• 検索結果がありません。

2011 年の写真の進歩 写真産業界の展望市川泰憲 ( 日本カメラ博物館 ) 1.1 概況 2011 年は, 写真という画像システムにとって真価が再認識された年であった.3 月 11 日東日本大震災の発生は, 現代の社会生活において写真画像の情報を抜きにして考えることは不可能で, 地震

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "2011 年の写真の進歩 写真産業界の展望市川泰憲 ( 日本カメラ博物館 ) 1.1 概況 2011 年は, 写真という画像システムにとって真価が再認識された年であった.3 月 11 日東日本大震災の発生は, 現代の社会生活において写真画像の情報を抜きにして考えることは不可能で, 地震"

Copied!
32
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

特 集

2011 年の写真の進歩

技術委員会 進歩レビュー分科会主査

吉田 英明(オリンパスイメージング)

「写真の進歩」は,毎年一度時期を決めて前年一年間の写真技術の動きを振り返ることにより,日々進歩を続け る写真技術の全体像を時系列的に俯瞰することを狙いとして,継続的に取り組んでいる企画です.

執筆陣は,技術委員会傘下の各研究会の代表者を中心に,それ以外の識者も加えた各分野の専門家により構成 されています.各執筆者は担当の分野に応じた観点から,主として前年一年間に発表された技術(文献),製品,

作品,統計等について,可能な限りその特徴・傾向・分析などのコメントを加えつつ紹介します.なお具体的な 内容については各執筆者の意向を尊重しています.

例年の「写真の進歩」は,写真学会ホームページ(http://www.spstj.org/)の「学会誌からのトピックス」(http://

www.spstj.org/book/pickups.html)にも掲載されていますのでご利用下さい.

*表1の学術雑誌と表2の学会等の催しについては,それぞれ表中に示したような略称を,また組織名,所属等について一般的 な略称があるものについてはその略称を用いています.年号が記載されていないものは2011年のものです.

1.写真産業界の展望 ・・・・・・・・・ 市川泰憲 231 2.銀塩感光材料 ・・・・・・・・・・・・・ 光機能性材料研究会(久下謙一)240 3.光機能性材料 ・・・・・・・・・・・・・ 光機能性材料研究会 241 4.画像入力(撮影機器)・・・・・・ カメラ技術研究会(井上義之) 242 5.画像出力

5-1プリンタ・・・・・・・・・・・・・・ 藤田 徹 244 5-2印刷・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小関健一 246 5-3ディスプレイ・・・・・・・・・・ 山口省一 246 6.画像保存

6-1画像保存関連技術・・・・・・ 画像保存研究会(大関勝久) 247 6-2展示・修復・保存関係 ・・・ 画像保存研究会(山口孝子) 248

7.画像評価・解析・・・・・・・・・・・ 画像評価研究会(藤野 真) 250 8.分光画像・・・・・・・・・・・・・・・・・ 分光画像研究会(中口俊哉) 251 9.医用画像・・・・・・・・・・・・・・・・・ 医用画像研究会(松本政雄) 252 10.科学写真

10-1文化財 ・・・・・・・・・・・・・ 城野誠治 253 10-2天体写真 ・・・・・・・・・・・ 山野泰照 254 11.写真芸術・・・・・・・・・・・・・・・・ 西垣仁美 256 12.映画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 表現と技術研究会(永井 悟) 259 13.工業規格・・・・・・・・・・・・・・・・ 藤田宗久 260

1 「2011 年写真の進歩」で引用した主な学術雑誌およびその 略号

雑誌

日写誌 日本写真学会誌

JIST Journal of Imaging Science and Technology ISJ Imaging Science Journal

日画誌 日本画像学会誌 日印誌 日本印刷学会誌

2 「2011年写真の進歩」で引用した主な学会等の催しおよびその 略号

講演会,シンポジウムなど(写真学会主催のもの)

日写年 : 日本写真学会年次大会(5/26–27 光機能: 光機能性材料セミナー(6/30 画像保存 : 画像保存セミナー(11/1–2 カメラ技術 : カメラ技術セミナー(11/18 日写秋 : 日本写真学会秋季研究発表会(12/5 4学研 : 画像4学会合同研究会(12/12

(2)

1. 写真産業界の展望

市川泰憲(日本カメラ博物館)

1.1 概況

2011年は,写真という画像システムにとって真価が再認識 された年であった.3月11日東日本大震災の発生は,現代の 社会生活において写真画像の情報を抜きにして考えることは 不可能で,地震が発生し津波の襲来,さらに石油タンクの火 災や原発事故など時間が経つにつれ,あらゆる場所で撮影さ れた写真が,新聞やテレビに掲載された.被害の規模が過去 にないほどの大きさであり,事の重大さが,その場にいなかっ た人にも事実として共有することができるようになった.

正に報道としての写真の特性で,写真が持つ力を改めて認 識させられた.毎年12月になると,東京写真記者協会の報 道カメラマンによるニュース写真で1年間を振り返る「報道 写真展」が東京で開かれるが,2011年はその7割ぐらいが 震災関係の写真であった.もちろん暗いニュースだけではな く,ナデシコジャパンのように明るい話題も人気だったが,

これだけニュース写真の内容が集中したことは過去になかっ たという.

その津波によって流された写真が,アルバム状態やプリン トの束の状態で,災害復旧にあたった自衛隊員らの手によって 自然発生的に回収され,地域の公民館や学校などの避難所に 集められた.汚染された写真を「写真は流されても思い出は 流されない」とばかりに,学協会を含めたさまざまなボラン ティア団体の手によって洗浄作業が全国規模で行われた.つ まり“報道”という面での写真に対し,津波によって流され た家庭での写真が,家族のかけがえのない,大切な“思い出の 記録”ということで大変な重みをもって認識されたことだ.

東日本大震災は,写真産業界にとっても大きな打撃を与え た.東北地方から北関東に点在する,カメラ,光学機器メー カーにおいては,少なからず地震の影響を複数の企業が直接 受けて,工場の破損や製造機器の損壊などにより,一定期間 出荷の停止や製造遅延などが発生した.さらに直接的な被害 はなくても一般家庭や企業において計画停電という形で間接 的な制約を受けた.またタイでモンスーン期に発生した洪水 は7月から3ヵ月以上も続き,バンコク市内を含めた多くの 工業団地が浸水し,日本のカメラメーカーさらにはパーツ メーカーが進出していたこともあって,直接タイに生産拠点 をもたないカメラメーカーにとっても製造が滞るという事態 が発生した.

いずれにしても,2011年の写真産業は,国内外の自然災害 の影響をもろに受けて,完全な復旧には2012年の春ごろま でかかったわけで,カメラなど多くの生産実績にも影響を残 している.このようなことは,過去に例がないことであった.

以下,それぞれの分野について紹介・分析を試みたい.

