円/¥ millions) 0 50,000 100,000 150,000 200,000 当 期 純 利 益 Net Income (百万円/¥ millions) 2001 ’97 ’98 ’99 2000 0 2,500 5,000 7,500 10,000 グ ロ ス ・ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー Gross Cash Flow(百万円/¥ millions) 2001 ’97 ’98 ’99 2000 0 2,500 5,000 7,500 10,000 株 主 資 本 Total Stockholders’ Equity
(百万円/¥ millions) 2001 ’97 ’98 ’99 2000 60,000 45,000 30,000 15,000 0
Consolidated Financial Data
■
マネジメントメッセージ
■
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○Ⅰ 当期の営業環境と業績
2000 年度における日本経済は、一連の経済対策や
金融緩和政策等が実施されましたものの、個人消費
及び海外輸出が低調のまま推移したことに加え、特
に下半期にはデフレ傾向が顕在化するなど、企業を
取り巻く経営環境は総じて厳しい状況下にございま
した。
食品飲料業界におきましても、茶系飲料を中心と
する無糖飲料、並びに小型ペットボトル製品が成長
を牽引したものの、長引く個人消費の低迷や価格低
下圧力を背景として、販売面での競争がさらに激化
しております。また、食品、飲料製品に対する品質
管理と安全性、企業の環境保全に関する取り組み姿
勢について、一層の強化が求められております。
このような状況のなかで、2001 年 4 月期(2000 年
5 月 1 日から 2001 年 4 月 30 日まで)の業績は、
連結売上高は 1,927 億 9 百万円(前期比 10.8%増)
、
連結経常利益は150億6千8百万円(前期比9.3%増)
、
連結当期利益は80 億1 千7 百万円(前期比22.8%増)
と、順調に推移いたしました。連結キャッシュ・フ
ローの状況につきましては、営業活動によるキャッ
シュ・フローが 56 億 6 千 9 百万円(前期比 21 億 8 千
万円減)
、投資活動によるキャッシュ・フローがマイ
ナス 19 億 9 千 9 百万円(前期比 7 億 6 百万円増)
、財
務活動によるキャッシュ・フローがマイナス 42 億 3
千 7 百万円(前期比 3 億 8 千 7 百万円減)となりまし
た。
Ⅱ 事業別の業績概況
<茶葉(リーフ)関連事業>
2000 年度の緑茶の国内生産状況につきましては、
8 万 9 千 3 百トン(前年比 0.9%増)と微増にとどま
りました。
一方需要面におきましては、緑茶成分の効能につ
いての研究が進み、消費者の関心が自然・健康志向
へ高まるとともに、緑茶の健康・薬理的効用の期待
が一層深まっており、特に通常のリーフ用の他、ド
リンク用や加工原料用としての利用が新たな需要増
加の要因としてあげられます。
このような環境のなかで、当社は原料選定から製
造・物流にいたるまで徹底的にこだわり、高品質を
追求したうえで、地域ごとに異なるお客様の嗜好に
沿った製品の提供を行ってまいりました。また、前
3 ○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
年度全面リニューアルし個別ブランドとして販売強
化いたしました麦茶製品が引き続き好調であったこ
とに加え、簡便性を訴求したティーバッグ等の製品
が伸長いたしました。
この結果、茶葉(リーフ)関連事業の売上高は282
億 7 千 5 百円(前期比 0.3%増)となりました。
<飲料(ドリンク)関連事業>
2000 年度の清涼飲料市場は、無糖飲料、とりわけ
緑茶飲料が健康志向を背景に急拡大しましたが、夏
場が記録的な猛暑であったにもかかわらず市場全体
としては、前年をわずかに上回った程度に終わりま
した。ただし、小型ペットボトル製品が引き続き好
調であることに加え、大型容器につきましては、量
販店等での積極販売にも後押しされ、家庭内での需
要が拡大し、新たな市場の広がりも見られました。
当社は、
「自然、健康、安全、良いデザイン、おい
しい」をコンセプトに、
トータルマーケティングのも
と、積極的に新製品の開発に取り組みました。
日本茶飲料につきましては、No. 1ブランド「お∼
いお茶」に、
本格的なホット対応のペットボトルを投
入しました。さらに、季節限定で「お∼いお茶 新茶」
を発売するなど、多様化するお客様の嗜好に対応し
た製品づくりを行い、ブランド力の一層の強化を
図った結果、売上高は 783 億 6 千 8 百万円(前期比
16.4%増)と大幅増収となりました。また、
「香り薫る
むぎ茶」「金の烏龍茶」「充実野菜」の各個別ブランドに
つきましても、積極的な宣伝効果と、健康嗜好を背
景に大幅に伸長いたしました。
この結果、飲料(ドリンク)関連事業の売上高は
1 千 610 億 9 千 2 百万円(前期比 13.5%増)となりま
した。
<その他の事業>
その他の事業におきましては、売上高 33 億 4 千
1 百万円(前期比 13.7%減)となりました。
茶葉(リーフ)関連事業 緑 茶 ウ ー ロ ン 茶 そ の 他 茶 葉 ( リ ー フ ) 関 連 事 業 計 飲料(ドリンク)関連事業 日 本 茶 中 国 茶 野 菜 果 実 コ ー ヒ ー 紅 茶 炭 酸 そ の 他 飲 料 ( ド リ ン ク ) 関 連 事 業 計 そ の 他 の 事 業 合 計 24,205 1,779 2,211 28,196 67,325 15,146 24,074 9,880 11,816 4,768 2,342 6,544 141,898 3,871 173,966 2001 年4月期 2000 年4月期 金 額 金 額 対前年比増減率 23,532 2,013 2,729 28,275 78,368 17,425 28,134 9,686 13,567 4,647 2,434 6,828 161,092 3,341 192,709 % –2.8 13.2 23.4 0.3 16.4 15.0 16.9 –2.0 14.8 –2.5 4.0 4.3 13.5 –13.7 10.8 ◆ 連結売上高の内訳 (単位:百万円)○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○ 407 552 緑茶飲料へシフト 市 場 全 体 緑 茶 その 他 野 菜 混合 茶 コ ー ヒ ー 麦 茶 ウー ロ ン 茶 ミ ネ ラ ル ウ ォ ー タ ー ス ポ ー ツ ド リ ン ク (億円) 清涼飲料市場におけるカテゴリー別増減(2000年/1999年) -300 0 300 600 果 実 紅茶 炭酸 緑茶飲料化比率の進展に伴う緑茶飲料市場規模 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 5.7 505 1,461 1,619 2,171 2,473 9,844 588 663 754 1,146 3,052 6.6 9.6 10.9 17 20 30 (%) 当社売上試算 (飲料化比率 17%以上は 市場の31% として計算) 緑茶飲料 市場 資料:伊藤園 年度:1∼12月 コーヒー 飲料市場 9,223億円 紅茶 飲料市場 1,755億円 ウーロン茶 飲料市場 1,952億円 (億円) 各市場の 2000年実績 3,682 5,742 1,780 2000年 実績 (飲料化比率)
