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Microsoft Word - 竹田(提出版最終).doc

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Academic year: 2021

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実践事例④【家庭分野】 ○ 生活と技術のかかわりについての関連を深める取組の工夫 <テーマに迫るためのねらいと手立て> ≪ねらい≫ 生活と技術のかかわりについての関連を深めるには、自分の生活を振り返る習慣や、自分を取り巻 く生活物をじっくり観察する習慣、学んだことを具体的に生活のどんな場面で生かせるか気付かせ、 考えさせ、書き出す機会を意図的に設けていくことが必要と思われる。また、自分の生活を自分の力 でより豊かなものにしていこうとする意欲や実践力を育てることが大切であると考える。 本題材では、まず、生徒が着用している衣服をよく観察する。身近な衣服を観察することで、情報 を取り出し、各部分がどのような方法で縫製されているかを分析、解釈する場面を設ける。衣服のト ラブルの種類や場面に、どんな技術を用いて補修できるかを考え、日常着用している衣服がトラブル で着用ができなくなってしまった時、自分で対処することの大切さに気付かせる。次に、身の回りの 小物を製作させ、作品作りを通して補修の技術の習得に結び付ける。製作のヒントになる完成見本、 拡大標本、段階標本を提示し、生徒の学習環境を整え、生徒がそれらを情報として捉え、自分の製作 にどのように生かしたらよいかを考え、実践・体験する。そこで得られた結果や成果に対して、自分 の言葉で思いを表現していく。また、友だちの作業や作品にも視点を当てることで、よさを認め、互 いを高めあう場も意図的に設ける。実習で一時的に作る喜びを味わうだけの小物の製作で終わるので はなく、製作中に体験した作業が、実際にどんな場面で生かせるかを考える場面を授業のまとめとし て設け、ワークシートに整理していくという流れを大切にしていく。 生徒の多くは実習が好きで、できなかったことができるようになった、自分でできるようになった という体験を授業に期待している。このような生徒の思いを、衣生活において、「衣服は補修して着 用していくことが大切である。」という姿勢につなげ、生活に生かす力へと発展させていきたい。 ≪具体的な手立て≫ (1) (2) (3) 衣服を観察し、どの ような縫い方で縫 製されているかを 発見、理解させる。 日常着用している衣服が、どんな方法で縫製されているかを 発見させる。小学校で習得した技術の応用、延長であることに 気付かせ、学習への意欲を高める。衣服のトラブルに合わせた 補修を考えさせ、必要性を理解させる。 標本を準備し、作業 のヒントを提示し、 実習に活用させる。 標本から縫製方法や衣服の成り立ちを想像させ、どのように補 修したらよいかをつかませて、実際の作業で体験させる。 体験した作業が生 活のどのような場 面で生かせるか考 えさせる。 体験したことを生活に結び付けることで、自分でもやってみた い、できた喜びを他の場面でも生かしたいという意欲を喚起さ せ、実践力をはぐくんでいけるようにする。

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<読解力をはぐくむためのプロセス> 学習活動 生徒のおもい 教師の手立て テキストを理解し、衣服の 縫い方をイメージする。 「情報の取り出し」 理解したり、イメージした りしたことを実践する。 「熟考」「解釈」 体験を通して、衣服の縫い 方、補修の技術を習得する。 「評価」「自分の考え」

現在の生徒

テキスト にかかれて い ることを理解させる。 体 験 を 通 し て 理 解し た こ と と の 違 い を 比較 さ せる。 体験を通して自分なりの 解釈をさせる。 これからの自分の生 活に生かせることを 考えさせる。 衣服は、どんな 縫 い 方 を し て あるのかな? 縫い方は何とな く分かったけれ ど、難しそうだ な。 難しいな。うま くいかないのは ど う し て だ ろ う? や っ た! こう す れ ばい いの か。うまくいっ てうれしいな。 う ま く い か な い な。○○さんはど うやっているのだ ろう? 身近な衣服を、自らの手で より適した方法で正しく 補修することができる生 徒「生活に生かす」 読解力がはぐくまれた生徒の姿 学習の見通しをもた せる。

