一15一 地質ニュース426号,15∼26頁,1990年2月 獨楴獵湯㈶㈶敢礬 韓国の非金属鉱物資源(9) 岡野武雄ユ) 16石灰石鉱床およびドロマイト(つづき) 5.韓国;石灰石の物理的・化学的特性 韓国の石灰岩は先カンブリア時代の岩層中,古生代の 岩層中に胚胎する。先カンブリア時代の石灰岩は広域・ 熱変成作用を受けている。沃川累層群の石灰岩は広域変 成作用を受けている。古生代の石灰岩のうち古期のも の,即ちカンプローオルドビス紀の石灰岩は沃川累層群 と同じ沃川構造帯に分布するが広域変成作用は受けてい たい。所によって後期の花嵩岩による熱変成作用を受け ているだけである。 広域・熟変成作用を受けた石灰岩中には変成鉱物を生 じ,あるいは方解石が粗粒化して石灰岩の品質に影響を 与えるが,韓国の石灰岩の場合,堆積時の地質条件によ るものと考えられる石英の存在が石灰岩の品質に影響を 与える場合が多い。以下,韓国の石灰石の鉱石の性質に ついて,鉱石を構成する鉱物,鉱石の物理的特性,鉱石 の化学組成について述べる。 5.1二百灰;百鉱石を構成する鉱物 合目までに調査研究の行われた石灰岩岩体(現在開発 中の岩体および工業原料として開発の可能性のある岩体)につ いての報告書に記載のあった鉱物のうち方解石・ドロマ イト・石英は各時代の石灰岩に共通に見られる。この外 先カンブリア時代の石灰岩には白雲母・母異母だとが存 在することがあり,後期の深成岩貫入の影響を受けた石 灰岩岩体には,珪灰石だとのスカルン鉱物やその変質鉱 物が知られている。以下,主要た鉱物について述べる。 方解石石灰岩岩体の大部分を構成する鉱物である。粒 度などについては別に述べる。 ドロマイト石灰岩中にレンズ状岩体をだして産出する ほか,ドロマイト質石灰岩として,石灰岩と薄層の互層 をだし,あるいは石灰岩中に小結晶粒として散在して産 する。 石英石英は石灰石鉱石を構成する鉱物の中,方解石ド ロマイトに次いで多く存在する。重要な採掘対象石灰石 である豊村石灰岩層中では白色帯の鉱石よりも灰色帯の 鉱石中に,石英が少ないか,あるいはSiO。が少ない傾 向にある。暗灰色部の石灰石では,SiO・の量は増加す るが総てが石英に由来するものではたく,粘土鉱物に由 来するものもある。石灰岩中の石英の含有量について2 -3地区の例を挙げる。これらは顕微鏡などで石英の存 在の知られているもので,化学組成申のSi02は主とし て石英によるものと考えられる。 腔善南部 白色部 灰色部 撞着東南部CaO劣 白色帯53.96 灰色帯50.54 下長地区CaO劣 白色一淡灰色53.43-55.72 灰色一暗灰色47.07-55.62 三陸東南部CaO老 白色,白色一淡灰色53.32 淡灰色一灰色,灰色53.06 灰色一暗灰色,暗灰色51.89 石英㈮ 卩〳 ㌮卩㌹㈮ Si02房 ㈳ ㌮㈳上記の三陵東南部の石灰岩中には,局部的にはSiO. 1名以下の所もあるが,全体として見ると色相に拘らず一 Si02は3-4%である。細脈状の石英の濃集Lている所 では5-6%を示す。 石英は石灰岩の堆積時に同時に堆積したもの(金ほか, 1984)と二次的に生成されたもの(金・高,1985)がある と推定されている。檜洞里層の1ime-mudStOne相中に authigenicm1nera1として石英が生成されていると報 告されている(朴・張,1985)。 その他の鉱物豊村石灰岩中のその他の鉱物には次のも 1)元所員:〒270-11千葉県我孫子市柴崎台3-15-15 キーワード:韓国,非金属鉱物資源,石灰石 1990年2月号
一16一 岡野武雄 のが報告されている。江原道下長の豊村石灰岩の最上 部の白色部には極少量のジルコン・電気石(金・高, 1986)が含まれているがこれは稀な例であろう。少量の 絹雲母・白雲母・黒雲母・鉄を含む不透明鉱物は普通に 見られる。江原道文谷地区の豊村石灰岩層の中下部の紅 色を呈する石灰岩は,石英10・20房,絹雲母30%,白雲 母10-20%,不透明鉱物10房,方解石30%で構成されて おり,かたりの量の雲揖類を含有している。一方,同地 区の黄色を呈する所では,石英1-2房の外は方解石の みから構成されている(趨ほか,1986)。花嵩岩に接する 付近にはスカルン鉱物が生成され,透輝石・珪灰石が報 告されている(Park,1974)。 5.2万灰石鉱石の物理的特性 粒度一般に江原道雄善一三陵地区の豊村石灰岩では 白色部の鉱石よりも淡灰色部の鉱石の方が粒度は細か い。暗灰色部では粗くたっている。火成岩(花開岩,閃 緑岩および岩脈類)によって貫入を受けた付近は,石灰石 は粗粒にたっている。以下,1-2の地区の石灰石の粒 度を次に示す(単位はmm)。 下長地区 施善南部 地区腔善東南 部地区慘 浩 ㎜in 浩白色部㈷ 〵 淡灰色部 〰 〰 暗灰色部㌰ 0.20一一〇.30 甲山層の石灰石で,堤川地区のものは,maxO.2-0.03・minO・01ひO・015mm,寧越地区の紅底層の石灰 石は,㎜ax0.03-O.4,minO.01一の粒度と報告されて いる。 比重豊村石灰岩については幾つかの比重測定報告があ る。測定値は相互にかなり差が見られるが,平均値と して挙げられているものを示すと,美禮地区,4個 の平均2・71(変動幅2・63-2・76)(金ほか,1983),文谷 地区2.81-2.93(Kimほカ㍉1980),玉藻地区平均2.73 (Moonほか,1981)である。