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a t e l i e r
教科・領域教育専攻 芸術系(美術)コース 下 内 裕 次
作品の要旨 1.はじめに
生麻布を支持体としてそのまま使用して いる。白い下地層は塗らず麻布のままを使 用しており、そこへ通常どおり描くときと 同じように画材を使い描いている。勿論キ ャンパスの画面の色は通常の白いジェッソ 等を塗った面とは違い麻布のままの色であ る。その麻布のキャンパスに対し筆で描い たときの感触や出来ばえは全く違う。油性 画溶液を多く付け描くと筆のあとからその 周囲に油が染み出して布地に染み込んでい くところが全く違う。キャンパスの色が薄 茶色なので白或いは他の色を使って描くと 白いキャンパスと比べて柔らかい感じがす る。筆と絵の具で描いたその筆致により絵 の具から油が染み出してくる。
油は透明なので通常の白いキャンパスの fこでは見えない。しかし麻布へ垂らすと布 の奥まで染み込んでしまい黒く濡れたまま である。麻布の場合水に濡れでも蒸発して しまうが油はいつまでも濡れた様に見える。
リンシードオイルを使うと水が厚く溜まっ ているように見える。また、ベインティン グオイノレを薄めて使うと影のようになる。
私は麻布にいろいろな画材を取り入れ絵 を描こうと思った。そしてその題名はアト リエとした。アトリエと言う言葉の中に含 まれる多くの物や概念をこのキャンパスに 表したかった。私が描いたその場所と時間
指 導 教 員 鈴 木 久 人
がそのままこの絵になれば良いと思った。
そしてそこに描いた本人が感じられればよ いと思うO
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修了制作について今回は大作にふさわしいものを以前描い たものの中よりエスキースとして選んで作 品づくりを始めた。それで F8号のものを S120号の大きさにして描いた。
まずS120号のほぼ中央にF15号位の大き さの矩形を描く。これはマスキングテープ を貼り描いた。矩形の色は白であるO その 白の中に塗つである所と完全に塗つてない ところを作ったD 絵の具を盛り上げてある 部分もある。その白い矩形の周り、右側と 下側の2つの辺から外側へ向かい透明で、あ るベインティングオイルだ、けで、描いた。透 明の油が画布に染み込み黒く見えた。矩形 の近くへは濃くそして徐々に薄くして描い た。白い矩形の影を描き込んだ事になる。
矩形が浮き上がって見える。油だけでも十 分影の効果が得られた。その矩形が宙に浮 いているようにした。白い矩形と影を描い たキャンパスとの聞に不思議な空間が生ま れた。
私が描くのはいつも画面の4分の1程度 の面積だ。何も措かない画面が締麗だから という理由で少ない面積しか描かない。そ れ以上描けば良くないであろうと思うとこ ろで止めたからだ。そのため麻布を張った
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美しいキャンパスをそのまま置いてある。
何も播いて無いところと描いてあるところ の対比により時間の経過が感じられると良
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。 、
問題ほ筆・ナイフでの描き方である。絵 の具に砂を混ぜたものや小石を漉ぜたもの を使ったり、グレザジングやまた紙を貼り 付けたりした。紙I ま蘇布には白いものより わら半紙が尽に焼けた感じの少し色の付い たものがあうと思った。そして破いたもの より
1枚そのままを貼った。途中その手や 指先についた絵の具今 がョラ日ジヱヰしである 紙の黒い部分に付いた号、またキャンパス についたり、紙が折れてしまい磯けそうに なり折り固や鍛になったものを貼うた。自 然な感じが出て良いと思った。ある部分で は絵の具に砂を混ぜたものを使った。そし て描くときにナイフで饗イむをつける
ζどで 感晴を表 L た。多量の絵の具を使い
i砂を含 んだ重みがあ珍厚みのあるものである。こ れも繍; を多〈つ l け?る左周沼へ£ 抽 油
麻 耳 布 揺 に
2本 k 競で鰻を事引!いた@消そうとして も蘇布の上で樹首え加嚇安撞いておいた。
麻布の布聞に対 L て
i絵の異の透明感や、キ
ャンパス地J:fJ号~I\