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ひたちおおた絆プラン(第2次常陸太田市男女共同参画推進計画)

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Academic year: 2018

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は   じ   め   に

 近年の社会情勢は、政治経済の動向がめまぐるしく変化し、経済・雇 用情勢が深刻化する中で、本市におきましても、長引く景気の低迷に加え、 少子高齢化や人口減少の進行などによる地域力の低下なども懸念されてお り、大変厳しく対応が難しい時代となってまいりました。

 このような中、男女が互いに人権を尊重し、社会のあらゆる分野において、その個性と能力を十 分に発揮する機会が確保され、責任を対等に分かち合うことができる男女共同参画社会の実現が 重要な課題となっています。

 本市では、平成 3 年 2 月に「ひたちおおた男女共同参画プラン」を策定し、男女共同参画社 会の実現をめざして市民の皆様のご協力をいただきながら様々な施策の推進に取り組んでまいりま した。プラン策定から 0 年目を迎えた平成 22 年 3 月には、市や市民、事業者が協働して、男女 共同参画社会の実現を総合的かつ計画的に推進することを決意し、「常陸太田市男女共同参画推 進条例」を制定いたしました。

 しかし、人々の意識の中に長い時間をかけて形づくられた性別による固定的役割分担意識やそ れに基づく社会慣行はなかなか急に変わるものではありません。

  特 に、 本 市 で は、 市 町 2 村 が 合 併した 平 成 6 年 2 月に 60,548 人 あ った 人 口 が、 56,000 人を割ろうとしており、また、山間部を中心に過疎化や高齢化が一段と進行してきている ことなどから、家事や育児、介護などの負担が女性に偏り、女性が家庭や地域の中で孤立してし まうような問題が発生してきています。

 本市が、こうした地域的課題を抱えた中にあって、男女共同参画に向けた取り組みを強化してい くためには、全市民が一体となって活力ある常陸太田市の実現に向けた取り組みを積極的に進め ていく必要があります。

 このような中、「ひたちおおた男女共同参画プラン」が本年度をもって計画期間が終了すること から、社会環境の変化などから生じた本市の男女がかかえる問題を調査、研究し、その解決に向 けて計画の見直しに取り組み、「第 2 次常陸太田市男女共同参画推進計画(ひたちおおた絆プラン)」 を策定いたしました。

 男女共同参画社会の実現には、市民、事業者、行政などが主体的にそれぞれの役割と責任を共 に担い、連携して取り組むことが重要でありますので、皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し 上げます。

 最後になりますが、計画の見直しにあたり、貴重なご提言やご意見をいただきました常陸太田市 男女共同参画審議会及び男女共同参画推進プランニング会議の委員の皆様をはじめ、貴重なご意 見、ご提言をいただきました多くの市民の皆様に心から感謝申し上げます。

    平成 23 年 3 月        

(3)

2 3

目   次

第1章 計画の策定にあたって………5

  1 計画策定の趣旨………6

  2 計画の性格及び役割………8

  3 計画の期間………8

第2章 計画の基本的な考え方………9

  1 計画の基本理念………0

  2 計画の基本目標………2

  3 計画の体系………5

第3章 計画の内容………7

  基本目標1 互いに思いやり、認め合う人づくり………8

   <施策の方向>      1 人権尊重の意識づくり………8

     2 多様な選択を可能にする教育・学習の充実………2

     3 生涯を通じた男女の健康への理解………24

            基本目標2 責任を分かち合い、個性や能力を発揮できる 家庭と働く環境づくり………26

    <施策の方向>     1 男女の仕事と家庭生活との両立( ワーク・ライフ・バランス ) 支援 ………26

    2 働く場における男女共同参画の実現………29

(4)

2 3

  基本目標3 みんなで協力し、心がかよい合う地域づくり………34

   <施策の方向>     1 自立して暮らせる生活環境の整備………34

    2 少子高齢社会を男女で支え合う地域づくり………36

    3 将来を担う子どもたちを育てる住みよい地域社会の実現………39

第 4 章  計 画 の 推 進………43

  1 計画の推進体制の整備………44

  2 市民協働の推進………45

  3 計画の周知及び指標の設定………46

資 料 編 ………49   ○ 諮問(写)

  ○ 答申(写)

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(6)

第 1 章

計画の策定にあたって

1 計画策定の趣旨

2 計画の性格及び役割

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6 7

1 計画策定の趣旨

 常陸太田市では、男女共同参画社会の実現をめざして平成13年2月に「ひたちおおた男女 共同参画プラン」を策定し、安心して暮らせる夢と安らぎのあるまちの形成をめざして、さま ざまな施策に取り組んできました。

 また、プラン策定から10年目を迎えた平成22年3月には、市民、事業者、行政との協働 により男女共同参画のまちづくりを総合的かつ計画的に推進するため、「常陸太田市男女共同 参画推進条例」を制定し、法的基盤の整備を図ってきました。

 しかしながら、この間、本市における人口減少は過去に例をみない速さで進行しており、平 成16年12月の合併当時に60,548人であった常住人口は、平成21年10月には56,987 人に減少しています。また、本市の合計特殊出生率(※)は1.14と、全国及び県の1.37 を大きく下回り、人口を維持するために必要な水準とされる2.08には程遠い状態にありま す。一方、高齢化率は県内トップの水準にあり、平成21年10月1日現在65歳以上の高齢者 の人口割合は29.3%を占め、今後もさらにその傾向が進むものと考えられます。

※ H17年以降は10月現在 常住人口調査

図1 本市の常住人口

59,802 60,548 59,109 58,573 57,750 56,987 50,000 52,000 54,000 56,000 58,000 60,000 62,000 H17

H16.12 H18 H19 H20 H21 (人)

図2 本市の出生数と高齢化率の推移

297 313 277 262 259 26.6 27.2 28.0 29.3 28.7 150 200 250 300 350 400 450 500

H17 H18 H19 H20 H21 16 18 20 22 24 26 28 30 (%) (人)

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6 7

 こうした地域的課題を抱えた中にあって、男女共同参画に向けた取り組みを強化していくた めには、全市民が一丸となって活力のある常陸太田市の実現に向けた取り組みをする必要が あります。

 そこで、本市では、すべての市民が、一つの大家族であるように、互いに認め合い、責任 を分かち合い、助け合いながら、ともに幸せに生きるために自ら行動し実践できる社会を≪太 田モデル≫と位置づけてその実現を図ることとし、≪太田モデル≫実現のための取り組みをと おして男女共同参画を推進するため、新たな男女共同参画推進計画を策定するものです。

