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難治性聴覚障害の全国疫学調査に関する研究

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業)) 

難治性疾患の継続的な疫学データの収集・解析に関する研究(H29-難治等(難)-一般-057 )  分担研究報告書 

 

難治性聴覚障害の全国疫学調査に関する研究

      研究協力者:牧野伸子(自治医科大学地域医療学センター  公衆衛生学部門)       研究協力者:梅澤光政・小橋元(獨協医科大学公衆衛生学講座) 

      研究協力者:西尾信哉・宇佐美真一(信州大学医学部耳鼻咽喉科学教室)

      研究代表者:中村好一(自治医科大学地域医療学センター  公衆衛生学部門)  

研究要旨:厚生労働省「難治性聴覚障害に関する調査研究班(研究代表者:宇佐美 真一)」は「アッシャー症候群」、「若年発症型両側性感音難聴」、「ミトコンド リア難聴」の3つの指定難病を担当している。H29年8月、上記研究班より全国疫 学調査実施希望があり、今後、臨床班と疫学班の共同研究の形で、上記3疾患の全 国疫学調査を実施し、患者の頻度、実態把握を行う予定である。

 

A.研究目的 

「難治性聴覚障害に関する調査研究班」の 担当する「アッシャー症候群」、「若年発 症型両側性感音難聴」、「ミトコンドリア 難聴」の3つの指定難病に関して、全国疫 学調査を実施し、患者の頻度、実態把握を 行うことを目的とする。 

 

B.研究方法 

全国疫学調査マニュアル(第 3 版)にしたが って実施する予定である。 

今年度は、難治性聴覚障害に関する調査 研究班の班会議に出席し、全国疫学調査実 施の予定について検討した。 

(倫理面への配慮) 

  今年度は研究者間の意見交換であったた め、倫理的問題は生じない。

C.研究結果

一次および二次調査項目の検討および特 別階層病院の検討を進めており、来年度内 の調査開始に向けた準備を実施している。

D.考察

課題としては、①アッシャー症候群1型 は先天性の高度難聴+遅発性の網膜色素変 性症を呈するため、主として耳鼻咽喉科で フォローされているのに対し、アッシャー 症候群2 型では、先天性の中等度難聴+遅 発性の網膜色素変性となるため主として眼 科でフォローされていることが多く、調査

対象を耳鼻科・眼科の2科にまたがる形に する必要があり、患者重複登録を除外する 手法が必要である。②症状の固定化した後 のアッシャー症候群患者では有効な治療法 が無いことに加え、視覚・聴覚の重複障害 となり外出困難となるため定期的に病院を 受診しない(ないしは障害者手帳の更新の 時のみ受診する)ケースが想定されるため、

患者の頻度の把握に工夫が必要である。 

E.結論

  「アッシャー症候群」、「若年発症型両 側性感音難聴」、「ミトコンドリア難聴」

の3つの指定難病に関し、患者の頻度、実 態把握を行うことを目的として、来年度内 に全国疫学調査を開始する。

F.研究発表 1.論文発表        なし  2.学会発表        なし 

G.知的財産権の出願・登録状況 

(予定を含む) 

1.特許取得        なし  2.実用新案登録        なし  3.その他        なし  

参照

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