VSP2851B プリンタ装置
安全な使用のために
このマニュアルの取り扱いについて
このマニュアルには,当製品を安全にご使用いただくための重要な情報が記載されています.当製品を ご使用になる前に,このマニュアルを熟読してください.特に,このマニュアルに記載されている『安全 上のご注意』をよく読み,理解された上で当製品をご使用ください.また,このマニュアルは,当製品の 使用中,いつでも参照できるように大切に保管してください. 富士通は,お客様の生命,身体や財産に被害を及ぼすことなく安全に使っていただくために細心の注意 を払っております.当製品をご使用する際は,本マニュアルの説明に従ってください.は じ め に
VSP2851B プリンタ装置は,グローバルサーバ,ビジネスサーバ(PRIMERGY 6000, SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series,PRIMEQUEST)に加え Windows アプリケーション から印刷することが可能な VSP(Virtual System Printer)の小型,卓上型の多目的インパクトプリン タです. 本書は,本装置を使用するシステム設計者およびオペレータの手引きにすることを目的として解説した ものです. 本書の内容についてよくご理解いただいた上でご使用ください.特に,オペレータの方は「第 3 章 操 作説明」をご一読の上ご使用ください. 2010 年 5 月
警告表示マークについて
本書では,お客様の身体や財産に損害を与えないよう,以下の警告表示をしています.警告
「 警告」は,正しくご使用にならない場合,死亡する,または重傷を負うことがあり得ることを示し ています.注意
「 注意」は,正しくご使用にならない場合,軽傷,または中程度の傷害を負うことがあり得ることと, 当該製品自身またはその他の使用者などの財産に,損害が生じる危険性があることを示しています.本製品のハイセイフティ用途での使用について 本製品は,一般事務用,パーソナル用,家庭用,通常の産業などの一般的用途を想定し て設計・製造されているものであり,原子力施設における核反応制御,航空機自動飛行制 御,航空交通管制,大量輸送システムにおける運行制御,生命維持のための医療用機器, 兵器システムにおけるミサイル発射制御など,極めて高度な安全性が要求され,仮に当該 安全性が確保されない場合,直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハ イセイフティ用途」という)に使用されるよう設計・製造されたものではございません. お客様は,当該ハイセイフティ用途に要する安全性を確保する措置を施すことなく,本製 品を使用しないでください.ハイセイフティ用途に使用される場合は,弊社の担当営業ま でご相談ください. 電波障害の防止 この装置は,クラスA情報技術装置です.この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引 き起こすことがあります.この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されること があります. VCCI-A JIS C 61000-3-2適合品 本装置は,高調波電流規制「JIS C 61000-3-2」に適合しています. 事業系の使用済製品の引取りとリサイクルについてのお願い ● この製品の所有者が事業主の場合には,使用済後に廃棄される製品は産業廃棄物扱い となり,廃棄する際にはマニフェスト伝票(産業廃棄物管理表)の発行が必要となります. ● 弊社では1998 年より,法人のお客様から排出される弊社製品を「富士通リサイクル システム」(有料)にて回収,リサイクルし,資源の有効利用に取り組んでいます.製品 所有者が弊社に廃棄を依頼される場合には以下のWeb サイトをご覧ください. http://jp.fujitsu.com/about/csr/eco/ 「富士通の環境活動」 お願い ● 本書を無断で他に転載しないようお願いします. ● 本書は予告なしに変更されることがあります.
Microsoft,Windows,MS-DOS,Windows Server は,米国Microsoft Corporation の 米国およびその他の国における登録商標または商標です.
● 本文中の略語について
本文中では,OSを以下のとおり略して表記しています.
Microsoft® Windows® 2000 をWindows 2000,Microsoft® Windows® XP をWindows XP, Microsoft® Windows® XP Professional x64 Edition をWindows XP x64,Windows Vista® を Windows Vista,Windows® 7 をWindows 7,Microsoft® Windows Server® 2003 をServer 2003, Microsoft® Windows Server® 2003 R2 をServer 2003 R2,Microsoft® Windows Server® 2003 x64 Edition をServer 2003 x64,Microsoft® Windows Server® 2003 R2 x64 Edition をServer 2003 R2 x64,Microsoft® Windows Server® 2003 Enterprise Edition for Itanium-based Systems をServer 2003 IA64,Microsoft® Windows Server® 2008 をServer 2008,Microsoft® Windows Server® 2008 (x64) をServer 2008 x64,Microsoft® Windows Server® 2008 R2 をServer 2008 R2,Microsoft® Windows Server® 2008 for Itanium-based Systems をServer 2008 IA64,と表記 しています.
例えば,Server 2003 x64 とWindows XP x64 を同時に示す場合はServer 2003/XP x64と表記してい ます.
警告マークについて
本書では,安全上の注意事項を記述した箇所に,警告表示とともにその内容を示す警告マークを配置し て一目でわかるように配慮しています. 使用している警告マークの意味は以下のとおりです.内容をよく理解したうえで,お読みください. 感電する危険性について記述していることを示します. 高温による傷害の危険性について記述していることを示します. 発火する危険性について記述していることを示します. 触れることによって障害が起こる可能性について記述していることを示します. 一般的な禁止事項を記述していることを示します. 一般的な注意事項を記述していることを示します.安全上の注意事項
警告
● 電源プラグは,濡れた手で持たないでください.また,電源プラグの抜き差しは,装置 の電源スイッチを切断してから行ってください. 感電や火災のおそれがあります. ● LAN ケーブルや電源ケーブルを接続するときは,必ず本装置の電源を切断してください. 感電や火災のおそれがあります. ● コネクタの端子に手を触れないでください. 感電のおそれがあります. ● 清掃時は電源スイッチを切断し,電源ケーブルを抜いてください. 感電のおそれがあります. ● LAN ケーブルや電源ケーブルを傷つけたり,加工したりしないでください. 感電や火災のおそれがあります. LAN ケーブルや電源ケーブルの上に物を載せたり,からみつけたり,足を引っかけたり しないように注意してください. ● 指定された電源電圧以外では使用しないでください. 感電や火災のおそれがあります. ● 装置を分解したり,改造したりしないでください. 感電や火災のおそれがあります. ● 万一装置から発熱・発煙・異臭・異常音が発生したら,すぐに電源を切断し,担当保守 員に連絡してください. 感電や火災のおそれがあります. ● アース付きのコンセントに必ず接続してください. 感電や火災のおそれがあります. 電源コンセントに平行 2P,接地極付きを使用してアースを確実に接続してください. ● 異物が装置内に入ったら,すぐに電源を切断し,担当保守員に連絡してください. 感電や火災のおそれがあります. ● 印字ヘッドやモータには触れないでください. 火傷のおそれがあります.● 動作中にカバーを開けて手や指や顔を入れないでください. ケガ(指挟みなど)のおそれがあります. ● 歯車・ベルトなどの可動部に衣服の袖やネクタイ,髪を近づけないようにしてください. 巻き込まれるおそれがあります. ● 直射日光の当たる所や暖房機の近く,湿気,ホコリの多い場所に置かないでください. 感電や火災のおそれがあります. ● 通風孔をふさがないでください. 装置内部が高温になり,火災のおそれがあります. ● 装置の上に重いものを置いたり,装置の上で作業しないでください. 転倒,落下のおそれがあります. ● 不安定な場所に置かないでください. 転倒,落下のおそれがあります. ● 電源ケーブルは,プラグ部分を持って抜いてください. 感電や火災のおそれがあります. ● 装置の移動時は,オプション(カットシートフィーダ,セカンドトラクタ,用紙反転ユ ニット)をはずしてから行ってください. 転倒,落下のおそれがあります.
