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タイプ 及び プレートタイプ の4タイプを基本とする ただし 自然環境 気象条件等に応じて着脱可能な構造とすることや支柱の形状を変更することを妨げない 2 色彩焦げ茶色 (DIC333 に準じた色彩 ) とする ただし 石材の場合は素材色も可とする 3 規模気象 地形 利用状況等の立地条件を考慮し

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Academic year: 2021

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中部山岳国立公園登山道標識統一デザイン基準 1 目的 中部山岳国立公園は、その大部分を北アルプスの 3,000m 級の山岳が占める我が国を 代表する山岳公園であり、登山は本公園にとって最も重要な公園利用形態である。本公 園における安全で適正な登山利用を促進するため、登山道に設置された標識のデザイン (構造、色彩、記載事項等)を統一することを目的とし、本公園内の登山道における統 一的な標識デザインの基準を定めるものである。 2 対象とする標識の種類 本基準の適用対象は、登山道(園路及び探勝歩道は除く。)沿線において、目的地へ の誘導を機能とする誘導標識(以下「登山道標識」という。)とする。また、自然資源、 地名等を周知する機能を持つ資源名標識等については、下記基準に準ずることとする。 したがって、園路及び探勝歩道の誘導標識は含まないが、標識を整備する者の判断で 一体的に取り扱うことについて妨げないものとする。また、車道、林道であっても登山 者が歩行する道については登山道として取り扱うものとする。 3 適用範囲 中部山岳国立公園内の登山道とその延長路線(公園区域外)を対象とする。また、登 山道管理者がそれらと一体と考える路線については、含めても良いものとする。 4 適正な配置 登山道標識は、必要最低限の設置数とする。風致景観の支障とならないよう配慮しつ つ、利用者の動線を考慮し、利用者の目につきやすい場所に設置する。近傍に同一機能 の登山道標識を重複して設置することは避け、複数存在している場所においては、必要 性を吟味の上、統合又は撤去を検討する。 5 統一デザイン基準 中部山岳国立公園の山岳地においては、様々な自然環境や気象条件を想定したデザイ ンであることが求められる。また、安全な登山に寄与するための機能が必要となるとと もに、近年外国人利用者が増加傾向にあることから、外国人にも分かりやすいものにす る必要がある。 以下に定める事項を中部山岳国立公園登山道標識統一デザイン基準とする。 1)構造 ① 形状 別添「標準デザイン」にあるように、「腕木タイプ」「単柱タイプ」「単柱(低)

(2)

2 タイプ」及び「プレートタイプ」の4タイプを基本とする。ただし、自然環境、 気象条件等に応じて着脱可能な構造とすることや支柱の形状を変更することを 妨げない。 ② 色彩 焦げ茶色(DIC333 に準じた色彩)とする。ただし、石材の場合は素材色も可と する。 ③ 規模 気象、地形、利用状況等の立地条件を考慮し、別添標準デザインに準じたもの とする。 2)材料 ① 本体 木材を基本とする。ただし、気象、地理、地形、地質等の避けがたい事由によ り、木材では耐久性、施工性等に問題がある場合は、石材、鋼材、樹脂製等も可 とする。さらに、岩体や建築物に直接表示又は掲出することを妨げない。 ② 表示板 木材、アルミニウム、ステンレス等の金属又は樹脂製を基本とする。 3)記載事項 ① 以下の項目を基本とする。 「行き先(日本語:英語表記)」「現在地(日本語:英語表記)※1」「矢印」 「アイキャッチ」「設置者名※2」「ナンバリング※3」 ② 以下の項目は必要に応じて記載する。 「ピクトグラム※4」「標高」「合目・分数表示※5」「距離※5」「設置費用負 担者(寄付者)名※6」「国立公園・ジオパーク等のシンボルマーク※7」 ③ レイアウト 別添「標準デザイン」を参考にレイアウトする。 ※1 一般に認知されている地名がある場合は記載する。 地名は原則として表示面のアイキャッチ内に記載する。地名の表示を主眼 とする資源名標識は例外として、焦げ茶地に白抜き文字とする。 ※2 プレートタイプを除き表示面には記載せず、支柱の側面又は背面に表示面 積 50 ㎠以下の規模で記載する。ただし、C単柱(低)タイプの場合は、支柱 ではなく表示面に表示面積 10 ㎠以下の規模で目立たぬよう記載することも 可とする。 プレートタイプの場合は、表示面積 10 ㎠以下の規模で表示面に目立たぬよ う記載するものとする。設置費用負担者名を記載する場合は、設置者名及び 設置費用負担者名を合わせて 10 ㎠以下の規模とする。

