Agilent 7697A
ヘッドスペースサンプラ
注意
© Agilent Technologies, Inc. 2011 本書または本書の一部は、米国およ び国際的な著作権に関する法律の定 めるとおり、いかなる形式またはい かなる手段によっても(電子的な保 管や検索または外国語への翻訳を含 めて)、Agilent Technologies, Inc. による 事前の契約および書面による同意なし に複製することを禁じられています。
マニュアル番号
G4556-96011エディション
第 1 版 2011 年 1 月 Printed in USAAgilent Technologies, Inc. 2850 Centerville Road Wilmington, DE 19808-1610 USA 安捷伦科技 (上海)有限公司 上海市浦东新区外高桥保税区 英伦路 412 号 联系电话:(800) 820 3278
保証
このマニュアルの内容は「現状のま ま」提供されることを前提としてお り、将来の改訂版で予告なく変更さ れることがあります。また、適用法 が許容する最大限の範囲において、 Agilent はこのマニュアルおよびこの マニュアルに記載されているすべて の情報に関し、商品性や特定用途へ の適合性についての黙示保証など、 明示または黙示を問わず、一切の保 証はいたしません。Agilent は、この マニュアルまたはこのマニュアルに 記載されている情報の提供、使用ま たは行使に関連して生じた過失、あ るいは付随的損害または間接的損害 に対し、責任を負わないものとしま す。このマニュアルに記載されてい る要素に関して保証条件付きの書面 による合意が Agilent とお客様との間 に別途にあり、その内容がここに記 載されている条件と矛盾する場合、 別途に合意された保証条件が優先さ れるものとします。安全にご使用いただくために
注 意
注意記号は、危険であることを示 しています。正しく実行しなかっ たり、指示を遵守しないと、製品 を破損や重要なデータの損失にい たるおそれのある操作手順や行為 に対する注意を促すマークです。 指示されている条件を完全に理解 し、この条件に対応できるまで、 注意記号を無視して先に進まない でください。警 告
警告は、取り扱い上、危険がある ことを示します。正しく実行しな かったり、指示を遵守しないと、 人身への傷害または死亡にいたる おそれのある操作手順や行為に対 する注意を促すマークです。指示 された条件を十分に理解し、条件 が満たされるまで、警告を無視し て先に進んではなりません。Agilent 7697A ヘッドスペース
サンプラの設置準備
お客様の責任範囲 4 寸法と重量 5 消費電力 9 排気ベント 11 設置環境 12 ガスの選択 13 ガス供給圧力 15 さまざまな HS コンフィグレーションに必要なアクセサリ 16 ガス配管 20 ケーブルの長さ 25 サイトの LAN ネットワーク 26 基本工具と消耗品 27 このセクションでは、Agilent 7697A ヘッドスペースサンプラ (HS)の据付に必要なスペースと要件の概要を説明します。正 常かつ工程通り機器を据付するには、据付を始める前に据付場 所がこれらの条件を満たしている必要があります。必要な用品 (ガス、チューブ、部品、消耗品のほか、カラム、バイアル、溶 媒などの用途によって必要となるもの)も、準備しておく必要 があります。化学イオン化を使用する MS システムについては、 動作確認にメタン試薬ガスも必要です。GC、GC/MS、および ALS 用品と消耗品の最新一覧表については、弊社 Web サイト www.agilent.com/chem/jp を参照してください。4 設置準備
お客様の責任範囲
このマニュアルでは、機器とシステムを正しく据え付けるため に必要なスペース、電源、ガス、配管、部品、消耗品、さらに カラム、バイアル、溶媒等の用途により必要になる事項につい て説明します。 Agilent に据付と取り扱い説明のサービスをご依頼していただい た場合、重要な操作、メンテナンス、安全上の注意について説 明させていただきますので、機器の担当者が常に作業に立ち会 うようお願いいたします。 Agilent に据付と取り扱い説明のサービスをご依頼していただい た場合、設置の準備が不十分であるために据付の日程が遅れた 場合、機器の保証期間が短くなる場合があります。極端なケー スでは、据付完了に必要な追加時間について、弊社が支払いを 要求することがあります。弊社は、特定のサイト要件が満たさ れた場合にのみ、保証期間中およびメンテナンス契約における サービスを提供します。 機器を安全に持ち上げ、組み立て、移動するには、2 人必要で す。Agilent に据付と取り扱い説明のサービスをご依頼していた だいた場合は、機器を安全に移動するためにもう 1 人の方が必 要です。寸法と重量
