2018年12月6日
代表取締役会長兼社長 CEO
家次 恒
豊かな健康社会づくりを目指して
会社概要
シスメックスの特徴・強み
今後の成長戦略
事業内容
4 検査機器 専用試薬健康診断や病院などで行う
血液検査、尿検査等に必要な機器や試薬、
ソフトウェアを開発し、製造・販売しています。
ソフトウェア シスメックスが 開発・製造・販売しているもの 検査結果採血
測定
検査結果
「検査」で皆さまの健康を支えている会社です
検査・健康診断など 病院の検査室、検査センター (検査を専門に扱うところ)事業領域
検査は、以下の重要な役割を果たします。 ・疾病の予防や早期発見 ・治療方針の決定 ・治療・投薬効果のモニタリング など診察・治療
問診
完治
※健康診断でも行われる検査 レントゲン・MRI 心電図測定 呼吸機能検査 脳波計測 など生体検査
(身体を直接調べる検査)臨床検査
シスメックスの事業領域 ヘマトロジー (血球計数検査)※ 尿検査※ 血液凝固検査 免疫検査 生化学検査※ など検体検査
(検体を採って調べる検査)「検査」は、診断の支援や治療・投薬の効果測定に不可欠です
当社製品が活躍しているところ
6病院
検査室などで、さまざまな当社製品が活躍。 当社の主要分野では世界シェアNO.1を獲得 しています。迅速かつ正確な検査結果の提供により、安心をお届けしています
クリニック・診療所
小型の当社製品が活躍 しています。検査センター(検査専門の機関)
1日に数万人分の検査を行うこともあるほど の大規模な検査センターでは、効率的な 検査が可能なシステム製品を中心に当社 機器が活躍しています。その他
水族館や動物園での動物たちの 健康管理や、アスリートの健康管理 などにも当社機器が役立っています。動物病院
犬や猫などのペットの 血液検査も可能 です。プロフィール
1968年2月20日
設立
本社
神戸市
上場市場
東証1部
証券コード
6869
単元株
100株
社名の由来
SYStematical + MEdics +
無限の可能性(
X
)
資本金
122億7,608万円
従業員数
8,445名
(うち、海外従業員4,928名)
※嘱託・パートタイマーなどを含む売上高
2,819億円
(うち、海外売上高84.0%)
創立50周年
(2018年3月末時点)グループ企業理念
挑戦の始まり
事業多角化のヒントを得るため渡米 医用電子機器分野に着目 (東亞特殊電機株式会社(現TOA))1959年
1963年
日本医学総会に出展した試作機 自動血球計数装置 CC-1001 海外視察へと旅立つ中谷太郎(創業者) 国産初の自動血球計数装置 実用化に成功1968年
東亞医用電子株式会社 (現シスメックス)の創立業績推移(上場以来)
10 0 200 400 600 800 1,000 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3 2001.3 2002.3 2003.3 2004.3 2005.3 2006.3 2007.3 2008.3 2009.3 2010.3 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 2018.3 2019.3海外売上高
国内売上高
営業利益
売上高(億円) 1USドル 94.1 108.8 121.0 130.8 113.9 107.8 121.5 125.3 115.9 108.2 113.3 117.0 114.3 100.5 92.9 85.7 79.1 83.1 100.2 109.9 120.1 108.4 110.9 110.0 1ユーロ - - - 108.8 118.1 131.0 134.4 137.9 150.1 161.5 143.5 131.2 113.1 109.0 107.2 134.4 138.8 132.6 118.8 129.7 130.0 為替レート(円) 営業利益(億円)3,000
2,819
想定為替レート309
日本基準 IFRS売上高の80%以上が海外売上です
主な事業拠点(国内)
-神戸から世界へ-
