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地区医師会の地域包括ケアシステム構築のための在宅医療推進事業

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Academic year: 2021

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(1)公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 2015 年度在宅医療助成(前期)指定公募④. 「地区医師会の地域包括ケアシステム構築のための在宅医療推進事業」 完了報告書. 一般社団法人横浜市磯子区医師会 理事長 武安宣明 2016 年 8 月 3 日.

(2) 【はじめに】 横浜市では平成 29 年 3 月までに各区医師会立の訪問看護ステーションを基盤とした横浜市在宅医 療連携拠点を整備することを決定した。当区においても医療拠点を平成 27 年度中に開設することを 目的とした設立準備委員会を立ち上げた。 しかしながら、当区は横浜市他区と地区事情が大きく異なるという問題点が浮き彫りになった。 1.. 横浜市において当区は他区よりも高齢化率が高く(現在横浜市で 3 番目)、かつ急激に高齢者 が増加しており在宅医療の整備が急務であること。. 2.. 当区内には病院は脳血管、整形外科等の専門病院があるのみで、在宅療養の急変時に受け皿 となる在宅療養後方支援病院が存在しないこと。現在区内にある唯一の県立総合病院は平成 28 年 3 月をもって県立病院としての役割を終えることになっている。. 3.. 周辺区にある総合病院は全て災害時拠点病院であり、超急性期および重篤な疾患しか取り扱 わないため、在宅患者の供給先にはなっても受け入れ先としては不適なこと。. 4.. 当区内に在宅医療専門医及び、在宅医療専門クリニックが存在しないこと。. 5.. 4.であるにもかかわらず在宅医療の患者の急激な増加が予想され、個々の医療機関単独で は対応しきれないため、区医師会が主体となり全会員が各々少人数を担当する全会員参加型 の在宅医療システムを構築する必要性が出てきている。. 6.. 老人と同様に近隣に小児専門病院および大学病院があるにもかかわらず、区内に小児の在宅 医療を扱っている医療機関および薬局が存在せず、会員の小児科医が個別の依頼で極わずか の小児在宅医療しか行っておらず、投薬、備品の確保等医療機関の負担が大きいこと。. 7.. 現在通信手段は電話の他メールが主体であり、在宅患者の情報を共有する手段を持ち合わせ ていない。. 等のことより在宅医療連携拠点事業を行うにあたり、上記の課題を解決しない限り円滑な事業運営 は困難であると考えられる。そのため、この助成金を利用して個々の課題につき検討し成果を出し たいと考えている。. 【実. 施】 平成 27 年 8 月 26 日(水) 〃. 横浜市医療局と打ち合わせ 横浜中央病院との会議 「地域包括ケア体制に関する実務者会議」 9 月~10 月 各病院へ説明および協定のお願い 9 月 10 日(木) 「在宅医療に関する診療報酬説明会」 対象:磯子区医師会会員(出席者:49 名) 場所:磯子区医師会 2 階 会議室 9 月 18 日(金) 「磯子区在宅医療連携拠点説明会」 対象:区内訪問看護ステーション 場所:磯子区医師会 2 階 会議室.

(3) 10 月 1 日(木). 10 月 2 日(金). 10 月 8 日(木). 「磯子区在宅医療連携拠点説明会」 対象:協定予定病院(出席者:26 名) 場所:磯子区医師会 2 階 会議室 「磯子区在宅医療連携拠点説明会」 対象:区内地域包括支援センター(出席者:19 名) 場所:磯子区医師会 2 階 会議室 「在宅におけるチーム医療を担う人材育成研修会」 (出席者:214 名). 場所:磯子区民文化センター 杉田劇場ホール 内容:第1部 講 演 「磯子区における在宅医療連携構想」 ~磯子区在宅医療連携拠点事業の仕組みと方向性~ 講師:磯子区医師会会長 武安宣明. 10 月 30 日(金). 第2部 講 演 「地域包括ケア病棟について」 ~磯子中央病院の取り組み~ 講師:磯子中央病院院長 小島利協 「第1回磯子区医師会小児在宅医療検討会」 (出席者:20 名).

(4) 11 月 14 日(土). 場所:横浜ベイシェラトンホテル 3 階 彩龍 講師:神奈川県立こども医療センター 患者家族支援部 新生児科医長 星野陸夫 磯子区在宅医療連携拠点 相談室かけはし 開所式 (出席者:67 名). 場所:ホテルメルパルク YOKOHAMA. 平成 28 年 4 月 19 日(金) 5 月 24 日(金). 第1回在宅医療連携拠点運営会議 第2回在宅医療連携拠点運営会議. 【おわりに】 勇美記念財団の多大な尽力によって難しい局面の中でも磯子区在宅医療連携拠点を立ち上げるこ とが出来た。区内医療機関106医のうち半数以上に当たる56医療機関から協力申込を得られた ことは大きな成果であると共に、一重に貴財団からの支援があってこそ多くの説明会を開催できた ことに心から感謝申し上げたい。 相談室かけはしへの相談件数も開所以来、平成27年度は78件、平成28年度にはいり4月1 6件、5月10件、6月14件、7月15件と順調に運営されている。 今後は磯子区在宅医療連携拠点、協定病院、協力医療機関間でのクラウドネットワークを利用 した患者情報のインタラクティヴなやりとりを8月以降開始予定。.

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