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内モンゴル師範大学音楽院声楽部の声楽指導カリキュラムと授業内容作成の試み : 日本の教育大学との比較を通して

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Academic year: 2021

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(1)内モンゴル師範大学音楽院声楽部の声楽指導カリキュラムと授業内容作成の試み            ∼日本の教育大学との比較を通して∼ 教育内容・方法開発専攻. 文化表現系教育コース. 芸術系表現分野(音楽).  M11185C陸広林. 1.研究の目的. る声楽教育及び日本の教育大学における声.  内モンゴルでは、小・中・高等学校にお. 楽教育の授業計画・カリキュラムを分析し、. ける音楽の授業が国語、算数、理科、社会、. 両者の比較検討を行う。両者の比較を通し. 英語ほどには重要視されていないという現. てその教育における差異を取り上げ、現在. 状がある。同様の傾向は貝本にも見られる. の内モンゴル師範大学の音楽教育の水準で. が、内モンゴルではその程度がより顕著で. 実現可能な声楽教育のカリキュラムと授業. ある。その授業内容はあまりにも日本より. 計画を作成する。カリキュラムと授業計画. 遅れている。. の作成を通して自国の音楽教育の発展に貢.  その主な原因として、小・中高等学校に. 献したい。. おける授業の為の教材、施設、設備が整っ. 2.論文の構成. ていないことがあげられる。これは内モン. はじめに. ゴルの政治・経済的な問題であり、日本と. 第1章 内モンゴルにおける音楽教育の. の教育政策の違いや経済的格差を考慮する.     現状と問題点. と、教材・施設・設備等が整った日本の音.  第1節 内モンゴル教育庁教育指導法. 楽教育を直ちに内モンゴルで実践すること.      (小・中学校)音楽編. は困難である。.  第2節 小・中・高等学校における音楽.  特に内モンゴル師範大学における教育の.      の授業の現状と問題点. 中でも音楽教育は他と比較して大変発展が.  第3節師範大学音楽院声楽部における. 遅れているという現状がある。これも先に.      カリキュラムと声楽の授業内容. 述べた教育政策と経済的問題からくる小・.  第4節 師範大学音楽院声楽部における. 中・高等学校の音楽教育の遅れによる影響.      声楽の授業の現状と問題点. が原因である。. 第2章 日本における音楽教育の現状と間.  師範大学の学生の大半が、入学して初め.     題点. て音楽に本格的に触れるような状況であり、.  第1節 文部科学省学習指導要領. 基礎知識・ソルフェージュ等の育成が十分.     (小・中・高等学校)音楽編. でないまま卒業をしてゆく。その学生たち.  第2節 小・中・高等学校における音楽. が音楽教師となり小・中学校で指導をする.      の授業の現状と問題点. という悪循環を繰り返しているのが現状で.  第3節 教育大学における音楽のカリュ. ある。.      ラムと声楽の授業内容.  本研究では、内モンゴル師範大学におけ.  第4節 兵庫教育大学芸術系音楽分野に.

(2)      おける声楽教育の現状と問題点. 学校教員養成課程)を選んで音楽科のカリ. 第3章 日本の教育大学の声楽教育をふま. キュラムと声楽の授業内容について研究を.     えた内モンゴル師範大学音楽院声. 行った。最後に、兵庫教育大学芸術系音楽.     楽部の声楽指導カリキュラムと. 分野において声楽、ピアノ、合唱、伝統音.      授業内容の作成. 楽を指導する先生方にはインタビューを、.  第1節 内モンゴル師範大学音楽院と周. 学生にはアンケート調査を行い、実技のカ.      本の教育大学における声楽指導. リキュラムとその力量形成について考察を.      の比較・考察. 行った。.  第2節 内モンゴル師範大学音楽院声楽.  第3章では第1章と第2章で得たデータ.      部における声楽指導カリギュラ. をもとに、内モンゴル師範大学音楽院と日.      ムの作成. 本の教育大学における声楽のカリキュラム.  第3節 内モンゴル師範大学音楽院声楽. と授業内容の比較・考察を通し、師範大学.      部における声楽の授業内容の作. 音楽院声楽部の新しい声楽指導カリキュラ.      成. ムと授業内容の作成を行った。. おわりに. 4.研究の成果. 謝辞.  本研究は、内モンゴル師範大学音楽院声. 参考文献. 楽部の新しい声楽指導カリキュラムと授業. 3.内容. 内容を作成するため、声楽教育の観点から.  第1章では、内モンゴルにおける音楽教. 日本と内モンゴルの音楽教育の現状と問題. 育の現状と問題点について、師範大学音楽. 点を比較研究したものである。. 院声楽部の指導カリキュラムと声楽の授業.  特に日本の教育大学の声楽におけるカリ. 内容の前提条件として内モンゴル教育庁の. キュラムと授業内容を分析して、カリキュ. 小・中学校音楽教育指導法及び小・中・高. ラムの優れた部分とその授業内容を取り出. 等学校における音楽の授業の現状と問題点. した。それを現在の内モンゴル師範大学音. を説明した。次に同音楽院声楽部のカリキ. 楽院声楽部で実現可能なカリキュラム、授. ュラムと声楽の授業内容をあげ、その現状. 業内容として調整して作成を行った。. と問題点をまとめた。更に実技のカリキュ.  本研究を通して内モンゴル師範大学音楽. ラムとその力量形成について、教員にはイ. 院声楽部の声楽のカリキュラムとその授業. ンタビュー、学生にはアンケート調査を行. 内容は従来より改善され充実したカリキュ. い現状と問題点を明らかにした。. ラムを作成できたと考える。しかし今回は.  第2章では貝本における音楽教育の現状. 時間的な問題もあり調査や分析も十分とは. と問題点について、まず文部科学省小・中・. いかず、カリキュラム・授業内容ともにま. 高等学校学習指導要領(音楽編)について. だまだ改善して付加すべきところが多い。. その目標と指導内容をまとめた。次に日本. 更に充実したものが作成できるよう継続し. の二つの教育大学、兵庫教育大学(小学校. て研究を進めていきたい。. 教員養成課程)と鳴門教育大学(中・高等.       主任指導教員  保坂博光.

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