堤川地区の甲山層の石灰石 40個の測定は,比重2.43-2.89の幅で,調査区域別平均 の変動範囲は2.66-2.70である。寧越地区の紅底層の石 灰石16個の比重の変動範囲は2.53-2.88,平均2.70であ る。白色度軽タソカル製造研究に使用した三陸地区の石灰 石鉱石の白色度は86,湿式節分したもの一150mesh gO,一400mesh91,5という報告がある(韓ほか,1987)。 5.3拓灰;百鉱宿の化学組成 韓国の政府機関の出版物,学術雑誌などに石灰石鉱石 の化学組成が多数発表されている。これらのうち豊村石 灰岩の鉱石を対象とするものが数量としては圧倒的に多 い。即ちセメント原料,製鉄用原料として豊村石灰岩の 資源調査報告書に発表されたものである。これらは石灰 岩の化学組成のうちCaO・MgO・SiO。・A1.03・Fe.O。 のみの分析値が示されている。このようた「鉱石」とし ての化学組成は品位の項で取り扱うことにしたい。地 質・地球化学的研究を目的として行われた韓国の石灰岩 の研究報告書のうち化学組成の発表されているものは多 くたい。ここではこのようた資料を集め,表16-6に主成 分,表16-7に徴量成分をまとめて示した。 表16-6には豊村石灰岩,檎洞里層の石灰岩,沃川累 層群の石灰岩を示してある。表中のNo.1-5は慶尚北 道奉化郡の第一蓮花鉱山(韓国で最も主要な鉛亜鉛の接触交 代鉱床の鉱山)の一120L坑道に沿う豊村石灰岩層のほぼ 完全な層序断面から採取された石灰石の分析値である。 ここには上位即ち花折層に接する付近から下位の猫峰ス トレート層に接する付近までの岩層310mの厚さの間で 採取された8個の試料のうちの5個のものを掲げた。表 16-6のうちNo.1-No.3は豊村石灰層上部のものでド ロマイト質,No.4-No.5は下部のものでMg0を含ん でいたいことが特徴的である。 個六の成分でみると,以下のようになる。Si02は下 部のNo.4-No-5で高く,上部のNo.1-No.2では少な い。Al.OsはNo.4で異常に高いが,鏡下では特殊た鉱 物は見られたかったようである。No.1-No.3のA1.03・ Fe.03の少ないことは,陸域からの破砕物質の供給が少 ない水の緒麗た環境での堆積を示すものであろうという (Yun,1978)。豊村石灰岩の化学分析値でP20。とS03に 触れているものはYm(1978)の他には見あたらたかっ た。 表16-6のNo.6は檜洞里層の中下部のdo10mitic1ime-mudstoneの分析値である。No.7は沃川累層群の石灰 岩の分析値であるが,この分析値は特に品位の良いとと ろのものであろう。沃川石灰岩を代表するものとはいえ たい。 表16-7は韓国の石灰岩の徴量成分を示す分析値表であ る。徴量成分の分析値で発表になったものは極めて少た い。妻16-7のうちNo.1,No.2-1∼No.2-5,No.5 の分析値は,地層の同一区分内から採取分析Lた数個の 分析値の平均値を示すものである。以下各分析値につい て解説する。 表16-7中No.1のSrの値(450ppm)は280-640ppm の範囲の平均値で,No.5のSr値は330-640ppmの範 囲に分散しているものの平均値である。 地質ニュース426号
韓国の非金属鉱物資源(9) 一17一 表16-6石灰岩の主要化学組成(単位:wt%)㈳ 卩 ㈰ 䙥㈰䙥 杏 ㈰ 〵 ㈰ ㈰朮 エ.28 〵 ㌮ 〵 〴 ㈰ ㈰ 〳 ㈰ ㈲ 〴〴 ㈸ ㌰ ㈰㌲ ㈬ ㈰ 〴 ㈶ 〴 ㈸ 〵〵 ㈵ ㈶ ㌹ ㌹ 〰㌹〰 N0.1.一5.豊村石灰岩層慶北奉化郡小川面第一蓮花鉱山坑内(Ym,1978) NO11・帯黄灰色最上部から(0-15血) N0.2.暗灰色・(15-65m) N0.3.白色・(143-180m)sty1o1itic(柱状突起状)ドロマイト質石灰岩 No,4・白色・(265-280m) Nα5・暗灰色・(最下部280-310m) N0.6・檜洞里層灰色ドロマイト質石灰岩江原旋善郡施書面(朴・張,1985) No.7・沃川累層群全化益1山郡益山面(岡本,1937) Nα2一∼No.2-5の分析値は江原道三陸郡長省邑銅 店駅の西方で行われた試錐のコアから採取した44個の試 料の分析値からまとめられたもので,試料の位置は備考 欄に示した。豊村石灰岩層の上・中・下・最下部層の区 分は原著者が示したものである。(なお,上部層の分析個数 17は原著内の写真の説明を参酌して筆者が訂正したもので,誤 りがあれば筆者の責任である)。原著老は徴量成分のうち Na・Mn・Sr・Feを取り上げて豊村石灰岩層の堆積環 境,続成作用などについて論じているが,ここでは分析 値の分散範囲についてのみ示す。Naの量は32-260ppm で平均は159pp㎜である。層別では下部に向かって減 少する。Mnは48-1,892pp㎜に亘って変動し,平均値 は,903ppmである。中部層で特に少なく他は類似の値 を示す。Srは86-295pPmで,平均値は180pPmであ る。Srの値は最下部層で最大(平均225ppm)で上部で 減少している。Feの含有量は9,620ppmの1例を除く と,1,020-5,380ppmの値の幅に分布し,平均値は2,772 ppmである。