BulIetlnofくerlt{}rfor{]1r1忙 呂IP雪y{hoIogyKir}kiUniv∈}r5ityVoI.1;163〜 ・1ア6(200島) 163
近畿大 学臨床心 理 セ ンター平成19年 度活動報 告
奥 野 洋 子 直 井 愛 里 人 見 彦
1.は じ め に
近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン ター(以 下 「セ ン タ ー」 と略 す)は 平 成19年4月 に 開設 さ れ た。
セ ン ター は 臨床 心 理 学 に 閨す る教 育 ・研 究 及 び 臨床 活動 を行 い、 地域 社 会 に 対 す る こ ころ の 相 談 活 動 ・心 理 的援 助 と心 理 臨 床 の 専 門家 の養 成 を 寄与 す る こ と を 目的 と して い る。 本 報 告 で は、 平 成19年4月 か ら平 成20年3月 ま で の12ヶ 月 間 に つ い て の活 動 を報 告 す る。
且,セ ン タ ー 紹 介 1.施 設 に つ い て
近 畿 大 学 医 学 部 キ ャ ン パ ス 内(大 阪 府 大 阪 狭 山 市)の 施 設 に 設 置 さ れ た 。 主 な 部 屋 は 、 面 接 室3室(面 談 室 、 カ ウ ン セ リ ン グ 室1・2)、 プ レ イ ル ー ム1室 、 待 合 ス ペ ー ス 、 受 付 、 ス タ ッ フ ル ー ム で あ る 。
4月 か ら8月 ま で は 開 設 の た め の 整 備 作 業 を 行 い 、 呂月 下 旬 よ り相 談 業 務 を 開 始 し た 。
2,ス タ ッ フ に つ い て
セ ン タ ー 長 、 専 門 相 談 員2人(専 任1人 、 兼 任1人)、 事 務 職 員1人 で あ っ た 。 セ ン タ ー 長 は 精 神 科 医 師(精 神 保 健 指 定 医)で あ り、 専 門 相 談 員 は 臨 床 心 理 士 の 資 格 を 有 して い る 者 が1人 、 国 際 応 用 ス ポ ー ツ 心 理 学 会(AASP)認 定 コ ンサ ル タ ン トの 資 格 を 有 して い る 者 が
1人 で あ る 。
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近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン タ ー紀 要 創 刊 号2008年3.相 談 業 務 開 始 ま で の 主 な 活 動
セ ン タ ー が 開 設 さ れ た4月 か ら8月 ま で の 問 、 セ ン タ ー の 施 設 と書 類 整 備 を 行 い 、 相 談 業 務 開 始 準 備 に あ た っ た 。 面 接 室 の 調 度 品 の 選 定 ・購 入 、 プ レ イ ル ー ム の 玩 具 な ど の 購 入 、 相 談 業 務 の 各 種 書 類 作 成 、 パ ン フ レ ッ ト と ホ ー ム ペ ー ジ の 作 成 を 行 っ た 。
近 畿 大 学 医 学 部 附 属 病 院 と の 連 携 を は か る た め 、 附 属 病 院 の 事 務 部 と 、 附 属 病 院 か ら の 紹 介 と 附 属 病 院 へ の 紹 介 の 手 順 に つ い て 打 ち 合 わ せ た 。 そ れ を ふ ま え て 、 附 属 病 院 か ら 当 セ ン タ ー へ の 紹 介 の 手 順 を ま と め 、 各 診 療 科 に 案 内 を 出 し た 。
ま た 、 臨 床 心 理 セ ン タ ー 開 設 記 念 公 開 講 座 の 広 報 も 兼 ね て 、 近 隣 の 市 町 村(役 所 、 教 育 委 員 会 、 保 健 ・福 祉 セ ン タ ー 、 小 ・中 ・高 等 学 校 な ど)、 大 阪 府 内 の 関 係 機 関(府 庁 、 教 育 委 員 会 、 こ こ ろ の 健 康 総 合 セ ン タ ー 、 保 健 所 、 警 察 署 、 大 学 な ど)に パ ン フ レ ッ ト を 送 付 し、 大 阪 狭 山 市 の 教 育 ・福 祉 ・保 健 関 係 各 所 に あ い さ つ に うか が っ た 。
II.相 談 活 動 状 況 1.相 談 業 務 の 内 容
