• 検索結果がありません。

ブログを用いた情報発信における分類学習支援ツールの開発に関する研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ブログを用いた情報発信における分類学習支援ツールの開発に関する研究"

Copied!
53
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)修士論文. ブ ログ を用 い た. 情 報 発信 に お け る 分 類 学 習支 援 ツー ル の 開発 に関す る研 究. 兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 教科 ・領域教育学専攻 生 活 ・健 康 ・総 合 内 容 系 コ ー ス MO7250K 高橋. 洋.

(2) 目次 1. は じめ に 4. プ ロ グ の 教 育 的利 用. 1.1.. 1.1.2.. プ ロ グの 教 育 的 利 用. 6. プ ログとは. 4. 1.1.1.. 8. プログを用いた情報発信学習. 1.2.. 1.2.2.. プログを用いた情報発信学習の問題点. 0 1 1 1. 2者 間による分類の整合性判断. 2.1.3.. 2者 間による分類の整合性判断の相違点. 6 1. 学習者単位の分類. 8 1. 分類学習の必要性. 2.3.. 実践例の問題を解決する分類学習支援の提案. 3.3.. 人 と シ ス テ ム に よ る分類 の 具 体例. 3.4.. 分類 の整合性 を判断する機能の提案. 2 3. 4.分. 1 3. 人 とシ ス テ ム に よ る分類 の 相違. 8 2. 3.2.. 4 2. シ ス テ ム に よ る分 類. 2 2. 3.1.. 類 学 習 支 援 ツー ル の実 装 と実 践. 4.3.. 分類学習支援ツールの実装. 4.4.. 分類 の整合性判断のための支援機能. 7 3. 開発環境. 5 3. 4.2.. 4 3. 分類学習支援ツールの利点. 3 3. 4.1.. 7 3. 支援機能の実装 と実践. 4.4.2.. 支援機能の有効性について. 4.4.3.. よ り良 い カ テ ゴ リ名 の 変 更 を促 す トリガー と して. 4.4.4.. 支援機能の実装方法. 9 3. 4.4.1.. 1 4 2 4. シ ス テ ム に よ る分 類 学 習 問題 の 出題 機 能. 2 4. 4.5.1.. 0 4. 4.5.. 1 2. 実 践 例 に お け る人 とシス テ ム に よ る分 類 の比 較 分 析. 9 1. 2.2.. 3.. 4 1. 2.1。2.. 2.1.4.. 0 1. 分 析 に用 い た 実 践 デ ー タ. 2.1.1.. 0 1. 実践例におけるプログを用いた情報発信学習の取 り組みにおける問題. 2.1.. 9. プログを用いた情報発信学習の特徴. 8. 12.1.. 実践例におけるプログを用いた情報発信から生 じる分類の整合性問題. 2.. 4. プ ロ グ を用 い た 情 報 発 信 学 習 か ら生 じ る 問題. 1.. 出題機能の実装 と実践. 1.

(3) 3 4. 出題機能の有効性について. 4.5.3.. 出題機能の実装方法. 4 4. 4.5.2.. 7・ 4. お わ りに. QU 4. 謝辞. O r D. 引用文献. 11.

(4) は じめ に 本 研 究 は,近. 年 急 激 に 普 及 し たWebを. あ る プ ロ グ(Blog)を. 活 用 し た,情. 利 用 した コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン ツ ー ル で. 報 発信 の た めの分類 学 習 支援 ツー ル の開発. に 関 す る 研 究 で あ る.. 文 部 科 学省 が設 置 した初 等 中等教 育 にお け る教 育 の情 報 化 に 関す る検 討 会 の 報告書 「 初 等 中等 教 育 の情報 教育 に係 る学習 活 動 の具 体 的展 開」[1]で は,情 報 教 育 の必 要性 を強調 して い る.子. どもた ち の情報 活 用 能力 の育成 を 目的 と した. 教 育 で あ る情 報 教 育 に は,情 報 活 用 の実践 力,情 に参 画 す る態度,と. 報 の科 学 的 な理 解,情. 報 社会. い う3っ の観 点 が あ り,児 童 生徒 の発 達 段 階 に応 じバ ラ ン. ス よ く身 に付 け させ るこ とが重要 で あ る と され てい る.こ. の うち,小. 学校 低 学. 年 か ら高 等 学校 まで の最 も幅 広 い段 階で の学 習活 動 が想 定 され てい る情 報 活用 の 実践 力 につ い て は,課 題 や 目的 に応 じて情 報 手段 を適 切 に活 用 す る こ とを含 めて,必. 要 な情 報 を主体 的 に収集 ・判 断 ・表 現 ・処 理 ・創 造 し,受 け手 の状況. な どを踏 ま えて発 信 ・伝 達 で き る能力 を育成 す る こ とと され て い る.こ な活 動 をすす め る中で は,取. り扱 う情 報 量 の増加 に伴 い,受. の よう. け手 に分 か りや す. く発 信 ・伝 達す る為 に,情 報 を整 理 して 分類 す る こ とが必 要 とな っ て く る.そ こで本 研 究 で は,大. 量 の情報 を容 易 に蓄積 して発 信 で き るプ ログ を用 い た分類. 学習 の支援 ツール の 開発 を行 った. プ ロ グ は,Webを. 利 用 し た コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン ツ ー ル の1つ. で あ る.プ. ログ. に は 先 に 述 べ た 情 報 活 用 能 力 の 育 成 が 期 待 で き る 情 報 発 信 と い う機 能 が 備 わ っ て い る.プ. ロ グ に はHTML文. 書 や 通 信 ネ ッ トワー ク の し くみ が 分 か らな くて も. 情 報 発 信 が で き る と い う メ リ ッ トが あ る.そ. の メ リ ッ ト を 活 用 し,教. 育 現場 で. プ ロ グ を 利 用 し た 情 報 発 信 学 習 の 事 例 も 存 在 し て い る,. しか し,プ ログを用 いた情報 発信学 習 で発信 され た情報 には問題 が 存在 した. プ ロ グを用 い た 情報発 信 学 習 では,プ 内容 は,日. ログに記 事 を書 きた めて い く.そ の記 事. 頃 のた わい もない 日常 をつづ っ た 日記 か ら 自分 で調査 して得 られ た. 情 報 をま とめた記 事 と様 々 で あ る.し たが っ て,記 事 数 が多 くな れ ば な るほ ど プ ロ グに ま とま りが無 くなっ て くる.ま. とま りのな い情 報 を発 信 す る事 は,受. け手 が そ の 内容 を理 解 しづ ら くな り,情 報発 信 と して相応 しくな い.そ. こで,. ま とま りが無 くなって きた プ ログを内容毎 に整 理 す る必要性 が 出て くる. プ ロ グに は カテ ゴ リと呼 ばれ る分類 で あ る,し か し,プ ログで は このカ テ ゴ リとい う分類 が問題 にな りえる.な ぜ な ら,カ テ ゴ リで分類 後 もプ ログ は記 事 を書 きた め られ るの であ る.書. き加 え られ た 記事 が そ のカ テ ゴ リに そ ぐわ ない. 記 事 で あ る可能 性 が あ る. そ こで本研 究 では,実 際 の教 育現場 で用 い られ た プ ログ記事 か ら,学 習者(生 1.

(5) 徒)が. 書 い た プ ログの分類 にま とま りが あ るか ど うか を確認 した.そ. の結 果,. 半数 近 い 学 習者 のカテ ゴ リで,カ テ ゴ リに ま とま りが 見 られず 再分 類 の必 要性 が あ る こ とが分 かっ た. ま た,プ. ロ グ 記 事 を,人. に よ る 分 類,コ. ン ピ ュ ー タ シ ス テ ム に よ る 分 類,そ. し て 人 と コ ン ピ ュ ー タ シ ス テ ム に よ る 分 類 実 験 を 行 っ た.そ す る と,分. の 実験 結 果 を検 証. 類 す る 個 人 の 目 的 ・意 図 に よ り分 類 構 造 が 異 な る 事,人. ュ ー タ シ ス テ ム で も,多. で も コン ピ. く の 分 類 で は 分 類 に な りえ る 索 引 語 が 存 在 す る事 が確. 認 で き た.. これ らの 結果 か ら通 して,本 研 究 で は,プ 事 を 目的 に,プ. ログを用 い た分類 学 習 を支援 す る. ログのカ テ ゴ リが,個 人 の 目的 ・意 図 を尊 重 した ま とま りで あ. るか を確 認 で き る整 合 性判 断機 能 を提 案 して実装 した.ま. た,確. 認 の結果 か ら. 分類 学 習 が 必 要 に なった場 合 を考 慮 し,分 類 学 習 が行 える学 習 問題 の出題機 能 も提 案 して実 装 した. さ らに,整. 合性 判 断機 能 に は,よ. り良い カ テ ゴ リ名 の変 更 を促 す トリガ ーの. 役 割 が期 待 で き る効果 が あ る事 が確認 で きた. 本 論 文 は,次. に示す4章. で構成 す る.. 第1章. プ ロ グを用い た情報 発信 学習 か ら生 じる問題. 第2章. 実践 例 にお け るプ ログ を用い た情報 発信 か ら生 じる分 類 の整 合性 問題. 第3章. 実践 例 にお け る人 とシステ ム によ る分 類 の比較 分析. 第4章. 分類 学 習支援 ツール の実装 と実践. 第1章 で は,ま ず本研 究 で取 り上 げたブuグ. に 関 して概 要 を述べ る ととも に,. プ ロ グの教 育 的利用 方 法 ・利用 価値 につ いて 明確 にす る.そ の後,プ. ログ を用. いた 情報発 信 学習 か ら生 じる問題 点につ いて 明 らか にす る. 第2章. で は,本 研究 の必 要性 を確認 す る為 に,高 等学校 で実 際 に行 わ れ た情. 報発 信 学 習 の 実践デ ー タ を利用 し,プ ログ を用 いた情報 発信 学 習 か ら生 じる分 類 の整 合 性 にっい ての 分析実 験 を行 っ た.そ の結 果 を踏 ま えて,分 類学 習 の必 要性 につ いて述 べ,問 題 を解決 す る分 類学 習 支援 の提案 を行 った. 第3章. で は,人. 験 を行 った.そ. とコ ンピュー タシステ ム に よる分類 の違 い につい て の分析 実. の結果,個. 々のセ ンスや分類 に対 す る意 図 に よっ て分 類 の整 合. 性 判 断 が異 な る こ とが確 認 で きた. 第4章. では,第3章. まで の実験 をふ ま え,分 類 の整合 性判 断 の た めの支 援機. 能 お よび 分類 学習 問題 の出題機 能 の2つ. の機 能 を実装 ・実践 した.そ. の実 践結. 果 を確 認 す る と ともに,本 研 究 で提案 ・開発 した分類 学 習支 援 ツール の有効 性 2.

