島根県立看護短期大学紀要 第 12巻 ,19‑27,2006
ラベル ワーク技法 を用 いた看護研究デザイ ン法
石橋 照子 ・吾郷美奈恵 ・梶谷みゆ き 。武智 佳子 *1
高野美喜子 *2.稲
本 夏江 *3.松 原 峰子 *4.川 原 仁美 *5
三原 記子 *6.山
崎 祝代 *7.野 津 早苗 *8.児 玉美由紀 *9*
概 要
ラベル ワーク技法 を用いて看護研究 をデザインす る方法 を考案 し ,精 神科看護師 を対象 とした研修会 において実施 した。本方法の評価 について ,研 修受講者 47名 を 対象 とし ,無 記名 自記式の質問紙 を用いて調査 し ,45名 か ら回答 を得た。その結果
,「グループワークヘの参加 しやす さ」「取 り組みやす さ」「思考の整理の しやす さ」
「思考の共有の しやす さ」 などの項 目において ,一 定の よい評価 を得 ることがで き た。今後は ,限 られた時間内での進め方の工夫 ,自 己学習の問題等 を課題 とし ,よ り平易な方法 を検討 していきたい。
キーワー ド :ラ ベル ワーク技法 ,看 護研究デザイン法
造 してい くの に優れた方法であると考 えたか ら
I.は じ め に で ある。
ラベル ワークとは ,人 間の知的活動 ,と りわ 看護教育 に携わ る者 と して ,病 院の看護研究 け知識の発信・交流 および図解思考の道具 (媒
の指導 をす ることがある。その際 ,「 問題意識 体 )と して ラベル を用いる理論 と技術の体系の か ら研究課題へ と洗練化 し ,さ らに研究 目的へ ことであり ,林 が 1994年 頃か ら用い始めた概念 と明確化 してい く行程 が難 しい」 という声 をよ で ある (林 ,1994,2002,2004)。
く聞 く。実際 ,研 究論文の査読 をしていて ,研 そこで本研究では ,今 回考案 した ラベル ワー 究課題 が もう少 し洗練 され ,そ れに基づいて綿 ク技法 を用 いた看護研究デザ イン法 について
,密 な計画が立案 されていれば ,も っといい研究 評価検討 してい くことを目的 とした。
になっただろうに ,と 思 うことがある。
このような思いか ら ,実 際 に 日頃臨床で感 じ Ⅱ .研 究 方 法 ている問題意識→研究課題→研究 目的へ と絞 り
込み ,目 的に添 った対象 や方法 が選択で きるま 1.対 象
でのプロセスを ,手 順化 し進めやす くするため , 日本精神科看護技術協会島根県支部が主催 し ラベル ワークによる展開方法 を考 えた (以 下 , た平成 18年 度 「看護研究」の研修会受講者の内
,看護研究デザ イン法 とす る )。 それ は ,ラ ベル 研究の主 旨および方法等について説明 し ,同 意
ワークの手法が手順化 しやす く ,少 人数制 によ の得 られた看護者 を対象 とした。
る思考の発信・交流 を繰 り返 しなが ら知識 を創 2.方 法
1)無 記名 自記式による質問紙 (A4版 1枚 )を
,**1,7西 川病院 *2.5島 根県立湖陵病院
2日 目の研修開始時に配布 し ,研 修終 了時 に
*3安 来第一病院 *4島 根県立中央病院
*6島 根大学医学部付属病院 会場出口に設置 した回収箱に自主提出とした。
*8海星病院 *9人 雲病院 2)調 査内容の項 目
松原 峰子・川原 仁美 ・三原 記子
〈対象者の背景 に関す る項 目〉
①看護職資格 ,② 経験年数 ,③ 参加動機
〈研修全体に関す る評価項 目〉
①研修 内容の理解 ,② 研修方法全体の評価
,③研修時間 ,④ 今後への活用
〈看護研究デザイン法の進め方及び効果 に関す る評価項 目〉
① ラベルのテーマの設定 ,② 図解のテーマの
設定 ,③ 手順の理解の しやす さ ,④ 取 り組み
やす さ ,⑤ グループワークヘの参加 しやす さ
,⑥文献の整理の しやす さ ,⑦ 思考の整理の し やす さ ,③ 思考の共有の しやす さ ,⑨ 思考の まとめやす さ ,① 楽 しさ ,① 満足感
看護研究デザイン法に関 して ,図 解の テーマ の設定や手順の理解の しやす さ ,取 り組 みやす
さなど ,進 め方について項 目①〜④ を設定 し問 うた。項 目⑤〜① について は ,ラ ベル ワークを 導入 した効果 として ,グ ル ープワークヘの参加 しやす さや思考の整理の しやす さ ,満 足感 など
