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ここでは, まず第 1 部で, 上記の世論調査 結果などに基づいて, 政権交代の背後にあっ た有権者の意識について分析を行う 第 2 部で は, 投票 1 週間後に行った定例の政治意識調 査の結果から, 有権者が今回の民主党の圧勝 をどう受け止めたかについて報告することにし たい なお, 第 1 部

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(1)

公明党は選挙前の31から10 減少し,過去最

低の21議席(0,21)にとどまった。同党は,8

つの小選挙区で候補者を擁立したが,いずれも

及ばず,すべての議席を失った。

共産党は選挙前と同様,比例代表で 9 議席

を獲得した。社民党は7 議席(3,4)で選挙前

の勢力を維持した。みんなの党は5議席(2,3)

で選挙前より1議席増やした。国民新党は小選

挙区で3 議席を得たが選挙前より1議席減らし

た。新党日本は小選挙区で1議席を新たに獲

得し,新党大地は比例代表で選挙前の勢力の

1議席を維持した。このほか,無所属の当選者

は小選挙区で 6 議席となった。改革クラブ,幸

福実現党は,議席を獲得できなかった。

NHKでは,今回の衆議院選挙にあたり,表

1 に示したように,投票 3週間前から計4回の

全国世論調査

3)

を実施し,有権者の選挙に対

する関心や投票意向などを探った。

 はじめに

政権選択が最大の焦点となった第 45回衆議

院選挙は,8月30日に投開票が行われた。選

挙の結果は民主党が選挙前の115から193 多い

308 議席(小選挙区 221,比例代表 87,以下同

様)を占めて圧勝し,政権交代が実現すること

になった。今回の選挙で民主党が獲得した議

席数は,1つの政党が獲得した議席としては戦

後最多

1)

となるもので,野党第1党が単独で過

半数

2)

を超えての政権交代は今回の衆議院選挙

が初めてのことである。

自民党は119 議席(64,55)で,選挙前の勢

力300を大きく下回る歴史的な惨敗となった。

自民党は今回の選挙で,閣僚経験者など有力

議員が相次いで落選し,埼玉,新潟,静岡,

愛知など 13県で小選挙区の議席を獲得するこ

とができなかった。

政権交代の背景と選挙結果への評価

~第 45 回衆議院選挙世論調査から~

世論調査部(社会調査)

加藤元宣

編成局(編成・世論)

藤岡隆史

表1 衆議院選挙に関する調査の概要

調査名 第 1 回全国調査 第 2 回全国調査 第 3 回全国調査 第 4 回全国調査 調査時期 8 月 7 日(金)~ 9 日(日)(投票 3 週間前) 8 月 14 日(金)~ 16 日(日)(投票 2 週間前) 8 月 21 日(金)~ 23 日(日)(投票 1 週間前) 8 月 26 日(水)~ 27 日(木)(投票 3,4 日前) 調査相手 全国の 20 歳以上の男女 2,816 人 2,663 人 2,588 人 2,850 人 調査方法 電話法(RDD 追跡法) 回答数 1,826 人 1,687 人 1,695 人 1,713 人 回答率 64.8% 63.3% 65.5% 60.1%

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3

NOVEMBER 2009

表2は,内閣発足時の支持率・不支持率を麻

生内閣とその前の2内閣について比較したもので

ある。昨年9月の麻生内閣発足直後の内閣支持

率は48%,不支持率は40%となっている。麻生

内閣の支持率は,安倍内閣の65%,福田内閣

の58%よりも低くなっている。この原因としては,

前の2人の首相が政権運営に行き詰り,それぞ

れがわずか1年余りで内閣を唐突に投げ出したこ

となどが影響していたことを指摘できる。

麻生内閣の支持率は,12月にはさらに25%

にまで下落する(図1)。その一方,不支持率

は65%にまで上昇し,支持と不支持とが逆転

した。

その後も,麻生内閣では,中川財務相や鳩

山総務相など主要閣僚の辞任が相次いだ。ま

た,自民党内で「麻生おろし」の動きが表面化

して,自民党内部でもまとまりを欠いている印

表 2 内閣発足直後の支持率・不支持率

図 1 麻生内閣の支持率・不支持率の推移

首相 就任日 支持する 支持しない 安倍晋三 2006 年 9 月 26 日 65% 18% 福田康夫 2007 年 9 月 26 日 58% 27% 麻生太郎 2008 年 9 月 24 日 48% 40%

ここでは,まず第1部で,上記の世論調査

結果などに基づいて,政権交代の背後にあっ

た有権者の意識について分析を行う。第2部で

は,投票1週間後に行った定例の政治意識調

査の結果から,有権者が今回の民主党の圧勝

をどう受け止めたかについて報告することにし

たい。なお,第1部は加藤,第2部は藤岡がそ

れぞれ執筆を担当した。

 第 1 部 政権交代に示された

         有権者の意識

1. 自公政権に対する有権者の評価

最初に,今回の衆議院選挙の前に,自公政

権が有権者からどのような評価を受けていたの

かについて,内閣支持率の推移を通してみてお

くことにしたい。

0 10 20 30 40 50 60 70 80 8 月 第 4 回 8 月 第 3 回 8 月 第 2 回 8 月 第 1 回 7 月 6 月 5 月 4 月 3 月 2 月 09 年 1 月 12 月 11 月 10 月 08 年 9 月 支持しない 支持する (%) 48 46 49 25 20 18 18 30 35 29 21 23 22 21 23 40 44 40 65 71 71 71 60 53 60 70 64 63 64 61

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表 3 小選挙区比例代表並立制導入後の衆院選投票率(小選挙区)の推移

図 2 投票に行くか (「 必ず行く 」 + 「 期日前投票をした 」)

回数 投票日 首相 投票率 備考 第 41 回 1996 年 10 月 20 日 橋本龍太郎 59.65% 小選挙区解散 第 42 回 2000 年 6 月 25 日 森喜朗 62.49% 神の国解散 第 43 回 2003 年 11 月 9 日 小泉純一郎 59.86% マニフェスト解散 第 44 回 2005 年 9 月 11 日 小泉純一郎 67.51% 郵政解散 第 45 回 2009 年 8 月 30 日 麻生太郎 69.28% 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 54 58 65 63 41 47 54 民主党支持層 (%) (%) 第 45 回 第 44 回 67 59 63 72 79 78 84 71 79 78 69 71 (%) (%) (%) (%) (%) (%) (%) (%) 支持なし層 男 20 ∼ 39 歳 男 40 ∼ 59 歳 女 40 ∼ 59 歳 女 60 歳以上 男 60 歳以上 女 20 ∼ 39 歳 73 77 79 78 81 72 68 72 80 全体 自民党支持層 47 54 59 71 45 47 50 73 70 78 79 66 71 80 84 85 89 91 79 84 79 39 41 55 52 35 34 46 57 65 66 69 62 58 61 78 81 78 82 66 75 82 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 0 50 100 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回

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象を国民に与えた。

これらの影響もあり,麻生内閣の支持率は

低迷を続けた。そして,60%台の不支持率に

大きく引き離された20%台前半という低い支持

率のままで衆議院選挙本番に突入することに

なった。

2. 世論調査にみる有権者の投票動向

(1)現行制度導入後,最高となった投票率

表 3 は,96 年に現在の小選挙区比例代表並

立制が導入されてから今回までの5回の衆議院

選挙について,小選挙区の投票率を一覧にまと

めたものである。今回は69.28%で,現行制度

導入後最も高いものとなった。

今回の投票率の上昇は,投票前に実施した

4 回の世論調査の結果からも読み取ることが

できた。

図 2

4)

