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(1) 政府の方針 (2) 近年の法改正の動向 (3) 国の高齢者雇用施策の概要 2 神奈川県の取組 (1) シニア ジョブ スタイル かながわ (2) 神奈川生涯現役促進協議会の取組 (3) 第 10 次神奈川県職業能力開発計画 (4) 経済団体への要請 (5) シルバーベンチャーの創出促進 (6

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資 料

「神奈川県における今後の高齢者就労対策について」報告書骨子案

目次

Ⅰ 神奈川県の現状 1 人口の高齢化の状況 (1)神奈川県の人口の状況と見通し 2 高齢者の就業の状況 (1)高齢者の就業者数の推移 (2)雇用形態別有業率 (3)有効求人倍率 3 高齢者の意識、健康 (1)就業の意向 (2)就業を希望する理由 (3)健康寿命等の状況 4 企業の高齢者雇用確保措置の状況 (1)雇用確保措置の状況 (2)65歳以上まで働ける企業の状況 Ⅱ 高齢者就労施策の動き 1 国の動向

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2 (1)政府の方針 (2)近年の法改正の動向 (3)国の高齢者雇用施策の概要 2 神奈川県の取組 (1)シニア・ジョブ・スタイル・かながわ (2)神奈川生涯現役促進協議会の取組 (3)第10 次神奈川県職業能力開発計画 (4)経済団体への要請 (5)シルバーベンチャーの創出促進 (6)「人生100歳時代の設計図」の取組み Ⅲ 今後の神奈川県の取り組み 1 基本的な考え方 2 現状と課題 (1) 企業における高齢者雇用の促進 (2) 高齢期に向けた職業生活設計と能力開発への支援 (3) 地域社会における多様な雇用・就業機会の提供 3 課題への対応の検討 4 神奈川県が今後展開すべき施策 (1) 高齢者が働きやすい就業機会の拡大と就労環境の整備促進 (2) 人生 100 歳時代のキャリアチェンジへの支援 (3) 地域社会における多様な雇用・就業機会の充実

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Ⅲ 今後の神奈川県の取り組み

1 基本的な考え方 (高齢者就労の積極的意義) 我が国では、平均寿命の延伸により、人生 100 歳時代を迎えつつあるが、特に本県 は、全国屈指のスピードで高齢化が進展している。少子高齢化の進展に伴い、今後、労 働力の中核となる生産年齢人口(15 歳~64 歳)が大きく減少することは避けられない 状況となっている。今後、経済のエンジンを回し、地域社会の活力を維持していくため には、高齢者の持っている技能、経験、専門能力も出来る限り活用することができる場 と機会を増やすことにより、働く意欲と能力のあるすべての人が、年齢にかかわりなく、 生涯現役で活躍することができる社会の実現が求められている。 (高齢者就労の状況) 高齢者の就業状況についてみると、年金支給年齢の引き上げ、企業における 65 歳ま での雇用確保措置の義務化により、60 歳を過ぎても働く高齢者は大幅に増加している。 また、「平成 24 年就業構造基本調査」によれば、高齢者の就労意欲は高く、現在就業し ていない高齢者の 70 代前半層においても、1割は就業を希望している状況である。な お、内閣府の「平成 27 年高齢の生活と意識に関する国際比較調査」によれば、高齢期に も働きたい理由としては、経済上の理由のほか、生きがい、社会参加、健康上の理由な どがあげられ、高齢者が働きたい理由は様々である。 雇用には、単に生活の糧を得るだけでなく、特に高齢者にとっては、自身の社会的存 在価値や人格的価値を再確認するという意義も大きい。 なお、高齢者の就労に当たっては、体力や健康状態、家庭環境などの制約条件がある ほか、それまでのキャリア、経験、希望する働き方などの個人差も大きく、このような 高齢者の多様なニーズに応えることのできる就労機会の確保や就労環境の整備を進め