Ⅲ 緑茶飲料市場の成長性
2000 年におきましても、緑茶飲料市場は他社の参
入などにより拡大してまいりました。その結果、
2000 年の緑茶飲料市場の増加額は、清涼飲料市場全
体の増加額 407 億円を大きく上回る 552 億円となり
ました。
しかし、世界と比較して日本人の一人当たり有価
飲料年間消費量はまだ少なく、しかもコーヒーや
ウーロン茶、紅茶と比較して緑茶の飲料化比率(日
本国内の緑茶の総消費量のうちドリンク原料に使用
された割合)が依然として低い水準にあります。そ
の一方で、生活スタイルの変化や健康志向の高まり
によって、緑茶飲料は日常生活のさまざまなシーン
で愛飲されるようになりました。また、高齢化に
伴って一人当たりの緑茶消費量の増加も見込まれて
おります。
こうした要因から、当社といたしましては、緑茶
の飲料化比率はコーヒーの飲料化比率と同程度の
約 30%まで上昇する可能性があると予測しており、
その時点での市場規模は現在のコーヒー飲料市場に
相当する約 9,000 億円以上と考えております。
Ⅳ 伊藤園の緑茶飲料市場での強さ
このように、緑茶飲料市場はこれからさらに大き
く成長することが予測されております。そのなかに
あって当社は、原料調達、製造技術、ブランドとい
う 3 つの重要なポイントで独自の強さを持っており
ます。
① 原料の調達
緑茶という農産物を飲料にするためには、品質を
高めるとともにその味を均一に保つ必要性から、そ
れに見合う多くの原料茶が不可欠となります。当社
は、緑茶のトップメーカーとして国内荒茶生産量の
約 18%を取り扱うとともに、長年にわたって築き上
げてまいりました生産者との信頼関係や生産技術、
飲料化比率= 飲料容量(Kl) × 100 飲料容量(Kl)+リーフ容量換算(Kl) 1999年 2000年 対前年増減額 市場全体 34,880 35,287 407 緑茶 1,619 2,171 552 その他 2,320 2,512 192 野菜 1,362 1,456 94 混合茶 1,721 1,745 24 コーヒー 9,206 9,223 17 麦茶 327 342 15 ウーロン茶 1,950 1,952 2 ミネラルウォーター 983 977 –6 スポーツドリンク 2,200 2,193 –7 果実 4,573 4,474 –99 紅茶 1,857 1,755 –102 炭酸 6,761 6,489 –272 (単位:億円) 1997年 1998年 1999年 2000年 緑茶 4.7% 5.7% 6.6% 9.6% ウーロン茶 54.6% 49.5% 50.2% 49.5% 紅茶 40.4% 38.3% 37.5% 34.6% コーヒー 28.4% 29.3% 30.0% 30.4% ◆ カテゴリー別飲料化比率5 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 珪藻土(自然物質)の拡大写真 原液 透過液 オリを 取り除く 珪 藻 土 ナチュラル・クリアー製法…1996年特許取得 オーストラリアの茶畑 年度:当社取扱量 5 ∼ 4 月、その他 1 ∼ 12 月 1998年 1999年 2000年 トン トン 対前年増減率 トン 対前年増減率 荒茶生産量 82,600 88,500 7.1% 89,300 0.9% 輸入量 6,399 12,047 88.3% 14,328 18.9% 輸出量 652 755 15.8% 684 –9.4% 国内消費量 98,800 98,800 0.0% 101,380 2.6% 当社取扱量 12,298 14,254 15.9% 16,463 15.5% 飲料化比率 5.7% 6.6% 9.6% ◆ 緑茶原料の現況 資料:農林水産省、日本茶業中央会、伊藤園
原料調達力によって、極めて強力な競争優位性を
持っております。さらに、将来の原料茶の需要増に
対応するため、オーストラリア、鹿児島県、宮崎県
などに新しいシステムによる原料生産拠点を確保し、
生産者に対して栽培方法や加工方法等の指導を行っ
ております。
こうした取り組みによって、高品質の原料茶を安
価で安定的に確保することができ、市場での競争力
をより一層高めております。
② 製造技術
緑茶飲料においては、その味作りと味を均一にす
るためにブレンド技術が必要となります。当社は、
缶入りやペットボトル入りの製品を開発するに当
たって、独自のブレンド技術を確立しております。
これは、リーフとはまったく異なる技術であり、他
社では真似ができないものであります。
そして、次に重要になるのは缶やペットボトルに
入れる生産技術ですが、ここでも独自の技術を確立
しております。まず「T-N(ティー&ナチュラル)ブ
ロ−製法」であります。これは、緑茶の酸化の原因
である酸素を完全にシャットアウトする技術で、
これによって従来は不可能とされていた緑茶の缶飲
料化を世界で初めて可能にいたしました。
二つ目は、
ペットボトルに最適な製法で、すでに特許を取得し
ている「ナチュラル・クリアー製法」とさらに現在
はそれを改良した「新ナチュラル・クリアー製法」な
どさまざまな技術を開発しております。そうした技
術は茶葉だけで味作りを行うことを可能にし、その
優位性は揺るぎないものとなっております。こうし
た高い製造技術は、創業時から緑茶を取り扱ってき
た長い経験に基づく技術の蓄積と、中央研究所にお
ける科学的な研究成果に裏付けられております。
③ ブランド
当社は、それまで不可能と言われてきました缶入
り緑茶の製品化を世界で初めて1985年に成功して以
来、
清涼飲料市場に新しい市場を開拓いたしました。
その後も、ペットボトル入り緑茶の製造に成功した
り、2000年10月には技術的に難しかったホット対応
のペットボトルを本格的に投入するなど、当社の市
場を創造するという精神は今日まで脈々と引き継が
れております。
○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 消 費 者 一 般 小 売 店 コンビニエンスストア ス ー パ ー マ ー ケ ッ ト 百 貨 店 問 屋 等 自 動 販 売 機 茶 ・ 飲 料 メ ー カ ー 商 社 ルートセールス (小売店への直接販売) 茶 葉 卸 直 営 店(専 門 店) 輸 出 当 社 当社の販売方法 ◆VOICE 提案件数 件数 代表的製品 1997年 4 月期 2,665 カテキンウォーター 1998年 4 月期 2,855 カプチーノ 1999年 4 月期 3,474 デミタスコーヒー 2000年 4 月期 4,149 ブルーベリーヨーグルト風味 2001年 4 月期 4,322 ホット用ペットお∼いお茶 緑茶、 お∼いお茶 新茶
味作りにおきましても、緑茶そのものの美味しさ
を作り上げることにより、消費者の皆様に本物の緑
茶飲料をお届けし続けております。また、消費者の
さまざまなニーズに対して常に真正面から取り組み、
本物の緑茶でお応えしていることが当社への大きな
