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令和3年度 第3回 自動車環境管理計画書制度等改正に係る検討会 次 第

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(1)

1 開 会 2 議 題

(1) 低公害・低燃費車の導入義務等の見直しについて③ (2) 自動車環境管理指針の見直しについて②

(3) その他 3 閉 会

令和3年度 第3回 自動車環境管理計画書制度等改正に係る検討会 次 第

日時:令和3年11月5日(金)15 時から16 時30分 場所:東京都庁第一本庁舎33階N6会議室(WEB会議)

【配布資料】

資料1 これまでの検討会のまとめ

資料2 低公害・低燃費車の導入義務等の見直しについて③ 資料3 関係事業者等からの意見結果

資料4 東京都自動車環境管理指針の見直しについて②

(2)

これまでの検討会のまとめ

環境局環境改善部自動車環境課 令和3年11月5日

2

資料1

(3)

低公害・低燃費車の導入義務率の検討

事項 特定低公害・低燃費車の導入義務

対象事業者

(使用台数)

200台以上

対象期間

【達成期限】

令和4(2022)年~令和8(2026)年度

【令和9(2027)年3月31日まで】

方向性

➣ CO2やPM2.5の削減に向けて更なる環境負荷の低減が必要

導入義務率 15%以上⇒20%~30%程度

見直しの方向性

(4)

乗用車における非ガソリン車の導入義務の検討

見直しの方向性

4

事 項 非ガソリン車

の導入義務

※特定低公害・低燃費車に該当するZEV(FCV、EV、PHV)及びHV

対象事業者 自動車を200台以上使用の事業者のうち 乗用車を使用している事業者 ※軽乗用車は除く

【達成期限】対象期間

令和4(2022)年~令和8(2026)年度

【令和9(2027)年3月31日まで】

方向性

➣ 2030年までに都内乗用車新車販売:100%非ガソリン化

➣ ZEVの普及促進が必要

・導入義務率の設定(10~20%程度)

・ZEVの換算率の設定

2030年カーボン ハーフに向けた取組

(5)

低公害・低燃費車の導入義務等の見直しについて③

環境局環境改善部自動車環境課 令和3年11月5日

資料2

(6)

① 低公害・低燃費車の導入義務率の見直し

6

(7)

業種

車種別導入割合(%)

課題等

道路貨物 運送業

全台数 ・軽貨物、小型貨物車は、対

象車両のラインナップが少 ないため、導入率が低い 特定低公害・

低燃費車

道路旅客 運送業

(タクシー)

全台数 ・ハイブリッドUD

(Japantaxi)の導入が進 み、導入率は比較的高い 特定低公害・

低燃費車

道路旅客 運送業

(バス)

全台数 ・主に路線バスや⾧距離高速

バス等の大型バスの保有が 多く更新年数が⾧い

特定低公害・

低燃費車

特定低公害・低燃費車の導入状況

(義務対象事業者)業種・車種別(2019年度) 1/3

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

○ 特定低公害・低燃費車の導入状況を見ると、特定の業種(道路貨物運送業、物品賃貸業、廃 棄物処理業、公務など)で導入率が低くなっている。

○ その原因は、軽貨物・小型貨物車やレンタカー・リースなどで業務用途に合った車両を選定 する際に対象車両が少ない等が挙げられる。

(8)

業種

車種別導入割合(%)

課題等

卸・小売業

全台数 ・軽貨物、小型貨物車は、対

象車両のラインナップが少 ないため、導入率が低い 特定低公害・

低燃費車

製造業

全台数 ・他業種と比較して、小型・普

通乗用車の導入率が高い

・軽貨物、小型貨物車は、対象 車両のラインナップが少ない ため、導入率が低い

特定低公害・

低燃費車

物品賃貸業

(カーリース・

レンタカー等)