お年寄りや障害者など、困っている人に優しく声をかけたり、手を差し伸べることが自然 にできるような思いやりのある社会

趣味のサークルやボランティア活動などに積極的に参加し、一人ひとりがいきいきと輝き、 自己実現が達成できるような元気のある社会

子どもたちの交流が盛んに行われ、地域の中で見守られているような安心と温もりのあ る社会

※「合計特殊出生率」 ……… 

 5 歳から49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が生涯に産む子どもの推定人数。

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8

2 計画の性格及び役割

 この計画は、男女共同参画社会基本法第14条第3項における「市町村男女共同参画計画」 に位置づけられるもので、国の「男女共同参画基本計画(第3次)」及び県の「茨城県男女共 同参画基本計画」の方向性を踏まえるとともに、「常陸太田市第5次総合計画」を上位計画 に位置づけ、「高齢者福祉計画」「次世代育成支援地域行動計画」「過疎地域自立促進計画」「地 域公共交通計画」等々、本市の策定する個別計画に基づく施策の推進に際して、男女共同参 画の視点を取り入れるための指針となるものです。

 また、本計画は「平成21年度常陸太田市男女共同参画社会市民意識調査」(以下、「市民 意識調査」という。)の結果や、「常陸太田市男女共同参画推進プランニング会議」の提言等 を反映させながら、「常陸太田市男女共同参画審議会」の審議を経て策定しました。

 なお、本計画に掲げる施策を推進するにあたっては、市民や事業者、各種団体等の意見を 踏まえながら、相互に連携した取り組みを積極的に進めることにより、本市にふさわしい男女 共同参画社会の実現をめざします。

●男女共同参画社会基本法 ( 第14 条 都道府県男女共同参画計画等)

 市町村は、男女共同参画基本計画及び都道府県男女共同参画計画を勘案して、当該市町村の 区域における男女共同参画社会の形成の促進に関する施策についての基本的な計画を定めるよ うに努めなければならない。

●常陸太田市男女共同参画推進条例 ( 第 9 条 基本計画)

 市長は、男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、基本となる 計画を策定するものとする。

3 計画の期間

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8

第 2 章

計画の基本的な考え方

1 計画の基本理念

2 計画の基本目標

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0

1 計画の基本理念

 「男女共同参画社会基本法」では、「男女共同参画社会」について、「男女が、社会の対等 な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保 され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、 かつ、共に責任を担うべき社会」と定義しています。

 しかし、近年、少子化に伴う本格的な人口減少社会の到来や急速な高齢化の進行、個人 の価値観やライフスタイルの多様化、家族や地域におけるつながりの希薄化、さらには経 済の低迷による雇用環境の悪化等々、男女共同参画を取り巻く社会情勢は大きく変化して います。

 本市においても、人口減少、少子高齢化が急速に進行しており、地域活力の低下や地域で 安全、安心に暮らすための生活環境の悪化が懸念されています。また、子育てや介護等に時 間をとられ、自らの意思で自身の能力を発揮し活動できる機会を確保することやそれによって もたらされる幸せを求めることなどが難しい状況が見受けられます。

 人は、どのような時代にあっても、思いやりや支え合いの心(意識)をもって生きることが大 切であり、また、次の世代にその心(意識)をかけがえのない財産として引き継いでいかなけ ればなりません。そのためには、一人ひとりが家庭や職場、地域などさまざまな環境の中で 培われてきた縁(えにし)や絆(きずな)を活かして、豊かな人間関係や地域社会を築き上げ ていくことが重要です。

 本市は、こうした考え方に基づき、男女共同参画社会実現のための基本理念を次のとおり とします。

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0

計画の基本理念のイメージ図

男女共同参画を取り巻く社会情勢

常陸太田市の 課題

本市がめざす社会像

≪太田モデル≫

の実現

男女共同参画社会の確立

本 格的な人口減少社会の 到来や急速な高齢化

家族や地域のつながりの 希薄化

個人の価値観やライフ スタイルの多様化

経済活動の低迷による 雇用環境の悪化

過疎化・人口減少・少子高齢化

このような社会の中で・・

市民一人ひとりが家庭や職場、地域などさまざまな環境の中で培われてきた縁(え にし)や絆(きずな)を活かして、豊かな人間関係や地域社会を築き上げていくこ とが重要です。

すべての市民が、一つの大家族であるように、互いに認め

合い、責任を分かち合い、助け合いながら、ともに幸せに

生きるために自ら行動し実践できる社会

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2 3

……10年後には………

・ 地域の中で一人ひとりがお互い関心をもち、理解し合い、思いやる心をもって、弱い人 の権利を守り、常に支え合う意識をもって行動しています。

・ 固定的な役割分担意識に基づく社会通念や習慣が見直され、一人ひとりの考え方や行 動が尊重されています。

2 計画の基本目標

 基本理念を具体的な施策の展開につなげていくために、3 つの基本目標を掲げて、それぞ れ体系的に施策を推進します。

基本目標1 互いに思いやり、認め合う人づくり

 すべての市民が、性別や年齢を超えてお互いに理解し尊重し合うことのできる意識づくりを 進めるとともに、本市がめざす男女共同参画社会の方向性を明確にすることで市民全体で意 識の共有化を図り、お互いに思いやり、認め合う人づくりを進めます。

≪市民の声(※)≫

まちで困っている人に優しく声をかけた り、手を差し伸べることが、自然にでき るような人になりたいなあ。

※「市民の声」 ……… 

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2 3

……10年後には………

・ 男女共同参画の視点に立った意識の改革が進むことにより、自由な意見交換がなされ、 多様な人々の参加のもとで、枠にとらわれない意思決定のための環境が整っています。 ・ 男性も女性もともに仕事と家庭生活、地域活動を両立させ、お互いが充実した生活を

営んでいます。

基本目標 2 責任を分かち合い、個性や能力を発揮できる家庭と働く環境づくり

 市民一人ひとりが、それぞれのライフスタイルに応じて、仕事と家庭生活を両立できる社会 をめざし、市民、事業者、行政が一体となって雇用環境を整えるとともに、男性の家庭への 参加促進及び女性の社会参加とチャレンジ支援を進めます。

≪市民の声≫

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4 5

……10年後には………

・ 少子高齢化により個人では背負いきれないさまざまな問題を、集落や地域のネットワー ク活動等で補いながら、互いに協力し、大人も子どもも豊かで住みよい地域づくりに貢 献しています。

・ 高齢者が健康で生きがいをもって自立した生活を送るとともに、豊富な知恵や経験を 活かし、積極的に社会参画しています。

基本目標 3 みんなで協力し、心がかよい合う地域づくり

 少子高齢化や家族形態の多様化が進む中で、子どもや高齢者をはじめとする地域住民が安 心、安全に暮らしていけるような生活環境を整えるとともに、それぞれの地域が抱える課題等 を主体的に解決していけるような地域づくりに努めます。