本 社 研究開発 グローバルの研究開発拠点であ るテクノパークでは、機器・試薬・ ソフトウェアの研究開発を推進 ソリューションセンター(神戸市西区) アイ スクエア [機器生産] 西神工場※ [試薬生産] 生 産 機器は日本で生産 試薬は日本・世界各地域で生産 小野工場※ [試薬生産] 本社 (神戸市中央区) 淡路島兵庫県
テクノパーク(神戸市西区) ※シスメックス国際試薬株式会社 IMPラボラトリー (ポートアイランド) BMAラボラトリー (ポートアイランド) 加古川工場 [機器生産] サービス&サポートなど兵庫県を中核拠点とし、世界中に製品・サービスをお届け
ポイント
ポイント①
安定
した収益が得られるビジネスモデル
ポイント②
顧客ニーズに応じた
製品開発力
グローバル
な販売・サービス&サポート体制
ビジネスの種類を例えると
14プリンター
専用インク
専用試薬
印刷
検体検査
検査には、“機器”と“専用試薬”が必要です
検査機器
ビジネスモデル
<収益構造>
売上 &サービス
サポート
試薬
1
年目
2
年目
3
年目
● ● ●5
~7年目
機器より、試薬の方が 利益率が高い景気に左右されにくく、長期的に安定した収益が得られます
景気の影響を 受けにくい部分機器
売上構成比 機器 試薬 その他 サービス&サポートポイント①
お客様のニーズに応じた製品開発
16お客様の期待・要望を汲んだ製品開発により、
経済的・臨床的な付加価値を提供
検査の効率化
経済的価値
臨床的価値
ロボティクスによる効率的な検査 IT活用による精度管理や故障予知先進的なサービス
臨床的価値
基本的な製品機能
ユーザビリティ
お客様の声を活かした 高い操作性・効率性 研究開発の推進による項目拡大 などポイント②
グローバル展開
販売・サービス&サポート 関係会社:世界に60社以上 生産 機器:日本 試薬:世界7カ国9工場 研究開発 日本 16% 米州 23% 欧州 26% 中国 26% アジア・パシ フィック 9% 売上高 2,819億円地域別売上高構成比
(2018年3月期) 販売 サービス& サポート 学術サポート世界190ヵ国以上に製品・サービスを提供
ポイント③
シスメックスの売上構成とシェア
18 ヘマトロジー 62% 尿検査 7% 血液凝固検査 16% 免疫検査 4% その他 11% ※分野別
高い競争力:売上の約8割がグローバルシェアNo.1
(アライアンス含む)
1位: シスメックス
1位: シスメックス
+シーメンス(独)尿検査分野(尿沈渣)
※当社推定 市場規模:約3,750(百万USD)ヘマトロジー分野
(血球計数検査分野)
検体検査領域のシェア
2位: ダナハー(米)1位: シスメックス
2位: IL(スペイン) 2位: ダナハー(米)血液凝固検査分野
売上高
2,819億円
2018年3月期 ※その他:生化学検査、遺伝子検査など シスメックス その他市場シェア
約52%
外部環境
20市場環境の変化
技術革新
ビッグデータ ロボット、VR技術 AI がんゲノム医療 再生医療 高齢化の進展 (先進国) 人口増加、経済成長 (新興国) 医療費抑制 の需要高まり 薬事規制の厳格化 地政学的リスクの高まり企業理念、長期ビジョン
「特徴のある先進的なヘルスケアテスティング企業」
(A Unique & Advanced Healthcare Testing Company)
■ 長期経営目標
-ビジョン-企業理念 長期経営目標 (2025年) 中期経営計画長期経営目標 ポジショニング(2025年):
•
Unique(特徴のある)
- 独自の強みと特徴を持つ企業 - グローバルメジャー企業と異なるユニークな存在であり続ける•
Advanced(先進的な)
- 常に先進的な取り組みで業界をリードする企業 - 新たな診断価値、独創的なビジネスモデル、革新的な企業経営•
Healthcare Testing(ヘルスケアテスティング)
- ヘルスケアの進化・進展に貢献する企業 - 医療の質や効率性・経済性を高める検査・診断技術の提供 新たな診断価値を創出するIVDグローバルTop 5 治療を最適化する個別化診断のリーディングカンパニー プライマリケアの進展に貢献するソリューションプロバイダー 価値と安心を提供する魅力あふれる会社 スピード豊かな経営を実践するOne Sysmexさらなる成長に向けて