(6) に つ い て 説 明 す る.. 本 研 究 で 明 ら か に し た 事,実. ・. 現 で き た こ と は,次. の 通 り で あ る.. 人 が情報 を分類 す る際 の メカニズ ム につ い て分析 した .そ の結 果,人 が情報 を分 類す る際 に は,個 々の意 図 に よ り分類 判 断 が異 な る事 が あ りえ るこ とが. ・. 確 か め られ た. 分類 学 習 の必 要性 につ いて確認 し,プ ロ グを用い た情 報発 信 にお け る分類 学 習支 援 ツール の提案 ・実装 した.実 装 した機 能 は次 の2っ で あ る. ・ 分 類 の 整合 性 判断 の た めの支 援 機 能:プ ログ記事 が変化 して い く中で, ・. プ ログ記事 の分 類 の整 合性 を判 断 しや す くす るた め の機 能 を実装 した. 分 類 学 習 問題 の出題 機 能:学 習 者 が分類 学 習 を行 うた めの問題 を,学 習 者 た ち が 作成 した プ ログ記 事 か ら機 械 的 に 自動 で 作成 す る機 能 を実装 した.. 実 装 した2つ. の機 能 に よ り指導者 ・学習者 に次 の利 点 が生 まれ た.. まず 両 者 に言 え る こ と として,個 人 の 目的 ・意 図 を尊 重 した分 類 の整 合性 判 断 お よび 分 類 学 習 問題 作 成 のた めの コス トの軽減 が見 込 め る こ とが確認 で きた, さ らに,よ. り良い カテ ゴ リ名 の変 更 の機 会 を促 す トリガー の役 割 が期 待 で きる. 効果 が あ る事 が確認 で きた, さ らに学 習者 には,分 類 学習 問題 に取 り組 む こ とで,学. 習者 自身 が 正 し く分. 類 で き るか ど うか を瞬 時 に確認 す る事 が 出来 る よ うにな った.出. 題 問題 が他 の. 学 習者 の記 事 で あ るた め,親 近感 が持 て る内容 で興 味 が沸 きやす く,質 問 が し や す い利 点 も生 まれ た.. 3.

(7) 1.プ ログ を用 いた情 報発信 学 習か ら生 じる問題 この章で は,ま ず 本研 究 で取 り上 げた プ ログに関 して概 要 を述べ る とと もに, プ ロ グの教 育 的利 用 方 法 ・利 用価 値 につ いて 明確 にす る.そ. の後,プ. ログ を用. いた情報 発信 学 習 か ら生 じる問題 点 につ い て明 らか にす る.. 1.1.プ. ログ の 教 育 的 利 用. 1.1.1,プ. ロ グ と は. プ ロ グ(Blog)と. は,図1の. GeneratedMedia)の1つ. よ う な,消. と し て 急 激 に 普 及 し た メ デ ィ ア の1つ. や グ ル ー プ 等 に よ り運 営 さ れ る,時 あ り,目. 費 者 発 信 型 メ デ ィ ア(Consumer. 社 会 貢 献,収. 記 的 利 用 だ け に と ど ま らず,自. 益 目的,ア. 己 表 現,コ. ー カ イ ブ 的 利 用 等 が あ る[2】.さ. に 対 す る 意 見 が 述 べ ら れ る コ メ ン ト機 能 や,記. ロ グの主 な開設. ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン,. ら に プ ロ グ に は,記. M鮮ABLETYPE. 騨五 画匪畠 ヨ1匡 重醐. 動 作環 境. 貢.訟・.. 利用 許誌契 約書. 陥ov,shl+,,tソ1」{ド'E'.・L. プログ. ソ ー一't'・ ヤ ル'ア. ノ リ')"・"i:/1ン. に 『Motion』. の べ … タ を 闘 始. 「」1,:hi1/ST'c'111「1・ 二11]1=1')/tt/1.≧ ご 汎心年1三月1日L] MovableTvpeでTwitrer,Tumblrの を行 えるようにす るMロtiDnQ)べ. ような マイツロブロ ギ ングや 、FmendFeedの. ような 、ライフス トリーミン グ. 一タテ ス トを聞始 しました.rvlotVo[1ま 、MovableTソp巳Prロ. 日本 語 にも対 応 予定 です 。. また 、開 発違 中 のMsvableTvpePrrJ贔. 新iX.-v'ヨ ンが ・M・ 要 にノ測 ます.利 用 の 際1=は 、デ ータの バ ・ 汐 ア ップ. を必ず お1=な1.、 、本 番 藻境 へ の インフ トu一 ルは こ'注意 ください ウ詳 しくはmロ>abletソpe.comの. 年 宋庫始 のMovableTゾpeユ いての お知らせ. ウェブサ イトを参. 照 《だ さい。. 隠 翼1セ キュリティアッゴデ ートMevableTザpe 42∋ の捌 共を開 始 MovableType4.2に AccessContrelゴ. .・.TheWebiSFnMorionVlaM〔. 閲覧 制β艮機 能を追加 する ラグインl. i重要1セ キュリティアップデ ートMDvabieType 4、22の 提傑 を聞 始 MovableTypeア. ・Mロ ソableTe・Mot[on-SロcialNetworkin「orBusjnessesPublishersandBi〔. ーザ ・・trPt・ ・トにつ. と、軍 用 ブラ グィ. ン、デ ザインテ ンプし 一トの セ・ ントで動 作します.今 回 のリリースは べ 一タとなリ、英 語版 の み とな りま す。正 式 版の 公 開時 に は. 周 年肥 念キ ャンペーン実施 します. 〕ers. FLtワ内 楢 索. 〕vableTePro. このプログから検索GO MOtLonで. は 簡 単 にテ キス トや リンクだ けでは な く,画 像や ム ーピ'一、オ. 表 示 を行 えまPt',/.ま た、Acτ1ロnStream8慌. デ ィオな どの コンテ ンΨも簡 単 に公 開.. 能 で1ま丁ViiLrter""Fii〔kr、 、℃lu加艶 などでの ア クテ ・ だ テ ィを集め. て.ラ イフヌ トリーム を1乍成 でき ます 。またVox、Livelarrial、Coロgie,Fecebonkな たどん なOp已nlDブ. ソ・ ド.1・ ハ ッ1・. どさまざま なアカウ ント、ま. ロ菖イダから も認 証 しサインインできるよう.韻 蜜で きます 。ユ ーザ ー・teltの詳 細 なブ目フィー 必要インストール環 境、動 作環境. ル ペ ㎞ジ も提 洪され ます ので 、コミュニテ ィを盛 り上 げる仕 組 み も整 ってい ます 。. 図1プ. ロ グ の 実 例(Movable[[Ype). 4. 事. 事 を 参 照 して い る事 を 通 知 す る. トラ ッ ク バ ッ ク 機 能 等 が あ る.. MovableTypeを. 人. 系 列 的 に 記 事 が 追 加 され る ウ ェ ブペ ー ジ で. 本 語 に よ る 発 信 量 が 世 界 一 で あ る と 言 わ れ て い る.プ. 動 機 に は,Web日. で あ る.個.

(8) 従 来 は,HTML文 し か し,こ. 書 を 作 成 し て,ホ ー ム ペ ー ジ 等 で 情 報 発 信 が 行 わ れ て き た.. の 方 法 で は,情. 文 書 作 成,ホ. 報 発 信 の た め の 情 報 作 成 に 加 え て,HTMLの. 知識 ・. ー ム ペ ー ジ に フ ァ イ ル を ア ッ プ ロ ー ドす る 通 信 知 識 等,多. 報 技 術 知 識 と 経 験 が 必 要 と な る.こ る 情 報 発 信 を 行 う ま で に,多. れ ら の 知 識 習 得 の た め に,本. 数 の情. 来 の 目的 で あ. く の コ ス トが 必 要 と され て き た 現 実 が あ っ た[3].. プ ロ グ は こ れ ら の 予 備 知 識 の 習 得 の た め の コ ス トを 軽 減 し,手 情 報 発 信 を 可 能 に し た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ツ ー ル で あ る.図2の. 軽 かつ容 易 に よ う に,操. 作. に は利 用 す る プ ロ グ ツ ー ル の ネ ッ トワー ク に接 続 で き る ブ ラ ウザ を 搭 載 した 端 末1つ. が 有 れ ば よ い,そ. の ブ ラ ウ ザ を 介 し て,プ. ロ グ ツ ー ル に ア ク セ ス し,発. 信 し た 情 報 を 入 力 す る だ け で あ る.. こ.L、..にち1コ6ulll2さ. M..VA8LETYPE「. 生徒2プ .、. 、`1LII. 晶. ロ グを 書 く. 新 規 作 威'一. 覧Vデ. ザ イン ワ. 設定 ▼. プログ記事の編集. ツ 』ル ▼. 学 習 支 緩 ▼[」. ぐ前. ゴログ記 事の管理. 次 レ. 表示 オゴション 】. タイトル コメン ト尋}1〕i牛. 昨 日 の部 活 にて. トラ ック パ ック 。タ ロ件. 意玄. フォ ーマ ット:改 行を変換. 綾き. AレB At■. 聾 多ryJ図. 二 罫;=1=. ≡≡. 公開. ≡≡ …彗L』.'___曾.. 公 開状 蠣i公 開. 昨 日海外研修の説明会の後剣道場へ行くと、部活のOBが 来てました、(たしか近畿大会 出てた 一 先輩だったかと) で、急いで3分 で着替えて防具もつけてさっそく稽古つけていただきました。 というより、切返しも面打ちも何もしないでいきなり地稽古 はキツかったです・・^^; やっばり最初の体ほぐ'し は重要ですねえ とりあえず引き技もマシになってきたと思うのですが 、時 々引き面を打つ時に左足が ハカマに 引っかかる時があります(苦笑 どうしたらいいんでしょう一. ▼. 作 成(auth2-2008年8月28日) 公 開(euth2・20D5年6月23日) 編 集(auth2・20DG年8月2B日). 公 闇 「12005一06-231.て112119.14. 出 力 ファイル,葛. カテゴリ ¢新規逼加. 固. 閂U、'L,. 「 作成過程 「 日本一の侍への道. タグ. キ ーワ ード. 囲 幽 繍 図2プ. この よ うに,プ. ロ グ を 用 い た 情 報 発 信 の 例(MovableType). ロ グは,学 習者 が挫折 や混 乱 しが ちで あ った,情 報 発信 す る. 為 に必 要 で あ った情報 通 信知 識 と多数 の前 処理 を軽 減 し,情 報発 信 に集 中で き る環境 で あ る.. 5.