は,今回と前回の衆議院選挙について,

投票に行くかどうかを尋ねた質問で「必ず行く」

および 「期日前投票をした」と回答した人の割

合をまとめたものである。

全体でみると,今回は第1回67%,第2回

71%,第3回73%,第 4回77%と回を追うごと

に割合が上昇している。そして,いずれの回に

おいても,前回の第 44回を上回る高い投票意

欲が示されている。

男女年層別では,男性と女性の若年層(20

~ 39 歳)で前回よりも投票意欲が高くなって

いる。

支持政党別では,自民支持層,支持なし層

で前回を上回っている。投票1週間前の第3回

調査で前回と比較すると,自民党支持者で81%

(前回72%),支持なし層で 65%(同54%)と

なっている。また,民主支持層は,投票日直

前の第 4回調査で 84%まで上昇している。

(2)高かった選挙への関心

次に,有権者が今回の選挙にどの程度関

心を持っていたかをみることにしたい。図3は,

選挙への関心を尋ねた質問で「非常に関心が

ある」と回答した,選挙に強い関心を持つ人の

割合を前回と比較したものである。

今回の4回の調査では,全体での割合は

50%前後となっており,いずれの回も前回の調

査を上回るものとなった。第3回調査で比較す

ると,前回44%よりも高い51%であった。

図 3 選挙への関心(非常に関心がある)

10 20 30 40 50 60 70 第 4 回 第 3 回 第 2 回 第 1 回 第 1 回第 2 回第 3 回第 4 回 第 1 回第 2 回第 3 回第 4 回 第 1 回第 2 回第 3 回第 4 回 第 45 回 第 44 回 自民支持層 民主支持層 支持なし層 全体 45 50 51 49 45 50 51 49 40 42 44 45 50 51 52 50 54 57 59 67 66 62 59 55 50 34 37 39 36 23 26 27 (%)

(5)

支持政党別にみると,自民支持層では強い

関心の割合は前回を下回り,1週間前調査では

51%(前回57%)にとどまった。これに対して,

民主支持層は66%(同50%),支持なし層は

39%(同27%)で,それぞれ前回を大きく上回っ

た。今回の選挙では,選挙前のかなり早い段

階から民主党の優勢がマスコミなどで伝えられ

ていた。こうした状況が,前回選挙よりも自民

支持層の関心を低下させ,民主支持層の関心

を高めたものと思われる。

(3)前回と逆転した有権者の

  投票予定政党

表 4 は,選挙区および比例代表について,投

票する候補者・政党が「決まっている」という人

に対して,どの政党(の候補者)に投票するか

を尋ねた回答の割合(全体分母)について,今

回と前回を比較したものである。

まず全体でみると,前回は選挙区・比例代

表とも自民党が民主党を上回っていたのに対

して,今回は逆に民主党が自民党を引き離し

ている。投票1 週間前の

第 3 回調査で比べてみる

と, 選 挙 区では前回自

民 党 26%・今 回民主党

28%,比例代 表では前

回自民 党 20%・今 回民

主党 25%と割合 が入れ

替わっている。なお,前

回と今回に共通してみら

れた傾向として指摘でき

ることは,すでに投票 3

週間前の第 1回調査の段

階で,前回は自民党,今

回は民主党が圧勝すると

いう選挙の結果がうかが

われ,しかもその構図が

終盤まで崩れることがな

かったということである。

支持政党別でみると,

支持なし層の動向が注目

される。支持なし層で民

主党に投票すると答えた

人の割合はすべての時期

で10%を超えており,前

回を上回っている(第 3 回

表 4 選挙区・比例代表の投票予定政党

選挙区 比例代表 自民党 民主党 自民党 民主党 44 回 45 回 44 回 45 回 44 回 45 回 44 回 45 回 全 体 第 1 回 23 17 11 24 19 13 11 22 第 2 回 26 17 11 25 21 12 12 23 第 3 回 26 18 16 28 20 14 14 25 第 4 回 - 21 - 31 - 15 - 26 自民 支持層 第 1 回 57 53 3 4 48 43 2 4 第 2 回 63 56 3 5 56 45 3 4 第 3 回 64 62 3 6 51 50 5 5 第 4 回 - 66 - 6 - 51 - 5 民主 支持層 第 1 回 3 2 62 64 2 1 60 60 第 2 回 5 2 62 65 5 1 63 62 第 3 回 3 1 75 71 1 0 68 63 第 4 回 - 3 - 76 - 1 - 66 支持 なし層 第 1 回 6 3 4 11 5 3 6 11 第 2 回 9 3 5 13 6 2 6 13 第 3 回 10 5 8 14 8 3 6 16 第 4 回 - 6 - 18 - 4 - 15 男 20 ~ 39 歳 第 1 回 21 6 13 22 19 5 13 22 第 2 回 35 10 12 22 27 8 16 22 第 3 回 21 14 13 26 17 13 12 22 第 4 回 - 20 - 25 - 10 - 25 男 40 ~ 59 歳 第 1 回 25 14 13 33 25 11 14 39 第 2 回 26 12 21 37 24 10 22 37 第 3 回 31 17 29 38 27 13 26 34 第 4 回 - 16 - 37 - 10 - 34 男 60 歳 以上 第 1 回 30 26 24 36 26 21 27 34 第 2 回 38 24 19 33 36 19 19 33 第 3 回 41 29 22 40 32 22 22 37 第 4 回 - 26 - 42 - 21 - 38 女 20 ~ 39 歳 第 1 回 13 5 5 17 10 3 6 12 第 2 回 18 11 6 17 14 5 2 14 第 3 回 16 8 10 20 13 5 7 19 第 4 回 - 12 - 23 - 9 - 21 女 40 ~ 59 歳 第 1 回 23 10 7 18 18 8 5 15 第 2 回 21 12 6 20 18 9 6 17 第 3 回 17 11 14 23 15 7 13 21 第 4 回 - 14 - 31 - 9 - 21 女 60 歳 以上 第 1 回 29 24 8 18 21 16 6 15 第 2 回 28 25 10 19 19 16 10 17 第 3 回 32 22 12 23 18 16 11 21 第 4 回 - 29 - 29 - 21 - 20 (%)

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NOVEMBER 2009

調査で比較すると,選挙区 8%→14%,比例

代表 6%→16%)。今回の選挙では,支持なし

層が前回よりも選挙に対して強い関心を持ち,

しかも民主党に投票したのである。

男女年層別にみると,いずれの層でも前回

の自民党から今回の民主党へと投票予定政党

がシフトしていることを読み取ることができる。

特に,男性の 40 歳以上で民主党に投票すると

いう人が 30%を超えている点が注目される。

3. 民主党圧勝の背景

(1)民主党政権を望んでいた有権者

ここでは,今回の衆議院選挙で政権交代が

実現した背景に,どのような有権者の意識が

働いていたかを分析する。

図 4 は,衆議院選挙後にどのような形の政

権が望ましいかを尋ねた質問に対する回答の

推移である。

麻生内閣発足直後では,「自民党の単独政

権」または「自民党が中心となる連立政権」(以

下,「自民党(連立)政権」と表記)という人は

36%で,「民主党の単独政権」「民主党が中心と

なる連立政権」(以下,「民主党(連立)政権」

と表記)を合わせた28%を上回っていた。しか

し,内閣支持率が急落した12月になると,自民

党(連立)政権は28%に低落し,民主党(連立)

