東京女讐學會第四同総會記事 123 以上よ1)弓射直後下降せるものを総括しますと, 第 七 表
1最高雌%
最低」血1堅 %大 學卒業生
20射直後 40射直後 大 學 生 20射直後 40射直後 本 校 讐 局 員 及 學 t# 20射直後 6L5 66.7 ,r)2.9 83.3 ’ 94.7 38.5 58.3 58.8. 66.6 52.63一 之で見ますと大學卒業生の20射後の最低血厘iを除V・ては皆50%以上であります。故 に弓を引くと男女を問はす最高最低1画面共に下降するのが多v・様に思はれました。し かし煎れは運動量及び健康歌主を一定にしたのではありませんのではっきりしたこと は申上げられません。今後追々詳しく楡べまして御報告申上げ様と思って居ります。 古りに臨みまして,出始御懇篤なる御指導を賜りました今村先生,長谷川先生並び iz御援助下さいました石原先生,田村先生,田宮先生及び各讐局員,3.4年弓道部諸 姉,亦慶鷹及び慈恵大魚の方々に篤く御禮申上げます。 追 加 s s 血腿下降の磯明の科學的の理由を質問す。 吉 岡 會 長丁丁 今村明光
” s 弓射後何故に三四が降下するかといふ問題は甚だ六ケしい問題で今後幾多の研究を 重ねた上でなければ御返事致しかねます。26.子宮外妊娠の統計的観察
東京女子讐學專門學校産婦人科教室 阿 部 誓 一.調査材料 昭和六年四月より昭和十二年九月に至る最近六年六ケ月間に東京女子署學專門學校 一鞭 7 谷 447 一124 東鞭て開く’毯}學會第四同;認倉言巳ミ1¥ 病院婦人科に於て遭遇したる子宮外妊娠60例につき槻察を行ひたり。 正確を期する爲何れも入院手術を行ひたる者のみを揮び記載不充分なるものはこれ を除外したり。 二 頻 度 その頻度を同期間内に於ける妊嬬及び分娩総激に糊して求めたるに,妊婦11105名 に増し子宮外妊娠60例にして0.54%,叉入院分娩総数は4152名にして1.44%なりき。 之を諸家の報告につき見うにZangemeisterは分娩に封し0.04%,川添氏は外來患 者に劃し0.4瑠,磐瀬氏は分娩に平し/.39タ6,小畑氏は妊婦に蜀し0.67%にして比較的 之等の報告に近き祓績を得たり。 三.部位並びに種類 遭遇したる子宮外妊娠60例,すべて卵管妊娠にして,卵管破裂は11例帥ち18%,卵 管流産は39例,帥ち65%にして,流産は破裂の約3倍牛を示し淺りの10例は記載不十 分にして不明なりき。 患側は右側37例,左側19例にして,右側は左側の約2倍にあたり,4例は不明なり き。 部位は記載明瞭なる26{潮1中,膨大部15例にして。「7%,峡部9例35%,聞質郡2例8老 なりき。 四.年齢との關係 年齢は25歳乃至3⑪歳のものに於ける24例・即ち40%が最も多く・次V・で30歳乃至35 歳の19例31.6%,35歳乃至40歳の11例18.3%,20歳乃至25歳の4例,20歳以下及び40歳 以上に於けるは各1例にして,最高年齢43年6ヶ月,最低年齢は17年6ケ月なり。 この事は子宮外妊娠は経産嬬に多く,且結婚後,或ひは最絡分娩後久しく不妊なり し人に多き事を裏書きするものならん。 五.季節との關係 最絡月維及び季節との關係を記載明らかなる53例につきみるに,たじ最絡月経は正 期妊娠の受胎率高き二.三.四.五月目於て比較的多激を見得るのみ.にして,その他特別 の關係を見る能はす。 六.分娩との關係 記載明瞭なる50例につき見るに,経産婦は40例にして即ち80%,未産婦10例にして 20%なり。 而して経産婦に於ける分娩同数は1同11例即ち27.5%,2同12例30.0%,3同7例, 一難 7 ,審 448 一
