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特集「エージェントの理論とその応用」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会論文誌. Vol.53 No.11 2359 (Nov. 2012). 特集「エージェントの理論とその応用」の 編集にあたって 伊藤 孝行1,a). 情報処理の代行やその支援,自律的・協調的な問題解決,. 分析を実現するためのマルチエージェントシミュレータの. インターネット情報検索や統合など広範な分野において. アーキテクチャに関する論文も採択している.また,数理. エージェントに関する研究開発が活発に行われている.. 理論的な論文として,分散ラグランジュ緩和プロトコル,非. 以上のようなエージェントやマルチエージェントの分. 同期アントコロニー最適化法,分散制約最適化問題,繰り. 野の研究の場として,情報処理学会「知能システム」研究. 返しゲームの均衡分析,Network Formation Game,投票. 会,日本ソフトウェア科学会「マルチエージェントと協調. 方式,高速組合せオークションアルゴリズムなどについて. 計算」研究会,電子情報通信学会「人工知能と知識処理」. の論文を採択している.さらに,応用分野として,ヒュー. 研究会,人工知能学会「知識ベースシステム」研究会が協. マノイドロボット,EC サイトの嗜好分析,フォークソノ. 同で開催する学会横断的なイベントとして JAWS(Joint. ミー,ソーシャルメディアなどに関する論文も採択してい. Agent Workshops and Symposium)が 2002 年より毎年開. る.以上のように頑健なエージェントの理論に関する論文. 催されております.情報処理学会では,2005 年に JAWS. と,それらの応用に関する論文をバランスよく採択して. と連動した論文特集号を企画編集し注目を集めた.そこ. いる.. で,これをふまえ,JAWS2011 に基づいて,情報処理学会. 最後に,限られた時間の中で,多様な論文の査読を行い,. 論文誌ジャーナル特集号として「エージェントの理論とそ. 予定どおり出版にこぎつけることができたのは,査読者や. の応用」を企画した.. 編集委員,学会関係者の皆様方の多大なるご尽力によるも. 以下のテーマとその他のエージェント技術に関する幅広 い分野の論文を募集した. 【エージェントの応用に関わる概念・技術・事例】情報の 収集・統合・流通,モバイル通信支援,コミュニティウェ. のであり,この場を借りて厚く御礼を申し上げたい.特に, 和泉潔幹事(東京大学) ,西野成昭幹事(東京大学)には, 取りまとめの中心となり微細にわたって運営にご献身いた だいた.心からの感謝を送りたい.. ア/ソーシャルウェア,インターネット応用システム,協 調作業支援,ネットワーク管理・運用,ウェブベースドト レーニング,社会システム/コミュニケーションへの応用, 電子商取引,ソフトウェア工学への応用など. 「エージェントの理論とその応用」特集号編集委員会. • 編集長 伊藤孝行(名古屋工業大学). 【エージェントとその応用を支える概念・理論・技術】基礎 理論,エージェント間通信プロトコル,エージェントアー キテクチャ,エージェント記述言語,エージェント協調技 術,エージェント処理系/フレームワークなど. 採択率は,総投稿件数 32 件中 17 件を採択し,56.6%であ る.採択された論文は,JAWS2011 において議論を深めた 上で査読されており,質の高い論文を集めることができた. 本特集では,複雑系の観点からのマルチエージェント分 析として,カスケード現象,市場暴落後の反発メカニズム, 災害救助エージェントの組織,道路ネットワーク分析につ いての論文を採択している.これらのマルチエージェント 1. a). • 幹事 和泉 潔(東京大学) ,西野成昭(東京大学). • 編集委員 市瀬龍太郎(国立情報学研究所),小野哲雄(北海道 大学) ,川村秀憲(北海道大学) ,栗原 聡(大阪大学) , 小松孝徳(信州大学) ,菅原俊治(早稲田大学) ,鳥海 不二夫(東京大学) ,服部宏充(京都大学) ,福田直樹 (静岡大学),松原繁夫(京都大学),森山甲一(大阪 大学),山下倫央(産業技術総合研究所). 名古屋工業大学 Nagoya Institute of Technology, Nagoya, Aichi 466–8555, Japan [email protected]. c 2012 Information Processing Society of Japan . 2359.

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