Feの含有量は中部層に高く,他の層では 類似している。不溶性残留物は最下部層の下部では15-29劣と高い。 1990年2月号 表16-7のNo.3-1∼No.3-5は第一蓮花鉛亜鉛鉱山 坑内からの試料で,表16-6のNo.1-5に対応する。 6.二百灰石鉱石の品位 1950年代から最近迄の間,筆者が見ることの出来た韓 国の石灰石鉱床調査報告書,学術研究書から,石灰石鉱 石の化学的品位に関する部分を抜いてまとめたものが, 表16-8である。表16-8め大部分は調査地の石灰石鉱石の 平均値を示している。この表をまとめるに当り,堤川一 寧越間の鉄道に沿った付近の石灰石・ドロマイトに関す る文献,また1984年代の文献は残念だがら見ることが出 来なかったため,この地区,この時期発表の文献に取り 上げられている地区の分析資料は集めることができな かった。表16-8は地質時代の古い石灰石から順に並べた が,1950年代の報告書ではr大石灰岩層の石灰石」と記 載されたものが多く,これらはこの表からは除外した。 引用Lた文献には石灰石鉱石の化学組成としてSiOパ A1・OパFe20パCaO・Mg0の分析値が掲げられており, 多いものでは1調査地区で500余個の分析値を載せてい
一18一 岡野武雄 表16-7石灰岩中の微盤成昇(分析平均値) 豊村石灰岩層 (単位1wt%,*印はppm) 別卲 個数** ㌵㌮ No.Ca%Mg*Fe*Mn*Sr*K*Na*IR%個数** 備考 ㈭㈭㈭ ㈭㈭㌷ ㌷㌹ ㌶㌶㌮ ㈲〰 ㈮㌮ ㈮㈮㈬ ㈹ 〰〳 ㈲ ㈵ ㈵ 〰 上部層 中部層 下都層 最下部層 全層No.F*C1*Ba*Rb*Sr*Mo*Cu*Zn*Pb*備考 ㌭ ㌭㌭㌭ ㌭ 桧洞里層 ㌲㈬ 〰 ㌰ do1omiticlime・mudstone ㌰㈰ ㈮ ㈬ ㈮ ㌮ ㈰ ㈰ ㌵4(表16-6の1に同じ) 18(〃2〃) 100(・3・) 15(〃4〃) 30(〃5〃) 卲 花折層石灰岩 No.Ca%Mg%R20%IR%Sr*個数** ㌴㌮ N0.1江原道三陸炭田地区(KimandPark,1981) N0.2江原道三陸郡長省邑銅店駅の西(ParkandHan1986) No.3慶北道奉化郡小川面第一蓮花鉱山坑内(Ym,1978) No.4江原道雄善郡檜洞里(表16-6の7に同じ)(朴・張,1985) No.5江原道三陸茨田地区(KimandPark,1981) 註:個数**は平均分析値を算出した分析値の個数を意味する。R男O=Na20+K20,IRは不溶性残留物 る報告書もある。これら原書中の分析個数は表中のr個 数」の欄に示してあ乱1,2のものを除いて・これら 多くの分析値は筆者が機械的に算術平均し,その平均値 を妻16-8に示した。原書中の鉱石の化学分析値には品位 の変化の大きいもの,特にSiO。の変化の大きいものが あり,石灰石鉱石と呼べないものもある。鉱石採掘の立 場からみると,すべての分析値を含めて算術平均を算出 したほうが意味あると判断Lて表16-8を作成した。 第16-13図は表16-8の鉱石の平均分析値から計算した CaC03-MgCa(C03)2一{Si02+A1203+Fe203}重量%三 角図を示したものである。この図の投影点の各点は1つ の鉱体,調査区域,あるいは調査区域内の特定の地層中 の石灰岩の平均品位を代表するものである。この図から 次の事が読み取れる。以下,CaC03を方解石,MgCa (C03)2をドロマイト,Si02+A1203+Fe203を,その他 と表現する。 1)朝鮮累層群の各層の石灰石鉱石はそれぞれ“その 他"方向の変化よりも“方解石一ドロマイト"方向の変 化の方が著しい。 2)朝鮮累層群中では豊村石灰岩層の石灰石が最も品位 が良い。 3)豊村石灰岩のうち品位の高い部分に投影された1, 2の分析値は製鉄製鋼用石灰石を開発する目的で調査さ れた地区のものである。 地質ニュース426号
韓国の非金属鉱物資源(9) 表16-8石灰石鉱石の地域別平均化学分析値(単位wt%) 時代と地域 ○先カンブリア時代の石灰岩 1.全南長城郡長城邑 ○カソブローオルドビス紀石灰岩 (豊村石灰岩) 2.江原三陵郡下長面助香里,塊状 3・・粉状 4・忠北丹陽郡佐谷面永春面 5.江原三陵郡北坪三陵付近 6・江原遊善郡南面東面文谷地区 7・江原遊善郡東面虎村里台北地区 8.江原三陵郡遺渓邑馬次里地区 9.江原三陸郡長省邑鉄岩地区 10.江原浜州郡玉渓面玉渓地区 11.江原遊善郡・三陵郡三陵炭田 12。江原遊善郡新東面穫実地区 13・江原遊善郡東面施善南部白色部 14.〃灰色部 15。江原遊善郡東面施善東南部 16.江原施善郡南面文谷北部 17.江原三陵郡下長地区白色部 18・・灰色部 19・江原三勝郡近徳面三陵東南部 (花折層) 20.江原遊善郡三陵郡三陸炭田 (磨蹉里層) 21.江原寧越郡寧越面東洞 22。江原寧越郡北面茅下里 23・江原寧越郡南面広川里 (斗務洞層) 24。忠北丹陽郡佐谷面永春面 (莫洞石灰岩層) 25。忠北丹陽郡佐谷面永春面 (古城石灰岩層) 26.江原丹陽郡佐谷面永春面 (厚浦里層) 27・慶北斎珍郡平海面厚浦里 ○平安累層群 (紅底層) 28・江原平昌郡平昌邑 29.江原寧越郡寧越邑 30。江原寧越郡寧越邑 (甲山層) 31.忠北堤川郡堤川地区㈰㌫䙥㈰ 個数Si02A1203Fe203CaOM90 ㈶ 〴 左62 ㈰ ㌰ ㌰ ㈹ 〰 ㌮ 〴 ㈬ ㈸ ㌮ 工.55*㌳ 〰㈳ ㌳㈴㌷ ㌵ ㌱㌷ 0.ユ10,48〳㈰ 〴〶 ㌮ 〵 ㈪ 48,5エ ㌹ 768・650,880.4549.81㈭㈵〵㈵ 2556・480,100.3249.82 ㈶㈬㈰㈵㌸ ㈬㈬ ㈬㌲ ㌱ ㈬〵㈬㈮ ㈬㈸ ㈵ ㌹ ㈮ ㌲ ㌮㌰ 一19一 1990年2月号