開 室 時 間 は 火 ・水 ・木 曜 日 の10時 〜17時 、 電 話 受 付 時 間 は 火 ・水 ・木 曜 日 の10時 〜16 時 で あ る 。 相 談 の 種 類 と料 金 は 、 表1の よ う に 設 定 した 。
初 回 面 接(50〜90分) 8,400円(税 込 み)
個 人 面 接(30分) 4,200円(税 込 み) 個 人 面 接(50分) 8,400円(税 込 み) 親 子 面 接(50分)
12,600円(税 込 み)
心理 検 査(1種 類 につ き) 4,200円(税 込 み)表1相 談 の 種 類 と料 金
相 談 内 容 と し て 、 「子 ど も に つ い て の 相 談 」、 「自 分 自 身 の 性 格 や 行 動 に か か わ る 相 談 」、
「職 場 ・学 校 ・家 庭 な ど で の 人 間 関 係 の 問 題 に か か わ る 相 談 」、 自 分 の 生 き 方 に か か わ る 相 談 以 外 に 、 国 際 応 用 ス ポ ー ツ 心 理 学 会(AASP)認 定 コ ンサ ル タ ン トの 専 門 性 に 応 じ ら れ る よ
奥 野 洋 子 ・直 井 愛 里 ・人 見 一 彦:近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン タ ー平 成19年 度 活 動 報 告
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う 、 「ス ポ ー ッ 選 手 や 指 導 者 の 心 理 面 に つ い て の 相 談 」、 「異 文 化 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン に つ い て の 相 談 」 を 加 え 、 パ ン フ レ ッ ト等 に 掲 載 し た 。
2.電 話 受 付 の 内 容
電 話 の 受 付 の 月 別 の 件 数 と 内 容 を 表2、 表3に 示 した 。
初 回 面 接 予 約 と な っ た42件 の う ち 、 来 談 し な か っ た も の が3件 あ り、 初 回 面 接 を 行 っ た 39件 の う ち 、5件 は 翌 年 度 に あ た る 平 成20年4月 に 行 っ た た め 、 報 告 期 間 内 に 受 け 付 け た 初 回 面 接 件 数 は34件 で あ っ た 。
7月 8月 9月
10月 11月
12,月1月
2月 3月 計電話受付件数
1 6 5 7 12 7 6 17 9 70
表2月 別 電 話 受 付 件 数
内訳1勝1%
面接 日の 予 約
42 60.0
電話 で の 相 談
3 4.3
電 話 で の 回答
23 32.9
他機関紹介
2 2.9
そ の他
0 0.0
計
70 100.0
表3電 話 受 付 の 内容
3.新 規 の 相 談
新 規 の 来 談 者 の 性 別 、 年 齢 、 住 所 ご と の 内 訳 を 表4、 表5、 表6に 示 した 。
報 告 期 間 内 に 新 規 の 相 談 件 数 は34件 で 、 来 談 者 は 圧 倒 的 に 女 性 が 多 く、 年 齢 層 で 最 も 多 か っ た の は 、26〜40歳 の 人 が 全 体 の35%、 女 性 で は40%で あ っ た 。 小 学 生 以 下 の 相 談 は な く、41歳 以 上 の 相 談 が 全 体 で30%近 く に 達 し て い た 。 来 談 者 の 住 所 で は 、 隣 接 し た 市 か ら の 相 談 が 半 分 近 く 占 め て い た が 、 他 府 県 か ら の 相 談 も6件 あ っ た 。
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近 畿 大 学 臨床 心 理 セ ン タ ー 紀要 創 刊号2008年性別 件数 %
女
27 79.4
男
7 20.6
計
34 100.0
表4来 談 者 の性 別
年 齢 件数 %
0〜6歳
0 0.0
7〜12歳
0 0.0
13〜18歳
6 17.6
19〜25歳
6 17.6
26〜40歳
12 35.3
41〜60歳
6 17.6
61歳 〜 4 11.8
計
34 100.0
表5来 談 者 の年 齢
住所1件 剃%
富 田林 市
8 23.5
河 内長 野 市
3 8.8
大 阪 狭 山 市
1 2.9
そ の 他 南河 内地 域*1
4 ll.8
堺市
4 11.8
そ の 他 泉州 地 域*2