政権の32%と逆転した。1月,2月,3月は民主

党(連立)政権がリードしたが,4月,5月は小

沢代表(当時)の秘書の不正献金事件などの影

響で自民党(連立)政権が一時的に上回った。

鳩山代表就任後の 6月の調査では,民主党

(連立)政権が望ましいという人が昨年9月以

降で最高の38%となり,自民(連立)政権の

24%を上回った。その後も民主党(連立)政

権を望む人は増加し,投票日直前の第 4回調

査では44%を占めて,自民党(連立)政権の

24%を引き離した。

この間,事実上自民党と民主党との対決と

なった,4月の名古屋市長選, 5月のさいたま市

長選,6月の千葉市長選,7月の静岡県知事選

で,いずれも民主系の候補者が自民系の候補者

を抑えて当選した。また,衆議院選挙の前哨戦

として注目された7月の東京都議会議員選挙で

は,民主党は改選前を20上回る54議席に躍進

図 4 望ましい政権のありかた

0 10 20 30 40 50 その他の政権 自民党と民主党による大連立政権 民主党単独・民主党中心の連立政権 自民党単独・自民党中心の連立政権 8 月 第 4 回 8 月 第 3 回 8 月 第 2 回 8 月 第 1 回 7 月 6 月 5 月 4 月 3 月 2 月 09 年 1 月 12 月 11 月 10 月 08 年 9 月 36 35 33 28 26 24 25 32 33 24 22 24 23 21 24 28 30 30 32 33 35 31 29 28 38 39 40 42 45 44 22 21 22 24 24 23 26 23 21 23 23 18 17 17 16 5 4 4 6 5 7 6 6 6 4 5 4 1 1 1 (%)

(7)

し,都議会第一党となった

5)

世論調査や地方選挙の結

果からみると,7月21日の衆

議院解散よりもかなり早い段

階で,有権者は民主党を中

心とした政権の実現を期待し

ていたことがうかがわれる。

(2)投票のとき重視

  するのは 「 政権選択 」

図 5 は,衆議院選挙で投

票するにあたって,自公政権

の継続か政権交代の実現か

という政権選択を考慮するか

という質問と,各政党が発表した政権公約・マ

ニフェストを考慮するかという質問に対して,そ

れぞれ 「大いに考慮する」という人の割合をみた

ものである。

全体でみると,「政権選択 」を「大いに考慮

する」という人は,第1回から第 4回の調査を通

して,40%前後を占めている。これに対して,

「政権公約」を「大いに考慮する」という人は,

いずれも30%を下回っており,「政権選択 」と

の間には開きがある。

特に民主支持層でみると,「政権選択 」を「大

いに考慮する」が 60%を超えている。これに対

して,「政権公約」の割合は30%台で,「政権

選択」をより強く意識していたといえる。

このように,有権者にとって,今回の選挙に

おける最大の焦点は「政権選択 」であった。そ

して,民主支持層をはじめとする多くの有権者

は,自分が投じる一票で政権交代を実現させ

政治を変えることができると考えて投票を行っ

たのではないだろうか。

こうした有権者の意識が,今回の選挙におけ

る高い投票率と民主党の圧勝につながっていっ

たものと思われる。

(3)有権者に届かなかった自民党の政策

今回の世論調査では,衆議院選挙で投票す

るにあたって,最も重視することは何かを尋ねて

いる。

4回の調査を通して最も割合が高かったのは

「年金や医療などの社会保障政策」で,投票直

前の第 4回調査では36%を占めている(表5)。

続いて,2 番目は「景気・雇用対策」(第 4回

23%),3 番目は「子育て支援や少子化対策」(同

11%),4 番目は「公務員制度などの行政改革」

(同

7%),5 番目は「消費税などの税制改革」(同6%)

となっている。

表 5では,これらの項目について,それぞれ

を選んだ人がどの政党(の候補者)に投票する

と回答したかを,選挙区と比例代表でみている

(全体分母)。

「年金や医療などの社会保障政策」を選んだ

人では,選挙区,比例代表とも,自民党に投

全 体 0 10 20 30 40 50 60 70 80 政権選択 政権公約 (%) 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 40 43 43 42 28 27 28 27 26 29 31 25 23 22 20 19 36 37 40 39 29 26 30 27 62 67 63 64 35 35 32 35 自民支持層 民主支持層 支持なし層

図 5 政権選択・政権公約を考慮するか(大いに考慮する)

(8)

9

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票するという人を民主党に投票するという人が

上回った。第 4 回でみると,選挙区では自民

党が 21%,民主党が 36%,比例代表では自

民党が 14%,民主党が 29%となっている。

「景気・雇用対策」を選んだ人では,自民党

と民主党がほぼ同じくらいの割合となっている。

自民党は,今回の選挙期間を通して,政権

選択よりも政策で判断して投票して欲しいと訴

えてきた。しかし,自民党が特に力を入れて

いた「景気・雇用対策」でも,それを重視する

人たちの投票先が民主党と自民党に割れる形

になっている。

自民党の政策は有権者を大きくひきつけるこ

とはできず,政権交代の強い流れを変えるには

至らなかった。

 第 2 部 民主党の圧勝を

      どう受け止めたか

1. 民主勝因

   「自民党の政治への不満」が半数

これまで,投票前に行った4回の調査の結果

から,民主党圧勝となった今回の選挙に関す

る有権者の意識の特徴を分析した。ここから

は投票の1 週間後の 9月4日(金)から6日(日)

にかけて実施した 9月の政治意識月例調査の

データをもとに,選挙結果を有権者がどのよう

に受け止めたのか見ていきたい(単純集計結果

は本文の後ろに掲載。本文と図表の数値は四

捨五入の関係で一致しないこともある)。

まず,選挙結果の満足度から見てみたい。

選挙結果を全体として満足しているかどうか尋

ねたところ,

「満足している」と「どちらかといえ

ば満足している」を合わせると62%。逆に「不

満だ」と「どちらかといえば不満だ」を合わせる

と32%だった(図6)。

これを今回の選挙の比例代表の投票政党別

に見ると,民主党に投票した人の 91%が「満

足」と答えたのは当然としても,自民党に投票

した人でも27%が「満足」と答えている(表 6)。

自民党へ投票しても,「自民党は,一度野に

下って充電したほうがよい」と考えていた人が,

図 6 選挙結果の満足度

表 5 投票で最も重視することと投票予定政党

調査回 全体の割合 選挙区 比例代表 自民党 民主党 自民党 民主党 年金や医療 などの社会保障 政策 第 1 回 36 19 23 13 21 第 2 回 34 17 26 13 25 第 3 回 35 18 29 12 26 第 4 回 36 21 36 14 29 景気・雇用対策 第 1 回 23 21 22 18 22 第 2 回 24 21 22 16 19 第 3 回 25 22 30 17 25 第 4 回 23 27 26 20 22 子育て支援や 少子化対策 第 1 回 11 10 22 6 19 第 2 回 9 12 28 5 26 第 3 回 9 12 29 7 30 第 4 回 11 14 34 9 30 公務員制度 などの行政改革 第 1 回 7 10 47 8 49 第 2 回 8 10 49 5 43 第 3 回 8 12 44 10 42 第 4 回 7 15 49 13 41 消費税などの 税制改革 第 1 回 6 15 20 9 14 第 2 回 7 18 16 13 18 第 3 回 7 20 23 16 19 第 4 回 6 23 23 10 19 (%) 79 80 64 75 70 56 65 59 52 50 37 40 (%) だ  20代低活性 (n=226) 20代中活性 (n=179) 20代高活性 (n=195) わからない、無回答  不満だ        どちらかといえば不満だ          どちらかといえば満足している       満足している     36 17 14 6 27% わからない, 無回答  不満だ        どちらかといえば 不満だ          どちらかといえば 満足している       満足している     36 17 14 6 27%