一20一 岡野武雄 ㊥1 ㊥3 ⑧4θ5①6 △8 々呵。 佽 十 ○り ○勺十 “ ㌧△⑬ △θo OO㊥①OO 住住 O△OO △住 住〰〳 〵 CaMgtC03〕a⇒ 1.究カンブリア時代(幸南長城地区)1・豊村石灰石層3・磨鯉層 {.花折層5.斗務洞屑・莫洞石灰岩・古城石灰岩層5。夫石灰岩層 7.沃川累層群8.紅店層(甲山層〕 4)沃川累層群中の石灰石は,方解石/ドロマイトの比 率は変わらず,その他の量が変動する(2平均値のみ)。 5)平安累層群紅底層の石灰石は比較的品位が良い。 次に,石灰石鉱体内における鉱石の品位別分布につい て,1-2の例を示してみたい。第16-14図は江原道三陸 郡下長面地区の豊村石灰岩の石灰石鉱床の品位別分布図 の一部を示したものである。図の範囲内では地形は南に 高くなり,地層は20-40。南に傾斜している。この地区の 豊村石灰岩層は下部から,暗灰色・灰色・淡灰色・白色 の石灰岩がほぼ標準的な分帯配列をしている。一応採掘 の対象と考えられる部分は,白色一淡灰色部である。こ の図の意味することは豊村石灰岩層の内でも採掘の対象 とたるところは平面的に見るとかたり狭い範囲に限られ ることである。 第16-15区および16-16図は江原道三陵郡三陸市の荘子 鉱山付近の石灰石鉱体分布と鉱体内の品位分布および断 面を示したものである。これらの図は海岸近くの搬出に 便利た地区で,製鉄・製鋼用の石灰石の探査を行った結 果を示したものである。石灰岩層は豊村石灰岩層のもの で,この付近では豊村石灰岩層内の品位分布は複雑であ ・囚、、 ・回・鰯・囮 ・固消県、、 第16-13図 韓国石灰石のノノレム値三角 図表(Wt%) ザw \㍗工 〰ね 1一壮山珪岩層2.猫蜂スレート3-6、豊村石灰岩層(3、灰色・暗灰 色部,4-6.白魯・淡灰色部14.[亘052克以下Si022蒐以上5.C己0 52-53岩.5iO旦1一=芝6.〔己05コ駕以上、SiOユ2望以下1j7.花析層下部 8.花析層上藷 第16-14図豊村石灰石の品位別分布図の一例(Kim・Go,1986) 地質ニュース426号
韓国の非金属鉱物資源(9) 一21一 る。7.石灰石の埋蔵量 韓国の下部古生代の石灰岩層は広い範囲を占めて分布 し,その石灰石の岩体の量は莫大である。この外にも先 カンブリア時代の石灰岩,上部古生代の石灰岩も欠きた 岩体をだして存在する。即ち,韓国内の石灰岩岩体の地 質学的た量は極めて欠きたものと言える。埋蔵量,即ち 採掘の対象とたりうる石灰岩岩体の調査は韓国の政府機 関を中心として,30年以上に亘って進められてきてお り,現在も継続されている。 韓国石灰石の最初の大規模た埋蔵量調査は太白山地域 地下資源調査団によって行なわれたもので,その報告は 1962年に発表されている。以後,堤川・丹陽・寧越だと の地区にセメソト工場と石灰石採掘場が開発されたの で,これらの地区の内陸の石灰石鉱床の調査が盛んに行 われ,石灰石の埋蔵量の算定が行われてきた。最近は海 外からの製鉄原料に依存する臨海工場(例えば浦項,光陽 製鉄所)が建設され,韓国の石灰石も海上輸送によって 工場への侠給が求められてきている。このため海岸に近 い石灰岩岩体の調査が盛んにたり,海岸寄りの石灰石の 鉱床調査,埋蔵量算定が多くたってきている。 韓国の石灰石の埋蔵量については対象別に幾つかの埋 蔵量表が報告されている。太白山地区の石灰石の埋蔵量 は1962年次のように発表されている。 三陸地区 三陵炭田地区 穫美一文谷地区 丹陽一寧越地区 合計 ㈳〶 1,625・ 8,109・ 18,193・ ㌴〶 三陸市 "胆 \ 56東洋セメント \A\ 荘子鉱山凸 金無 儿\ 字発里1 仁金鶏里 ㌸ 」型」睡1目1皿1国1国5□1 1.C目052%十,Si0・ユ%一2C・050-52%・蔓iO11-3%一3・C・050%rSiO13%十 岨.珪化石灰岩5.Mg03-10宕6=豊村石灰万層以外の地層 第16-15図三陵東南部地区の豊村石灰石鉱床の分布と品位図㈩ この埋蔵量表は歴史的た価値がある。ここでは以後に 発表されたものの中から3種のものを表16-9,表16-10 表16-11に示す。 。。松 、0u。。鞍{鐵 髪H・ 、萎霧籔 1“" H猫崎層;P豊村石灰岩層;H花折層1口0銅底層;皿"斗菰洞眉 第16-16図三陸東南地区石灰石鉱床地質断面図(第16-15図のA-A'に沿う断面図) 1990年2月号