6 17.6
大 阪 市
2 5.9
和 歌 山 県 内
2 5.9
兵 庫 県 内
2 5.9
奈 良 県 内
1 2.9
京都府 内
1 2.9
合計
34 100.0
表6来 談 者 の 住 所
*1そ の他 南 河 内地 域:
松 原 市 、羽 曳 野 市 、藤 井 寺 市 、太 子 町、
河 南 町 、 千 早 赤 阪村
*2そ の他 泉 州 地 域:
和 泉 市 、 高 石 市 、 泉 大 津 市 、忠 岡 町、
岸 和 田市 、貝 塚 市 、熊 取 町 、泉 佐 野 市 、 田尻 町 、 泉 南 市 、 阪 南 市 、 岬 町
次 に 、 相 談 内 容 の 分 類 を 表7に 示 し た 。1件 に つ き、 複 数 項 目が 該 当 す る 場 合 が 含 ま れ て い る た め 、 合 計 す る と53件 と な っ て い る 。
「自 分 の 性 格 や 行 動 に つ い て の 相 談 」 が 半 分 近 く を 占 め 、 「人 間 関 係 の 問 題 に つ い て の 相 談 」 が30%と 多 か っ た 。 年 齢 層 ご と に 見 て も 同 様 の 傾 向 で あ っ た 。 「子 ど も の 相 談 」、 子 ど も 以 外 の 家 族 に つ い て の 相 談 で あ る 「家 族 相 談 」 を 合 わ せ た 家 族 に つ い て の 相 談 は 全 体 で 18%近 くあ り、41歳 以 上 の 年 齢 層 に な る と35.3%と 高 い 割 合 に な っ て い た 。 ま た 、 「ス ポ ー ツ に か か わ る 相 談 」 は1件 で 、 「異 文 化 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 相 談 」 は な か っ た 。 今 後 こ れ ら 専 門 的 な 相 談 に 対 応 で き る こ と を 広 報 して い く必 要 が あ る と思 わ れ る 。
奥 野 洋 子 ・直井 愛 里 ・人 見 一 彦:近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ンタ ー平 成19年 度 活 動 報 告
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相談内容
13〜18歳 19〜25歳 26〜40歳 41〜60歳 61歳 〜
計件数% 件数% 件数% 件数% 件数% 件数%
子 ど もの相 談
00.0 00.0 00.0 330.0 114.3 47.5
自分 の性 格や 行 動 に
つ い て の相 談
562.5 550.0 1055.6 330.0 342.9 2649.1
人 間 関係 の 問題 に つ
い て の相 談
225.0 330.0 738.9 330.0 114.3 1630.2
生 き方 に関 わ る相 談
00.0 00.0 00.0 00.0 114.3 11.9
異 文 化 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 相 談
00.0 00.0 00.0 00.0 00.0 00.0
ス ポー ツに かか わ る 相 談
00.0 110.0 00.0 00.0 00.0 11.9
家族相談
112.5 110.0 15.6 110.0 114.3 59.4
計
8100.0 10100.0 18100.0 10100.0 7100.0 53100.0
表7相 談 内 容 と年 齢
来 談 の 経 路 を 表8に 示 し た 。
医 療 機 関 か ら の 紹 介 が 大 部 分 を 占 め て お り、 そ の 内23件 が 近 畿 大 学 医 学 部 附 属 病 院 か ら で 、 そ の ほ と ん どが メ ン タ ル ヘ ル ス 科 か ら で あ っ た 。 ま た 、 附 属 病 院 の イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン で パ ン フ レ ッ トを も ら っ て の 来 談 が2件 で あ っ た 。 こ れ ら は 、 セ ン タ ー が 、 附 属 病 院 の 敷 地 内 に あ る と い う立 地 条 件 に よ る も の が 大 き い と考 え ら れ る 。 身 体 的 な 疾 患 の た め に 通 院 、 治 療 を 受 け に 来 て い る 方 の 中 で 、 心 理 的 な 問 題 を 抱 え 、 そ の 援 助 を 求 め て い る 方 が 潜 在 し て い
