((((2014201420142014年年年年2222月月月月28282828日 第日 第日 第日 第1111版公開)版公開)版公開)版公開) 「子宮頸がん やさしい解説」では、子宮頸がんとはどんな病気か、一般の方向 けにやさしく解説しています。女性の生殖器のつくりとはたらき、どんな人がか かりやすいのか、症状や検査の方法、治療の種類、日常生活上の留意点な どをわかりやすい言葉と図を用いて解説しています。 この「やさしい解説」は、Mindsが作成しており、専門医による監修を受けてい ます。 実際の診療にあたっては、主治医をはじめとする医療者に相談されることをお 勧めします。
監修監修監修監修・・・・作成作成作成作成ごごごご協力者協力者協力者協力者
氏名 所属
大竹 秀幸 人吉総合病院 副院長・産婦人科部長・腫瘍センター長
子宮頸 子宮頸 子宮頸子宮頸がんとはがんとはがんとはがんとは???? 子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんがあります。 子宮頸( 子宮頸( 子宮頸( 子宮頸(けいけいけいけい))))がんがんがんがんは、子宮の入り口の部分〔頸部〕に発生するがんをいい、子宮体子宮体子宮体子宮体がんがんがんがんは 子宮の奥〔上部〕の子宮内膜に発生するがんをいいます。 子宮頸がんの患者さんは、20202020歳歳歳歳代後半~代後半~40代後半~代後半~404040歳歳歳歳代後半代後半代後半代後半と若い世代に多いがんです。 早期に発見すれば治癒しやすいことから、早期早期早期早期発発発発見見見見が大変重要といえます。 子宮頸子宮頸子宮頸子宮頸がんがんがんがん年年年年齢齢齢齢別罹患者別罹患者別罹患者別罹患者数数数数グラフグラフグラフグラフ〔〔〔〔2008200820082008年〕年〕年〕年〕 出典: 地域がん登録全国推計によるがん罹患データ2008,がん情報サービスセンター より作成
女性 女性 女性女性のののの生殖器生殖器生殖器生殖器のつくりとはたらきのつくりとはたらきのつくりとはたらきのつくりとはたらき 女性の生殖器はおなかの下側の骨盤腔(こつばんくう)にあります。 からだの中に収まっている器官を内内内内性器性器性器性器といい、子宮、卵子宮、卵子宮、卵子宮、卵巣巣巣巣、卵管、、卵管、、卵管、、卵管、腟腟腟腟((((ちつちつちつちつ))))で構成されて います。 内内内内性器性器性器性器のつくりのつくりのつくりのつくり 女性生殖器女性生殖器女性生殖器女性生殖器のののの位置位置位置位置とつくりとつくりとつくりとつくり 子宮は、厚さ1cmを越える筋層〔平滑筋(へいかつきん)〕でできた袋状の器官で、その内側は 子宮内膜〔粘膜〕に覆われています。 上部3分の2は子宮体部子宮体部子宮体部子宮体部、下部3分の1は子宮頸部と呼ばれ、腟につながっています。 卵巣でつくられた卵子卵子卵子卵子と精子精子精子精子が合体して受精卵となり、子宮内膜に侵入して着着着着床床床床すると、妊娠 が成立します。 受精卵は胎児となり、出産されるまで子宮内で成長していきます。
また、女性の生殖器の近くには、リンパ節と呼ばれるリンパ管をつなぐ組織が分布していま す。
どんな どんな
どんなどんな人人人人がかかりやすいのがかかりやすいのがかかりやすいのがかかりやすいの????