1.2 工業生産 1.2.1 統計

①銀塩感光材料

表3~5には,2011(平成23)年の銀塩写真感光材料に関

3 総出荷の状況(経済産業省化学工業統計およびフォトマーケッ ト社推計による)

品 目 平成23年数量 平成23年金額

(千m2) 前年比(%) (百万円)

X線用フィルム 103,859 104 52,060 印刷・業務用フィルム 49,277 92 19,444 白黒フィルム計 153,136 100 71,504 映画用フィルム 35,222 79 10,658 ロールフィルム 5,359 68 9,322 その他フィルム 2,425 91 8,792 カラーフィルム計 43,006 78 28,772 フィルム計 196,142 94 100,276

白黒印画紙計 793 62 563

カラー印画紙計 54,268 63 10,023

印画紙計 55,061 63 10,586

写真感光材料計 251,203 85 110,862

(注)ロールフィルムにはレンズ付フィルムを含む.

5 輸入の状況(財務省貿易統計に基づく推計)

品 目 平成23年数量

(千m2 前年比(%)

X線用フィルム 6,818 73 印刷・業務用フィルム 11,062 105

白黒フィルム計 17,880 90

映画用カラーフィルム 2,061 71

ロールフィルム 148 77

レンズ付フィルム 195 70

その他フィルム 505 98

カラーフィルム計 2,909 75

フィルム計 20,789 88

白黒印画紙計 120 44

カラー印画紙計 15,729 115

印画紙計 15,849 114

写真感光材料計 36,638 97

4 輸出の状況(財務省貿易統計に基づく推計)

品 目 平成23年数量

(千m2 前年比(%)

X線用フィルム 37,377 122 印刷・業務用フィルム 44,901 94 白黒フィルム計 82,278 105 映画用フィルム 33,972 81

ロールフィルム 4,704 81

レンズ付フィルム 0 0

その他フィルム 624 92

カラーフィルム計 39,300 81

フィルム計 121,578 96

白黒印画紙計 238 39

カラー印画紙計 19,292 39

印画紙計 19,530 39

写真感光材料計 141,108 80

(3)

する総出荷,輸出,輸入の状況を示してある.いずれも例年 通り写真感光材料工業会の提供によるものである.

表3は,総出荷の状況を示してある.この元となる経済産 業省の化学工業統計は,感材メーカーの減少により,2007年 4月発表分からの写真フィルム計,印刷・業務用フィルム,

印画紙計以外の品目データの非開示に加え,2009年6月から は印画紙も非開示となっている.したがって,写真感光材料 工業会ではフォトマーケット社の推計資料に市場情報を加味 して独自分析している.

表3の内訳を見ると,X線用フィルムと印刷・業務用のフィ ルムの白黒フィルム計が昨年同様の100%を維持しているの が注目に値する.これは医療用のX線フィルムが最終的な画 像診断においてまだまだ主流をなすものと考えられ,個別で は前年比104%となっている.X線を利用した撮影診断装置 は単純にレントゲンと呼ばれ,胸部,腹部,骨や関節,乳腺 などの撮影が行われ,整形外科,内科,歯科など幅広い診療 科で利用されているが,近年は必ずしも撮影はフィルムでは なく,CR(Computed Radiography)やDR(Digital Radiography) などのX線プレートやダイレクト受像方式などが徐々に増え てきており,最終的な判断材料となるフィルム出力の部分も 一部にサーマルプリントが採用されつつある.また,印刷・

業務用フィルムは前年度比92%という減少を見せているが,

製版フィルムを介せず直接刷版を製作するコンピュータダイ レクト製版(CTP: Computer to Plate)の導入,さらには刷版 を必要としない簡易なオンデマンド(On Demand)印刷など の普及が少なからず影響していると考えられる.

X線フィルム同様に,例年高水準を誇ってきた映画用フィ ルムは前年比79%と低下している.これは2010年が44,441 千m2で前年比144%であったのに対し,2011年は35,222千 m2で,2009年の30,857千m2に比べればまだまだ高い水準 を維持しているといえるだろう.しかし,2011年の写真感光 材料出荷は,251,203千m2で前年度比85%と下げているが,

金額構成比の大きいカラー印画紙計が前年比63%とダウン

しているのが大きく影響している.これは,需要が低下した ために生産がダウンしたわけではなく,海外へ一部企業の生 産がシフトした結果であるという.総出荷金額は1,109億円 となり,前年より低下した.

表4は輸出の状況を示しているが,X線用フィルムの前年 比122%という伸びが目につくが,逆に白黒印画紙,カラー 印画紙ともに前年比39%と下げている.これは総出荷でカ ラー印画紙の生産がダウンしたのに連動したと考えられ,各 品目全体は総出荷に準じていると考えられる.

表5は輸入の状況を示しているが,X線用フィルムの前年 比73%が目につき,印刷・業務用フィルムでは前年比105% であるが,輸出と輸入で相殺し合うという感じが読みとれる.

特にカラー印画紙計は15,729千m2で前年比115%は,輸出 の前年比39%という数値と連動していることがわかる.

総出荷・輸出・輸入を通してながめてみると,過去に減少 の少なかった映画用フィルムの低下がここ数年来の流れで目 につくところだ.日本映画製作者連盟の統計によると,日本 全国の映画館スクリーン数は2010年は3,412であったのに対 し,2011年は3,339となって73のスクリーンが減少してい る.この内シネマコンプレックスのスクリーン数は2010年

も2011年も2,774と変わらないために,一般上映館が閉鎖さ

れた結果だろうとも読みとれる.この閉鎖が,3.11大震災の 影響によるものか,シネマコンプレックスとの関係において 減少したのかは不明だ.ただ,このあたりは,デジタルシネ マ対応スクリーン館との関係も無視できなく,今後どのよう な推移を示すか見ていく必要があるだろう.

2011年のカラープリントは,撮影ショット数とは別に減少 しており,カラー印画紙の供給量は49,900千m2で,前年比 88%であった.これはLサイズ換算約42億枚で,国民1人 あたり年間約33枚の消費量となる.3.11大震災の津波被害 では流されたうち浮上してきたのは位牌と写真プリントだと いう.記録メディアで救済された例はあまり聞かないが,改 めてプリントへの認識が大切だと考える.図1には,2000年

1 日本における写真感光材料総出荷の推移

(4)

から2011年の総出荷量を品目別に積算してグラフ化してみ た.これをご覧になっておわかりのように,銀塩感光材料総 出荷のピークは2002年であって,ピーク時に対し2011年に おける総出荷は約38%となる.

②カメラ/交換レンズ/フォトプリンター生産実績 いずれの生産実績もカメラ映像機器工業会の統計実績から の引用抜粋であることを最初にお断りしておく.

表6は,デジタルスチルカメラの生産出荷実績表である.

2011年の総出荷は1億1千550万台であり,前年比95.1%と 前年を割る結果となった.これは冒頭にも記したが,3.11の 東日本大震災,10月以降のタイ洪水の影響を受けたものと判 断される.2010年にデジタルカメラの総出荷は過去最高の1 億2千万台を超えたが,2011年は被災の影響があっても,か なり早い時期から立ち直ったといえよう.さらにさかのぼる 2 カメラ総出荷数量の推移

7 カメラ用交換レンズ生産出荷実績表(カメラ映像機器工業会統計)

上段:数量(個),下段:金額(千円)

区分

生 産 出 荷

総出荷 日本向け 日本向け以外の出荷合計

累計

112 前年同期比

(%) 累計

112 前年同期比

(%) 累計

112 前年同期比

(%) 累計

112 前年同期比

(%)

レンズ交換式カメラ用合計 26,265,698 120.5 26,014,647 119.9 2,695,986 102.4 23,318,661 122.3 276,405,904 106.5 417,564,537 107.2 47,407,139 92.1 370,157,398 109.5

35 mm 5,826,753 113.6 5,721,581 112.1 285,305 88.3 5,436,276 113.7

119,284,977 102.5 182,761,315 102.7 12,839,797 86.2 169,921,518 104.2

35 mm未満のフォーマット用 20,438,945 122.6 20,293,066 122.3 2,410,681 104.3 17,882,385 125.2 157,120,927 109.8 234,803,222 111.0 34,567,342 94.6 200,235,880 114.5 カメラ用交換レンズには交換式の標準レンズを含む.