山22一 岡野武雄 表16-9石灰石単位鉱床別埋蔵鐘総括表(資料;1980年現在韓国動力資源調査所) 鉱床名 1.聞慶 2。北坪一三陵 3.長城北部 4.長城 5.聞慶・成昌 6.虎鳴 7.永同 8.平海 9.全州 10。天安 11.江原 12.ゴ勝 13。堤川 14.虎鳴 16.大徳 17.双胞睡潮 19。論山 20.寧越 21.永春 22.寧越 23。永春 24.施叢 25.永春 26.堤川 27.撞圭 ㈸㈹慮湧 ㌰慮 ㌱慮湧 ㌲33。ゴ勝 ㌴慥摯湧 卯湧敧 杢慮杲 湧 丹陽 奥潮杪潮 35.堤川 ㌶祥潮 37.双竜 38.永春地域 39。寧越地域 対象層 大万灰岩層群釜谷層 豊村石灰岩層 先カンブリアの石灰岩 同上大石灰岩層群 莫洞石灰岩 次川累層群内石灰岩 時代未詳厚浦里層中 時代未詳(平安系)の雲母片岩 片麻岩に挟在の石灰岩 沃川累層群雲母片岩中 豊村石灰岩層 大石灰岩層群 豊村石灰岩層 全州層群 沃川累層群中石灰岩 大石灰岩層群 漣川累層群内大理石 沃川累層群内石灰岩 大石灰岩層群磨蹉里層 三台山層 三台山層 三台山層 撞善石灰岩層 大石灰岩層群 大石灰岩層群 大石灰岩層群 大石灰岩層群 大石灰岩層群 大石灰岩層群 大石灰岩層群 大石灰岩層群 豊村石灰岩層 白雲質石灰岩 先カソブリア時代の石灰岩 大石灰岩層群 結晶片岩系 大石灰岩層群 沃川累層群半月里層 大石灰岩層群 時代未詳結晶片岩層 大石灰岩層群 甲山層 紅店層 埋蔵量(×106t)調査年度 可可可 可可 推可可 可可可 予予可 可確推 少確可 確確確 可可 可推可 可可可 確推推 推推推 推可推 可 ㌱ ㈴ ㈰㈱ ㌰ ㌲ ㈱㌹ 〴 〳 ㈴ ㌴ (可;可採鉱量,予;予想鉱量,推;推定鉱量,確;確定鉱量) 太白山地域地下資源調査報告石灰編は除く。 註文煕寿(1982)による,一部加筆。1981年以後のデータは,右べ一ジ脚注に示した。 地質ニュース426号
韓国の非金属鉱物資源(9) 一23一 表16-10道列石灰石埋蔵選(韓国動力資源研究所) (単位:×106t) 道別確定推定計 京畿0.05O,020,07 江原514.31,757.02,271.3 忠北28.356.584.8 忠南0.38.18.4 全南60.O60.O 慶北75.O53.5128.5 堤川地域34.534.5 寧越地域6.86.8 計618.O,1,978.12,596.1 表16-11製鉄製鋼用石灰石推定埋蔵鐙(鉱業振興公社1979) (単位:×10ヨt) 地籍番号埋蔵量 永春1215,544 ㌱㌲ ㈲㈳㌲㌳㈴〉㈷ ㈴㈵〶㈬ 札差24261,852 古生里2101031139,980 計158,674 (崔ほか,1984による) (崔ほか,1984による) 表16-9は韓国動力資源調査所(その前身を含めて)が 1950年代から調査を行ってきたものをまとめたものであ る。表中鉱床名の項の1-39は「韓国の地質と鉱物資源」 に掲げられていたもので1980年頃までの報告を含んでい る(文,1982)。原表には,図幅名・地籍・調査者名が含 まれているが紙面の関係上省略させて頂いた。この表に は太白山地区地下資源調査報告石灰編のものは除外して ある。文(1982)の表の後に,1981年以後に発表された 埋蔵量のうち,筆者が集めたものを追加加筆した。韓国 で公表されたが筆者が収集出来たかったものも多いもの と思うが御容赦を乞う。 表16-10は,1979年末現在の韓国の石灰石の埋蔵量を 道別に集計したものである。石灰石の埋蔵量約26億t で,江原,忠北,慶北の各道に集中している。 表16-11は製鉄製鋼用石灰石の埋蔵量を鉱業振興公社 が1979年頃まとめたものである。その後の調査で埋蔵量 はかなり増加しているものと推定される。 この外多くの石灰石鉱業関係の解説書に引用されてい 16-9表後(1981年度後)の韓国動力資源調査所出版の報告書で 筆者が見ることのできたものに掲げられている埋蔵量を次に示 す。鉄岩豊村万灰岩 玉渓豊村石灰岩 寧越東南紅底層 平昌紅底層 薦美豊村石灰岩 遊善農村石灰岩(Ca0+52%)愰┩ 籏善東南都豊村万灰岩(Ca0+52%) 文谷北部豊村石灰岩(CaO+53%) 下長豊村石灰岩(CaO+53%) 三陵東南豊村石灰岩(Ca0+52%)愰┩ ㌱ ㈱ ㈰ ㌵㈶ るものにr鉱業振興公社計算石灰石埋蔵量」がある。31 の区域,鉱山の埋蔵量をまとめたもので,合計は342億 tとなっている。 8.ドロマイト 韓国のドロマイト鉱業の現況は資料に乏しいので詳し いことは不明である。(韓国)鉱業要覧(1983)によると, 1980-1982年のドロマイトの産出鉱山数は各年3,生産 量は次の通りである。 ㈷㋗〳琴〳琵㈹〳 韓国のドロマイトの輸出量はUSBMのMinera1Ye-arbookによると次の通りである(単位t)。輸出先は日 本(99.5%以上)である。 ㈱㌱ ㈶〰㌰〰㌮〵㈬〴 日本の視察団の報告(石灰石鉱業会,1980)によると, 1978年頃の韓国のドロマイト生産量は推定50-60万tで, このうち蟹竜ドロマイト鉱山の生産は25-35万t(出荷量 は平均その83劣位)である。韓国産ドロマイトは国内向げ (浦項製鉄所)34%,輸出(日本)66房であったという。 ドロマイト鉱山は,片山(1978)によると,当時蟹竜 セメント社1鉱山,富国産業杜3鉱山が寧越で稼行して いる。上記の鉱業要覧(1983)によると,1980-82のドロ マイト生産鉱山は,蟹竜寧越,富国,Sam-boの3鉱山 で,このうち蟹竜が合計生産量の50-60%を占めている。 1980年頃は蟹竜寧越ドロマイト鉱山が大規模に生産し, 他に小規模に生産している鉱山が幾つかあるということ であろう。蟹竜寧越ドロマイト鉱山の当時の生産量は次 の通り(単位×10害t,1979年次,197678は石灰石鉱業会編 1980により,1980-82は鉱業要覧による)。 1990年2月号