紹 介 元 件数 %
医 療機 関か らの 紹介
24 70.6
近 畿 大学 関連 の 教 育機 関
1 2.9
教 育機 関(近 畿 大学 以 外)
1 2.9
行政機 関
1 2.9
パ ン フ レ ッ ト ・ホ ー ム ペ ー ジ 5 14.7
そ の他
2 5.9
計
34 100.0
表8来 談 の経 路
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近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン タ ー紀 要 創 刊 号2008年る と も推 測 で きる。 ホ ー ムペ ー ジを見 て の 来 談 が3件 、 そ の他 の2件 は 地域 の コ ミュニ テ ィ 紙 に掲 載 さ れ た記 事 を読 ん で知 っ て の来 談 で あ っ た 。 広 報活 動 の 表 れ で あ る と言 え るが 、 地 域 や 社 会 に 向 け て の情 報 発 信 に よっ て、 セ ン ター を 知 っ て も ら う こ とが今 後 さ らに重 要 に な る と思 わ れ る。
新 規 相 談 の 初 回面 接 後 の処 遇 、 継 続 とな っ た 来 談者 の面 接 形 態 を表9、 表10に 示 した。
個 人 面 接 の 面 接 形 態 が ほ とん どで あ っ た の は、 成 人 の 来談 者 が 多 い こ と、相 談 内容 が 来 談 者 本 人 の こ とにつ い て以 外 が 多 い こ とが 反 映 され て い る と推 測 で きる。
内訳1件 数
継続 面接
31
初 回 面接 の み で 終結
3
他 機 関へ 紹 介 に て終 結
0
計
34
表9初 回 面接 後 の 処 遇内訳 「 件数
個人面接
22
親 子 面 接(並 行)
8
親 子 面 接(合 同)
1
計
31
表10継 続 面 接 の面 接 形 態
4.面 接 回 数 と 面 接 経 過
月 別 に 面 接 種 別 ご と の 延 べ 面 接 回 数 と 面 接 経 過 状 況 を 表11、 表12に 示 し た 。
初 回 面 接 を 除 い た 延 べ 面 接 回 数 は45回 だ っ た 。 月 別 で は10月 か ら10回 前 後 で 推 移 し 、 3月 に は 増 加 し た 。
奥 野 洋 子 ・直 井 愛 里 ・人 見 一 彦:近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン タ ー平 成19年 度 活 動 報 告
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8月 9月
10月
11.月12月 1月
2月 3月 計初 回面接
3 1 4 5 5 4 5 6 33*1
個 人 面 接(30分)
0 0 0 0 1 0 1 3 5
個 人 面 接(50分)
0 5 6 2 6 4 2 4 29
親 子 面 接(並 行)*2
0 0 0 0 0 0 0 2 2
親 子 面 接(合 同)*2
0 0 0 1 1 1 1 2 6
心理 検査
0 0 0 0 0 0 1 2 3
計
3 6 10 8 13 9 10 18 78
表11月 別 の 延 べ 面 接 回 数
*1同 時 に き ょ うだ い の相 談 を 受 け た た め 、 件 数 と して は2件 、 初 回 面接 回 数 と して は1回 と数 え た。
*2親 子 面 接 につ い て 、並 行 面接 の場 合1件 に つ き面接 回 数 は2回 、 合 同 面接 の場 合1件 に つ き面 接 回 数 は1回 と数 え て い る。
内訳 」 件数
継続
18
終結
6
他 機 関へ 紹介
2
中断
5
そ の他
0
計
31
表12面 接 経 過 状 況5.ケ ー ス カ ン フ ァ レ ン ス
平 成20年3月 に セ ン タ ー の ケ ー ス カ ン フ ァ レ ン ス を 開 い た 。 参 加 者 は 、 ス タ ッ フ3人 と 臨 床 心 理 士 な ど の 専 門 家4人 の 計7人 で あ っ た 。
皿.学 内 の 活 動
1.学 内 コ ン サ ル テ ー シ ョ ン