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技術・家庭科学習指導案

1 題材名 「未来に生かそう、縫い方の技!-身の回りの小物製作-」 家庭分野 A 生活の自立と衣食住 (3)ウ【8時間扱い】 2 題材設定の理由について (1)生徒の実態 中学生の衣服に対する考え方は様々で、個人差も大きい。豊富に出回る衣服について興味をもち、自 分なりに工夫して着用している生徒がいる反面、こだわりなどもなく休日を学校指定の体操服で過ごし ているという生徒もいる。現代は着用の方法についての感覚も多様化し、着崩したファッションや見て いる側が不快になる着用法も個性として受け入れられ、そのようなことを好む生徒も若干いる。日常着 の手入れについてもほとんどを家族に任せ、自分は手入れされた衣服を着用するだけという生徒が多い。 家庭での手伝いで衣服にかかわる仕事をしている生徒は少ない。衣服は生活の必需品であるという認識 はあるものの、補修して衣服を大切に着用していこうとする意識は希薄である。生徒は小学校で手縫い、 ミシン縫いについての学習をし、布を用いた作品の製作をしているため、手縫いやミシン操作について は、興味があり作品の製作は好きではある。 (2)題材について 本題材は、衣服を快適に着用するためには適切な手入れや補修が必要であることを生徒に気付かせ、 様々な材料や場面に応じた補修ができるようにすることをねらいとしている。そこで、普段、当たり前 に着用している衣服がどんな縫製方法で作られているのかを観察させ、理解させる。さらに観察して覚 えた縫い方を実際に実習で体験しながら、身の回りの小物製作につなげ、作る喜びや苦労、完成時の達 成感等を味わわせたい。豊富に出回り、比較的安価で入手可能な衣服ではあるが、実習を通して、今あ る衣服を大切に着用しようとする態度や実践力をはぐくんでいくことができると考える。また、衣服資 源を大切にする姿勢は地球環境を守ることにつながると考え、本題材を設定した。 (3)指導観 本題材では、身の回りの小物製作を通して習得した技術を実際の生活に生かす力を育てていきたい。 日常、生徒が着用している衣服を観察させ、脇やそでの縫い合わせ方、そで口やポケット口、すその始 末の仕方、ボタン、かぎホック、スナップ付けなどがどのように縫製されているのかに気付かせ、縫い 方の名称を正しく理解させる。生徒は小物製作の中で、ミシン縫いによる「直線縫い」、「返し縫い」、「三 つ折り縫い」、「袋縫い」、「ひもの縫い付け」や手縫いによる「まつり縫い」、「スナップ付け」を実習す る。実習を通して、生徒は小学校で習得した技術を思い起こし、自らの力で考え完成させることができ たという実感を味わうことができると思われる。そのため、作業の過程に応じて作品見本や段階標本、 拡大標本等を豊富に準備していきたい。生徒が作品見本や標本等を解釈し有効に活用して、今後の作業 の手助けにできるような工夫をする。作業進度の差も考慮しながら、生徒同士が自分の言葉で分かりや すく教え合う場面や、評価し合う場面を設けたい。数名の生徒作品を模範として取り上げることで、生 徒に自信をもたせ、さらに技術を高めたいという意欲を想起させて、お互いを磨き合う場としたい。ま た、作業ごとにワークシートを準備し、自己評価や感想、質問などを生徒に記入させる。実習前の自分 と実習後の自分を比べ、成長したことを実感させたい。作業中の態度についても評価しながら、生徒の 学習意欲を高めていきたい。今回の作業はどんな場面でどのように生かせるのかを関連付けながら、常