(9) 1.1.2.プ. ログの教 育 的利用. 文部 科 学 省 が設 置 した初 等 中等教 育 にお け る教 育 の情 報化 に 関す る検討 会 の 報告 書,「 初 等 中等 教 育 の情報 教育 に係 る学 習活 動 の具体 的展 開 」[1]では,情 報 教 育 の必 要 性 を強調 して い る.子. どもた ち の情報 活 用能 力 の 育成 を 目的 と した. 教 育 で あ る情 報 教 育 に は,情 報 活用 の実践 力,情 に参 画す る態 度,と. 報 の科 学 的 な理解,情. 報社 会. い う3っ の観 点 が あ り,児 童 生徒 の発 達段 階 に応 じバ ラン. ス よ く身 に付 け させ る こ とが重 要 で あ る と され てい る.こ の うち,小. 学校 低学. 年 か ら高 等 学校 まで の最 も幅広 い段 階 で の学 習活 動 が想 定 され てい る情 報活 用 の実 践 力 につ い ては,課 題 や 目的に応 じて情報 手 段 を適 切 に活 用 す る こ とを含 めて,必. 要 な情 報 を主 体 的 に収 集 ・判 断 ・表 現 ・処理 ・創 造 し,受. け手 の状 況. な どを踏 ま えて発信 ・伝 達 で き る能力 を育成 す る こ ととされ てい る. さ らに現 在 改正 を進 めてい る新 学習指 導 要領 におい て,「 生 き る力 」 を育む 具 体 的 な手 立 て の1つ る.そ. の 中で,こ. と して,思 考 力 ・判 断力 ・表 現 力 等 の育成 を明確 化 してい. れ らの能力 の基盤 とな るもの は 「言語 の能力 」 で あ り,そ の. 能 力 の育 成 の た め には,音 読 ・暗唱 ・漢 字 の読 み書 きな どの 基本 的力 を定着 さ せ て上 で,記 録. 要約,説. 明,論 述 とい った 学習 活動 に取 り組 む必 要 が あ る[4]. と してい る. 従 来 のWebを HTMLの. 用い た情報発 信 学習 では,Webを. 知 識 やHTML文. 用 いた情 報発 信 に移 る前 に. 書作成支 援 ツール の使 用 方法,Web上. ドす る手 段 等 の情 報発 信 技術 を習得す る必 要性 が あ った.情 とって,こ. の習得 に多 くの時間 を要す る為,本. にア ップ ロー. 報 発信 の学 習者 に. 来 の 目的 で あ る情報 の発信 にま. で到 達 で きない 問題 が起 こる こ とが あ った. プ ログ は,こ. うい った情報 発信 の た めの前 準備 を少 な く し,本 来 の 目的 で あ. る情報 発 信 学習 に集 中で きる環 境 を提 供 して くれ るツール で もあ る. こ こ で,プ. ロ グ の 教 育 的 利 用 に つ い て 述 べ る.前. 利 用 し た 情 報 発 信 ツ ー ル の 一 つ で あ る.プ すい. 「 記 録 」 が あ る.ま. 情 報 を推 敲 す る. た,プ. ロ グ の 利 点 に は,記. ら に,プ. 解 し て も ら う と い う 目的 が あ る.そ. 録,要. 約,説. 明,論. 録 した 記 事 や. ログ には発 信 情報 を受信者 の た め,書. を 理 解 しや す い よ う 「 説 明 ・論 述 」 す る 事 が 必 要 で あ る.つ と い う事 は,記. ロ グ はWebを 事 を 書 き た めや. ロ グ で 記 事 を 記 録 し た 際 に は,記. 「 要 約 」 が 必 要 に な る.さ. に 見 て も ら う,理. 述 の 通 り,プ. きた めた記 事. ま りプ ロ グ を 書 く. 述 と い っ た 作 業 を 行 う事 で も あ る.. つ ま り,記 事 の追加 ・編 集 作業 の容 易 さか ら,発 信 した情 報 のわ か りや す さ や ア クセ ス の しや す さにつ い て,学 習者 同志 で相 互 に批 評 しあっ た り受 けた批 評 に対 し,記 事 や 分類 に修 正 を加 えた りす る よ うな活 動 に多 くの 時 間 を使 う事 が 出来 る. 6.

(10) この よ うに た め,受 で,プ. け手の状 況 を踏 ま えた情 報発 信 の必 要性 を認 識 させ る上. ログ は有 用 な ツール とい え る.. 以 上 か ら,プ ロ グは,文 部科 学省 が新 学習 指 導 要領 で 「 言語 の能 力 」 の育成 のた めの学 習活 動 が期待 で き る学 習支援 ツール で あ る とい え よ う. これ ま で に行 われ た研 究 におい て も,実 際の 教 育現 場 で プ ロ グを情 報発 信 ツ ール[5][6]と して利 用 し,教 育 的効果 が認 め られ てい る. 高 等 学 校 に お け る身 近な 問題 を解 決 す る為 にプ ロ グを利 用 した事例[5]で は, 生徒 に よ る情 報分 類 の変 化 か ら 「 思考 の深 化 」 「 意 図や判 断 の具 体 化 」 「 知識 の 深 化 」 の思 考 の推 移 が 見 られ,思. 考 の推 移 が カテ ゴ リの変遷 に反 映 され た事 を. 視覚 的 に とらえ る事 が 出来た事 を報告 してい る. 小 学 校 にお いて,プ ロ グを利 用 して図 書 の紹 介 をす る事 例[6]で は,「検 索」の 学 習 をす る こ とで,「 検 索」 を意 識 した紹 介 文 が書 け る よ うにな り,情 報発 信学 習 の教 育 的 効果 が報 告 され てい る.. 7.

(11) 1.2.プ ロ グ を用 いた 情 報 発 信 学 習 プ ログ を用 い た教 育現場 での利 用方 法 に,「 情 報活 用能 力 の育成 」,「言語 の能 力 」 を育成 す る事 が期 待 で き る情報 発信 学 習 を容 易 にす る学 習支 援 ツール で あ る こ とを述 べ た. ここで は,実. 際 の教 育現 場 で情報 発 信学 習 の 学習 ツール と して,プ. ロ グを利. 用 した実 践 事例 を紹 介す る. 高 等 学校 の教 科情 報 の授 業 におい て,情. 報 の評 価 ・検 討 を繰 り返 す 学習 活動. の実 践 を示 した研 究[3]圖 が あ る.こ の研 究 で は,不 足 が生 じた り誤 りを含 みや す い 情 報 の性 質 を考慮 した情報 発信 を通 じて,情 を深 め る学習 を構 築 した.そ. こで,プ. 報 の本質 を追 究 し情 報 の理解. ロ グを用 い た情報 の発 信 ・追加 ・修 正等. の情 報 の更 新 を頻 繁 に行 う学習方 法 を提 案 し,授 業 実践 を行 った.結 果 と して, プ ログ記 事 の追 加 ・編 集 を行 う事 で評 価 ・検 討 し続 け る活 動 を通 して,学. 習者. (生徒)の 判 断や知 識 ・概 念 とい った思 考 に変化 が生 じた こ とを確 認 してい る. そ して学 習 の過 程 にお い て,学 習者 の思 考 の変化 は,プ 反 映 され,カ. ログの カ テ ゴ リ構 造 に. テ ゴ リの変 遷 図 を利用 す る こ との教 育 的 有用 性 に つい て,可. 能性. を示 した. ま た,小. 学校 の総合 的 な 学習 の時 間 の授 業 にお いて,図. プ ログ を用 いた 実践研 究 【6]があ る.学 習者(児 童)は,読. 書 を紹介 す る活 動 に ん だ本 を読者(児 童). に紹 介 す る紹介 文 をプ ログで記入 す る.読 み たい本 を探す 際 には,キ 検 索 を用 い て探 す.こ. の研 究で は,読. みた い本 を探 す,有. され るた め の紹 介 文 の書 き方 を学習 させ,学. ー ワー ド. 効 な検 索方 法 と検 索. 習 の前後 で紹 介 文 が 変化 して い る. こ とを確 認 し,学 習 の有効 性 を示 した.. 1.2.1.プ ロ グ を用 い た 情 報 発 信 学 習 の 特 徴 そ もそ も情 報 とは,そ の 内容 に不足や誤 り,曖 昧 さを含 む とい った不完 全性 を 持 ってい る.ま た,情 報収集 において,有 効 な情 報 量 は増 えた り減 った りす る. プ ロ グの教 育 的 実践例 と して,高 等 学校 と小 学 校 の実 例 を紹 介 した,ど. ちら. のケ ー ス に も言 え るこ とは,学 習 の過程 ・前後 にお い て,発 信 情 報 の 内容 が変 化 して い る事 に あ る. これ は,プ. ログ を用 い た情報 発信 学 習 の特徴 で あ る.プ. ロ グ記 事 を追加 ・更. 新 して い く毎 に,情 報 内容 が変化 してい く.た だ し,そ の変化 は,記 事 数 の増 減 とい っ た数 的変化 を意 味 してい るわ けで はな い. もち ろん,単. 調 に記 事 が増加 してい くこ と自体 は構 わ ない.た. 後 にお け る変化 は数 的 変化 よ りも重要 な変化 が存 在す る. 8. だ し,学 習前.

(12) そ れ は記 事 内容 の変化,言 い換 えれ ば質 的変化 で あ る.具 体 的例 をあ げれ ば, 学 習 者 が,記. 事 を追加 ・更新 してい く過程 で,記. 事 内容 に新 た な追 加説 明 を加. え る事や 分類 構 造 を再構 築す る事 な どが あげ られ る.. 1.2.2.プ ロ グ を 用 い た 情 報 発 信 学 習 の 問 題 点 プ ロ グ を用 い た情報 発信 学 習 では,情 報 を追加 ・更新 して い く毎 に,情 報 が 変 化 して い くこ とを述 べ た. プ ログ には,記. 事 を分 類 し,内 容 を整理 す るた め にカテ ゴ リと呼 ばれ る機 能. が存 在す る. も と も と,情. 報 に は 不 完 全1生 が あ り,情. 生 じや す く な る 問 題 が あ る.さ. 報 が 変 化 し て い く 毎 に,そ. の性 質 が. ら に カ テ ゴ リ構 造 に 変 化 が 生 じ た り,カ. テゴ リ. 名 そ の も の に 適 当 性 が 無 く な っ た りす る 問 題 が 生 じ る.. 高等 学 校 の実 践 事例 か ら明 らか に され た よ うに,思. 考 の変化 が カテ ゴ リ構造. に反 映 され る.カ テ ゴ リ名や カ テ ゴ リの分 類 に整 合性 が無 くなれ ば,欲. しい情. 報 を探 しづ ら くな り,い くら有益 な情報 で あ って も,情 報 の受発 信 の妨 げ にな りか ねな い 問題 が あ る. そ こで本 研 究 で は,こ の問題 を解決 す る為 の分類 学 習支援 ツール を開発 した. 次 章 で は,実. 践例 を例 にプ ログを用 い た情 報 発信 学 習 か ら生 じる分類 の整 合 性. につ いて の分 析 実験 につ いて述 べ る.. 9.