≪市民の声≫

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4 5

基本目標 施策の方向 基本的施策

1 互いに思いや り、認め合う 人づくり

1. 人権尊重の意識づく

り 1. 家庭や地域、職場における男女共同参画意識の醸成2. 性の尊重に関する意識の啓発と教育 3. あらゆる暴力根絶のための意識の啓発と支援体制の強化 4. 情報発信における人権の尊重

2. 多様な選択を可能に する教育・学習の充 実

1. 家庭における性別役割意識の見直し 2. 男女が仲良く尊重し合う幼児教育の充実

3. 生き方を考えキャリアを選択する力を育てる教育の推進 4. 男女がともに参加できる生涯学習機会の充実

3. 生涯を通じた男女の

健康への理解 1. 生涯を通じた健康支援、健康づくり2. 妊娠、出産等に関する健康支援

3. 健康をおびやかす問題についての対策の推進

2 責任を分かち 合い、個性や 能力を発揮で きる家庭と働 く環境づくり

1. 男女の仕事と家庭生 活との両立(ワーク・ ライフ・バランス) 支 援

1. 家族全員で担う家庭生活の実現

2. 地域におけるワーク・ライフ・バランスの支援 3. 子育て支援制度の充実

4. 介護支援制度の充実 2. 働く場における男女

共同参画の実現 1. 雇用労働条件等における男女平等の推進2. 育児・介護休業制度の利用環境の整備

3. 職業生活と家庭生活との両立を支援するための働きかけ 4. 自営業における家族のパートナーシップの確立

3. 意思決定過程への

女性参画の拡大 1. 行政における女性の登用の推進2. 地域女性リーダーの育成

3. 事業者、団体等における女性の登用の促進

3 みんなで協力 し、心がかよ い合う地域づ くり

1. 自立して暮らせる生

活環境の整備 1. 高齢者が自立して暮らせる環境の整備 2. 障害者が自立して暮らせる環境の整備 3. ひとり親家庭の生活の自立支援 4. 自立を支える地域公共交通の充実 2. 少子高齢社会を男女

で支え合う地域づく り

1. 地域で支える子育てネットワークの充実

2. 男女がともに地域活動に参加しやすい環境づくり

3. 一人ひとりがかけがえのない仲間として尊重される地域づくり 3. 将来を担う子どもた

ちを育てる住みよい 地域社会の実現

1. 地域における自主活動組織を育てる支援の強化 2. 子どもを地域の宝として育てる環境の整備

3. みんなが参加しやすい地域コミュニティづくりの促進

3 計画の体系

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第 3 章

計画の内容

基本目標1 互いに思いやり、認め合う人づくり

基本目標2  責任を分かち合い、個性や能力を発揮できる

家庭と働く環境づくり

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8 9

基本目標1 互いに思いやり、認め合う人づくり

施策の方向1 人権尊重の意識づくり

◆現状と課題

 男女共同参画社会は、人権が尊重される社会です。常陸太田市男女共同参画推進条例にも 「人権の尊重」が基本理念として位置づけられており、男性も女性も個人としての尊厳が重ん じられ、性別による差別を受けないことが、男女共同のまちづくりを進めていくうえで、最も 重要であります。

 さまざまな分野の活動に、性別にかかわらず個性と能力を発揮して、積極的に参画するこ とができるよう、また、男女共同参画に関する理解が深められるよう、家庭、学校、地域で の男女共同参画を推進する教育、学習の充実に努めるとともに、あらゆる機会をとらえて、広 報、啓発活動を進めていく必要があります。

 平成21年度に実施した、「市民意識調査」によると、男女の地位の平等感について、学校 教育の場では55.6%の市民が平等と感じていますが、それ以外の分野(家庭生活、職場、 政治の場、町内会、自治会等の住民組織、地域活動、社会通念等、法律や制度)では不平 等感が強くなっています。

 このような性別による役割分担意識から生じる不平等感を解消するためには、男女共同参 画社会の形成を阻害する要因となることが懸念される社会通念や慣行などについて、男女共 同参画の視点から見直しを考えていく必要があります。

 また、人権を阻害する要因であるDV(ドメスティック・バイオレンス)(※)、セクシュアル・ ハラスメント(※)、インターネット等による人権侵害等の相談体制の充実を図るとともに、情 報化が進展する中で、さまざまなメディアが与える影響の大きさを踏まえ、情報の内容を適正 に読み取ることの重要性について広く周知する必要があります。

平成 21 年度「市民意識調査」

図3 各分野における男女の地位が平等だと思う割合

15.6% 15.6% 55.6% 18.1% 22.3% 37.6% 15.2% 35.8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 家庭生活

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8 9

啓発活動(フォーラム開催)

◆基本的施策

1  家庭や地域、職場における男女共同参画意識の醸成

    家庭や地域、職場など日常生活のあらゆる場面における社会通念や慣行などについて、 性別による役割分担意識の見直しを図るとともに、男女共同参画の視点に立った相談及 び支援体制の充実に努めます。

2 性の尊重に関する意識の啓発と教育

    生涯にわたる性と生殖に関する健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)( ※ ) の概念を普及し、「性」を尊重する意識づくりに努めるとともに、児童、生徒の発達段階 に応じた性教育や人権尊重と命の尊さについての学習機会の充実に努めます。

3 あらゆる暴力根絶のための意識の啓発と支援体制の強化

    ドメスティック・バイオレンスやセクシュアル・ハラスメント、子どもや高齢者への虐待等、 男女の人権を侵害するあらゆる暴力を許さない社会づくりと発生防止に向けた意識の啓 発を図ります。また、国や県、警察等との連携により被害者への支援体制を強化します。

4 情報発信における人権の尊重

    市から発信される情報や刊行物などにおいて、男女共同参画の視点に立った表現を心 がけます。また、情報の受け手である市民が、情報を正しく読み解く力を養う取り組みを 進めるとともに、適正な情報発信ができるよう職員の意識啓発に努めます。

≪市民の声≫

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20 2

具体的施策 担当課

男女共同参画に関する情報や事業所における先進的取組事例の

周知、提供 企画課

男女がお互いを思いやる道徳教育の充実 指導室

思春期における父性や母性を育む学習の充実 健康づくり推進課

男女共同参画に関する教職員の校内研修の実施 指導室

ドメスティック・バイオレンス関連法や制度等関係各課との情報

共有 企画課

関係機関連携によるドメスティック・バイオレンスの相談、緊急

一時保護等総合的な対応 子ども福祉課

セクシュアル・ハラスメント防止意識の啓発及び相談の支援 商工観光課市民協働推進課

市が発信する情報における男女共同参画の視点に立った表現の

配慮 関係各課

※「DV(ドメスティック・バイオレンス)」 ……… 

  夫婦や恋人等親しい関係にある男女間の暴力。殴る、蹴る等の身体的暴力だけでなく、意思に反する性的行為を強 要する等の性的暴力、暴言をはく、無視する、家族や友人との付き合いを制限する等の精神的暴力も含まれる。