目 次
安全な使用のために はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ i 警告マークについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ iii 安全上の注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ⅳ 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ⅶ 第 1 章 概 要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 1.1 装置概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 1.2 接続形態 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 1.3 各部の名称と機能 ・・・・・・・・・・・・・・・ 5 1.3.1 各部の名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 1.3.2 各部の機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 1.4 仕 様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 1.4.1 基本仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 1.4.2 F66XX エミュレーション 機能仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 1.4.3 F69XX エミュレーション 機能仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・10 1.5 オプション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 1.5.1 カットシートフィーダ ・・・・・・11 1.5.2 セカンドトラクタ ・・・・・・・・・・12 1.5.3 用紙反転ユニット ・・・・・・・・・・12 1.6 Windows 環境で使用する ソフトウェア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 1.7 Unix 環境で使用する ソフトウェア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 1.8 機能面・環境面における 注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 第 2 章 準 備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 2.1 製品の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 2.2 リボンカセットの取り付け方 ・・・・24 2.3 前用紙ガイド・後用紙ガイドの 取り付け方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 2.4 電源ケーブルの接続 ・・・・・・・・・・・・28 2.5 LAN ケーブルの接続 ・・・・・・・・・・・29 2.6 スタッカの取り付け方・ 取り外し方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 2.7 オプションの 取り付け方,取り外し方 ・・・・・・・・31 2.7.1 カットシートフィーダの 取り付け方・取り外し方 ・・ 31 2.7.2 セカンドトラクタの 取り付け方・取り外し方 ・・ 34 2.7.3 用紙反転ユニットの 取り付け方・取り外し方 ・・ 38 2.8 ソフトウェアのインストール ・・・・ 42 第 3 章 操作説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 3.1 電源の投入と切断 ・・・・・・・・・・・・・・ 45 3.1.1 電源の投入 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 3.1.2 電源の切断 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 3.2 操作パネルの配置と機能 ・・・・・・・・ 46 3.2.1 操作パネルの配置 ・・・・・・・・・・ 46 3.2.2 操作パネルの機能 ・・・・・・・・・・ 46 3.3 セットアップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 3.3.1 セットアップの手順 ・・・・・・・・ 49 3.3.2 セットアップの構成 ・・・・・・・・ 51 3.3.3 セットアップの設定内容 ・・・・ 53 3.4 装置立ち上げと印刷設定 ・・・・・・・・ 60 3.4.1 装置立ち上げ ・・・・・・・・・・・・・・ 60 3.4.2 印刷設定(機能モード) ・・・・ 61 3.5 LAN 接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 3.5.1 LAN 接続するための 基本設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 3.5.2 LAN 接続環境ごとの 設定内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 3.5.3 ゲートウェイについての 補足 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73 3.6 印刷時の操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 3.6.1 用紙の取り付け方 ・・・・・・・・・・ 75 3.6.2 用紙の印刷位置合わせ ・・・・・・ 97 3.6.3 用紙の取り外し方 ・・・・・・・・・・ 99 3.6.4 連帳用紙と単票用紙を 交互に使うには ・・・・・・・・ 101 第 4 章 消耗品の交換 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 103 4.1 リボンカセットの交換 ・・・・・・・・ 103第 5 章 異常発生時の操作 ・・・・・・・・・・・・ 109 5.1 故障かなと思ったときの処置 ・・ 109 5.2 用紙ぎれ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111 5.3 用紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113 5.3.1 印字ヘッド前側で用紙が つまった場合 ・・・・・・・・・・ 113 5.3.2 印字ヘッド後側で用紙が つまった場合 ・・・・・・・・・・ 115 5.3.3 カットシートフィーダ内に 用紙がつまった場合 ・・・・ 118 5.3.4 用紙反転ユニット内に 用紙がつまった場合 ・・・・ 119 5.4 PrintWalker/PM のエラー メッセージ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121 5.5 PrintWalker/RS のエラー メッセージ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 123 5.6 おもなエラーメッセージ (LCD 表示) ・・・・・・・・・・・・・・・ 124 5.6.1 カバーオープン ・・・・・・・・・・ 124 5.6.2 プログラムエラー ・・・・・・・・ 124 5.6.3 用紙ガイドセットエラー ・・ 124 5.6.4 ポジションエラー ・・・・・・・・ 125 5.6.5 セレクトミス ・・・・・・・・・・・・ 125 5.6.6 POC エラー ・・・・・・・・・・・・・ 126 5.6.7 パターンタイムアウト ・・・・ 126 5.6.8 上位装置電源断 ・・・・・・・・・・ 126 5.6.9 LAN 二重アドレス エラー ・・・・・・・・・・・・・・・・ 127 5.6.10 メカ系の異常 ・・・・・・・・・・・・ 127 5.6.11 ハードウェアの異常 ・・・・・・ 128 第 6 章 用紙仕様および帳票設計 ・・・・・・・・ 129 6.1 連帳用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129 6.2 単 票 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 136 6.3 元 帳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 143 6.4 バーコード読取り領域 ・・・・・・・・ 145 6.5 はがき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147 6.6 封 筒 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 150 6.7 タック紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153 6.8 左とじ伝票 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156 6.9 プレプリント用紙について ・・・・ 160 6.10 用紙の取り扱い上の注意 ・・・・・・ 161 第 7 章 日常の点検とお手入れ ・・・・・・・・ 163 7.1 日常の点検 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 163 7.2 日常のお手入れ ・・・・・・・・・・・・・・ 163 7.3 カットシートフィーダの 清掃の仕方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 163 第 8 章 設置諸元 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 165 8.1 設置仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 165 8.2 外形寸法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 166 8.3 保守スペース ・・・・・・・・・・・・・・・・ 167 第 9 章 付 録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 169 9.1 メッセージ一覧 ・・・・・・・・・・・・・・ 169 9.1.1 オフライン系 ・・・・・・・・・・・・ 169 9.1.2 セットアップ系 ・・・・・・・・・・ 170 9.1.3 コントローラ系エラー ・・・・ 174 9.1.4 メカ系エラー ・・・・・・・・・・・・ 176 9.2 文字コード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 178 9.3 PrintWalker/RS のご紹介 ・・・・ 183 9.4 PrintWalker/LXE のご紹介 ・・・ 185 9.4.1 PrintWalker/LXE の概要 ・ 185 9.4.2 動作環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 186 9.4.3 システム構成 ・・・・・・・・・・・・ 187 9.4.4 留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 188 9.5 カスタマバーコードの印刷条件 189 9.6 ID マーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 190
図 表 目 次
《 図 》
図 1.1 外 観 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 図 1.2 各部の名称(1) ・・・・・・・・・・・・・・ 5 図 1.2 各部の名称(2) ・・・・・・・・・・・・・・ 6 図 1.3 カットシートフィーダ ・・・・・・・・11 図 1.4 セカンドトラクタ ・・・・・・・・・・・・12 図 1.5 用紙反転ユニット ・・・・・・・・・・・・12 図 3.1 操作パネルの配置 ・・・・・・・・・・・・46 図 3.2 現在の設定情報 ・・・・・・・・・・・・・・59 図 8.1 外形寸法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 166 図 8.2 保守スペース ・・・・・・・・・・・・・・ 167《 表 》
表 1.1 各部の機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 表 1.2 基本仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 表 1.3 F66XX エミュレーション 機能仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 表 1.4 F69XX エミュレーション 機能仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 表 1.5 オプション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 表 1.6 オペレーションの組み合わせ ・・ 13 表 3.1 セットアップ設定内容 ・・・・・・・・ 53 表 3.2 機能モードの設定内容 ・・・・・・・・ 62 表 8.1 設置仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 165 表 9.1 オフライン系の メッセージ一覧 ・・・・・・・・・・ 169 表 9.2 セットアップ系の メッセージ一覧 ・・・・・・・・・・ 170 表 9.3 コントローラ系の エラーメッセージ一覧 ・・・・ 174 表 9.4 メカ系エラーの メッセージ一覧 ・・・・・・・・・・ 176 表 9.5 国内一般カナ付コード表 (Japanese KANA) ・・・ 178 表 9.6 国内一般カナ無コード表 (Japanese English) ・・ 179 表 9.7 海外コード表 I (US English) ・・・・・・・・・ 180 表 9.8 海外コード表 II (EBCDIC-ASCII) ・・・・・・ 181 表 9.9 ASCII コード(サポート サーバが PrintWalker の 場合のみ) ・・・・・・・・・・・・・・ 182第 1 章 概 要
本章では,本装置の概要,接続形態,各部の名称と機能,仕様,オプション,Windows/Unix 環 境で使用するソフトウェアおよび機能面・運用面における注意事項について説明します.1.1 装置概要
本装置は,グローバルサーバ,ビジネスサーバ(SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series,PRIMEQUEST)に加え,Windows パソコン(FMV シリーズ)のアプリケーションからの 印刷が可能なネットワークプリンタ装置です.また,オプションの拡張出力機構を使用すれば,ビジ ネスサーバ(PRIMERGY 6000)からの印刷が可能になります.LAN 接続された複数のクライアン トサーバ混在のシステム環境において,それぞれのシステムのプリンタ装置として共有できます. 複写印刷の多い伝票業務に最適なプリンタ装置であり,連続帳票・カット紙・複写伝票の印刷はも ちろんのこと,はがき・封筒・タック紙への印刷も可能です.さらに,バーコード・ID マークの印刷 /読み取り機能を有し,多目的プリンタとして元帳印刷業務などに使用できます. 本装置の外観を図 1.1 に示します. 図 1.1 外 観1.2 接続形態
本装置は,複数の異なるシステムと接続できます.それぞれのシステムとの接続形態について説明 します.