(13) 2.実 践 例 に お け る プ ログ を用 いた 情報 発 信 か ら生 じる分 類 の整 合 性 問題 この 章 で は,本 研 究 の必 要性 を確認 す る為 に,高 等 学校 で実 際 に行 われ た情 報 発 信 学習 の実践[3]デ ー タ を利 用 し,プ ロ グを用 いた 情報発 信 学 習 か ら生 じる 分 類 の整 合 性 にっ い ての分 析実 験 を行 っ た 。そ の結 果 を踏 ま えて,分 類 学 習 の 必 要性 につ い て述 べ,問 題 を解 決 す る分類 学習 支援 を提 案す る.. 2.1.実 践例 に お ける プ ログ を用 いた情 報 発信 学 習 の取 り組 み に お け る問題 本 研 究 で用 い た実 践デ ー タの情報発 信 学習 の取 り組 み につ いて説 明す る. 高 等 学校1年. 生 の学習者(生. 徒)が,教. 科情 報 の授 業 と して,現 実 的 で 日常. 的 な 問題 の解 決 に取 り組 ん だ.学 習者 は定 型化 され た手 法 や 一般 的 な正解 が存 在せ ず,模. 範 解 答 が存在 しな い問題 の解 決 に思考 ・判 断 を重 ね た.そ. 解決 過 程 を,プ. の問題 の. ログ を用 い て継 続的 に情 報発 信 した 学習 実践 で あ る.. 学 習 の結 果 と して,内 容 に不 足や 誤 り,曖 昧 さを含 む とい った不 完全 性 を持 つ 情 報 の影 響 を受 け て思考 に変 化 が あ り,カ テ ゴ リが 変遷 して い った こ とが確 認 され た.そ. のた め,変 化 した カテ ゴ リ構 造 が適 切 で あ るか ど うか とい う問題. が生 じた.本. 研 究 で は,ま ず,こ. の カテ ゴ リ構造 が適切 で あ るか ど うか を確 か. めた.. 2.1.1.分 析 に 用 い た 実 践 デ ー タ 本 研 究 で 用 い た 実 践 デ ー タ は,学 テ ゴ リ数123で. 習 者(生. 徒)29名,総. 記 事 数457件,総. カ. あ る。. 学習 者 が,思 考 ・判 断 を重ね る情報発 信 学習 の授 業 を14回. 実施 した.こ の授. 業 の 中で,問 題 の解 決 に あた り,記 事 内容 や カテ ゴ リ構成 を改善 させ て きた.. 10.

(14) 2.1.2.2者 まず,実. 間 による分類 の整 合性 判断 験者A,Bの2名. の人 間 が各 々の考 えの も とで,各 カテ ゴ リの分類. に対す る整 合 性 に つい て判 断す る実験 を行 い,人. が情報 を分類 す る際 の メカ ニ. ズ ムにっ いて確 認 した. 判 断 は 図3の. よ う に2段. 階 で 行 っ た.. 適当. 司. 一. 別カテゴリ ㌶. 一` 図3整. 最 初 に,各. カ テ ゴ リ に お い て,カ. 事 の 内 容 か ら総 合 的 に み て,各. 合性判断の判断基準. テ ゴ リ に 属 す る 記 事 を1件. ず つ 確 認 し,記. カ テ ゴ リ に つ い て 判 断 す る 実 験 を 行 っ た.. 判 断基 準 は次 の通 りで あ る. 実 験者 は同一 カ テ ゴ リに属 してい る記 事 内容 が相 互 に類似 して い るか ど うか を 各 自で 判 断 す る. ・. 同 一 カ テ ゴ リ に 属 し て い る 全 て の 記 事 の 内 容 が 類 似 し て い る 場 合,そ. ・. 一 方 ,同 一 カ テ ゴ リ に 属 し て い る 記 事 が1つ. テ ゴ リの分 類 は. のカ. 「 整 合 」 で あ る と 呼 ぶ こ と に す る.. 整 合 」 と 呼 ぶ こ と に す る.. 11. で も 類 似 して な い 場 合 は 「 不.

(15) 表12者. 間 に よ る分 類 の整 合 性 判 断 の結 果(整 合 ・不 整 合). 整合. 不整合. 合計. 実験者A. 119. 4. 実験者B. 117. 6. 123. 実 験 の 結 果,実. 験 者A,Bに. 対 し表1の. 結 果 を 得 た.実. カ テ ゴ リ の 分 類 が 整 合 で あ る と判 断 し た の は119件,不 件 で あ っ た.実 は117件,不. 次 に,カ. 験 者Bに. つ い て は,カ. 整 合 と判 断 し た の は6件. 験 者Aに. つ い て は,. 整 合 と 判 断 し た の は4. テ ゴ リの 分 類 が 整 合 で あ る と判 断 した の で あ っ た.. テ ゴ リの分 類 が整 合 で ある場合 に対 し,分 類 の ラベル で あ るカテ ゴ. リ名 に対 して適 切 さを判断す る実験 を行 った. 判 断基 準 は次 の通 りで あ る. 学 習者 が それ ぞ れ の思 惑 で分類 した各 カテ ゴ リに対 し,学 習者 が命・ 名 したカ テ ゴ リ名 が,そ. の カテ ゴ リに属 して い る全 て の記事 内容 に適 当 で あ るか ど うか. を各 自で判 断す る. ・. 判 断 す る カ テ ゴ リ に 属 し て い る 全 て の 記 事 内 容 が 適 当 で あ る 場 合 ,「 適 当 カ テ ゴ リ名 」 と 呼 ぶ こ と に す る.. ・. 一 方 ,判 断 す る カ テ ゴ リ に 属 し て い る 記 事 に1つ 在 し て い る 場 合 は,そ. で も適 当 で な い 記 事 が 存. の カ テ ゴ リ名 に は 別 名 へ の 変 更 が 望 ま し い 「 別 カテ. ゴ リ名 」 と 呼 ぶ こ と に す る.. 表22者. 間 に よ る分 類 の整 合 性 判 断 の結 果(適 当カ テ ゴ リ名 ・別 カテ ゴ リ名) 適 当 カ テ ゴ リ名. 合計. 別 カテ ゴ リ名. 実験者A. 110. 9. 119. 実験者B. 108. 9. 117. 実 験 の 結 果,実 験 者A,Bに 119件. 対 し表2の. 結 果 を 得 た.実. の 整 合 と 判 断 した カ テ ゴ リ の 内,110件. 件 の カ テ ゴ リが 別 カ テ ゴ リ名 と判 断 し た.実 と判 断 し た カ テ ゴ リ の 内,108件. 験 者Aに. の カ テ ゴ リ が 適 当 カ テ ゴ リ名,9 験 者Bに. つ い て は,117件. の カ テ ゴ リが 適 当 カ テ ゴ リ名,9件. が 別 カ テ ゴ リ名 と 判 断 し た.. 12. つ い て は,. の整合. の カテ ゴ リ.

(16) 以 上 の結 果 を踏 ま え,実 験者A,Bの 不整 合 か で比 較 し,表3の 表32者. 結果 につ い てカ テ ゴ リの分類 が整 合 か. 結 果 を得 た.. 間 に よ る分 類 の整 合 性 判 断 の結 果(整 合 ・不整 合 比 較). 実験者A. 整合. 実験者B. 不整合. 整合. 合計. 114. 不整合. 3. 5. 合計. 1. 119. この表 か ら,実 験者A,B両 件,両 者Aの. 123. 者 が ともに整 合 で あ る と判 断 した カテ ゴ リは114 で あった.実 験 者Aの. 結果 が不整 合 だ った カテ ゴ リは5件. 結 果 が不整 合 で,実 験者Bの. こ の こ と か ら,実. 6. 4. 者 が ともに不整合 と判 断 したカ テ ゴ リは1件. が整 合 で,実 験 者Bの. 117. 験 者A,Bの. が 一 致 し た カ テ ゴ リ は115件,不. で あった.ま. 結果 が整 合 だ っ た カテ ゴ リは3件. 結果 た 実験. あ った.. 両 者 の カ テ ゴ リ の 分 類 の 整 合 ・不 整 合 の 判 断 一 致 だ っ た カ テ ゴ リが8件. あ っ た こ とが わ か. る, さ ら に,実. 験 者A,Bの. 両 者 が カ テ ゴ リ の 分 類 が 整 合 で あ る と 判 断 し た114. 件 に つ い て も,適 当 カ テ ゴ リ名 か 別 カ テ ゴ リ名 か で 比 較 し,表4の. 表42者. 間 に よ る分類 の整 合性 判 断 の 結 果(適 当 カ テ ゴ リ名 ・別 カ テ ゴ リ名). 実験者A. 適 当 カ テ ゴ リ名. 実験者B 適 当 カ テ ゴ リ名. 別 カ テ ゴ リ別. 103. 別 カ テ ゴ リ名. リは103件,両. 8. 9. 114. 両者 が とも に適 当カテ ゴ リ名 と判 断 した カテ ゴ. 者 が ともに別 カテ ゴ リ名 と判 断 したカ テ ゴ リは6件. 結果 が適 当カテ ゴ リ名 で,実 験者Bの. カ テ ゴ リは2件. 106. 6. 105. この表 か ら,実 験者A,Bの. 合計 3. 2. 合計. 実験 者Aの. 結 果 を 得 た.. で あった.ま た実 験者Aの. 験 者A,Bの. で 一 致 し た カ テ ゴ リ は109件,不. 結 果 が別 カテ ゴ リ名 で あ った. 結果 が別 カテ ゴ リ名 で,実 験者Bの. 結果 が適 当カテ ゴ リ名 と判 断 した カテ ゴ リは3件 こ の こ と か ら,実. で あ った.. あっ た.. 両 者 が 適 当 カ テ ゴ リ名 ・別 カ テ ゴ リ名 の 判 断 一 致 だ っ た カ テ ゴ リは5件. る.. 13. あ った こ とが分 か.