人 見 セ ン タ ー 長 は 、 近 畿 大 学 医 学 部 精 神 神 経 科 学 教 室 、 文 芸 学 部 、 及 び 国 際 人 文 科 学 研 究 所(近 畿 大 学 コ ミ ュ ニ テ ィ カ レ ッ ジ)、 メ ン タ ル ヘ ル ス ア ドバ イ ザ ー を 兼 務 し て い る 。
1フ0
近 畿 大学 臨 床 心 理 セ ン タ ー紀 要 創 刊 号200呂 年2.映 画 鑑 賞 会
平 成19年10月17日(水)近 畿 大 学 医 学 部 大 講 堂 に お い て.近 畿 大 学 医 学 部 学 生 、 近 畿 大 学 附 属 看 護 専 門 学 校 学 生 、附 属 病 院 教 職 員 に 向 け て 「映 画 鑑 賞 と 監 督 講 演 の 夕 べ 」 を 開 催 し た 。 上 映 し た 「YesterdayTodayTomorr⑪w
昨 日今 日 そ し て 明 日ヘ … 」 は 、 タ イ に 暮 ら すHIV陽 性 者 の 家 族 の 日 常 を 追 っ た ドキ ュ メ ン タ リー 映 画 で 、 製 作 した 直 井 里 予 監 督 に 来 場 して い た だ き、 講 演 も 行 っ た 。 こ の 映 画 の 背 景 に つ い て 直 井 監 督 か ら い た だ い た 寄 稿 文 は 、 「北 タ イ に 暮 らす2家 族 のHIV陽 性 者 と 一 緒 に 過 ご し た3年 間 の 日 々 か ら生 ま れ た ひ と つ の 物 語 『昨 日 今 日 そ して 明 Hへ … 』 の 背 景 」 に 掲 載 した 。
映 画 公 式 ホ ー ム ペ ー ジ:http:〃wwwriporipαcom〆ytt〆
3.講 師 等 の依 頼
平成19年4月 〜IO月 、 近 畿 大学 大 阪 コ ミュ ニ テ ィ カ レ ッジ に お い て 「精 神 医 学 講 座 」 の 講 師 を 人 見 セ ン ター長 が 担 当 した。
平 成19年7月 に近 畿 大 学 附属 豊 岡 中学 校 ・高等 学 校 か らの依 頼 に応 じ、教 員研 修 と して 、
「思 春 期 の子 ど もた ち 一そ の理 解 と具 体 的対 応 」 につ いて の講 演 を 人見 セ ン ター 長 が 行 った 。 平 成19年8月 に近 畿 大 学 オー プ ン講 座(夏 季 教 員 研 修 講座)に お いて 、 「学校 で 役 立 つ 精 神 医学 一最 近 の児 童 青 年 期 の こ こ ろ の病 理 につ いて 」 の講 師 を 人 見 セ ン ター 長 が担 当 。
近 畿 大 学 附属 豊 岡中 学 校 ・高 等 学 校 か らの 依 頼 に応 じ、 平 成19年9月 に奥 野 講 師 が ス クー ル カ ウ ンセ リ ング(ス トレスマ ネ ジ メ ン ト教 育 、 保 護 者 ・教 員 の相 談)を 実 施 した 。
平 成19年10月 に 近 畿 大 学 理 工 学 部 か らの依 頼 に 応 じ、 教 職 員 に 向 け た講 演 会 に お い て.
「学 生 指 導 とこ こ ろの ケ ア」 につ い ての 講 演 を 人見 セ ン タ ー長 が 行 った 。
4.附 属 病 院 ・医療 機 関 へ の 説 明
近 畿 大 学 医 学 部 附属 病 院 と近 畿 大 学 医 学 部堺 病 院 の 関 連 の あ る診 療 科 に対 して、 奥 野 ・直 井 講 師 が 臨 床 心 理 セ ン ター の 説 明 を行 った 。
奥 野 洋 子 ・直 井 愛 里 ・人見 一 彦:近 畿 大学 臨 床 心 理 セ ン タ ー平 成19年 度 活 動報 告
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四,地 域 へ の活 動 1.公 開 講座
臨床 心 理 セ ン ター の 開 設 を記 念 し、地 域 住 民 に向 け た公 開講 座 を平 成19年 呂月4日(土) 近 畿大 学 医 学 部 大 講 堂 にお い て 開催 した。 大 阪 府 教 育 委 員 会 、 大 阪狭 山市 、 大 阪狭 山市 教 育 委 員 会 か らの 後援 をい た だ くこ とが で き、 参 加 者 は150入 余 りで 盛 況 で あ っ た。
