アジェンダ 1 RED HAT ENTERPRISE LINUX について 2 主な新機能 3 11 まとめ

RED HAT ENTERPRISE LINUX 7

エンタープライズ

OS の再定義

2014 年 7 月 10 日

Red Hat,Inc.

プリンシパルプロダクトマネージャー

鶴野 龍一郎

アジェンダ

RED HAT ENTERPRISE LINUX

について

主な新機能

まとめ

1

2

RED HAT ENTERPRISE LINUX

®

10

年以上にわたるイノベーションの歴史

02

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RED HAT ENTERPRISE LINUX 2.1 Linux とオープンソースを エンタープライズ向けに 提供 RED HAT ENTERPRISE LINUX 3 マルチアーキテクチャのサポート、 製品ファミリによる選択肢の拡大 RED HAT ENTERPRISE LINUX 4 RAS 、ストレージ、軍用レベルの セキュリティを実現 RED HAT ENTERPRISE LINUX 5 仮想化の強化 RED HAT ENTERPRISE LINUX 6 Linux が物理、仮想、およびクラウド でのメインストリームに RED HAT ENTERPRISE LINUX 7 オープンハイブリッド クラウドの基盤

オープンハイブリッドクラウドの基盤

物理、仮想、プライベート／パブリッククラウドでの可搬性

パブリッククラウド プライベートクラウド 仮想 物理

RHEL7

の利用予定

37%

25%

26%

Within 3 months of GA

3-6 months after GA

6-12 months after GA

12-24 months after GA

> 2 years after GA

1. www.techvalidate.com/product-research/red-hat-enterprise-linux TVID: BA4-39C-3B7

いつ

Red Hat Enterprise Linux 7 を

利用する予定ですか？

調査対象のベータ参加者の

62%

が製品の一般向け提供開始後

6 か月以内に Red Hat Enterprise Linux

®

_{7 の利用を予定}

1

2%

10%

ベータ参加

368 社の調査

GA から 3 か月以内

GA 後 3 ～ 6 か月

GA 後 6 ～ 12 か月

GA 後 12 ～ 24 か月

GA 後 2 年以上

合理化された インストールと デプロイメント プロファイルによる パフォーマンスの最適化 OPENLMI によるシステム管理 スケーラブルな ファイルシステム Windows との 相互運用性 軽量の アプリケーション隔離 （ Linux コンテナ）

RED HAT ENTERPRISE LINUX 7

のハイライト

安 定 性 と 効 率 性 柔 軟 性 ミッションクリティカル向けの信頼性と軍用レベルのセキュリティによる確実性

Linux

コンテナ

1 つのアプリケーションとランタイム、依存関係を含んだソフトウェア

パッケージの概念

●

容易なデプロイメントとホスト

システム間での可搬性

●

ホストオペレーティングシステム上で

アプリケーションを隔離

RHEL では、 以下を通して実現：

●

制御グループ（

cgroups ）

●

カーネルネームスペース

●

SELinux 、 sVirt

ホストOS サーバー コンテナ LIBS APP

Linux

コンテナの利点

デプロイメントの 柔軟性

運用の効率化 保守の簡易化 デプロイメント

コンテナによるアプリケーションの配布

LIBS APP ホストOS サーバー ホストOS サーバー コンテナ

運用時の重点項目

開発時の重点項目

コンテナ LIBS APP

RED HAT ENTERPRISE LINUX

ATOMIC HOST

1 _{Red Hat Enterprise Linux Atomic Hostは一般向け提供されていません。 (2014 年 6 月時点 ) 詳細については、}

http://www.redhat.com/about/news/press-archive/2014/4/linux-container-innovationsをご覧ください。

基本は

Red Hat Enterprise Linux

コンテナ用に最適化

Red Hat Enterprise Linuxのハード ウェアエコシステム、軍用レベルのセ キュリティ、安定性、および信頼性を 継承

Red Hat Enterprise Linux との互換性を維 持しつつ、 Linux コン テナ向けにチューニン グされた最小限の環境 イメージベースのテクノ ロジを使用して、デプロ イメント、アップデー ト、およびロールバック を容易に実行可能 フットプリントの最小化 _{保守の簡易化}