につ いて間 うた。評価方法 は ,「 普通 :0点 」 を中心 とし「 ‑3点 」〜「 3点 」 まで 7段 階評 価 とした。
3.倫 理的配慮
本研究の倫理的配慮 につ いては ,島 根県立看 護短期大学倫理審査委員会の承認 を受 けた。具 体 的には以下のように実施 した。
1)研 修受講者に研修開始前のオ リエンテーシ ョ ン時研究の 目的 ,方 法 。研究協力への自由 意思について説明 し依頼 した。
2)無 記名 自記式 ,回 収箱への 自主提 出の方法 をとり ,個 人が特定で きないように配慮 し た。
3)回 収 箱 へ の 自主 提 出 を持 って 同意 とみ な し た。
皿 .研 修 の 実 際
研 修 は 9:30〜 1&00ま で 2日 間 に渡 って展 開 し た。看 護研究 の 目的・方法 な ど基本 的 な知識 の 講 義 と ,看 護研究 デザ イ ン法の演習 を併 用 して 行 った。
看 護研究 デザ イ ン法 は 4つ の セ ッシ ョンか ら 構 成 した (表 1)。 以下 にセ ッシ ョンに沿 って説 明 を加 える。
。山崎 祝代・野津 早苗・児玉美由紀
1.第 1セ ッシ ョン :ラ ベル交流 による研究課 題 の絞 り込 み
看護管理 や セル フケアな ど ,あ らか じめ企画 者側 で研究 テ ーマ を設定 し ,受 講 予定者 に提示 し ,テ ーマ を選択 して もらい ,そ れ に よって グ
ル ープ (1グ ル ープ 6人 )を 編成 した。そのテー マに関連 して ,日 頃の看護実践 において 「問題 に思 うこと」 を 30〜 50字 程度 にまとめ ,ラ ベル を作成 した (問 題 ラベル と呼ぶ )。 問題 ラベル を補足説明 しなが ら「問題共有 シー ト (図 1)」
に貼 り ,ラ ベル交流 した。その中か らグループ メ ンバ ーが取 り組 んでみ たい もの を一つ選び
「研究課題」 とした。研究課題 を解 く重要 な鍵 となるであるう語 を検討 し ,キ ーワー ドとして
3〜 5語 抽出 した。その除 ,話 題 に上がった類 語 も「問題共有 シー ト」 に書 き加 えた。
抽出 したキーワー ドを使 って文献検索 し ,集
めた文献 をグループ内で分担 し ,読 んで くるこ
ととした。
2.第 2セ ッシ ョン :文 献 ラベル書 き ,ラ ベル 合わせによる知見の整理
少 し大 きめの付箋 に ,分 担 した文献の対象・
方法・結果 ・文献番号 を書 き出 した。 1文 献の 内容 を 1ラ ベル に書 き表 した (文 献 ラベル と呼 ぶ
)。文献 ラベルの似 た もの を集 め紙皿 に貼 り
,ラベル群の内容 を一文で表す看板 をつけていっ た。こうして整理 した文献 ラベル群 を研究課題 との関係 を考 えなが ら「問題共有 シー ト」の周 辺 に配置 し ,関 係線 を入れていった (図 2)。
3.第 3セ ッシ ョン :図 考 。図解作成 による研 究 目的の設定
作成 した図解 をみなが ら ,研 究課題 を中心 に
明 らか に されてい る こと ,明 らか に されていな
い ことを確認 していった。そ して明 らかに され ていない点の 中で ,今 回の研 究 において明 らか に しよ うとす る点 を研 究 目的 と して選 定 した。
研究 目的が明確 にな る と ,問 題 の性質 によって 自ず と方法が選定 された。
4.第 4セ ッシ ョン :発 表会・評価
このように問題意識か ら研究課題へ と洗練 し
,研究 目的や方法 をデザインしていった経過 につ いて ,図 解 を用いなが ら発表 した。それに対 し よりよい研究デザ インとなるよ う意見交換 して
い っ た 。
図 1 ラベル ワークを用いた看護研究 デザイン法
項 目 内 容
第 1セ ッシ ョン :ラ ベル交流による研究 課題の絞 り込み
8グ ループ (1グ ループ6人 )に 別れ
,ときに一言言う係 ,④ 「問題の共有シー 決めてグループワークに参加する。
①司会 ,② タイムキーパー ,③ 話が煮詰まった 卜」作成係 (2人 ),⑤ 環境係など一人一役係を
ラベル の著 き方 を説明 し 人 1枚
)「臨床において問題 (疑 間 )に 思うこと」をラベルに書く (一