※「セクシュアル・ハラスメント」 ………

  他の人を不快にさせる性的な言動のこと。男女雇用機会均等法においては、「職場において行われる性的な言動に対 する労働者の対応により、当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該労働者 の就業環境が害されること」とされている。

※「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」 ………

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ドイツの子育て環境講話

施策の方向 2 多様な選択を可能にする教育・学習の充実

◆現状と課題

 人権尊重や男女平等の意識は、生まれた時からの育てられ方や本人を取り巻く環境などが 大きく関わっており、教育や学習における役割はきわめて大きいと考えられます。

 家庭においては、親の考え方が子どもの意識に大きな影響を与えることから、「社会的性別 ( ジェンダー ) ( ※ )」にとらわれない、平等意識に根ざした教育が行われるよう、家庭教育の ための学習機会の提供が必要です。

 また、人間形成の根幹である社会の一員としての意識は、幼児期から培われます。そのため、 子どもの発達の特性を踏まえ豊かな心情を育てるとともに、学校教育においては、子どもの 成長や発達に応じた、人権の尊重、男女の相互理解や進路等についての指導をより充実させ ることが重要です。

 さらに、生きがいや心の豊かさを重視する生き方を求める人が多くなっており、生涯にわた り、さまざまな学習の機会が確保されることが必要です。性別や年齢にとらわれず、だれもが 参画できる学習機会を確保するとともに、学習内容の充実を図ることが求められています。

≪市民の声≫

男女 共 同 参 画 の 講 演 会 などの 機 会 に、実際に育児休暇を取得した男性 の話や、人気のある講師のおもしろ い話を聞いてみたいなあ。

※「社会的性別 ( ジェンダー)」 ……… 

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22 23

親子クッキング

◆基本的施策

1  家庭における性別役割意識の見直し

    家庭における家事や子育て、介護等に対する性別による役割分担意識を解消するため の啓発活動や学習機会の提供をとおして、家庭生活における共同参画を促進します。

2 男女が仲良く尊重し合う幼児教育の充実

    子どもに対し、男女がお互いに尊重し合う意識を育てるとともに、性別による役割分担 意識をもたせるような躾(しつけ)や子どもに影響を与える親の意識、生活態度などを見 直すよう啓発に努めます。

3 生き方を考えキャリアを選択する力を育てる教育の推進

    男女共同参画の視点に立って、生徒一人ひとりが自らの生き方を考え、主体的に進路 を選択する総合的なキャリア教育(※)を推進し、希望に合った進路を選択できる能力や 職業観を身につけることができるよう啓発に努めます。

4 男女がともに参加できる生涯学習機会の充実

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22 23

男女共同参画セミナー

具体的施策 担当課

男女共同参画啓発事業の実施 企画課

子どもの家庭内におけるお手伝いの促進 指導室健康づくり推進課

PTA 活動等における保護者の男女共同参画意識の醸成 関係各課

教育の場における勤労意識や職業観に関しての平等意識の育成 指導室

地域における慣習やしきたりの見直し 企画課

男女共同参画関連図書コーナーの充実 図書館

公民館活動などにおける学習機会の充実(各種講座の開設など) 生涯学習課

※「キャリア教育」 ……… 

(25)

24 25

いきいき健康運動教室

施策の方向 3 生涯を通じた男女の健康への理解

◆現状と課題

 男性も女性も、互いにそれぞれの身体の特徴を十分に理解し合い、尊重しつつ思いやりを もって健康な生活を営むことができる環境づくりを進めることが、男女共同参画社会形成の 前提となります。

 特に、女性には妊娠や出産等に係わる身体機能があり、生涯にわたる性と生殖に関する健 康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)は、女性の人権の重要な一つと認められていま すので、性を尊重する意識を普及するとともに、妊娠・出産期や子育て期等における女性の 健康支援の充実を図る必要があります。

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24 25 ◆基本的施策

1  生涯を通じた健康支援、健康づくり

    一人ひとりがそれぞれの健康状態に応じて適切に自己管理を行うことができるよう、健 康教育、健康相談、健康診査等の各種事業の充実に努めます。

    特に、各ライフステージに応じて適切な健康の保持、増進が図られるよう、効果的な 事業の推進に積極的に取り組みます。

2 妊娠、出産等に関する健康支援

    安心して安全に子どもを産み育てることができるよう、妊産婦や乳幼児に対する健康教 育、健康相談、家庭訪問、健康診査等の各種事業を積極的に推進します。

3 健康をおびやかす問題についての対策の推進

    健康をおびやかす性感染症、薬物乱用、喫煙、飲酒等に関する正しい知識の普及啓 発を図ることなどにより、それらの予防に努めます。

具体的施策 担当課

生活習慣病予防健康診査及び特定健康診査、特定保健指導の

充実 保険年金課健康づくり推進課

女性特有の病気への健康支援 健康づくり推進課

母と子のための健診及び相談の充実 健康づくり推進課

両親学級の充実 健康づくり推進課

新生児訪問指導による母と子の健康支援 健康づくり推進課

(27)

26 27

基本目標 2 責任を分かち合い、個性や能力を発揮できる家庭と働く環境       づくり

施策の方向1 男女の仕事と家庭生活との両立(ワーク・ライフ・バランス)支援

◆現状と課題

 男女がともに社会のあらゆる活動に積極的に参画していくためには、仕事、家庭生活、地 域活動等のバランスをとって参画できる環境づくりが重要です。

 しかし、「市民意識調査」によると、仕事、家庭生活等の調和に関する理想と現実につい て、「理想」では「仕事と家庭生活等を両立したい」が36.1%と最も高く、次いで「仕事に も携わりつつ家庭生活を優先したい」が26.0%となっていますが、「現実」では、それぞれ 14.2%、11.7%と低率を示しており、理想と現実の間に乖離が生じています。

 市民一人ひとりが生きがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家 庭生活や地域活動においても、子育て期、中高年期といった各段階に応じた多様な生き方を 選択できるようにするためには、家事等への参加を促進するとともに、子育てや介護への支 援の充実を図ることなどにより「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)( ※ )」の実現 に向けた環境づくりを進めていく必要があります。

※「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」 ………

  一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活等においても、 子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方を選択、実現できる社会。