一24一 岡野武雄 厨・戸省 目・醐・囮・ 、バ識皿1 二よ(燦〆 、箏㌢ ㌻\\ m±である。調査範囲(南北7.3km,東西4.7km)内の地 層は走向N5-2ポE,傾斜60-8ポNWまたはSEであ る。高品位のドロマイトは2層(幅230m,長さ1,000m) (幅330m,長さ5,000m)であり,低品位ドロマイトも2層 ある。 忠清北道丹陽郡大嵩面にある大興白雲鉱山のドロマイ ト層は莫洞層の下底部を構成し,厚さ約270m,走向N 75-90叩,傾斜30-50.NWである。その西側は中生代の 17一、黒雲母花陶岩に貫入され変成作用を受け・ドロマイト層 llシゑ平篶篶二二〰ね 第16-17仙図螢竜ドロマイト鉱床付近の地質図 1.石灰岩2.暗灰色ドロマイト3.白色ドロマイト 4.暗灰色の石灰岩・頁岩・ドロマイト互層5.ドリーネ A・壁竜セメント工場A・蟹竜駅 ㈶㌴㈶ 韓国ドロマイトの埋蔵量は,1981年の数字で,鉱山数 24,品位M9019.29房,781,637×103tである(方, 1982)。鉱山数24というのは埋蔵量調査の対象となった 鉱山,鉱区が24であった,という意味であろう。 韓国のドロマイトは朝鮮累層群大石灰岩層群中に胚胎 している。主要なものは,永興層,興万里層,莫洞層中 に発達するが,この他,三台山層,豊村石灰岩層中にも 挟在して存在する。韓国のドロマイトについての総括的 た報告はないので,以下幾つかの個六の鉱床例について 述べ,最後に蟹竜ドロマイト鉱山の鉱床についてやや詳 しく述べる。 堤川地区(Kimほか,1980),忠清北道堤川郡堤川地区 には永興層中にドロマイトが3箇所に知られ,その規模 は地図から読み取ると,A地区幅400m,C地区幅 800m長さ1.1㎞,D地区幅300mである。この幅は地 質図上,走向に直角な方向の露岩の距離で,ド回マイト 層の厚さではたい。 寧越北面地区(LeeandKwon,1966),江原道寧越郡 北面地区の地質は大石灰岩層群の岩層からたり,下位か ら磨蹉里層,興万里層,三台山層(不整合)永興層から 構成されている。興万里層がドロマイト層で厚さは380 り。乃杏卩〳䙥㈰㍍朮 ㌴ ㈩ 〶㌳ ㌩㈰㌱ ㈵㈹〰 注は平均値算出に使用した分析数品位はWt%。 1)堤川,2)寧越,3)墜竜ド回マイト4)大興 白雲石鉱山 なお,大興白雲鉱山の分析数25のうち,MgOの値が ドロマイトの理論値である21.86房を越えるものが8例 ある。この大興白雲鉱山の分析に使用した試料には多少 の水滑石を含んでいるのかも知れたい。 韓国のドロマイトの埋蔵量の合計は先に示したが,個 々の鉱山のものを2-3示す。 ○寧越北面地区(LeeandKwon,1966) 板ガラス用M9018%十,R2031岩一,487×106t 耐火物用M9020劣十,R.031劣一,59×106t ○墜竜ドロマイト鉱山(新谷,1966)42×106t (可採埋蔵量) ○大興白雲鉱山(Ryuu,1971)107×106t 墜竜ド目マイト鉱山(第16-17図参照) 蟹竜ドロマイト鉱山は江原道寧越郡西面壁竜里,蟹竜 駅の東200mにある。第16-17図中の川は平昌江(漢江に合 流する)の1支流である。鉱山付近一帯は石灰岩台地地 形を形成し,台地上には多くのドリーネが発達し,カル スト地形を形成している。鉱山付近の地質は朝鮮累層群 寧越層群の地層からなり,地層の走向はNNW,傾斜は 65-75.Wを示している。岩相は,石灰岩層,暗灰色ドロ マイト層,白色ドロマイト層,暗灰色の石灰岩・頁岩・ ドロマイトの互層から構成されている。川の東側の台地 を構成する白色ドロマイト層のうち,西側のもの(セメ ソト工場東側のもの)は幅約100m,鉱区内延長600mであ る。その南端部は削剥されているが,蟹竜駅南で再び露 地質ニュース426号
韓国の非金属鉱物資源(9) 一25一 出する。東側台地の白色ドロマイトのうち,東側のもの は本地区の主体をなすもので,耐火物用に採掘されてい る。白色ドロマイト層は幅120-180ω,延長ユ,600mであ る。ドロマイト鉱石は,白・淡灰・淡紅色を呈し,塊状 で良質である。鉱石の品位,埋蔵量は別掲した(以上, 新谷,1966による)。 参考文献 (行頭の鑑印はハングル,○印は漢字混じりハングル,◎印 は英文,無印は日本語で書かれた文献であるが,論文題名は 便宜上英語,日本語で表書己した。なお,<>内はその論文 の研究対象地区,{1内の数字は第16-5図に対応する) 岡本保(1937)朝鮮に於ける鉱物窯業原料に就いて,朝鮮 鉱業会誌,v,20,n0.5,p.270'366 鑑Ki㎜,0.J.andPark,H.I.