6 デジタルスチルカメラ生産出荷実績表(カメラ映像機器工業会統計)

上段:数量(台),下段:金額(千円)

区 分

生 産 出 荷

総出荷 日本向け 日本向け以外の出荷合計

累 計

112 前年同期比

(%) 累 計

112 前年同期比

(%) 累 計

112 前年同期比

(%) 累 計

112 前年同期比

(%)

デジタルスチルカメラ合計 114,624,757 94.1 115,524,250 95.1 9,508,967 89.9 106,015,283 95.6 1,165,538,012 84.9 1,452,242,466 88.4 162,143,248 81.8 1,290,099,218 89.3

タイプ区分

レンズ一体型 98,882,718 90.9 99,830,469 91.9 8,039,565 88.6 91,790,904 92.2 766,886,400 78.5 917,673,875 80.5 105,200,670 78.7 812,473,205 80.8

レンズ交換式 15,742,039 121.3 15,693,781 121.8 1,469,402 97.9 14,224,379 124.9 398,651,612 100.9 534,568,591 106.2 56,942,578 88.4 477,626,013 108.8

(5)

と,2009年はリーマンショックに起因した景気後退により生 産の停滞があったが,長期的に見ると着実に持ち直している のがわかる.図2には,2000年から2011年までのカメラ総 出荷数量の推移を示す.

表7は,カメラ用交換レンズ生産出荷実績表を示している.

この表において2010年までは,交換レンズの内訳を「35 mm 用レンズ」と「デジタル専用レンズ」という分類をしていた が,2011年は「35 mm用」と「35 mm未満のフォーマット 用」という分類に変更されている.これは交換レンズが,用 途目的を含めて基本的にはすべてデジタルカメラ用として生 産されている現状と,APS-Cに加え,マイクロフォーサーズ

(4/3),さらには1型,1/2.3型などの撮像素子を対象とした デジタル時代の新マウントも登場してきており,このような 新分類になったのであろう.ただ,このほかに中判デジタル カメラ用の交換レンズも存在するわけだが,数の上からは統 計には載らないことになる.この統計から見ると,生産・総 出荷ともに交換レンズ全体で前年比約120%の数をだしてい る.図3には2004年から2011年までの交換レンズ総出荷数 量推移を示した.

この内訳を見ると,35 mm用の総出荷が5,826,753本で前 年比113.6%,35 mm未満のフォーマット用が20,438,945本

で前年比122.6%となっており,デジタルカメラの交換レン

ズとしては,フルサイズの35 mm用より,APS-Cやマイクロ 4/3のほうが数の上でも主流であり,さらに伸び率も高いこ とがわかる.このほか交換レンズ全体で出荷別に見ると,日

本向けの前年比102.4%より,海外向けの前年比122.3%と伸 びが大きいのが注目点だ.また,表には示していないが,さ らに出荷本数の前年度比を地域別に見ると,日本102.2%,欧 州114.6%,米州111.2%,アジア145.2%となり,アジア地 域の購買力の伸びが大きい.

表8には,民生用A4未満フォトプリンターの出荷実績を 示した.2010年の4月からはPictBridge非搭載の機種を加え たために,図4に示すように2005年から2009年まで毎年低 下していたのを停止させ,わずかながらの増加を見たが,

2011年では前年度比台数で92.5%,金額で90%とという数 値を示し,PictBridge非搭載機種を統計に加えても低下への 歯止めにはならなかったことになる.写真をプリントで楽し む時代から,デジタルフォトフレームやタブレット型コン ピューターなどで鑑賞する時代に向かっているのだろうか.

1.2.2 新製品

①銀塩写真関連

2011年に発売されたフィルムカメラは極めてきわめて少 なく,一般的なものとしては3月11日に発売された「フジ フイルムGF670 Professional W」(約275,000円)の1機種だ けであった.これは2009年4月に発売されたフジフイルム GF670 Professionalの派生機種であり,今後は本格的フィルム カメラの新製品はあるのだろうかということも危惧される時 代となった.

コダック並びに加賀ハイテックは,カラーネガフィルムの 新製品として「新コダックプロフェッショナルポートラ160 8 民生用A4未満フォトプリンター出荷実績表(カメラ映像機器工業会統計)

上段:数量(台),下段:金額(千円)

区 分

出 荷

総出荷 日本向け 日本向け以外の出荷合計

累計

112 前年同期比

(%) 累計

112 前年同期比

(%) 累計

112 前年同期比

(%)

A4未満フォトプリンター計 947,904 92.5 300,318 95.6 647,586 91.0

9,580,391 90.0 5,657,628 98.6 3,922,763 79.9

20104月よりPictBridge非搭載機種の統計を開始した.

3 交換レンズ総出荷数量推移

(6)

フィルム」を5月に発売した.ラインナップとしては,従来 からのプロフェッショナルポートラ160NCと同160VCの後 継品であり,肌色適性の向上と,きわめて優れた粒状性が特 長である.

②デジタルイメージング関連

〈デジタルカメラ〉

この部分は,カメラ技術研究会の「4.画像入力―撮影機器」

の記述にくわしいので,重複を避けるため本項では,筆者の 目から見た技術動向とトピックスを記述してみたい.まず,

この1年間にどのくらいの数のカメラが発売されたかという ことだが,日本カメラ財団の「歴史的カメラ審査委員会」が,

2011年1月から12月末までの1年間に発売された日本のカ メラすべてを抽出している.それによると121機種であった.

昨年同時期の集計では130機種だったので,9機種少ないと いうことになるが,この他には3.11東日本大震災やタイの洪 水の影響で発売が中止や延期になった機種もあるので,公表 されていない部分を含めると,実質的には2010年並という ことになるのだろう.この項では,あえて細かい技術は拾わ ずに,昨今の技術で引っかかる部分を2カ所だけ記述してみ た.

○ミラーレス一眼で新マウントの誕生が相次ぐ

レンズ交換できるカメラシステムにとって,レンズマウン トの仕様はかなり重要となる.現在カメラメーカーから作ら れていて最も歴史があるレンズマウントは,1954年発売の ライカ M3 で採用されたライカ M バヨネットマウント

(fb27.8mm)である.次いでニコンFマウント(fb46.5)があ るが,こちらは1959年の登場である.いずれも50年以上の 歴史があるわけだが,カメラ技術の進歩と無縁ではなく,開 発当時の機構のままで最新ボディをフルに動かすことはいず れもできないが,一部制約があっても機械的に結合できる同 じマウントで新型ボディが提供されることはユーザーにとっ てはメリットであり,製造メーカーにとってもセールスポイ ントとになる.その点において一眼レフカメラのレンズマウ ントは,フィルム時代からの延長であり,ニコン,キヤノン では現有マウント誕生以来,累計何本生産したかというのが

アナウンスされるほどだ.フィルムカメラ時代の最後発マウ ントは,2000年に発売された,いまはなきコンタックスN用

(fb48mm)であった.