(3)

表示面に記載する場合を除き、各種の管理情報(設置年次等)や設置者のシ ンボルマーク等を付記してもよい。これらを小型プレートとして支柱に貼り 付ける場合は、プレートの地色は焦げ茶色、白色若しくは金属等の素材色と る。 ※3 近傍にナンバリングされた登山道標識が存在する場合は省略できる。 ※4 別添「中部山岳国立公園内の登山道標識に使用するピクトグラム」に掲げ るピクトグラムを使用する。なお、新たなピクトグラムを導入する際には、 長野自然環境事務所に相談するものとし、「自然公園等施設技術指針」等を踏 まえつつ、国際的・全国的な視点から検討した上で、別添に追加するものと する。 ※5 基本的には記載しないこととし、平坦な箇所や施設直近等(例:山小屋直 近での山小屋までの距離)に限って距離表示を、急登等での到達度の目安に 限って合目・分数表示を必要に応じて併記する。(所要時間の記載はしない。) ※6 設置費用負担者の名称等(会社名等。ロゴマークを含む。)は、設置費用負 担者の希望があれば記載可能とする。 この場合、プレートタイプを除き表示面には記載せず、支柱の側面又は背 面に表示面積 50 ㎠以下の規模で記載する。プレートタイプの場合は、設置者 名及び設置費用負担者を合わせて表示面積 10 ㎠以下の規模で表示面に目立 たぬよう記載するものとする。 なお、広告ではないことから、商品名の記載は認めない。設置費用負担者に よっては会社の正式名称よりブランド名や店舗名が一般的な場合もあるが、 その場合は会社名に代わるそれらの記載を認める(1社1点とし複数のブラ ンド名等を用いることは認めない。)。設置費用負担者が複数にわたる場合は、 1社に絞るか記載をしないものとする。また、ロゴマークを用いる場合は、 同時に会社名称等(文字)の記載はしないものとする(どちらかのみ)。 ロゴマークの色彩は白色、黒色若しくは焦げ茶色に限るものとする。これ らのロゴを小型プレートとして支柱に貼り付ける場合は、プレートの地色は 焦げ茶色、白色若しくは金属等の素材色とする。 ※7 表示面には記載せず、支柱に最小限の規模でバランス良く配置する。 4)アイキャッチ 霧等で視界が悪い時でも利用者に登山道標識を視認させるための補助的な機能 としてアイキャッチを表示面及び支柱頂部に表示する。色彩は黄色(DIC637 に準じ た色彩)とし、表示箇所は別添標準デザインによるものとする。ただし、支柱の形 状又は材料によって表示が困難な場合や現地の状況から特に必要の無い場合等で は、支柱頂部のアイキャッチは省略できるものとする。

(4)

4 5)使用言語・フォント ① 使用言語は、日本語及び英語に限る。※8 ② 文字は白色とし、アイキャッチ内への記載は黒色とする。 ③ フォントは「ユニバーサルデザイン 丸ゴシック」に準じた書体を使用する。 ④ 英語表記は原則として「観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のため のガイドライン」(平成 26 年3月)及び「地名等の英語表記規程」(平成 28 年3 月)の英語表記方法によるものとする。 ただし、山小屋等については、別表によるものとする。 なお、英語表記が不明な場合は、長野自然環境事務所に相談するものとし、原 則として、ネイティブチェックを経て、別表に追加するものとする。 (※8 制札類や解説板に準用する場合はこの限りではなく、むしろターゲット となる外国人の言語を用いることが必要なので注意。) 6)ナンバリング 安全対策及び外国人登山者に対する対応として、表示面に登山道標識の固有番号 を記載するものとする。ただし、表示面に記載できない場合は、登山者から視認し やすいよう表示面の近くに記載するものとする。固有番号は、長野自然環境事務所 においてとりまとめ、その位置情報等の関連情報とともに公開するものとする。 なお、番号の振り方については別途定めるものとする。 6 その他 既存の標識類の改修についてはこの基準に定めるものではないが、なるべく、この基 準に準じたものとすることが望まれる。また、入口看板や制札類その他の標識類につい ては、本基準に準じるものを求めるわけではないが、本基準による標識類と調和するデ ザインが望まれる。 この他、本基準に定めのない事項については、「自然公園等施設技術指針」によるも のとする。また、本基準の変更等が必要な場合は「中部山岳国立公園登山道標識デザイ ン統一化検討会」関係者の意見も踏まえ、長野自然環境事務所にて決定することとする。 附則 この基準は、平成 30 年3月1日より施行する。