東京女欝學會第四同町會記事: 125 17・5%,4同4例,5同3例,6同1例と,分娩圃数の増加と共に減少するを見る。 七.銑往最戸分娩よりの不妊期間 経産婦40例につき既往今暁分娩より子宮外妊娠の診断の下に手術をうくる迄の旧聞 を假に不妊期間とすると最短7ケ月,最長14年11ケ月 平均4年5ケ月にして諸家の 報告と大差なく子宮外妊娠は下竪分娩より長期不妊なりし者に多しとの威書の記載に 一致するも實際に調ては1年乃至2年の不妊期間に於て度激最も多し。 八.結婚よりの不妊期聞 少激例なるも未産婦10例に於て結婚より子宮外妊娠中絶を起したる迄の期間を見る に最短8ケ月 最長12年/0ケ月,回附6年4ケ月にして,結婚後9年以上に於て4例 の多きをみたり。 九.最後月例より中絶迄の期聞 子宮外妊娠の中絶症候として最も意義あるは,腹郁の旧作性痙痛並びに出血なり。 記載明瞭にして且月経の週襲正順なるものを揮び腹蔀の磯作性痙痛及び出血を標準と したるに,腹部の畿作性疹痛を標準とする41例に於ては,最短22日,最長98日,平均 49.5日にして,45日乃至55日に於て最も多く32%を示したり。又出血を標準とする8例 に覧ては,最:短13日,最長100日にて平均46日,之も亦前者と同様45日乃至55日に於 て最も多く37%を見たり。 十.既往疾患について 記載明らかなる43例につき見るに,麻疾3例即ち7%,卵集嚢腫2例,結核性腹膜 炎2例を見たる他特別の事なし。 十一.合併症icついて 記載明瞭なる39例につきみるに,附屡器炎7例,断ち18%,卵集嚢腫4例10%,及 び結核性腹膜炎1例を見たる他特別の事なし。 十二・子宮の位置について 記載明らかなる32例に於て,正常なるものは19例帥ち59.4%,後屈及び後傾なる位 置異常を有したるもの13例40.6%を見たり。 十三.主訴との關係 主訴との關係明らかなるもの51例につき観察するに,最も意義ある出血は90%,腹 痛は86%に於て見られ,出血のみを訴へたるは5例,腹痛のみを訴へたるは6例なりきQ 叉腹膜刺戟症状を訴へたるは6例,腹壁緊張感を訴へしは3例にして,この巾1例 は出血,痙痛等を併はす,腹壁緊張感のみを訴へたり。 一一第 7 名田…449 一
126 東京女時學會第四同聰會記事 腰痛,貧血,排尿痛,37.5。C以上の磯熟は各々2回目於て合併せられしも特別の意 義は認められ,す・。 十四.月経歌態につきて 記載明らかなるものに於て月経歌態を観察するに,週期は正順なるもの88%,量は 中等量なるもの75%,:大量なるもの16%にして,月経時自畳障碍なき者88%にして, 8%に於て腰痛を認めたるのみ。 持績日敷は3日乃至5日に於て最も多く,全髄の77%が見られたるも特別の關係は 見られす。 十五.反復子宮外妊娠につきて 子宮外妊娠を反復したものは8例にして13.3%の多きを見たり。諸氏の報告例より 遙かに多きを知る。叉合併症,既往症患に於て示す如く附属器炎,結核性腹膜炎,卵 集嚢腫等卵巣に於ける病的攣化を溶しやすき疾病多き事は手術に際し,他側卵管の虚 置は四六の事情により愼重に考慮さるべきものと思ふ。 十六.i豫後につV、て 豫後は良好にして,品品直訴に内出血甚だしく,虚語殆ど隅知せざりし高度の腸麻 痺を起したる一例を除きては砦可良なる経過をとりたり。 十七.治療法に就きて 手術的療法の他,出血時に於ける一般療法を行ひたるのみなるも,100。∬内外の小量 輸血を副作用少く,且施行しやすく,結果は非常に良好なるを以て語誌に濾するもの と考へる。