「設定」の番号は,「3.5.1 LAN 接続するための基本設定」の表の項番に対応します.
(1) Windows 2000/Server 2003/Server 2008 サーバ接続
GS/ PRIMEFORCE
①②③
PRIMERGY/ PRIMEQUEST VSP2851BPC ⑨⑪
プリンタ ホスト サーバ エミュレーション サポートサーバ/伝送経路 設定 HOST PRINT DS-LINK 66XX サポートサーバ: 6680-NMC 伝 送 経 路:DS-LINK ② HOST PRINT TCP/IP 66XX サポートサーバ: HOST PRINT 伝 送 経 路:TCP/IP ① GS/ PRIME- FORCE 注 1) PRIMERGY HOST PRINT PrintWalker/PM TCP/IP 66XX サポートサーバ: PrintWalker 伝 送 経 路:TCP/IP ③ 注 1)GS/PRIMEFORCE から PRIMEQUEST への接続はできません. プリンタ クライアント サーバ エミュレーション サポートサーバ/伝送経路 設定 PC 注 2) PRIMERGY/ PRIMEQUEST PrintWalker/PM TCP/IP 66XX サポートサーバ: PrintWalker 伝 送 経 路:TCP/IP ⑨ ⑪(2) SPARC Enterprise, PRIMEPOWER, 富士通 S series 接続
GS/
PRIMEFORCE
④⑤⑥
SPARC
Enterprise
PRIMEPOWER
S series
⑦
VSP2851B
PC ⑩⑫
プリンタ ホスト サーバ エミュレーション サポートサーバ/伝送経路 設定 Netcompo NMC サーバ DS-LINK 66XX サポートサーバ: 6680-NMC 伝 送 経 路:DS-LINK ⑤ Netcompo NMC サーバ TCP/IP 66XX サポートサーバ: HOST PRINT 伝 送 経 路:TCP/IP ④ GS/ PRIMEFORCE PRIME- POWER S series PrintWalker /BPC, CJMS TCP/IP 66XX サポートサーバ: PrintWalker 伝 送 経 路:TCP/IP ⑥ SPARC Enterprise PRIME- POWER S series - PrintWalker /BPC TCP/IP 66XX サポートサーバ: PrintWalker 伝 送 経 路:TCP/IP ⑦ プリンタ クライアント サーバ エミュレーション サポートサーバ/伝送経路 設定 PC 注 1) SPARC Enterprise PRIME- POWER S series PrintWalker /BPC TCP/IP 66XX サポートサーバ: PrintWalker 伝 送 経 路:TCP/IP ⑩ ⑫(3) PRIMERGY 6000 接続 プリンタ ホスト サーバ エミュレーション サポートサーバ/伝送経路 設定 PRIMERGY- 6000 LAN プリンタ制 御オプション TCP/IP 69XX サポートサーバ: PrintWalker 伝 送 経 路:TCP/IP ⑧ 注 1)本接続形態時は拡張出力機構オプションが必須となります. (4) PC 接続 VSP2851B PC プリンタ ホスト エミュレーション サポートサーバ/伝送経路 設定 PC 注 1) PrintWalker/PM TCP/IP 66XX サポートサーバ: PrintWalker 伝 送 経 路:TCP/IP ⑬ ⑭
注 1)OS が Windows 2000/XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008 であること.
(5) Linux 接続 VSP2851B PRIMERGY/ PRIMEQUEST プリンタ ホスト エミュレーション サポートサーバ/伝送経路 設定 PRIMERGY/ PRIMEQUEST 注 1) PrintWalker/LXE TCP/IP 66XX サポートサーバ: PrintWalker 伝 送 経 路:TCP/IP ⑮ 注 1)詳細は9.4項を参照してください.