信頼感となり、大きなご支持につながっているもの
と確信しております。
販売におきましても、
飲料シーンの多様化にマッチ
したさまざまな提案等により、
今後とも総力を挙げた
拡販を行い、ブランドの育成を行ってまいります。
Ⅴ 基本戦略
当社の直近5年間平均の売上高成長率は12.2%、な
らびに営業利益成長率は 18.9%で、高い成長性と収
益性を持続しております。これを可能にしているの
は、各分野における 5 つの基本戦略がバランス良く
機能しているためです。
第一は独自の「製品開発」で、
「Still Now −お客様
が今でも何を不満に思っているか」という問題意識
を常に持ってマーケティングを行っております。さ
らに製品コンセプトとして「自然、健康、安全、良
いデザイン、おいしい」を掲げ、この 5 つのドメイ
ン(生存領域)に合致したもののみを開発しており
ます。そして、これらを支え実現させるために、お
客様のニーズを会社に提案する「VOICE」制度を設
けております。これによって、常にお客様に満足し
ていただける製品を提供することができます。
第二は、生産と小売りをダイレクトに結ぶ「ルー
トセールス」と呼ばれる独自の販売体制で、営業拠
点や自動販売機の全国的拡充、地域に密着したエリ
アマーケティングなどを積極的に展開しております。
このルートセールスによって、消費者の皆様のニー
ズや市場動向などをスピーディーかつ的確に把握す
ることが可能です。このルートセールスは当社の基
盤であり、今後もさらに強化していくとともに、消
費者の皆様のニーズに常に応えられるよう、バラン
スのとれた販売ルートを確立してまいります。
また、営業拠点につきましても、利益重視の営業
展開を基本としております。そのため、初年度から
必ず黒字になるよう計画的に出店するとともに、自
ら設定した目標数値の実行度合いで評価される管理
システムによって、明確でかつ全体の方向性と合致
する経営になっております。さらに各拠点は、毎月
拠点別月次決算とそれに基づいた検討会によってス
ピーディーかつ的確な経営改善を図っております。
第三は飲料部門における「委託生産方式」で、こ
の「ファブレス(fabricationless)
:製造部門を持たな
い」方式によって設備投資リスクが極めて低く抑え
られているほか、市場環境の変化に迅速かつきめ細
かく対応できるような体制になっております。また
全国を 5 つのブロックに分け、できる限り生産と消
費を近づけることにより物流費を削減しております。
7 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 生産物流ブロック体制 米国に設立した連結子会社ITO EN (North America) INC. の入居しているビル
第四は中央研究所を核とする高度な
「研究開発力」
で、製品開発を支える数々の研究が行われておりま
す。その一環として、米国における癌研究の権威で
あるM.D.アンダーソンガンセンターが行っている緑
茶の癌予防効果に関する臨床試験も支援しており、
人体に対する安全性の確認試験も終了し、現在第二
段階に進展しております。また、中央研究所でも緑
茶の有効成分の分析や効能メカニズムの解析を加速
させております。
第五は「ブランド戦略」で、
『伊藤園』という総称
ブランドに加えて、
『お∼いお茶』
『充実野菜』
『金の
烏龍茶』
『花々緑茶 ジャスミン』
『香り薫るむぎ茶』
といった個別ブランドを積極的に強化しております。
こうした個別ブランドの確立は、その商品の売上を
大きく伸ばすとともに、
「伊藤園」という総称ブラン
ドの強化ならびに全体の売上高増加にもつながって
おります。
Ⅵ 中期計画
当社は、単独の中期計画として「2005 年 4 月期売
上高 2,600 億円、総資産当期純利益率(ROA)9.0%、
営業拠点230ケ所」という目標を設定しております。
すでに、2001 年 4 月期におきまして売上高 1,902 億
円、総資産当期純利益率(ROA)9.0%、営業拠点170
ケ所」の実績を残しております。また、直近 5 年間
でも 12.5%の平均成長率で売上高を伸ばすなど、目
標の実現に向けて着実に前進しております。
Ⅶ 海外戦略
緑茶が第二次世界大戦以前には米国で一般的に知
られた飲料であったことや、緑茶にはカテキン、テ
アニン(アミノ酸)
、サポニン、フラボノイドなどの
有効成分が豊富に含まれていること、世界的な健康
志向の高まりなどを考えれば、
当社におきましても、
欧米市場が海外戦略の重要なテーマのひとつになっ
ておりました。
すでに米国のハワイ州には連結子会社を設立して事
業を続けておりましたが、2001 年 5 月 10 日に米国本
土としては初めての連結子会社「ITO EN (North
America) INC.」
を設立いたしました。設立にあたりま
しては 2000 年 6 月から徹底した市場調査を行い、そ
の結果、
米国社会における本格的な健康志向の高まり
のなかで当社の飲料事業が十分受け入れられると判断
したもので、大きな期待をかけております。特に緑茶
市場は昨年の伸び率が約37%(伊藤園調べ)になるな
ど、急激に拡大しており、緑茶の需要が本格的に始
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 株主総会 取締役会 代表取締役会長 監査役会 監査役 経営執行会議 専門委員会 代表取締役社長 各部門 組 織 図
まったことを示していると考えられます。
この機をと
らえて、
当社は緑茶のトップメーカーとして本物の緑
茶を紹介し普及させ、
「ITO EN」ブランドの確立を
図ってまいります。また同時に、当社の高い製品開発
力と技術力を生かして、
現地の方々の嗜好に合わせた
製品も開発し販売してまいります。
今後の展開といたしましては、情報発信地である
ニューヨーク市マディソン・アベニューに、新たな
市場の開拓と浸透を目的として、食文化としての緑
茶を提供する和食主体のレストランとティーショッ
プを合わせたアンテナ・ショップを秋に開店する予
定です。
単位: 千ドル 1998-1999年 1999-2000年 対前年 増減率 緑茶ドリンク 38,320 49,220 28.4% 緑茶リーフ 57,307 82,146 43.3% 緑茶市場 95,626 131,365 37.4% 茶系市場 1,010,925 1,064,504 5.3% ◆ 米国茶系市場 資料:AC Nielsen、伊藤園 注1:年度 8 月 26 日∼翌年 8 月 25 日Ⅷ 経営理念とコーポレートガバナンス
当社は 1966 年の創業以来、
「お客様第一主義」を
経営の基本方針として、お客様のニーズに対応した
独自の製品開発と、よりお客様に密着した販売・
サービス網の拡充に努めてまいりました。当社が考
える
「お客様」とは、消費者の皆様、株主の皆様を
はじめ、販売先や仕入先、金融機関など当社とかか
わりを持たれるすべての方々で、その「お客様」と
の「接点」を大切にすることこそ、最良の経営につ
ながるものと確信しております。
当社は、最高意思決定機関として取締役会を月 1
回開催するほか、取締役会が決議した経営基本方針
に基づき全般的執行方針を確立するため、業務上の
重要事項を協議・決定し、取締役会および社長を補
佐する目的で経営執行会議を設定しております。ま