(17) 2.1.3.2者. 間 に よる分類 の整合 性判 断の相 違 点. 2者 間 の分 類 の整 合性 判 断 の実験 か ら,2者. 間で 判 断 が分 かれ た事例 にっ い. て説 明す る. ま ず,整 図4の. 合 ・不 整 合 で 判 断 が 分 か れ た ケ ー ス を 紹 介 す る. よ う に,「 タ ン ク ト ッ プ 買 い ま した.灰. ッ プ の 特 徴 は …(以 内 容 を 含 む3つ. 色 の …(以. 下 略)」,「 タ ン ク ト. 下 略)」,「 買 っ た 服 に 似 合 う ス カ ー トっ て 何 だ ろ う?」. の 記 事 が 属 す る 「☆ 新 し い 服 ☆. 名 され た カ テ ゴ リ に 対 し,一. 方 は 整 合,も. の. 服 の 紹 介 」 と カ テ ゴ リ名 が 命. う一 方 は 不 整 合 と判 断 し た.. ☆新 しい服 ☆ 服 の 紹介. /. 塾. タ ン ク トッ プ 買 い ま し た 。 薄 い灰 色... 図4整. 買 った服 に 合 うス カ ー トっ て 何 だ ろ う?. 合 ・不 整 合 で 判 断 が 分 か れ た ケ ・ 一 一 ・ス. 整 合 と 判 断 し た の は,「 す べ て の 記 事 が 服 に 関 す る こ と で あ る か ら 」 と い う理 由 に 対 し,不. 整 合 と判 断 し た の は,「 新 し い 服 に 関 す る 記 事 の 多 く あ る 中 に,買. っ た 服 に 合 う服,つ. ま り買 っ て も い な い 服 に 関 す る記 事 が 混 ざ っ て い る の で 分. 類 と し て 不 整 合 」 と い う理 由 で あ っ た.. 両者 の理 由 には,そ れ ぞれ理解 で き る部 分 が あ る.そ れ ぞれ の記 事 を大 まか にみ て判 断 してい るか,細 かい部 分 にま で 目を配 って判 断 してい るかに よって, 判 断 が分 かれ たケ ース とい え る.. 14.

(18) 次 に,2者. と も に 整 合 と判 断 し た が,一. と 判 断 し た の に 対 し,も. 方 は,カ. テ ゴ リ名 が そ の ま ま で 良 い. う 一 方 は 別 名 へ の 変 更 が 望 ま し い と い う判 断 で 分 か れ. た ケ ー ス を 紹 介 す る. 図5の. よ う に,「 七 味 唐 辛 子 」,「麻 の 実 」,「芥 子 の 実 」,「ち ん ぴ(陳. 椒 」 の 内 容 の 記 事 が 属 す る,「 ト ウ ガ ラ ス ィ ー 名 され た カ テ ゴ リ に 対 し,一 に 対 し,も. 方 は,カ. 皮)」,「 山. 唐 辛 子 の 知 識 」 カ テ ゴ リ名 が 命. テ ゴ リ名 が そ の ま ま で 良 い と 判 断 し た の. う 一 方 は 別 名 へ の 変 更 が 望 ま し い と い う判 断 し た.. トウ ガ ラ ス ィ ー. 〕. 唐辛子の知識. !冒. 〆. 1 七味唐辛子. 図5カ. 麻の実. 芥子 の実. ちんぴ (陳皮). 山椒. テ ゴ リ名 が そ の ま ま か別 名 へ の 変 更 か で判 断 が 分 か れ た ケ ー ス. カ テ ゴ リ名 が そ の ま ま で 良 い と判 断 し た の は,「 す べ て の 記 事 が 唐 辛 子 に 関 す る 話 題 で あ る か ら 」 と い う理 由 に 対 し,別 は,「 麻 の 実,芥. 子 の 実,ち. ん ぴ,山. が わ か りや す く て 良 く な い か?」 両 者 の 意 見 の 違 い は,唐. 名 へ の 変 更 が 望 ま し い と判 断 し た の. 椒 は 唐 辛 子 か?『. 香 辛 料 』 と変 更 した ほ う. と い う理 由 か ら で あ っ た.. 辛 子 か ど う か と い う事 を 判 断 で き る 知 識 の 差,「 香 辛. 料 」の が 分 か りや す い と感 じ る か ど う か の 表 現 ・セ ン ス の 差 で あ る.同 時 に,「 唐 辛 子 」 で は な く,「 唐 辛 子 」 の 上 位 概 念 で あ る 「 香 辛 料 」 で命 名 す る か は個 々 の 分 類 に 対 す る 意 図 に 依 存 す る. こ の 事 は,カ て,分. テ ゴ リ名 を 命 名 し た 人 の 分 類 に 対 す る 目 的 ・意 図 の 違 い に よ っ. 類 の 整 合 性 の 判 断 が 異 な る こ と を 意 味 す る.. 以 上 か ら,個. 々 の 人 間 の 目 的 ・意 図 の 違 い か ら,分. 類 の 整 合 性 判 断 も個 々 の. 目的 ・意 図 に よ っ て 異 な る こ と が あ る こ と が 確 認 で き た.. 15.

(19) 2.1.4.学 習 者 単 位 の 分 類. 2.1.2の. 実 験 で 得 ら れ た 結 果 は カ テ ゴ リ単 位 の も の で あ っ た.こ. の結果 を学習. 者 単 位 で 区 分 け した(図6).. 全 カ テ ゴ リ適 切. 適 切 カ テ ゴ リ名. 一 部 カ テ ゴ リ不 適 切. 適切 カ テ ゴ リ名. 別 カ テ ゴ リ名 不整 合. 全 カ テ ゴ リ不 適 切 図6学. 別 カテ ゴ リ名 不整合. 習者単位での分類. 各 学 習 者 が 分 類 し た カ テ ゴ リ を,「全 カ テ ゴ リ 適 切 」,「一 部 カ テ ゴ リ不 適 切 」,「全 カ テ ゴ リ 不 適 切 」 の3つ. に い ず れ か に 区 分 け し た.. 区 分 方 法 は 次 の 通 り で あ る. 「 全 カ テ ゴ リ適 切 」 と は,あ. る学 習 者 が 分 類 した カ テ ゴ リの 全 て が. 「 適切力. テ ゴ リ名 」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ で あ る こ と で あ る. 「 一 部 カ テ ゴ リ不 適 切 」 と は,あ. る学 習 者 が 分 類 した カ テ ゴ リの 中 に. カ テ ゴ リ名 」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リが あ る が,そ. 「 適切. れ 以 外 の 判 断 を され た カ テ ゴ. リ が 存 在 す る こ と で あ る. 「 全 カ テ ゴ リ不 適 切 」 と は,あ. る 学 習 者 が 分 類 した カ テ ゴ リ に. 「 適切カテゴ. リ名 」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ が ま っ た く な い こ と で あ る. た だ し,こ. こ で い う分 類 し た カ テ ゴ リ は,必. ず. 「 適 切 カ テ ゴ リ名 」,「別 カ テ. ゴ リ名 」,「不 整 合 カ テ ゴ リ」 の い ず れ か に 判 断 さ れ る.. 16.

(20) 表5学 全 カテ ゴ リ適 切. 習者単位 の分類の結果 一 部 カ テ ゴ リ不 適 切. 合計. 全 カ テ ゴ リ不 適 切. 実験者A. 17. 11. 1. 実験者B. 20. 8. 1. 29. 実 験結 果 は,表5の 実 験者Aの 件,一. 通 りであ る.. 結 果 で は,す べて のカテ ゴ リの分類 が適切 と区分 け され たの は17. 部 の カ テ ゴ リの 分 類 が 不 適 切 と 区 分 け され た の は11件,す. リ の 分 類 が 不 適 切 と 区 分 け され た も の は1件. 一 方 ,実 験者Bの の は20件,一. べて の カテ ゴ. だ っ た.. 結 果 では,す べ て のカテ ゴ リの分 類 が適切 と区分 け され た. 部 の カテ ゴ リの分類 が不 適切 と区分 け され たの は8件,す. カ テ ゴ リの 分類 が不適 切 と区分 け され たの は1件 表6学 実験者A. べ ての. で あ った.. 習者単位の分類の結果(比 較) 一 部 カテ ゴ リ不 適 切. 全 カ テ ゴ リ適 切. 合. 全 カ テ ゴ リ不 適 切. 計. 実験者B 全 カ テ ゴ リ適 切 一 部 カ テ ゴ リ不 適 切 全 カ テ ゴ リ不 適 切. 合計. 16. 3. 1. 0. 8. 0. 8. 1. 0. 0. 1. 11. 1. 17. 表6は,実. 験者A,Bの. で8件. の 計24件. 29. 実験結果 の比較 を行 った結 果 で あ る.. 両者 の 区分 けが ともに一 致 したの は,す け され た ケ ー ス で16件,一. 20. べ て のカ テ ゴ リの分 類 が適 切 と区分. 部 の カ テ ゴ リの 分 類 が 不 適 切 と 区分 け され た ケ ー ス. で あ っ た.. 実 験者 間 で 区分 けが必ず しも一致 しな い のは,学 はカ テ ゴ リ単位 での結果 に依 存す るの で,2.1.3の. 生 単位 で の 区分 け も,結 局 実 験 で得 られ たカ テ ゴ リ単位. で の実験 で得 られ た 同様 に,意 図の違 い に よ る ところが大 きい事 が確 認 で き る. こ の 実 験 か ら,両 者 が と も に 全 て の カ テ ゴ リの 分 類 が 適 切 と 区 分 け し た16名 を 除 く13・ 名 は,一 あ る こ と が,確. 部 あ るい は 全 て の カ テ ゴ リの 分 類 で な ん ら か の 修 正 が 必 要 で. 認 で き る,. 17.

(21) 2.2.分 類 学 習 の 必 要 性 情 報 受信 者 に とって,カ テ ゴ リに分類 され た 情報 は,求. めて い る情報 を効果. 的 か つ 容 易 に入 手 で きる手立 て の1つ で あ る.よ っ て,情 報発 信 者 は,発 信記 事 を適 切 なカ テ ゴ リに分類す る こ とが求 め られ る. 前 述 の 実験 か ら,半 数 に近 い13名. の学習者 は,一 部 あ るい は全 てのカ テ ゴ リ. の分 類 で な ん らかの修 正 が必 要 で ある と され た結 果 を得 た. 問題 点 は,思 考 の変化 に伴 って変化 した分 類 の うち,不 適 切 な分 類 を残 した ま ま発信 した情報 が存 在す る こ とにあ る. この問 題 は,受. け手 に とって,情 報 を効 率的 に入 手 出来 ない,あ. るい は整理. で き ない 可能 性 が発 生す るこ とにあ る. こ う した問 題 を回避す る方 法 として,分. 類 学習 が あ る.情 報 発信 者 がカ テ ゴ. リの分 類 の重 要 性 を理解 し,カ テ ゴ リの分 類 の整 合 ・不 整合 を判 断 で き る能 力 を得 るた めの学 習 が あ る. も ち ろん,編 集 途 中の カテ ゴ リや 新 た な記 事 を追加 す るつ も りで あ った カテ ゴ リ等,現 時点 で は不整 合 で あ るが,将 来 的 には整 合 にす る予 定 で あるカ テ ゴ リも存在 す る.し か し,こ れ らのカテ ゴ リは あ くま で 予 定で あ るた め,不 整 合 の ま ま更新 が止 ま る危 険性 が ある.本 研 究 で は深 く取 り扱 わな か った が,更 新 を途 中で 終 了 して しま う事 に よ る問題 と整 合性 を持 っ た カテ ゴ リに仕 上 げ る意 識 を育成 す る学 習活動 は必 要で あ る.. 18.