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4 ていくことが重要である。 (就労環境の整備) 高齢者も含め、人生 100 歳時代を踏まえた働き方についての個人の意識改革、短時間 勤務やワークシェアリングなど柔軟な働き方の導入・促進や、高齢者などの体力に応じ た就労環境の整備など、企業において、高齢者が能力を発揮しやすい環境整備を進める ことが望まれる。こうした環境整備は、高齢者に限らず、女性や障がい者等、誰もが働 きやすい職場作りにもつながってくる。また、雇用だけでなく、地域の身近な場所にシ ルバー人材センターによる働く場もあるほか、自らの知識・経験を活かし、起業など、 高齢者の就労・社会参画の機会の拡大と高齢者につなげていく取組が重要である。 (職業生活設計・キャリア設計) 人生 100 歳時代を迎えるなかで、現役世代のうちから職業人生の長期化も意識した職 業生活設計・キャリア設計を行い、そのためのキャリア開発・キャリア形成を行ってい くことも必要となっている。そのためには、若年期から仕事をしながら職業生活設計や キャリア設計を行うこともできることが必要である。 2 現状と課題 (1) 企業における高齢者雇用の促進 平成 24 年の高年齢者雇用安定法により、希望者全員の 65 歳までの雇用について は、定年制の廃止、定年の引き上げ、継続雇用制度の導入のいずれかによる雇用確 保措置が企業に義務付けられている。このため、神奈川労働局が発表した「平成 28 年高年齢者の雇用状況」によると、県内企業の 99.8%がいずれかの措置を導入して いるが、70 歳以上まで働ける県内企業の割合は、平成 29 年6月1日時点で、21.2% にとどまっている。

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5 (高齢労働者に合った職の充実) ・高齢労働者を積極的に活用するためには、高齢者に見合った職務の確保ととも に、給与体系や人事処遇制度の見直しが必要である。 ・高齢者が働きやすい短時間勤務・短期の就労等を促進するためには、仕事の切出 し、ワークシェアリングが必要である。 ・高齢者は、体力面の制約、あるいは自らの病気や親等の介護を抱えている場合も 多く、介護や治療と両立できるような勤務形態を勘案する必要がある。 (高齢労働者に適した就労環境の充実) ・加齢により低下する身体的能力を補い、労働生産性を高めるための機械化や事 故を未然に防止するための労働安全衛生上の配慮措置が必要となる。 (2)高齢期に向けた職業生活設計と能力開発への支援 人生 100 歳時代を迎えるなかで、一人ひとりの生き方についても、かつてのように 定年退職までは仕事、定年後は悠々自適の生活というような生き方ではなく、定年退 職後の長い期間も見据え、現役世代のうちから職業人生の長期化も意識した職業生活 設計・キャリア設計を行い、そのためのキャリア開発・キャリア形成を行っていくこ とも必要となっている。そのためには、一つの職場で長時間従事する働き方を前提に するのでなく、若年期から仕事をしながら職業生活設計やキャリア設計を行うことも できることが必要である。 (キャリア設計、職業能力開発機会の不足) ・人生 100 歳時代を見据えた人生設計が求められているが、定年後の過ごし方や

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6 キャリアが見えないまま定年を迎えている高齢者も多い。 ・現役時代からの準備不足により、定年後の再就職や就労に備えた、新たな職業能 力が不足している。 (現役時代の業種へのこだわり) ・高齢者はホワイトカラー層を中心に現役時代の業種・職種へのこだわりが強く、 ミスマッチが生じている。 (3)地域社会における多様な雇用・就業機会の確保 ・本県は、男女とも通勤・通学時間が全国で最も長い(約1時間45分)ことから、 現役時代は居住地域との接点が乏しい労働者が多い。 ・高齢者は、自宅など身近な地域での就業を希望することが少なくないことや、就労 の目的が必ずしも経済的基盤の安定ではなく、生きがいや健康維持などを求めること も多い。 ・身近な地域で、臨時的・短期的な仕事を希望する高齢者にとって、ほぼ市町村単位 で設置されているシルバー人材センターが、就労機会の受け皿の一つとなっている。 その一方でシルバー人材センターの提供する仕事が、樹木の剪定や駐輪場の管理など が中心で、事務的な仕事が少ないことなど、ホワイトカラー層の受け皿になりにくい。 3 課題への対応の検討 (企業における高齢者雇用の側面) ・高齢者が働きやすい柔軟な働き方(フレキシブル勤務制度、繁忙期のみ勤務する セカンドライフ勤務、モザイク就労)が高齢者の活用には必要である。 ・高齢者が働きやすい就労環境を実現することで、高齢者だけでなく、女性や障がい