平成 21年度「市民意識調査」

仕事に専念したい

家庭生活等にも携わりつつ仕事を優先したい 仕事と家庭生活を両立したい

仕事にも携わりつつ家庭生活等を優先したい 家庭生活等に専念したい

よくわからない・無回答

図4 仕事、家庭生活等の調和に関する理想と現実

3.7 14.9 16.9 28.0 36.1 14.2 26.0 11.7 7.4 17.1 9.8 14.1

理想

現実

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26 27

給食風景

子育て支援

≪市民の声≫

幼稚園の3年保育や給食は、とて も助かるよね。

学童保育は、もっと充実するとい いなあ。

≪市民の声≫

子育てしながら働くことができる職 場や保育環境が整うといいなあ。

◆基本的施策

1  家族全員で担う家庭生活の実現

    家事や子育て、介護等の家庭生活は、男女共同の責任であるという意識啓発活動を推 進するとともに、家庭生活に参画するための各種講座等の充実に努めます。

2 地域におけるワーク・ライフ・バランスの支援

    地域における子育て支援体制を整備し、男女が仕事と子育てを両立できるような環境 づくりを進めます。また、地域ケアシステム(※)を有効に活用し、高齢や障害等複合的 な生活課題のある家庭への総合的な支援に努めます。

3 子育て支援制度の充実

    一時保育やファミリー・サポート・センター(※)等保育サービスの充実により、仕事と子 育ての両立に係る負担感や不安感等の緩和を図るとともに、地域子育て支援センター(※) 等での相談体制の充実を図るなど、安心して子育てのできる支援体制の強化に努めます。

4 介護支援制度の充実

(29)

28 29

具体的施策 担当課

男性の仕事と家庭の両立を支援する講座の実施 企画課

父親の子育て参加と男女共同参画意識の普及 健康づくり推進課企画課

地域ケアシステムを活用した総合的な生活の支援 社会福祉課

延長保育、一時保育等の特別保育の充実 子ども福祉課

ファミリー・サポート・センター事業の充実 子ども福祉課

地域子育て支援センターの充実 子ども福祉課

放課後児童クラブの充実 子ども福祉課

家庭児童相談 子ども福祉課

介護者や介護する家族へのサービスの充実 高齢福祉課

介護サービスの充実及び周知 高齢福祉課

※「地域ケアシステム」 ……… 

  支援を必要とするすべての人々に対して、地域ケアコーディネーターが中心となり、保健、医療、福祉の関係者や地 域住民、ボランティア等による在宅ケアチームを編成し、本人及び家族全体の生活支援を行うシステム。

※「ファミリー・サポート・センター」 ………

  仕事と育児の両立を支援するため、育児サービスを受けたい利用会員と育児サービスを提供できる援助会員による有 償の相互援助組織。市社会福祉協議会内に設置。

※「地域子育て支援センター」 ………

(30)

28 29

施策の方向 2 働く場における男女共同参画の実現

◆現状と課題

 男女雇用機会均等法など就業に関する法律や諸制度の整備に伴い、労働条件や環境等に おける男女間の格差は縮小してきていますが、まだ十分な状況にあるとは言えません。  「女性が働きやすくするために必要なこと」について聞いた「市民意識調査」における設問 では、「保育施設や介護施設サービスの充実」、「育児・介護休暇制度の充実や男性も取得し 易い環境整備」、「出産などで退職した女性の再雇用制度の充実」などを望む回答が多く、家 庭生活との両立を図りながら働くことができる環境づくりが強く求められていることがうかがえ ます。

 また、就業は人々の経済的基盤を形成するものであり、男女が性別により差別されること なく、多様な働き方に応じた適正な処遇と労働条件が確保されるような環境づくりが求めら れます。

 男性も女性もともに充実した職業生活を営むことができるよう、育児・介護休業制度の利用 しやすい環境づくりを進めるとともに、家庭生活との両立が図られ安心して働くことができる 社会づくりを進めるための具体的な取り組みが必要となっています。

平成 21年度「市民意識調査」

図5 女性が働きやすくするために必要なこと

27.5% 61.0% 41.4% 49.4% 17.2% 19.3% 16.1% 15.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 1.労働時間の短縮や休日の増加促進

2.保育施設や介護施設サービスの充実

(31)

30 3 ≪市民の声≫

私の知り合いは、妻が急に倒れたときに、 介護休暇制度を利用して介護をしていた よ。男性の介護も例外ではないわね。

◆基本的施策

1  雇用労働条件等における男女平等の推進

    市民、企業、団体等へ啓発パンフレット等を配布することにより、雇用や賃金等の労 働環境における男女平等の原則の周知徹底に努めるとともに、パートタイム労働者や派 遣労働者等の多様な就業形態に対応した雇用環境の整備を促進します。

2 育児・介護休業制度の利用環境の整備

    働く男女が育児休業や介護休業を取得しやすい環境づくりを進めるために、企業に対 する啓発活動を進めるとともに、関係機関と連携して育児・介護休業制度の普及啓発に 努めます。

3 職業生活と家庭生活との両立を支援するための働きかけ

    市民、企業、団体等へ年次有給休暇の取得促進、ノー残業デーの導入、労働時間設定 改善等について広報及び啓発活動を行い、職業生活と家庭生活の両立を促進します。

4 自営業における家族のパートナーシップの確立

(32)

30 3

ぶどう花きり作業

具体的施策 担当課

労働諸法の普及、啓発 商工観光課

関係機関と連携した育児・介護休業法の広報啓発 商工観光課

男女の就職、再就職の支援 商工観光課

パートタイマー労働者等の雇用環境の整備 商工観光課

労働時間改善等職業生活と家庭生活等の両立の促進 商工観光課

家族経営協定の普及促進 農業委員会事務局農政課

※「家族経営協定」 ……… 

(33)

32 33

セミナー開催

施策の方向 3 意思決定過程への女性参画の拡大

◆現状と課題

 誰もが暮らしやすい社会を築いていくためには、さまざまな立場の人の意見を積極的に活 用していくことが必要であり、そのためには職場や地域等において意思決定過程へ男女が等 しく参画できる環境づくりを積極的に進めることが重要です。

 平成22年4月に調査した各種審議会における女性委員の割合は、茨城県においては、 30.4%であるのに対し、本市は13.7%と低く、市民の参画に対する意欲や理解が十分に 活かされているとは言えない状況にあります。また、さまざまな分野で女性の社会参加が進 んではきていますが、組織の方針や意思決定の場への参画が十分進んでいるとは言えず、社 会の対等な構成員として女性が能力を発揮する機会を確保していくことが強く求められてい ます。

 そのため、女性登用についての意識の啓発活動や積極的改善措置(ポジティブ・アクショ ン)(※)を展開することなどにより、市の審議会や地域活動の各種団体等に、女性の登用を 積極的に推進するとともに、市職員についてもさらに一層人材の育成に努め、管理職への女 性の登用などを積極的に進めていく必要があります。

