平成17年度先進的情報技術活用事業モデルシステムの開発
Web 活用キャリアカウンセラー支援システム
開 発 報 告 書
平成 18 年 3 月
財団法人ニューメディア開発協会
開発事業者 有限会社サビン
この事業は、競輪の補助金を受けて実施したものです。
【 目 次 】
1. システム開発の概要...5
1.1. 開発の背景...5
1.2. システムの目標...6
2. システムの構成...7
2.1. 利用形態...7
2.2. 機器構成...8
3. システムの機能...9
3.1. データ処理部分の機能...9
3.1.1. 個人情報入力部...10
3.1.2. 心理特性診断機能...10
3.1.3. 事例データベース...11
3.1.4. 事例パターン抽出機能...11
3.1.5. 傾向データベース...12
3.1.6. 最適アドバイス事例抽出機能...12
3.1.7. アドバイス事例掲示部...13
3.1.8. 個人情報保護対策...13
3.2. 相談者向けの機能...14
3.2.1. 会員登録画面...14
3.2.2. ログイン画面...15
3.2.3. 機能メニュー(Myページ)画面...16
3.2.4. 個人情報登録画面...17
3.2.5. 特性診断テスト画面...18
3.2.6. カウンセラー紹介画面...22
3.2.7. 相談内容入力画面...23
3.2.8. 相談履歴閲覧画面...24
3.3. カウンセラー向けの機能...25
3.3.1. ログイン認証ソフト...25
3.3.2. 機能メニュー画面(カウンセラー専用)...26
3.3.3. 相談一覧表示画面...27
3.3.4. 相談内容表示画面...28
3.3.5. 返答内容編集画面...29
3.3.6. 相談履歴閲覧画面...31
4. 実証実験での意見...32
5. システムの課題...33
5.1. 運用面での課題...33
5.2. アドバイス事例提示機能の課題...34
5.2.1. アドバイス事例検索の精度向上...34
5.2.2. FAQと相談の流れを予測するアドバイス...35
6. 今後の展開...36
6.1. 期待される効果...36
6.2. 事業化の見通し...36
6.3. 運用体制...37
6.4. 収支計画...38
7. 開発会議録...39
7.1. 第1回開発会議...39
7.2. 第2回開発会議...40
7.3. 第3回開発会議...40
1. システム開発の概要
1.1. 開発の背景
労働市場の流動化と若年層フリーターに見られる就業意識の変化は、かつてないほどの就業・
転職支援ビジネスを発生させ、キャリアカウンセリングがその中でも大きな位置を占めつつある が、厚生労働省の目標とするキャリアカウンセラー5 万人の達成ははるか遠い数字となっている
(現状で認定キャリアカウンセラー3千人程度)。キャリアカウンセラーの絶対数は不足しており、
優秀な人材は引く手あまたの状況にあることから、就業・転職支援を必要としながら支援されな いユーザ(相談者)も地方を中心に数多く発生している。また、若年層を中心として対面型のカ ウンセリングへ抵抗感を有する相談者も少なくない。
会津地域では福島県内で有効求人倍率が最悪(0.65)という状況にあるため、申請者である株 式会社会津リエゾンオフィスは就業支援の取り組みとして、株式会社キャリア・サポートと共同 でWeb対応カウンセリングサービスの構築を平成15年度に行ったところである。
(http://www.koyoshien.com/)
これは、PCからの相談に対応できるシステムを構築したもので、運用から日が浅いにも関わら ず、「地域における経営革新講習会と起業希望者を含めたデリバリーシステムによるOJT研修(中 小商業活性化創業等支援事業)」や「チーム・コミュニティによる創業支援事業(市民活動活性化 モデル事業)」で採用され、有限責任中間法人福島県雇用支援機構(福島県内の人材派遣業や有料 職業紹介業の唯一の組織、http://www.koyo-fcs.com/)からも利用の引き合いがあるなど、多くの 評価を集めている。
しかし、現時点では単に対面型を Web 対応に置き換えたシステムであることから、Web にお
ける 1:nの特性に対応したサービスとしては成立していない。従って、Web による多くの相談
が同時に発生した場合などは、キャリアカウンセリング窓口における混雑と同様の現象が発生す ることになる。
このため、会津大学程子学教授が研究を進めている「心理エージェント」の原理を一部応用し、
相談者の個人状況や心理特性を把握・分析・蓄積し、最も近似なアドバイスを選択、キャリアカ ウンセラーへ掲示することにより、キャリアカウンセラーが短時間で最適なアドバイスを選択し、
相談者へ回答することのできるWeb活用キャリアカウンセラー支援システムを開発する。
<用語の定義>
1.心理エージェント(会津大学程子学教授:特願 2001‑36039「学習支援システム」)
相談者の心理属性や心理動向により、最適な支援手段を選択するエージェント技術。相談者の 心理特性を分析して最適な解を選択する手助けをすることを可能とする。
1.2. システムの目標
1)エニアグラムなどの分析手法を活用して相談者の心理特性を抽出するためのアンケー トやテスティング方法を考案し、入力部を Web システム化して運用する。