た、経営執行会議の下部組織として、経営計画会議
のほか、各本部・部署を越えて組織される 14 の専門
委員会(長期経営計画、環境、物流システム改善、情
報改善、厚生年金基金制度改善等)を設置しており
ます。各委員会がそれぞれの調査・報告・改善提案
事項を経営執行会議に上程することにより、経営環
境が変化していくなかで、今日的課題を早期に解決
できるよう、経営管理組織の整備・拡充に努めてお
ります。
経営の早期チェック機能といたしましては、毎月
月末時点において、当月の損益計算書概要が把握で
きるシステムが確立されていることにより、経営陣
がいち早く、直近の経営成績を把握し、次月以降の
戦略の見直しを図っております。グループの経営執
9 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
行に関しましては、関係会社報告会を適時開催し、
経営面のチェックおよび速やかな意思決定を行って
おります。
昨今、事業会社を取り巻く経営環境は大きく変化
しており、説明責任に基づくタイムリーなディスク
ロージャーの重要性はますます高まってきていると
認識しております。当社といたしましては、
「お客様
第一主義」の基本方針に基づき、速やかで的確な経
営情報の開示等により、株主および投資家の皆様か
らの声を経営に反映できる体制を築き上げてまいり
ます。
Ⅸ 株主への利益還元に関する基本方針
当社は、常に株主の皆様への安定配当を継続し利
益還元を行うことを最重要課題として、不透明な経
済動向にあっても業績に裏付けされた成果の配当を
行うことを基本姿勢としております。当期の配当金
につきましては 40 円といたしました。その結果、当
期の配当性向は23.2%、株主資本配当率は4.1%とな
りました。なお、株主資本利益率は2.2 ポイント上昇
し 17.7%となりました。
今後も目標達成に向けて全力を尽くすとともに、
伊藤園グループ全体としても各企業の役割を明確に
して統廃合などを行い、経営資源の有効活用による
経営基盤の強化や経営の効率化を図り、収益力を高
めてまいります。
Ⅹ ディスクロージャーの充実
財務内容をはじめとする経営状況の開示につきま
しては、一層の充実を図ってまいります。当社は
1998 年 4 月期決算から決算短信にもキャッシュ・フ
ロー計算書を添付しているほか、日本国内のみなら
ず海外でも投資家向けの説明会を開催し、経営方針
を説明しております。
こうした取り組みが評価され、
1999 年 1 月に東京証券取引所から、経営情報を適切
に開示し株主向け資料も充実している企業として
1998年度決算のディスクロージャー表彰企業に選定
されました。
財務面におきましては、強固なバランスシートと
高いキャッシュ・フローを目標とし、資本の充実と
資産効率の向上の両面を意識した取り組みを行って
まいります。
今後とも株主ならびに投資家の皆様とのより親密な
コミュニケーションを図るべく、
引き続きタイムリー
で公正かつ的確なIR(インベスターリレーションズ)
活動を積極的に展開してまいります。
皆様におかれましては、変わらぬご支援、ご指導
を賜りますようお願い申し上げます。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
21 世紀に成長する企業となるためには、地球環
境保全と研究開発への取り組みが不可欠です。そ
のために当社は、全社的な体制を構築するととも
に、それに向けた積極的な活動を展開しており、
そこからは具体的な成果も生まれています。
●
環境対策
20世紀において人類は飛躍的な経済発展を遂げて
きました。同時に大量生産、大量消費、大量廃棄を
繰り返し、それは、地球温暖化現象、酸性雨や水質
汚濁などの自然環境破壊、ひいては生物の存続その
ものにかかわるさまざまな問題を引き起こしました。
そうした反省に立って、国は 2000 年 5 月に「循環型
社会形成推進基本法」を制定し、循環型社会実現に
向けた本格的な取り組みを始めました。このことは
企業にとって、循環型社会をひとつのキーワードに
産業構造の変革を推進しなければならない時代を迎
えたことを意味していると考えております。
当社はすでに 1998 年 5 月に「環境委員会」を設立
するとともに、その下部組織として「生産部門環境
委員会」
「本社部門環境委員会」
「営業部門環境委員
継続的改善 環境方針 計画 経営者層による見直し 点検および是正措置 実施および運用会」を設置して、実務的な立場から問題点の抽出と
対策を行うことができる全社的な体制を構築してお
ります。
また、2000 年12 月には、環境保全活動を組織的か
つ継続的に推進するために、環境マネジメントシス
テムの国際規格 ISO14001 を茶の総合メーカーとし
ては日本で初めて取得いたしました。取得したのは
当社の主力茶葉生産工場である静岡相良工場と中央
研究所で、取得に当たっては、マネジメントシステ
ムを構築するだけでなく、それを通じて社員一人ひ
とりが環境意識を深めることを目指しました。2000年
5 月にキックオフを行い、社内の環境委員会を中心
に社員独自でマネジメントシステムを構築し、取り
組みを推進してまいりました。その結果、約半年後
の 2000 年 12 月に、株式会社日本環境認証機構から
国際規格 ISO14001 の認証を受けることができまし
た。
こうした全社を挙げた地球環境問題への取り組み
は、生産活動においても、次の 3 事例をはじめとし
た、さまざまな実績を生み出してきております。
まずひとつは、静岡・相良工場の生産工程で排出
される産業廃棄物・副産物を 100%再資源化するこ
とができました。産業廃棄物・副産物の再資源化率
■
環境対策と研究開発
■
ISO14001 認証登録証 環境マネジメントシステムの概念図11 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
は1998年にはわずか47%に過ぎませんでしたが、分
別排出の徹底や処理方法の改善などにより 100%の
再資源化を達成したものであります。また、再資源
化を効率的に進めるために、廃棄物圧縮装置を導入
し、廃棄物の圧縮容量を約 50%に圧縮するようにし
ました。
二つ目に、茶生産農家に対する環境保全のための
指導システムを確立いたしました。これは原料茶の
段階から環境対策に取り組むことを目的としたもの
であります。まず、契約している茶生産農家に「栽
培管理記録書」を作成していただき、それをもとに、
作業効率や肥料農薬使用の改善を指導するシステム
であります。また、急ピッチで研究が進んでいる環
境保全型農業技術の動向を的確に把握していただく
ために、
その情報提供も合わせて行ってまいります。
三つ目に、包装材焼却時のダイオキシン発生を防
止いたしました。これまで茶葉製品の包装材には塩
素系樹脂フィルムを使用しておりましたが、焼却時
にダイオキシンが発生する恐れがあるため、PET 系
樹脂フィルムに切り替えております。
こうした実績を踏まえながら、今後も次のような
テーマに取り組んでまいります。
① 事業活動で排出するすべての廃棄物の再資源化
2005 年 4 月期までに、静岡相良工場および中央研
究所の事業活動で排出される廃棄物の 100%再資源
化を目標に取り組んでまいります。
② 環境負荷に配慮した製品設計・開発