販売・サービス網の強化
22ガーナ
(2017年直接販売・サービス開始)コロンビア
(2014年設立)エジプト
(2018年設立)台湾
(2017年直接販売・サービス開始)世界各地域で拠点整備を進め、
直接販売・直接サービス体制を強化しています
さらなる成長に向けて
診断技術の進化への貢献
金銭的・身体的に
患者さんの負担を低減する
検査技術の確立
研究開発を推進し、患者さんにとって価値の高い検査の実現を目指します
<髄液検査>✓高コスト
✓施設が限定的
腫瘍組織の検査
✓侵襲性が高い
✓低コスト
✓侵襲性が低い
タンパク質
細胞
遺伝子
例:がんの診断
血液による検査
(リキッドバイオプシー)
身体の 詳しい情報さらなる成長に向けて
多様な人材の融合
24多様な人材の融合により、グループの変革を推進
国籍・宗教 (性別等)属性 検査⽤ 診断薬 キャリア バックグラウンド 価値観 ハンディ キャップ 研究開発部門 人材構成 障がい者雇用を促進するため 新会社「シスメックスハーモニー」を設立 女性活躍推進法に基づく 優良企業認定マーク「えるぼし」の 最高位「3段階目」を取得連結 通期業績予想
2,498
2,819
3,000
517
590
590
406
392
395
2017.3 2018.3 2019.3 (修正後予想) 売上高 営業利益 当期利益2019年3月期
連結業績予想
売上高 3,000億円 営業利益 590億円 営業利益率 19.7% 親会社の所有者に帰属する当期利益 395億円 当期利益率 13.2%投資計画
設備投資 240億円 減価償却費 170億円 研究開発費 195億円 (億円) (有形のみ) 想定為替レート (6.4%増) (0.7%増) (0.1%減) 通期 (18年5月公表) 通期 (18年11月修正) 下期 (18年11月修正) 前期実績 (18年3月期) 1 USD 110.0円 110.1円 110.0円 110.9円 1 EUR 130.0円 129.9円 130.0円 129.7円 1CNY 16.5円 16.6円 16.5円 16.8円95年 96年 97年 98年 99年 00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年
株価推移(上場~2018年11月)
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
10,000
11,000
12,000
(円) リーマンショック (2008年9月) 株式分割 1:2 (2005年11月) 株式分割 1:2 (2014年4月) 東証第二部上場 (1996年7月) 東証・大証第一部昇格 (2000年3月) 株式分割 1:2 (2011年4月) 上場来最高値 11,110円 (2018年6月) 大証第二部上場 (1995年11月)3.125 3.75 5 6.5
9
12 12.5 14
15
17
20 27
38
52
58
66 68
18.9% 22.6% 17.8% 17.9% 20.0% 26.8% 31.9% 29.4% 27.0% 29.1% 29.1% 27.1% 29.6% 27.5% 29.7% 35.1% 35.9% 0 10 20 30 40 50 60 70 80 03.3 04.3 05.3 06.3 07.3 08.3 09.3 10.3 11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 2014年4月1日 分割後ベースに換算した配当額(年間) 配当性向(連結) (予想) (円) ※2005年11月18日付け:株式分割(1:2) ※2011年4月1日付け :株式分割(1:2) ※2014年4月1日付け :株式分割(1:2)配当:17期連続の増配 (2019.3期予想)
シスメックスは、安定的な高成長を持続させるための積極的な投資と、収益性の向上に伴う 株主の皆様 に対する利益還元との適正なバランスを確保することを目指しております。 株主還元については、継続的な安定配当に留意するとともに、業績に裏付けられた成果の配分を行うとい う基本方針のもと、連結での配当性向30%を目処に配当を行ってまいります。 注)2016年3月期からIFRSで記載 2817期連続の増配(19.3期予想)