2)相談者の個人情報と心理特性をデータベースへ蓄積し、そのデータを分析して相談者 の心理パターンや問題点などを抽出することにより、最適なアドバイス事例を導き出 すアルゴリズムを構築する。
3)データベースに蓄積されたアドバイス事例の中から最も適切と思われるアドバイス事 例をカウンセラーへ掲示することで、カウンセラーが短時間で的確に相談者へアドバ イスすることを支援する。
2. システムの構成
2.1. 利用形態
1)利用者である「相談者」は、インターネット接続が利用できる環境において、一般的な Windows PC の Web ブラウザ(Internet Explorer)によってシステムにアクセスする。
2)もう一方の利用者である「カウンセラー」も、相談者と同様にインターネット接続が利用で きる環境において、一般的な Windows PC の Web ブラウザでシステムにアクセスすることに なるが、カウンセラーは多くの個人情報を扱うことになる利用者であることから、セキュリ ティ対策として、そのアクセスする Windows PC がシステム利用を許可されたカウンセラー のものであることを特定するための設定を事前に施す必要がある。
相談者
カウンセラー 相談者
相談者
カウンセラー 相談者及びカウンセラーは各自所有 のパソコンからインターネットを介 してシステムにアクセスする。
インターネット
※ 但し、カウンセラーは事前に登録 されたPCからしか接続できない。
システム
図 1:利用形態
2.2. 機器構成
システムは Web サーバーと Database サーバーの2台で構成し、セキュリティ対策として
Firewall設定を施したルータを介してインターネットに接続される。ただし、インターネットか
らアクセスできるのはWebサーバのみで、Databaseサーバは外部からは隔離されたアドレスで 運用することでデータベースへの不正なアクセスを防ぐ。
Web サーバー
Database サーバー
UPS UPS
インターネット
Firewall
ルータ
※ Databaseサーバは、ローカルネットでWebサーバ とのみ直接接続され、外部からはアクセスできない。
図 2:機器構成
3. システムの機能
3.1. データ処理部分の機能
システム内部の「データ処理部分」は、以下の各機能(1〜8)で構成されている。
8.個人情報保護機能 1.個人情報入力部
2.心理特性診断機能
3.事例データベース
5.傾向データベース 4.事例パターン抽出機能
6.最適アドバイス事例抽出機能 7.アドバイス事例掲示部
相談者 カウンセラー
図 3:データ処理の流れ
3.1.1. 個人情報入力部
相談者の個人情報や心理特性を入力するための画面を表示し、そこに入力されたデータを心理 特性診断機能へと受け渡すとともに、事例データベースへと保存する機能。
① 利用者を特定するための ID 及びパスワードを入力する画面を提供し、そこに入力された情 報が正しいかをチェックする。
② はじめて利用する人のための利用案内、ユーザ登録を行う画面も提供する。
③ 相談者の心理特性を抽出するためのアンケートやテストを行う画面を提供し、そこで入力さ れたデータを心理特性診断機能へと受け渡す。
④ その他、年齢や性別といった一般的な個人情報や、求職中であるとか転職希望であるといっ た情報を入力する画面も提供し、その結果を事例データベースへと保存する。
3.1.2. 心理特性診断機能
相談者の心理特性を分析するためのパラメータを算出するアルゴリズム及び入出力機能。
① 相談者の心理特性を分析するためのパラメータを考案し、数値化の指標を作る。
② 相談者へのアンケートやテスト結果から心理特性パラメータを算出するための計算式を考 案し、アルゴリズム化する。
③ 算出した相談者の心理特性パラメータを相談者の ID とともに事例データベースへと受け渡 すことで、パラメータはその相談者の個人情報と関連付けて保存される。
④ 保存する心理特性パラメータは1相談者に対して1セット限りのものではなく、アンケート やテスト、カウンセリングを行うごとに、その相談者の履歴として随時追加されていく。
3.1.3. 事例データベース
相談者の個人情報、心理特性、カウンセリングの履歴(相談内容やアドバイス結果)を保存す るデータベース及びその入出力機能。
① データベースへの入出力を管理するインターフェイスを用意し、各機能からのデータ書き込 みや読み出しは必ずそのインターフェイスを通すようにすることで不正なデータ処理を防 ぎ、データの整合性が保たれる。
② 心理特性データは、相談者の個人情報に関連付けて複数セットで保存できるようにすること により、心理特性の変化を個人の履歴として利用できるようにする。
③ 個人情報はアドバイス事例掲示部からも利用され、カウンセリングの結果として伝えたアド バイスも相談者の個人情報に関連付けて保存される。
3.1.4. 事例パターン抽出機能
事例データベースに保存蓄積されたデータからカウンセリング事例の傾向やパターンを抽出し、
その結果を傾向データベースへと保存していく機能。
① この機能は、システムのその他の機能とは非同期で実行される。
② 定期的に事例データベースの内容をチェックし、カウンセリング事例の傾向やパターンを抽 出するためにデータの解析を行う。
③ 解析結果を傾向データベースに保存されているデータと比較し、パターンデータ及びそのパ ラメータ数値の更新を行う。
④ データ検証用として、事例パターンの解析ログやパラメータ更新のログをファイルに出力す る機能も用意する。(管理者のみ利用、一般ユーザは閲覧できない)
