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連合(日本労働組合総連合会)は何をしているのか─比較労使関係研究の分析枠組み再考にむけて(PDF:466KB)

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Academic year: 2021

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No. 691/Special Issue 2018 65  本稿の目的は,現代日本の労使関係システムを包括 的に研究する準備作業の一環である。労使関係研究は 一つの学問領域というより複合的な研究領域であり, それははじめから学際的領域であった。この学際的研 究として日本の労使関係全体の構造と機能をシステム として包括的に把握しようとした試みは,1980 年代 以降減っている。一方過去四半世紀の世界の労使関係 の実態と研究動向は大きく変容した。他方で日本の労 使関係の実態はこの間その変容をめぐって議論が続い ているが,それは必ずしもシステム全体の問題に及ん だものとなっていない。その結果,例えば日本の労使 関係システムの主要なアクターであり,その制度上, 組織上重要な存在である日本の労働組合のナショナル センターである連合についての様々な評価も,労使関 係システムの理論的見地から十分なされているとはい えない。以上の認識から,日本の労使関係研究の今後 の課題は,異なる時代や他国のそれとも比較可能な形 で,現代日本の労使関係システムを包括的に研究する ための分析枠組みの整理とそれに基づいた実態分析の 蓄積であると考える。  しのだ・とおる 早稲田大学社会科学総合学術院教授。 最近の主な著作に「ソーシャル・ガバナンスと連合労働運 動」宮本太郎・山口二郎編『リアル・デモクラシー─ポ スト「日本型利益政治」の構想』(岩波書店,2016 年)。比 較労働政治専攻。

連合(日本労働組合総連合会)は

何をしているのか

―比較労使関係研究の分析枠組み再考にむけて

篠田  徹

(早稲田大学教授) 自由論題セッション 第 1 分科会

参照

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