1.3 各部の名称と機能
本装置の各部の名称と機能を以下に示します.1.3.1
各部の名称
装置の各部の名称を図 1.2 に示します. 前面 前面(トップカバーを開けた状態) 前面(手挿入天板をセットした状態) 図 1.2 各部の名称(1)背面
背面(スタッカをセットした状態)
背面(スタッカが上方に回転した状態)
左側面
1.3.2
各部の機能
本装置の各部の機能を表 1.1 に示します. 表 1.1 各部の機能 番号 名 称 機 能 ① 手挿入天板 手挿入を行うときに,単票用紙をのせるところです. ② 操作パネル 装置を操作するためのスイッチと状態表示をする液晶パネ ルおよび LED ランプを備えています. ③ 通風孔 装置内部の熱を排出する孔です. ④ 取っ手 装置を持ち上げるときにつかみます. ⑤ トップカバー リボンカセット,用紙ガイドやオプションを取り付けると きに開けます. ⑥ スタッカ 装置背面に排出された単票用紙をスタックします. ⑦ 電源コネクタ 電源ケーブルを差し込むコネクタです. ⑧ 右トラクタ 連帳用紙をセットします. ⑨ 左トラクタ ⑩ 電源スイッチ 電源を ON(|),OFF(○)するスイッチです. ⑪ LAN ケーブル接続用 コネクタ LAN ケーブルを接続するコネクタです.1.4 仕 様
本装置の仕様について説明します.1.4.1 基本仕様
本装置の基本仕様を表 1.2 に示します. 表 1.2 基本仕様 項 目 仕 様 印字方式 インパクトドットマトリックス方式 ドット数 24 ドット(ピン径 0.2mm) 解像度 160dpi(縦)×160dpi(横) 用紙厚調整 自動調整 単票 手挿入口からの手動給紙 カットシートフィーダからの自動給紙(オプション) 用紙送り方式 連帳 押し込みトラクタ方式 単票 種類 :上質紙,再生紙,はがき,封筒,ラベル紙,複写紙 用紙幅 :100~364mm 用紙長 :90~364mm 坪量 :52~157g/m2(連量:45~135kg) 用 紙 注 1) 連帳 種類 :送り穴付き折り畳み用紙(上質紙,再生紙,ラベル 紙,複写紙) 用紙幅 :101.6~406.4mm(4~16 インチ) 用紙長 :折り畳み 101.6 mm 以上(4インチ以上) 坪量 :64~128g/m2(連量:55~110kg) 印字速度 注 2) 漢字(文字間隔 3/20 インチ) :130 字/秒 高速モード(漢字) :260 字/秒 ANK :195 字/秒 改行速度 67ms(改行間隔 1/6 インチ) 改ページ速度 最大 8 インチ/秒 複写枚数 注 1) オリジナル+4(34kg ノーカーボン紙) 給 紙 注 3) 約 300 枚(一般紙,坪量 64g/m2,1P 用紙) 排 紙 最大 200 枚(一般紙,坪量 64g/m2,1P 用紙) プリンタ寿命 500 万行または 5 年の早いほう 定期交換部品寿命 印字ヘッド:2 億打/ピン以上 消耗品寿命 インクリボン:ANK ドラフト 300 万字 インターフェース LAN(Ethernet-10BaseT,100BASE-TX) LAN プロトコル TCP/IP,DS-LINK エミュレーション 注 4) JEF(F66XX,F69XX) 注 1)複写用紙に印字する場合,複写枚数によって連量が制限されてきます.詳細は「第 6 章 用紙 仕様および帳票設計」を参照してください. 注 2)印字速度は,印字ヘッドの移動速度で規定しています.印刷処理性能には,改行速度や改ペー ジ速度等も影響を与えます. また,接続の本体装置,ネットワークの状況や印刷内容によっては,印刷処理性能が低下する 場合があります. 注 3)自動給紙するときは,カットシートフィーダ(オプション)が必要です. 注 4)エミュレーションにおける JEF(F69XX)は,拡張出力機構オプションが必須となります.1.4.2
F66XX エミュレーション機能仕様
本装置の F66XX エミュレーション機能仕様を表 1.3 に示します. 表 1.3 F66XX エミュレーション機能仕様 項 目 仕 様 印刷文字種 ・明朝体 2 バイト文字:JEF 非漢字,JEF 第 1 水準/第 2 水準漢字,半角,書式 文字 1 バイト文字:ANK 4 セット(設定により OCR-B フォント切り換え可 能) ・ゴシック体 未サポート 印字桁数 ・漢字 : 90 桁(文字ピッチ 3/20 インチ時) ・ANK : 136 桁(文字ピッチ 1/10 インチ時) 文字間隔 ・漢字 :1/5,1/6,3/20 インチ ・ANK :1/10,1/12,1/13.3,1/15 インチ 文字拡大 長体,平体,倍角,ラベル文字(3~32 倍) 行間隔 3,4,6,8 行/インチ イメージ印刷 (注 1) データ形式:非圧縮,MH,MR,MMR 形式 イメージ切り出し 図形印刷 文字,線,円,面塗りなどの描画 バーコード印刷 (注3) 種類: NW-7,標準 JAN,短縮 JAN,CODE 3 of 9, Industrial 2 of 5,Interleaved 2 of 5,物流系 カスタマバーコード(注2) 注 1) ・Windows アプリケーションからの印刷では,デバイスフォントを指定する以外はイメージデー タとなります. ・プリンタドライバでイメージ圧縮を指定する場合は,拡張出力機構オプションが必要となります. ・Windows アプリケーションからバーコードを印刷する場合は,イメージデータとして印刷され るため,運用に先立ち十分な読み取りテストを実施してください. ・イメージ切り出しは,Windows アプリケーションからのイメージ印刷で発生する文字崩れを改 善するための印刷方式です.詳細は「1.8 機能面・運用面における注意事項」の(22)項を参 照してください. 注 2) ・カスタマバーコードの印刷仕様は以下のとおりです. BAR 高さ(最大):22ドット BAR 幅 :3ドット / SPACE 幅:4ドット 横書きのみサポート ・カスタマバーコード印刷は,拡張出力機構オプションが必要となります. ・カスタマバーコードは,GS/PRIMEFORCE からの印刷時のみサポートしています. ・読み取り可能な印刷条件は,「9.5 カスタマバーコードの印刷条件」を参照してください. 注 3) バーコード印刷は,運用前に十分な読み取りテストを実施してください. また,インクリボンは新しいものを使用してください. 注 4) バーコード,OCR-B の読み取りは印刷用紙の最上部の 1 枚目のみ可能です. 2枚目以降の読み取りは保証できません.1.4.3
F69XX エミュレーション機能仕様
本装置の F69XX エミュレーション機能仕様を表 1.4 に示します. 表 1.4 F69XX エミュレーション機能仕様 項 目 仕 様 印刷文字種 ・明朝体 2 バイト文字:JEF 非漢字,JEF 第 1 水準/第 2 水準漢字,半角,書式 文字 1 バイト文字:ANK 4 セット(ソフトの指定により OCR-B フォント切 り換え可能) ・ゴシック体 印字桁数 ・漢字 : 90 桁(文字ピッチ 3/20 インチ時) ・ANK : 136 桁(文字ピッチ 1/10 インチ時) 文字間隔 ・漢字 : 1/5,3/20 インチ ・ANK : 1/10,1/12 インチ 文字拡大 長体,平体,倍角,ラベル文字 行間隔 6,8,12 行/インチ イメージ印刷 データ形式:非圧縮,MH,MR,MMR 形式 図形印刷 文字,線,円,面塗りなどの描画 バーコード印刷 (注3) 種類:NW-7,標準 JAN,短縮 JAN,CODE 3 of 9, Industrial 2 of 5,Interleaved 2 of 5 カスタマバーコード(注2) 注 1) 本エミュレーション機能を使用する場合は,拡張出力機構オプションが必要となります. 注 2) カスタマバーコードの印刷仕様は以下のとおりです. ・BAR 高さ(最大):22ドット ・BAR 幅 :3ドット / SPACE 幅:4ドット ・横書きのみサポート 読み取り可能な印刷条件は,「9.5 カスタマバーコードの印刷条件」を参照してください. 注 3) バーコード印刷は,運用前に十分な読み取りテストを実施してください. また,インクリボンは新しいものを使用してください. 注 4) バーコード,OCR-B の読み取りは印刷用紙の最上部の1枚目のみ可能です. 2枚目以降の読み取りは保証できません.1.5 オプション
本装置のオプションについて説明します. オプションを表 1.5 に示します. 表 1.5 オプション 品 名 概 要 VSP2851BC カットシートフィーダ 単票用紙の自動給紙装置です. VSP2851BT セカンドトラクタ 第 2 の連帳用紙送りトラクタです. VSP2851BH 用紙反転ユニット 単票用紙手前排出用のフェースダウンスタッカです. VSPBEX2 拡張出力機構 GS/PRIMEFORCE 連携時において,ラベル拡大文字,範囲指定バーコ ード(4 方向への回転が可能,物流標準/物流拡張は範囲指定バーコー ドでのみ可能など)の印刷および図形,イメージ印刷機能使用時に必要 です. また,PRIMERGY 6000 連携時には必須です.Windows のプリンタ ドライバでイメージデータ圧縮を指定するときに必要です.装置への取 り付けは担当保守員にご依頼ください.1.5.1
カットシートフィーダ
大量の単票用紙を自動給紙するためのオプションです.最大約 300 枚の単票用紙(1P 用紙)を搭 載できます.薄紙,厚紙,はがき,封筒,左とじ伝票を給紙できます. プリンタ装置前部に取り付けます.図 1.3 に外観と各部の名称を示します. 図 1.3 カットシートフィーダ1.5.2
セカンドトラクタ
連帳用紙を給紙するためのオプションです.本オプションを取り付けることにより 2 種類の連帳用 紙をセットすることができます.スイッチ操作で容易に切り替えができます. プリンタ装置後部に取り付けます.図 1.4 に外観と各部の名称を示します. 図 1.4 セカンドトラクタ1.5.3
用紙反転ユニット
印字された単票用紙をフェイスダウンスタックするためのオプションです.排出用紙が手前に出て くるため,窓口業務などに適しています. 図 1.5 に外観と各部の名称を示します. 図 1.5 用紙反転ユニット<オペレーションの組み合わせ> 本装置にオプションを取り付けることによって以下のようなオペレーションの組み合わせが可能 になります.それぞれのオペレーション時における用紙の搬送方向について説明します. 表 1.6 オペレーションの組み合わせ 連帳用紙の搬送方向 単票用紙の搬送方向 項 オペレーションの 組み合わせ トラクタ 1 トラクタ 2 手差し給紙 自動給紙 1 標準トラクタ 標準スタッカ 後→前 前→前 前→後 2 標準トラクタ カットシートフィーダ 標準スタッカ 後→前 前→前 前→後 前→前 前→後 3 標準トラクタ セカンドトラクタ 標準スタッカ 後→前 後→前 前→前 前→後 4 標準トラクタ カットシートフィーダ 用紙反転ユニット 後→前 前→前 前→後 前→前 前→後 5 標準トラクタ セカンドトラクタ カットシートフィーダ 標準スタッカ 後→前 後→前 前→前 前→後 前→前 前→後 6 標準トラクタ セカンドトラクタ カットシートフィーダ 用紙反転ユニット 後→前 後→前 前→前 前→後 前→前 前→後 〔注意〕手差し給紙の搬送方向は,セットアップモードで設定できます.