(22) 2.3.実 践例 の 問題 を解 決す る分類 学習 支援 の提 案 情 報 発 信 にお い て分類 学 習 の必 要性 につ い て はす で に説 明 した.こ これ まで に述 べ て きた 問題 の解 決策 として,プ. こで は,. ロ グ を用 いた情 報 発信 にお ける. 分類 学 習 支 援 の 有効 性 を説 明 し,本 研 究で 目指 す 分類 学 習 支援 の方 法 を提案 す る. 学習 で は指 導者 と学 習者 が存 在す る,教 育現 場 にお い て は,指 導者 は先 生 を 示 し,学 習 者 は,児 童 ・生 徒 を意 味す る.こ. こで,指. 導者 ・学習 者 の双 方 で分. 類 学習 にプ ログ を用い るこ との有 効性 を示 す. まず は,指. 導者 の立場 で の有効性 につい て説 明す る.. 分類 学 習 にお い て は,指 導者 の指 導 は,学 習 者 の分類 が整合 か不整 合 か を分 析 し,不 整 合 で あれ ば,整 合 にな るよ うに指 導す るこ とに あ る.そ. のた め に,. 各 学 習者 の 分類 内容 を細 か く確認 してい く作 業 が必 要 に な るが,こ. の分析 作 業. は非 常 に 時間 と手間 がか か る作業 で あ る. し か し,指. 導 者 は1人. で,多. くの 学 習 者 を指 導 しな け れ ば い け な い 立 場 に あ. る(た. と え ば 高 等 学 校 で10ク. ラ ス 担 当 し て い た 場 合,1ク. 400名. も の 生 徒 を 指 導 し な け れ ば な ら な い).1人. ラ ス40名. とす れ ば. で は対 応 しき れ な い ケ ー ス も. 出 て く る こ と が 予 想 さ れ る.. プ ログ を用 い,各 出来れ ば,指. 学習者 の分類 の整 合性 を確 認 で き る よ うな システ ムを構築. 導者 に とっ て分析 作業 の軽減 が期待 で き る.本 研 究 で は,分 析 作. 業 の軽減 に注 目 して,そ の軽減 システ ムを提案 し開発 した. 次 に,学 身 が,自. 習者 の立 場 で の有 効性 につ いて説 明 す る.指 導者 同様 に,学. 習者 自. 身 の分類 の整合 性 を確認 で き る こ とは,再 分 類 や カテ ゴ リ名 変 更 の き. っか けの トリガ ー に な りえ る.し か し,学 習者 の本 位 と して は 「学 習」 す るこ とに あ る.本 研 究 で は,プ. ロ グを用 い て作成 され た数 多 の 分類 を用 い て,分 類. 学 習 問題 を機 械 的 に 自動作 成 す るシス テ ム を提 案 し開発 した.学. 習者 は,自 主. 的 あ るい は指 導者 の指 導 に よ り,自 動 作成 され た問題 を解 答 してい く こ とで, 分 類 学 習 を進 め る.な お,こ. の分類 学 習 問題 の 自動 作成 シス テ ム は,作 成 時 間. の軽 減 とい う観 点 か ら指 導者 に とって も有 効性 が あ る.さ. らに,こ. の問題 とな. る記 事 は周 囲 に身 近 に存在 す る学習者 が書 き こんだ もの であ る.身. 近 な 内容 の. た め に親 近感 が持 て,適. 切 な分類 を行 っ た学 習者 に質 問 が しや す い な どの利 点. が考 え られ る. こ こで,分. 類 の整合 性 にっ い てなぜ 最終 的 には人 が判 断 す るか を説 明す る.. 2.1.3の 実 験 結果 が示 す よ うに,人 はそ れぞ れ の 目的 ・意 図 に対 して分類 を行 っ て い る.そ. の 目的 ・意 図 に反 す る整 合性 判 断 にな らな い よ う,シ ステ ムに頼 ら. ず最 終 的 な判 断 は人 が で きる よ うに した. 19.

(23) なお,分. 類 学 習 を考 え る際,分 類 の整 合性 を正 しく修 正 す る方 法 と して,分. 類 そ の もの を修 正す る方 法 と,分 類 は修 正 せず そ の分類 の名 前(カ を修 正 す るか の2通. テ ゴ リ名). りが考 え られ る.本 研 究 で は,分 類 を修 正せ ず そ の分類 の. 名 前 を修 正す る事 を前提 としてい る. この章 で は,分 類学 習 の必要性 につい て述 べ,分 類 学習 支援 の提 案 を行 った. 次 章 で は,分. 類 学 習支援 ツール を開発 す るに あた り,人 と コン ピュー タシ ステ. ム に よる分類 の違 い につい て分析 す る.. 20.

(24) 3.実 践 例 に お ける人 とシス テム に よる分類 の 比較 分析 前 章 で は分 類 学 習 の必 要性 にっ いて述 べ,分 の章 で は,分. 類 学習 支 援 の提 案 を行 った.こ. 類 学 習支 援 ツー ル を開発 す るに あた り人 とコ ン ピュー タ シス テム. に よ る分 類 の違 い にっ い ての分析 実験 を行 った.. 21.

(25) 3.1.シ. ス テ ム による分類. ま ず,人. と比 較 す る た め に,シ. ム の み に よ る 分 類 を,次 (a)全. ステ. の 手 法 を 提 案 し 実 験 を 行 っ た(図7).. て の 記 事 に 対 し,カ テ ゴ リ名 単 位 で 整 理 し,同 一 カ テ ゴ リ に 定 義 さ れ る. 記 事(タ (b)作. ス テ ム の み に よ る 分 類 が 必 要 な た め,シ. イ トル お よ び 本 文 記 事)集. 合 を 作 成 す る.. 成 した 集 合 に 対 し,カ テ ゴ リ名 と 自 由 記 述 文 で あ る 記 事 集 合 を,そ. れ 形 態 素 解 析 ツ ー ルMeCab[7]で. れぞ. 形 態 素 に 解 析 す る.. た だ し,内. 容 語 の み を 利 用 し た,利. 形 容 詞,形. 容 動 詞 の み で あ る.. 用 し た の は 自 立 語 の 中 の 名 詞,動. 詞,. (c)解 析 結果 を用 いて,カ テ ゴ リ名 の形 態素 と記 事集合 の形 態 素の原 形 を比較 し,分 類 に整 合性 が あ るか ど うか,以 下の いずれ で あ るかの評価 を行 った. ・一 致す る形 態素 が1つ で も存在 す る(形 態素 一 致) ・一致す る形 態 素 は存在 しな いが ,類 語 辞典 を参 照 した類 語で は一 致す る (形態素 類語 一致) ・一致す る形 態素 が存在 しない(形 態 素不 一致). 華. ∠. 形 態素 (原 形). 図7MeCabを. MeCabを. 利 用 した 理 由 は,こ. ロ グ で あ り,書. 用 い た形 態 素 比 較. の 実 践 デ ー タ が,高. 校 生 が授 業 と して 書 い た プ. か れ て い る 内 容 が 理 解 で き る適 切 な 文 章 が 書 か れ て い る事 を期. 待 し て の も の で あ る.書 か れ て い る 内 容 が 理 解 で き な い 文 章 に つ い て も,MeCab 22.

(26) 等 を 用 い ずN-gramを. 利 用 し て 同 様 の 事 は 可 能 で あ る[8].. こ の 実 験 の 結 果,表7の る カ テ ゴ リ が104件,類 ゴ リ が13件. 結 果 を得 た.カ. テ ゴ リ名 と記 事 集 合 の 内 容 が 一 致 す. 語 で あ れ ば 一 致 す る カ テ ゴ リ が3件,一. 致 しな い カ テ. で あ っ た.. 表7シ. シ ス テ ム に よ る分 類. ス テ ム の み に よ る分 類 の結 果. 形態 素一致. 形態素類語一致. 104. 3. 23. 形態 素不一致 16. 合計 123.

(27) 3.2.人 と シ ス テ ム に よ る分 類 の 相 違 次 に,人. と シ ス テ ム に よ る 分 類 の 相 違 に つ い て 分 析 す る.. す で に,2.1.2の. の実験 で,シ. 実 験 で,人. に よ る 分 類 に つ い て の 結 果 を 得 て い る.ま. た,0. ステ ム に よる分 類 につい て も結果 を得 て い る.. こ こで本 研 究 で は,人. とシス テム に よ る分 類 の相 違 を分 析 す る為 に,双 方 の. 結 果 を 次 の 様 に み な し,比. 表8人. 較 で き る よ う に し た(表11).. とシ ス テ ム に よ る分 類 の対 応(整 合 ・不 整 合) シ ス テ ム に よ る分 類. 人 に よ る分類. 形態 素一致カテ ゴ リ. 整合 カテ ゴ リ. 形 態 素類 語 一 致 カ テ ゴ リ 不整 合カテ ゴ リ. ま ず,人. に よる分類 で. 形態 素不一致カテ ゴ リ. 「 整 合 」,「不 整 合 」 で 判 断 した ケ ー ス に つ い て,シ. テ ム に よ る 分 類 と の 対 応 を,表8の こ こ で,人. に よ る分 類 で. ス. よ う に み な した.. 「整 合 」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ を. 「 整 合 カ テ ゴ リ 」,. 「 不 整 合 」 と 判 断 され た カ テ ゴ リ を 「不 整 合 カ テ ゴ リ 」 と 呼 ぶ こ と に す る . シ ス テ ム に よ る 分 類 実 験 の 結 果,「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ」 お よ び 「 形 態素類 語 一 致 カ テ ゴ リ」 と判 断 され た カ テ ゴ リは ,ど ち ら も カ テ ゴ リ 中 に 存 在 す る あ る 形 態 素 で 一 致 す る カ テ ゴ リ で あ る.つ. ま り カ テ ゴ リ 中 に 一 致 ・類 似 す る 内 容 が. 存 在 し て い る カ テ ゴ リ で あ る. そ こ で 本 研 究 で は,シ ス テ ム に お け る 分 類 実 験 の 結 果,「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ 」 お よび. 「 形 態 素 類 語 一 致 カ テ ゴ リ」 と判 断 され た カ テ ゴ リ は,人. に よる分類 実. 験 の結 果 にお け る 「 整 合 カ テ ゴ リ」 と み な し た. ま た,シ. ス テ ム に よ る 分 類 実 験 の 結 果,「 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 さ れ. た カ テ ゴ リ は,カ. テ ゴ リ名 と そ の カ テ ゴ リ に 属 す る 記 事 の 問 に,意. 味を同じく. す る 表 現 が 全 く 無 い カ テ ゴ リ で あ る.. そ こで本 研 究 で は,シ ステ ムにお け る分 類 実験 の結果,「 形態 素不 一 致 カテ ゴ リ」 と判 断 され た カテ ゴ リは,人 ゴ リ」 とみ な した .. に よ る分 類 実験 の結 果 にお け る 「 不 整 合 カテ. 以 上 の様 に人 とシス テ ムに よる分類 を対 応 させ る と,実 験者Aで 9の 結 果 が,実. 験者Bで. の比較 で表10の. 24. 結果 が得 られ た.. の比較 で表.