「原料」
「資材」ごとに自社基準の環境負荷項目を
設定し、マネジメントプログラムに沿って環境負荷
の低減を推進してまいります。
③ エネルギー・資源使用量の削減
2005 年 4 月期までに、生産量当たりの使用量を
2000 年 4 月期に比べ、電力で 2%、石油等の化石燃
料で 11%、LPG(天然ガス)で 3%、紙で 11%削減
することを目標に取り組んでまいります。
④ 化学物質使用量の削減
2005 年 4 月期までに、生産量当たりの使用量を、
2000 年 4 月期に比べ 6%削減することを目標に取り
組んでまいります。
このように、地球環境にかかわる一企業として、
積極的に環境問題に取り組んでまいります。
● 研究開発
当社の研究開発部門としては中央研究所と開発部
門があります。中央研究所は、健康維持に必要な食
品や素材の研究開発、最新の製造加工技術の確立や
実用化、茶葉の効果や効能の裏付け、安全試験など
の有効成分利用研究、技術開発研究などの中長期の
課題を研究開発しております。開発部門では、主に
飲食料の新製品の開発および既存製品の改良などの
短期の製造技術、農業技術の研究開発に取り組んで
おります。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 中央研究所こうした研究開発テーマのなかでも、特に緑茶の
有効成分の機能に関する研究については早い時期か
ら取り組んでまいりました。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○ M.D. アンダーソンガンセンター 2000年 4 月期 2001年 4 月期 研究開発費 1,109百万円 1,087百万円 研究人員数 128人 138人 ◆ 研究開発費および研究人員
また、こうした研究においては、社内のみならず
海外を含めた研究機関との提携も行っております。
国内では、東京都神経科学研究所とテアニンの老人
性痴呆症防止の研究を、神戸大学とダイオキシン毒
性の防止の研究を行っているほか、複数の研究機関
と共同で研究開発に取り組んでおります。
海外では、
カテキンの有効性の検証として、米国における癌研
究の権威であるテキサス大学M.D.アンダーソンガン
センターが行っている緑茶の癌予防効果に関する臨
床実験を支援しております。この実験は、人体に対
する安全性の確認試験も終了し、現在第二段階に進
展しております。
20001年4月期の研究開発費の総額は10億8千7百
万円で、次のような研究成果を得ることができまし
た。
茶系飲料の残渣(茶殻)を飼料化する調整・貯蔵技術
農林水産省草地試験場および中央農業試験場
(現・独立行政法人農業技術研究機構)と共同で行っ
たもので、茶系飲料残渣(茶殻)を飼料化するため
の調整・貯蔵技術の開発に成功しました。この研究
は、水分を多く含んだ牧草やトウモロコシ等の作物
を飼料貯蔵容器(サイロ)に密閉して乳酸菌の力を
巧みに利用する貯蔵飼料「サイレージ」の発酵原理
を応用したもので、食品産業廃棄物である茶系残渣
(茶殻)を飼料化することによって、未利用飼料資源
の有効活用にもつながっております。また、環境保
全や資源循環型の畜産を進めるためにも極めて有用
な技術であると考えております。さらに、このサイ
レージを家畜に与えたところ、排泄物中に腸内善玉
である乳酸菌が増加し、大腸菌やブドウ球菌等が減
少するという動物腸内改善効果が認められておりま
す。
茶カテキン類の肥満抑制効果の研究
肥満は、食事に起因する糖質や脂質の過剰摂取に
より、脂肪細胞内に中性脂肪を蓄積することで生じ
ます。そこで、緑茶成分である茶カテキンの肥満に
対する影響を調べた結果、茶カテキン類が肥満に関
与する脂肪細胞内のグルコース輸送を抑制し、肥満
抑制効果を示す結果が得られました。さらに、緑茶
に含まれる 8 種類のカテキンのうち、ガレート基の
付いたカテキン類に効果が高いことが分かり、茶カ
テキンが脂肪の減少に関連していることが明らかに
なりました。現代の日本において、糖尿病や心臓病
などの生活習慣病はますます重要なテーマとなって
きており、その改善の一助になるべく、今後この研
究をさらに進めてまいります。
13 項目 特許(出願中含む) 緑茶に関する研究開発 (原料茶、緑茶飲料) 26件 薬理効果•効能に関する研究開発 (癌予防、老人性痴呆症防止) 71件 茶の他の利用に関する研究開発 (洗口液、抗菌材料等) 16件 その他の飲料に関する研究開発 (麦茶、烏龍茶、果実・野菜ジュース) 25件 その他 31件 合 計 169件 ◆ 研究成果 2001 年 4 月末現在
そのほか、
次のような研究にも取り組んでおります。
① 茶葉の有効成分利用研究
永年飲み続けられてきた茶葉成分の有効性を現代
的な科学技術の観点から検証する研究を行うととも
に、これから得た新しい物質の用途開発研究を進め
ており、飲食料への利用のみならず、他の分野での
製品開発にも成果を挙げております。
② 技術開発研究
新製品の開発、既存製品の改良のために、原材料
の加工、調合処方、製造技術、品質維持・向上に関
する各種試験研究を継続的に行っております。
研究データの解析③ 農業技術開発研究
当社の製品に適した原料茶を安定的に確保するた
めに、栽培方法、摘採方法などの農業技術に関する
研究や、
産地の開発に関する活動を行っております。
すでに、オーストラリアにおきまして独自に大規模
茶園の開発に取り組んでいる一方、国内におきまし
ても鹿児島県において成功しているほか、1 月に宮
崎県都城農協との間で茶産地育成事業に関する協定
を締結し、研究成果を着々と実現化しております。
また、茶葉以外にも環境体制のある優良品種の芝の
開発も推進しております。
新製品開発 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○■
部 門 別 事 業 概 況
■
茶葉(リーフ)部門
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○日本茶飲料部門
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ’97 ’98 ’99 2000 2001 (百万円/¥ millions) (%) 売上高5年間推移 売上高構成比推移 (2001年4月期) 売上高構成比 0 20,000 40,000 60,000 80,000 0 10 20 30 40 40.7% ’97 ’98 ’99 2000 2001 (百万円/¥ millions) (%) 売上高5年間推移 売上高構成比推移 (2001年4月期) 売上高構成比 14.7% 0 7,000 14,000 21,000 28,000 0 10 20 30 40 *売上高については’97年’98年’99年は単独決算、 ’00年’01年は連結決算での記載となっております。 ・お∼いお茶緑茶カップ用 20 パック ・お∼いお茶さらさら緑茶 40g ・味の太鼓判特上蒸し緑茶 ・お∼いお茶一茶摘み緑茶 ・味わい豊かなお茶めがみ ・お∼いお茶宇治抹茶入り玄米茶 ・テトラお∼いお茶緑茶250mlスリム ・ペットお∼いお茶旨味仕立て350ml ・ペットお∼いお茶緑茶2L ・ホット用ペットお∼いお茶緑茶 345ml ・ペットお∼いお茶緑茶 350ml ・ペットお∼いお茶新茶 500ml ・缶お∼いお茶緑茶 A ・ペットお∼いお茶緑茶 500ml ・缶お∼いお茶緑茶 S ・缶お∼いお茶玉露 S ・ペットお∼いお茶淡々玄米茶 500ml ・ペット香り薫るむぎ茶 500ml ・ペット香り薫るむぎ茶 2L茶葉(リーフ)部門の当期売上高は、前期比 0.3%