3.1.5. 傾向データベース
事例パターン抽出機能によって、事例データベースから抽出された相談者の傾向やパターンを 保存するデータベース及びその入出力機能。
① データベースへの入出力を管理するインターフェイスを用意し、各機能からのデータ書き込 みや読み出しは必ずそのインターフェイスを通すようにすることで不正なデータ処理を防 ぎ、データの整合性が保たれるようにする。
② 最適アドバイス抽出機能からデータを利用する際、結果を素早く引き出せるように利用率の 高いパターンデータやその集計結果をまとめてキャッシュ(一時保管)しておく領域も用意 する。
3.1.6. 最適アドバイス事例抽出機能
相談者の状況と傾向データベースに蓄積されたパターンデータを比較し、その相談者の状況に 最も近いと思われる事例パターンを抽出し、その事例パターンをもとに最適なアドバイス事例を 選択する機能。
① カウンセラーがアドバイス事例掲示部において相談者の相談内容を閲覧するときにこの機 能が呼び出され、最適なアドバイス事例を抽出するための処理を行う。
② 相談者の状況に最も近いパターンを傾向データベースから選出し、そのパターンに関連付け されたアドバイス事例を事例データベースから引き出す。
③ パターン及びアドバイス事例は複数セット選び出し、その後カウンセラーが利用したものに ついて得点化して優先度などを付けていくことで、より最適な選択ができるようデータの更 新も行う。
3.1.7. アドバイス事例掲示部
最適アドバイス事例抽出機能によって選出されたアドバイス事例を表示する機能。
① この機能は、カウンセラー用として特定された端末及び ID、パスワードで認証した場合に 限って利用可能とする。
② カウンセラーは相談者ごとに登録された相談内容を閲覧することができ、その時に相談内容 に答えるための例として選択されたアドバイス事例が表示される。
③ アドバイス事例としては、最適アドバイス事例抽出機能によって選択されたアドバイス事例 の他、カウンセラーの入力によって任意の事例パターンとそれに関連付けられたアドバイス 事例を自由に検索して表示することも可能とする。
④ 任意のアドバイス事例を検索するために、相談者のパターンを想定して試行錯誤することが できる検索インターフェイスも提供する。
3.1.8. 個人情報保護対策
システムに保存される個人情報を保護するため、データ入出力のセキュリティを強化する。
① ログイン処理(個人認証)において利用者が設定できる一般的なパスワードの他、カウンセ リングを受ける度にシステムから提供されるもう一つのパスワードを利用することで不正 なユーザのなりすましを防ぐ。
② システム上、蓄積された個人情報を閲覧できるのはカウンセラーのみであるが、そのカウン セラーも登録された PC(端末)以外ではシステムへ接続できない仕組みとすることでシス テムへの不正なアクセスを防ぐ。
③ 利用者が接続するシステムの GUI(画面)を提供するサーバと個人情報を保存するデータベ ースを入れるサーバを別々に設け、データベースのサーバは外部から接続できない位置に設 置して不正なユーザがデータベースを覗けないようにした。
④ ルータ内蔵のファイアウォール機能を活用するとともに、サーバへのアクセスも必要経路を 除いて遮断することにより、セキュリティ対策を講じた。
3.2. 相談者向けの機能
3.2.1. 会員登録画面
システムの利用者である「相談者」が、このシステムを通してカウンセラーに相談をするため には、まず会員登録をする必要がある。
会員登録を希望する利用者は、システムの「会員登録ページ」で自分の名前と自分のメールア ドレスを入力することで、この後システムにログインするためのIDとパスワードを取得すること ができる。(ここで入力する名前は本名である必要はなく、ニックネームでも可としている)
取得できるIDとパスワードは、システムでランダムに生成されるものであり、ここで登録した メールアドレス宛にその情報が送付される。
図4:会員登録画面
3.2.2. ログイン画面
システムの利用者である「相談者」がシステムの機能を使うためには、IDとパスワードによる
「ログイン」認証を行う必要がある。
システムのメニューから各機能を利用しようとした時に、まだその利用者がログイン認証を行 ってない場合は、この「ログイン画面」が表示される。
会員登録によって取得したIDとパスワードを入力して「ログイン」ボタンを押すと、その入力 された内容が正しければ(認証に成功すれば)自動的に「My ページ」と呼ばれる「相談者が利 用できる機能一覧が表示されたページ」へと移動する。
図5:ログイン画面
3.2.3. 機能メニュー( My ページ)画面
システムの利用者である「相談者」が利用できる機能へのメニューがまとめられた画面。
ログイン認証に成功した直後や、画面左端にあるメニューボタンの「My ページ」をクリック すると表示される。(ログイン認証に失敗した場合は表示されず、ログイン画面に移動する)
メインとなる機能は「カウンセラーに相談する」と「相談履歴を見る」であるが、その前に「個 人情報登録」と「特性診断テスト」を行ってもらうことで、カウンセラーが相談に対する返答内 容を作成するときの参考情報とする。
ただし、こういった個人情報の登録を利用者に強制することはできないので、システムとして はあくまで登録を促すだけであって、個人情報の登録が全くない状態でもカウンセラーへの相談 機能は利用できるようになっている。
