• 検索結果がありません。

論文内容要旨

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "論文内容要旨"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

論文内容要旨

論文題名

Serotonin 1B Receptor Mediated-Presynaptic Inhibition of Proprioceptive Sensory Inputs to Trigeminal Motoneurons

(三叉神経運動ニューロンへの固有感覚入力のセロトニン 1B 受容体を介 したシナプス前抑制)

掲載雑誌名

Brain Research Bulletin(投稿中)

歯科矯正学 永田 愛

内容要旨

三叉神経中脳路核(MesV)ニューロンから咬筋運動ニューロン(MMN)へ の固有感覚入力は、咀嚼時の咬筋の活動を調節するために重要な役割を果 たす。多くの組織学的研究は、セロトニン(5-HT)線維が MesV と三叉神 経運動核の両方を高密度に神経支配することを示している。しかし、MesV から MMN への興奮性シナプス入力の調節における 5-HT の機能的役割は明 らかにされていない。そこで、我々は、生後 8−12 日齢の Wistar 系ラット の脳幹スライス標本を用いて、MMN への求心性神経からの興奮性シナプス 入力に対する 5-HT の効果を調べるために、ホールセルパッチクランプ記 録を行った。MesV 求心性神経の電気刺激によって誘発された MMN におけ る興奮性シナプス後電位(eEPSP)の最大振幅は、5-HT の投与により減少 した。eEPSP に対する 5-HT のそのような抑制効果は、5-HT 1B 受容体作動 薬である CP-93129 によっても同様にみられたが、5-HT 1A 受容体作動薬 である 8-OH-DPAT 投与によってはみられなかった。さらに、5-HT 1B 受容 体拮抗薬である SB-224289 は、eEPSP に対する 5-HT の抑制効果を阻害し たが、5-HT 1A 受容体拮抗薬である WAY-100635 は効果がなかった。 また、

CP-93129 は2回連続刺激をした時の応答比を増加させ、微小 EPSP の頻度 を減少させた。これらの結果は、シナプス前 5-HT 1B 受容体が MesV 求心 性神経から MMN への興奮性シナプス入力の阻害に関与していることを示 唆している。そのような阻害は、出生後初期の吸啜から咀嚼への移行に伴 う MesV 求心性神経と MMN の間の結合関係の変化に貢献するかもしれない。

参照

関連したドキュメント