(28) 表9実. 験 者Aと. シ ステ ム に よ る分 類 の 対 応 結 果(整 合 ・不 整 合). システム. 実験者A 人による. 整合 カテ ゴ リ. 分類. 不整 合カテ ゴ リ. シ ステ ム に よる 分類 形態素一致. 形態素類語 一致. 形 態素不一致. カテゴ リ. カテ ゴ リ. カテ ゴ リ. 100 4. 合計. 104. 表10実. 験 者Bと. 人による. 整 合 カテ ゴ リ. 分類. 不整 合カテ ゴ リ. れ た カ テ ゴ リ117件. 3. 16. 形態素不一 致. カテ ゴリ. カテ ゴ リ. カテ ゴ リ. 100 4. は,人. に よ る分 類 で. 3. 16. 0. 0. 3. 16. で あ っ た.ま. た,入. に よ る分 類 で. は,人. 4 123. 形 態 素類 語一 致 カテ. ステ ム に よる分類 で. 「 形. 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ」 と. に よ る分 類 で. 「 整 合 カ テ ゴ リ」 と. に 対 す る 内 訳 は 次 の 通 りで あ っ た.シ. 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 さ れ た カ テ ゴ リが3件,「. 断 さ れ た カ テ ゴ リ4件. 119. ステ ム に よる分類 で. 分類 で 「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 され た カ テ ゴ リが100件,「. れ た カ テ ゴ リ は16件. 合計. で あ っ た.. の 比 較(表10)で. 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ119件. 123. 「 不 整 合 カ テ ゴ リ」 と判 断 さ れ. 態 素 一 致 カ テ ゴ リ」 と判 断 さ れ た カ テ ゴ リ が4件,「. 同 じ く 実 験 者Bで. 6. 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 さ れ た カ. に 対 す る 内 訳 は 次 の 通 りで あ っ た.シ. 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ が2件. 117. 「 整 合 カ テ ゴ リ」 と 判 断 さ. に 対 す る 内 訳 は 次 の 通 りで あ っ た.シ. ゴ リ」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ が3件,「. た カ テ ゴ リ6件. 2. 形 態 素類 語 一 致. 「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ」 と判 断 され た カ テ ゴ リ が100件,「. テ ゴ リ は14件. 0. 形態素一 致. 104. の 比 較(表9)で. 14. シ ステ ム に よる 分類. 合計. 実 験 者Aで. 3. シ ス テ ム に よ る分 類 の 対 応 結 果(整 合 ・不 整 合). シス テ ム. 実 験 者B. 合計. で あ っ た.ま. た,人. に 対 す る 内 訳 は,4件. ステ ム に よる 形 態 素類語 一. 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ」 と判 断 さ. に よ る分 類 で. 「 不 整 合 カ テ ゴ リ」 と判. 全 て が シ ス テ ム に よ る分 類 で 「 形態. 素 一 致 カ テ ゴ リ」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ で あ っ た. さ ら に,人 ー ス につ い て. に よ る分 類 で ,シ. 「 適 当 カ テ ゴ リ名 」,「 別 カ テ ゴ リ名 」 で 判 断 し た ケ. ス テ ム に よ る 分 類 と の 対 応 を,表11の. 25. よ う に み な し た..

(29) 表11人. とシ ス テ ム に よ る分 類 の 対 応(適 当 カ テ ゴ リ名 ・別 カ テ ゴ リ名). 人 による分類. シ ステ ム に よ る分類. 適 当 カテ ゴ リ名. 形態 素一 致 カテ ゴ リ. 別 カ テ ゴ リ名. 形態 素類 語 一致 カテ ゴ リ. シ ス テ ム に よ る 分 類 実 験 の 結 果,「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 さ れ た カ テ ゴ リ は,カ. テ ゴ リ名 と そ の カ テ ゴ リ に 属 す る 記 事 の 内 容 に 一 致 す る 部 分 が 有 る こ. と を 意 味 し て い る.つ ゴ リ で あ る.そ. ま り カ テ ゴ リ名 と そ の カ テ ゴ リ 内 容 が 一 致 し て い る カ テ. こ で,「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ」 は,人. に よ る分 類 実 験 の結 果 にお. け る カ テ ゴ リ名 が 適 当 で あ る か の 判 断 で は,「 適 当 カ テ ゴ リ名 」 とみ な し た. ま た,シ. ス テ ム に よ る 分 類 実 験 の 結 果,「 形 態 素 類 語 一 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 さ. れ た カ テ ゴ リ は,カ. テ ゴ リ名 と そ の カ テ ゴ リ に 属 す る 記 事 の 間 に は,全. の 表 現 は 無 い が,内. 容 の 意 味 と して は 一 致 す る カ テ ゴ リ で あ る.つ. く 同一. ま りカ テ ゴ. リ名 と そ の カ テ ゴ リ 内 容 は 直 接 的 に は 一 致 し な い が,内. 容 が 類 似 して い る カ テ. ゴ リ で あ る.そ. に よ る分 類 実 験 の 結 果. こ で,「 形 態 素 類 語 一 致 カ テ ゴ リ 」 は,人. に お け る カ テ ゴ リ名 が 適 当 で あ る か の 判 断 で は. 「 別 カ テ ゴ リ名 」 とみ な し た 。. 以 上 の様 に人 とシステ ム に よる分類 を対応 させ る と,実 験者Aで る表12,お. 表12実. よび実験 者Bで. 験 者Aと. の比 較で あ る表13の. 結 果 が得 られ た,. シ ス テ ム に よ る分類 の対 応 結 果(実 験 者A) シ ステ ム. 実 験 者A. 人による. 適 当 カ テ ゴ リ名. 分類. 別 カ テ ゴ リ名. シ ス テ ム に よ る分 類 形態 素一致. 形態素類 語一致. 形態 素不一致. カテゴリ. カテ ゴ リ. カテ ゴ リ 3. 10. 5. 0. 4. 3. 14. 117. 形 態素一致. 形 態素類語一致. 形態素不 一致. 合計. カテ ゴリ. カテ ゴ リ. カテ ゴリ. 100. 験 者Bと. 合計. 95. 合計. 表13実. の比較 であ. 108 9. シ ス テ ム に よ る分 類 の 対 応 結 果(実 験 者B) システム. 実 験 者B. 人による. 適 当 カ テ ゴ リ名. 分類. 別 カ テ ゴ リ名. シ ス テ ム に よ る分 類. 96 4. 合計. 100. 26. 3. 11. 110. 0. 5. 9. 3. 16. 4.

(30) 実 験 者Aで. の 比 較(表12)で. され た カ テ ゴ リ108件 で. は,人. に よ る分 類 で. 「 適 当 カ テ ゴ リ名 」 と判 断. に 対 す る 内 訳 は 次 の 通 り で あ っ た.シ. 「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 され た カ テ ゴ リ が95件,「. テ ゴ リ」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リが3件,「 た,人. で あ っ た.ま. た カ テ ゴ リ9件. に 対 す る 内 訳 は 次 の 通 りで あ っ た,シ. に よ る分 類 で. 態 素 一 致 カ テ ゴ リ 」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ が5件,「. 同 じ く 実 験 者Bで. 形態 素類 語 一 致カ. 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ」 と 判 断 さ れ た. カ テ ゴ リ は10件. 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ が4件. ス テ ム に よる分類. 「 別 カ テ ゴ リ名 」 と判 断 さ れ ステ ム に よる分類 で. 「 形. 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ」 と. で あ っ た.. の 比 較(表10)で. と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ110件. は,人. に よ る分 類 で. 「 適 当 カ テ ゴ リ名 」. に 対 す る 内 訳 は 次 の 通 り で あ っ た.シ. ステ ム に よ. る 分 類 で 「形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 さ れ た カ テ ゴ リが96件,「 形態 素類 語 一 致 カ テ ゴ リ 」 と判 断 され た カ テ ゴ リ が3件 ,「 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ は11件. で あ っ た.ま. 判 断 され た カ テ ゴ リ9件 類で. た,人. に よ る分 類 で. 「 不 整 合 カ テ ゴ リ」 と. に対 す る内 訳 は 次 の 通 りで あ っ た 、 シ ス テ ム に よ る分. 「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ」 と判 断 さ れ た カ テ ゴ リが4件,「. ゴ リ」 と 判 断 さ れ た カ テ ゴ リ が5件 以 上 表12お. よ び 表13の. 形 態素 不 一致 カテ. で あ った.. 結 果 か ら 共 通 して 言 え る の は,人. 名 」 で あ る と 判 断 す る 分 類 の 多 く は,シ. が 「 適 当カ テ ゴ リ. ス テ ム に よ る 分 類 で,カ. テ ゴ リ名 と記. 事 集 合 の 内 容 の 形 態 素 が 一 致 す る 場 合 で あ る こ と が 確 認 で き る(表12で 件,表13で. は96件).. 27. は95.

(31) 3.3.人 と シ ス テ ム に よ る分 類 の 具 体 例 表12お. よ び 表13の. ス テ ム に よ る分 類 で も に3件. が 「適 当 カ テ ゴ リ名 」 で あ る と 分 類 し,シ. 「形 態 素 類 語 一 致 カ テ ゴ リ」 と 判 断 し た ケ ー ス は,両. で あ る が,こ. 図8で ☆. 結 果 か ら,人. 表 と. の 相 違 の 原 因 は 次 に 示 す 通 り で あ る.. 示 さ れ る よ うな,「 ウ ェ ッ ジ ソ ー ル 」 に 関 す る3記. 事 を 含 む 「サ ン ダ ル. ほ し い サ ン ダ ル ★ 」 と い う カ テ ゴ リ名 が つ け られ た カ テ ゴ リ が あ る.こ. の3. 記 事 で は,「 ウ ェ ッ ジ ソ ー ル 」 と い う言 葉 は 使 わ れ て い る が,「 サ ン ダ ル 」 と い う言 葉 は 一 切 使 用 さ れ て い な い.. 図8人. とシ ステ ム に よ る分類 の相 違(サ ン ダル ☆). 人 に よ る 分 類 で は,「 ウ ェ ッ ジ ソ ー ル 」は 「サ ン ダ ル の 一 種 」 と い う定 義 か ら, 分 類 と して は. 「 適 当 カ テ ゴ リ名 」 と い う判 断 が な さ れ た.し. か し,カ. 「ウ ェ ッ ジ ソ ー ル 」 と い う 単 語 は 使 用 さ れ て い な い の で,当. テ ゴ リ名 で. 然 シ ステ ム に よ. る 分 類 で は,カ テ ゴ リ名 一 本 文 記 事 集 合 で の 比 較 で あ る の で,「 ウ ェ ッ ジ ソ ー ル 」 は 「 サ ン ダ ル 」 の 類 語 と い う判 断 は で き て も,「 ウ ェ ッ ジ ソ ー ル 」 と 「サ ン ダ ル 」 は 同 じ と い う判 断 は で き な い の で あ る.そ あ る と判 断 し,シ. ス テ ム に よ る分 類 で は. の た めに人 が. 「 適 当 カ テ ゴ リ名 」 で. 「 形 態 素 類 語 一 致 カ テ ゴ リ」 と判 断 し. た 結 果 が 生 ま れ た. 次 に,人. は. 「 不 整 合 」 と判 断 し た 分 類 だ が,シ. ス テ ム に よ る 分 類 で は,シ. ス. テ ム に よ る 分 類 で,「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ」 と 判 断 さ れ た ケ ー ス に つ い て 分 析 す る(表9お 図9で 道(県. よ び 表10で. 各4件).. 示 され る よ う な,「 プ ロ グ 課 題 に 関 す る こ と 」,「剣 道(県 大 会2)」,「. 剣 道(県. 大 会 …)」. とい う内容 を含 む 28. 大 会1)」,「. 剣. 「日本 一 の 侍 へ の.