1.6 Windows 環境で使用するソフトウェア
本装置には,Windows ネットワーク環境で信頼性の高い印刷と高度な機能を実現するため,以下 の関連ソフトウェアが標準添付されています.ぜひともこれらのソフトウェアをインストールして, ネットワークプリンタ機能をご利用ください. (1) PrintWalker/PM 本装置へ印刷出力中に発生したエラー内容を Windows パソコンに表示し,信頼性の高いエラー リカバリ機能および高度の印刷環境を実現するソフトウェアです. インストール手順は「2.8 ソフトウェアのインストール」を参照してください. (2) VSP プリンタドライバ Windows パソコンから印刷を行う場合に必要なプリンタドライバです. インストール手順は「2.8 ソフトウェアのインストール」を参照してください. (3) VSP リクエスタGS/PRIMEFORCE 連 携 印 刷 に お い て , Windows Server 2008/Server 2003/2000 (HOST PRINT 帳票管理サービス)と本装置間のやり取りを行うソフトウェアです.
Windows Server 2008/Server 2003/2000 サーバにインストールします.
詳しくは,添付の CD-ROM(PrintWalker)内の KANKYOMO フォルダにあるテキストファ イルをご覧ください.
(4) PrintWalker/RS
VSP/VS シリーズのプリンタ運用管理をリモートで行うソフトウェアです.
詳しくは,添付の CD-ROM(PrintWalker)内の RemoteSV フォルダにある PrintWalker/RS 導入マニュアル(Manual.htm)および「9.3 PrintWalker/RS のご紹介」をご覧ください.
1.7 Unix 環境で使用するソフトウェア
PrintWalker/BPC は,Unix 環境で使用する場合に有効な「ソフトウェア」です. (1) PrintWalker/BPC(標準添付) VPS プリンタへの出力中に発生したエラー内容を Solaris に表示し,信頼性の高いエラーリカバ リ機能および高度な印刷環境を実現したソフトです.1.8 機能面・運用面における注意事項
(1) 本プリンタは,MS-DOS からの直接印刷には対応していません.
(2) SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series サーバ接続
本装置は,JEF プリンタであり,SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series サー バに接続されている既存プリンタとは互換の無い新しいプリンタであることに注意してください. 本装置は,SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series サーバが既にサポートして いる FM プリンタとは,解像度/文字サイズ/文字の形/指定可能な文字ピッチや行ピッチの値 などが異なります.特に既設の FM のインパクトプリンタと併設する場合は注意が必要です. ・ANK,漢字のポイント指定はできません.ポイントを指定しても標準サイズ(10 ポイント相 当)で印刷されます. ・ANK の文字ピッチは,10/12/13.3/15cpi が指定できます.これ以外の指定がされた場合, プリンタ装置の設定値に従って印刷されます. ・漢字の文字ピッチは,5/6/6.7cpi が指定できます.これ以外の指定がされた場合,プリンタ 装置の設定値に従って印刷されます. ・行ピッチは 6/8lpi が指定できます.これ以外が指定された場合,プリンタ装置の設定値に従 って印刷されます. ・漢字基準線指定はできません.常に下端に合わせて印刷されます. ・上つき,下つき指定はできません.全角で印刷されます. ・ANK,漢字の縦書き指定はできません.横書きで印刷されます. ・書体指定はできません.明朝体で印刷されます. ・1 回の垂直タブで 1 改行します. ・1 回の水平タブで ANK8 文字分を右へシフトします. (3) PRIMEGY 6000 サーバ接続 ① PRIMEGY 6000 サーバと PC 端末の環境では互換機能をサポートしていますが,K1600 αシリーズ(SX/G)からの印刷はサポートしていません. SX/G から印刷した場合はライタによって保留されます. ② 線画メディアサービスを使用したプログラムからの印刷はできません. 線画メディアサービスを使用したプログラムを実行した場合は,実行時にエラーになります. ③ リモートパワーオフ機能は,未サポートです. ④ 以下の点が FMG 接続の多目的プリンタとは異なるため注意が必要です.(F9680M4 との 比較) 1) 12LPI を指定した場合に次の制限があります. ・印刷速度が遅くなります. ・強調印字(重ね打ち)ができません. 2) ANK 文字書体が異なります. ・ドラフトパターンで印字 F9680M4: イメージ/グラフなしの場合,ドラフトパターン イメージ/グラフありの場合,JEF 明朝半角パターンまた は F6680ANK パターン 3) ラベル文字の補間は行われません(書式文字で線がつながりません). また,ラベル文字のスムージングは行われません. F9680M4: 同一ページ内に SMED 罫線,またはグラフデータが存在 する場合は指定が無効.一行中に一項目のみ有効です. ラベル文字行の長体,倍角は無効(全角,平体になります).
4) 飾り文字の指定はサポートしていません. 5) バーコードの基本モジュール幅=1 はサポートしていません.(基本モジュール幅=2 で印刷) (F9680M4:基本モジュール幅=1.5 で印刷) バーコードは 1 行中に 14 項目まで有効です. 高速モードで印刷する場合は,バーコードも間引きされるため,読み取りは保証されま せん. 範囲指定バーコードをサポートしていますが,印刷方向に 90゜,180゜,270゜を指 定しても 0゜で印刷されます. 6) グラフ内文字の更新ピッチは,ANK 横書は 16 ドット,ANK 縦書/漢字横書/漢字縦 書は 24 ドットです. F9680M4: ANK 横書は 16 ドット,ANK 縦書/漢字辞書/漢字縦書 は 32 ドット グラフ内文字(ANK)の書体はドラフトパターンで印字します. (F9680M4:F6680ANK パターン) 7) イメージの拡大,縮小率が 1/8~8 倍のため,印字結果が表示ファイルの組み込みメデ ィア項目の項目領域からはみ出る,または余白ができる場合があります. 8) 線画データ印刷では,表示ファイルの組み込みメディア項目にてファイル名の指定のみ 可能です. 9) 元帳処理において,帳票定義体の縦サイズを越えて改行/印刷処理を行った場合,指定 が無効となります. (F9680M4:用紙があれば改行/印刷処理が行われます.) 10) 両面印刷はサポートしていません. ⑤ PRIMERGY 6000 と連携するには,拡張出力機構(VSPBEX2)が必須となります. ⑥ 単票印刷において,プリンタ装置の手差し口からの吸入ができるのは,利用者プログラムか らのインサータ印刷で手差し口を指定した直接印刷のときのみです. 利用者プログラムからのインサータ印刷で手差し口を指定した場合でも,ライタを経由した スプール印刷ではカットシートフィーダからの吸入となります. よって単票用紙への印刷を行う場合は,カットシートフィーダ(VSP2851BC)の導入を 推奨します. (4) NMC(NMC 代替)接続
NMC 代替(Netcompo NMC サーバ, HOST PRINT など)による接続を行うための設定を 本プリンタに行った場合は,その接続形態の専用プリンタとしてのみ動作します.他の接続を行 うためには設定の変更が必要となります.