その後,デジタルの時代を迎えてオリンパスが2003年に デジタル専用の4/3システム(fb38mm)のE-1を発売し,さ らにその発展系としてパナソニックはフランジバックを1/2 としたマイクロ4/3規格(fb19mm)の「LUMIX DMC-G1」を 2008年に発売している.ところが2010年6月にソニーが発 売した「NEX-3」のαEマウントは,撮像板はAPS-Cであり

ながら,18 mmと最もこのクラスでは短いフランジバック

(fb)をもって登場した.さらに2011年は,9月にペンタッ クスが1/2.3型用撮像素子用の「ペンタックスQ(fb9.2)」を,

11月にニコンが1型撮像素子用のニコン1マウント(fb17mm) の「ニコン1」を発売した.またミラーレスで新マウントで はないが,リコーが9月に発売したGXR用カメラユニット の「A12マウント」にAPS-C撮像板を用い,マウントはライ カMバヨネット(fb27.8mm)である.その後APS-C判のフ ジフイルムX–Pro1(fb17.7mm)へと続くが,さらにミラー レスへの参入が複数の社から見込まれているので,レンズ交 換式カメラのマウント数はさらに増えることが予想される.

ミラーレス一眼にとって重要なのは,一眼レフと異なりメ インミラーやペンタプリズムを不要としたことでボディをコ ストダウンし,小型・軽量化できることだ.結果としてフラ ンジバックも短くでき,マウントアダプターを介せば,他社 の交換レンズでも最短から∞遠まで焦点調節が可能となる.

さらにピント合わせはライブビューであるために距離計機構 などを必要としないメリットが生じてくる.このフランジ バックの差を利用して,マウントアダプターを供給し旧レン ズを使えるように最初にしたのが1954年のライカM3で,

1930年発売のC型ライカのネジマウントはフランジバック 28.8 mmであり,Mマウントではfb27.8mmとして,その差 1 mmを利用してネジマウントからバヨネットへのアダプ ターを発売し現在に至っている.その結果1930年代のライ カスクリューマウントレンズが最新の80年以上経った最新 デジタルのM型に使えるわけだ.

4 フォトプリンター総出荷量と金額

(7)

ミラーレス機を最初にだしたパナソニックは,フォーサー ズ規格レンズ用マウントアダプターに加え,ライカMマウン トアダプター,ライカRマウントアダプターを当初から自社 純正のアクセサリーとして販売していたが,サードパー ティーレベルでは,さらに国内外各社一眼レフ交換レンズ用,

シネ用16 mm用のCマウント用アダプターまで用意されて

いる.ソニーが2010年6月に発売した「NEX-3」のαEマウ ントは,その年の9月に開かれたフォトキナ時点で約85種 以上のマウントアダプターが発売され,2012年春では約130 種近く存在するという.いずれもソニーからではなく,日本,

ドイツ,中国のサードパーティーがそれぞれ競い合っている.

現在では,その後のペンタックスQ,ニコン1の登場に合わ せて,ボディが発売されると追いかけでマウントアダプター が即発売されるというホットな話題を提供している.いずれ にしても,ミラーレス機の登場は手軽にレンズ遊びを可能に したわけで,評価されてもよいと考えている.

このほかミラーレス関連では,ニコン1で採用されたAF は,像面位相差検出方式とコントラスト検出方式の併用型だ が,一眼レフの位相差検出AFと実用上どのような差別化が なされているのか気になる.また,位相差検出AFでミラー レスではソニーが2010年に発売したα55がある.こちらは 従来の一眼レフのメインミラーの代わりにトランスルーセン トミラーという半透過ミラーを置き,反射させた光束を従来 のペンタ部のところへ配置したAFセンサーにより位相差検 出を行うのだが,AF追随の連続撮影が高級一眼レフ並みに 10コマ/秒と高速で,その後のα77では12コマ/秒と進化さ せている.このカメラのマウントはミノルタα以降のマウン トで,従来からの一眼レフと同じである.ソニーでは,従来 からのペンタプリズムをもったα一眼レフは国内では販売を 終えており,今後はミラーレス的なα77を主軸にしていくの だろう.

○スチルと動画をどうすみ分けるか

一眼レフカメラにHD動画機能が入ったのは,2008年に発 売されたニコンD90が最初だが,同じ2008年発売のキヤノ ンEOS 5D Mark IIはフルサイズ撮像板でフルHD仕様だっ た.2009年に発売されたキヤノンEOS 7DはAPS-C撮像板 でフルHD対応であった.両EOSとも動画撮影の現場で多用 され,一眼レフカメラの新しい用途を生み出した.その後,

各社ともフルHD機能の搭載は日常となり,コンパクトカメ ラでもフルHDとなったのが現在で,昨今ではコンパクトカ メラと一眼レフクラスと分けるために,大判HD動画とか大 判HDカメラというように分類している.

大判HDの存在は,ミラーレス機との関係においても無関 係でなく業務用ビデオカメラの分野へも少なからず影響を与 えた.2010年12月にパナソニックが発売した「AG-AF105」 はマイクロ4/3マウントの業務用HD動画カメラであり,2011 年5月にソニーが発売した「NEX-FS100J」はαEマウントの 業務用HD動画カメラである.また2011年11月4日には,

キヤノンが本格的な映像制作用レンズとカメラで構成する

“CINEMA EOS SYSTEM”システムを発表した.システムは,

EFマウントを採用した「EOS C300」と,アリフレックスPL マウントの「EOS C300 PL」のボディ2機種と,4K(4,096×

2,160画素)に対応するスーパー35 mm(24.6×13.8 mm)判 の14.5~300 mmをカバーする高倍率ズームレンズ4種と

35 mmフルサイズ対応の単焦点レンズ3種の合計7本を用意

している.これらのレンズは通常シネ用プライムレンズと呼 ばれるものだが,それぞれが高性能であると同時に高価で,

従来はカール・ツァイス,シュナイダー,ライカなど海外メー カーの分野だった.このほか35 mmフルサイズのCMOS撮 像板を搭載し4 K動画記録を可能とするデジタル一眼レフカ

メラ「EOS C」も開発中という.キヤノンはシネマEOSを本

場ハリウッドで使ってもらうということだが,ハリウッドの 現場はまだまだフィルムでの撮影が多いという.いずれにし ても,ムービーということではスチルの写真とは無関係のよ うだが,結果としてフィルム使用の撮影システムに大きく関 係するわけであるから無関係であるわけにはいかない.

〈プリンター/スキャナー〉

三菱電機は,昇華染料熱転写方式の業務用高速・大容量デ ジタルプリンターの上下2段のダブルデッキ機構の「CP- D707D」(386,400円)とシングルデッキ方式の「CP-D70D」

(260,400円)を1月25日に発売した.解像度は300 dpi,ダ ブルデッキのCP-D707Dは,L判を上下交互に約5.4秒で出 力し,最大900枚まで補給なしでプリント可能.