システムが届く前に、実験室での設置スペースを決めておいて ください。必要となる全体の高さには特に注意してください。 吊り棚下の設置スペースは御遠慮ください。 Agilent 7697A ヘッドスペースサンプラは、GC の右側に取り付 けます。このコンフィグレーションは、Agilent MS、MSD、 ALS 製品でサポートされています。さまざまな Agilent GC や MS 製品をシステムとして 使用する際の合計寸法の例について は、図 1 ~ 図 5 を参照してください。図 1 7693A ALS を使用する 7890A GC–7697A HS システムに必要な設置スペースの例
表 1 必要な高さ、幅、奥行き、重量 製品 高さ * 幅 奥行き 重量 7697A ヘッドスペースサンプラ • 111 バイアルモデル、G4557A • 12 バイアルモデル、G4556A 80 cm(32 インチ) 61 cm(24 インチ) 69 cm(27 インチ) 64 cm(25 インチ) 70 cm(27.5 インチ) 69 cm(27 インチ) 46 kg(101 ポンド) 38.2 kg(84 ポンド) * 12 バイアルモデルのヘッドスペースサンプラには、操作用スペースとして機器上部に 23 cm(9 インチ)、 メンテナンス用スペースとして機器上部に 38 cm(15 インチ)の空間が必要です。111 バイアルモデルには、 メンテナンス用スペースとして機器上部に 11 cm(5 インチ)の空間が必要です。 181 cm(72 インチ) 100 cm (39.5 インチ)
6 設置準備
図 2 7693A ALS を使用する 7890A GC–7697A HS システムに必要な設置スペースの例
図 3 7890A GC と 5975 Inert MSD を使用する Agilent 7697A HS(コンピュータなし)
181 cm(72 インチ) 100 cm (39.5 インチ) 176 cm (70 in.) 100 cm (39.5 in.) for access
図 4 7890A GC と 7000 シリーズトリプル四重極 MS を使用する Agilent 7697A HS(コンピュータ なし)
図 5 7820A GC と 5975 Inert MSD を使用する Agilent 7697A HS(コンピュータなし)
181 cm(72 インチ) 100 cm (39.5 インチ) 138 cm(54.5 インチ) 99 cm (39 インチ)
8 設置準備 モデルによっては、ヘッドスペースサンプラを GC の左側に据 え付けようとすると、トランスファラインとトレイまたはトレ イアクセスの間で干渉が発生します。 7697A ヘッドスペースサンプラのトランスファラインの長さは 約 99 cm (39 インチ)です。
消費電力
表 2 はサイトの電源要件を一覧にしています。 • コンセントの番号やタイプは、システムのサイズと組み合わ せによって異なります。 • 電力消費量や容量は、機器を設置する国によって異なります。 • 機器で使用する電圧については機器の電源コードのアタッチ メント付近に印刷されています。 • 電源ラインコンディショナーは、Agilent 機器には使用でき ません。 機器はご使用の国で操作できるように各部が準備されています が、表 2 に記載されている電圧要件で確認してください。注文 した電圧オプションが据付に適さない場合は、Agilent Technologies にご連絡ください。 