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に生活に生かすことを意識させて、授業ごとのまとめをさせていく。この学習を通して、手作りのよさ や楽しさを味わわせ、適切な衣服の手入れや補修をして大切に着用していく姿勢を育てていきたい。ま た、環境に配慮した衣生活についても触れながら、自分なりの工夫ができるようにしていきたい。 3 題材の目標 身の回りの小物製作を通して、日常着の手入れや補修について関心をもち、目的と布地に適した衣 服の手入れや補修の方法について理解させるとともに、衣服材料に応じた適切な手入れや補修ができ、 衣服を大切に扱おうとする態度を育成する。 4 題材の評価規準 ア 生活や技術への 関心・意欲・態度 イ 生活を工夫し 創造する能力 ウ 生活の技能 エ 生活や技術につい ての知識・理解 題 材 の 評 価 規 準 ・衣服の手入れについ て、関心をもって学 習活動に取り組み、 衣生活をよりよくし ようとしている。 ・衣服の手入れについ て課題を見付け、そ の解決を目指して工 夫している。 ・衣服の手入れに関す る基礎的な技術を身 に付けている。 ・衣服の手入れに関す る基礎的な知識を身 に付けている。 具 体 の 評 価 規 準 ①衣服がどんな縫い方 で縫製されているか 関心をもって観察し ようとしている。 ②意欲的に身の回りの 小物を製作しようと している。 ③製作の楽しさを味わ い、生活に生かそう としている。 ①手入れや補修で衣服 を有効に着用したり 活用したりすること を考え、自分なりに 工夫している。 ①ミシン縫いや手縫い で製作や補修にふさ わしい縫い方ができ る。 ②製作に必要な機械や 用具、布を安全に正 しく取り扱うことが できる。 ①縫い方の種類や特長 が分かり、衣服にふ さわしい補修がある こ と を 理 解 し て い る。 ②作業に必要な機械や 用具の名称や、安全で 正しい取り扱い方が 分かる。 ③ミシン縫い、手縫い による補修の仕方が 分かる。

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5 指導計画及び評価計画(8 時間扱い) ア(関心・意欲・態度) イ(工夫・創造) ウ(生活の技能) エ(知識・理解) 時 間 ねらい 学習内容 読解力をはぐくむ手立て 単位時間における 具体の評価規準 ア イ ウ エ ① 本 時 身 近 な 衣 服 を 観 察 し て 縫 い 方 や 補 修 に つ い て 関 心 を も つ。 ・いろいろな縫い方 ・補修の仕方 テキスト 衣服の観察 ワークシート① 自己評価 ① ① 2 3 4 5 6 7 8 身 の 回 り の 小 物 製 作を通して、衣服の 補 修 に 必 要 な 技 術 を習得する。 ・ミシン縫い ・まつり縫い ・スナップ付け ・製作のまとめ テキスト 作業実習 完成見本 段階標本 部分標本 ワークシート②~⑧ 自己評価 ② ③ ① ① ② ② ③ 6 本時の学習(1/8時間) (1)目標 ・身近な衣服がどんな縫い方で縫製されているか関心をもって調べることができる。 ・縫い方の種類が分かり、衣服にふさわしい縫製や補修について理解することができる。 (2)展開 学習 内容 学習活動 時 間 教師のはたらきかけ →読解力をはぐくむた めの手立て 評価と指導の工夫 【】評価の観点 〈〉評価方法 ○評価規準(おおむね満足) ▼努力を要する生徒の指導の手立て 読解力 の育成 ◇衣服 のト ラブ ル ◇今まで衣服を着 用していて困っ たことを考え、 ワークシートに 記入する。 5 ◇ 日 常 の 様 々 な 場 面 で、衣服のトラブル が発生することを説 明する。 情 報 の 取 り 出 し