京都 ノー トル ダム 女 子 大 学 教 授 ・藤 川 洋子 先 生 をお 招 き し、 「子 ど もの 育 ち に大切 な こ と 一い じめ ・非行 へ の新 しい視 点 一」 につ いて の 講 演 して い た だい た。 い じめ や非行 に関連 し て 、学 習 障 害(LD>、 注 意 欠 陥 ・多 動 性 障 害(ADHD)、 ア スペ ル ガ ー症 候 群 につ い て の 発 達 的 な 特 徴 や 対 人 関 係 能 力 の 問 題 につ い て詳 し く解 説 され た 。 また 、 奥 野 講 師 が 「子 育 て ・ 発 達 相 談 の経 験 よ り」 と して 臨床 経 験 か ら得 た こ と につ いて 講 演 した。
2.日 本 サ イ コセ ラ ピ ー学 会 の 開催
人 見 セ ン タ ー 長 が 大 会 会 長 と な り、 平 成20年3月8日(土)曾 日(日)近 畿 大 学:会館 (大 阪市 中央 区 日本 橋)に て 第9回 日本 サ イ コ セ ラ ピー 学 会 を開 催 した。 プ ロ グ ラ ム は表13 に示 した 通 りで あ る。 のべ170人 余 りの 参加 者 が 集 ま り、 有 意 義 な発 表 や 議 論 が 繰 り広 げ ら れ た 。
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近 畿 大 学 臨床 心 理 セ ンタ ー紀 要 創刊 号2008年学 会 テ ー マ 「サ イ コ セ ラ ピ ー の 現 状 と展 望 一子 ど も 、 家 族 、 成 人 の 臨 床 一 」
シ ンポ ジ ウ ム1
「成 人 期 の サ イ コ セ ラ ピ ー 一成 人 期 の 発 達 障 害 と ど うか か わ るか 一」
シ ンポ ジ ス ト 前 田 研 史(神 戸 女 子大 学)
大 堀 彰 子(帝 塚 山学 院大 学 子 ど も心 身 医学 研 究 所) 三 船 直 子(大 阪 市 立 大学 大 学 院)
会 長 講 演
「自己 に気 づ くこ と」
講 師 人見 一 彦(近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン ター ・大 会 会長)
ラ ンチ ョ ンセ ミナ ー 共 催 ヤ ンセ ンフ ァーマ 株 式 会 社
「子 ど もの 統 合 失 調 症 の 理 解 と支 援 」
講 師 飯 田 順 三(奈 良 県 立 医 科 大 学 医学 部 看 護 学 科) 特 別 講 演
「日本 にお け るサ イ コセ ラ ピー の 歴 史 」
講 師 西 園 昌久(心 理 社 会 的 精 神 医 学 研 究 所) ワー ク シ ョ ップ
「母 子 の 愛 着 形 成 の 臨 床 一 評 価 と応 用 一 」
講 師 吉 田 敬 子(九 州 大 学 病 院 精 神 科 神 経 科) 講 師 水 野 智 美(近 畿 大 学 教 職 教 育 部) 特 別 講 演
「ユ ング派 に よ る境 界 性 人 格 障 害 夕 子 の 夢 を通 した心 理 療 法 過 程 」 講 師 横 山 博(甲 南 大 学 人 間科 学 研 究 所)
ラ ンチ ョ ンセ ミナー 共 催 グ ラ ク ソ ・ス ミス ク ラ イ ン株 式 会 社
「コ メデ ィ カ ルの た め の うつ 病 最 前 線 」
講 師 白川 治(近 畿 大 学 医 学 部 精 神 神 経 科 学 教 室) シ ンポ ジ ウム2
「サ イ コセ ラ ピー の 現 状 と展 望 一子 ど も、 家族 、 成 人 の 臨床 一」
シ ンポ ジ ス ト 小 林 和(精 療 ク リニ ッ ク小 林)
吉 川 悟(龍 谷 大 学 文 学 部 哲 学 科 教 育 学 専 攻) 真 栄 城 輝 明(大 和 内 観研 修 所)
奥 村 満 佐 子(神 戸 精 神 分析 研 究 所)
表13第9回 日 本 サ イ コ セ ラ ピ ー 学 会 プ ロ グ ラ ム
奥 野 洋 子 ・直 井 愛 里 ・人 見 一 彦 近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン ター 平 成19年 度 活 動 報 告
3,広 報 活 動
イ ン タ ー ネ ッ トが 普 及 し 、 情 報 を 検 索 す る こ と が 多 くな っ た こ と を 考 え 、 ホ ー ム ペ ー ジ を 作 成 し、 広 く知 っ て も ら え る よ う に し た 。 近 畿 大 学 の ホ ー ム ペ ー ジ と 近 畿 大 学 医 学 部 の ホ ー ム ペ ー ジ に リ ン ク を 張 ウ て も ら い 、 両 ペ ー ジ か ら ア ク セ ス で き る よ う に し た 。(ホ ー ム ア ド