表 2 消費電力 製品 電源電圧(VAC) 周波数(Hz) 最大消費電力 (VA) 定格電流 (amps) 電源出力定格 電流 111 バイアルモ デル 100*/120 単相 (–10% / +10%) 50/60 850 6.2 10 アンペア、 専用 111 バイアルモ デル 200/220/230/240 単相 / スプリット フェーズ (–10% / +10%) 50/60 850 3.8/3.4/3.3/3.1 10 アンペア、 専用 12 バイアルモ デル 100*/120 単相 (–10% / +10%) 50/60 850 6.2 10 アンペア、 専用 12 バイアルモ デル 200/220/230/240 単相 / スプリット フェーズ (–10% / +10%) 50/60 850 3.8/3.4/3.3/3.1 10 アンペア、 専用 * 100 V 電源(日本)でご使用のユーザーは、100 V/120 V 昇圧器付きの 120 V US 電源オプションが提供され ます。警 告
Agilent 機器には延長コードを使用しないでください。通
常、延長コードは十分な電力を伝送できず、安全上の問題
が生じる可能性があります。
10 設置準備 ユーザーを保護するため、金属製の機器パネルとキャビネット のアースには、国際電気標準会議(IEC)の要件に適合する 3 導 線電源ラインコードを使用します。 正しくアースされたコンセントに 3 導線電源ラインコードを差 し込むことにより、機器がアースされ、感電の危険が軽減され ます。正しくアースされたコンセントとは、適切な接地に接続 されているコンセントのことです。コンセントのアースが適切 に行われていることを確認してください。
注 意
機器の操作には適切なアース(接地)が必要です。アース
導線の中断や電源コードの断線があると、感電事故が発生
する恐れがあり、けがの原因になります。
排気ベント
機器の通常操作中、一部のサンプルはパネル背面のベントから 機器外に放出されます。サンプルの成分に有毒性や有害性があ る場合、排気を換気ドラフトに放出する必要があります。機器 をドラフト中に配置するか、直径の大きなベント用配管を取り 付けて、適切に排気されるようにします。 さらに有害ガスからの汚染を防ぐため、機器背面のベント フィッティングにトラップを取り付けます。部品番号 RDT-1020、ユニバーサル / 外部スプリットベントトラップを使 用します。このトラップにはカートリッジが 3 個付属し、 1/8 インチの Swagelok フィッティングを使用します。交換用 カートリッジについては、Agilent の部品カタログを参照する か、Agilent の Web サイト(www.agilent.com/chem/jp)をご覧 ください。12 設置準備
設置環境
機器を推奨範囲内で操作することにより、機器の最適な性能と 寿命を維持することができます。また、暖房、エアコン、通風 などによる熱や冷気によって、性能に影響が出る場合がありま す。表 3 を参照してください。結露がなく、非腐食性の環境を 想定しています。 表 3 稼動中や保管中の設置環境 製品 状態 動作温度範囲 動作湿度範囲 7697A ヘッドスペースサン プラ 動作時 10 ~ 40 °C (50 ~ 104 °F) 5 ~ 95%(結露なし) 保管 –40 ~ 70 °C (–40 ~ 158 °F) 5 ~ 95%(結露なし)ガスの選択
HS にはキャリアガスフロー(およびサンプリング)とバイアル 加圧に 1 つずつ、2 つのガス供給が必要です。キャリアガスのタイプと純度
典型的な据付では、ヘッドスペースサンプラはキャリアガスに GC キャリアガスを使用します。据付時、GC 注入口キャリアガ スフローをヘッドスペースサンプラのキャリアフィッティング に接続します。 オプションの G4562A キャリアガス EPC モジュールアクセサリ を購入した場合は、ガスをソースからヘッドスペースサンプラ に直接配管できます。ただし、キャリアガスタイプが GC で使 用するタイプと一致する必要があります。(据付中に、使用でき るハードウェアと分析の要件に基づいて、GC に接続するタイプ を選択します。) Agilent では、キャリアガスには 純度 99.9995% の純粋なガスを お使いになることを推奨します。使用可能なキャリアガスタイ プについては、表 4を参照してください。また、炭化水素、水、 および酸素を除去するには高品質トラップを使うことを推奨し ます。 表 4 キャリアガスタイプ キャリアガスに関する要件 純度 注記 ヘリウム 99.9995% 炭化水素フリー 水素 99.9995% SFC グレード 窒素 99.9995% アルゴン(95%)/ メタン(5%) 99.9995%14 設置準備