キヤノンは2月5日,高付加価値写真商材に対応した業務 用インクジェットフォトプリンターシステム「ドリームラボ 5000」を発表した.インクは,シアン・マゼンタ・イエロー・

ブラック・フォトシアン・フォトマゼンタ・グレーの染料の 7色方式.最大幅305 mmのプリントが可能で,L判で1分間 に44枚,A4サイズのフォトアルバムでは1冊20ページ分で 72秒,1時間で50冊分の高速印刷を実現した.価格は5,000 万円.発売は9月から.

富士フイルムは,銀塩デジタルミニラボ「フロンティア LP5700R/LP5500R」を2月28日に発売した.お店プリント の中核を担うシステムでLサイズを2,210枚/時の能力があ る.価格は,LP5700Rが1,514万円.LP5500Rは1,314万円.

富士フイルムは,インクジェット方式のデジタルミニラボ

「フロンティアDL600」を4月中旬に発売した.シアン・マ ゼンタ・イエロー・ブラックに加え,新たにライトブルーを 加えた5色インクシステムを採用し,L判で約750枚/時の 能力を持つ.解像度は1440×1440 dpi,最大305×1219 mm のプリントサイズに対応.

キヤノンは,一般家庭用にA3ノビ対応の写真画質インク ジェットプリンター「PIXUS iX6530」を4月下旬に発売した.

インクは顔料タイプのブラックと,染料タイプ4色の5色構 成で,解像度は9600×2400 dpi.価格は,直販だと32,980円.

DNPフォトルシオとフェーズジャパンは,フェーズワン社 のRAW現像ソフト「Capture One Express 6」を5月12日に 発売した.撮影された各社のRAWファイルを,最適化させ るための色再現や緻密な高画質化への一連の作業性を大幅に 向上させることができる.プロ価格は14,440円.

(8)

DNPフォトルシオは,両面プリントにホログラムプリント 機能を搭載した熱昇華プリンター「DS-DX1」を6月21日か ら開催されたPHOTO NEXT 2011にて展示した.出力解像度 は300 dpi,8×12インチの幅広ペーパーに対応.

浅沼商会は,フィルム,印刷物のデジタル化提案として,

キヤビンブランドの1,400万画素CMOS使用の35 mmフィル ムスキャナー「Compact Film Scan14(CFS-14MHD)」17,800 円,印刷物などを直接マイクロSDに保存できるポータブル ハンディースキャナー「CHS-1」13,000円,Plustekブランド のプロ向け高解像度フィルムスキャナー「Optic Film 7600Ai」,

「ハイエンドスキャナー120(仮称)」,書籍を解体しなくても むり な い読 み取 り を 可 能 と し たブッ ク スキャ ナー

「Optic3800」39,800円を6月21日から開催されたPHOTO NEXT 2011にて展示した.

キヤノンは,家庭用インクジェットプリンター「ピクサス」

シリーズの新製品7機種9モデルを9月8日から順次発売し た.ラインナップはスキャナー搭載のA4複合機が6機種,ス キャナー非搭載のA4単能機が1機種.最高級機種「MG8230」

は,35 mmフィルムマウントに対応した高性能CCDスキャ

ナーを搭載,3.5型液晶モニター,各種カードスロットを装 備.顔料系ブラックを加えた6色Wインクを採用,最高

9600×2400 dpiの高解像度プリントが行える.価格は店頭予

想で4万円.他機種はフィルムスキャナー機能をもたない MG6230(3万円),5色インクの「MG5330」(2.8万円),新 4 色インクカートリッジ採用のエントリー機「MG4130/

MG3130/MG2130」(17,000~8,000円),スキャナー非搭載の プリンター単能機で5色Wインクを採用,9600×2400 dpi出 力の「iP4930」(17,000円).

セイコーエプソンは,家庭用インクジェットプリンター「カ ラリオ」の新モデル11機種14製品を9月8日から順次発売 した.主なラインナップは,FAX機能付きのA4複合機「EP- 904F」(4万円台半ば)を頂点とし,複合機主力モデルの「EP- 804」(3万円前後),写真愛好家向けのA3ノビ対応プリンター は8色(顔料インク)だが,新たに光沢顔料のブルーインク をマットブラックと切り替え使用する「PX-7V」(6万円台後 半)がある.

加賀ハイテックとコダックは,フォトブックなどの付加価 値プリントを簡単に店内処理できるワークフローソフトウエ アとして「コダック・クリエイティブ・プロダクション・ソ フトウエア(KCPS)V.5」とサーマル方式の「コダックD4000 両面プリンター」を2011年10月初旬に発売した.最大8×12 インチのプリントサイズに対応しており,解像度は300 dpi. D4000両面プリンターの価格は150万円(税別),KCPS V.5は 有償年間ライセンス契約となる.

DNPフォトルシオと日本ヒューレット・パッカードはフチ 無し片面/両面プリントに対応するインクジェットミニラボ プリンター「HP Photosmart ML2000D Minilab Printer」を11 月中旬より発売した.プリントは,Lサイズから最大305×

457 mmまで20種類のプリントサイズに5つの給紙トレイで

用紙の差し替えなしに対応でき,1時間に最高1,500枚の高

速プリントが可能.さらにフォトブックやカレンダー印刷用 に152×152 mmから最大305×305 mmまでのフチ無し両面プ リントにも自動で対応.

1.3 企業/団体/人の動き

カメラ映像機器工業会(CIPA)は,99の企業・団体の参加 を得て,2月9日から12日までパシフィコ横浜を会場にし て,カメラと写真映像の映像情報発信イベント「CP+2011」 を開催.会期中はビジネスミーツと称したビジネスユーザー に特化した商談の場も,初日から2日間限定で併催された.

来場者は昨年を上回る49,368人.会期中はさまざまな無料・

有料のセミナーが行われ,日本写真学会はブース展示を行っ た.

ドイツ・ケルンメッセは,「CP+2011」の2月9日会期初 日に,パシフィコ横浜の会議棟にて,フォトキナとイメージ ング産業に貢献したとして,シグマの山木道広会長に“フォ トキナゴールドピン”をケルンメッセ副社長オリバーPクア ト氏から渡された.シグマは1972年からフォトキナに継続 出展している.

ニコンは,静止画の2D画像を3D画像に変換する機能を付 加した「マイピクチャータウン3D」のサービスを2月23日 にスタートした.年会費19,950円を支払うと3Dデジタル フォトフレーム「NF-300i」が貸与される.

日本広告写真協会(APA)は,3月5日から20日まで「APA アワード2011」と「第2回全国学校図工・美術写真公募展」

を東京都写真美術館で開催.APAアワードは1961年から行 われている公募展.広告写真と写真作品部門とで構成されて いる.

3月11日午後2時46分に東北地方をおそった大震災によ り,写真業界各社は地震/津波の影響を受けて操業を停止す るなどの処置を余儀なくされた.キヤノン:EFレンズを製 造する栃木県宇都宮事業所,茨城県取手事業所,同県阿見事 業所が被災.グループ会社では,青森県のキヤノンプレシジョ ン,茨城県のキヤノンオプトロン,同県キヤノン化成・岩間 工場,同県キヤノンモールド,福島県の福島キヤノンが被災.