子宮頸がんの発症原因は、ヒトパピローマウイルスヒトパピローマウイルスヒトパピローマウイルスヒトパピローマウイルス〔〔〔〔Human PapillomavirusHuman PapillomavirusHuman PapillomavirusHuman Papillomavirus::::HPVHPVHPVHPV〕〕〕〕という ウイルスの長期感染長期感染長期感染長期感染が原因です。 このヒトパピローマウイルスは性交渉が原因で感染します。性交渉の経験がある女性の80% は感染しているといわれています。 しかし、ヒトパピローマウイルスに感染したからといって、必ずしも子宮頸がんになるわけでは ありません。 感染してもほとんど症状が現れず、自然にウイルスが排除されています。 このウイルスが排除されず、長い間感染が続くと、がんが発生することがあります。 以下は子宮頸がんの危険因子です。 <子宮頸 <子宮頸 <子宮頸 <子宮頸がんのおもながんのおもながんのおもながんのおもな危危危危険険険険因子>因子>因子>因子> 性体 性体 性体性体験験験験年年年年齢齢齢が齢ががが低低低低いいいい 性交 性交 性交性交渉渉渉渉のパートナーがのパートナーがのパートナーがのパートナーが多多多多いいいい 出 出 出出産産産産経験経験経験経験がががが多多多多いいいい ヒトパピローマウイルス ヒトパピローマウイルス ヒトパピローマウイルスヒトパピローマウイルス以外以外以外以外のののの性行性行性行性行為為為為にににに よる よる よるよる感染症感染症感染症感染症 喫煙 喫煙 喫煙喫煙・・・・受動喫煙受動喫煙受動喫煙受動喫煙 長期間 長期間 長期間長期間のののの経経経経口避妊口避妊口避妊口避妊薬薬の薬薬ののの使用使用使用使用 などなどなどなど
どんな どんな どんなどんな症症症症状状状状がでるのがでるのがでるのがでるの???? 早期にはほとんど自覚症状が現れないのが一般的で、最初の異変は不正性器出血不正性器出血不正性器出血不正性器出血がおもな 症状です。 性交 性交 性交 性交渉渉渉渉時時時時のののの出血出血出血出血やや生理やや生理生理生理ではないではないではないではない原因不明原因不明の原因不明原因不明ののの出血出血出血出血、進行してくると、悪臭を伴うおりものが 増える、生理の量が増えたり普段より長い、腰・腹部などの痛み、血便・血尿、足のむくみなど が現れます。 がん以外の場合でも出血が現れることはありますが、不正性器出血を繰り返す場合は、その 都度、必ず婦人科を受診するようにしましょう。 生殖器の周りには、リンパ節と呼ばれるリンパ管をつなぐ組織が分布していて、リンパ管を流 れるリンパ液は全身をめぐっています。 そのため、リンパ節にがん細胞が広がったり転移すると、ほかの臓器へがん細胞が運ばれる 危険があります。 気 気 気 気になるになるになるになる症症症症状状状状があるときがあるときがあるときがあるときは、放置せず、早めに医師の診察を受けることが大切です。 <子宮頸<子宮頸<子宮頸<子宮頸がんのおもながんのおもながんのおもながんのおもな症症症症状状状状>>>> 早期 早期 早期早期のののの自自自自覚覚覚覚症症症症状状状状 性交 性交 性交 性交渉渉渉渉時時時時のののの出血出血出血出血 生理 生理 生理 生理ではないではないではないではない原因不明原因不明原因不明原因不明のののの出血出血出血出血 進行 進行 進行進行するとするとするとすると 生理 生理 生理 生理のののの量量量量がががが増増増増える・える・える・える・普段普段普段普段よりよりよりより長長長長いいいい 悪 悪 悪 悪臭臭臭臭をををを伴伴伴伴うおりものうおりものうおりものうおりもの 腰 腰 腰 腰・・・・腹部腹部腹部腹部などのなどのなどのなどの痛痛痛痛みみみみ 血便 血便 血便 血便・・・・血尿血尿血尿血尿 足 足 足 足のむくみのむくみのむくみのむくみ などなどなどなど
どんな どんな どんなどんな検検検検査査査査をするのをするのをするのをするの????
◆
◆
◆
◆診察
診察
診察
診察
診察時には、医師による問診・内診が行われます。◆
◆
◆
◆検
検
検
検査
査
査
査
子宮頸がんの検査では、一般的に以下のような検査を行い、子宮頸がんかどうかを判定しま す。 子宮頸がんが判明したら、CTやMRIなどの画像検査を行い、がんの大きさや広がりを診断し ます。 子宮頸子宮頸子宮頸子宮頸がんのおもながんのおもながんのおもながんのおもな検検検検査査査査子宮頸 子宮頸 子宮頸子宮頸がんはどのようにがんはどのようにがんはどのようにがんはどのように進行進行進行進行するのするのするのするの????