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少なからず存在していたということだろう。

今回,民主党は1つの政党としては戦後最

多の308 議席を獲得した。この民主党の獲得

議席をどう思うか尋ねたところ,「もっと少な

いほうがよかった」が 46%「このくらいでちょ

うどよい」が 44%だった(図 7)。これも比例

代表の投票政党別に見ると,民主党に入れた

人でも「もっと少ないほうがよかった」と答え

た人が 29%あり,一定程度,圧勝に戸惑い

も垣間見える(表 7)。

その上で,民主党圧勝の主な原因をどう考

えているのか尋ねたところ,「自民党の政治へ

の不満」と答えた人が 52%,「政権交代への

期待」が 25%,「政権公約・マニフェストへの

期待」が 10%,「鳩山代表への期待」が 3%な

どとなった(図 8)。民主党への期待というより,

とにかく自民党政権ではない新たな政治を実

現することが期待されたということだろう。比

例代表で民主党に入れた人でみても「自民党の

政治への不満」が 54%で,民主党の圧勝は自

民党政治に対する猛烈な不満の受け皿となっ

たことがうかがえる(表 8)。

2.「鳩山新首相に期待する」66%

今回の調査では,鳩山新首相に対する期待

度も聞いている。「大いに期待する」と「ある程

度期待する」を合わせると66%。「あまり期待し

ない」

「まったく期待しない」を合わせると30%

となった(図9)。

図 7 民主の獲得議席どう思う

図 8 民主の勝因

表 6 選挙結果の満足度(比例代表投票政党別)

表 8 民主の勝因 (比例代表投票政党別)

表 7 民主の獲得議席どう思う

(比例代表投票政党別)

全体 (1,163 人)(471 人)民主党 (266 人)自民党 満足している 27 48 5 どちらかといえば 満足している 36 43 23 どちらかといえば不満だ 17 5 35 不満だ 14 2 34 わからない,無回答 6 3 5 (%) (%) (%) 全体 (1,163 人)(471 人)民主党 (266 人)自民党 もっと多いほうが よかった 4 6 2 もっと少ないほうが よかった 46 29 70 この程度でよい 44 62 23 わからない,無回答 6 3 5 全体 (1,163 人)(471 人)民主党 (266 人)自民党 自民党の政治への不満 52 54 52 政権交代への期待   25 30 24 政権公約・マニフェスト への期待      10 10 12 鳩山代表への期待   3 3 4 候補者の魅力     2 1 3 このくらいで ちょうどよい         もっと少ない ほうがよかった        もっと多いほうが よかった         46% 44 6 4 わからない, 無回答  わからない, 無回答  不満だ        どちらかといえば 不満だ          どちらかといえば 満足している       満足している     36 17 14 6 27% 候補者の魅力 鳩山代表への期待 政権公約・ マニフェストへの期待 政権交代への期待 自民党の政治への不満 52% 25 10 3 2

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NOVEMBER 2009

これを支持政党別にみると,

「期待する」は,

民主支持層の 91%,支持なし層の 63%,自

民支持層でも43%が答えている(表 9)。

ただし,民主党が社民党,国民新党という

組み合わせで連立を組むことについては「大い

に評価する」

「ある程度評価する」を合わせて

53%にとどまった(図10)。

今回の選挙は「政権選択選挙」であると同

時に各候補者が政権公約を掲げて戦う「マニ

フェスト選挙」とも言われた。政権交代を果

たした民主党の政権公約で最優先で実現して

ほしいものを尋ねると「最低保障年金の実現」

が 28%,「後 期高齢 者医療制度の廃止」が

21%,「子ども手当の支給」が 17%などとなっ

た。政権公約の柱の1つ「高速道路の無料化」

は 2%にとどまった(図 11)。これを年層別に

みると,子育て世代の30 代で最も多いのは

「子ども手当の支給」,40 代から60 代では老

後を見すえて「最低保障年金の実現」,70 代

以上では「後期高齢者医療制度の廃止」だっ

た(図 12)。ただし民主党が中心の政権発足

後に,それぞれの暮らしがどうなるか尋ねてみ

ると,「変わらない」が 61%で,「良くなる」は

21%にとどまっている(図 13)。民主党は,

「期

待半分,不安半分」とよく言われるが,こうし

た懸念を払拭するためにも新政権発足直後か

ら,それぞれの世代で期待の大きい公約を目

に見える形で実現することが求められている。

図 10 社民・国民との連立評価 

図 9 鳩山新首相への期待

図 11 民主政権公約で最優先は

表 9 鳩山新首相への期待(支持政党別)

(%) 全体 (1,163 人)(402 人)民主党 (267 人)自民党 (279 人)支持なし 大いに 期待する 24 44 11 15 ある程度 期待する 42 47 32 48 あまり 期待しない 24 9 43 30 まったく 期待しない 6 0 13 6 わからない, 無回答 4 0 1 1 まったく期待しない  あまり期待しない   ある程度期待する   大いに期待する    42 24 6 4 24% わからない, 無回答  不満だ        どちらかといえば 不満だ          どちらかといえば 満足している       満足している     36 17 14 6 27% わからない, 無回答  まったく評価しない  あまり評価しない   ある程度評価する   大いに評価する    43 29 12 6 10% わからない, 無回答  まったく期待しない  あまり期待しない   ある程度期待する   大いに期待する    42 24 6 4 24% わからない, 無回答  28% 21 17 13 7 4 2 高速道路の無料化 農業の戸別所得補償制度 の創設 企業団体献金の禁止 衆議院の定数削減 子ども手当の支給 後期高齢者医療制度の廃止 最低保障年金の実現

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3. 自民大敗「このくらいでちょうどよい」最多

一方,有権者は自民党にどのような視線を向

けているのだろうか。自民党は選挙前の半分以

下の119 議席しか獲得できず,過去に例のない

惨敗になった。この獲得議席について,「この

くらいでちょうどよい」が 47%,「もっと多いほ

うがよかった」が 34%などとなった(図14)。前

回,第 44回の衆議院選挙,いわゆる郵政選挙

では,自民党が大勝し,民主党が大敗したが,

このとき,有権者は「民主党の議席がもっと多

いほうがよかった」が 56%「民主党の議席はこ

の程度でよい」が 30%と民主党に同情する意見

も多かっただけに,今回,自民党を見る目が厳

しいことが分かる。

自民党大敗の理由も,「自民党の政治への不

満」が最も多く49%で,「麻生総理大臣への不

満」は14%だった(図15)。

こうした中,自民党が次の衆議院選挙に向け

て党を建て直すことに期待するかどうか尋ねたと

ころ,

「大いに期待する」と「ある程度期待する」

を合わせて63%,「あまり期待しない」

「まったく

期待しない」を合わせて33%となった(図16)。

これを支持政党別で見ると,「期待する」は

自民支持層の90%,支持なし層は66%,民主

図 12 民主政権公約で最優先は(年層別)