特に宇都宮事業所と福島キヤノンの被害が大きかった.ニコ ン:プロ用デジタル一眼レフを製造する宮城県の仙台ニコン,

同県宮城ニコンプレシジョン,栃木県の栃木ニコン,同県栃 木ニコンプレシジョンなどが被災.オリンパス:医療用内視 鏡製品を製造する青森県の青森オリンパス,福島県の白河オ リンパス,同県オリンパスメディカルシステムズが被災.富 士フイルム:宮城県のFinePix X100の製造工場が被災,シグ マ:生産拠点の福島県の会津工場が被災,パナソニック:デ ジタルカメラを生産する福島県のAVCネットワークス社福島 工場が被災した.

また写真業界各社は,義援金や物資の支援も行った.キヤ ノン:グループで義援金3億円とポータブルX線デジタル撮 影システム57セット,ニコン:義援金1億円とデジタルカ メラ1,000台とSDカード1,000枚,富士フイルム:富士ゼ ロックスと共同で義援金3億円と,医療用超音波画像診断装 置とマスク100万枚の4.7億円相当,オリンパス:義援金1

(9)

億円と工業用内視鏡と非破壊検査装置を提供,タムロン:義 援金1千万円と青森3工場を通して500万円の支援,リコー: グループで義援金3億円,ソニー:グループで義援金3億円 とラジオ3万台,パナソニック:グループで義援金3億円と ラジオ1万台,懐中電灯1万個,乾電池50万個,HOYA:義 援金1億円とビデオ硬性挿管用喉頭鏡などの医療機器や支援 物資,シグマ:義援金として5億円,シグマ従業員・世界各 国のシグマグループ従業員及び取引先から集まった寄付金

37,396,514円,米国イーストマン・コダック:被災者救援活

動に義援金10万ドル.ケンコー:ケンコーグループとして 義援金300万円と支援物資.

富士フイルムでは,3月から10~20本のパックフィルム 品の一部を販売終了し,単品販売に移行した.また,4月か らはカラーネガの35 mmパック品,リバーサルフィルムおよ び黒白フィルムのブローニー判,シートの全品種.インスタ ント用に関しても値上げした.値上げ幅は5~15%.

DNPフォトルシオは,4月から,従来からのPhaseOne製 品,Leaf製品に加えて,「マミヤデジタル製品」も取り扱う ことになった.これによりフェーズワン社,マミヤ,DNP フォトルシオの提携業務をより効率化させ,マミヤ・デジタ ル・イメージングは開発製造に資源を集中させることになる.

なお,645AFDIII,RZ67ProIID,マミヤ7などのフィルムカ メラは従来通りマミヤ・デジタル・イメージングが販売,修 理,サポートを行っていく.

コダックと加賀ハイテックは,コダックフォトギャラリー を4月1日より秋葉原から銀座の旧スポットフォトサロンに 移転した.住所は中央区銀座1-3先 インズ3,開館は平日 9:00~19:00,土曜日10:00~18:00,日曜祝日は休館.

富士フイルムは,同社の3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3DW1」が国際宇宙ステーションの活動記録用に採用された と,4月に発表した.宇宙飛行士が記録を行った後,撮影デー タは地上に送信され,保管されるという.

イーストマン・コダック社は,4月4日に,世界初のデジ タル一眼レフである「コダック・プロフェッショナルデジタ

ルカメラDCS100」と初期のデジタル一眼カメラとして「同

DCS200,1992年」,「同EOS-DCS,1995年」の3台を歴史的 なデジタルカメラとして日本カメラ博物館に寄贈した.

日本カメラ博物館は,4月5日から7月3日まで,「コシナ とフォクトレンダー展」を開催した.コシナは1959年にレ ンズ加工のニコーとして設立されて以来,1973年からはコシ ナとなり,1999年からはフォクトレンダー名のカメラやレン ズを製造し,現在は世界的で唯一のフィルムカメラメーカー として存在している.一方フォクトレンダーは1756年にオー ストリアのウイーンで創業し,全金属製ダゲレオタイプを発 売した世界最古の光学メーカーとして知られている.

富士フイルムは,東日本大震災で流された写真を救済する ために,現地で技術的と物的な支援を行うプロジェクトを立 ち上げスタートさせたと4月に発表し,現地に技術的な支援 にあたるメンバー30人と週末には100人以上の社員ボラン ティアが訪れた.さらに6月には足柄工場の体育館で社員,

OB,家族により,延べ17万枚の洗浄作業が行われた.

日本写真映像用品工業会は,2011年で創立50周年を迎え

「50周年記念祝賀会」を5月の第51回定時総会終了後に行う 予定であったが,東日本大震災の影響を考慮して祝賀会を中 止し,祝賀会費用600万円を義援金として寄付した.

写真流通商社連合会は,卸売業者団体としての使命を果た したとして5月17日をもって解散した.同連合会は1962年 に『写真特約店連合会』として当時の卸売業者40社によっ て発足,1972年に現在までの『写真流通商社連合会』と改称 し,約49年間にわたり活動してきたが,デジタル化の進展 により業種・業態を超えさまざまな店舗で販売されるのに対 し,流通構造は大きく変化していた.

ニコンは5月22日,シグマに対する特許侵害訴訟を東京 地方裁判所に提起したと発表した.訴訟内容は,手ブレ補正 機構を搭載した交換レンズに関する特許で,特許侵害行為の 停止と損害賠償約126億円を求めている.

カメラ映像機器工業会(CIPA)は,5月24日の第9期定時 社員総会並びに理事会で,任期満了に伴う役員選挙で,新代 表理事会長にニコンの木村眞琴取締役社長兼社長執行役員,

代表理事副会長にソニーの今村昌志業務執行役員SVPを選出 した.

日本写真映像用品工業会は,5月25日の第51回定時総会 を開き,会長にケンコーの山中徹社長,副会長にベルボンの 中谷幸一郎社長,ハクバ写真産業の南英幸社長が選任された.

カメラ雑誌のメカニズム担当記者の集まりであるカメラ記 者クラブが開催する「カメラグランプリ2011」の大賞に「ペ ンタックス645D」,レンズ賞には「タムロン18~270mmDi

ⅡVC PZD」が,あなたが選ぶベストカメラ賞には「ニコン

D7000」カメラ記者クラブ賞は「フジフイルムFinePix X100」 と「エプソンPX-5V」を選定した.6月1日には東京・明石 町の聖路加ガーデンに関係者を招き,贈呈式が行われた.

ケンコーは,6月1日付けでトキナーと合併し,新会社ケ ンコー・トキナーを設立し,新たにスタートした.今後とも,

ケンコーとトキナーのブランドはそれぞれ継続される.

日本写真協会は,6月1日写真の日を記念して「東京写真 月間2011」の企画展として“アジアの写真家たちインドネ シア”,“1000人の写真展~私の1枚”,都内写真ギャラリー 60カ所での協賛写真展,写真展に関するシンポジウムなどを 行い,6月1日には「2011年日本写真協会賞」表彰式を行っ た.協会賞は,国際賞:クリス・ピヒラー,功労賞:木村惠 一,笹本恒子,福原義春,作家賞:川田喜久治,森村泰昌,

ハービー・山口,学芸賞:倉石信乃,新人賞:大和田良,村 越としやの各氏が選定された.