図6: Myページ画面
3.2.4. 個人情報登録画面
相談者が、自分の性別や年齢といった個人情報を登録しておくための画面。
カウンセラーが相談者の相談内容に返答するときに、ここで登録された個人情報を参照するこ とができ、それをもとにアドバイス内容を検討することができる。
ただし、必ずしもここで全ての情報を登録する必要はなく、どこまでの内容を登録するかはあ くまで相談者各人の自由としている。
図7:個人情報登録画面
3.2.5. 特性診断テスト画面
相談者が、自分の特性を把握するための「診断テスト」を行う画面。
テストの質問内容に対し、自分は「あてはまるか?」「そのように思うか?」という判断でチェ ックを入れていくことで、最終的に9つの特性タイプごとの得点数が表示されると同時に、デー タベースにも9つのタイプ別にその得点も保存される。
さらに、9タイプの中で最も高い得点だったタイプが、その相談者の「第一特性タイプ」とし てデータベースに登録され、カウンセラーが相談者へのアドバイス内容を検討する際の「近似事 例検索機能」などに利用されることになる。
図8:特性診断テスト画面(質問チェック)
図9:特性診断テスト画面(結果表示)
テストの第一回目(初めてテストをする時)は下記の45質問のみが提示されるが、二回目以降 もっと詳しく診断したいという場合には180質問によるテストも行うことができる。
1 もっとやれるはずなのに、どうしてやれないのかと、しばしば自分も、周りをも責める。
2 他の人よりも取り越し苦労で、心配性である。
3 することが沢山あるのに時間が足りなくて、いつもせき立てられている。
4 物事が公平でないと悩み、当惑する。
5 正しいか誤っているか、あるいはよいか悪いか、という基準で物事をみようとする。
6 多くのひとに親近感を持たれていると思う。
7 人々が慰めと助言を求めて、しばしば私の所へやって来る。
8 人々の「近く」にいることを感じていたい。
9 人のために尽くすことによって、その人の人生で、自分が大切な存在となっていたい。
10 他人の世話をするのを好む。
11 物事を達成するには、組織化して、無駄なく効率的にやることを、重視している。
12 物事をなし遂げる行動力を、人は羨ましがる。
13 過去の失敗や間違いより、やり遂げたことを感じていたい。
14 自分の仕事役割ほど大切なものはなく、自分の役割を果たしていないと気が済まない。
15 第一印象は特に大切である。
16 象徴的なものに心が惹かれる。
17 自分にとって周囲の環境は大切である。
18 失われたもの、死、苦しみを思う時、つい深く思い沈んでしまう。
19 自分自身を悲劇の主人公のように感じることがある。
20 芸術や美的表現は、私の感情を表す手段として非常に大切である。
21 総合的にものを見ているとか、いろいろな意見を要領よくまとめると言って、よく褒められる。
22 自分が直接関わる前に、じっと座って、他人のしていることを観察する。
23 問題が起きたら、自分で解決したい。
24 自分の時間やお金、また自分自身に関してもケチである。
25 人に「与える」よりも、人から「取る」方である。
26 無視されたり、仲間は外れにされることは何よりも辛い。
27 どちらかと言えば、石橋を叩いて渡る方である。
28 臆病な方である。他の人々よりも危険や脅威に敏感である。
29 自分にとって脅威になるかどうかによって、人を判断することが多い。
30 自分が「英雄」の役割を演じているかのような空想に浸ることがよくある。
31 他の人々が、私同様にもっと明るい気持ちでいればいいのにと思う。
32 ジョークや明るい話が好きで、暗い話は聞きたくない。
34 未来に対して情熱を失うことはない。
35 自分の子供時代を「幸福なものだった」と思うことが出来る。
36 必要とあらば他人との対決を恐れない。
37 攻撃的で自己主張が強いと言われるが、気の弱い面を承知している。
38 「不正義」に対しては断固として闘う。
39 何事も、納得しないと動かない。
40 自分の目的に適うことなら、全精力を注いでも悔いがない。
41 何もしていない時が、一番好きである。
42 通常、物事についてあまり興奮しない。
43 煩わしい思いはしたくない。
44 自分で、安定した人間であることを誇りとしている。
45 「座れるのになぜたつのか、寝ていられるのに何故座るのか」という考えに賛成である。
結果として表示される9タイプには下記のような特性がある。
1 完全主義者 (完全でありたい人)
いつも真剣に一筋を見つめて努力 する
理性的、論理的な面と意志の強い面を活かすこ とができる職業で信頼を勝ち得ます。
2
援助者
(援助する人) 人への援助、思いやりが生きがい
他の人と一緒に働く中で人を助けることがで きる職業で力を発揮します。
3
達成者
(目的を遂げる人) 自信をもって方向を示そうとする
指導者や管理者としてさまざまな分野で活躍 できます。
4 夢想家 (夢見る人)
感動がなければ生きた気がしない 人を奮い立たせたり、人から引き出すことなど 得意な才能を活かしましょう。
5
観察者
(観察する人) 自分を語らず知恵をみせる
恵まれた分析力を活かし、個人の力が左右する 仕事に向いています。
6
慎重な人
(慎重に調べる人) 忠実な社会人
チームの一員として力を発揮するため、どんな 職業にも向いています。
7
冒険家
(冒険する人) 器用に能力を発揮する