≪市民の声≫

行政が積極的にポジティブ・アク ション(※)を実施したらどうかな。

≪市民の声≫

ワーク・ライフ・バランスの推進の ために、市の職員がモデルケースと なるよう検討してはどうかな。

※「積極的改善措置(ポジティブ・アクション)」 ……… 

(34)

32 33

女性消防団

◆基本的施策

1  行政における女性の登用の推進

    審議会等委員の公募の推進や、慣例化している特定の職務にある者や団体の長の登 用の見直しを行い、女性の登用率の拡大を図ります。また、男女一方の性に偏った委員 構成の解消に取り組みます。

    さらに、市職員の資質向上に取り組み、女性職員の管理職への登用や職務分担の男 女平等化を進めます。

2 地域女性リーダーの育成

    女性リーダー養成のための講座などを開催するとともに、学習情報の提供を行うなど、 女性リーダー養成のための人材育成に積極的に取り組みます。

3 事業者、団体等における女性の登用の促進     事業者、商工業等の自営業者、農林水産業

関係団体、各種団体等に対し、女性の登用の 必要性について、普及啓発活動を積極的に行い ます。

具体的施策 担当課

審議会等委員への女性の登用推進 関係各課

市女性職員の人材育成、研修の充実 総務課

市女性職員の職種や職域の拡大と雇用の推進 総務課消防本部

女性防火クラブの育成、女性消防団員の活動支援 消防本部

地域における慣習やしきたりの見直し 企画課

女性リーダー養成のための活動支援 企画課

(35)

34 35

地域のお宝発見

しめ飾りつくり教室

基本目標 3 みんなで協力し、心がかよい合う地域づくり

施策の方向1 自立して暮らせる生活環境の整備

◆現状と課題

 高齢社会を豊かで活力ある社会としていくために、年齢や性別に基づく固定的な見方や偏 見を除去し、高齢者を他の世代とともに自立し、誇りをもって社会を支える重要な一員として 積極的に捉えていくことが強く求められています。

 そのためには、高齢者の自立と社会参画に対する支援を積極的に行っていくとともに、その 前提として高齢者が家庭や地域で安心して暮らせるための環境づくりを進めていく必要があり ます。

(36)

34 35 ◆基本的施策

1 高齢者が自立して暮らせる環境の整備

    高齢者が生きがいをもって健康な生活を送るために、生涯にわたり地域社会と関わり をもち、社会活動に主体的に参加し、活動できる組織の整備、活動の機会の場の確保 等の条件整備を推進します。また、高齢者が職業生活等の中で培ってきた経験などを活 かした活動の支援や、社会参画促進のための支援を行います。

2 障害者が自立して暮らせる環境の整備

    障害のある人への自立支援を促進するため、職業能力開発の支援、就労の場の確保、 相談支援体制の充実、在宅福祉サービスの充実などを図ります。また、障害のある人が 男女を問わず安全で真に快適な社会生活を送れるよう、公共施設等のバリアフリーを進 めるなど、自立しやすい社会基盤の整備に努めます。

3 ひとり親家庭の生活の自立支援

    ひとり親家庭の経済的、社会的自立を促進するための施策の充実を図ります。また、関 係機関と連携し、さまざまな悩みに関する相談等自立支援を促進します。

4 自立を支える地域公共交通の充実

    性別、年代、障害の有無に関係なく、すべての市民が安全で真に快適な社会生活を送 れるよう、地域公共交通の充実を図ることにより、自立可能な社会基盤の確保に努めます。

具体的施策 担当課

高齢者の健康支援 健康づくり推進課

高齢者の生きがい活動の充実 高齢福祉課

高齢者の社会参画のための支援 高齢福祉課

発達障害児相談 社会福祉課

高齢者や障害者等あらゆる方が利用しやすいバリアフリーの施

設の整備促進 都市計画課

ひとり親家庭への医療費の一部支給 保険年金課

ひとり親家庭への総合的な支援 子ども福祉課

(37)

36 37 施策の方向 2 少子高齢社会を男女で支え合う地域づくり

◆現状と課題

 少子高齢化、人口減少、さらには核家族化が進行する中で、高齢者や障害のある人をは じめすべての市民が、性別や年齢を超えて自立し、安全、安心、快適で豊かな生活を送るた めには、市民一人ひとりが「人権」や「性」を尊重する意識づくりに努めるとともに、行政や 地域、企業、団体等がそれぞれの役割と連携のもとで、市民一人ひとりの自立した社会生活 を見守り、支援するための仕組みづくりを進める必要があります。

 とりわけ、今般は、人と人との関わりが希薄になる「無縁社会」が進行し、自殺や孤独死 等が増えてきている状況にあり、その一つの要因として、伝統的な日本の雇用制度や地域の コミュニティ機能の解体が進んできていることが言われています。

 こうした状況は、本市においても今後進行することが予想されており、このような中で男女 共同参画社会を実現していくために、市民一人ひとりが人権意識の高揚を図りながら、家族 や地域社会の中で個々の役割を果たしつつ、支え合いの意識をもって活動できるような環境 づくりを進めるとともに、地域における見守り支援体制や相談体制の再構築を図る必要があ ります。

平成 22 年版「男女共同参画白書」

図6 話相手や相談相手がいる割合(全国)

11.2% 5.8% 3.3% 26.9% 10.0% 8.6% 91.2% 89.5% 72.7% 96.4% 88.5% 94.0% 0.3% 0.2% 0.3% 0.4% 0.5% 0.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

単身世帯

夫婦世帯

その他の世帯

単身世帯

夫婦世帯

その他の世帯 【男性】

【女性】

(38)

36 37 ≪市民の声≫

老老介護の問題や、お年寄りの一 人暮らしによる問題が増えている ね。

≪市民の声≫

地域と連携した独居老人等の見守 り活動が重要だね。

◆基本的施策

1 地域で支える子育てネットワークの充実

    地域子育て支援センターやファミリー・サポート・センター事業の充実を図るとともに、 関係機関と連携を図りながら子育て支援に関する情報等の共有化及びネットワークづくり を推進します。

    また、子育て不安の解消や楽しく子育てや交流ができる環境づくりとして、公民館等を 活用して「子育て広場」を開設するなど、新たな子育て支援の拠点づくりを進めます。

2 男女がともに地域活動に参加しやすい環境づくり

    職場優先の意識やライフスタイルを見直し、男女の地域活動への参加を促進するため の啓発活動を進めます。

    また、地域におけるボランティア活動の育成に努めるとともに、活動団体や市民への情 報提供を行い、地域活動を支援します。

3 一人ひとりがかけがえのない仲間として尊重される地域づくり

(39)