バイアル加圧ガスのタイプと純度
Agilent では、バイアル加圧ガスには 純度 99.9995% の純粋なガス をお使いになることを推奨します。使用可能なバイアル加圧ガ スタイプについては、表 5を参照してください。また、炭化水 素、水、および酸素を除去するには高品質トラップを使うこと を推奨します。警 告
キャリアガスあるいは燃焼ガスに水素(H2)を使用する場
合、水素ガスが GC オーブンに流入すると爆発の危険があ
ることに注意してください。そのため、すべての接続が完
了するまでは供給をオフにしてください。また水素ガスが
機器に供給される時には、必ず注入口および検出器のカラム
フィッティングがカラムに正しく取り付けられているこ
と、または密栓されていることを確認してください。
水素は引火性の高い気体です。漏れた水素が密閉空間にと
どまると、引火や爆発の危険があります。水素を使用する
場合、機器を稼動させる前にすべての接続、配管、および
バルブのリークテストを実施してください。機器の作業
は、必ず水素供給を元栓で止めてから実施します。
機器に付属の安全性に関するマニュアルを参照してください。
警 告
バイアル加圧には決して可燃性ガスを使用しないでくださ
い。水素やアルゴン / メタンなどの可燃性ガスを使用する
と、バイアル加圧中に爆発の危険が生じます。7697A ヘッド
スペースサンプラでは、バイアル加圧に可燃性ガスは使用
できません。
表 5 バイアル加圧ガスタイプ キャリアガスとバイアル加圧ガス の純度要件 純度 注記 ヘリウム 99.9995% 炭化水素フリー 窒素 99.9995%ガス供給圧力
機器には、次に示す特定のガス供給圧力が必要です。キャリアガス
GC から供給されるキャリアガスを使用する場合は、このセク ションはスキップしてください。 オプションの G4562A キャリアガス EPC モジュールアクセサリ を購入した場合、GC(および接続されている検出器)にヘッド 圧を供給するために、ヘッドスペースサンプラに十分なキャリ アガス圧を供給する必要があります。 表 6では、ヘッドスペースサンプラ背面のバルクヘッドフィッ ティングで測定した、供給圧力(最小と最大)を表しています。バイアル加圧ガス
バルクヘッドフィッティングで測定された、表 7 に示す圧力で のヘッドスペースサンプラへの供給バイアル加圧ガス。 表 6 ヘッドスペースサンプラに必要な Agilent 注入口の供給圧力。単位は kPa(pisg) Agilent GC 注入口 タイプ スプリット / スプ リットレス マルチモード VI パージ付き パックド * オンカラム * キャリア (最大) 827 (120) 827 (120) 827 (120) 827 (120) 827 (120) キャリア (最小) メソッドの使用圧力よりも 138kPa(20psi)高い圧力 * 推奨されていない注入口タイプ。 表 7 バイアル加圧ガスへの供給圧力 最小 最大バイアル圧設定値より 138 kPa(20 psi)高い 圧力 最大 828 kPa(120 psi)16 設置準備
さまざまな HS コンフィグレーションに必要なアクセサリ
ヘッドスペースサンプラは、数種類ある中のいずれかの方法で GC に接続できます。方法によっては特定のオプションハード ウェアが必要な場合があります。新しい機器が納入される前に、 GC へのサンプラの接続方法を決めておいてください。表 8は Agilent 7697A ヘッドスペースサンプラと 7890A GC 間を接続す る最も一般的な方法を、必要な追加ハードウェアとともに示し ています。 Agilent 7697A には、スプリット / スプリットレスまたはマルチ モード注入口でのセプタムを通す接続のためのトランスファラ インとハードウェアが付属しています。表 8 を参照してくださ い。 使用する接続タイプにその他の特殊ハードウェアが必要な場合 は、据付時に使用できるようにしておいてください。表 8 Agilent 7697A ヘッドスペースサンプラと Agilent 7890A GC の接続