増の 282 億 7 千 5 百万円となりました。緑茶におきま
しては、緑茶成分の効能に関する研究が一層進み、緑
茶の持つ薬理的効能への期待がますます高まるなか、
『お∼いお茶』シリーズなど主力ブランドの販売強化
や季節限定の産地元詰め直送茶の改良など新製品開発
に努めました。しかし一方で、ペット・缶飲料への消
費行動のシフトおよび消費低迷が影響し、
緑茶総需要
の増加にもかかわらず、
パック茶の需要は停滞傾向に
あり、
当社の緑茶茶葉の売上を大きく伸ばすまでには
いたりませんでした。
また飲料と統一ブランドにした
麦茶が、
積極的な販売活動に支えられて引き続き大幅
な売上増になりました。
特にその簡便性と経済性から
大容量のティーバッグが大きく伸長しました。さらに
ウーロン茶も、
中国茶の専門店が増えてきたことに見
られるように本物志向に支えられて、
ティーバッグを
はじめ順調に拡大しました。
日本茶飲料部門の当期売上高は、前期比16.4%増の
783 億 6 千 8 百万円と大きく伸長しました。緑茶飲料
に対する消費者の嗜好の高まりを受け、当社では多様
なニーズに応えるべく製品ラインアップを図りまし
た。本格的ホット対応ペットボトル緑茶は、緑茶の本
来のおいしさとその利便性とが相まって売上に大きく
寄与し、緑茶飲料の歴史にパイオニアの伊藤園がまた
新しいページを開きました。さらに、100%使用の玉
露を低温で長時間抽出することによって濃厚な旨みと
甘い香りを引き出した『お∼いお茶 旨味仕立て』や、
新茶特有のさわやかな鮮度感を大切にして、かつ止渇
性が高く季節感のある『お∼いお茶 新茶』などを新た
に発売し好評を得ております。また容器別の売上高を
見ますと 500ml だけでなく、より小型の 350ml や大型
容器の 2L などが大きく伸長しました。これは屋外の
みならず家庭内での飲用など飲料シーンが広がったた
めと思われます。またリーフとブランドを統一した麦
茶飲料は、引き続き堅調に売上高を伸ばしました。
15
中国茶飲料部門
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○野菜・果実飲料部門
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 売上高5年間推移 売上高構成比推移 (2001年4月期) 売上高構成比 ’97 ’98 ’99 2000 2001 (百万円/¥ millions) (%) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 0 10 20 30 40 9.0% 売上高5年間推移 売上高構成比推移 果実 果実 野菜 野菜 (2001年4月期) 売上高構成比 ’97 ’98 ’99 2000 2001 (百万円/¥ millions) (%) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 0 10 20 30 40 14.6% 5.0% ・缶ウーロン茶 S ・缶烏龍茶鉄観音入り A ・ペットウーロン茶鉄観音入り 2L ・テトラ金の烏龍茶かがやき 250ml スリム ・ペット金の烏龍茶かがやき500ml ・缶金の烏龍茶かがやきA ・ペット金の烏龍茶かがやき 2L ・ペット金の烏龍茶かがやき 340ml ・テトラ花々緑茶ジャスミン 250ml スリム ・ペット花々緑茶ジャスミン 2L ・缶花々緑茶ジャスミン A ・ペット花々緑茶ジャスミン 500ml ・ペット花々緑茶ジャスミン 340ml ・紙缶こどもげんき充実野菜 125g ・缶充実野菜緑黄色野菜ミックス S ・ペット充実野菜緑黄色野菜ミックス 930g ・ペット充実野菜緑黄色野菜ミックス 350g ・缶ナチュラルランドベジタブルミックスアップル&キャロットベース ・缶毎日いきいき緑の野菜モロヘイヤ&果実ミックス S ・缶旬野菜 S ・ペット健康野菜青汁 900g ・缶まるごと 2 本しぼったキャロット 100%S ・缶熟トマト S ・ペット夏々果実ミックスグァバ 500g ・缶完熟みつみつりんご 90%A ・缶いきいきすこやかブルーベリーヨーグルト風味 S中国茶飲料部門におきましては、
成熟期に入ったと
言われて久しいウーロン茶に復活の兆しが見えてきま
した。当社においてもこの機をとらえて、積極的な拡
販活動を行いました。その結果、同部門の当期売上高
は 4 期ぶりに増加に転じ前期比 15.0%増の 174 億 2 千
5百万円となりました。
『金の烏龍茶』ではこだわりの
原料を絶妙にブレンドし、伊藤園独自の製法「黄金抽
出」により、香りと味わいを格段に向上させることが
できました。さらにデザインを変更して新たな消費者
層の開拓に努めた結果、当期売上高が前期比38.5%増
の73億円9百万円と大きく伸長しました。
『金の烏龍茶』
においては、今後もその高品質を消費者の方々に、理解し
ていただけるよう拡販してまいります。
『ジャスミン茶』
は容器のバリエーションを広げるとともに、2001 年 3
月より『花々緑茶 ジャスミン』としてブランドを一新
し、より一層親しみやすくしました。中国における
「ジャスミン茶」需要はウーロン茶よりはるかに多く、
日本における潜在的需要は非常に高いと考えられ、今
後さらなる拡大を図ってまいります。
野菜・果実飲料部門の当期売上高は前期比11.4%増
の 378 億 2 千万円となりました。そのうち野菜飲料は
前期比 16.9%増の 281 億 3 千 4 百万円、果実飲料は前
期比 2.0%減の 96 億 8 千 6 百万円となりました。野菜
飲料は健康を背景として着実に拡大しており、
特に当
社が開発したニンジンベースの野菜飲料は成長著しい
ものがあります。
そのなかでメインブランドの
『充実野菜』
は砂糖、食塩、着色料を一斉使用せず、自然の栄養そ
のままに野菜不足をお手軽に解消できる栄養補給飲料
として、売上高が前期比 21.9%増の 196 億 8 千 9 百万
円と大きく伸長しました。さらに、モロヘイヤなど 11 種
類の緑黄色野菜を果実で生かした『緑の野菜』も引き続き
ご好評いただきました。果実飲料では 2001 年 2 月に発売
しました『完熟つぶつぶみかん』
、
『完熟みつみつりんご』
が、
コンビニエンスストアを中心に好調な売れ行きと
なり、
『ブルーベリーヨーグルト風味』も引き続き着
実に売上を伸ばしました。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
コーヒー飲料部門
紅茶飲料・その他部門