38 39

セミナー「粋に生きるこれからの人生」

お父さん応援講座

具体的施策 担当課

地域子育て支援センターの充実 子ども福祉課

ファミリー・サポート・センター事業の充実 子ども福祉課

子育て広場等地域の新たな子育て支援拠点づくりの推進 子ども福祉課

地域活動の参加を促す講座の実施 企画課

子育て支援団体や高齢者見守り活動を実践するロールモデル(※)

情報の収集及び提供 企画課

※「ロールモデル」 ……… 

(40)

38 39

施策の方向 3 将来を担う子どもたちを育てる住みよい地域社会の実現

◆現状と課題

 少子高齢化の進行が深刻な課題となっている本市が、将来に向けて発展を続けていくため には、市全体の「地域力」を高めていく取り組みが不可欠です。

 すべての市民が地域社会の一員として、さまざまな形で多様な地域活動やまちづくり活動に 主体的に参加できるような意識づくりや環境づくりを積極的に進める必要があります。また、 地域団体やNPO等と協働して、地域における自主活動の支援体制を強化するとともに、多様 な年代が積極的に地域活動に参加できるような環境づくりを進めていく必要があります。  そのためには、男女を問わず市民の全てが地域活動に参加できるような男女共同参画社会 の実現が求められており、より一層、地域における子育て支援体制の整備や子育てしやすい 環境づくりなどが必要となります。そして、子どもたちが地域社会の中で、明るく豊かに、か つ安全に安心して育つことができるよう、地域の身近な課題を地域が自らの力で解決していく 実践活動を積極的に取り入れていく必要があります。

≪市民の声≫

人口が減っても、地域で活動する 人が増えれば、地域が元気になる よね。

≪市民の声≫

地域で活動していくことに生きがいを感 じます。

(41)

40 4 ◆基本的施策

1  地域における自主活動組織を育てる支援の強化

    地域団体や NPO 等と協働して、地域活動の必要性や意識をわかりやすく伝えていくこ となどにより、活動に参加しやすい環境づくりに努めます。

    また、新たな取り組みを必要とする分野である防災(災害復興を含む)、防犯、環境を はじめ、さまざまな分野の自主活動組織への支援の強化を図ることにより、活動に参加 しやすい環境を地域団体等と連携して整えるなど、男女共同参画の視点に立ったまちづ くりの推進に努めます。

2 子どもを地域の宝として育てる環境の整備

    人間関係の希薄化が引き起こす子育て上の問題や子どもの大切さを住民に対して啓発 し、地域住民が一人ひとりの子どもを「誰かの子」ではなく、「地域の子(宝)」として大 切に育てていく意識の醸成に努めます。

    また、子どもたちの見守りや健全育成などを進める活動に対して、地域の連帯感を高 め、その機能や活力を向上させていくために、さまざまな側面から支援体制の充実を図 ります。

3 みんなが参加しやすい地域コミュニティづくりの促進

    福祉、教育、環境、まちづくり等身近な地域課題を解決していくにあたり、男女共同参 画の視点をもって、実践していくことができるよう、先進事例、ノウハウ等の情報収集、提 供を積極的に行うとともに、研修等への支援により女性リーダー等の人材育成を図るなど、 働きかけや支援の充実に努めます。

(42)

40 4

子どもと一緒にコンサート

地域資源活用による将来構想の話し合い

具体的施策 担当課

NPO や市民組織の横断的な連携、協働及び育成支援 市民協働推進課

市民活動ネットの活用による、地域における自主活動の支援 市民協働推進課

地域における子どもの見守り活動の充実 教育総務課

子どもを連れて安心して外出することができる環境の整備 関係各課

(43)
(44)

第 4 章

計画の推進

1 計画の推進体制の整備

2 市民協働の推進

(45)

44 45

1 計画の推進体制の整備

 本計画に掲げるさまざまな施策を着実に、また効果的に推進するためには、全庁的な取り 組みが必要です。そのため、関係各課の連携や男女共同参画審議会の設置などにより推進体 制の充実を図るとともに、市が事業所としてのモデルとなるような職場環境づくりを積極的に 進めます。

 また、国、県、近隣市町村や関係機関等との連携、協働により効果的に施策の推進を図り ます。

1 庁内推進体制の充実

    関係各課との連携の充実、各種施策の総合的な調整を行い、全庁的な施策の推進を 図ります。

2 男女共同参画審議会の設置、運営

    幅広い意見を反映した施策を推進するため、男女共同参画審議会において、市民の意 見の把握及び施策に反映させるための調査や研究、審議を行います。

3 積極的改善措置(ポジティブ・アクション)の計画的推進

    さまざまな分野において活動に参画する機会の男女間の格差を改善するため、必要な 範囲内において、男女のいずれかの一方に対して、活動に参画する機会を積極的に提供 します。

4 事業所としてのモデル的職場づくり

    性別にかかわらず一人ひとりが能力を発揮でき、仕事と生活の調和がとれる職場を実 現することなどにより、他の事業所のモデルとなるような職場づくりをめざします。

5 関係機関等との連携

(46)

44 45

2 市民協働の推進

 男女共同参画社会を実現するためには、男女共同参画への理解を広げるとともに、市民や 事業者(企業)、地域活動団体等、多くの方々の積極的な参画が必要です。

 各種事業を通じて相互に意識啓発を行いながら、市民等との連携、協働の取り組みを強化 し、実効性ある施策の推進に努めます。

1 市民による「男女共同参画推進員」の設置

    本市における男女共同参画の現状や課題、進捗状況等についての実態把握を行うとと もに、市民のニーズに即した男女共同参画社会づくりのための施策を推進するため、市 民の代表(10名程度)による男女共同参画推進員を設置します。

2 地域活動団体及び事業者等との連携・協働

    行政のみに限らず広く常陸太田市全体で男女共同参画のまちづくりに取り組んでいくた めに、「常陸太田市男女共同参画推進条例」の理念の周知、啓発などに努めるとともに、 さまざまな機会を通じて、NPOやボランティア団体などの地域活動団体や事業者、さら には教育に係わる方々等との連携や協働により、男女共同参画社会の実現のための取り 組みを進めます。

市 民

事 業 者

関係機関 近隣市町村

協働

男女共同参画 推進員

地域活動団体

協働

協働

常陸太田市

モデル事業所

(47)

46 47

3 計画の周知及び指標の設定

 本計画を実効性あるものとして推進していくために、市民等に対して本計画を広く周知し意 識の共有化を図ります。また、定期的に施策の進捗状況を調査し、評価及び見直しを行うと ともに、計画の指標を設定し、その進行管理を行うことにより計画の実効性を高めます。

1 男女共同参画推進計画の策定及び変更の公表

    行政のみにとどまらず、全市民が一体となって男女共同参画社会の実現に取り組んで いくために、本計画の策定や変更にあたっては、常陸太田市男女共同参画審議会による 審議を経るともに、その内容を市民に対して広く公表し、周知に努めます。