注入口タイプ 接続タイプ コメント 必要な追加ハードウェア スプリット / スプリットレス マルチモード セプタムを通るトランス ファライン • オートサンプラまたはマニュア ル注入のために切断可能。 • 頻繁なカラム変更に対応。 • マルチモード注入口は濃縮注入 に対応。 • すべてのキャリアガス制御モード に対応。 なし ボラタイルイン ターフェース インターフェースからの トランスファライン (直接接続) • 高感度。 • 少量の注入が可能。 • 最も不活性。 • 頻繁なカラム変更には推奨しない。 • 注入口に直接注入することがあ る場合には推奨しない。ボラタ イルインターフェース接続は、 オートサンプラまたはマニュアル 注入にも対応しません。 クールオンカラム セプタムを通るトランス ファライン • オートサンプラまたはマニュアル 注入のために切断可能。 • 頻繁なカラム変更に対応。 • すべてのキャリアガス制御モード に対応。 なし
Agilent は PTV 注入口への据付はサポートしていません。 Agilent ヘッドスペースサンプラ製品、オプション、アクセサリ の詳細と最新情報については、Agilent Web サイト、
www.agilent.com/chem/jp を参照してください。
ケーブル要件
Agilent では LAN ケーブル(8121-0940)1 本と APG リモート ケーブル(G1530-60930)1 本を提供します。 既存の MS/MSD–GC にヘッドスペースサンプラを追加する場合 は、機器との接続用に部品番号 G1530-61200、APG リモート Y ケーブルを注文してください(新しく MS/MSD–GC–HS システム 全体を購入される場合、G1530-61200 ケーブルは付属していま す)。 Agilent 以外の GC でヘッドスペースサンプラを使用する場合 は、部品番号 G1530-60560、汎用リモートケーブルを注文して ください。
推奨
Agilent 7890A GC をスプリット / スプリットレスまたはマルチ モード注入口と GC キャリアガスコントロールで使用する場合、 Agilent ではヘッドスペース用 G3521A、7890A S/SL MMI ウェ ルドメントアクセサリの使用を推奨します。このアクセサリは 標準の注入口セプタムヘッドに代わるもので、HS の据付時に現 地で注入口の配管を切断する必要がなくなります。 パージ付きパッ クド セプタムを通るトランス ファライン • オートサンプラまたはマニュア ル注入のために切断可能。 • 頻繁なカラム変更に対応。 • GC がキャリアガスフローを制御 し、HS が注入のための追加 フローを供給する場合のみに推奨。 G4562A、7697A キャリア ガス EPC モジュールアク セサリを注文 スプリット / ス プリットレス 注入口キャリアストリーム への直接接続 • 漏れの可能性の低減。 • 最も正確に GC でキャリアフ ローを制御。 G3520A、7890 トランス ファラインインター フェースを注文。 マルチモード 注入口キャリアストリーム への直接接続 • 漏れの可能性の低減。 • 最も正確に GC でキャリアフ ローを制御。 G3520A、7890 トランス ファラインインター フェースを注文。 表 8 Agilent 7697A ヘッドスペースサンプラと Agilent 7890A GC の接続 ( 続き )18 設置準備
オプション
機器には、トランスファラインとして長さ 530 µm のフューズド シリカの取り付けが必要な部品が付属しています。その他の材 料と内径のトランスファラインも使用できます。 トランスファラインヒーターアセンブリは長さが 1 m で、次の 配管タイプに対応します。 • 内径 0.25 mm、0.32 mm、0.53 mm で、最大外径 0.67 mm の フューズドシリカキャピラリ• Agilent UltiMetal や ProSteel などの内径 0.53 mm、最大外径