Windows

との相互運用性

1. 直接的な連携

Microsoft Active Directory

の認証を利用して

RHEL

を利用可能

2. 間接的な連携

Microsoft Active Directory

と

ID 管理製品を連携させて、

RHEL を利用可能

SSSD

ID 管理

ファイルシステムの選択肢

●

デフォルトファイルシステムである

XFS

で

500TB

までファイルシステムを拡張可能

● ext4

で

50TB

まで拡張可能

● Btrfs

も利用可能

2 ● Parallel NFS v4

は性能とスループットが向上

タイプ サポート上限 ルート ブート コメント シングルノード XFS 500TB 可 可 システムデフォルト

ext4 50TB 可 可 旧バージョン（ext2 、 ext3 ）にアクセ

ス可能なドライバ

btrfs2 _{50TB 可 可}

ネットワーク/ マルチノード

GFS2 2 ～ 16 ノード 可 不可 共有ストレージファイルシステム

RED HAT ENTERPRISE LINUX 7

における

パフォーマンスの強化

パフォーマンスプロファイル により設定を簡易化 Performance Co-Pilot と Thermostat によるモニタリング Tuna と tuned が提供する 強化された仕組みを使用した 性能の微調整

2 x Intel® Xeon® Processor 5600 series 4 x Intel® Xeon® E7 v2 family 2x Intel® Core™ i5 family 2 x Intel® Xeon® Processor 5600 series 2 x Intel® Xeon® Processor 7500 series 2 x Intel® Xeon® Processor 5600 series 2 x Intel® Xeon® Processor 5600 series 4 x Intel® Xeon® Processor 7500 series 0 20 40 60 80 100 120 140 RHEL 6.5 RHEL 7 N O R M A LI Z E D P E R F O R M A N C E ( % )

各種ワークロードでの優れたパフォーマンス

RHEL 6.5 と RHEL 7 の比較

ネットワーク

パリティ

CPU

+ 1%

ERP

+ 2%

メモリ

+ 8%

OLTP 商用DB

+ 10%

分析

+ 11%

OLTP オープンソースDB

+ 13%

JAVA サーバサイド

+ 25%

正 規 化 性 能 (% )

サーバープロファイルによる

デプロイメントの迅速化 インプレースアップグレード6.X から 7 への 起動時に優先順位付け重要なサービスを

容易なインストールとデプロイメント

6.X から 7 へのインプレースアップグレード

RED HAT ENTERPRISE LINUX 6.5

アップグレード前

アシスタント

1

RED HAT ENTERPRISE LINUX 7.0

アップグレード

ツール

2

● 現在のOS の状態と RHEL 7 プ ロファイルを監査し、以下を作成： ● 発生する可能性がある問題の HTML レポート ● 変更用の設定ファイルのディレ クトリ ● アップグレード後にユーザが実 行するPOST-INSTALL スクリ プト アップグレード前 アシスタント rhelup レポートに問題がない場合

集中化された管理と より高速な起動

「 systemd は私の気に入っている機能です。現 在当社では多数の init スクリプトを使用していま すが、多くを systemd に切り替えることで、すで に大きな改善効果が現れています。」 1 中規模メディアおよびエンターテイメント企業、 IT アーキテクト プロセス、サービス、 セキュリティの 集中管理 起動時における サービスの優先度と 順序の設定 既存スクリプトとの 互換性 （ SYSV および LSB ） 「 systemd を使うことによって、非常に多く の自社製のモニタリングおよびデーモン管 理ツールを廃止することができます。」 1 小規模コンピュータ ソフトウェア企業、エンジニア 起動時間の 大幅な短縮

まとめ

1

2

3

4

RED HAT ENTERPRISE LINUX 7 はエンタープライズ

オペレーティングシステムを再定義します。

既存の利用から次世代のソリューションまで、インフラストラクチャとして、柔軟

で、安定した、セキュアな基盤を提供します。

スケーラブルなファイルシステム、

Windows との相互運用性、および

OpenLMI 管理によって、 IT 業務の効率を向上させます。

実証済みの高い信頼性とセキュリティを実装した

Red Hat Enterprise Linux

の提供を継続します。

コンテナ、合理化された導入、および最適なパフォーマンスによって、

IT のアジ

リティを改善します。