図 13  政権交代で暮らしはどうなる

図 14 自民党の獲得議席どう思う

20% 31 35 41 20∼29 歳 30∼39 歳 40∼49 歳 50∼59 歳 60∼69 歳 70 歳以上 わからない,無回答 その他 高速道路の無料化 農業の戸別所得補償制度の創設 企業団体献金の禁止 衆議院の定数削減 子ども手当の支給 後期高齢者医療制度の廃止 最低保障年金の実現 19 27 15 10 6 10 2 8 6 13 18 16 10 9 10 66 11 9 78 6 3 5 4 1 4 12 4 1 3 2 1 2 1 1 1 2 8 3 2 2 4 28 31 51 35 45 悪くなる 変わらない 良くなる 61 12 6 21% わからない, 無回答  わからない, 無回答  不満だ        どちらかといえば 不満だ          どちらかといえば 満足している       満足している     36 17 14 6 27% もっと少ないほうが よかった このくらいで ちょうどよい もっと多いほうが よかった 47 12 7 34% わからない, 無回答  わからない, 無回答  不満だ        どちらかといえば 不満だ          どちらかといえば 満足している       満足している     36 17 14 6 27%

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NOVEMBER 2009

支持層でも55%になった(表10)。有権者の間

には,政権交代可能な二大政党の一翼として自

民党の再生を望む声が多い。

最後に,麻生内閣が発足した去年9月から

の政党支持率の推移を見てほしい(図 17)。民

主党の支持率は 20%台前半で推移していたが,

鳩山氏が民主党の代表に就任した今年 5月以

降,右肩上がりが続き,9月の調査では,民主

党結党以来,最高の数字になった。一方,自

民党の支持率は,選挙をはさんで 20%台前半

に低迷している。選挙の帰趨を決める支持な

し層を見ると,選挙間近に大幅に減っており,

この多くが民主党支持に回ったことがうかがえ

る。民主党が支持なし層から獲得した新たな

支持層をつなぎとめることができるかどうか,

今後の民主党の支持率の行方が注目される。

図 17 支持政党

図 15 自民党大敗の原因

表 10 自民党の建て直しに期待は(支持政党別)

図 16 自民党の建て直しに期待は

全体 (1,163 人)(402 人)民主党 (267 人)自民党 (279 人)支持なし 大いに 期待する 24 15 47 19 ある程度 期待する 39 39 43 46 あまり 期待しない 23 31 9 23 まったく 期待しない 10 14 2 8 わからない, 無回答 5 1 0 3 (%) あまり 期待しない ある程度期待する 大いに期待する 39 23 5 10 24% まったく 期待しない わからない, 無回答  わからない, 無回答  不満だ        どちらかといえば 不満だ          どちらかといえば 満足している       満足している     36 17 14 6 27% 49% 23 14 4 3 1 その他 政権公約・ マニフェストへの不満 候補者の問題 麻生総理大臣への不満 政権交代への期待 自民党の政治への不満 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 民主党 自民党 支持なし 9 月 8 月 第 4 回 8 月 第 3 回 8 月 第 2 回 8 月 第 1 回 7 月 6 月 5 月 4 月 3 月 2 月 09 年 1 月 12 月 11 月 10 月 08 年 9 月 (%) 21 22 22 24 25 22 21 20 20 24 26 29 28 30 30 37 34 35 28 28 28 29 28 32 27 25 27 26 24 24 29 29 30 35 35 37 38 38 36 38 37 30 29 27 25 35 23 24

(13)

 おわりに

これまで見てきたように,公示前に行われた

1回目の全国世論調査で,すでに民主党が圧

倒的に優位な情勢で,この傾向は,選挙戦が

進んでも大きく変化することはなかった。衆議

院の解散から投票まで,現行憲法下では最長

の40日間もあったことや,そもそも麻生首相が,

去年10月以降,衆議院選挙を何回か先送りし

たため,有権者の意識としては,全国世論調

査を始めた時期が事実上,選挙終盤だったと

いえるのかもしれない。いずれにしても,今回

の選挙で小選挙区制度が定着し,有権者はそ

の時々の政権政党が不満なら,一気に政権を

交代させることが可能になったと実感した。こ

うした予感が選挙への投票意欲や関心を高め,

実際に投票率を押し上げた。

一方,有権者は,自民党に対し,厳しい視

線を送るものの再生に期待する考えが 6 割を

超えた。小選挙区制のもと,いつでも政権交

代可能である2 つの大政党が必要だという声

が強い。これは裏返せば,民主党を中心とし

た新政権が期待に応えられなければ,次の衆

議院選挙で自民党に再び政権を委ねることも

あるという意思表示ではなかろうか。民主党

を中心とした新政権は,自民党政権ではなか

なか実現できなかった政策課題を,いかに着

実に実施に移していくか。その成否が,次の

衆議院選挙の結果を大きく左右するのは間違

いなさそうである。

(かとう もとのり / ふじおか たかし)

注:

1)衆院選獲得議席のこれまでの最多は中選挙区制

度で実施された 86 年衆参同日選(中曽根内閣)

の自民党の 300(定数 512)。これに続くのが,

前回 05 年郵政解散(小泉内閣,定数 480)と

60 年安保解散(池田内閣,定数 467)の自民党

の 296。また,今回の民主党の獲得議席 308 が

定数 480 に占める獲得率は 64.2%で,これも 1

つの政党としては戦後で最も高い。これまでの

最高は,前述の安保解散の 63.4%。

2)今回選挙での民主党の獲得議席 308 は,衆議院

の全常任委員会の委員長を独占した上で全委員

の半数を確保する「安定多数」(252),全委員

会で委員長を出した上に委員の過半数を確保す

る「絶対安定多数」(269)をも大きく上回る。

3)この他,投票日 1 週間前の 8 月 21 日(金)~

23 日(日)に,300 小選挙区それぞれで全選挙

区調査を RDD 割当法(人口構成比に基づき各

男女年層の調査相手数を予め決定)による電話

調査で実施し,全国で 149,800 人から回答を得

た。

4)第 44 回は第 4 回(投票日 3,4 日前)の調査を

実施しなかったため,データがない。以下の図

表についても同様。なお,前回の調査方法も,

今回同様,電話に出た世帯の中から無作為に調

査相手を選び追跡して回答を得る RDD 追跡法。

5)東京都議選で実施した世論調査の分析結果につ

いては,酒井芳文 「“政権交代”への軌跡“前

哨戦”で表れた兆候~ 「 東京都議会議員選挙世

論調査 」 から~ 」『放送研究と調査』2009 年

10 月号を参照されたい。

(14)