(5) CJMS 連携時の注意事項
セットアップ項目中の装置設定において,印字桁数設定を変更することにより,行の右端での折 り返し位置が変化します.その結果,SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series 上の PrintWalker/BPC とプリンタとの間でページの概念に相違が発生し,リカバリページが乱 れるおそれがあるため,注意が必要となります.
(6) JOB キャンセル時の注意事項
① NMC 代替(HOST PRINT, Netcompo NMC サーバ)による接続
GS/PRIMEFORCE 上で JOB キャンセルを行った場合,プリンタは受信データを印刷後, その位置で止まります.このため,次の印刷を開始する前に用紙位置を再設定する必要があ ります.【改ページ】スイッチを押すことにより,プリンタ装置内の行管理情報をページの先 頭に戻してから用紙位置に設定してください. 1 ページ内に 6/81pi が混在しているデータを印刷時に JOB キャンセルを行い,その後【改 ページ】スイッチを押すと,用紙位置がミシン目に合わなくなるおそれがあるため,注意が 必要となります.印刷途中でオフライン状態にした場合も,次の印刷を開始する前に【改ペ ージ】スイッチを押し,用紙位置を再設定する必要があります.このときも同様に注意が必 要です.
② Windows Server 2008/Server 2003/2000 上の HOST PRINT(帳票管理サービス) を使用した PrintWalker/PM による接続(GS/PRIMEFORCE 連携の印刷)
PRIMEPOWER,富士通 S series サーバ上の CJMS を使用した PrintWalker/BPC による 接続(GS/PRIMEFORCE 連携の印刷)
1) オンライン状態での JOB キャンセル
PrintWalker/PM および PrintWalker/BPC から JOB キャンセルを行った場合,プリ ンタは JOB キャンセルを認識した時点で受信データを破棄し,改ページ動作を行った 後に止まります.このため,次のデータを受信しても用紙位置を再設定することなく印 刷を再開することができます. 1 ページ内に 6/81pi が混在しているデータを印刷時に JOB キャンセルを行った場合, 用紙位置がミシン目に合わなくなるおそれがあるため,注意が必要となります. 2) オフライン状態およびエラー発生状態での JOB キャンセル
PrintWalker/PM および PrintWalker/BPC から JOB キャンセルを行った場合,プリ ンタは受信データを破棄します.このため,次の印刷を開始する前に用紙位置を再設定 する必要があります.プリンタ内の行管理情報もクリアされています. 1 ページ内に 6/81pi が混在しているデータを印刷時にオフライン状態にし,【改ペー ジ】スイッチを押すと,用紙位置がミシン目に合わなくなるおそれがあるため,注意が 必要となります. ③ Windows 上の PrintWalker/PM による接続
SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series サーバ上の PrintWalker/BPC に よる接続(SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series サーバ上のアプリケー ションからの印刷)
PRIMERGY 6000 サーバ上の LAN プリンタ制御オプションによる接続 1) オンライン状態での JOB キャンセル
PrintWalker/PM,PrintWalker/BPC および LAN プリンタ制御オプションから JOB キャンセルを行った場合,プリンタは JOB キャンセルを認識した時点で受信データを 破棄し,改ページ動作を行った後に止まります.このため,次のデータを受信しても用 紙位置を再設定することなく印刷を再開することができます.
2) オフライン状態およびエラー発生状態での JOB キャンセル
PrintWalker/PM,PrintWalker/BPC および LAN プリンタ制御オプションから JOB キャンセルを行った場合,プリンタは受信データを破棄します.このため,次の印刷を 開始する前に用紙位置を再設定する必要があります.プリンタ内の行管理機能もクリア されています. 〔注意〕VSP2600/3700/3801 で設定可能なページ合わせ設定機能(JOB 間およ び JOB キャンセル時のページ位置合わせを行うタイミングの設定)は,本プ リンタにはありません.
(7) 操作パネルの「用紙選択」ランプについて 操作パネルの「用紙選択」ランプは,【用紙選択】スイッチを押すことにより,順番に切り換わり ますが,連帳 1/連帳 2/単票いずれかを選択後,【スタート】スイッチを押したときに用紙パスの 切り換えが行われます. 電源投入時の「用紙選択」ランプは,電源切断前に使用していた用紙にて立ち上がります.ただ し,用紙パスの切り換えが終了する前に電源切断すると,その前に使用していた用紙にて立ち上 がりますので注意してください. (8) 手前排出の機能について セットアップモードの設定または【手前排出】スイッチを押すことにより,単票用紙の排出方向 を手前側に設定することが可能ですが,下記の接続形態では排出方向が後方側固定となるため, 注意が必要です. 1) GS/ PRIMEFORCE 連携接続
・NMC代替(HOST PRINT, Netcompo NMCサーバ)による接続
・PRIMEPOWER,富士通 S seriesサーバ上のCJMSを使用したPrintWalker/BPCによる 接続
2) SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series サーバ連携接続 ・Simple,COBOLからのPrintWalker/BPCによる接続
(MeFtからの印刷では指定可能です.ただし,連帳指定での印刷時は除きます.)
(9) 手挿入口からの印刷について
手挿入口からの印刷は,下記の接続形態では指定することができませんので,注意が必要です. 1) GS/PRIMEFORCE 連携接続
・NMC代替(HOST PRINT, Netcompo NMCサーバ)による接続
・Windows Server 2008/Server 2003/2000サーバ上のHOST PRINT(帳票管理サ ービス)を使用したPrintWalker/PMによる接続
・PRIMEPOWER,富士通 S seriesサーバ上のCJMSを使用したPrintWalker/BPCによる 接続
2) SPARC Enterprise,PRIMEPOWER,富士通 S series サーバ連携接続 ・Simple,COBOL からの PrintWalker/BPC による接続 (MeFt からの印刷では指定可能です.ただし,連帳指定での印刷時は除きます.) (10) 保護機能 1) 印字デューティが高すぎる場合,3 分割印字により,印字ヘッドおよび電源を保護します. 2) 複写用紙に印字デューティが高い印刷をした場合など,装置内電源電圧が低下した場合,3 分割印字により,装置内電源電圧を復旧させます. 3) 印字ヘッドの温度が規定値以上になると,3 分割印字により温度上昇を防止します. 4) 安全のため,トップカバーを開けるとキャリアモータの電源を切断します. (11) 印字制限条件 1) 連続改行は,1 分間以上行わないでください. 2) 5 桁(パイカピッチ)以下の連続印字またはスペース動作は,5 分間以上行わないでくださ い. 3) 50%デューティ以上のパターンの連続印字は,1 分以上行わないでください. 4) 横罫線等の特定ドットの連続印字は,1 分以上行わないでください.
(12) GS/PRIMEFORCE からの印刷時の注意事項
GS/PRIMEFORCE からの印刷時,接続形態により印刷後の【改ページ】スイッチの動作に違い があるため注意が必要です.