(5)

Mt. Oku-hotaka Mt. Kita-hotaka 北穂高岳 奥穂高岳 Mt. Asahi

朝日岳

1.2 ㎞ Parking 5th Station 5合目 2 方向誘導 (1 段表示) + 距離 2 方向誘導 (2 段表示) + 現在地 1 方向誘導 (1 段表示) + 現在地 2 方向誘導 (1 段表示) + 現在地 Toilets トイレ 0.8 ㎞

A 腕木タイプ

  (円柱標準形)

標準デザイン

Φ150 1000 1300 180 30 45 35 Hakubaoike 白馬大池 1000 650 設置者名(例:環境省) サイズ最大 50㎠(例:5㎝×10㎝) 180 35 Karasawahyutte Hut Mt. Norikura

乗鞍岳

涸沢ヒュッテ

横 尾

Yok o o 駐車場 NHK-3-21 NNR-908-3 NYH-35-12 NHK-26-10 50

白馬岳

Mt. Shirouma

(6)

燕 岳 M t. T s u b a k u ro 標高 2763 m 2方向誘導 (1段表示) + 現在地 + 標高 2方向誘導 (1段表示) + 距離 2方向誘導 (2 段表示) + 現在地 4方向誘導 (1段表示) + 現在地 山頂標識 + 標高 (参考) NDK 59-13 鏡平山 荘 K a g a m id a ira sa n so H u t わ さ び 平小屋 W a s a b id a ir a g o ya H u t

B 単柱タイプ

(角柱標準形)

1500 □150 930 500 30 10 10 45 □150 120 900 900 1300 設置者名 (例:〇〇県) サイズ最大 50㎠ (例:5㎝×10㎝) 寄付者名 サイズ最大 50㎠ (例:5㎝×10㎝) 正面 側面 寄付 500 700 700 ト イ レ T o ile ts P a rk in g 秩 父 沢 出 合 C h ic h ib u s a w a d e a i 1720 m 奧 穂 高 岳 M t. O k u -h o ta k a 北 穂 高 岳 M t. K it a -h o ta k a 涸 沢 ヒ ュ ッ テ K ar as aw ah yu tte H ut 横 尾 Y o k o o 1.2 ㎞ 0.8 ㎞ 駐 車場 NYH 40-21 涸 沢 K a r a s a w a 蝶 ヶ 岳 M t . C h o g a t a k e 槍 ヶ 岳 M t . Y a r ig a t a k e 上 高 地 K a m ik o c h i 横尾 Y o k o o 横尾 Y o k o o NKU 918-12 NYH 35-12 NJT 32-5 NYH 40-21

(7)

450 □200

わさび平小屋

Wasabidairagoya Hut

鏡平山荘

Kagamidairasanso Hut

黒部五郎小舎

Kurobegorogoya Hut

黒部五郎岳

Mt. Kurobegoro 2方向誘導 (1段表示) (1段表示)2方向誘導 + 距離 2方向誘導 (1段表示) + 現在地 + 標高 (参考)概念図表示 + 現在地 380 200 水晶岳 Mt. Suisho 鷲羽岳 Mt. Washiba 水晶池 Suishoike 380 寄付 設置者名(例:〇〇県) サイズ最大 50㎠(例:5㎝×10㎝) 寄付者名 サイズ最大 50㎠(例:5㎝×10㎝)