シスメックスの事業におけるリスク
為替変動
リスク要因
医療制度改革
● 為替予約等による
リスク回避
● 海外での試薬生産
対策
● トータルソリューションにより
多様化するニーズに対応
●付加価値の高い検査の
創出と事業化の推進
技術革新
● 積極的な研究開発
(オープンイノベーション)
投資に対する考え方
資金の使途
<持続的な成長に向けた投資> ・コアビジネス収益力強化への投資 ・事業ポートフォリオ変革へ向けた投資 ・ビジネスプロセスの改革(デジタル化など) ・人材の獲得、育成 など配当
・ 配当性向 30%を目途に実施 ・ 継続的な安定配当キャッシュ・フロー
研究開発
設備(IT含む)
人材
M&A
株主還元
成長への投資
ネクストコアビジネス
(ライフサイエンス、その他新規事業)収益力の強化
コアビジネス
(ヘマトロジー、血液凝固検査、 尿検査、免疫検査など) キャッシュ の創出資金の創出
・コアビジネスの競争力強化、シェア向上 ・資産効率の向上資金調達
持続的成長へ向けた投資資金の調達
・必要に応じ資金調達を実施 投資 投資 主な取り組み安定的な収益を活かして持続的成長に向けた投資をしています
33社会貢献活動
■従業員の社会貢献活動への支援
チャリティーイベント
「Rowing against cancer charity」に参加 (シスメックス ヨーロッパ) 従業員が行う社会貢献活動に対してポイントを付与し、貯めた ポイントを社会貢献メニューに交換できる制度の導入(ユニセフ 等を 通じ、救急医薬品キット、経口ポリオワクチンなどを寄付) ■モバイルラボの提供 (ケニア) 3大感染症の根絶に貢献するため、豊田通商(株)と協力し、 モバイルラボをNGOへ提供。 モバイルラボ ■がん撲滅を目指したキャンペーン (左)© UNICEF/UNI150956/Asselin (右)© UNICEF/UNI108970/Asselin 提供:(公財)日本ユニセフ協会 チャリティーウォーク「Making Strides 2017」に参加 (シスメックス アメリカ) がん受診率50%を目指す国家プロジェクト 「がん対策推進企業アクション」への参画 (シスメックス株式会社)
カバレッジアナリスト
34 < 会社名 (50音順) > < アナリスト(敬称略) > 株式会社エース経済研究所 池野 智彦 SMBC日興証券株式会社 中沢 安弘 株式会社極東証券経済研究所 田村 真一 クレディ・スイス証券株式会社 酒井 文義 ゴールドマン・サックス証券株式会社 植田 晃然 JPモルガン証券株式会社 熊谷 直美 ジェフリーズ証券会社 宮迫 光子 シティグループ証券株式会社 山口 秀丸 大和証券株式会社 葭原 友子 株式会社東海東京調査センター 赤羽 高 野村證券株式会社 甲谷 宗也 みずほ証券株式会社 渡辺 英克 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 若尾 正示 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 林 良太郎 UBS証券株式会社 小池 幸弘 (2018年11月7日時点)株主・個人投資家向けの情報発信
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営業の概況、事業に関する 重要事項を記載した冊子です。 当社では、株主様とのコミュニケー ションツールとして、会社に関する 様々な話題を写真やグラフを用い てわかりやすく紹介しています。 ■株主通信『Be Fine!』 当社最新トピックスやホーム ページ更新情報などを電子 メールにてお知らせします。 是非、ご登録ください!http://www.sysmex.co.jp/ir/index.html
■シスメックスバーチャルツアー また、IRウェブサイト上では、当社 の拠点を映像風に紹介する『シス メックスバーチャルツアー』を公開 しています。36