1) NMC 代替(HOST PRINT の VSP サービス, Netcompo NMC サーバなど)による連携 ・LU タイプ 1
ホストからページ長/改行ピッチ情報が指定された場合,【改ページ】スイッチはその値に 従って動作します.
・LU タイプ 3
【改ページ】スイッチはプリンタ装置の設定値に従って動作します.
2) Windows Server 2008/Server 2003/2000 上の HOST PRINT(帳票管理サービス) を使用した PrintWalker/PM による接続(GS/PRIMEFORCE 連携の印刷)
PRIMEPOWER, 富士通 S series サーバ上の CJMS を使用した PrintWalker/BPC による 接続(GS/PRIMEFORCE 連携の印刷) 【改ページ】スイッチはプリンタ装置の設定値に従って動作します. ・紙送り量設定が「パネル」:プリンタ装置の設定値で動作 ・紙送り量設定が「ホスト」:ホストから指定されたページ長で動作 (13) プリンタに標準装備していない文字を使用する場合 プリンタに標準装備していない文字を帳票で使用した場合は,印刷処理中にプリンタ側から文字 フォント要求を通知し,上位装置から文字フォントのダウンロードが行われます.このため,性 能が低下しますので運用に先立ち十分な確認が必要です.
[GS/PRIMEFORCE 連携,SPARC Enterprise 連携,PRIMEPOWER 連携,富士通 S series 連携,PRIMERGY/PRIMEQUEST(共に Red Hat Enterprise Linux)連携]
・プリンタ内に標準装備している文字 JEF 非漢字(明朝体),JEF 第一水準/第二水準(明朝体),書式文字 ・上位装置からダウンロードを行う文字 JEF 拡張非漢字/拡張漢字(明朝体) ユーザ定義文字 [PRIMERGY 6000 連携] ・プリンタ内に標準装備している文字 JEF 非漢字(明朝体),JEF 第一水準/第二水準(明朝体),書式文字 ・上位装置からダウンロードを行う文字 JEF 拡張非漢字/拡張漢字(明朝体) JEF 非漢字(ゴシック体),JEF 第一水準/第二水準(ゴシック体) JEF 拡張非漢字/拡張漢字(ゴシック体) ユーザ定義文字 (14) LAN-WAN-LAN 環境で使用する場合 VSP はサーバとの接続を維持するため,VSP~サーバ間で定期パケットを送受信することによ ってポーリング処理やリトライ処理を行っています. これらの定期パケットは VSP とサーバとの接続形態にもよりますが,約 30 秒間隔で送信され るものや,約 2~3 分間隔で送信されるもの等いくつか存在します. そのため VSP~サーバ間は常時接続状態が維持されることになるため,回線接続維持に課金がさ れる WAN 等が,VSP~サーバ間のネットワーク環境に存在する場合は接続費用が発生します. 上記の課金を防止するためには,VSP~対象サーバ間は必ず課金のかからないネットワーク環境 (同一セグメント,専用線等)としてください. なお,上記の定期パケットは 100~200 バイト程度であり,LAN トラフィックに大きな影響を 及ぼすことはありません.
(15) 印字速度(高速モード) 高速モードは,印刷すべきドットを単純に間引いて,高速性を実現しています. 従って通常モードと比較して,印字品質が粗くなりますので注意願います. 特に複写伝票に印刷する場合は,複写濃度が低下しますので注意願います. 図形/イメージ印刷時は使用しないでください. OCR,バーコード等の読み取りはできません. (16) 印刷可能領域について 1) 印刷可能領域外への印刷における印刷品質は保証でません. 2) 印刷可能領域外へ印刷を行うと,印字ヘッドの損傷等プリンタ装置の故障の原因となるおそ れがあります. 3) 下端近くに印刷を行いますと,プリンタ装置が用紙切れを検出し,印刷が失敗することがあ りますので,印刷可能領域内に印刷してください.余白を設定できないアプリケーションの 場合は,『プリンタ』フォルダのメニューから『ファイル』メニューの『サーバのプロパティ』 にて余白を考慮した用紙を作成し,ご使用ください. (17) 印字ヘッド動作方向設定について 印字ヘッド動作方向の初期値は,両方向印字になっています. このため,バーコード,図形,イメージなどを印刷する場合,正逆印字ずれが発生することがあ ります. これらの印刷を行う場合は,セットアップの印字ヘッド動作方向設定で片方向印字に設定するこ とを推奨します.ただし,片方向印字になることで,運用性能が半減します. (18) 手挿入天板(手差し口)上の用紙取り扱いについて 1) 手差し口から印刷を行う場合は,液晶ディスプレイに“テサシ ニ ヨウシ ヲ セット” と表示されてから手挿入天板に用紙をセットしてください. 2) 手挿入天板に排出された用紙は,すみやかに取り除いてください. 放置された場合,装置内に吸入されてしまうことがあります. 3) 手挿入天板には手差し口から印刷を行う場合以外,用紙を置かないでください. (19) プリンタドライバからの単票/連帳自動切替えについて プリンタドライバの設定により,印刷起動時にプリンタの給紙口を単票/連帳間で切替えること が可能になります. 1) 連帳 1 から単票または連帳 2 に切替える場合 現在選択されている連帳を用紙トラクタ位置まで退避させてから,給紙口の切替えを行いま す.約 11 インチ連帳を退避させても用紙送りトラクタ位置まで戻らない場合は,用紙づま りとなります. 注 1)印刷済の用紙を切り取ってから,給紙口の切替えを行ってください.印刷済の用紙を 切り取っておかないと,退避時に用紙づまりとなります.用紙づまりとなったときは, 印刷済の用紙を切り取った後,現在の給紙口のままオンライン状態にするか,使用す る給紙口に【用紙選択】スイッチを押して切替えてからオンライン状態にする必要が あります. 注 2)11 インチ以内の印刷を行った後,印刷済の用紙を切り取らずに給紙口の切替えを行 っても正常に切替えが行われます.そのまま,元の給紙口に切替えて印刷を行うと, 前回に印刷した用紙に再度印刷されますので注意してください. [単票/連帳自動切替えの使用例] ① 連帳へ印刷する. ② 【スタート/ストップ】スイッチを押してオフライン状態にする. ③ 【用紙カット】スイッチを押して横ミシン目を用紙カット位置に移動させる. ④ 用紙を切り取る.
