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ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

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Academic year: 2021

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1 英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 授業者 津田 優子 1 日時:平成29年11月25日(土)公開授業Ⅰ(10:00 ~10:50) 2 場所:授業研究室 3 対象:2年1組 38名(男子20名、女子18名) 4 単元名:「プレゼンテーションをしよう」 題材名:「世界の国を紹介しよう」 5 単元のねらいと研究主題との関連 (1)単元のねらい 新学習指導要領では、「知識及び技能」について「情報を整理しながら考えなどを形成し、英語で 表現したり、伝え合ったりすることに関する事項」が挙げられている。この点に注目し、本単元で は、「どのように伝えればいいか」という包括的な問いのもと、「聞き手に伝わる発表の仕方とは」 という本質的な問いを設定し、パフォーマンス課題に取り組むことにした。これまでの発表活動を 通して得た気づきや学びを土台とし、「どのように伝えればいいか」について実体験を通して身につ けさせたい。 今回のようなパワーポイントを用いてのプレゼンテーションは、英語の授業においては2回目で ある。前回は与えられたパフォーマンス課題に個人で取り組み、発表した。西岡(2016)は「パフォ ーマンス課題については包括的な本質的な問いに対応させて、繰り返し類似のものが与えられるこ と」になり、「そのような課題に対応する力の伸びを捉えるような長期的ルーブリック」について述 べている。また、「長期的な見通しを英語科として共有し、生徒たちのコミュニケーション能力を育 成するのに適したパフォーマンス課題を活用するとともに、最も効果的な場面でアクティブ・ラー ニングを取り入れること」の重要性を述べている(西岡,2016)。 今回は、前回の発表活動で気づいたことを活かしながら、グループで協働し課題に取り組むこと とした。ひとりひとりが役割を分担し、責任をもって情報を集め整理するとともに、グループとし てまとまりのあるプレゼンテーションを行うために、グループのメンバーと話し合ったり意見を出 し合ったりすることも求められる。また、英語を用いるため、グループ内での助け合いも必然的に 見られるだろう。このように、パフォーマンス課題を通して、主体的な学び、他者との対話や協働 学習を進めていきたい。 「聞き手に伝わるための発表」の仕方について、次のようなことがポイントとなる。 ・伝えたいことが明確になっているか。 ・情報が整理されているか。 ・聞き手を意識した内容になっているか。 ・聞き手に伝わる英語表現を用いているか。 ・聞き手に聞こえる声で、アイコンタクトを意識して発表しているか。 発表活動などの課題を積み重ねることにより、膨大な量の情報から伝えたいことを精選し、必要 なものに焦点をあてることによって、聞き手が知りたいであろう情報を伝えられるようにしたい。 また、得た情報をもとに、自分も聞き手も理解できる英語表現を用いることができるよう、既習事 項を用いることができる力を同時に養っていきたい。 今回のプレゼンテーション活動の評価については、これまでの発表活動の評価基準を参考に教師 が作成したルーブリックを原案として用いる。それに加えて、前回の発表活動の振り返りや、クラ スメイトからのコメントを参考に、生徒自身が「素晴らしい発表はどのようなものなのか」「どのよ うなことができればA 評価になるのか」を話し合う機会を設け、その内容をクラスで交流・共有し

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2 ている。それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより、前回の反省点を改善し、 より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える。同時に、その ような流れを繰り返すことにより、次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えてい る。 (2)本単元で重点的に育成をめざす資質・能力(新学習指導要領との関連) 〔知識・技能〕 ・情報を伝える力。 ・外国語の知識を適切に使う力。 〔思考力・判断力・表現力等〕 ・知識や得た情報を活用して、自分の意見や考えを外国語で形成・整理・再構築する力。 ・外国語で、情報や考えなどを表現し伝え合う力。 〔学びに向かう力・人間性等〕 ・外国語を通じて、言語やその背景にある文化を尊重しようとする態度。 ・外国語を通じて積極的に人や社会と関わり、自己を表現するとともに他者を理解するな ど互いの存在について理解を深め、尊重しようとする態度。 ・他者を尊重し、聞き手に配慮しながら情報や考えなどを外国語で話そうとする態度。 (3)(2)から汎用的に活用できる資質・能力(「21世紀型能力」より) ・論理的・批判的思考力(思考力) ・問題解決・発見力・創造力(思考力) ・持続可能な未来への責任(実践力) (4)本質的な問いと永続的理解(見方・考え方) 包括的な問い 本質的な問い 永続的理解 どのように伝えれ ばいいか 聞き手に伝わる発 表の仕方とは 聞き手に何かを伝えるときには、情報の内容を整理 し、聞き手が興味をもつ項目を取り上げることが大 切である。英文は複雑なものではなく、簡潔にまと め、既習の表現を中心にするなど、分かりやすい表 現を用いることも有効である。また、話し方やアイ コンタクトなどコミュニケーションを意識した発表 を行う必要がある。 (5)「主体的・対話的な活動」として、次のような活動を行う。 ・一人勉強 →ここでの「対話的」とは、資料などの書物との「対話」をさす。 ・4~5人の小グループでの話し合い活動 ・小グループでの発表活動 6 本単元のパフォーマンス課題のシナリオ あなたは各国大使館の一員で、チームで自分たちの国について紹介します。国について知ってほ しい内容をプレゼンテーションし、自分たちの国に興味を持ってもらわなければいけません。紹介 する内容では、特にその国の特徴やおすすめのスポット、また注意点などを適切に伝えられるよう にしてください。日本とその国との比較をするなど、伝えたいことを分かりやすくプレゼンテーシ ョンしてください。