同時にいくつかの職業を持ったり、頻繁に旅行 するような職業に向いています。
8
確信的な人
(自己を主張する人) 生存のための判断、決断が早い
責任や困難な仕事を引き受け解決する仕事に 燃えることができます。
調停者 もめ事を円満に解決することを目指す職業で
3.2.6. カウンセラー紹介画面
相談者が、カウンセラーを指定して相談内容を送信するために、システムに登録されているカ ウンセラー一覧を表示する画面。
各カウンセラーの名前(ニックネーム)とともに簡単な紹介文(カウンセラーからのメッセー ジ)と似顔絵が表示されており、相談者はこれを見て自分が相談したいと思えるカウンセラーを 選択し、相談内容を送信することになる。
この画面は、まだ会員登録をしていない利用者でも閲覧することが可能としており、会員登録 をする前にどのようなカウンセラーがいるかを見て、登録を検討することができる。
図10:カウンセラー紹介画面
3.2.7. 相談内容入力画面
相談者が、カウンセラー宛に相談内容を書いて送信するための画面。
相談者の「My ページ」から「カウンセラーに相談する」を選択すると、相談するカウンセラ ーを指定するかどうかの選択メニューが表示され、特にカウンセラーを指定しない場合は、次の
「相談内容を書く」画面に移動する。
カウンセラーを指定して相談するメニューを選んだ場合は、カウンセラー紹介画面に移動し、
そこで相談したいカウンセラーを選択することで、そのカウンセラー宛の「相談内容を書く」画 面に移動し、相談内容を書き込むことができるようになる。
相談内容としては、簡単に「相談の種類」として「就職したい」や「職場の悩み」など、いく つかの種類分けをするための項目がある他は、自由筆記で相談内容を書き込むことができる。
図11:相談内容入力画面
3.2.8. 相談履歴閲覧画面
相談者自身が今までカウンセラーに送信した相談内容と、カウンセラーからのアドバイス(返 答内容)が閲覧することができる画面。
相談(もしくはアドバイス)が登録された日時と、内容の先頭部分が表示されており、その内 容部分をクリックすると、全文を閲覧することができる。
また、アドバイス内容に関しては、そのアドバイスを書いたカウンセラーにまた相談をするた めのリンクが用意されており、続けて新たな相談内容を送信できるようになっている。
図12:相談履歴閲覧画面
3.3. カウンセラー向けの機能
3.3.1. ログイン認証ソフト
もう一方のシステム利用者である「カウンセラー」がシステムを利用するためには、システム にアクセスするためのPCが事前に登録されているかを確認するための追加ソフト(Windowsア プリケーション)が用意されている。
カウンセラーはこのソフトを起動し、自分のIDとパスワードを入力して「サーバーに接続」ボ タンを押すと、このソフトがサーバーに接続して、入力されたID、パスワードとPCの情報とに よるログイン認証を行う。
認証に成功した場合は、自動的にInternet Explorerが起動して、カウンセラーの「機能メニュ ー」が表示されることになるが、認証に失敗した場合(IDやパスワードの間違い、登録されてい ないPCからの利用など)は、エラーメッセージが表示されてシステムの利用が拒否される。
図13:ログイン認証ソフト
3.3.2. 機能メニュー画面(カウンセラー専用)
カウンセラーがこのシステムで利用できる機能のメニューを表示する画面。
ログイン認証に成功した直後に表示される他、各機能画面の上部にある「メニューに戻る」ボ タンを押すことで、いつでもこの画面に戻ってくることが可能になっている。
相談者から送られてきた相談内容を、自分宛のものと対象カウンセラーの指定がないものとで 区別して閲覧するメニューと、それらの相談履歴を見るためのメニューがある他、新たな相談内 容が届いているときは、その旨を知らせるメッセージがメニュー上部に表示される。
図14:機能メニュー画面
3.3.3. 相談一覧表示画面
カウンセラーが自分宛(もしくはカウンセラー指定なし)に届いている相談のリストを閲覧す ることができる画面。
登録された(相談が届いた)日付順に、相談内容の冒頭部分が表示されており、その部分をク リックすることで「相談内容表示画面」へと移動する。
図15:相談一覧表示画面
3.3.4. 相談内容表示画面
カウンセラーが、相談一覧表示画面で選択した相談の詳細が表示される画面。
相談内容の全文とともに、その相談内容を書いた相談者の個人情報が表示され、さらにその個 人情報の詳細を見るためのボタンも用意されている。
カウンセラーはこれらの内容を確認し、この相談に返答を書くことにした場合は、「この相談に 返答する」ボタンを押すことで、「返答内容編集画面」へと移動する。
図16:相談内容表示画面
3.3.5. 返答内容編集画面
カウンセラーが、相談者から送られてきた相談内容の返答を作成するため画面。
相談者の個人情報と、相談内容の全文が表示されるとともに、その相談内容から抽出されたキ ーワードが表示される。そして最適アドバイス事例抽出機能によって、そのキーワードと相談者 の個人情報をもとに、この相談の近似事例を抽出表示することで、カウンセラーが返答内容を作 成するための支援を実現する。
また、近似事例の検索抽出を行うための追加キーワードや、パラメータの変更をすることがで きるメニューも用意されており、カウンセラーが任意の条件で近似事例の検索を行うことができ るようになっている。