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◇衣服 のト ラブ ルの 確認 ◇学習 課題 の設 定 ◇調べ 方の 説明 ◇縫い 方調 べ ◇衣服のトラブル について発表す る。 ・しみがついた ・ひざが破れた ・裾がほつれた ・ボタンがとれた ◇調べ方の説明を 聞く。 ◇男子はワイシャ ツとズボン、女 子はブラウスと スカートについ て調べる。 ・各部分の縫い目 のスケッチをし て違いを確認す る。 ・各部分の縫い方 の方法、名前が あることを確認 する。 5 20 ◇衣服のトラブルを誰 が直しているか考え る。 →補修により衣服が快 適に着用できること を伝える。 ◇補修経験のある生徒 にも発表させる。 →生きる力であること を認め、今後の作業 の意欲につなげる。 ◇調べたことの記入例 を示す。 →本時の学習課題解決 の手順を説明し、方 法等を理解させる。 ◇部分によって縫い方 に違いがあることに 気付かせる。 →縫い方を変えること で衣服は着やすく、 見た目がよくなるこ とを理解させる。 →様々な縫い方がある ことを理解させるた め、縫い方の発問を する。 【関心・意欲・態度】 〈机間指導による観察・言葉 かけ〉 ○身近な衣服がどんな縫い 方で縫製されている か関 心をもって調べよう とす る。 ▼身近な衣服がどのような 縫い方で縫製されて いる か、例をあげながら調べさ せる。 【知識・理解】 〈机間指導による観察、言葉 かけ、ワークシート〉 ○縫い方の種類が分かり、衣 服にふさわしい縫製 や補 修があることが分かる。 ▼縫い方、補修について具体 的に例をあげながら プリ ントをまとめさせる。 自 分 の 考え 解釈 分析 衣服はどんなふうに縫ってあるかチェックしてみよう!

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◇縫い 方の 確認 ◇補修 にか かる 費用 ・補修の時はミシ ン縫いか手縫い でできるか考え る。 ◇衣服の各部分が どんな縫い方が されていたか発 表する。 ・身ごろ、肩、そ で下等→直線縫 い ・ポケット口、ワ イシャツの裾、 ブラウスの裾 →三つ折り縫い ・ズボンの裾、ス カートの裾 →まつり縫い ・合わせ部分→ボ タン、スナップ、 ボタンホール ◇衣服のトラブル を業者に依頼し た場合、かかる 費用の説明を聞 く。 10 5 5 ◇机間指導の観点 ・自分の衣服を見なが ら縫い目のスケッチ ができ、縫い方の方 法や名前が分かるよ うにさせる。 ・意欲的に行っている か見届ける。 ◇分からないことにつ いては、教科書、記 入例等を見ながら調 べ 学 習 を 進 め さ せ る。 →分からない生徒でも 調べられる環境を整 える。 ◇男子、女子にそれぞ れ発表させる。 →男子、女子の構成の 違いにも触れる。 ◇各部分にふさわしい 縫い方があることを 再確認させる。 →衣服にトラブルあっ た時に、調べた縫い 方ができると自分で トラブルを解決でき ることを知らせる。 ◇衣服の補修を行う業 者に依頼できる手段 が あ る こ と を 伝 え る。 →すぐに補修すること の 大 切 さ に も 触 れ る。 ※某業者の裾上げ料金表 ジーンズ 525円~ シングル 840円~ ダブル 945円~ 解釈 自 分 の 考え 熟考・評 価

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◇本時 のま とめ ◇次時 の予 告 ◇今日の授業のワ ークシートをま とめる。 ◇次の時間の連絡 を聞く。 ◇ワークシートに記入 させる。 →本時の授業を振り返 らせる。 ◇次時の連絡をする。 ・自分で補修ができる ようになると生活が 豊かになることを伝 える。 ・小物製作をすること を伝える。 生 活 に 生かす <成果と今後の課題> ≪成果≫ (1) *生徒の感想より ・普段着ている服には、縫い方がいろいろあって、初めて知ったことや改めて知ったことがありまし た。たくさんの技を知ることができてすごいと思いました。 ・まつり縫いは、将来に役立つかもしれないのでよく覚えたいなと思いました。 (2) 衣服を観察し、どのよ うな縫い方で縫製さ れているかを発見、理 解させる。 衣服や身近な布でできたものをじっくり観察することで、縫 い方の名称や方法を理解し、生活と技術のかかわりについての 関連を深める手立てとなった。同じ目的で製作された小物を見 ても、縫い代の始末が違うことなどに気付き、興味をもって調 べることができた。衣服の補修を依頼することもできるが、そ の場合は料金がかかるということ知り、自分の手で補修できる ようになりたいと思った生徒も多かった。 標本等を準備し、作業 のヒントを提示して、 実習に活用させる。 完成見本や部分標本などは、作業中の生徒の活動に大きく 作用した。作業前に実際に完成したものを見た時は、生徒の 心には、果たして自分に作れるのだろうかと不安を抱いてい たものが多かった。しかし、作業の工程を標本で示すとそれ を興味深そうに見ていた。生徒は作業中、自分の作業を標本 と比べてみたり、分かるまで何度も標本を確かめたりしてい た。まつり縫いに関しては5cmほど縫ったら見本と比べる よう指示を出したところ、もっときれいにするにはどうした らよいか、なぜ自分はうまくできないのかを考えて、初めか ら縫い直しをする生徒も多かった。さらに、生徒はお互いの 作品をよく見ていた。生徒の作品が、教師側の提示する標本 以上に効果があがることに気付かされた。技術・家庭科は生 徒の作品が、貴重なテキストになり、その量が増えていくこ とを自覚し、それをじょうずに使って生徒の活動を助けてい ける特質を再確認できた。

