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1000までの数のたし算・ひき算

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Academic year: 2021

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特別支援学級

算数科学習指導案

1 単元 「1000までの数のたし算・ひき算~なかよしマーケットをひらこう~」 2 単元観 ○児童観 本学級(知的障害学級)には、2年生1名、5年生2名、6年生1名の計4名が在籍している。そ れぞれの学習課題は大きく異なり、教科学習においては日頃から個別にそれぞれの課題に合わせた学 習を行っている。 C1児(6年)は、これまでに3けたの数の大小比較やたし算・ひき算の筆算について学習してき ている。また、金種の違いや金種ごとに分けて金額を数えることについても学習している。しかし、 「なかよしマーケット」の経験は一番多いものの、おつりをいくら渡したらいいのかがわからずとま どうことが多い。金種については十分理解しているが、念頭でひき算を行うことが難しく、また、渡 されるお金の金種が様々だとどうしたらいいのかわからなくなってしまうことがある。 C2児(2年)は、前単元で100をこえる数の表し方、10や100を単位とした数の相対的な 表し方、数の大小比較、1000という数の意味について学習している。また、金種の違いについて も理解していて、家庭でも日頃からお菓子などの買い物も自分でしている。しかし、「なかよしマー ケット」で店員を経験するのは今度がはじめてである。 自己評価活動については、C1児、C2児ともに「がんばったか」「がんばれなかったか」につい てはふり返ることができている。 ○教材観 本単元「なかよしマーケットをひらこう」は、本校で11月に行われる「まつり○○」において、 特別支援学級が二学級合同で「なかよしマーケット」を出店するのに合わせて設定したものである。 本単元の学習課題は、10や100を単位にして、それらのいくつ分かで数の大きさをとらえる数 の相対的な見方や、数の相対的見方に基づく加減計算である。日常生活でもしばしば用いられる計算 を、暗算で処理できるようになることをねらいとする。 そこで本単元では、お金の操作を通して10や100を単位とした数の相対的な見方を理解させ、 10円玉の数に着目させることで繰り上がりのある(何十)+(何十)のたし算、繰り下がりのある (何百)-(何十)のひき算を、これまでに学習した(1位数)+(1位数)や(何十)-(1位数) に帰着させて計算すればよいことを学習していく。 ここでの学習は、ただ単に計算ができるようになるだけでなく、数を10や100のまとまりとし て考えることで、数に対する感覚が柔軟になったり、豊かになったりすることにもつながると考えら れる。また、子どもたちが社会に出たときに必要なお店での買い物、お金の取扱いについても指導で きるという点でも意義深いと考える。生活単元学習でお店をひらいたり、実際に買い物に行ったりす る時に、自分の力で活動できるようになることで達成感を味わわせることもできると考える。 ○指導観 本単元の指導にあたっては、導入段階では、「なかよしマーケット」をひらくことについて話し合 わせたり金額当てゲームをしたりすることで、「まつり○○」で自分たちのお店を成功させるために がんばりたいという目的意識を持たせるとともに、単元全体の学習の見通しを持たせる。 展開段階では、お金の模型や位の部屋をわけたカードを用意し繰り返し操作させる活動を通して、 算法を唱えながら学習させ、計算方法を定着させたい。また、毎時間の学習活動を{①金額当てゲー ム②たし算(ひき算)ゲーム③今日のもんだい④お店屋さんになろう⑤ふりかえり}と設定し提示し ておくことで、見通しを持って学習に取り組めるようにする。ふりかえりの場面では、話し合いなが らチェックシートに○を書かせる。その際、がんばった点、よかったところを具体的に示してほめ、 チェックシートにがんばりポイントを書き込むことで成就感を味わわせ、次への意欲を持たせたい。 終末段階では、二学級合同でお店屋さんをすることで、楽しくそれぞれの課題を定着させるととも に、日常の生活場面でも使えることに気づかせたい。