◆
◆
◆
◆進行期分類
進行期分類
進行期分類
進行期分類
子宮頸がんの進行の度合いは、がんの大大大大きさやきさやきさやきさや広広広広がりがりがりがり方方方方、リンパ節やほかの臓器への転転転転移移移移 の の の の程度程度程度程度によって進行期進行期進行期進行期という段階で表されています。 進行期を知ることは、どのような治療を行うかを決め、治療によってどの程度治せるかなどを 予測するために重要です。 子宮頸子宮頸子宮頸子宮頸がんのがんのがんのがんの進行期分類進行期分類進行期分類進行期分類 出典: 日本産婦人科学会、日本病理学会、日本医学放射線学会、日本放射線腫瘍学会編:子宮頸癌取扱い規約 2012年4月【第3版】.金原出版,2012. /日本婦人科腫瘍学会編:患者さんとご家族のための 子宮頸がん・子宮 体がん・卵巣がん治療ガイドラインの解説.金原出版, 2010. より作成子宮頸子宮頸子宮頸子宮頸がんのがんのがんのがんの進行度進行度進行度進行度
がんの がんの がんのがんの転転転転移移移移・・・・浸潤浸潤とは浸潤浸潤とはとはとは???? がん細胞が、発生した場所で増え続けていくとともに、周りの器官に直接広がっていくことを浸浸浸浸 潤 潤 潤 潤((((しんじゅんしんじゅんしんじゅんしんじゅん))))といいます。 がん細胞が周囲にある血管血管血管血管やリンパリンパリンパリンパ管管管管に入り込み、血液やリンパ管の流れによってたどり着 いた場所で広がることを転転転転移移移移といいます。 転移に関する言葉は、転移の仕方によって、次のようなものがよく使われます。 転転転転移移移移のののの種類種類種類種類 浸潤浸潤浸潤浸潤・・・・転転転転移移移移のしくみのしくみのしくみのしくみ
どんな どんな どんなどんな治療法治療法治療法治療法があるのがあるのがあるのがあるの???? 子宮頸がんの治療には手術療法、放射線治療、化学療法、緩和治療などがあります。 がんの進行度合い、妊娠希望、年齢など、患者さんの病状と状況に応じて治療が進められま す。
◆
◆
◆
◆手術療法
手術療法
手術療法
手術療法
がん細胞や転移する可能性がある部分を取り除く手術療法が中心となります。 進行期 進行期 進行期 進行期ⅠⅠⅠⅠA1A1A1A1期期期期までのがんまでのがんまでのがんまでのがん 子宮頸部を円錐状に切除して、切除した端にがん細胞がない場合は、この治療〔〔〔〔円円円円錐切除錐切除錐切除錐切除 術〕 術〕 術〕 術〕(えんすいせつじょじゅつ)のみで終了です。 しかし、切除した端にがん細胞が含まれていた場合、子宮をすべて取り除く手術〔子宮全摘出〔子宮全摘出〔子宮全摘出〔子宮全摘出 術〕 術〕 術〕 術〕を行います。 進行期 進行期 進行期 進行期ⅡⅡⅡⅡ期期期期までのがんまでのがんまでのがんまでのがん がんが転移することの多いリンパ節を切り取る場合も多く、がんの広がりや進行度に応じて、 手術内容は変わります。 場合によっては子宮をすべて取り除いてさらに、卵巣や卵管、腟の一部を取り除くなど、広範 囲に切除〔〔〔〔広広広広汎子宮全摘出術〕汎子宮全摘出術〕汎子宮全摘出術〕汎子宮全摘出術〕(こうはんしきゅうぜんてきしゅつじゅつ)することもあります。 また、若い方で妊娠を希望される場合、進行期ⅠB1期までで大きさなどの条件が合えば妊娠 が可能な手術方法〔〔〔〔広広広広汎子宮頸部摘出術〕汎子宮頸部摘出術〕汎子宮頸部摘出術〕汎子宮頸部摘出術〕(こうはんしきゅうけいぶてきしゅつじゅつ)があり ます。 手術後に伴う影響としては、おなかの下にメスを入れるため、起き上がったり歩いたりするとき に、おなかに力を入れると痛みが出たり、足がむくんだり、排尿や排便時に問題が生じる可能 性があります。 <手術 <手術 <手術 <手術にににに伴伴伴伴うううう影響>影響>影響>影響> 腹筋腹筋腹筋に腹筋ににに力力力力がが入がが入入入るとるとるとると痛痛痛痛むむ〔起むむ〔起〔起〔起きききき上上上上がる・がる・がる・歩がる・歩歩歩く・トイレのときにく・トイレのときにく・トイレのときにく・トイレのときに痛痛痛痛むむむむ〕〕〕〕 リンパ リンパ リンパ リンパ節節節節をををを切切切切りり取りり取取取ったったったった場合場合場合場合 足 足 足 足やややや下腹部下腹部下腹部下腹部のむくみのむくみのむくみのむくみ 感染症 感染症 感染症 感染症 子宮周 子宮周 子宮周 子宮周辺辺辺辺をををを広広範広広範範範囲囲囲囲にに取にに取取取りりりり除除除除いたいたいたいた場合場合場合場合 排尿障害 排尿障害 排尿障害 排尿障害・・・・便秘〔排尿排便機能便秘〔排尿排便機能便秘〔排尿排便機能便秘〔排尿排便機能にににに関関関関するするする神する神神神経経経経切除切除切除切除のためのためのためのため〕〕〕〕◆
◆
◆
◆放射線療法
放射線療法
放射線療法
放射線療法
放射線という目に見えない高エネルギーの光線をがんの発生している部分に当てて、がん細胞を死滅させる治療法です。 進行期がⅡ期以上のがんなど、手術はせずにがんを完全になくすことを目的として放射線療 法のみを行う場合や、手術後に再発を防ぐ目的で実施される場合などがあります。また、高齢 であったり、あるいはほかの病気があるために手術ができない場合にも行われます。 <子宮頸 <子宮頸 <子宮頸 <子宮頸がんのがんのがんのがんの放射線療法放射線療法放射線療法放射線療法のののの方法>方法>方法>方法> からだの からだの からだの からだの外外外外からからからから放射線放射線を放射線放射線ををを当当当当てるてるてるてる〔〔〔〔広広範広広範範範囲囲囲囲にににに放射線放射線を放射線放射線ををを照射照射照射照射できるできるできるできる〕〕〕〕 腟 腟 腟 腟のののの中中中中からからからから直接直接直接直接がんががんががんががんが発発発発生生生している生しているしているしている部分部分部分部分にににに放射線放射線放射線放射線をををを当当当当てるてるてるてる 放射線療法に伴う一般的な副作用としては、吐き気や下痢、放射線を当てた部位の皮膚が炎 症を起こしたり、食欲の低下、からだのだるさや、白血球の減少によって起きる免疫力の低下 や感染を引き起こしやすくなる、などがあります。
◆
◆
◆
◆化
化
化
化学
学
学
学療法〔抗
療法〔抗
療法〔抗
療法〔抗がん
がん
がん
がん剤
剤
剤
剤を
を
を
を用
用
用
用いた
いた
いた
いた治療〕
治療〕
治療〕
治療〕
手術後に再発する可能性が高い場合や、広い範囲にがんが転移している場合などに行われ る治療です。 抗がん剤を使用して、がん細胞を死滅させる方法です。 手術前にがんを小さくすることを目的に化学療法が行われる場合もあります。 <化 <化 <化 <化学学学学療法療法療法療法ののの一般的の一般的一般的一般的なななな副作用>副作用>副作用>副作用> 抗 抗 抗抗がんがんがんがん剤剤剤剤はははは,,,,がんがん細胞がんがん細胞細胞細胞だけをだけをだけをだけを死滅死滅死滅死滅させるわさせるわさせるわさせるわ けではなく けではなく けではなくけではなく,,,,がんがんがんがん細胞以外細胞以外細胞以外細胞以外のののの正常正常正常正常なななな細胞細胞細胞細胞にににに も も もも影響影響影響影響をををを与与えてしまいます与与えてしまいますえてしまいますえてしまいます....