一人ずつ最初のラベルを読み,ど うして問題だと思ったのカ のか説明を加え「問題の共有シー ト Jに 貼る。
どの よ うな問題 だ と思 う
全員が貼 り終 えた ら ,チ ームで話 し合いながら ,最 も取 り組みたい問題一つに絞 る。
問題 (鉦 問 )は ,誰 を対象に ,何 を明らかにするのか ,話 し合い ,研 究課題を決め ,「 間 題の共有シー ト」の上の欄に書 き込む。
まとめの欄に ,そ の問題 を選んだ経過や研究課題 を設定 した経過 を書 く。
選 ん だ問題 を解 く重要 な鍵 とな る語 を考 え た類語 も併せて書 き出 してお く `
(図 1)6
3〜 5語 書 き出す。話 し合 った際に出て き 文献検索 抽出 したキーワー ドを使 って文献検索 をす る。
課 題 各グループで入手 した文献 を分担 し ,読 んで くる。
第 2セ ッシ ョン :ラ ベル書 き 。ラベル合 わせ に よ る知 見の整 理
収集 した文献 か ら ,誰 を対象にどんな方法でデータを集め ,ど んなことがわかったか明 らかにす る l― 人 3枚 以上
)その内容 を文献 ラベルに書 き ,文 献の番号 を書いておく。
一人ずつ最初の文献ラベルを読み ,紙 の皿の上に置いていく。
似て了 `る丙蓉あ支献ラ入ルを合あτ手祠 じ瓶 Illの 工に置 き丁 ブヘ万群あ丙蓉ど表す看板 をつける。
模琶緬心 Iに 手「問題あ巽石ラ ‐
=‐ 下丁 ど旨ぎ手「聞恵め要石フ=下 ] づ 周辺に I文 献 ラベ
斗 籠吾鋒づ 鍔古 ― 鍵鑑錫瞬藉議する ‐ 縣 [の 藤や 「 」 南 rゐ 縣
を考 え ,関 係線 を入れ てい く。
第 3セ ッシ ョン :図 考 ・図解 作成 に よ る 研究 目的の設定
凶解 を見 なが ら ,俳 究 課題 に対 して ,ど の あた りが明 らかになっていて ,ど の あた りが
明 らか に され ていないの か確認 をす る。
「私たちの目指す研究課題は」というテーマで話 し合い ,研 究課題に対 して明らかにさ れていない点を共有 した上で ,研 究目的・方法を決定する。
研究課題を ,模 造紙の上のスペースに書 き ,研 究課題を絞 り込み ,研 究 目的・方法を選 定 していった経過をまとめ ,説 明文とする。
図解記載事項 として ,① 作成 月日 ,② 場所 ,③ グループ名 ,④ 図解のテーマ ,⑤ 作者 を 書 き込み、図解 を完成 させ る (図 2)6
ン 発 ン
ヨ価 切
・評 Л 叶
△ ム 第
表 図解 を用いてグループワークの経過 と研究概要 を発表する。
他のグループの図解 と発表 に対 し ,意 見交換 し理解を深める 講師か らのコメン ト
ラベル ワーク技法 を用 いた看護研究 デザ イン法
注 1)ラ ベル交流 :ラ ベル を用いて知識の交流 (コ ミュニケーション )を 促進すること。ラベルケーションともい う。
注 2)「 お皿」 :ラ ベル を集めて載せる紙片。カラー用紙や折 り紙が用い られる。
注 3)看 板 :お 皿 に集 まったい くつかのラベルが最終的に何 を言 わんと しているのかよ く考 えて ,そ れを文章でお皿の上に記 したもの。
Ⅳ .結 果
1.対 象者の概要 (表 2)
研修 受講者 47名 中 45名 の回答 が あった (回 収 率 95,7%)。 看護職資格 につ いて は看護師 36名
,准看護師 9名 であった。臨床経験年数 について
,1〜 2年 9名 , 3〜 5年 ■名 , 6〜 10年 9名,
■〜 15年 2名 ,16〜 20年 4名 ,21年 以上 10名 で あった。参加動機 について「上司の勧 め」 によ
る参加が最も多く ,次 いで「今研究を行ってい る」 ,「 今後研究を行う予定」の順であった。
2.研 修全体の評価 (表 3)
研修内容の理解状況について ,「 よく理解で きた」「理解できた」 が 27名 (60.0幼 で ,「 )F常 に難 しかった」「難 しかった」が 14名 (31.1幼 で あった。
研修全体の評価は ,「 )F常 によかった」「よかっ た」 35名 σ 7.8幼 で「どちらとも言えない」 9
名 90.0° /oJ,「 よくなかった」 1名 0,20/Olで あっ
図
松原 峰子 ・川原 仁美 ・三原 記子 問題 (疑 間 )共 有 シ ー トの イメ ー ジ