C 単柱(低)タイプ

(角柱 ・ 低標準形)

三俣山荘 Mitsumatasanso Hut 雲ノ平 Kumonotaira 双六岳 Mt. Sugoroku 3方向誘導 (2段表示) + 現在地 双六小屋 Sugorokugoya Hut 三俣蓮華岳 Mt. Mitsumatarenge

駐車場

Parking

トイレ

Toilets わさび平小屋 Wasabidairagoya Hut 鏡平山荘 Kagamidairasanso Hut NDH-59-13 秩父沢出合 Chichibusawadeai 1720 m わさび平小屋 W a s a b i d a i r a g o y a H u t 鏡平山荘 Kagamidairasanso Hut NDH-59 -13 秩父沢出合 C hi c hi b u s aw ad e a i 1720 m 1.2 ㎞ 0.8 ㎞ 三俣山荘 Mitsumatasanso Hut 双六小屋 Sugorokugoya Hut 黒部五郎小舎 Kurobegorogoya Hut

NDH-59-13

秩父沢出合

Chichibusawadeai

NHD-14-22

中道稜線分岐

Nakamichi-Ryosenbunki 1720 m

NGK-14-14

NYD-46-2

三俣蓮華 岳 M t. M it s u m a ta re n g e 2841m

NKG

9-15

14-12

NKG

岩 苔 乗 越 Iw a g o k e n o k k o s h i P a s s

(8)

D プレートタイプ

2方向誘導 (1段表示) + 現在地 3 方向誘導 (1段表示) 300 420 設置者名(例:〇〇町) サイズ最大 10㎠ (例:5㎝×2㎝) 寄付者名 サイズ最大 10㎠ (例:5㎝×2㎝) 300 420

早月小屋

Hayatsukikoya Hut

前剱

Mt. Mae-Tsurugi

剱岳

Mt. Tsurugi

NTK-10-27

〇〇町 〇〇〇

剣山荘

Kenzanso Hut

カニノタテバイ

Kaninotatebai

平蔵のコル

Heizounokoru

NTK-10-31

〇〇町 〇〇〇 剣山荘 Kenzanso Hut カニノタテバイ Kaninotatebai 平蔵のコル Heizounokoru NTK-10-31 〇〇町 〇〇〇

(9)

中部山岳国立公園内の登山道標識に使用するピクトグラム

鉄道 / 鉄道駅 お手洗い バス / バスのりば タクシー / タクシーのりば 駐車場 キャンプ場 腰掛け式リフト ケーブル鉄道 ロープウェイ 山小屋 避難小屋

Cable car Cable railway

Parking

Camp site Mountain Hut

Railway / Railway station Bus / Bus stop

Taxi / Taxi stop

展望地 / 景勝地 View point

Shelter hut Toilets

(10)

別表 英語表記の例 山小屋 例) 朝日小屋 Asahigoya Hut 西穂山荘 Nishihosanso Hut 登山口 例) 猿倉登山口 Sarukura Trailhead 沢・谷 例) 岳沢 Dakesawa Valley 横尾谷 Yokoodani Valley 雪渓

例) 針ノ木雪渓 Harinoki Snowy valliy

例外) 白馬大雪渓 Hakubadaisekkei Snowy valliy 乗越 例) 飛騨乗越 Hidanokkoshi Pass 尾根 例) ブナ立尾根 Bunadateone Ridge 西鎌尾根 Nishikamaone Ridge 合目 例) 五合目 5th Station アラビア数字の後に「th Station」を付ける。 名称をローマ字表記し、語尾に「Pass」を付ける。 名称をローマ字表記し、語尾に「Ridge」を付ける。 名称をローマ字表記し、語尾に「Hut」を付ける。 名称のうち「登山口」以外の部分をローマ字表記し、語尾に 「Trailhead」を付ける。 名称をローマ字表記し、語尾に「Valley」を付ける。 名称のうち「雪渓」以外の部分をローマ字表記し、語尾に 「Snowy valliy」を付ける。ただし、白馬大雪渓は、名称をロー マ字表記し、語尾に「Snowy valliy」を付ける。

参照

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