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NOVEMBER 2009

―内閣支持― 問 1 あなたは,麻生内閣を支持しますか。それとも,支持し ませんか。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 支持する ‥‥‥‥‥‥‥‥ 23.0 22.2 20.9 23.3 % 2. 支持しない ‥‥‥‥‥‥‥ 63.6 62.7 63.8 60.9 3. わからない,無回答 ‥‥‥ 13.4 15.2 15.2 15.8 ─投票に行くか─ 問 2 今月 30 日に衆議院選挙があります。あなたは,投票は どうなさいますか。これから読み上げる 4 つ(5 つ)の中から, 1 つ選んでお答えください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 必ず行く ‥‥‥‥‥‥‥‥ 67.3 70.5 70.4 65.6 % 2. 行くつもりでいる ‥‥‥‥ 23.2 20.2 20.0 16.9 3. 行くかどうかわからない ‥‥ 6.4 5.9 4.0 3.3 4. 行かない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2.3 2.4 2.1 2.5 5. 期日前投票をした ‥‥‥‥‥ - - 2.4 10.9 6. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.9 1.0 1.2 0.9 ─選挙区・投票候補は決定か─ 問 3 [ 問 2 で 1 ~ 3 と答えた人に ] [ 問 2 で 5 の人は「1. 決 まっている」とする ] 衆議院選挙は,選挙区と比例代表に分かれています。まず, 選挙区のことについてうかがいます。あなたは,どの政党 の候補者に投票するか決まっていますか。それとも決まっ ていませんか。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 決まっている ‥‥‥‥‥‥ 50.0 53.3 60.4 67.1 % 2. 決まっていない ‥‥‥‥‥ 45.3 41.1 34.2 27.5 3. わからない, 無回答 ‥‥‥‥ 1.5 2.2 2.2 2.1 4. 非該当(問 2 で 4,6 の人) ‥ 3.2 3.4 3.2 3.3 ─選挙区・何党の候補に投票するか─ 問 4 [ 問 3 で 1 と答えた人に ] それでは,選挙区で投票する(した)のは,何党の候補者 でしょうか。政党の名前を 1 つだけおっしゃってください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 自民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16.7 17.4 18.2 20.8 % 2. 民主党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23.5 24.6 28.0 31.0 3. 公明党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2.2 2.1 1.5 2.6 4. 共産党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1.7 2.4 2.1 2.3 5. 社民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.5 0.5 0.6 1.3 6. 国民新党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.2 0.2 0.4 0.4 7. みんなの党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - 0.1 0.4 0.3 8. 改革クラブ ‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.1 0.0 9. 新党日本 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.0 0.1 10. 幸福実現党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - - 0.1 0.0 11. その他の政治団体 ‥‥‥‥‥ 0.0 0.1 0.0 0.0 12. 無所属 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.2 0.3 0.4 0.3 13. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 5.0 5.7 8.6 8.0 14. 非該当(問 3 で 2 ~ 4 の人) ‥ 50.0 46.7 39.6 32.9 ─選挙区・仮に投票すれば何党の候補か─ 問 5 [ 問 3 で 2 ~ 4 と答えた人に ] それでは,もし仮に選挙区で,いま投票するとすれば何党 の候補者になりそうですか。政党の名前を 1 つだけおっ しゃってください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 自民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7.5 6.3 5.4 4.4 % 2. 民主党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11.7 11.4 8.7 7.4 3. 公明党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.6 0.9 0.9 0.6 4. 共産党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.6 0.8 0.6 1.0 5. 社民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.5 0.3 0.1 0.2 6. 国民新党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.1 0.0 7. みんなの党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - 0.1 0.1 0.1 8. 改革クラブ ‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.0 0.0 9. 新党日本 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.0 0.2 10. 幸福実現党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - - 0.1 0.1 11. その他の政治団体 ‥‥‥‥‥ 0.1 0.0 0.0 0.0 12. 無所属 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.2 0.2 0.1 0.2 13. わからない,無回答 ‥‥‥ 28.9 26.6 23.5 18.7 14. 非該当(問 3 で 1 の人) ‥ 50.0 53.3 60.4 67.1 ─比例代表・投票政党は決定か─ 問 6 [ 問 2 で 1 ~ 3 と答えた人に ] [ 問 2 で 5 の人は「1. 決 まっている」とする ] 次に,比例代表についてうかがいます。比例代表で投票す る政党は決まっていますか。それとも決まっていませんか。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 決まっている ‥‥‥‥‥‥ 45.7 48.8 55.0 61.5 % 2. 決まっていない ‥‥‥‥‥ 46.5 44.4 37.9 31.5 3. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 4.5 3.4 3.8 3.7 4. 非該当(問 2 で 4,6 の人) ‥ 3.2 3.4 3.2 3.3 ─比例代表・何党に投票するか─ 問 7 [ 問 6 で 1 と答えた人に ] それでは,比例代表で投票する(した)のは,何党でしょうか。 政党の名前を 1 つだけおっしゃってください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 自民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12.5 12.4 13.5 14.8 % 2. 民主党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 22.2 23.1 25.1 25.6 3. 公明党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3.8 3.9 3.8 6.6 4. 共産党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2.6 3.3 3.6 3.9 5. 社民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.7 0.8 1.3 2.2 6. 国民新党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.2 0.5 0.6 0.4

第 45 回衆議院選挙 全国電話調査 単純集計結果

第 1 回全国調査 第 2 回全国調査 第 3 回全国調査 第 4 回全国調査 調査期間 8 月 7 日(金)~投票 3 週間前 投票 2 週間前 投票 1 週間前 投票 3,4 日前 9 日(日) 8 月 14 日(金)~16 日(日) 8 月 21 日(金)~23 日(日) 8 月 26 日(水)~27 日(木) 調査方法 電話法(RDD 追跡法) 調査相手 全国の 20 歳以上の男女 2,816 人 2,663 人 2,588 人 2,850 人 回答数 1,826 人 1,687 人 1,695 人 1,713 人 回答率 64.8% 63.3% 65.5% 60.1%

