現代の食の問題
食品添加物について その1
腐敗を防ぐ。嗜好に合わせる。安価に製造する。
国内では認可されている添加物でもその発ガン性のため、
海外では使用を禁止されているものがたくさんあります。
①「アミノ酸等」と書けば、何種類もの添加物(化学調味料)をこの中に
含ませることができ、わたし達は知らないうちに味の素(グルタミン酸ナ
トリウム)も含め多くの種類の添加物を摂取しています。
➁たんぱく質加水分解物は肉の余った部分やゼラチン、骨、毛(動物性)
や、小麦や大豆のカス(植物性)など得体のしれない物質を塩酸、アルカ
リや酵素などで分解して作られる調味料。
③スクラロースは農薬の開発中に偶然みつかった化学物質
脳腫瘍やリンパ種の一因にも。
④カラメル色素は着色料の中で最も使用量が多い添加物。
・カラメルⅢ:糖類にアンモニウム化合物を加え熱処理し製造。
・カラメルⅣ:糖類に亜硫酸やアンモニウム化合物を加え熱処理し製造。
現代の食の問題
食品添加物について その2
トランス脂肪酸の危険性について
トランス脂肪酸とは、植物油の脂肪分子に水素原子を加えて安定させ、変質、
劣化、酸化しにくくしたもの。菓子パンやお菓子に含まれる「マーガリン」
「ショートニング」「植物油脂」など多くの食品に含まれています。
別名「食べるプラスチック」
1.動脈硬化・心臓疾患や脳血管障害などの要因に。
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増加し、また善玉コレステロール(HDLコレステロール)
を減少させる。
2.アトピーやアレルギー性鼻炎・気管支喘息などのアレルギー疾患リスクに。
脂肪酸は細胞膜を構成する物質ですが、トランス脂肪酸で形成された細胞膜は弱く、免疫機能が低下します。
3.体のビタミンが欠如。
トランス脂肪酸を多く含む食べ物は一般的にビタミンなどの栄養が低く、さらにトランス脂肪酸自体が
体内でビタミンなどを大量に消費する。
4.子宮内膜症や不妊症など、婦人科系のトラブルの要因に。
頭スッキリ
心サッパリ
体ハッキリ
・頭がすっきりして冴えてくる
・集中力が高まる
・記憶力が高まる
・爽快感がある
・物事に動じなくなる
・前向きになる
・疲れにくくなる
・ダイエット効果がある
・体が軽く感じる
ファスティングは
身体のリセットとデトックス
ファスティングによるリセット効果
①内蔵を休ませる
高脂肪・高タンパク質の食事や食べ過ぎ、アルコールや喫煙などで内臓は常に疲労しています。
ファスティング中は、消化にほとんどエネルギーを使わないので、内臓が休まります。
➁味覚や嗅覚が鋭くなる
ファスティング終了後には味覚が敏感になり、素材そのものの味が感じられるようになります。
飲酒量が自然に減ったり、ラクに禁煙できた人もいます。
③肺がきれいになる
大気汚染やタバコの煙などで、肺はダメージを受けています。ファスティングによって免疫力が
復活すると、有害物質の進入を防ぐことができるため、肺がきれいになります。
④免疫力がアップする
ファスティングによって内臓がきちんと休まると、白血球が活性化して免疫力が高まります。
ファスティングによるデトックス効果
①有害物質を排出する
(カドミウム・水銀・鉛・ヒ素・ベリリウム・アルミニウム)
体内に入り込んできた有害物質は、脂肪に蓄積しやすい特性を持っています。
ファスティングで脂肪燃焼を促進させることで、デトックス効果が期待できます。
➁大腸がきれいになる
ファスティングによって体内の大掃除が始まると、大腸内の残留老廃物も排出されて腸内環境が整い、
きれいな腸に変わっていきます。
③肝機能が改善する
過剰な食品添加物や化学物質は、有害物質を解毒する肝臓の大きな負担となります。
しかしファスティング中は、新たな有害物質が入らないため、体内に蓄積したものの解毒に専念でき、
肝臓の働きが改善されます。
④脂肪が燃える
ファスティング中は、消化よりも代謝にエネルギーを使えるため、脂肪も燃えやすくなります。
体重が減少するほか、アレルギーなどの原因でもある脂肪酸のアンバランスも改善されます。
効果が生まれる仕組み
~そのカギは「代謝酵素」~
■ファスティングで体内の代謝酵素を増やす
代謝酵素と消化酵素。いづれも生命活動に欠かせない酵素ですが、体内では一定量しか産生されません。
しかし飽食の時代、ほとんどが「消化酵素」にまわされ、「代謝酵素」は不足気味になりがちです。
現代人は
代謝酵素が
不足気味
代謝酵素
消化酵素
代謝酵素
通常時の酵素比率
ファスティング時
糖質ダイエットについて
糖質ダイエットとは
ご飯・パン・芋・果物などの炭水化物に含まれる糖質の摂取量を抑え、おかずは何でも食べていいという
考え方に基づくダイエット方法です。(炭水化物ダイエットとも呼ばれる)
メリットとデメリットは?
1日の総摂取カロリーが落ちるので体重は比較的簡単に落ちますが、同時に筋肉・筋力も簡単に落ちてし
まいます。特に高齢者は、一度落ちた筋肉を復活させることは難しく、あっという間に寝たきりになって
しまうケースが起き、問題になっています。
そもそも糖分はなぜ必要なの?
人間は1日に170gの糖が必要と言われています。そのうち120g~130gが脳で使われ、30g
が全身に酸素を運ぶ赤血球のエネルギー源となります。
一般的な食品に含まれる糖質量は?
茶碗一杯 36.5g 食パン1切れ 44.4g バナナ 21.4g うどん1玉 20.8g ポテトチップス 50.5g
健康的で太らない食べ方
1.
食べる順番に気を付けよう
≪一例≫汁物⇒生野菜⇒発酵食品⇒おかず⇒ご飯
2.
砂糖と脂質はなるべく一緒に摂らないようにしよう
食後のデザートにケーキや砂糖入りコーヒーなどはNG!
3.
食べる時間に気を付けよう
理想の夕食時間は21時まで!
4.
早食いは禁物
早食いは過食につながる!~しながら食べることはNG!
5.
GI値の低い物を選ぼう
白米・うどん・食パンなど白いものは、満腹感を得やすいが腹もちせず、間食の原因になる。
6.
脂質(油)の摂り過ぎに注意しよう
脂質は一番脂肪に変わりやすいので摂り過ぎるとNGです。脂の質にも注意!オメガ6よりオメガ3を。
7.
コンビニやスーパーの弁当・惣菜に頼らないようにしよう
塩分・糖分・脂質・添加物が多く味付けが濃い。なおかつビタミン・ミネラルが少ない。