レス、:http:〃ccpcO1.cGkinda:.a〔Ljp/p呂ycholo暮y〆index、html)
地 域 の コ ミ ュ ニ テ ィ紙 に 、 セ ン タ ー の 紹 介 記 事 が 掲 載 さ れ.附 属 病 院 イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン に セ ン タ ー の パ ン フ レ ッ トを 置 か せ て も ら い 、 地 域 の 方 々 、 病 院 に 通 院 し て い る 方 々 に 知 っ て も ら え る よ う に した 。 公 開 講 座 、 口 本 サ イ コ セ ラ ピ ー 学 会 、 相 談 員 が 関 わ っ た 研 修 会 ・講 演 会 な ど に お い て 、 セ ン タ ー の パ ン フ レ ッ トを 配 布 した 。
4.地 域 の公 的機 関 ・医 療 機 関 へ の 訪 問活 動
地 域 の 関 連 機 関 へ の セ ン ター 広 報 と ネ ッ トワ ー ク作 りを兼 ね て 、 大 阪狭 山市 教 育 委 員会 、 福 祉 課 、 関 連 施 設 、 地 域 の病 院 を訪 問 した。
5、 講 師 の 依 頼
平 成19年5月 、 第103回 日 本 精 神 神 経 学 会 総 会 に お い て 、 精 神 医 学 研 修 コ ー ス 「精 神 療 法 の 基 本 」 に つ い て 入 見 セ ン タ ー 長 が コ ー デ ィ ネ イ ト し た 。
平 成19年7月 、 奈 良 医 科 大 学 に お い て 精 神 医 学 「精 神 療 法 」 に つ い て 人 見 セ ン タ ー 長 が
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近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン ター 紀 要 創 刊 号2008年講 義 し た 。
平 成19年8月 、 平 成19年 度 楽 学 舎 第3回 学 習 会 に お い て 「ナ ー ス の メ ン タ ル ヘ ル ス 」 に つ い て 人 見 セ ン タ ー 長 が 講 演 し た 。
平 成19年10月 、 第19回 内 観 ワ ー ク シ ョ ッ プ 奈 良 に お い て 「混 迷 す る 現 代 を ど う 生 き る か 一 精 神 医 学 の 立 場 か ら」 に つ い て 人 見 セ ン タ ー 長 が 講 演 し た 。 平 成19年12月 、 第18回 近 畿 小 児 ス トー マ ・排 泄 ・創 傷 研 究 会 に お い て 、 「身 体 の 病 気 と 自我 の 発 達 に つ い て 」 に つ い て 人 見 セ ン タ ー 長 が 講 演 し た 。
平 成20年3月 、 財 団 法 人 田 附 興 風 会 北 野 病 院 看 護 部 の 依 頼 に 応 じて 、 「新 人 助 産 師 教 育 指 導 者 へ の 精 神 的 サ ポ ー ト」 に 関 す る コ ン サ ル タ ン ト を 奥 野 講 師 が 行 っ た 。
V.お わ り に
セ ン タ ー が 開 設 さ れ て1年 、 相 談 業 務 を 開 始 し て か ら約 半 年 経 っ た 。 施 設 も シ ス テ ム も な い と こ ろ か ら ス タ ー ト し、 整 備 ・準 備 を し、 学 内 の 各 部 署 と の 連 絡 ・調 整 を 行 っ て き た 。 ス タ ッ フ も少 な く、 構築 途 上 の 中 、 まず まず の 滑 り出 し で あ っ た の で は な い か と 考 え る 。2年
目 は ス タ ッ フ も増 え 、 互 い に 協 力 、 切 磋 琢 磨 し な が ら 、 心 理 臨 床 の 充 実 を 図 っ て い き た い と 思 う 。 ま た 、 医 学 部 キ ャ ンパ ス と い う立 地 を 生 か し 、 医 療 と 連 携 しつ つ 、 心 身 の 疾 患 を 抱 え る 方 や そ の 家 族 へ の 心 理 的 援 助 を 提 供 し て い く こ と も大 切 で は な い か と考 え て い る 。