全台数 ・レンタカー、工事用車両の

リース等、顧客のニーズや 業務用途に合った対象車両 のラインナップが少ないた め、全般的に導入率が低い 特定低公害・

低燃費車

廃棄物 処理業

全台数 ・対象車両のラインナップが

少ない塵芥車を多く抱えて いるため導入率が低い 特定低公害・

低燃費車

8

特定低公害・低燃費車の導入状況

(義務対象事業者)業種・車種別(2019年度) 2/3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

(9)

9

業種 車種別導入割合(%) 課題等

公務

(行政機関等)

全台数 ・対象車両のラインナップが

少ない特種車両を多く抱え ているため導入率が低い 特定低公害・

低燃費車

その他

全台数 ・業務用途に合った対象車

両のラインナップが少な いため、導入率が低い 特定低公害・

低燃費車

特定低公害・低燃費車の導入状況

(義務対象事業者)業種・車種別(2019年度) 3/3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

(10)

10

要因の分類 要因の概要 主な業種や車種

特種車両が多い

・特定の用途に合わせて改造する車両は、特殊な架装が 施されており、車両が高価なため代替までの期間が⾧い

・架装可能なベース車が限定され、特定低公害・低燃費 車のラインナップが少ない

公務(パトカー、護送車、救急 車、自衛隊車両)

高所作業車、塵芥車

対象車両に 特定低公害・

低燃費車がない

・軽貨物車及び小型貨物車に特定低公害・低燃費車の

ラインナップがなく代替によって同車両を導入できない 道路貨物運送業(宅配便)

宅配サービス提供事業者

・自動車販売業は、系列の自動車メーカに特定低公害・

低燃費車がないために導入することができない

ハイブリット車(小型・普通乗 用車)などの開発が進んでいな い自動車メーカの系列販売業

顧客重視 ・リースやレンタル業は、顧客のニーズにあわせて車両を保 有する必要があり、価格の安い(グレードの低い)特定 低公害・低燃費車以外の車両を選択する傾向があり

物品賃貸業(主に車両のリー ス、レンタル)

特定低公害・低燃費車の導入が進まない要因

(11)

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

導入率

製造業 道路旅客運送業 道路貨物運送業 卸売業、小売業 物品賃貸業 廃棄物処理業 公務 その他

特種車両と特定低公害・低燃費車導入率の関係

○ 特種車は、令和2年度実績で、全業種の保有台数が11,029台となっており、全車両

126,582台の8.7%を占める。また、特種車の約4割を小型・普通乗用車、約2割を普通貨物 車が占めている。

○ 業種ごとの特種車の割合と導入率の関係を見ると、特種車の構成割合が高くなると導入率 が低くなっている。

【特種車の割合と導入率の関係(令和2年度実績)】

8分類 業種 導入率 特種車両 の割合 1 道路貨物運送業 16.3% 6.8%

2 道路旅客運送業 42.5% 4.6%

3 製造業 53.8% 8.0%

4 卸売業、小売業 35.7% 1.0%

5 物品賃貸業 22.9% 4.4%

6 廃棄物処理業 6.6% 75.9%

7 公務 13.3% 45.0%

8 その他 31.5% 5.7%

(12)

12

車両総重量区分(kg

~1265

1266~

1500 1501~

1700 1701~

2000 2001~

特定低公害・低 燃費車リスト

軽自動車

42

小型・普通自動車

33 44 37 44 19

国交省リスト 軽自動車

276

小型・普通自動車

213 222 214 180 68

特定低公害・低

燃費車の割合

軽自動車

15.2%

小型・普通自動車

15.5% 19.8% 17.3% 24.4% 27.9%

車両総重量区分(kg)

