音楽的自立を意図した音楽活動に関する研究 : 共通事項に関わる要素の認識度向上を視点として
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(2) 学校で音楽教育に携わっている現役教師たちは、. B・bb・tt,G,CがrE・・1u・ti㎎Stud・ntA・hie・・m・nt. 子どもたちにどのような力を付けさせたいと考え. inSecondaryInstr㎜enta1MusicPrograms.」で. ているかについて調べるために、杉江淑子の『教. 述べている音楽的自立のための5つの段階的スキ. 科r音楽」の授業内容と学力に関する調査』(2007). ルレベルの説を基に、指導方法のモデルについて. の分析を行った。. の検討を行い、指導案を作成した。単元は「バレ. 次に、学校で音楽科教育に携わっている現役教. エ音楽」とし、ねらいはrモチーフの発展に気づ. 師たちが身につけて欲しいと考えているカがどの. き、違いを感じられるようにする」とした。作成. 程度身に付いているのかについての調査を行った。. した指導案を基に実際に授業を行い、鑑賞の活動. 調査対象者は、9年間の音楽科教育を受け、現在、. を通してrモチーフがどのように発展しているの. 教育学部に在籍している学生の申から、ピアノ実. か」、「その変化はどの部分から感じることが出来. 技と声楽の授業を履修済みで、且つ、筆者の専門. るか」などについて話し合った。. ゼミに所属している大学3年生である。音楽テス. 第四章では、第三章で述べた指導方法のモデル. トは実技を伴うテストと筆記のテストを合わせた. 授業実施後に音楽テストの再調査を行い、その結. もので、実技を伴うテストは録音を撮って記録し、. 果を考察した。. 筆者が採譜してから分析を行った。音楽テストの. 5.今後の躁題. 結果から、「聴く力」に分類される「模倣するカ」. 本研究は、従来アメリカや我が国において幾度 は十分に身に付いていることが分かった。しかし となく取り上げられてきたにもかかわらず曖味な 一方で、「楽譜のリテラシー」や「演奏表現技能」. ままの概念であったr音楽的自立」に関して、本 に分類される項目では残念な結果となり、節奏が 質諭的かつ実証的に行った研究である。この研究 なければ演奏出来ない、自分の力で音楽と関わっ を通して、概念学習や要素学習を目的とするドリ. ていくための能力が育っていないことが浮き彫り ル学習に頼った従来のやり方では模倣の域を出る となった。. ことはないこと、また、自らがどのように表現し 第二章では、音楽的自立のプロセスについて検. たいのかを考えるために必要な力である音楽的な. 討した。模倣に偏った指導法では、音楽的に自立. 知識や技能の向上は、音楽に対する探究力を育成. して自分でどのように表現するかを考えるカを育 する活動を通してしか生まれないことが分かった。. てることは出来ない。そこで、江口寿子の『ピア. 今後、今回取り扱わなかった学習内容を盛り込. ノレッスンを変える⑧ひとりでピアノが弾けた. んだ音楽的自立を意図した音楽活動について検討. 音楽的自立を目指して』(2000)から示唆を得て、 し、それらの認識度の向上を調査するとともに、. r音楽的自立を促すためのプロセス」について検 音楽に対する探究力を育成する音楽活動を通して 討した。また、音楽的に自立するということは先. 身につけた音楽的な知識や技能の定着についての. 生からも自立することと考えるならば、読譜力を 追跡調査も行い、さらなる研究を進めていきたい。. 養うことが必須となることから、r読譜カを養うた めのプロセス」についても検討した。. 主任指導教員 木下千代. 第三章では、前述した音楽的自立のプロセスを. 指導教員 岡本信一. 音楽科の指導方法へと具体化するために、. 一395一.
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