2 計画に基づく施策の実施状況の把握及び公表

    本計画の施策を計画的に推進するとともに、その実効性を高めるため、施策の実施状 況について定期的に調査及び点検を行い、その結果を市民に公表します。

3 計画の指標の設定及び進行管理

(48)

46 47

計画の指標

基本目標 1 互いに思いやり、認め合う人づくり

No. 項 目 現状値 目標値

年度 数値 年度 数値 1 社会全体における男女の平等感 H21 13.7% H32 50.0% 2 社会通念、慣習、しきたり等における男女の平等感 H21 15.2% H32 50.0% 3 「男は仕事、女は家庭」という考えを疑問視する人の割合 H21 65.3% H32 75.0%

4 児童、生徒の家事参加割合 - - H32 50.0%

5 異性に男女の健康上の違いを理解してもらっていると感じている人の割合 H21 44.7% H32 75.0%

6 子宮がん検診の年間受診者数 H22 1,523 人 H32 1,800 人 7 乳がん検診の年間受診者数 H22 1,675 人 H32 1,900 人

基本目標 2 責任を分かち合い、個性や能力を発揮できる家庭と働く環境づくり

No. 項 目 現状値 目標値

年度 数値 年度 数値 8 家庭生活における男女の平等感 H21 15.6% H32 50.0%

9 一時保育(ファミリー・サポート・センター)事業の利用会員数 H22 59 人 H32 75 人

10 家族経営協定の締結者数 H22 91 人 H32 110 人 11 審議会、委員会等における女性の割合 H22 13.7% H32 30.0%

基本目標 3 みんなで協力し、心がかよい合う地域づくり

No. 項 目 現状値 目標値

年度 数値 年度 数値 12 地域活動における男女の平等感 H21 37.6% H32 50.0% 13 シルバー人材センターの登録会員数 H22 437 人 H32 550 人 14 地域活動をしている人の割合 H21 30.6% H32 50.0%

15 今後、地域活動をしたいが、現在は準備をしていない人の割合 H21 41.4% H32 30.0%

16 子育て広場の年間開設日数 H22 25 日 H32 72 日

(49)
(50)

 資 料 編

○ 諮問(写)

○ 答申(写)

○ 常陸太田市男女共同参画推進条例

○ 常陸太田市男女共同参画審議会委員名簿

(51)

50 5 22常陸太田市諮問第 1 号

  

  常陸太田市男女共同参画審議会

 

 常陸太田市男女共同参画推進条例第20条第2項(平成22年3月19日条例第1号) の規定に基づき、次の事項について諮問する。

      

         諮 問 事 項

 1.(仮称)新『ひたちおおた男女共同参画プラン』(案)について          

平成22年10月8日

(52)

50 5 常陸太田市長 大久保太一 殿

常陸太田市男女共同参画審議会 会長   長谷川 幸介

第2次常陸太田市男女共同参画推進計画の策定について(答申)

 平成 22 年 0 月 8 日付け22常陸太田市諮問第1号で諮問のあった、このことにつ いて審議した結果、別冊のとおり答申いたします。

○答申の内容 【基本計画の構成】

第1章 計画の策定にあたって 第2章 計画の基本的な考え方 第3章 計画の内容 

 基本目標1 互いに思いやり、認め合う人づくり

 基本目標2  責任を分かち合い、個性や能力を発揮できる家庭と        働く環境づくり

(53)

52 53 常陸太田市男女共同参画推進条例

  目次  前文

 第1章 総則(第1条—第8条)

 第2章 基本的施策(第9条—第19条)

 第3章 男女共同参画審議会(第20条—第24条)  第4章 雑則(第25条)

 附則 

 我が国においては、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、男女平等の実現に向けたさま ざまな取組が国際社会における取組とともに進められてきた。さらに、男女共同参画社会基本法の施行に より、男女共同参画社会の実現が21世紀の最重要課題として位置付けられた。

 本市においては、平成13年2月に男女共同参画推進プランを策定し、市民との協働によるまちづくりを 進める中でその推進を図ってきたところである。 

 しかしながら、男女共同参画社会の実現にはなお多くの課題が残されている。

 今後、少子高齢化の進展や社会経済情勢の急激な変化に対応していく上で、男女が性別にかかわりなく、 その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現はさらに推進されなければならな い。

 ここに、私たちは、人と地域がかがやくまちを目指し、様々な課題に積極的に取り組み、市、市民及び 事業者が協働して、男女共同参画を一層推進することを決意し、この条例を制定する。

  第1章 総則  (目的)

第 1条 この条例は、男女共同参画の推進についての基本理念を定め、市、市民及び事業者の責務を明 らかにするとともに、男女共同参画の推進に関する施策の基本となる事項等を定めることにより、男女 共同参画社会の実現を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。

 (定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

  ()  男女共同参画 男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野におけ る活動に参画する機会が確保され、男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受す ることができ、共に責任を担うことをいう。

 (2)  積極的改善措置 前号の機会について男女間の格差を改善するために、必要な範囲内において、 男女のいずれか一方に対し、その機会を積極的に提供することをいう。

 (3)  市民 市内に居住する者、市内の事務所又は事業所に勤務する者、市内の学校に在学する者をい う。

 (4)  事業者 営利、非営利を問わず、市内の事務所又は事業所において事業活動を行っている個人及 び法人その他の団体をいう。

 (5)  セクシュアル・ハラスメント 相手の意に反した性的な言動又は性別の違いによる社会的な慣行に 基づく言動により、当該言動を受けた個人の生活環境を害し又は不利益を与える行為をいう。   (6)  ドメスティック・バイオレンス 配偶者又は親密な関係にある者等に対する、身体的、精神的、性

的又は経済的な暴力及び威嚇、無視、行動の制限等の暴力的行為、又はそれに付随して生じる、子ども、 高齢者等への暴力的な行為をいう。

 (基本理念)

第3条 男女共同参画の推進は、次に掲げる基本理念にのっとり行わなければならない。

 ()  男女の個人としての尊厳が重んじられ、性別による差別的取扱いを受けることなく、個人としての 能力を発揮する機会が確保されること及びその他の人権が尊重されること。

  (2)  男女が、性別による固定的な役割分担意識に基づいた社会の様々な制度又は慣行によってその活 動が制限されることなく、自らの意思において多様な生き方を選択することができ、かつ、選択され た生き方を互いに尊重し、協力し合うこと。

 (3)  男女が、性別に関わらず、職場、地域、学校、家庭その他の社会のあらゆる分野における意思決 定の場に、対等な構成員として平等に参画する機会が確保されること。

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