それによってそれによってそれによってそれによって以以以以 下 下 下下のようなのようなのようなのような症症症症状状が状状ががが現現現現れますれますれますれます.... 血液中 血液中血液中血液中のののの白血球白血球白血球白血球やややや血小板血小板の血小板血小板ののの数数数数がががが減少減少減少減少 して してしてして感染症感染症感染症感染症にかかりやすくなるにかかりやすくなるにかかりやすくなるにかかりやすくなる 手足 手足手足手足のしびれのしびれのしびれのしびれ、味、味、味、味覚覚覚覚やややや感感感感覚覚覚覚がががが変変変変わるわるわるわる 下痢 下痢下痢下痢やややや吐吐吐吐きき気きき気気気, , , , 嘔吐嘔吐嘔吐嘔吐 全身 全身全身全身がだるいがだるいがだるいがだるい 脱 脱脱脱毛毛毛毛やややや口口内口口内内内炎炎炎炎 などなどなどなど◆
◆
◆
◆化
化
化
化学
学
学
学放射線療法
放射線療法
放射線療法
放射線療法
進行している患者さんに対して、放射線療法と抗がん剤による化学療法を、同じ時期に並行し て行う治療法で、手術療法と並んで子宮頸がんの第一選択となる治療法です。 抗がん剤で放射線の治療効果を高めることでがん細胞を死滅させ、完治を目指します。◆
◆
◆
◆緩和治療
緩和治療
緩和治療
緩和治療
がんと診断された時から身体的、心のつらさを緩和し生活の質を重視した治療を行うことで す。 がんと診断された時の不安、治療の副作用への対応、さらには、がんを切り取る手術が難し いとき、またほかの臓器や全身にがんが広がっているときなど、からだに負担のかかる手術 や治療ができない場合に行います。 症状のなかでも激しい痛みは、患者さんの心とからだの両方がつらくなります。 そのことにより生活の質を大きく低下させるため、痛みをコントロールすることはとても大切で す。 痛み止めとして、鎮痛剤や医療用麻薬が使われます。これらは、適切に用いれば薬物依存に なることはありません。 ■ ■ ■ ■ 緩和緩和緩和緩和ケアとは ケアとは ケアとは ケアとは ■■■■ 病 病 病 病気気気を気ををを治治治治すことをすことを目指すことをすことを目指目指目指すのではなくすのではなくすのではなくすのではなく,,,,痛痛痛痛みやみやみやみや苦苦苦苦しみをやわらげることをしみをやわらげることを優先しみをやわらげることをしみをやわらげることを優先優先優先してしてしてして行行行行 う う う う治療法治療法治療法治療法のことですのことですのことですのことです....緩和療法緩和療法には緩和療法緩和療法にはにはには,,,,痛痛痛痛みをやわらげるみをやわらげるみをやわらげるみをやわらげる疼痛管理疼痛管理疼痛管理,,,,不安感疼痛管理 不安感不安感不安感やややや気気持気気持持持ちちちち の の の の沈沈沈沈みをやわらげるみをやわらげるみをやわらげるみをやわらげる心心心心のケアのケア,,,,体のケアのケア体体体のののの状状状状態態態態をををを維持維持維持維持するためのするためのするためのするための栄栄栄栄養管理養管理養管理養管理,,,,副作用副作用副作用副作用へのへのへのへの 対 対 対 対策策策策などがなどがなどがなどが含含含含まれますまれますまれますまれます....◆
◆
◆
◆セカンドオピニオン
セカンドオピニオン
セカンドオピニオン
セカンドオピニオン