~1700

1701~

3000 3001~

3500 3501~

7500 7501~

12000 12001~

特定低公害・低 燃費車リスト

軽貨物

8 19

小型・普通貨物車

1 24 478 164 420

国交省リスト 軽貨物

81

小型・普通貨物車

111 85 135 1582 321 1233

特定低公害・低

燃費車の割合

軽貨物

9.9%

小型・普通貨物車

0.9% 28.2% 0.0% 30.2% 51.1% 34.1%

車両総重量区分(kg

3500 3501~

7500 7501~

12000 12001

特定低公害・低

燃費車リスト

小型バス

路線バス

52

一般バス

5 18

国交省リスト

小型バス

13

路線バス

2 13 66

一般バス

31 8 42

特定低公害・低

燃費車の割合

小型バス

0.0%

路線バス

0.0% 0.0% 78.8%

一般バス

16.1% 0.0% 42.9%

特定低公害・低燃費車が少ない車両総重量区分

○ 貨物車とバス(乗合)は、特定低公害・低燃費車のない区分がある。

○ 特に型式数が多い小型貨物車の1,700kg以下と3,001~3,500kgにおいて、特定低公害・

低燃費車のラインナップがない状況となっている。

【乗用車】 【乗合バス】

【貨物車】

(表中の数字は車種数を表す)

(13)

低公害・低燃費車の導入義務率の検討

導入義務達成率の現状: 2021年度推計

○ 個々の事業者を見ると導入率が高い事業者(50%以上)と低い事業者(30%未満)に 2極化

○ 低公害・低燃費車の普及促進のためには、比較的導入率が低い事業者の底上げが必要

特定低公害・低燃費車導入率別の事業者分布(2021年度末推計)

0 10 20 30 40 50 60

15~20% 20~25% 25~30% 30~35% 35~40% 40~45% 45~50% 50%以上

導入率

(14)

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0

14

低公害・低燃費車の導入義務率の検討

導入義務対象事業者:導入実績と今後の推移予想

○ 比較的導入率が低い事業者(2020年度実績30%未満:100事業者)につい て、2026年度末の導入率を推計

○ 第4期の5年間(2016年度から2020年度)の平均増加率を踏まえ、2026年 度の導入率を推計すると27%~46%

(実績)

2016 2021

(見込)

2026

(推計)

➤ 新しい導入義務率は、30%

とすることが適当

➤ 導入率30%未満と推計さ れる事業者には、別途導入誘 導策を実施する予定

・導入率

27

%以上

30%

未満:約

40

事業者 義務対象全体(約180者)の約2割

(15)

低公害・低燃費車の導入義務率の検討

導入率が低い要因 主な業種 今後の見通し

特定低公害・低燃費車のライン ナップが少ない。

道路貨物運送業

(宅配便等)

・いくつかのメーカでEVの小型トラック開 発予定あり

系列の自動車メーカの車両に左右

される。 自動車販売業 ・多くのメーカーが、ZEV等の非ガソリン 車の市場投入を拡大していく予定

顧客ニーズに合わせざるをえない。 物品賃貸業 ・カーリースについては、顧客ニーズの変 化に伴い非ガソリン車が増加する見込み

導入率30%に満たない事業者への対応

○今後の見通しを踏まえ、導入義務率の達成が懸念される事業者に対して個別に指導を行っていく。

(16)

40%

45%

50%

55%

60%

65%

70%

75%

80%

2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 CO2排出量削減率

(2000年比)

年度 義務率30%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

201620172018201920202021202220232024202520262027202820292030

平均導入率

年度 義務率30%

16

義務率30%の場合のCO2削減率

◆ 義務率30%の場合のシミュレーション結果

車両の平均導入率

【推計】2026年度 55%以上

CO2排出量削減率(2000年比)

【推計】2026年度 60%以上

(17)

② 乗用車における非ガソリン車の導入義務率の検討

(18)

18

乗用車における非ガソリン車の導入状況

○ 低公害・低燃費車導入義務事業者の乗用車の占める非ガソリン車の導入率は、2021年度 末時点で平均29.6%(推計)となっており、都内全体の保有割合約20%を上回っている。

※軽乗用車を除く

16.2%

26.0% 27.3%

1.0% 1.1% 1.1%

18.1%

28.3%

29.6%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

2016 2017 2018 2019 2020 2021

年度

特定HV率 % 特定ZEV率 % 特定非ガソリン車率 %

(19)