0 10 20 30 40 0 4,000 8,000 12,000 16,000 7.0 % 売上高5年間推移 売上高構成比推移 (2001年4月期) 売上高構成比 (百万円/¥ millions) (%) ’97 ’98 ’99 2000 2001 売上高5年間推移 売上高構成比推移 (2001年4月期) 売上高構成比 ’97 ’98 ’99 2000 2001 (百万円/¥ millions) (%) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 0 10 20 30 40 9.0 % ・缶しゃきっ粒コーンポタージュ S ・缶抹茶ミルク練り製法 S ・缶おいしい栄養活かすバナナ 225g ・缶天然水サイダー A ・ペットジューシービタミン C1500mg 500ml ・缶知性美水カテキンウォーター A ・ペット毎日いきいきりんご酢効果 350g ・ペット涼果梅しそ 500ml ・ペットしその潤い 350ml ・缶フレッシュフルレモンティー A ・ペットアイスティーアールグレイ 280g ・缶ドリップコーヒー水出しブラック無糖 S ・缶セミブラックコーヒー S ・ペットアイスコーヒー微糖 275g ・缶ドリップコーヒー S ・テトラドリップコーヒー 200ml スリム ・缶ドリップコーヒープレミアムモカ S ・缶カプチーノ S ・テトラミルクコーヒー 250ml スリム紅茶飲料・その他部門の当期売上高は、前期比1.6%
減の 172 億 5 千 2 百万円となりました。紅茶飲料部門
はアッサム紅茶と牛乳が味わい深い『ミルクティー』
や、4 月に発売しましたベルガモットの香りが楽しめ
る『アールグレイ』が小型ペット容器の手軽さも受け
順調に推移しておりますが、市場自体の縮小もあり前
期比 2.5%減の 46 億 4 千 7 百万円となりました。炭酸
飲料部門は PET500ml 容器の『天然水サイダー』を投
入して堅調に推移しましたが、その後の炭酸飲料市場
全体の大幅な落ち込みもあり前期比 4.0%増の 24 億
3 千 4 百万円となりました。その他飲料部門は、2 月に
しそのエキスにりんご果汁を加えて飲みやすくリ
ニューアルした『しその潤い』が、しそがアレルギー
や花粉症に対してその症状の改善が報告されるなど注
目されたこともあり花粉の季節には大変なご好評をい
ただきました。その結果、機能性健康飲料を中心とす
るその他飲料部門は、前期比 4.3%増の 68 億 2 千 8 百
万円となりました。機能性健康飲料は今後有望な市場
として、当社の研究開発の成果を新製品に生かしてま
いります。
コーヒー飲料部門の当期売上高は、前期比14.8%増
の 135 億 6 千 7 百万円となりました。コーヒー飲料市
場の 2000 年の成長率は 0.2%の伸びにとどまり、各社
が激しくシェアを奪い合うなか、当社は広告宣伝に頼
ることなく、品質にこだわる製品作りや品揃えの強
化、さらには自動販売機の設置台数の増加等により市
場を大きく上回る伸びを達成することができました。
濃厚な味わいを実現した『デミタスコーヒー』や香り高
い『カプチーノ』が主力製品として引き続き大きく伸び
たことに加え、
味わいをバランスよく引き出した
『ドリッ
プコーヒー』
、モカを 100%使用した『プレミアムモカ』
、
甘さを程よく抑えた『セミブラック』
、ミルクで香りを
引き出した『ミルクコーヒー』も引き続き好調に推移
しました。さらに 11 月より販売した『カフェラッテ』
は、
香ばしい濃厚タイプのコーヒーにたっぷりのミルク
をマッチングさせたことによりご好評を得、
主力製品ま
でに成長しました。また4月に発売しました低温抽出で
コーヒー本来の香りを実現した『アイスコーヒー』
が、小型ペット容器の手軽さも受け順調に推移してお
ります。
17 日本茶飲料 ウーロン茶飲料 コーヒー飲料 野菜・果実飲料 紅茶飲料 炭酸飲料 その他 ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
■
マ ー ケ ッ ト デ ー タ
■
s 暦 年 1996 1997 1998 1999 2000清涼飲料市場 Beverage Market(出荷金額:億円・対前年増減率/ departures of products: 100 million yen, percentage change) 日本茶(緑茶・麦茶・混合茶) Japanese Tea Beverages 2,438 22.7% 2,968 21.8% 3,439 15.9% 3,667 6.6% 4,258* 16.1% ウーロン茶 Oolong Tea Beverages 2,400 –2.9 2,193 –8.6 1,922–12.3 1,950 1.4 1,952* 0.1 コーヒ− Coffee Beverages 8,555 1.4 8,556 0.0 9,070 6.0 9,206 1.5 9,223* 0.2 野菜・果実 Fruit and Vegetable Beverages 4,829 –6.6 4,522 –6.3 5,498 21.6 5,935 8.0 5,929* –0.1 紅茶 Black Tea Beverages 1,870 18.0 1,995 6.7 2,071 3.8 1,857–10.3 1,755* –5.5 炭酸 Carbonated Beverages 7,101 –1.1 7,015 –1.2 6,570 –6.3 6,761 2.9 6,489* –4.0 その他 Other Beverages 4,619 10.7 4,958 7.3 5,212 5.1 5,503 5.6 5,681* 3.2 合計 Total 31,812 2.6% 32,207 1.2% 333,782 4.9% 34,880 3.2%335,287* 1.2%
s 暦 年 1996 1997 1998 1999 2000
国内茶葉生産量(tons) Domestic Tea Leaf Production Capacity 88,700 91,200 82,600 88,500 89,300
日本茶飲料市場 (緑茶・麦茶・混合茶) (万ケース/ 10 thousand cases) 13,567 15,622 17,620 18,478 22,044*
Japanese Tea Beverage Market
ウーロン茶飲料市場 (万ケース/ 10 thousand cases) 13,140 12,960 12,430 12,630 12,780*
Oolong Tea Beverage Market
伊藤園調べ * は予測値
清 涼 飲 料 市 場
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2000
(出荷金額:億円/departures of products: 100 million yen)Beverage Market
0
10,000
20,000
30,000
40,000
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2000
日本茶飲料市場 (万ケース/10 thousand cases)Japanese Tea Beverage Market
0
6,000
12,000
18,000
24,000
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2000
国内茶葉生産量 (トン/tons)Domestic Tea Leaf Production Capacity
0
25,000
50,000
75,000
100,000