0.67 mm のメタルキャピラリ トランスファライン 1 個に対して、フェラル 1 個とナットおよ びレデューサユニオン 1 個のほかに、フューズドシリカ 1 個ま たは約 1 m の ProSteel が必要です。ProSteel を使用する場合、 200 ℃を超える温度で稼動する際にトランスファラインを保護 する ProSteel スリーブを注文してください。スリーブなしで ProSteel が 200 ℃を超えるトランスファラインで稼動すると、 加熱した導管に永久に固着してしまう場合があります。以下の 表を参照してください。 表 9 ヘッドスペースサンプラトランスファライン部品 説明 部品番号 トランスファラインコンポーネント フェラル、ポリイミド Valcon、5/pk 0.53 mm、1/32 インチ、外径 0.50 ≤ 0.80 mm 配管用 0100-2595 0.25、0.32 mm、1/32 インチ、外径 0.25 ≤ 0.40 mm 配管用 0100-2610 セプタムナット、トランスファライン、スプリッ ト / スプリットレスおよびマルチモード注入口用 G3452-60835 密栓、1/16 インチステンレス製 01080-83202 6 ポートバルブとトランスファライン接続用 ナットおよびレデューサユニオン 0100-2594 トランスファライン 不活性フューズドシリカ、250 µm x 5 m 160-2255-5 不活性フューズドシリカ、320 µm x 5 m 160-2325-5 不活性フューズドシリカ、450 µm x 5 m 160-2455-5 不活性フューズドシリカ、530 µm x 5 m 160-2535-5 ProSteel 不活性ステンレス、長さ 5 m 160-4535-5 ProSteel 用 ProSteel スリーブ、長さ 5 m 4177-0607
ヘッドスペースサンプラには 1 mL のサンプルループが付属しま す。チェックアウト後、必要に応じて異なるサンプルループを 取り付けることができます。以下の表を参照してください(機 器にはすべてのサンプルループサイズのアダプタが付属してい ます)。 表 10 ヘッドスペースサンプラのサンプルループ 説明 部品番号 サンプルループ、SN 2000 0.025 mL G4556-80101 0.05 mL G4556-80102 0.1 mL G4556-80103 0.5 mL G4556-80105 1.0 mL G4556-80106 1.0 mL、認定 G4556-80126 3.0 mL G4556-80108 3.0 mL、認定 G4556-80128 5.0 mL G4556-80109 サンプルループ、SN 1030 0.025 mL G4556-80111 0.05 mL G4556-80112 0.1 mL G4556-80113 0.5 mL G4556-80115 1 mL G4556-80116 3 mL G4556-80118 5 mL G4556-80119 サンプルループ用アダプタ サンプルループアダプタ: 0.025、0.05、0.10 mL サンプルループに 1 個ずつ 0.5 および 1.0 mL サンプルループに 2 個ずつ G4556-20177 サンプルループアダプタ: 0.025、0.05、0.10 mL サンプルループに 1 個ずつ G4556-20178
20 設置準備
ガス配管
このセクションでは、据付に必要な接続とハードウェアのタイプ を一覧し、その後でさまざまなコンフィグレーションに必要な ハードウェアについて概説します。ガスとヘッドスペースサンプラの接続に必要な部品
機器は、キャリアガス供給とベントに 1/8 インチ Swagelok 継ぎ 手を、バイアル加圧ガス供給に 1/16 インチ Swagelok 継ぎ手を 使用します。図 6 を参照してください。 図 6 Swagelok コネクタとハードウェアの例 Agilent からは標準コンフィグレーションでヘッドスペースサンプ ラを接続するのに十分な配管とフィッティングが提供されます。 • バイアル圧力入力フィッティングと、1/8 インチ Swagelok フィッティングで終端処理されている近く(約 1.6 m 以内) にあるガス供給の接続に十分な 1/8 ~ 1/16 インチの レデューシングハードウェアと配管が提供されています。 • Agilent からは GC 注入口キャリアガスをヘッドスペースサン プラキャリア入力フィッティングに接続するのに十分な配管 (1.65 m)とフィッティングが提供されます。 表 11 にさまざまなコンフィグレーションに必要な追加配管ハー ドウェアを示します。 Swagelok ナットおよびフェラル 機器背面パネルのフィッティング注 記
