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物質創成工学Ⅲ

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Academic year: 2021

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授業科目名 (英文名) 物質創成工学Ⅲ (Materials Productio n Engineering III) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 3年次・後期 担当教員 福室 直樹 所属 工学研究科 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 物質創成工学Ⅲでは、薄膜物質を対象とする。薄膜創成技術(成膜技術)は、近年、 半導体プロセスをはじめとして、ナノテクノロジーの一翼を担うなど、物質創成プロ セスには欠かすことのできないものである。薄膜は、「悪魔の創造物」(固体表面科 学シラバス参照)とされる「表面」に挟まれた狭い物質空間といえる。すなわち、物 質が、極限状態に置かれた姿と考えることができ、新物質創成に最適な環境である。 一方で、既存技術の中での成膜技術の重要度も増している。身近な例を挙げると、携 帯電話やパソコンの実装部分は、薄膜技術の集積体であると考えてよい。薄膜創成技 術は物理的手法と化学的手法に大別される。本講義により、それぞれの薄膜製造法の 基礎知識と、プロセスの特徴、さらに出来上がった膜の特徴を理解し、研究機関や企 業の現場において、それぞれの手法の使い分けが可能になると期待できる。 講義内容・授業計画 成膜技術の基礎となる物理化学をもとにして、物理成膜,化学成膜のプロセスおよび 膜特有の構造や物性について 理解する。目的に応じた成膜方法や処理を選択できるよ うにする。 1.物質創成工学III で何を学ぶか? 2.表面処理(成膜)概論 表面の特性と湿式法、乾式法プロセス 3.表面の構造と皮膜の成長および配向性 4.湿式法(ウェットプロセス)の種類と特徴 5.めっきプロセス 6.めっき膜の機能と特性 7.その他の湿式法?陽極酸化、エッチングと研磨、化成処理 8.ウェットプロセスに関する演習と解説 9.乾式法(ドライプロセス)の基礎 10.真空技術 11.プラズマプロセスと物理蒸着法 12.化学気相成長(CVD)法 13.溶融成膜法と乾式表面改質 14.膜厚測定法と表面分析法 15.各種工業における応用例 テキスト 「表面処理工学」 表面技術協会編 日刊工業新聞社 参考文献 「表面技術者のための電気化学」春山志郎 著 丸善 「基礎化学コース?電気化学」 渡辺、金村、益田、渡辺 共著 丸善 「ドライプロセスによる表面処理・薄膜形成の基礎」 表面技術協会編 コロナ社 成績評価の基準・方法 成績評価の基準 成膜技術の基礎となる物理化学をもとにして、物理成膜,化学成膜のプロセスおよび 膜特有の構造や物性について理解し、目的に応じた成膜方法や処理を選択できる者に 単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力 、表現力等)の到達度に応じてSからCまで成績を与える。 成績評価の方法 レポート・小テスト30%、定期試験30%を基準として、受講態度(積極的な質問等) を含めて総合的に評価する。 履修上の注意・履修要件 ≪新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業≫ ・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、 新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラ インで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする場 合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の 端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定 ・連絡します。

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実践的教育 該当しない。

備考 前期開講の「電気化学」の内容を理解していることが望ましい。

同時期に開講される固体表面科学および物理化学Vと密接に関連しており、理解を深め るために合わせて受講することが望ましい。

参照

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