表 2対 象者 の概要
カ テ ゴ リー 人 数 % 項 目
看護職資格 看護師 准看護師
36 9
理 解状況
臨床経験年数 1〜 2年
3〜 5年 6〜 10年
■〜 15年 16〜 20年 21年 以上
山崎 祝代 ・野津 早苗 ・児玉美 由紀
図 2拡 大図解の イメージ
看護師の 口腔ケアに対する意識を明らか にする
て ニ ュア,,化に よる
0隆 ケアに関する
洗 浄液 の 工 夫 による日腔 衛 生 、
n=45 表 3研 修全体の評価 n=45
畷 □
□ □
□ □
□
項 カテゴ リー 人 数
よく理解できた 理解で きた
どち らとも言 えない 難 しかった 非常に難 しかった
2 25 4
4.4
556 89
12 26,7
2 4.4
9 11 9 2 4 10
200
24.4
200
4.4 8.9
222
7 28 9 1 0
156
62,2 20.0
22 00 研修全体の評価 )F常 によかった
よかった
どちらとも言 えない よくなかった 非常によくなかった 参加動機
(重 複回答
)14 18 6 3 20 3
た 。
研修時間については ,「 適当であった J26名
(57.8幼 が最 も多く ,次 いで「短かった」 11名 (2 4.4幼 ,「 長かった」 8名 (17.8%)で あった。
研修での学びについて ,今 後への活用の可能 性は ,「 非常に活かせる」「活かせる」が 42名 (9 3.3幼 ,「 どちらとも言 えない」 3名 (6.7幼 とい
う結果であった。
3.看 護研究デザイン法の進め方及び効果に関 する評価 (表 4)
評価‐ 3〜 1を 「悪い」 , 0を 「普通」 1〜 3 を「良い」の 3群 に分け比較 した。①問題 ラベ ルや文献 ラベルなど ,ラ ベルのテーマの設定に ついて , 31名 (68,9幼 が 「良い」 と評価 してお り最 も多く ,次 いで 12名 (26,7幼 が 「普通」, 1 名 (2.2幼 が「悪い」 と評価 していた。② 「私た ちの目指す研究課題は」 という図解のテーマの 設定について , 31名 (68.9幼 が「良い Jと 評価
今後への活用 非常 に活 かせ る 活 かせ る
どち らとも言 えない 活 かせ ない 全 く活 かせ ない 今後看護研究を行う予定があるため
今、看護研究を行っているため 日頃の看護実践に活かすため 研修 内容に興味があった 上司のすすめ
その他
31.1 40,0 13.3
67
44.4
67
研修 時間 短か った 適 当で あった 長 か った
11 244 26 57.8 8 17.8 7 35 3 0 0
156 778 67 00 00 しており最 も多く , 10名 92.2幼 が「普通」,
2名 仕 4幼 が「悪い」 と評価 していた。③看護 研究デザイン法の手順の理解のしやすさにいて は ,28名 (62.20/OJが 「良い」と評価 しており ,1
0名 (22.2幼 が「普通」 , 4名 G9幼 が「悪い」と 評価 していた。④看護研究デザイン法の取り組 みやすさについては, 28名 (62.2幼 が「良い」
と評価 し ,10名 (22.2幼 が「普通」ぅ 6名 (13.3%)
が「悪い」と評価 していた。
⑤グループワークヘの参加 しやすさについては
,36名 (80.0%)が 「良い」 と評価 しており ,■ 項 目中最も多く「良い」と評価 していた。 8名 (1 7.8幼 が「普通」と評価 し, 1名 (2.20/OJが 「悪い」
と評価 していた。⑥検索 した文献の整理のしや
す さについては ,24名 (53.3幼 と約半数が 「良
い」と評価しているが ,「 普通」「悪い」と評価
したのが 10名 ずつ (22.2幼 であった。⑦思考の
整理の しやす さについて ,28名 (62.20/OJが 「良
ラベルワーク技法 を用いた看護研究デザイン法
表 4看 護研究 デザイン法の進 め方及び効果 に関す る評価 n=45
と くに かな り わるい 拳 よ い か な り 1 2
とくに 3
無 回答
‐ 3 ‐ 2 ‑1 と e≡
① ラベルのテーマの設定
②図解のテーマの設定
③手順の理解のしやすさ
④グループワークヘの参加しやすさ
⑤取り組みやすさ
⑥文献の整理のしやすさ
⑦思考の整理のしやすさ
③思考の共有のしやすさ
⑨思考のまとめやすさ
⑩楽 しさ