6月21日,22日の両日フォトビジネスに関係する人々を 対象にしたプロメディア主催の「PHOTO NEXT 2011」が東 京ビックサイトで開催された.主催団体は,写真感光材料工 業会,日本カラーラボ協会,日本写真用品工業会,特別協賛 として日本営業写真機材協会が名を連ねている.参加企業は 123社で,会期中日本写真学会も有料セミナーを行った.入 場者数は2日間合計で24,753人.

(10)

富士フイルムは,8月以降に,写真用印画紙を全世界規模 で値上げした.値上げ幅はアマチュア用が 1 m2 あたり 0.20US$(16円相当),スタジオ写真館向けのプロ用が1 m2

あたり0.25US$(約20円相当).値上げ理由は,銀を含む原

材料コストの値上がりが史上最高の水準になったためとされ ている.

リコーは,7月1日にHOYAのペンタックス・イメージン グシステム事業を買収すると発表した.買収はHOYAが10 月1日付で設立する子会社ペンタックスイメージング株式会 社へ吸収分割させ,その新会社の発行株式100%をリコーが 取得し事業譲渡.HOYAは,医療器の内視鏡事業などをペン タックスブランドのまま残し,リコーはデジタルカメラの一 眼レフカメラ部門を強化することになり,10月1日付けで

「ペンタックスリコーイメージング株式会社」を発足させた.

加賀ハイテックは,コダック製のカラーリバーサルフィル ム,カラーネガフィルム,黒白フィルムの一部を7月1日か ら実施した.値上げは,パルプ,原油の大幅な上昇に加え銀 価格の急激な高騰を受けての対応であるとしている.

富士フイルムは,7月6日に,APSフィルムを在庫がなく なり次第販売を終了すると発表した.APSフィルムは,1996 年2月1日,イーストマン・コダック,富士フイルム,ミノ ルタ,キヤノン,ニコンの5社により新写真システムAPS

(Adovanced Photo System)として商品化されたもので,フィ ルム幅24 mm,1コマに2パーフォレーション,フィルムベー スは従来より30%薄いポリエチレンナフタレート,フィルム 全域に透明磁気コートされていて各種情報がプリンターへ反 映される,現像後も同じカートリッジに入れて戻されるなど が特徴だった.富士フイルムの出荷終了は12月が予定され ていた.

日本写真文化協会は,第65回定時総会を開き,大石直臣 氏の留任を決めるとともに写真館誕生150周年とポートレイ トギャラリー10周年の記念事業として,営業写真館の開祖 である下岡蓮杖の名前を冠した,「下岡蓮杖賞」肖像写真コン テストを2012年春に行うことを決定した.

日本カメラ博物館は,7月12日から10月23日まで「技術 のルーツをたどる-カメラはじめて展」を行った.会場には 世界初の市販カメラ“ジルーダゲレオタイプカメラ(1839 年)”,世界初のロールフィルムカメラ“ザ・コダック(1888 年)”,世界初のカラー乾板ルミエールの“オートクローム

(1907年)”,世界最初の電子スチルカメラ試作機“マビカ

(1981年)”などを始めとして,数々の写真に関係する初めて モデルが展示された.

ケンコー・トキナーは,フランスのプロ向けの角形フィル ターメーカーである「Cokin」社を買収したと7月15日に発

表.Cokin社は今後独自性を維持しながら財政的な負担を軽

減し潤沢な原材料を購入でき,ケンコー・トキナーは,ヨー ロッパ製品製造拠点を構築でき,世界戦略に加速をつける.

ビックカメラは,カメラ女子向け「BIC PHOTO」コーナー を新宿西口店に8月1日から開設した.基本的にはカメラ本 体は扱わなく,プリントとプリント後の楽しみ方提案に特化.

池袋(2010年12月),水戸(2011年6月)に続く3店舗目.

カメラ映像機器工業会(CIPA)は,写真・映像を通して東 日本大震災で被災した地域の復興を支援する目的で,NPOや ボランティア団体を支援する助成団体である日本財団の協力 を得て,東日本大震災基金「CIPAフォトエイド」を設立し,

会員企業から寄付を募り,写真や映像記録の作成・保存・閲 覧などに関わる団体を支援していくと,8月に発表した.

タムロンは創業60周年記念プロジェクトとして,特別サ イトで作品展を行う「Eternity at a Moment―写真家60人の

『瞬間と闇』を8月30日から開催した.このプロジェクトは 60人の写真家がタイトルの『瞬間と闇』にしたがって同社の 18~270mmF3.5-6.3DiⅡVC PZDレンズで作品を撮り下ろ し,10月5日からは東京・外神田の「3331 Arts Chiyoda」に て60周年記念写真展も行われた.

コダックと加賀ハイテックは,コダックプロフェッショナ ルカラーペーパー,薬品,ディスプレーマテリアルの製品を,

9月1日から値上げを行った.値上げ幅は,カラーペーパー 10%,ディスプレーマテリアル10%,E6ケミカル・黒白用 ケミカル15%,C-41ケミカル5%,E6・黒白処理用コント ロールストリップ15%.

富士フイルムは,9月5日に銀塩フィルムの一部製品の販 売終了を発表した.終了品は,プロ用ネガフィルム:シート 20枚入りフジカラーPro160NC 4×5,同クイックロード,リ バーサルフィルム:35 mmセンシア100/24・36枚撮り,タン グステン光用T64/36枚撮り,120サイズアスティア100F/12 枚撮り5本パック,220サイズアスティア100F/24枚撮り5 本パック,シートフィルム(20枚撮り):アスティア100F 4×5,同クイックロードタイプ,同8×10,ベルビア100Fク イックロードタイプ,黒白フィルム:35 mmサイズ単品/ネ オパンSS 36枚撮り.

9月8日からラスベガスで開催が予定されていた全米の 写真業界団体のPMA2011(Photo Marketing Association)を 2012年の1月に開催を延期した.この1月の開催にあたって は,10日 か ら開催 さ れ る CEA(全米家電協 会)主 催 の

“CES2012”との共同開催となり,“PMA@CES”となる.PMA はドイツでのフォトキナと並び長い間にわたり一大写真のト レンドショーとして開かれてきたが,2011年は開催されな かった.

富士フイルムは,日本国内のイメージング事業を統括する 販売会社として「富士フイルムイメージングシステムズ株式 会社」を2012年2月1日付けで発足させると10月に発表し た.新会社は,法人向けサービスを行ってきた富士フイルム イメージテックを改編し,富士フイルムのイメージング事業 の国内営業機能を担当してきたコンシューマー営業本部を統 合するもの.

日本カメラ博物館では「甦るペンタックスカメラ博物館展」

を11月1日から2月26日まで開催した.ペンタックスカメ ラ博物館は,1967年の12月に東京西麻布に開設された「ペ ンタックスギャラリー」が最初で,その後1981年にペンタッ クスフォーラムが西新宿に開設されたことにより,1993年に

(11)

栃木県益子事業所へ移転したが,2009年7月をもって閉館さ れた.長年にわたりコレクションされたカメラ,写真,文献 などは貴重なものが多く,散逸を防ぐためにも日本カメラ博 物館に移譲され,この時期カメラを中心とした展示を行っ た.