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7. みんなの党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - 0.3 0.5 1.2 8. 改革クラブ ‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.1 0.1 0.1 0.1 9. 新党日本 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.0 0.1 10. 新党大地 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ - - 0.2 0.4 11. 幸福実現党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - - 0.1 0.1 12. 新党本質 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ - - 0.0 0.0 13. その他の政治団体 ‥‥‥‥‥ 0.1 0.1 0.1 0.1 14. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 3.6 4.6 6.0 6.2 15. 非該当(問 6 で 2 ~ 4 の人) ‥ 54.3 51.2 45.0 38.5 ─比例代表・仮に投票すれば何党に投票か─ 問 8 [ 問 6 で 2 ~ 4 と答えた人に ] それでは,もし仮に比例代表で,いま投票するとすれば, どの政党になりそうですか。政党の名前を 1 つだけおっ しゃってください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 自民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6.7 6.2 5.5 4.4 % 2. 民主党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11.1 9.5 8.4 7.4 3. 公明党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1.2 0.8 0.9 0.8 4. 共産党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.6 0.7 0.5 0.7 5. 社民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.7 0.6 0.3 0.5 6. 国民新党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.2 0.2 0.2 0.2 7. みんなの党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - 0.0 0.3 0.3 8. 改革クラブ ‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.0 0.0 9. 新党日本 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.0 0.0 10. 新党大地 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ - - 0.0 0.1 11. 幸福実現党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - - 0.0 0.1 12. 新党本質 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ - - 0.0 0.0 13. その他の政治団体 ‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.0 0.0 14. わからない,無回答 ‥‥‥ 33.8 33.1 28.9 24.0 15. 非該当(問 6 で 1 の人) ‥ 45.7 48.8 55.0 61.5 [ 以下の質問は全員に ] ─衆議院選挙への関心は─ 問 9 あなたは,今度の衆議院選挙にどの程度関心があります か。これから読み上げる 4 つの中から 1 つ選んでお答えく ださい。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 非常に関心がある ‥‥‥‥ 45.0 49.6 50.6 49.0 % 2. ある程度関心がある ‥‥‥ 41.3 37.5 38.8 40.1 3. あまり関心がない ‥‥‥‥‥ 9.5 8.7 6.6 6.5 4. まったく関心がない ‥‥‥‥ 1.8 2.2 1.1 1.6 5. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 2.4 2.1 2.9 2.8 ─政権選択を考慮するか─ 問 10 今度の衆議院選挙は,自民・公明両党による連立政権 の継続か,それとも民主党を中心とする野党勢力による政 権交代の実現かという政権選択が焦点となっています。あ なたは,今度の選挙(衆議院選挙)で投票するにあたって, このことを考慮しますか。それとも考慮しませんか。これ から読み上げる 4 つの中から 1 つ選んでお答えください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 大いに考慮する ‥‥‥‥‥ 39.6 42.5 42.5 42.0 % 2. ある程度考慮する ‥‥‥‥ 38.6 36.4 36.8 36.0 3. あまり考慮しない ‥‥‥‥ 11.5 10.7 10.5 11.8 4. まったく考慮しない ‥‥‥‥ 3.9 4.1 3.8 3.6 5. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 6.3 6.3 6.4 6.7 ─政権公約を考慮するか─ 問 11 あなたは, 衆議院選挙で投票するにあたって,各政党 が発表した政権公約・マニフェストを考慮しますか。それ とも考慮しませんか。これから読み上げる 4 つの中から 1 つ選んでお答えください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 大いに考慮する ‥‥‥‥‥ 28.3 27.2 27.6 26.9 % 2. ある程度考慮する ‥‥‥‥ 46.5 46.9 46.9 47.3 3. あまり考慮しない ‥‥‥‥ 14.9 14.2 15.1 15.8 4. まったく考慮しない ‥‥‥‥ 4.2 5.6 4.3 3.9 5. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 6.1 6.0 6.1 6.1 ―衆院選で最も重視すること― 問 12 あなたが,衆議院選挙で投票するにあたって,最も重 視することは何ですか。これから読み上げる 8 つの中から 1 つ選んでお答えください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 景気・雇用対策 ‥‥‥‥‥ 23.4 23.5 24.8 23.2 % 2. 子育て支援や少子化対策 ‥ 11.0 9.2 9.0 11.0 3. 消費税などの税制改革 ‥‥‥ 6.1 7.1 6.6 6.3 4. 公務員制度などの行政改革 ‥ 6.6 7.5 7.7 6.5 5. 年金や医療などの 社会保障政策 ‥‥‥‥‥‥ 36.4 34.2 35.4 35.8 6. 外交・安全保障政策 ‥‥‥‥ 2.5 4.1 3.1 3.0 7. 農業政策 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2.1 2.1 2.5 2.5 8. 政治とカネの問題 ‥‥‥‥‥ 5.6 6.0 5.0 4.9 9. その他 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.4 0.1 0.4 0.5 10. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 6.0 6.0 5.5 6.4 ─望ましい政権のあり方─ 問 13 あなたは,衆議院選挙の後に,政権がどのような形 になればよいと思いますか。これから読み上げる 6 つの 中から,あなたのお考えに近いものを 1 つ選んでお答え ください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 自民党の単独政権 ‥‥‥‥‥ 5.0 5.0 3.6 4.0 % 2. 自民党が中心となる 連立政権 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 18.8 17.8 16.9 19.7 3. 民主党の単独政権 ‥‥‥‥ 10.6 11.1 9.9 10.0 4. 民主党が中心となる 連立政権 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 29.5 31.1 34.9 33.6 5. 自民党と民主党による 大連立政権 ‥‥‥‥‥‥‥ 17.9 17.2 16.6 15.6 6. その他の政権 ‥‥‥‥‥‥‥ 4.4 0.7 0.8 1.1 7. わからない,無回答 ‥‥‥ 13.9 17.0 17.3 15.9 ─今の支持政党─ 問 14 いま,あなたは,何党を支持していますか。支持して いる政党の名前を 1 つだけおっしゃってください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 自民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26.6 25.7 24.3 24.4 % 2. 民主党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 29.0 28.2 30.4 29.7 3. 公明党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3.3 3.6 3.4 4.3 4. 共産党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2.7 3.6 2.7 3.4 5. 社民党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.7 0.9 0.9 2.0 6. 国民新党 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.1 0.2 0.2 0.1 7. みんなの党 ‥‥‥‥‥‥‥‥ - 0.2 0.4 0.7 8. 改革クラブ ‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.0 0.0 9. 新党日本 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0.0 0.0 0.1 0.0 10. その他の政治団体 ‥‥‥‥‥ 0.1 0.0 0.2 0.1 11. 特に支持している 政党はない ‥‥‥‥‥‥‥ 29.5 29.4 27.0 24.5 12. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 8.1 8.3 10.4 10.7

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NOVEMBER 2009

―衆院選後の首相にふさわしい人は― 問 15 ところで,麻生総理大臣と民主党の鳩山代表を比べた 場合,あなたは,衆議院選挙のあとの総理大臣に,どちらが ふさわしいと思いますか。これから読み上げる 3 つの中から あなたのお考えに近いものを 1 つ選んでお答えください。 第1回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 1. 麻生総理大臣 ‥‥‥‥‥‥ 15.0 15.9 14.4 15.9 % 2. 民主党の鳩山代表 ‥‥‥‥ 31.8 31.8 33.3 32.6 3. どちらもふさわしくない ‥ 44.1 44.0 41.5 42.3 4. わからない,無回答 ‥‥‥‥ 9.1 8.2 10.7 9.2 サンプル構成 全体 性 年 層 男 女 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 無回答 第 1 回 1,826 人 763 1,063 74 221 299 317 429 425 61 100.0% 41.8 58.2 4.1 12.1 16.4 17.4 23.5 23.3 3.3 第 2 回 1,687 人100.0% 45.8773 54.2914 4.881 11.2189 14.6247 18.3308 23.2391 24.8419 3.152 第 3 回 1,695 人100.0% 46.0 779 54.0 916 4.779 13.4227 16.8285 15.1256 21.5364 24.2411 4.373 第 4 回 1,713 人 703 1010 71 231 242 277 370 446 76 100.0% 41.0 59.0 4.1 13.5 14.1 16.2 21.6 26.0 4.4 男 の 年 層 女 の 年 層 無回答 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 第 1 回 34 83 126 148 203 152 40 138 173 169 226 273 61 1.9 4.5 6.9 8.1 11.1 8.3 2.2 7.6 9.5 9.3 12.4 15.0 3.3 第 2 回 46 94 113 147 173 186 35 95 134 161 218 233 52 2.7 5.6 6.7 8.7 10.3 11.0 2.1 5.6 7.9 9.5 12.9 13.8 3.1 第 3 回 2.746 5.593 1337.8 1217.1 10.3175 11.2190 1.933 1347.9 1529.0 1358.0 11.2189 13.0 221 4.373 第 4 回 2.0 34 4.984 5.696 1207.0 10.1173 10.4178 2.237 1478.6 1468.5 1579.2 11.5197 15.6268 4.476 職 業 都 市 規 模 農林・ 漁業 自営業 勤め人 主婦 無職 学生他・無回答 100 万以上の市 30 万以上の市 10 万以上の市 の市町村5 万以上の市町村 無回答5 万未満 第 1 回 2.953 10.2186 33.0 602 24.7451 25.3462 3.972 20.4372 20.8380 22.0 401 12.9235 15.3279 1598.7 第 2 回 2.848 1669.8 33.8570 22.8384 26.8452 4.0 67 18.7315 22.1372 22.3376 13.8232 14.3241 1519.0 第 3 回 49 136 555 420 447 88 307 389 390 207 240 162 2.9 8.0 32.7 24.8 26.4 5.2 18.1 22.9 23.0 12.2 14.2 9.6 第 4 回 68 189 457 437 472 90 316 356 410 227 254 150 4.0 11.0 26.7 25.5 27.6 5.3 18.4 20.8 23.9 13.3 14.8 8.8 比 例 ブ ロ ッ ク 北海道 東北 北関東 南関東 東京 北陸信越 東海 近畿 中国 四国 九州 第 1 回 5.0 92 1407.7 11.6212 1749.5 10.1185 1287.0 11.5210 15.9291 1166.4 3.767 11.6211 第 2 回 87 114 161 212 182 110 172 292 104 60 193 5.2 6.8 9.5 12.6 10.8 6.5 10.2 17.3 6.2 3.6 11.4 第 3 回 103 120 166 184 169 105 186 304 101 60 197 6.1 7.1 9.8 10.9 10.0 6.2 11.0 17.9 6.0 3.5 11.6 第 4 回 4.882 1367.9 12.0 205 10.8185 10.1173 1106.4 12.0 206 15.9273 1146.7 2.950 10.4179