図17: ① 相談内容からキーワードを抜き出し
② そのキーワードと相談者の情報から近似事例を抽出
①
②
図18: ③ カウンセラーは近似事例の中から適切なものを選択し
④ そのアドバイス内容を利用して返答を作成する
④
③
3.3.6. 相談履歴閲覧画面
カウンセラーが自分宛(もしくはカウンセラー指定なし)に届いた相談で、既に返信済みの相 談内容を閲覧することができる画面。
相談内容が登録された(相談が届いた)日付順に、相談内容とそれに対する返信内容の冒頭部 分が表示されており、その部分をクリックすることで詳細情報が表示されるウィンドウが開き、
相談とその返信の全文を確認することができる。
図19:相談履歴閲覧画面
4. 実証実験での意見
実証実験は、福島、宮城、山形の3地域より計7名のキャリアカウンセラーに参加してもらい、
システムを使っての感想、システムに対する意見をいただいた。
z 事例が少ないということもあるかもしれないが、相談に答えようとするときに、事例の存 在が抜けてしまって、真剣に相談に向き合っている自分がいました。
z カウンセラー側の情報提供は、やはり大事だと思います。どのような人に相談をしている のか、わからないのは不安だと思います。
z 携帯へ相談ありのメールを飛ばしていただいていますが、順調に受信出来ないケースが何 度かありました。個人の携帯の状況もあるかと思いますが、連絡箇所を携帯1箇所にする ことは、少々危険かと思います。
z 相談記入の欄には、文字数の制限はあるのでしょうか。相談者によっては、1回の質問に 複数の相談案件が入る場合があるので、注意が必要と思います。
z 相談が携帯から可能になると、かなり利用頻度が高まるような気がします。反対に、携帯 からカウンセラーも回答できることも、今後要求されるかもしれません。
z カウンセラー自身が、エニアグラムを理解していないと、現段階での診断テストは有効に 機能しないと思います。
z 個人への課金は無理だと確信しました。
z 今後、どの程度までカウンセラー同士で閲覧を可能にするかはやはり大きな問題になると 思います。現在のように、他のカウンセラーが回答したものが、そっくりみることができ てしまうのは、抵抗がある人もいると思います。
z 継続的に相談を実施するようになると、個人情報や相談履歴を、カウンセラーが編集でき る機能があるといいなぁとおもいます。イメージ的には自由記入が可能なメモ欄のような ものがあって、相談を返した際にカウンセラーが感じたことや、今後の予定なんかを入力 しておけるような、そんなものです。
z カウンセラー側から、相談者へ連絡ができるといいですね。相談者⇒カウンセラーの順序 ではなく、きっかけがカウンセラーになる、ということです。「その後、どうですか・・・」
みたいな感じで。
z 回答を返す期限について、明確にしておく必要があると思います。また、せっかく、お知 らせメールがカウンセラーへ届く機能があるのであれば、「至急!!」マークみたいなもの
5. システムの課題
5.1. 運用面での課題
今回開発されたシステムは、相談者も複数、カウンセラーも複数という状況で、カウンセラー は全ての相談者の情報を閲覧でき、全てのカウンセラーが登録されたアドバイス事例をお互いに 利用できるということ想定して作られたが、現実問題として、相談者は自分の個人データは担当 したカウンセラーにしか見せたくないという人もいるし、カウンセラーの中には自分のノウハウ であるアドバイスを他人には公開したくないという人もいる。
したがって、今後そのような利用者の要求に答えるためには、各データの閲覧を制御する「グ ループ分け」の機能を盛り込む必要があると考える。
単純にいうと相談者側は「① 全てのカウンセラーに公開してもいい」、「② 特定のカウンセラ ーグループ内の人には公開してもいい」、「③ 自分と担当したカウンセラー以外には公開しない」
の3パターンが考えられ、カウンセラー側も同様に3パターンが考えられる。
また、このような「グループ分け」の機能を用意すると、複数のカウンセラーがいる企業にシ ステムを利用してもらう際に、そこでのカウンセリングデータはその企業以外には公開したくな い、といった要望に答えることも可能となる。
図 20:情報のグループ分け
システム
① 全体に公開
② 特定のグループのみ
③ 担当者のみ
5.2. アドバイス事例提示機能の課題
5.2.1. アドバイス事例検索の精度向上
提示したアドバイスデータの正確性および有効性を確かめるためには、相談者がその後どうな ったかの事後調査が必要になってくるため、システムにそのような「利用者の事後報告」を登録 する部分を作ることも可能だが、そういった情報を利用者がいちいち登録してくれるか?と考え ると疑問である。
したがってそのような事後調査を行うことは難しいと考えるが、その代替策として、相談者と カウンセラーのやりとりがある程度続いた場合は「前回のアドバイス内容が有効だったかをカウ ンセラー自身が採点できる」ようにするという手法を用い、そのアドバイス事例に「有効率」と いった得点付けを行うことで、より最適なアドバイス抽出のために役立てることができると思わ れる。
ただし、その「得点付け」もカウンセラーごとに偏ったものになる可能性があるため、そうい った採点もうまく吸収して平均化することができる得点付け方法と入力インターフェイスを考案 する必要がある。
相 談
アドバイス
相 談
アドバイス
相 談
アドバイス
終了
このアドバイスで 良かったのか?
