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Academic year: 2021

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1 臨床心理学研究報告 第 13 集が刊行されることになりました。 この 1 年間を振り返ると、あえて触れないようにしようとしても、どうしても、コロナ 禍の影響を強く受けたことに触れないわけにいかなくなります。臨床心理学部の教員のみ なさんも、コロナ禍の中、学生たちと真伨に向き合いながら教育活動を行い、同時に、研 究活動を遂行してこられました。今号には、その先生方のご尽力の成果が掲載されていま す。 コロナ禍の影響で、私たちの生活や私たちの社会がどのような変化を被るのかについて は、現時点では、予測不能であろうと思われます。とはいえ、なんらかの「見通しのよう なもの」を持とうとすること、予測しようと努めることも必要でしょう。予測しつつも、 その予測が予測でしかないことにも目を向けながら、この変化の向こう岸に広がるであろ う新しい社会やそこでの生活の形を作っていくことが、私たちには求められています。 人間の営為について、心の深層へのまなざしを深く向け続けながら、痛みや苦しみの中 にある方々への関わりを続けていくことをミッションとしている私たち京都文教大学臨床 心理学部の活動が、新しい世界のあり方にどのようにかかわっていくことになるのか。こ れからも、一層の研究の積み重ねが求められます。継続的にとりくんでいくためにも、本 研究報告の継承と発展が求められていると考えております。

巻頭言

コロナ禍の中で学生たちと向き合いながら

臨床心理学部 学部長 

香 川   克

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