タイの洪水被害により,キヤノンはインクジェットプリン ターを生産する「キヤノンハイテクタイランド」,ニコンは一 眼レフと交換レンズを生産する「ニコンタイランド」,ソニー はαボディを生産する「ソニーテクノロジータイランド」,日 本電産コパルは,デジタルカメラ用シャッターとレンズユ ニットなどを製造する「日本電産コパル・タイランド」,ケン コー・スリックは「スリック・タイ工場」などが10月末現 在で影響を受け,操業停止などの影響を受けた.

2011年ニコンサロン写真展年度賞である,第36回伊奈信 男賞は,韓国の写真家・李尚一写真展「光州望月洞」に,若 手写真家に贈るJuna写真展年度賞の第13回三木淳賞は添田 康平写真展「Not yet refugees」,同奨励賞には藤原拓也写真 展「スポーツ絵巻」並びに吉原かおり写真展「よびみず」に 決定し,11月29日ニコンプラザ新宿で授賞式が行われた.

本稿を執筆するにあたり,工業生産の項は,写真感光材料 工業会とカメラ映像機器工業会の資料を基に,新製品の項は,

カメラタイムズを参照し,各社ニュースレリーズ等を参考に,

企業/団体/人の動きの項は,カメラタイムズ,各社ニュー スレリーズから抜粋,引用させていただいた.

2. 銀塩感光材料

久下謙一(千葉大学)

銀塩写真感光材料の研究報告は引き続き縮小傾向にある.

一般の感光材料の研究は中国,ロシア,東欧などの旧共産圏 でわずかに続いているだけである.しかしながら,高解像度,

高保存性といった,銀塩感光材料の高い性能を発揮できる特 殊用途の分野では進展があった.ホログラム記録,放射線飛 跡検出,画像保存などの分野では,引き続き新しい応用への 展開が模索されている.

2.1 感光材料調製・感光理論

高解像度記録のためには,乳剤粒子の超微粒子化が必須で ある.長縄ら(名大)は,微細な放射線飛跡を記録するため の高感度・高解像度原子核乾板の開発を進めた(日写年,74; 日写秋,26).

大関(富士フイルム)は,日本写真学会学術賞の受賞理由 となった,写真感光材料で重要な平板状ハロゲン化銀粒子の 粒子形成について,また物性と写真挙動について,これまで の研究のまとめと今後の可能性を概観した(日写年,18).

本田は,医療用X線フィルムの技術の歴史的流れについて,

銀塩感光材料の技術の観点から概観した.特にその中での最 終の技術的エポックである,内部に高濃度のヨウ化銀を持つ 単分散ヨウ臭化銀粒子乳剤の設計について詳しく論じた(日 写誌,74,219).

ハロゲン化銀の光電変換過程や色素増感の機構について,

ハロゲン化銀以外の他の系との比較・応用を含めた解析がな されている.

谷は,銀塩感光材料の感光過程の要となる光電変換過程に ついて,その過程の効率とその向上の方法を光吸収率,光電 変換効率,電荷の利用効率の観点から解析し,それらの知見 の各種有機デバイスへの展開について比較検討した(日写誌,

74,290).

谷は,色素増感における電子移動機構の解明で積み残され

た色素/ AgXと,ゼラチン/ AgX界面での電子構造を紫外光

電子分光法(UPS)などを用いて解析した.色素分子の双極 子のハロゲン化銀表面への配向と,ハロゲン化銀表面の銀イ オンとハロゲン化物イオンの偏位の有機層による緩和が,ハ ロゲン化銀のイオン化エネルギーを減少させることを示した

(日写誌,74,308;日写年,8).

2.2 ホログラム記録

ホログラムは光の干渉を記録しており,光の波長スケール を記録できる解像度が必要となる.そのためホログラム記録 には超微粒子乳剤の感光材料が用いられており,ホログラム 用写真感光材料の調製と,それに関する研究も引き続き報告 されている.

Kugeら(千葉大)は,超微粒子のハロゲン化銀粒子を用い ている光熱写真感光材料でのホログラム記録について調べ た.干渉縞を記録して熱現像すると現像銀からなる振幅型の 回折格子が記録されるが,これを臭素ガスで処理すると現像 銀が臭化銀に変換されて,透明な位相型ホログラムが得られ,

回折効率が上昇することを見いだした(JIST,55,20510).

Vorzobovaら(サンクトペテルブルグ州立大)は,青色光

領域のホログラム記録感光材料を新たに調製し,そのホログ ラム特性を調べた.市販感光材料より良好な結果が得られた

(Molecular crystals and liquid crystals,535,167).

Ivanovら(ブルガリア科学アカデミー)は,10 nm以下の サイズのハロゲン化銀粒子からなり,RGBに感度を持つパン クロ型ホログラム用感光材料を開発し,そのホログラム特性 を調べた.RGB光それぞれに対して80,75,50%の回折効率 を得た(Comptes Rendus de l’Academie Bulgare des Sciences, 64,345).

Smithら(De Montfort大,英国)は,HARMAN technolの 新しい赤色光と緑色光に感度を持つホログラム用感光材料の 特性を報告した.高い回折効率と,狭い再現波長域を持って いた(Proc. SPIE,7957,795701).

Ganzherliら(ロシア科学アカデミー)は,回折格子記録を

重ね合わせることで,PFG-01ホログラム用感光材料にマイ クロレンズの配列を作製した.現像後硬膜漂白や,紫外光照 射により,レリーフを作り,マイクロレンズを形成した(Proc.

SPIE,8074,80740T).

Bjelkhagen(Glyndwr University,英国)は,カラーホログ ラムの作製技術の解説の中で,そのための感光材料として銀 塩やフォトポリマーなどについて言及した(Imag. Sci. J.,59,

83).

表 11 メーカー 機種名 発売月 メーカー 機種名 発売月 キヤノン IXY 410F 2011 年 2 月 DMC-FP7 2011 年 5 月 IXY 210F 2011 年 2 月 DMC-FP7D 2011 年 6 月 PowerShot A3200 IS 2011 年 2 月 DMC-FH7 2011 年 6 月 PowerShot A2200 2011 年 2 月 DMC-FZ48 2011 年 8 月 IXY 31S 2011 年 3 月 DMC-FX90 2011 年 9 月 PowerS

参照

関連したドキュメント

(2013) Tactics for The TOEIC Test: Listening and Reading Test Introductory Course, Oxford University Press. There is a lamp in the corner of

Bでは両者はだいたい似ているが、Aではだいぶ違っているのが分かるだろう。写真の度数分布と考え

注1) 本は再版にあたって新たに写本を参照してはいないが、

 今日のセミナーは、人生の最終ステージまで芸術の力 でイキイキと生き抜くことができる社会をどのようにつ

号機等 不適合事象 発見日 備  考.

写真① 西側路盤整備完了 写真② 南側路盤整備完了 写真④ 構台ステージ状況 写真⑤

写真① ⻄側路盤整備完了 写真② 南側路盤整備完了 写真④ 前室鉄⾻設置状況 写真⑤

夜真っ暗な中、電気をつけて夜遅くまで かけて片付けた。その時思ったのが、全 体的にボランティアの数がこの震災の規