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2000
ウーロン茶飲料市場 (万ケース/10 thousand cases)Oolong Tea Beverage Market
0
4,000
8,000
12,000
16,000
(単位:百万円/ ¥ millions)
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財務データ(収益性・成長性)
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○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○’97
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2000
2001
(%) (百万円/¥ millions)Operating Income & Operating Profit Ratio
営業利益・売上高営業利益率 0 4,000 8,000 12,000 16,000 0 3 6 9 12 営業利益 連結 単独 営業利益率 連結 単独
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2000
2001
(%) 当期純利益・売上高当期純利益率 (百万円/¥ millions)Net Income & Return on Sales
0 2,000 4,000 6,000 8,000 0 1 2 3 4 当期利益 連結 単独 当期純利益率 連結 単独
’97
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2000
2001
(%) (百万円/¥ millions)Ordinary Income & Ordinary Profit Ratio
経常利益・売上高経常利益率 0 4,000 8,000 12,000 16,000 0 2 4 6 8 経常利益 連結 単独 経常利益率 連結 単独
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2000
2001
(%) 売上原価・売上原価率 (百万円/¥ millions)Cost of Sales & Ratio of Cost of Sales
0 25,000 50,000 75,000 100,000 0 20 40 60 80 0 25,000 50,000 75,000 100,000 売上原価 連結 単独 売上原価率 連結 単独 s 決算年月 1997.4 1998.4 1999.4 2000.42001.4
営業利益 Operating Income 連結 Consolidated 7,369 9,064 12,568 14,266 15,666 単独 Non-Consolidated 7,235 8,923 12,507 13,788 15,185 売上高営業利益率(%) Operating Profit Ratio (%) 連結 Consolidated 6.1 6.6 8.0 8.2 8.1 単独 Non-Consolidated 6.1 6.6 8.1 8.0 8.0 経常利益 Ordinary Income 連結 Consolidated 6,679 8,262 11,668 13,790 15,068 単独 Non-Consolidated 6,565 8,166 11,677 13,317 14,598 売上高経常利益率(%) Ordinary Profit Ratio (%) 連結 Consolidated 5.5 6.0 7.5 7.9 7.8 単独 Non-Consolidated 5.5 6.1 7.6 7.8 7.7 当期純利益 Net Income 連結 Consolidated 2,433 3,405 5,325 6,530 8,017 単独 Non-Consolidated 2,441 3,117 5,444 6,320 7,852 売上高当期純利益率(%) Return on Sales (%) 連結 Consolidated 2.0 2.5 3.4 3.8 4.2 単独 Non-Consolidated 2.1 2.3 3.5 3.7 4.1 売上原価 Cost of Sales 連結 Consolidated 68,306 75,276 83,225 90,593 98,171 単独 Non-Consolidated 66,752 73,834 81,883 89,739 97,292 売上原価率(%) Ratio of Cost of Sales (%) 連結 Consolidated 56.2 54.8 53.2 52.1 50.9 単独 Non-Consolidated 56.2 54.8 53.2 52.3 51.1
19
昨年対比 過去2年 過去3年 過去4年 過去5年
(%) 営業利益成長率
Operating Income Compound Growth Rate
0
10
20
30
40
連結 単独 ○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 昨年対比 過去2年 過去3年 過去4年 過去5年 (%) 経常利益成長率Ordinary Income Compound Growth Rate
0
10
20
30
40
連結 単独 昨年対比 過去2年 過去3年 過去4年 過去5年 (%) 売上高成長率Sales Compound Growth Rate
連結 単独
0
5
10
15
20
昨年対比 過去2年 過去3年 過去4年 過去5年 (%) グロス・キャッシュ・フロー成長率Gross Cash Flow Compound Growth Rate
0
10
20
30
40
連結 単独 s 対象期間 昨年対比 過去 2 年 過去 3 年 過去 4 年 過去 5 年売上高成長率(%) Sales Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 10.8 10.9 12.0 12.2 12.2 単独 Non-Consolidated 10.8 11.2 12.2 12.5 12.5 営業利益成長率(%) Operating Income Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 9.8 11.6 20.0 20.7 18.9 単独 Non-Consolidated 10.1 10.2 19.4 20.4 18.7 経常利益成長率(%) Ordinary Income Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 9.3 13.6 22.2 22.6 20.4 単独 Non-Consolidated 9.6 11.8 21.4 22.1 20.1 グロス・キャッシュ・フロー成長率(%) Gross Cash Flow Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 20.6 19.4 27.3 27.0 19.7 単独 Non-Consolidated 22.4 17.8 30.3 27.2 19.9