主治医とは別の医師に自分の病状について診断や治療方針について意見を求めることを「セ カンドオピニオンを求める」といいます。 自分 自分 自分自分がががが受受受受けたけたけたけた診診診診断内断内容断内断内容容容やややや治療方法治療方法治療方法治療方法にににに 疑問 疑問 疑問疑問やややや不安不安不安不安をををを感感じる感感じるじるじる場合場合場合場合,,,,十分納得十分納得十分納得十分納得しししし たうえで たうえで たうえでたうえで,,,,自分自分自分自分のライフスタイルにのライフスタイルにのライフスタイルにのライフスタイルに合合合合っっっっ た た たた治療方法治療方法治療方法治療方法をををを選選選選択択するために択択するためにするためにするために,,,,主治主治主治主治医医医医 以外 以外 以外以外のののの医医医医師師師師からからからから意見意見を意見意見ををを聞聞聞聞くことがくことがくことがくことが,,,,役立役立役立役立 つ つ つつ場合場合場合場合もあるでしょうもあるでしょうもあるでしょうもあるでしょう....子宮頸 子宮頸
子宮頸子宮頸がんのがんのがんのがんの診診診診断断から断断からからから治療治療治療治療までまでまでまで
<日常生活 <日常生活 <日常生活 <日常生活でででで気気気気をつけることをつけることをつけることをつけること>>>> 栄栄栄栄養養養養バランスのよいバランスのよいバランスのよいバランスのよい食事食事食事食事をとるをとるをとるをとる 定期的定期的定期的定期的にににに軽軽軽軽いい運動いい運動運動運動をををを行行行行うううう 適正体重適正体重適正体重適正体重をををを保保保保つつつつ 禁煙禁煙禁煙禁煙するするするする おおおお酒酒酒酒をををを飲飲み飲飲みみみ過過過過ぎないようにするぎないようにするぎないようにするぎないようにする 日常生活 日常生活 日常生活日常生活ではどんなことにではどんなことにではどんなことにではどんなことに気気気気をつければいいのをつければいいのをつければいいのをつければいいの????
◆
◆
◆
◆日常生活
日常生活
日常生活
日常生活での
での
での
での注意
注意
注意
注意点
点
点
点
子宮頸がんの治療が成功しても、再再再再発発発発する 場合があります。 そのため、子宮頸がんの治療がいったん終 了したあとも、規則正しい生活や、からだに 負担がかからない程度の運動を心がけ、定定定定 期的 期的 期的 期的にににに通院通院通院通院して医師のチェックを受けるよう にしましょう。 子宮頸がんの手術でリンパ節を切除すると、リンパ液や血液の流れが悪くなり、足のむくみ〔リ ンパ浮腫〕が現れます。 また、細菌が入ると炎症が起きやすいので、下肢(下肢(下肢(下肢(かしかしかしかし))))のスキンケアのスキンケアのスキンケアのスキンケアが重要です。さらに、 むくみの予防や治療にはマッサージマッサージマッサージマッサージが有効とされています。そのマッサージの方法は専門の 医師やセラピストから指導を受けることをお勧めします。◆
◆
◆
◆子宮頸
子宮頸
子宮頸
子宮頸がんを
がんを
がんを
がんを早期
早期
早期
早期発
発見
発
発
見
見
見するには
するには
するには
するには?
?
?
?
子宮頸がんは、定期的に検診を受けることによって、早期にがんが発見されたり、すでにがん になっている場合は、早期に診断され治療を受けることでがんの進行を防ぐことができます。 比較的若い年齢での発症が多いので、妊娠や出産などにも大きく影響してきます。 また、初期では自覚症状に乏しいことから、仕事・家事・子育てに忙しい20歳代~40歳代の方 は、とくに子宮頸がん検診を受けましょう。 検診では高い確率でがんになる前の状態を発見することができます。定期的に検診を受けることによって、がんの見落としも少なくなります。 「まだまだ大丈夫」と思わず、短時間で簡単に行える検診を受けることをお勧めします。 子宮頸がん検診は、20歳以上の方で2年に1回、お住まいの自治体や職場での検診事業で受 けることができます。検診の日時や場所、費用などの詳細は自治体や職場の担当部署へお問 い合わせ下さい。