⑤ 【用紙カット】スイッチを押して用紙を印刷開始位置に戻す. ⑥ 【スタート/ストップ】スイッチを押してオンライン状態にする. ⑦ 給紙口を切替える印刷データを起動する. ⑧ 連帳を用紙送りトラクタ位置に退避し,給紙口の切替えを行ってから印刷を開始する. 2) 単票から連帳に切替える場合 給紙口の切替えを行い,連帳を印刷開始位置まで吸入します.給紙口の切替え時に用紙パス 内に単票が残っていた場合は,連帳に切り替わったときに用紙パス内の用紙は排出されます. (20) PrintWalker/PM の印刷ページ操作について 印刷中に【スタート/ストップ】スイッチを押して印刷を停止させ,PrintWalker/PM の「操作」 ボタンを押してから印刷ページを操作した場合,プリンタは受信済のデータを破棄します.この ため,次の印刷を開始する前に以下の手順で用紙位置を再設定する必要があります.プリンタ内 の行管理情報もクリアされます. [用紙位置の再設定手順] 単票:【改ページ】スイッチを押して,用紙パス内の用紙を排出する. 連帳:【微調送り△/▽】スイッチを押して,印刷開始位置を調整する. (21) A3 縦用紙の印刷について プリンタドライバでは,用紙サイズとして「A3 縦」を選択することができますが,プリンタの 手挿入天板,カートシートフィーダ,スタッカが A3 縦用紙に対応していないため,下記内容を 注意願います. 1) 手差し口から給紙する場合,用紙が手挿入天板から落下しないように手で押さえてください. 2) カットシートフィーダから給紙する場合,1 枚ずつ用紙をセットしてください. 3) スタッカに排出された用紙は 1 枚ごとに取り除いてください.連続して排出されると,スタ ッカから用紙が落下する場合があります. (22) Windows 印刷時の印刷品質と印刷時間について 本装置は,印字ヘッドが左右に移動して印字を行う方式のシリアルドットプリンタです. この方式では Windows アプリケーションからのイメージ印刷の場合,印字ヘッドの印刷方向 (右→左,左→右)によるズレや改行乱れにより,若干の文字崩れが発生する場合があります. この文字崩れは,Windows アプリケーションからのイメージデータを 24 ドット(印字ヘッド の縦方向最大印字ドット数)ずつ,黒白データにかかわらず順に印刷するため,文字が上下に分 割されることにより発生します. 本装置は,このような文字崩れを無くすために,印字ヘッドの 1 回の移動で印字可能な文字(11 ポイント以下)は,分割しない制御を行い,きれいな印字を実現しています. この印刷方式は,プリンタドライバの設定画面(〔印刷設定〕-〔詳細設定〕)において,デバイス フォントを<使用しない>に設定し,[空白イメージのスキップ]を<有効>に設定した場合に有 効となります. さらにプリンタドライバの設定画面において,[空白イメージのスキップ]を<有効>にして[印 字方向]を<連続域片方向印字>に設定すると印字ヘッドの 1 回の移動で印字不可能な文字(11 ポイントを越える文字)や罫線などを印刷する場合は,印字ヘッドの 1 回の移動で印字できない 部分のみ片方向印刷(右→左の繰り返しまたは左→右の繰り返し)を行い,大きな文字や罫線な どもきれいに印刷することができます. なお本方式では,よく使用されている文字サイズ(11 ポイント以下)での帳票印刷では従来方 式よりも印刷時間は短くなりますが,印刷パターンによっては,従来方式よりも印刷時間が長く なる場合があります. 例えば 12 ポイント文字が 2 ドット分ほどの行間で配置されたパターンでは,従来方式では 3 回 の印字ヘッド動作で終了していたものが,本方式では4回となり,印刷時間が長くなります. このような場合において,印刷品質よりも印刷速度を優先される場合は,プリンタドライバの設 定画面のデバイスフォントを<使用する>に設定してください.
デバイスフォントを<使用する>にすると,従来方式の印刷を行います. なおこの場合は,<連続域片方向印字>の設定は無効となります. (23)プリンタドライバからの印刷時における用紙長定義について Windows のプリンタドライバからの印刷時は,用紙長を 0.5 インチ単位で処理しますので, 0.5 インチ単位で定義されていない場合は用紙送りの都合上,切り上げて動作します. 例:9.8 インチ→10.0 インチ
第 2 章 準 備
本章では,本装置の製品の確認,リボンカセットの取り付け,各ユニットの取り付け,取り外し, 電源ケーブル,LAN ケーブルの接続およびソフトウェアのインストールについて説明します.2.1 製品の確認
プリンタ装置の梱包箱を開けると,以下に示す納品物が収納されています.すべてそろっているか どうかお確かめください. 万一欠品,損傷がありましたら,恐れ入りますが,販売員または保守員にお問い合わせください. 1. プリンタ装置本体(1 個) 2. リボンカセット(1 個) 3. 前用紙ガイド,後用紙ガイド(各 1 個) 4. スタッカ(1 個) 5. 電源ケーブル (1 本) 6. コア(1 個) 7. CD-ROM(2 枚) 8. 取扱説明書(1 部) (本書のことです) 9. 保証書2.2 リボンカセットの取り付け方
1) トップカバーを開きます. 2) 印字ヘッド部のキャリアのホルダーを持って,リボンカセット交換位置(プリンタ前面から見て 左側の位置)まで移動します. 3) リボンカセットのツマミを矢印方向に回してリボンのたるみを取ります. (注意)ツマミを反対方向に回さないでください.リボンカセットやプリンタ装置本体が破損す る場合があります.4) リボンカセットを取り付けます. リボンカセットを斜め上方から印字ヘッド部に押し込み,印字ヘッドの下にインクリボンを通し ます(①).ホルダーの溝部にリボンカセットのピンを合わせ,カセットに押し込みます(②). (注意)インクリボンのたるみを取ってからリボンカセットを取り付けますと,通常はリボンガイ ド部の上をインクリボンが通過するようにセットされます(正常位置).しかしながらイン クリボンがたるんだ状態のままリボンカセットをセットしますと,インクリボンがリボン ガイド部の下を通過するようにセットされる場合があります(異常位置).この場合は,イ ンクリボンの走行に支障が出ますので,インクリボンが正常な位置にセットされているこ とを確認してください. 5) トップカバーを閉めます.
①
②
(注意)
○
×
2.3 前用紙ガイド・後用紙ガイドの取り付け方
1) トップカバーを開いてから前用紙ガイドを取り付けます. 図のように前用紙ガイドの左右のレバーを持ちながら,平行に押し込み,左右レバーの爪状の引 っかけ部がカチッと音がして入るまで,押し込み部を押して,確実に押し込みます. (カチッと音がした状態は,爪状の引っかけ部が規定位置に入りますので,レバー部が外側に開 いた状態になります.) 押し込み後,引っ張って外れないことを確認してください.2) 後用紙ガイドを取り付けます. 図のように後用紙ガイドの左右のレバーを持ちながら,平行に押し込み,左右レバーの爪状の引 っかけ部がカチッと音がして入るまで,押し込み部を押して,確実に押し込みます. (カチッと音がした状態は,爪状の引っかけ部が規定位置に入りますので,レバー部が外側に開 いた状態になります.) 押し込み後,引っ張って外れないことを確認してください. 後用紙ガイド
2.4 電源ケーブルの接続
警告
電源ケーブル接続時は次の点を厳守してください.これを守ら ないときは感電死や重傷を負う事故となる場合があります. - 必ず電源スイッチを切ってから作業を行ってください. - 電源は必ず付属の電源ケーブルを使用してください. - 電源ケーブルを抜き差しするときは,必ずプラグ部分を 持って使用してください. - 電源ケーブルを重いものの下に敷いたり,はさんだり, ねじったりして傷を付けないようにしてください. - 電源スイッチが ON の状態で,電源ケーブルのプラグを 抜いたり,本装置を移動したりしないでください. - 延長コードの使用はおやめください. 1) 電源ケーブルを,装置の後面にある電源ケーブル差込口に差し込みます. 2) 電源ケーブルのプラグを電源コンセントに差し込みます.2.5 LAN ケーブルの接続
LAN ケーブルを本装置に接続することにより,ネットワークと接続できます.警告
●LAN ケーブルを接続するときは,必ず本装置の電源を切断してください. 感電や火災のおそれがあります. ●コネクタの端子に手を触れないでください. 感電や静電気のためプリンタが破損するおそれがあります. 1) 電源が切断されていることを確認します.(電源スイッチが「○」側に倒れている状態です.) 2) LAN ケーブルを,装置背面の LAN ケーブル接続用コネクタに接続します. 3) 不要電波の放射を軽減するために,添付のコアを LAN ケーブルコネクタ近傍に取り付けてくだ さい. LAN ケーブルをコアの溝に入れてから,閉じてロックします.2.6 スタッカの取り付け方・取り外し方
(1) スタッカの取り付け方
図のようにスタッカの左右のピンを上カバー後方の左右の溝に入れてスタッカを取り付けます.
(2) スタッカの取り外し方