①満足感
い」 と評価 しており ,10名 92.20/OJが 「普通」
,6名 (13.30/OJが 「悪い」 と評価 していた。③思 考 の共有の しやす さについては ,31名 (68.9幼
が 「良い」 , 9名 oO,0幼 が 「普通」 , 4名 (8.90/OJ
が「悪い」 と評価 していた。③思考のまとめや す さについては , 28名 (62.20/OJが 「良い」 と評 価 し ,■ 名 (24.40/Olが 「普通」 , 5名 (11,1幼 が
「悪い」 と評価 していた。
①楽 しさについて ,29名 (64.40/OJが 「良い」 ,15
名 G3.3幼 が 「普通」 , 1名 e20/OJが 「悪い」 と 評価 していた。①満足感について ,16名 G5.6幼 が「良い」,15名 (33.3幼 が「普通」 ,14名 Gl.1幼 が「悪い」 と評価 しており ,■ 項 目中最 も「悪 い」 と評価 した人数が多かった。
4.記 述データ (表 5)
各調査項 目について ,評 点の他に記述欄 を設 けた。記述意見について一覧表にして示 した。
感想 として「よかった」「楽 しかった」「満足 し た」「嬉 しかった」「勉強になった」 という肯定 的な反応が多く ,方 法・内容について「や りや すかった」「わかりやすかった」「まとめやすかつ た」「進めやすかった」という反応と「難 しかっ た」「苦労 した」「困った」 という反応に大別で きた。今後への意向 としては「役立てたい」
「見習いたい」「意欲が出た」 といった前向きな 反応がみ られた。その他 ,問 題意識や表現能力 の問題 ,勉 強不足など ,自 己の振 り返 りの内容 がみ られた。
V.考 察
1.看 護研究デザイン法の有効性
研修内容の今後への活用の可能性について
,45名 中 42名 ① 3.30/OJが 「非常に活かせる」「活か せる」と回答 しており ,今 後の実践に活かせる 方法であると考える。また ,看 護研究デザイン
法の③手順の理解の しやす さ ,④ 取 り組みやす さにおいて も ,28名 (62.20/Ojが 「よい」 と回答 し ,「 今まで研究計画書作成 を手探 りでやって いたため ,よ い勉強になった」「方向がずれに くくまとめやすかった」 と述べており ,効 果的 な方法であったと考 える。
一方 「難 しかった」 と回答 した人の中には
,「初めてラベル ワーク技法 を知った」 という意 見があり ,ラ ベルワークに対する戸惑いが大 き かったと考えられる。ラベルワークの経験者が いるグループでは ,「 経験者 をリーダーとして スムーズに作業できた」とあり ,満 足感も高かっ
たことからも推察できる。できればメンバーに ラベルワークの経験者がいることや ,こ の方法 を何度か繰 り返 してみると ,よ り理解 しやす く なるのではないだろうか。
また ,「 初め手順 を間違 えていた」 とか「グ ループで勝手に進めて しまった」などの意見も あり ,手 順の説明の際 ,全 体概要を示 した上で セッション毎に区切って説明するなどの工夫が 必要ではないかと考 える。
2.期 待 した効果と課題について
5 3 2 2
l l 1
2 4
1
6 5 2 2 3
12
7 7 10 10 8 4 6 11
8t
9 7
22
23
・8 一 22
・8
︲8
20
16
・8
・5
8
2 1
4 2 2 2 4 2 5 1
1 2 3
1
1
1
1
1
表 5記 述 デー タ
日 述 意 見
ラベ ル の テ ー マ 互 設定
今回は 6名 で一つのものを考 えたのでまとめやすかったが ,は じめの問題点が全 く頭に浮かはず囚った。
ついていけるか不安だった。でも ,何 とかついていけた。
テーマの項 目が 2項 目しか上がって こなかったので設定 しやすかった。
様々な意見交換ができてよかった。
初めての方法で苦労 した。
少 し難 しかった。(2名
)]解 のテーマの設定 わ か りやす か った。
言 葉 の表現 が難 しか ったぃ黒 ってい るこ とが なか なか うま く表現 で きない難 しさを感 じた。
順の理解の やす さ
初め手
I買を問違 って理解 していたが ,途 中で理解できた。
その都度行き詰 まったときに説明をしていただけてよかった。
先生が順序 よく説明 してくれた。
手
"員