(9)

*生徒の感想より ・ミシンで直線縫いをするときは、慎重に縫ったのできれいに縫えた。縫った後にアイロンをかけた がしっかりできてこれからの生活に役立てられる。 ・ミシンは、最初はうまくできるか心配だったけど、見本を参考にしたり、手伝ってもらったりしな がら自分ではしっかりできたほうだと思います。 ・まつり縫いがじょうずにできました。慣れてくるとスイスイできたので楽しかったです。 ・最初は難しくて、何回も指をさしてしまったけど、やっているうちに楽しくなりました。○○さん にアドバイスをもらったり、見せてもらったりしながらやったのでよくできるようになりました。 ・初めてまつりぬいをして結構難しくて手こずったけど、初めてにしてはうまくできたと思います。 やっているうちになんとなく慣れてきて、楽しかった。 ・ひもを作るのが細くて大変でした。でも、作業自体はまっすぐ縫うだけなので簡単でした。じょう ぶに縫い付けられたのですが、返し縫いを1回多くやってしまい、固くなってしまいました。 ・スナップ付けが難しかったです。自分ではきちんと縫えたのですが、裏に縫い目が出てしまいまし た。見本や友だちの物を見たら、出ていなかったのでやり直しました。「いやだな。」「面倒くさい な。」と思ったけれど、やり直してしっかりできたときはとてもうれしかったです。これからはど うやったら上手にできるか、きれいにできるか、後のことを考えてやっていければと思いました。 <作品例>ボックスティッシュカバー 完成見本 まつり縫い 袋縫い ひもを付ける 麻布と編み棒を使ったまつり縫い指導 まつり縫いの標本

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麻布と折り紙で作ったスナップでスナップ付け指導 (3) *生徒の感想より ・袋縫いをやってまっすぐに縫うことができました。きれいに仕上がったと思いました。キンチャク を作るときにも生かせるように覚えておきたいです。 ・三つ折り縫いをしてみて、思っていたよりも丁寧にしかもきれいに縫うことができました。これが できるとジーパンも直せそうなので、チャレンジしたみたい。 ・ティッシュボックスカバー一つでたくさんの縫い方を覚えられてすごいなと思いました。今回、身 に付けたことを他のものにも応用して作っていきたいと思います。父の日、たいしたことができな かったので、もう一つ作ってみようと思います。今回難しかったスナップを付けるのを次の作品に は上手にできるようがんばります。 ・一番難しかったのは、三つ折り縫いです。ずれてしまったり、間違えて上と下を一緒に縫ってしま ったりしたのでかなり苦戦しました。楽しかったのはスナップ付けです。どうやって付けるか分か らなかったけれど、大きい紙の見本を見て、できるようになったら楽しかったです。大きい作品は 時間がかかってしまいそうだけど、今度はポケットティッシュのカバーを作ってみたいです。 ・難しかったのは、まつり縫いです。細かくて時間がかかったし、集中力が必要でした。ひもを付け るのが、布が重なって厚くなっていくので縫うのが大変でした。でも、全部じょうずにできたと思 います。袋縫い、三つ折り縫い特によくできました。私はミシンで縫う作業が得意なのかなと思い ました。今回の作業を生かして、家でも何か作ってみたいし、今回苦手と感じた面を自分の得意な ことになるようにしたいです。 体験した作業を、生 活のどのような場面 で生かせるか考えさ せる。 身の回りの小物製作では、作業の工程ごとに、今回の作業は どんなところで使えるのかという質問をした。衣服を観察した ワークシートや、自分の衣服からヒントを得て答えを出してい た。生徒は、作業が進むに従って、作品が形になっていく喜び を味わっていた。さらには、身近なもので、これだったら自分 で作れるかもしれない、衣服はもう自分でも直せる、また作っ て家族にプレゼントをしたい、という感想もあった。自分で作 業を振り返り、評価し、今後の生活にどのように活用していき たいか真剣に考えられる生徒が多かった。