機器に必要なそれぞれのガスに 1/8 インチ Swagelok メスコネク タが接続できるようガス供給配管 / レギュレータを準備してく ださい。ボンベおよびレギュレータ
ガスの供給にはボンベ、所内のガス供給システム、あるいはガ ス発生機器を使用します。ボンベを使用する場合はステンレス 製のレギュレータが必要となります。2 段階式レギュレータは圧 力サージを回避します。 表 12は、使用できる Agilent レギュレータの一覧です。すべて の Agilent のボンベ用レギュレータには 1/8 インチ Swagelok メ スコネクタが付属しています。使用するレギュレータのタイプ は、ガスタイプとサプライヤによって異なります。Agilent の部 品カタログには、圧縮ガス協会(CGA)によって指定されてい る適切なレギュレータを決定するための情報が掲載されていま す。Agilent Technologies では、レギュレータを正しく取り付け るために必要なすべての部品が揃っているレギュレータキット を用意しています。 表 11 追加配管ハードウェア要件 コンフィグレーション コメント 標準 • HS は GC 注入口キャリアガスを使用 • HS は異なるバイアル加圧ガスを使用 HS からのバイアル加圧ガス供給が 1.5 m を超えない限り、追加部 品は必要ありません。 オプションコンフィグレーション • HS は異なるキャリアガスを使用 (G4562A が必要) • HS は異なるバイアル加圧ガスを使用 キャリアガスフィッティングをガス供給に接続するために 1/8 インチ 配管とフィッティングが必要です。HS からのバイアル加圧ガス供 給が 1.5 m を超えない限り、他の部品は必要ありません。 すべてのコンフィグレーション 任意の T 字管フィッティングと追加配管が必要です。 表 12 ボンベ用レギュレータ ガスタイプ CGA 番号 最大圧力 部品番号 空気 346 125 PSIG(8.6 Bar) 5183-4641 水素、アルゴン(95%)/ メタン(5%) 350 125 PSIG(8.6 Bar) 5183-4642 ヘリウム、アルゴン、窒素 580 125 PSIG(8.6 Bar) 5183-4644 空気 590 125 PSIG(8.6 Bar) 5183-464522 設置準備 HS へガス供給を接続する際の注意点 • フィッティングの接続をする場合、シール材は絶対に使用し ないでください。塩素系溶媒を使って配管やフィッティング をクリーニングすることは絶対に避けてください。 図 7 キャリアガスボンベからの推奨トラップと配管コン フィグレーション • Agilent では、圧力サージを回避するためにレギュレータの 使用を強く推奨します。高品質のステンレス製ダイヤフラム タイプのレギュレータを特に推奨します。 • レギュレータの出口フィッティングに取り付けられるオン / オフバルブは、必須ではありませんが、あれば大変便利で す。バルブがステンレス製で、パックレスのダイヤフラム付 きであることを確認してください。
警 告
すべての圧縮ガスボンベは、固定された建造物または恒久
的な壁に確実に固定されている必要があります。圧縮ガス
は、関連する安全規定に従って保管し、取り扱う必要があ
ります。
ガスボンベは加熱されたオーブン排気部には置かないでく
ださい。
目への損傷の可能性を防ぐため、圧縮ガスを使用する場合
は目の保護具を着用してください。
二段階式 レギュレータ メイン供給オン/オフ バルブ 大型ユニバーサルトラップ (水蒸気、炭化水素、および 酸素用コンビネーション トラップ) インジケータ付き 酸素トラップ シャットオフバルブ オン/オフバルブ メインガス供給 トラップのサイズと形状は製造元によって異なります。• 流量と圧力を制御するデバイスが正しく動作するためには、 デバイスの上流と下流の間に最低 20 psi(138 kPa)の圧力差 が必要です。確実に制御するために、供給源の圧力を十分に 設定します。
ガス供給配管