乗用車における非ガソリン車の導入義務の検討

○ 個々の事業者を見ると非ガソリン車の導入に積極的な事業者(50%以上)と導入が進ん でいない事業者(15%未満)に2極化

○ 非ガソリン車の普及促進のためには、比較的導入率が低い事業者の底上げが必要

非ガソリン車導入率別の事業者分布(2021年度末推計)

0 10 20 30 40 50 60 70

5%未満 510 1015 1520 2025 2530 3035 3540 4045 4550 50%以上

導入率の現状: 2021年度推計

導入率

(20)

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

40%

20

乗用車における非ガソリン車の導入義務率の検討

導入義務対象事業者:導入実績と今後の推移予想

○ 比較的導入率が低い事業者(2021年度見込15%未満:41事業者)を抽出

○ 個別事業者ごとに車両の更新サイクルや、都内全体の非ガソリン車の新車販売シェアの動 向を踏まえ、今後の導入見込みを算定し、2026年度末の導入率を推計

(推計)

2026

➤ 新しい導入義務率は、20%

とすることが適当

➤ 導入率20%未満と推計され る事業者には、別途導入誘導 策を実施する予定

(見込)

2021

導入率20%未満:3事業者

(21)

乗用車における非ガソリン車の導入義務率について

◆ 非ガソリン車の平均導入率(義務率20%の場合のシミュレーション結果)

【推計】保有台数

2026年度 65%以上

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

100.0%

2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030

平均導入率

年度

義務率20%

(22)

関係事業者等からの意見

環境局環境改善部自動車環境課 令和3年11月5日

22

資料3

(23)

「低公害・低燃費車の導入義務制度の見直し」

に関しての意見募集結果

(24)

1 意見募集対象

低公害・低燃費車の導入義務制度の見直しの方向性について

2 意見募集期間 令和3年9月28日から10月27日まで 3 意見総数 14通 27件

4 全御意見

頂いた御意見とそれに対する都の考え方

事 項 方 向 性

達 成 期 限 ・令和9(2027)年3月31日まで

特定低公害・低燃費車 の導入義務率

➣使用台数に占める特定低公害・低燃費車の導入義務率の引き上げ

・現行 15%

・見直し案 20~30%程度

非ガソリン車の 導入義務率の新設

➣使用台数のうち乗用車に占める非ガソリン車の導入義務率を新設

・現行 義務なし

・見直し案 10%~20%程度

➣ZEVの導入促進のため換算率を設定

・燃料電池自動車、電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車は、

1台を2台に換算

令和3年11月4日 環 境 改 善 部

意見募集結果のまとめ①

(25)

区分 意見の概要等

概要 都の考え方

特定低公害・

低燃費車

特定低公害・低燃費車について、CNG車は全て該当車種と して認めてほしい。

CNG車も都の定める排出ガス性能及び燃費 性能を満足する必要がある。

特定低公害・

低燃費車

特定低公害・低燃費車への換算率について、ZEVに加え、

HV車も割増を要望する。

現行と同様、燃費性能等を踏まえ、PHVは 2、EV,FCVは3とする。

特定低公害・

低燃費車

現状の該当要件に合致している車両は、今後要件を変更す ることがあっても、その扱いを変更しないこと。

次期対象期間は、現行と同様の要件を継続す るため要件合致車両の扱いは変更しない。

特定低公害・

低燃費車

導入義務率は30%とされたい(4件)・20%前半とされた い(1件)・規制強化に賛成(1件)

事業者の今後の導入見込みや検討会からの助 言を得た上で導入義務率を決定する。

特定低公害・

低燃費車

自家用車両と営業用車両に区分して、義務率の設定を検討

されたい。 今後の検討課題とする。

非ガソリン車 導入義務率は20%とされたい。(4件) 事業者の今後の導入見込みや検討会からの助 言を得た上で導入義務率を決定する。

非ガソリン車 ZEVの非ガソリン車への換算にあたっては、普及促進の観 点から、さらに優位性を持たせるべき。

環境性能や今後のCO2排出係数を踏まえて 設定した。

非ガソリン車 乗用車に限定した導入義務の新設は良いが、その他の車両 への拡大は慎重に願いたい。

導入義務対象を拡大する場合は、各車両の導 入環境を踏まえながら検討する。

その他 制度改正にあたって、関係者への丁寧な説明や、ZEV車 種拡大のためメーカーへ働きかけるべき。(4件)