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・スナップを付けるところがとても難しかったです。でも、きれいに完成したのでよかったと思いま す。自分なりにはなかなかじょうずにできたかなと思います。完成して結構うれしかったです。こ れからも作る力を身に付けて、身の回りのものを作ったり、直したりしていきたいです。カバーを きれいに使っていきたいと思います。 ・まつり縫いや袋縫いがとても簡単で早くできました。たくさんの縫い方にチャレンジして、色々な 経験ができました。ズボンの裾上げなどは自分でできたらなと思いました。 実習前・実習後実態調査(単位%) 123人 衣服の管理に関する質問 実習前 実習後 はい いいえ はい いいえ ミシンの使い方は分かりますか 66 34 92 8 アイロンの使い方は分かりますか 76 24 94 6 裾などのまつり縫いはできますか 8 92 85 15 ボタンは付けられますか 75 25 スナップは付けられますか 7 93 77 23 自分で衣服を直せますか 9 91 52 48 ≪今後の課題≫ 「読解力」を育成するにあたり、身近な衣服や小物、生徒の作品を情報やテキストとしてとらえ、 興味や関心を高めようとしたが、全ての生徒の思考や作業のヒントになったとはいえなかった。考え る場面、標本をヒントに作業する場面はこちらから意図的に設けない限り、生徒は説明だけを求めて 作業を進めてしまう。また、興味や関心の低い生徒には、課題を提示しても観察や作業に意欲的に取 り組めないこともあった。豊富に出回る衣服や小物で生活が便利になり、自分で身の回りのものを作 る、補修するという意識が、家庭でもだんだん薄れてきているように思う。そのため、授業の中で生 徒の活動の機会をさらに設け、積み重ねていく必要があると思われる。 作業ごとに「熟考・評価」「自分なりの考えで表現する」ことを意識したワークシートを作成し、 次への活動につなげることを心掛ける必要があると痛感した。読解力を意識する以前のワークシート は、作業方法、でき具合、感想といった単調なワークシートになっていたように思う。今回の研究で、 どのようにすれば上手にできた、失敗した時はこんな感じだったなどを盛り込んで、生徒はどんな作 業をしたのか、さらには心の動きや気付きなどが振り返られるワークシートを心掛けなくてはならな いことが分かった。そうすることで、じっくり考え、自分なりに表現し、評価をする姿勢が生徒にも 育ち、「読解力」の向上につながると考える。

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ワークシート① 衣服を着用していて困った経験があったら書いてみよう!

衣服のチェック

どんなふうにぬってあるか簡単にスケッチしてみよう!

<縫い方の名前が分かったら書いてみよう!>(教科書で調べると分かる。) ワイシャツ・ブラウス ズボン・スカート スケッチ スケッチ ○身ごろ、肩、そで下 < > ○ポケット口、ワイシャツ・ブラウスのすそ < > ○ボタン、ボタンホール ○前ズボン、後ろズボン、スカートのぬい合わせ < > ○ズボン、スカートのすそ < > ○スナップ

衣服にトラブルがおこったら→(

ひとことどうぞ ( )年( )組( )番( )

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参照

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