解決
以 前 の ア ド バ イ ス が 良 か っ た か の 得 点 付 けを行う
事例 DB の 最適化
図 21:アドバイスの得点付け
5.2.2. FAQ と相談の流れを予測するアドバイス
現実的には、1〜2回のやりとりで問題が解決するようなことは少ないと考えた場合、1〜2 往復で済むような相談内容は、だんだんFAQや一問一答式のデータとしてまとめられるはずなの で、相談履歴の中から自動的にそういったFAQを構築していくことで、システムによる自動解答 が可能となっていく事例もあると思われる。
一方、そのような単純な相談内容ではなく、相談と返答のやりとりが何度も続くような事例の 場合には、「なるべく少ないやりとりで結論に達するには、次はどのような問いかけをした方が良 いか?」という観点のもとにアドバイス例を出すとすると、話の流れ、展開による事例の比較を 行う必要がある。
そういった方向で究極としては、文脈から相談者の意図を汲み取る、表面に出てこない問題(悩 み)を引き出す、といったことが目標であるが、そのためには事例のデータベースを充実させて いくと同時に、事例検索をする際に、相談とアドバイスを1セットとした事例ごとの順序マッチ ングも行うことで、実際のカウンセラーがその知識経験から判断している事例検索をある程度再 現できるようにしていきたい。
相 談
アドバイス
相 談
アドバイス
相 談
アドバイス
解決
FAQ 一問一答
相 談
事例の組み合わせ 順序マッチングも 検索対象とする
結論に近づくアドバイス 問題点を引き出す問いかけ 図 22:相談の流れを予測
6. 今後の展開
6.1. 期待される効果
1)現在キャリアカウンセラーの数は、福島県内で約百人、東北管内でも約千人と、厚生労働省 の目標とする5万人にはほど遠く、需給ギャップが顕在化しているキャリアカウンセラー市 場へ「代替機能」「前裁き機能」として普及する可能性が高い。
2)カウンセリングの多くは対面での個別対応であり、相談者へ満足なアドバイスを行うことに はかなりの手間がかかっているが、このシステムによってカウンセラーの負担が軽減され、
より効率的に多数の相談者へ応対することが可能となる。
3)対面での相談を苦手としてカウンセリングに抵抗感を覚える相談者(潜在者)にとり、対面 で話す必要がない、あるいは相談当初の面談以外には対面で話す必要が少ないシステムによ るカウンセリングは抵抗なく利用できる可能性が高くなる。
6.2. 事業化の見通し
財団法人東北産業活性化センターによる会津地域「産業人材教育のあり方」企画調査委員会で 具体化が検討されている ACDC:Aizu Career Development Center(会津産業人材教育センタ ー)における重要な事業要素として本システムは位置付けられており、スキルトレーニングや対 面型キャリアカウンセリングと一体化した事業化を想定している。
具体的には、株式会社会津リエゾンオフィスを幹事会社とし、株式会社キャリア・サポート、そ して株式会社ティーアンドエフカンパニーから大堀満氏(スキルトレーナー)が分社する新会社
(3月設立予定)をメンバー会社とするコンソーシアム方式で4月より事業化する予定である。
この事業化については、第一にACDC受講者(会津若松市や喜多方市、さらには福島県内から の研修参加者、キャリアアップ指向性の高いユーザ)へのバックアップシステムとして品質の向 上を図り、第二にその成果をもとに東北各地のジョブカフェや厚生労働省の就業支援窓口などを クライアントとする営業活動を展開し、第三にそれらの顧客獲得をベースとして東北地域以外の 公的なクライアントへの働きかけを行う予定である。概ねのスケジュールとしては、平成18年 度の上半期で第一段階、平成18年度の下半期から平成19年度にかけて第二段階、その間の成 果を踏まえて平成19年度以降に第三段階と想定している。
また、これらの実施に際しては、有限責任中間法人福島県雇用支援機構、南東北キャリア開発 セミナー参加メンバーが構成する任意団体「キャリアネット」の協力を得る予定である(実証実
6.3. 運用体制
平成18年4月に、(株)会津リエゾンオフィス、(株)キャリア・サポート、(株)ティーアン ドエフカンパニーからの分社の3社共同で「会津産業人材育成センター」通称ACDC(Aizu Career Development Center)を開設することになっており、このセンターでの人材研修及び研修後のサ ポートを行うために本システムを利用することとしている。
また、南東北のキャリアカウンセラーが参加する任意団体「キャリアネット」には、データベ ースへ登録する事例データの提供とともにシステム運用面でのサポートを依頼する。
さらに、東北経済産業局の「ジョブカフェ」などで宣伝、利用してもらうことにより、ユーザ の増加と、それによって蓄積される事例データによってデータベースを充実させ、システムの精 度向上を実現する。
また、社団法人発明協会の大学発ベンチャー経営等支援事業により、専門家(販路開拓、経営 改善など)の派遣を得、専門家の知見により事業運用の円滑化を図る。
(株)会津リエゾンオフィス
(株)キャリアサポート
(株)T&Fカンパニー
ACDC
会津産業人材育成センター
カウンセラー支援システム
開発担当
(有)サビン データ
の蓄積 事例データ提供
提供
キャリアネット