事業者などに向けた説明会を実施するととも に、メーカーに対して車種の多様化を働きか ける。

10 その他 車両更新は負担が大きく、財政支援を望む。(6件) 引き続き、車両の導入に係る補助等の支援策

意見募集結果のまとめ②

4 頂いた御意見とそれに対する都の考え方

(26)

東京都自動車環境管理指針の見直しについて②

環境局環境改善部自動車環境課 令和3年11月5日

26

資料4

(27)

➣ 特定事業者が、自動車がもたらす環境への負荷を低減するために取り組む措置等の内容を定めたものとし て指針を策定

➣ 環境負荷を低減するために、特定低公害・低燃費車の導入の他に、日常的に取り組むエコドライブや使用 方法の改善等を促す自動車の使用の合理化について明示

1 目的

3 自動車環境管理計画書の作成等 4、5 自動車環境負荷を低減するための

・取組に関する基本方針の策定

・取組の推進体制の整備等

6 温室効果ガス及び排出ガスの排出量の削減目 標の設定等

7 特定低公害・低燃費車等の導入の取組

8、9 エコドライブ及び自動車の使用の合理化の取組 10 他者の自動車を利用する場合における自動車

環境負荷を低減するための取組の推進 11 その他自主的に取り組む事項

12 自動車環境管理実績報告書の作成等

13 自動車環境管理計画書及び実績報告書の公表

目 的

内 容

8 エコドライブの取組

(参考)別表第2の(1)

・ 二酸化炭素、粒子状物質及び窒素酸化 物の排出削減

・ 計画的な燃料使用量の抑制

・ 自動車走行距離及び燃料使用量の定量 的な把握

9 自動車の使用の合理化の取組

(参考)別表第2の(2)

・ 業種及び業態に応じた、二酸化炭素、粒 子状物質及び窒素酸化物の排出削減

・ 計画的な自動車走行距離及び燃料使用 量を抑制

目 的

27

東京都自動車環境管理指針

(28)

【2019年度実績が2030年度の目標水準を上回っている】

478万t-CO2(14%)

・エコドライブ 243.8 万t-CO2

・鉄道のエネルギー消費効果の向上 177.6 万t-CO2

・カーシェアリング 55.1 万t-CO2

・静脈物流に関するモーダルシフト・輸送効率化の推進 1.52 万t-CO2

・省エネルギー型荷役機械等の導入の推進 0.70 万t-CO2

【2030年度目標水準を上回る見込み】

2.1万t-CO2(0.1%)

・共同輸配送の推進 2.1 万t-CO2

【2030年度目標水準と同程度になる見込み】

2,728万t-CO2(82%)

・次世代自動車の普及、燃費改善 2379.0 万t-CO2

・公共交通機関及び自転車の利用促進 177.0 万t-CO2

・海洋グリーン化総合対策 172.4 万t-CO2

【2030年度目標水準を下回る見込み】

133.4万t-CO2(4%)

・鉄道貨物輸送へのモーダルシフトの推進 133.4 万t-CO2

運輸部門における2030年度CO2排出削減見込み量(2019年度評価)

環境省資料「2019年度における地球温暖化対策計画の進捗状況」より抜粋

【運輸部門の削減割合】

■次世代自動車(低燃費車の普及):約70%

■エコドライブ :約10%

■モーダルシフト :約5%

■公共交通機関の利用・自転車の利用:約5%

■その他 :約10%

■ 運輸部門におけるCO2削減には、低燃費車の普及とともにエコドライブや 自動車使用の合理化等が有効

28

エコドライブ及び自動車使用合理化におけるCO2削減効果

(29)