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7 者等、多様な人材を活用することが可能となる。 ・高齢者の専門的知識や経験を生かせる働く場、働き方を実現することが望ましい。 ・ICTの活用等により、安全を確保しつつ、生産性を落とさず、高齢者を支援する 技術革新を実現することが望ましい。 ・年齢不問の求人では高齢者雇用は困難。高齢者に限定した求人の仕掛け、仕組みが 必要である。 ・高齢者の就労に向け、制度や運用など、ソフト面での就労環境の整備が必要で、ハ ード面とソフト面の整備を柔軟に組み合わせることが就労促進に繋がる。 ・人手不足の業種と高齢者の求職ニーズのマッチングを視野に入れる必要がある。 (職業生活設計、能力開発の支援の側面) ・現役時代から退職後を展望した職業生活設計及びキャリアチェンジへの啓発。 ・高齢者が新たな技能・技術を学びなおすために、リカレント教育や職業訓練を実施。 ・求職者の中には、頑張って訓練をしようとする姿勢や心の準備ができていない人も おり、キャリアチェンジなどの意識改革を進める必要がある。 ・高齢者の生活保護世帯が増加している。生活基盤を確保するために就労が必要な高 齢者の就業支援も必要である。 (地域社会における就業機会の側面) ・高齢者が地域で働ける場や地域ニーズの掘りおこしが必要。 ・地域人材ニーズを踏まえた職業訓練の設定及び周知。 ・地域における新たな起業等、ソーシャルビジネスの活用。 ・シルバー人材センターの会員の希望に適う多様な仕事の開拓が必要である。

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8 ・福祉・介護分野などをはじめとした地域サービスの担い手として、シルバー人材セ ンターの活用を促進していくことが求められる。 ・高齢者が地域での就業機会等の情報を得る手段を提供する必要がある。 4 神奈川県が今後展開すべき施策 (1) 高齢者が働きやすい就業機会の拡大と就労環境の整備促進 ア 企業向け普及啓発の実施 ・高齢者を雇用するメリットや、留意点等の啓発。 ・仕事を分割するワークシェアリング、また高齢者の多様な働き方への希望にあわ せて、例えば1日当りの勤務時間を自由に設定できるフレキシブル勤務制度や、繁 忙期の期間のみ勤務するセカンドライフ勤務制度といった多様な働き方の紹介。 ・退職後を展望した従業員教育の充実の必要性や退職後を視野に入れた職業生活設 計、職業能力開発等の啓発。 ・在職者が自発的にスキルアップできるような就労環境の整備等。 ・企業規模が小さく情報収集力の弱い県内の中小・零細企業には、高齢者雇用支援 制度の周知が届きにくいため、普及啓発を図る。 イ 高齢者の就労機会拡大に向けた取組 ・高齢者自身の生涯にわたるキャリア形成や、職業能力を証明するツールであるジ ョブ・カードの活用、キャリアカウンセリングによる個別の助言により、働く意欲 のある高齢者への支援。 ・通勤時間の短縮に効果があるテレワークの活用に向け、中小企業やテレワークに不 慣れな高齢者層も対象にしたモデル事業を実施する。 ・ 「シニア・ジョブスタイル・かながわ」において、ハローワークと連携した、高

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9 齢者雇用に積極的な企業と高齢者との交流会等の実施や、高齢者の多様な就労ニー ズや働き方の希望を踏まえた情報提供の充実を図る。 ・中小企業等の生産性向上を図るため、IoTの普及啓発や、IoT技術導入に向け た支援を行う。 (2) 人生 100 歳時代のキャリアチェンジへの支援 ア 退職後を展望した意識啓発(中高年向けの退職後の生活設計、キャリアチェンジ への啓発等) ・高齢期の就労、社会参加に向けた備えができるような意識づけの啓発事業を行い、 現役時代から意識改革を図る。 ・高齢期に向け、現役時代に副業・兼業ができる環境作りについて、課題等の洗い 出し、検討を行う。 イ 高齢者や中高年齢者が学び直すための機会の提供 ・職業技術校等において実施する職業訓練において、高齢者の特性を踏まえた訓練 内容や実施の可能性を検討する。 ・「シニア・ジョブスタイル・かながわ」において、中高年齢者に向けて、キャリア チェンジを見据えたキャリアカウンセリングを進める。 (3)地域社会における多様な雇用・就業機会の充実 ア 市町村との連携強化 ・ 高齢者にとって身近な行政機関である市町村と、高齢者の雇用・就労に関する情 報共有を促進するなど、連携を強化する。

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イ シルバー人材センター等の地域資源の活用促進

・ 地域社会における多様な就業機会の確保のため、様々な地域資源に対して市町 村等と連携した支援を検討する。

参照

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