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3 7 生徒の実態と指導観 英語に興味を持ち、様々な活動に意欲的に取り組む生徒たちである。特に、ペアやグループでの 発表活動では互いにアイデアを出しながら楽しく取り組むことができる。 平素の授業では、インプットを重視しその方法を工夫するよう努めている。また、個人での活動、 ペアやグループでの活動など、多様な場面を設定し、互いにやりとりする機会を設けている。パフ ォーマンス課題では、自分の考えや伝えたいことを整理し適切にまとめられるように、かつ聞き手 や読み手など情報の受け取り手に内容が伝わる方法を考えられるように指導していきたい。 8 単元の学習指導計画 「プレゼンテーションをしよう」(全5時間) 学習内容 第 1 時 ① 単元の目標と学習内容について理解し、学習の見通しをもつ。 ② グループごとに紹介する国を決定し、紹介する内容を検討する。 第 2 時 ① 調べた資料や、各自の分担された内容を持ち寄り、プレゼンテーションの構成を考える。 ② パワーポイントを作成する。 第 3 時 ① 調べた資料や、各自の分担された内容を持ち寄り、プレゼンテーションの構成を考える。 ② パワーポイントを作成する。 ③ リハーサルをする。 第 4 時 ① プレゼンテーションをする。 ② 聞き手は、話された情報をもとに、内容に関してコメントを述べたり質問したりする。 第 5 時 ( 本 時 ) ① プレゼンテーションをする。 ② 聞き手は、話された情報をもとに、内容に関してコメントを述べたり質問したりする。 ③プレゼンテーションされた内容や幸福度ランキングをもとに、日本の良さについて話し合い、 気づきを共有する。 9 単元の評価の方法 評価の観点 総括的評価の方法 (1) 知識・技能 ・情報を伝える力。 ・外国語の知識を適切に使う力。 ◎パフォーマンス課題 「プレゼンテーションをしよう」 あなたは各国大使館の一員で、チームで自 分たちの国について紹介します。国につい て知ってほしい内容をプレゼンテーショ ンし、自分たちの国に興味を持ってもらわ なければいけません。紹介する内容では、 特にその国の特徴やおすすめのスポット、 また注意点などを適切に伝えられるよう にしてください。日本とその国との比較を するなど、伝えたいことを分かりやすくプ レゼンテーションしてください。 〇単元のふり返り 〇観察 (2) 思考力・判断力・表現力等 ・知識や得た情報を活用して、自分の意見や 考えを外国語で形成・整理する力。 ・外国語で、情報や考えなどを表現し伝え合 う力。 (3) 主体的に取り組む態度 ・外国語を通じて、言語やその背景にある文 化を尊重しようとする態度。 ・他者を尊重し、聞き手に配慮しながら情報 や考えなどを外国語で話そうとする態度。

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4 10 本時の目標 ・プレゼンテーションをうけて、自分の意見や考え、また質問を英語で表現することができる。 〔思考力・判断力・表現力〕 ・聞き手に配慮しながら情報や考えなどを外国語で話そうとしている。 〔主体的に取り組む態度〕 11 本時の展開 学習活動 予想される生徒の反応 備考・準備物 導入 (5 分) 1.本時の学習の流れとGoal を知る 2.Warm-up ・ペアワーク(Chatting Time) 提示されたTopic についてペアで会話をする ・英語を用いてできる だけ会話を続けよう とする パソコン 展開 1 (27 分) 1.前時までのプレゼンテーションの振り返り ・簡単に内容を振り返る 2.ALT のプレゼンテーションを見る 3.残りのグループのプレゼンテーションを行 う 4.内容に関してコメントを述べたり、質問し たりする。 ・ALT の映像を見て発 表の仕方を確認する ワークシート 展開 2 (15 分) 1.あるランキングを提示し、それが何のラン キングかを考える。 2. 外国についてのプレゼンと幸福度ランキン グを元に、日本の良さについて話し合い、気 づきを共有する。(ペア→グループ) 3.全体で交流 ・豊かな国 ・寒い国 ・美しい国 ・安全 ・自然が美しい ・人が親切 ・和食 ・自分たちが紹介した 国との比較 ワークシート まとめ (3 分) 1.振り返り 2.日本の良いところについて紹介する英文を 書いてくる課題を伝える。 振り返りシート ワークシート

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5 12 ルーブリック 観点①:態度 観点②:内容 重みづけ ○ A ・聞き取りやすい大きな声で、スムーズ に話している。 ・聞き手の方を見て話し、ジェスチャー を用いるなどしている。 ・英語らしい発音を意識している。 ・内容が興味深く、充実している。 ・情報が整理され、パワーポイントがうま く活用されている。 ・分かりやすい英語で簡潔に話している。 B ・聞こえる声で話している。 ・アイコンタクトを意識している。 ・必要な情報が述べられている。 ・情報が整理されている。 ・分かりやすい英語で話そうとしている。 C ・声が小さく、聞き取りにくい。または、 聞こえない。 ・ほとんどアイコンタクトができていな い。 ・必要な情報が伝えられていない。 ・情報が整理されておらず、わかりにくい。 〈引用・参考文献〉 西岡加名恵(2016). 「アクティブ・ラーニング導入にあたっての評価のあり方」. 『英語教育』, 65 (5), 21. 東京:大修館書店. 文部科学省(2017). 「学習指導要領 中学校外国語科 (2017 年 3 月 31 日告示)」.

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