(1958)0ntheNatura11yPo-敲業瑯灯瑳慴奥浩物卩潮札 浹潮湧渭杵測湧渭摯 卵湯笱 鑑Lee,C・H・andKim,S・S・(1959)TheGeo1ogica1Inve・ stigationofLimestoneDepositsatMeapho一㎜yon,慮札杵測卵湯 103<忠北,丹陽郡梅浦面>{2} 鑑Lee,D・S・andKim,N・J・(1959)Geo1ogica1Investiga-tionoftheSonghakLi㎜estoneDeposit(PartI), Bu11.Geo1.Surv,Korea,n.3,p.78-85<忠北,堤川 郡松鶴面>{3} 鐙Lee,C.H、(1960)Geo1ogica1InvestigationoftheSong-hakLi㎜estoneDeposits(PartII),Bu11.Geo1.Surv. Korea,n〇一4,p・59-67<忠北,堤川郡松鶴面>{4} ◎Geo1ogica1SocityofKorea(1962)ReportontheGeo-業牡剥捥慥敧敧楯 景牴汯卵潦 嬢Lee,M.S.(1963)Thegeo1ogica1investigationonli・ mestonedepositofC1ai]]ユNo.11&21,Homyong Quadrang1e,Bu11.GeoLSurv.Korea,no・6,p・217-230<江原,三陸郡下長面〉{5} 欝Kim,K.W.andPark,Y.C、(1963)Reportonthegeo・ 1ogica1in∀estigationof1imestonedepositsC1ai㎜ No.38,Yongwo1quadrang1e,Bu11.GeoI.Sur∀. Korea,no.6,p.201-207<江原,寧越郡北面>{6} 欝Kim,K.W.andSur,H.K.(1963)Reportonthegeo-楣楮癥慴楯湯昱業瑯灯瑳 No・18,28,Yongwo1quadrang1e,Bu11.Geo1.Surv・ Korea,no.6,p.185-192<江原,寧越郡寧越面〉{η ○Cheong,C.H。(1964)Theso-ca11ed“Worm-eatenLi㎜e・ stone"atDongjeo㎜,Kangweon-do,Jour.Geo1. 卯愬湯㈴㌴ 轡Lee,C-H.(1964)ReportontheGeo工。gica1InYestiga-瑩潮潦業瑯灯瑳湧湧兵牡湧攬 愬 no.7,p.97'110<忠北丹陽郡大崩面〉{8} 鑑Kim,S.W.(1964)ReportontheLimestoneDeposits 楮楮摯兵牡湧攬 Sur∀.Korea,no.7,P.121-126 鑑Lee,H.K.andKwon,Y.I.(1966)ReportonDolomite灯瑳潦偵測湧湧 Do,BulI.GeoI.Surv.Korea,no.9,p.229-247<江 原,寧越郡北面〉{工0} 新谷隆男(1966)韓国の耐火物原料事情について,耐火材料 (黒崎窯業株式会社)no.102,p.29-45 鐙Suh,H.G.(1968)LimestoneDepositsinJangseoung Area,Bu11.GeoユーSury.Korea,p.ユ15-126<全南, 長城郡長城邑> 轡Kang,P.C.(1969)Reporton1i㎜estonedepositsin Pyongheaarea,Bu11.Geo1.Sur∀.Korea.no.11,p. 151-157<慶北,蔚珍郡平海面>{12} 鑑Suh,H.G.andKim,S.U.(1970)ReportonLimestone 灯瑩湂畫湧卡浣 Surv.Korea,no.12,p.145-161<江原,三陸郡北坪 邑>{13} ○Lee,D.S.(1970)Geo1ogicReportontheGoobongLi. 浥潮敍楮攬愬琮楮楮 v・3,no・1,p・17-24<忠北丹陽郡佐谷面>{14} ○鄭英基(1970)韓国セメント工業の現況と展望,Jour.Ko-rea.Inst.Mining,∀.7,p.70-80. ORyuu,B.H。(1971)APre1iminaryReportontheGeo-数楴潦敵湧潭楴敍楮攬琮湧湯㌭ 119<忠北丹陽郡大嵩面>{15} ○Kim,0・J・eta1(1973)TheStratigraphyandGeologic 却捴晴慴業瑯物楮卯畴 Korea,Jour.Korea.工nst.MiningGeo1.,v,6,no.2, 鑑Lee,D.S。(1974)Geo1ogicReportontheGwang-cheon-物業瑯楮攬湧杵測慮札渭 癩攬愬琮楮楮 7,n〇一4,p.151-156<江原寧越郡南面>{16} 佐楮敲慳偲潤楮卩 捥業瑯慮潭楴慥歡湧慮条敲晴楮 牡愬琮楮敲楮楮湧楮 ∀.11,no.2,P.105-121 片山車(1978)韓国の石灰石鉱山について,石灰石no・. 173,p.12一ユ9 ◎Yun,S.(1978)Petrography,Che血ica1Composition, andDepositiona1EnvironmentsoftheCa血bro-0rdoマicianSedimentarySequenceintheYeonhwa楮愬卯畴慳慥杳慮剥潮 Korea.Jour.Geo1.Soc.Korea,v・14,no14,p・145-174 石灰石鉱業会編(1980)韓国の石灰石鉱業視察団報告,石灰 石,no.184,p.9-37 か業 瑯却畤 潦楣業瑯浴敢慥杳慮 Region,SouthKorea,Jour.Korea.Inst.]〉[ining Geo1、,マ.13,no-1,p・21-27<大白山地域> OKim,J・H・etaI(1980)Limestone工nvestigationfor 1990年2月号