(32) 道. 岩 ボ ン の 剣 道 の 課 題 を 新 の せ て い き ま す 」 と カ テ ゴ リ名 を つ け ら れ た カ テ. ゴ リが あ る.た る こ と も,剣. だ し 「プ ロ グ 課 題 に 関 す る こ と 」 の 記 事 内 容 に は,剣. 道 に関す. 道 を 類 推 で き る よ う な 表 現 も 入 っ て い な い.. (. 日本 一 の 侍 へ の 道 岩 ボ ンの 剣 道 の課 題 を薪 の せ て い きす. 1 }剣 道(県. プ ログ課題 に 関す る こ. 会1). と. 図9人. 大. 匪. 剣 道(県. 大. 会 …). と シス テ ム に よる分 類 の 相違(日 本 一 の侍 へ の道). 人 に よ る 分 類 で は,「 剣 道 」 に 関 す る 記 事 の 中 に,「 剣 道 」 と は 無 関 係 な. 「プ. ロ グ 課 題 」 に 関 す る 記 事 が 混 在 し て い る 事 を 理 由 に,「 不 整 合 」 と 判 断 さ れ た. しか し な が ら,シ. ス テ ム に よ る 分 類 で は,記. 事集 合 に. 「剣 道 」 を 含 む 内 容 が 存. 在 し て い る た め,カ テ ゴ リ名 と 記 事 集 合 の 内 容 の 形 態 素 の 比 較 で は,形 一致す るた め ,「 形 態 素 一 致 カ テ ゴ リ」 で あ る と い う判 断 が な され た.. システ ム に よ る分 類 の方 法 を改 善 し,た. 態素が. とえば,各 記 事 間 で も一 致 ・不 一致. をチ ェ ックす る よ うな形 に変 えれ ば,こ の 問題 は解 決す る可能 性 が あ る.し か しなが ら,本 研 究 で は,シ い るた め,チ. ステ ム を動 的 にそ の場 で処理 す る こ とを前提 と して. ェ ックに多 大 な時 間 を要す る可 能性 が あ る この方 法 で は,実 現 が. 困難 で あ る.そ の た め,多 少 の誤 りを含 む ものの処 理 時 間 を優 先 で き る簡 単 な 方法 を実 践 した.. 29.

(33) 最 後 に,人. に よ る分 類 で は. 「適 当 カ テ ゴ リ名 」 と判 断 し た が,シ. ステムによ. る 分 類 で は,「 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ」と 判 断 さ れ た ケ ー ス に つ い て 分 析 す る(表 12で. は4件,表13で. 図10で. は5件).. し め され る よ う な,「MISIA」,「. 含 む 「邦 楽R&Bシ. ンガー. 日本 のR&Bシ. 平 井 堅 」,「宇 多 田 ヒ カ ル 」 の 内 容 を ン ガ ー につ い て調 べ た ア イ テ ム を入. れ る 」と い うカ テ ゴ リ名 を 付 け ら れ た カ テ ゴ リが あ る.た だ し,各 記 事 で は 「R&B」 「シ ン ガ ー 」 と い っ た カ テ ゴ リ名 と 対 応 で き る よ う な 単 語 は 一 切 含 ま れ て い な い.. 人 に よ る 分 類 で は,歌. 手 で あ る 「MISIA」,「 平 井 堅 」,「宇 多 田 ヒ カ ル 」 と彼 ・. 彼 女 ら が 歌 う音 楽 の ジ ャ ン ル が 「R&B」 で あ る こ と を 理 由 に,「適 当 カ テ ゴ リ名 」 と判 断 し た.し. か し な が ら,シ. ス テ ム で は,カ. テ ゴ リ名 と 記 事 集 合 の 内 容 の 形. 態 素 の 間 に 一 致 す る 形 態 素 が 存 在 しな い 為,「 形 態 素 不 一 致 カ テ ゴ リ」 と判 断 さ れ た.. 邦 楽R&Bシ 日本 のR&Bシ. ンガ ー. ン ガ ー に つ い て調 べ た ア イ テ ム を いれ る. 一 宇多 田 ヒカ ル. 平井堅. MISIA. 図10人. こ の 問 題 も,類. とシ ステ ム に よ る分 類 の 相 違(邦 楽R&Bシ. 語 辞 典 の 性 能 が 良 け れ ば(「R&B」. ン ガ ー). あ るい は. 「シ ン ガ ー 」 と. 「MISIA」,「 平 井 堅 」,「宇 多 田 ヒ カ ル 」 を 関 連 付 け る 事 が で き れ ば),解 る 問 題 で は あ る.し. か し,造. 語 や 身 内 だ け で 通 じ る 言 葉 等 を 含 め,日. 複 雑 化 し て い く言 葉 を 対 応 さ せ て い く の は 困 難 で あ る た め,類 は 現 実 的 で は な い.. 30. 決でき 々増 加 し. 語 辞 典 に頼 る の.

(34) 3.4.分 類 の 整 合 性 を 判 断 す る機 能 の提 案 以 上 か ら,今 回提 案 した方法 で は,人. とシス テ ム の分類 を完 全 に一致 させ る. こ とが 困難 で あ る こ とが確認 で きた.し. か し,人 に よる分類 で も 目的 ・意 図の. 違 い に よ り分 類 判 断 が異 な る こ とが確認 で き た.ま に よ る比較 実験 に よ り,本 文 記事 内に,カ. た,人. とシ ステ ム との分類. テ ゴ リ名 す な わ ち分 類 にな り うる索. 引語 が 多数 存在 す る こ とが確認 で きた. 本 研 究 で は,シ. ステ ムのみ で は判 断 が難 しい が,こ. の索 引語 を選 別 し,選 別. され た 索 引 語 を人 が確 認 し,カ テ ゴ リに所 属す る記 事 を比 較 す る こ とで,分 類 の整 合性 を判 断 で き る支援 システ ムを 開発 した.. 次 章 で は,本. 研究 で実装 ・実践 した分 類学 習支 援 ツール につ い て述べ る.. 31.

(35) 4.分 類 学 習 支援 ツール の実装 と実践 プ ログ を用 い た 情報発 信 にお け る分類 学 習 支援 ツー ル の 実装 と実践 を行 った, 実装 した 機 能 は次 の2つ で あ る. ・ 分 類 の 整 合性 判断 のた めの支 援機 能:プ ・. ログ記 事 が変 化 して い く中で,. プ ロ グ記 事 の分類 の整 合性 を判 断 しや す くす るた めの機 能 を実 装 した. 分 類 学 習 問題 の出題 機 能:学 習者 が分類 学 習 を行 うた めの 問題 を ,学 習 者 た ち が作 成 した プ ログ記 事 か ら機 械 的 に 自動 で作 成 す る機 能 を実装 した.. 32.

(36) 4.1.分 類 学 習 支 援 ツ ー ル の 利 点 図11は,本. 研 究 で実装 した分 類 学習支 援 ツール を利 用 した 際に期待 され る利. 点イ メー ジで あ る.. 一〕. 〔 纐 の整合性判断 「 分類 学 習. 分 熱 冷 轟 艦i. 支 援 ツー ル. 、、,あ. っ!!. 費. 吟 毒[〉 。Q O. も. 分類 に不 安! 学 習 したい. な る ほ ど!壁. 〔分類学習問題の 自動 出題' 図11分. 類 学 習 支 援 ツー ル の利 点. 「 分 類 の 整 合 性 判 断 」 機 能 で は,「 分 類 し た け ど あ っ て る か な?」 類 の 整 合 性 の 確 認 が で き る.さ. ら に,そ. の 確 認 か ら,よ. とい っ た 分. り 良 い カ テ ゴ リ名 の 変. 更 な ど を 促 す ト リ ガ ー と し て 期 待 で き る利 点 が あ る.. 「 分類 学習 問題 の 自動 出題 」機 能 で は,「 分類 に不安!学. 習 したい 」 とい った. 場 合 に,身 近 な他 の学習 者 が書 い た記 事 を問題 と した分類 学 習 を行 い,分. 類に. 対 す る理解 を深 め る こ とが で き る.身 近 な学 習者 が書 いた記 事 が 問題 に な って い るた め,そ の 内容 に親 近感 が持 て学 習意 欲 に よい影 響 を与 えて くれ るこ とが 期 待 で き る,さ. らに適 切 な 分類 を行 って い る学習者 が身 近 にい るた めに,分 類. の仕 方 に対 す る質 問が しや す い利 点が あ る.. 33.

参照

関連したドキュメント

研究開発活動の状況につきましては、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬、ワクチンの研究開発を最優先で

読書試験の際には何れも陰性であった.而して

機械物理研究室では,光などの自然現象を 活用した高速・知的情報処理の創成を目指 した研究に取り組んでいます。応用物理学 会の「光

納付日の指定を行った場合は、指定した日の前日までに預貯金口座の残

J-STAGE は、日本の学協会が発行する論文集やジャー ナルなどの国内外への情報発信のサポートを目的とした 事業で、平成

日林誌では、内閣府や学術会議の掲げるオープンサイエンスの推進に資するため、日林誌の論 文 PDF を公開している J-STAGE

えて リア 会を設 したのです そして、 リア で 会を開 して、そこに 者を 込 ような仕 けをしました そして 会を必 開 して、オブザーバーにも必 の けをし ます

の 11:00 までに届出のあった追加、抹消などの変更に対して、同日中にその承認の是