環境の変化 新たなサービスや取組 見直しに当たっての視点

コロナ禍による 三密回避 ICTの発展

新たなサービスの出現

ドライバーの不足

経営環境の悪化

環境意識の変化

配送ルートの効率化

オンデマンド

★ 新たな技術の活用

・運行管理、自動運転等 システムの導入

★ 車両利用の効率化

・貨物と車両のマッチング

・ICTの活用

★ 他の交通機関との連携

・公共交通機関の利用

・モーダルシフト

保有車両の適正化 再配達の削減・置配

積載率の向上

タクシーアプリ 実車率の向上

自動車使用の合理化等をめぐる最近の動き等

(30)

文献調査

・社会環境の変化を踏まえた最近の取組内容の収集

【例】

・情報化・DXの進展(動態管理システム、プラットフォームによるマッチングアプリの活用等)

・輸送機器等の新技術の普及(自動運転等)

・2024年の物流業界の時間外人件費の割増適用などに伴う物流コスト高騰

・物流作業量確保問題(大型車両の利用拡大:トレーラ化、ダブル連結トラック、リードタイム延長等)

・コロナ禍における働き方や通勤形態の変化(テレワーク、リモート会議の普及等)

ヒアリング調査

【対象者】

・自動車メーカー

・道路貨物運送事業者

・道路旅客運送事業者

・卸・小売事業者

・業界団体

東京都自動車環境管理指針の見直し①

エコドライブの手法及び自動車使用の合理化の手法に関する調査

○ エコドライブの手法及び自動車使用合理化の手法について、最新の具体的な事例や効果的 な手法を調査

【ヒアリング内容】

◎エコドライブの新たな取組(手法、体制、ツール、認証制度 等)

・効果的なエコドライブの推進方法

・エコドライブの効果の把握方法

◎自動車使用の合理化の新たな取組について

・貨客混載、再配達削減、マッチングアプリ等の活用状況

・合理化の新たな取組とその効果

・テレワーク・オンライン会議の推進による自動車利用の状況

30

(31)

東京都自動車環境管理指針の見直し②

見直しに当たっての視点 計画事項 取組内容

【新たな技術の活用】

運行管理、動態管理、

自動運転等システム導入

情報化の推進 ・求貨求車システムや車両荷室の空き状況と貨物の マッチングシステム等の活用

・駐車スペースや接車バースの予約システム活用

・荷室の空き状況をリアルタイムで把握するシステム

・交通需要のモード選択におけるアプリなどの活用の活用

・求貨求車システム は中小事業者が利 用可能な仕組みが

・バース予約システ既に存在 ムは新規の物流施 設では導入済み

【車両利用の効率化】 車両の有効利用

の促進 ・小口貨物の配送(宅配便等)における再配達の削減

時間指定配送の弾力化の要請

・パレット・荷姿・伝票等の標準化

・荷主の協力が必要

・大企業・中小企業

(企業団体)で実

【輸送・移動手段の変化】

公共交通機関等の利用 モーダルシフト

コロナ禍における変化

自動車使用の抑

・自転車シェアリングサービスの利用促進

・テレワークやリモート会議の推進 ・多くの事業者がテ レワークを実施 モーダルシフト

の推進 ・運搬用自転車・二輪車等の活用 ・一部事業者で実施

・駐車問題対策の側 面もあり

【その他】 物流拠点の整備 等による環境へ の配慮

・物流拠点への集約による輸送の効率化

・共同荷捌き場や大型ビルの館内配送の利用 ・設備投資や荷主の 協力が必要

・主に大企業が対象 環境マネジメン

トシステム等 ・東京都貨物輸送評価制度の取得事業者の活用

・ZEV(Zero Emission Vehicle)を導入している事 業者を優先して活用している

・SDGsに積極的に取り組む

・環境への意識が高 まりつつ中で必要 な視点

○ 自動車使用合理化における取組メニューについて、最新の動向や技術をもとに実効性の高い 取り組み等を追加

参照

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○杉田委員長 ありがとうございました。.

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