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―内閣支持― 第 1 問 あなたは,麻生内閣を支持しますか。それとも,支持 しませんか。 1. 支持する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14.6 % 2. 支持しない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 74.4 3. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11.0 ―衆院選結果の受け止めは― 第2問 今回の衆議院選挙で,民主党が圧勝し,政権が交代す ることになりました。あなたは,今回の選挙結果に,全体 として満足していますか。それとも不満ですか。これから 読み上げる4つの中から1つ選んでお答えください。 1. 満足している ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26.6 % 2. どちらかといえば満足している ‥‥‥‥‥‥‥ 35.6 3. どちらかといえば不満だ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17.2 4. 不満だ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14.3 5. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6.4 ―民主党の獲得議席どう思う― 第3問 民主党は,1つの政党が獲得する議席としては戦後最 多となる 308 議席を獲得しました。あなたはこのことにつ いてどう思いますか。これから読み上げる3つの中から1つ 選んでお答えください。 1. もっと多いほうがよかった ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4.2 % 2. もっと少ないほうがよかった ‥‥‥‥‥‥‥‥ 45.7 3. このくらいでちょうどよい ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 43.6 4. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6.4 ―民主党圧勝の原因― 第4問 あなたは,民主党が圧勝した主な原因は何だと思いま すか。これから読み上げる5つの中からあなたのお考えに 近いものを1つ選んでお答えください 1. 政権公約・マニフェストへの期待 ‥‥‥‥‥‥ 10.3 % 2. 鳩山代表への期待 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3.4 3. 政権交代への期待 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 25.4 4. 自民党の政治への不満 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 52.2 5. 候補者の魅力 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2.3 6. その他 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0.6 7. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5.8 ―鳩山新首相への期待― 第5問 民主党の圧勝を受けて,今月中旬に召集される特別国 会で,民主党の鳩山代表が総理大臣に指名される見通しで す。あなたは,鳩山新総理大臣に期待しますか。それとも 期待しませんか。これから読み上げる4つの中から1つ選 んでお答えください。 1. 大いに期待する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23.7 % 2. ある程度期待する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 42.2 3. あまり期待しない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 24.2 4. まったく期待しない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6.3 5. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3.6 ―社民・国民との連立評価― 第6問 民主党は,参議院で過半数を得ていないことなどから, 社民党や国民新党と連立政権を発足させる方針です。あな たは,民主党が,こうした組み合わせで連立を組むことを 評価しますか。それとも評価しませんか。これから読み上 げる4つの中から1つ選んでお答えください。 1. 大いに評価する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10.1 % 2. ある程度評価する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 42.8 3. あまり評価しない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 29.0 4. まったく評価しない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11.8 5. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6.3 ―政権交代で暮らしはどうなる― 第7問 ところで,民主党が中心となる政権が発足した後,あ なたの暮らしはどうなると思いますか。これから読み上げる 3つの中から 1 つ選んでお答えください。 1. 良くなる ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21.2 % 2. 悪くなる ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11.8 3. 変わらない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 61.4 4. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5.6 ―民主政権公約で最優先は― 第8問 あなたは,民主党が今回の衆議院選挙で掲げた政権公 約で,最も優先して実現してほしいものは何ですか。これ から読み上げる7つの中から1つ選んでお答えください。 1. 子ども手当の支給 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16.7 % 2. 高速道路の無料化 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1.9 3. 最低保障年金の実現 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 28.2 4. 後期高齢者医療制度の廃止 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21.3 5. 農業の戸別所得補償制度の創設 ‥‥‥‥‥‥‥‥3.8 6. 衆議院の定数削減 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13.0 7. 企業団体献金の禁止 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7.4 8. その他 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1.2 9. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6.5 ―自民党の獲得議席どう思う― 第9問 一方,自民党は,選挙前の半分以下の 119 議席しか 獲得できませんでした。あなたはこのことについてどう思い ますか。これから読み上げる3つの中から1つ選んでお答え ください。 1. もっと多いほうがよかった ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 34.1 % 2. もっと少ないほうがよかった ‥‥‥‥‥‥‥‥ 11.7 3. このくらいでちょうどよい ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 47.4 4. わからない,無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6.8 ―自民党大敗の原因― 第 10 問 あなたは,自民党が大敗した主な原因は何だと思い ますか。これから読み上げる5つの中からあなたのお考え に近いものを1つ選んでお答えください。 1. 政権公約・マニフェストへの不満 ‥‥‥‥‥‥‥3.3 % 2. 麻生総理大臣への不満 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13.6 3. 自民党の政治への不満 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 49.2 【調査の概要】 1. 調査目的 内閣支持や政党支持など,国民の政治意識を調査する 2. 調査時期 2009 年 9 月 4 日(金)~ 6 日(日) 3. 調査相手 全国の 20 歳以上の男女 1,785 人 4. 調査方法 電話法(RDD) 5. 回答数(率) 1,163 人(65.2%)

表 3 小選挙区比例代表並立制導入後の衆院選投票率(小選挙区)の推移 図 2 投票に行くか (「 必ず行く 」 + 「 期日前投票をした 」)回数投票日首相投票率 備考第 41 回1996 年 10 月 20 日橋本龍太郎59.65% 小選挙区解散第 42 回2000 年 6 月 25 日森喜朗62.49%神の国解散第 43 回2003 年 11 月 9 日小泉純一郎59.86% マニフェスト解散第 44 回2005 年 9 月 11 日小泉純一郎67.51%郵政解散第 45 回2009 年 8 月 30

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