運用サポート
東北経済産業局
「ジョブカフェ」
利用者の確保 設立
図 23:運用体制
6.4. 収支計画
平成 17 年度 平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度
実施内容 メ デ ィ ア 告 知 と 実 証 実 験 へ の 参 加 拡大
ACDC での事業化、
福 島 県 内 へ の 普 及
宮 城 県 及 び 山 形 県への普及
全国への普及
実施主体
―
㈱ 会 津 リ エ ゾ ン オ フ ィ ス ほ か コ ンソーシアム
㈱ 会 津 リ エ ゾ ン オ フ ィ ス ほ か コ ンソーシアム
㈱ 会 津 リ エ ゾ ン オ フ ィ ス ほ か コ ンソーシアム 事業収入
(事業予算)
―
240 万円 (ACDC 収入分配) 180 万円
(月 3 万円×12 ヶ 月×5 クライアン ト)
240 万円
(ACDC 収入分配) 360 万円
(月 3 万円×12 ヶ 月×10 クライア ント)
240 万円 (ACDC 収入分配) 720 万円
(月 3 万円×12 ヶ 月×20 クライア ント)
収入
計 420 万円 600 万円 960 万円
継続開発費 ― 120 万円 120 万円 120 万円
運用経費 ― 120 万円 180 万円 240 万円
機器維持費
―
0 万円 100 万円 (Server 増設)
100 万円 (Server 増設) 支出
計 180 万円 400 万円 460 万円
実 施 費 用
差引 180 万円 200 万円 500 万円
7. 開発会議録
7.1. 第1回開発会議
日時:平成17年9月1日(木)PM 2:00〜4:00 場所:会津リエゾンオフィス
参加者:(有)サビン、(株)キャリアサポート、(株)会津リエゾンオフィス、会津若松市
z (有)サビンより、開発スケジュール表(下記)の説明を行い、仕様書を見ながら各開発項目
の機能内容を確認した。
z 個人情報保護の観点から、システムであつかう個人情報として何を記録し、どこまでをカ ウンセラーが閲覧することができるかを明確にすべきという議論があり、今後早急に記録 する個人情報の内容を検討することとした。
z 今後、上記のスケジュール表に照らし合せた進捗報告表を作成していき、毎月頭にニュー
7.2. 第2回開発会議
日時:平成17年11月21日(月)PM 3:00〜5:00 場所:会津リエゾンオフィス
参加者:(有)サビン、(株)キャリアサポート、(株)T&Fカンパニー、
(株)会津リエゾンオフィス、会津大学
z (有)サビンより、開発の進捗状況を説明し、現状で動く機能のデモを行った。
z 細部はまだまだ不完全であるが、相談者側の機能画面とカウンセラー側の機能画面は一通 り表示されるようになっており、相談者が相談を登録してカウンセラーが返答を作成、返 信するといった、システム一連の流れが確認できるようになった。
z 参加者から、近似事例として近似値が高得点のものばかりを表示しているが、カウンセラ ーによってはもっと特異な例を見たい場合もあるのではないか? 表示する近似値の得点 域を変更できるようにするといいだろう、との提案があった。
z 特性診断テストは問題数が多く時間がかかるため、最初にこれを行ってもらうのは大変な のではないかとの意見あり、テストの問題数を減らした場合の結果はどのようになるか調 べ、問題なければ最初の問題数を減らすべく検討することとした。
7.3. 第3回開発会議
日時:平成18年2月17日(金)PM 1:30〜5:00
場所:会津若松市ビジネスインキュベートセンター 1号館
参加者:(有)サビン、(株)キャリアサポート、(株)T&Fカンパニー、
(株)会津リエゾンオフィス、会津大学
z 既に設置されているサーバー(WebサーバーとDBサーバーの2台)とUPS、ルータなど 購入したハードウェアの確認作業を行った。
z 開発報告書の内容(システム部分)を参加者全員で確認し、システムの動作デモも行って 各機能の画面および処理の流れを確認した。
z 特性診断テストで結果として出るタイプが、それぞれどのような意味があるのか説明文を 追加した方がいいとの意見あり、近日その内容を検討して追加することとした。
z カウンセラーの返信作成画面にある近似事例表示の結果としては、まだまだデータ数が少
z 今後の課題を説明した際に、課金の問題も含めどのようにすべきか検討した。ただ最終的 には、個人を対象とした課金はまず無理を言わざるをえず、何かしらの講習会とのセット でアフターサポートとして利用する方法を検討していくこととした。
z 事業化に関して、(株)会津リエゾンより4月に開所予定の「会津産業人材育成センター(通
称ACDC)」について説明を行った。
以上
発行日 平成 18 年 3 月
作 成 財団法人ニューメディア開発協会
住 所 〒108‑0073 東京都港区三田 1‑4‑28 三田国際ビル 23 階 電 話 03‑3457‑0673 FAX 03‑3451‑9604
開発事業者 有限会社サビン
住 所 〒965‑0846 福島県会津若松市門田町飯寺字村東 387‑35 平成 17 年度先進的情報技術活用モデルシステムの開発
《Web 活用キャリアカウンセラー支援システム》
内容のすべておよび一部を許可なく引用、複製することを禁じます。
URL:www.nmda.or.jp