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3 単元の目標 ◇(何十)+(何十)と(何百)-(何十)について、数の相対的な見方を用いて計算しようとする。 (関心・意欲・態度) ◇(何十)+(何十)と(何百)-(何十)の計算の仕方を数の相対的な見方に基づいて考えること ができる。 (数学的な考え方) ◇10を単位とする数の相対的な見方に基づく計算ができる。 (表現・処理) ◇10を単位とする数の相対的な見方に基づく加減計算の仕方を理解することができる。 (知識・理解) 4 単元指導計画・評価計画 (総時間数 6時間) 段階 時数 学習活動 教師の支援 評価規準 導 1 なかよしマーケットをひら 昨年の写真を見せながらお店をひらくことに意 ・進んで話し合いやゲー くことについて話し合ったり 欲を持たせるとともに、お店をひらくためにお金 ムに参加し、金額を正し 入 金額当てゲームをしたりする の計算の学習をしていくことを知らせる。 く言おうとしている。 ことを通して本単元の学習課 (関) 題をとらえる。 2 50円と20円の品物を買 値段を付けた品物を買い物かごに入れる活動を ・10のまとまりに気づ 展 ったとき、いくらになるか考 通して加法の場面であることを理解させる。10 き、10円玉の個数のた える。 円玉の模型を操作させ10円玉の個数のたし算で し算で考えることができ 考えればよいことに気づかせる。 る。 (考) 開 3 80円と30円の品物を買 前時の考え方を使ってたし算を立式させる。繰 ・くり上がりのたし算の ったとき、いくらになるか考 り上がりが難しいときには数え足しをさせる。 仕方が分かる。 (知) える。 「0」を付けているか確認する。 4 100円から60円の品物 おつりの意味を確認し10円玉の模型を操作さ ・10のまとまりを用い 本 を買ったとき、おつりがいく せることでひき算で考えればよいことに気づかせ て10円玉の個数のひき 時 らになるか考える。 る。100円玉一つは、10円玉10個になるこ 算 で 考 え る こ と が で き とを知らせる。 る。 (考) 5 500円から40円の品物 前時の考え方を使ってひき算を立式させる。1 ・今までの考え方を使っ を買ったとき、おつりがいく 00円玉5このうち一つだけを10円玉10個に て、計算しようとする。 らになるか考える。 すればいいことを知らせる。 (関) 終 6 お店やさんになって計算を 店員とお客さんの役割を交代しながら、お店や ・学習したことを用いて 末 する。 さんごっこをし、学習内容の習熟を図る。 加減の計算ができる(表) 5 本 時 (1)主眼 60円の品物を100円から買ったときのおつりを、お金の模型を操作して考えると いう活動を通して、10を単位とする簡単なひき算の仕方を理解させる。 (2)主眼達成のための手だて ・自己目標を持つ場面では、前時の活動と解決方法を示し解決の見通しを持たせる。 ・自己活動の場面では、落ち着いて考えることができるように一人学びのコーナーに移動させ、自由 にお金の模型を操作させる。 ・自己評価・自己強化の場面では、チェックシートに沿ってがんばりをふり返らせる。またわかった ことを交流しあいながら学習のポイントをまとめ、まつり○○でもうまくやれるという自信を持た せたい。 (3)本時の展開と評価規準 過程 学習活動 教師の支援・援助 評価・ C1 C2 評価方法 自 1 金額当てゲ-ムをす ○いろいろな金種を一つか二つまぜたものの金額を当てさせる。 己 る。 教師を含めた3人で問題を出し合う。

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目 標 2 たし算ゲームをする。 ○前時に学習した(何十)+(何 ○前時に学習した(何十)+(何 十)のたし算の計算を書いた紙 十)のたし算の計算問題を口頭 をわたして計算させる。それが で出して念頭で計算させる。 できたら念頭で計算する方法を 確かめて口頭で問題を出す。 3 今日の問題を考える。 ○買い物をする場面を実際にやらせて、ひき算をすればよいことを 1 0 の ま と ま 6 0 円 の 品 物 を 買 っ 確認する。 りを用いて て 1 0 0 円 は ら い ま ○前時のたし算の学習でお金の模型を使ったことを想起させ、お金 1 0 円 玉 の 個 し た 。 お つ り は い く の模型をつかえばいいのではないかという見通しを持たせる。 数 の ひ き 算 で らでしょう。 考 え る こ と が できる。(考) 100円-60円のこたえをみつけよう。 ( 観 察 ・ プ リ ント) 自 (1) 自分なりの方法で ○一人学びコーナーで自由に考えさせる。 A : 1 0 ー 6 己 考える。 <予想される子どもの考え> の ひ き 算 で 答 活 ・筆算で計算する。 ・100 円は 10 円玉が 10 個。60 え を 出 す こ と 動 ・お金を操作しようとするが 円は6 個なので 10 個から 6 ができる。 100 円を 10 円玉 10 個に置き 個を引いて4 個。だから 40 円。 B:お金の模 換えることができない。 型 を 操 作 し て 答 え を 出 す こ ・筆算でできたことをほめた後、 ・プリントに考えたことを絵や とができる。 お金の模型で考えさせる。 式で書かせる。 C : お 金 の 模 ・10 円玉で 100 円を作らせる。 型 を 操 作 し て も 答 え を 見 つ (2) 自分の考えを発表 ○席に戻って答えを一人ずつ発表させる。 け る こ と が で する。 ○お金の模型を動かしながら、やり方を確認する。 きない。 ○自分で解決したことをほめる。 4 お店屋さんになって ○交代でお店屋さんとお客さんの役割をさせて問題の出し合いをさ 類似問題を練習する。 せる。 ○値札を用意しておき、品物に自由に値段をつけさせる。 ○うまく答えが出せないときは、やり方を書いたカードを見せる。 【習得】 自 己 5 今日の学習をふり返 ○活動ごとのがんばりをチェックシートに◎○△で書かせる。 1 0 の ま と ま 評価 る。 ○類似問題を出して考えの道筋を ○わかったことを言葉で説明させ り を 用 い て 答 ・ 言わせ、できているかを確認す る。 え を 求 め た こ 自 己 る。 と が 説 明 の 中 強化 ○おつりが上手に渡せるようになったことをほめ、次の活動への意 にある。 欲を持たせる。 (自己評価能力)

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