機器にガスを供給するには、機器に付属するステンレス製供給 配管、または空焼き済みの銅管(部品番号 5180-4196)を使用 します。普通の銅管は、オイルと汚染物質が付着しているため 使用しないでください。 配管の直径は、供給ガスと HS 間の距離と、特定のガスの全流量 (HS または GC の)によって決まります。直径 1/8 インチの配 管は、供給ラインが 15 フィート(4.6 m)未満の場合に適して います。 15 フィート(4.6 m)を超える距離、または複数の機器が同じ ソースに接続されている場合は、これより太い(1/4 インチ)の 配管を使用してください。 供給ラインのための配管を準備する場合は余裕のある長さにし てください。供給と機器の間に配管をコイル状にしておくと、 ガスの供給源を移動せずに HS を移動させることができます。配 管の直径を選択する際には、この余分の長さを考慮に入れてく ださい。圧力レギュレータ配管接続
圧力レギュレータ出口とガス配管を接続するフィッティング間 のパイプとネジ山の接続のシールには、テフロン ® テープを使 用します。すべてのフィッティングに、揮発物質が除去されて注 意
塩化メチレンまたはその他のハロゲン化した溶媒を使用し
て、電子捕獲型検出器(ECD)に使用される配管をクリー
ニングしないでください。これらを使用すると、システム
から完全に洗い流されるまでベースラインと検出器ノイズ
を上昇させる原因となります。
注 意
キャリアガスの供給にはプラスチックの配管は使用しない
でください。プラスチック製の配管は、酸素とその他の汚
染物質に浸透させ、カラムと検出器を損傷する場合があり
ます。
プラスチック製配管は高温の排気や部品の近くでは融解す
ることがあります。
24 設置準備 いる、機器グレードのテフロンテープ(部品番号 0460-1266) を推奨します。ネジ山のシールにはパイプドープ塗料は使用し ないでください。パイプドープ塗料には、配管を汚染する揮発 物質が含まれています。
トラップ
クロマトグラフグレードのガスを使用して、システムのガスの 純度を確実にします。ただし、最高の感度を得るためには、高 品質のトラップを取り付け、微量の水やその他の汚染物質を除 去します。トラップの取り付け後、ガス供給ラインに漏れがな いことを確認します。 表 13は推奨するトラップの一覧です。トラップとトラップアク セサリの完全なリストについては、Agilent のオンラインストア を参照してください。図 7に示すように、インジケータ付きト ラップを最後に取り付け、トラップが消耗してきた場合に警告 されるようにします。 キャリアガス内の水分はカラムを損傷します。供給源のレギュ レータと他のトラップの間に水分トラップを取り付けることを 推奨します。 炭化水素トラップはガスから有機物質を除去します。水分ト ラップと酸素トラップがある場合は、その間に配置します。 酸素トラップはガスから 99% の酸素と微量の水蒸気を除去しま す。一連のトラップの最後に配置します。微量の酸素でもカラム を損傷するので、キャリアガスには酸素トラップを使用します。 表 13 推奨トラップ 説明 部品番号 キャリアガス ユニバーサルトラップ(大)。ヘリウムガスストリーム から酸素、水蒸気、炭化水素、二酸化炭素、一酸化炭 素を除去します。 RMS インジケータ付き酸素トラップ IOT-2-HP バイアル加圧ガス ユニバーサル / 外部スプリットベントトラップ RDT-1020ケーブルの長さ
システムモジュール間の距離は、一部のケーブルとベントホー スまたは真空ホースによって制限される場合があります。「寸法 と重量」 に示すとおりに作業スペースを計画してください。 • Agilent から供給されるリモートケーブルの長さは 2 メートル (6.6 フィート)です。 • Agilent から供給される LAN ケーブルの長さは 10 メートル (32.8 フィート)です。 • Agilent の提供する電源コードの長さは 2 メートル (6.6 フィート)です。26 設置準備
サイトの LAN ネットワーク
システムをサイトの LAN ネットワークに接続する場合は、追加 のシールドツイストペアネットワークケーブルが必要です。
注 記
Agilent Technologies は、サイトの LAN ネットワークに対する接続または通信の確立について、責任を負いません。Agilent では、 ミニハブまたは LAN スイッチでのシステムの通信能力のテスト のみを行います。