一26一 岡野武雄 散測杷漱卡歡慣物 Rep,Geosci.Minera1Resour.,v・9,p・113-160<忠 北堤川,寧越,文谷,倉北,馬次地区>{17} ○Moon,H.S.eta1(1981)LimestoneInマest…gationon theCheolamandOggaiArea,Rep.Geosci.Mine一 「a1ResOur.,v,11,P.141-180<江原三陸郡長省邑, 漠州郡玉渓面>{18} ◎Kim,J.Y.andPark,Y.A。(1981)Sedimento1ogica1 StudyonthePunchonandtheHwajeo1Forma・ 瑩潮慮杷渭摯愬愬 v-17,no・4,P・225-240 0鄭勲公(1982)石灰石とその生産工程,Jour.Korea.Inst・ 楮敲楮楮湧楮印略湯瀬 0金成範(1982)露天採掘法一石灰石鉱山中心に一,Jour. Korea,Inst.Minera1MiningEngneer.,∀.19,Sp. Issueno・1,P・90-101 か業央售整教潮杷漱剥獣楮敲剥㈩業瑯湶瑩条瑩潮潦 v・14,p.185-206<江原寧越郡寧越邑〉{19丑 ○文照寿(1982)石灰石鉱床in韓国の地質と鉱物資源,p. ㌸㌹ 0羅基昌(1982)嶺南陸塊in韓国の地質と鉱物資源,p.25-㈹0金春沫(1983)韓国の石灰石資源と活用,Jour.Korea. 琮楮敲楮楮湧敲㈰印略測 ㈬0全容旭ほか(1983)平昌膿実地域石灰石鉱床調査研究,非金 属鉱床研究,82一鉱物資源一2-12,KoreaInst.Energy 剥倮㌵ぽ ◎Cheong,C.H.eta1.(1983)PermianFusu1inidsfrom業瑯晴浣慴楯測奥潮札 weo1Coa1丘e1d,Korea,Jour.Geo1,Soc.Korea,v.湯倮㈰㌭㈲ 真田義彰(1983)韓国セメソト工業,Gyps.Lime(日本), no.186,P・258-260 0徐準錫(1983)論山石灰石鉱山の現況と石灰の焼成,Korea. 琮楮敲楮楮湧楮㈰渮㈬〵 0蜜昌根ほか(1984)一般鉱生産並びに流通機構把握研究(金, 高嶺土,石灰石),一般鉱開発研究,83一資源動向一6-03, 琮敲慮 0金鐘換ほか(1984)旗善南部地域石灰石鉱床調査研究,非金 属鉱床研究,83一鉱物資本一4-12,p.35-98{21} 鑑札龍安・張秦豪(1985)江原道雄善郡檜洞里一帯の石灰石層 (檜洞里層)に対する古海洋学的(堆積岩石学的)研究,っ湯央㈰湯 0全容旭・高尚模(1985)旗善東南部地域万灰石鉱床調査研 究,非金属鉱床研究,研究報告85-14,韓国動力資源研 究所,p.37-93{221 0超漢益ほか(1986)江原道文谷北部地域石灰石鉱床調査研 究,非金属鉱床調査研究,KR-86-2-1,研究報告書,韓 国動力資源研究所,p・7-53{23} ○全容旭・高尚模(1986)江原道下長地域石灰石鉱床調査研 究(11),KR-86-91韓国動力資源研究所,p・15-74{24} 轡Park,B.K.andHan,S・J・(1986)Tracee1ementsof theMidd1eCambrianPungchonLimestoneFor・ mation,Korea,Jour.Geo1.Soc.Korea,v・22,no・2, 〵㈲ 轡Park,B.K.andHan,S.J.(1986)Midd1eCambrian 佯灯瑳佯楴楣副捫 ofLowerPungchonLimestoneForl]ユation,Korea, Jour.Geo1.Soc.Korea,v.22,no・3,p・183-199 0全容旭・察法大(1987)三陸東南部地域石灰万鉱床調査研 究,KR-87-7,研究報告,非金属鉱床調査研究,韓国動 力資源研究所,p.119-186{251 0韓椿ほか(1987)石灰石の附加価値向上研究,KR-87-4, 鉱物選鉱技術開発研究,韓国動力資源研究所・p・85-128 鐘Park,B.K.andHan,S.J.(1987)OriginofRed慣畳潭灯瑩潮楮敍楡 PmgchonLimestoneFormation,Korea,Jour・㈳湯 鱈Park,B.K.andHan,S.J.(1987)MiddleCambrian 敦匱潰数楴晴 牴潦偵湧捨潮業瑯慴楯 Jouエ、Geo1.Soc.Korea,v.23,no.3,p-195-215 ◎Lee,D.S.ed.(1987)Geo1ogyofKorea,Geo1.Soc.愬 ◎Lee,H.Y1(1987)ChosonSupergroup伽Geo1ogyof愬 ◎Kim,H.S.(1987)MetamorphicComp1exesofSobaek・ sanMassif(orRyongnan)加Geo1ogyofKorea, 倮㌴なお,次の各1/5万地質図幅には石灰石鉱床および関連事項 の記載がある。 春川,安養,永同,来院,堤川,曽坪,玉洞,瑞山,多項, 茂夫,江景,天安,瞳山,牙山,竜潭パ参薩,新興,望雲, 珍鳥・智山,亀尾,青松,中平洞,膿安・神林・松江・青山 報恩,大田 以上の他,次の資料を利用させて頂いた。 1/25万韓国地質図,国立地質鉱物研究所1973 1/100万大韓地質図1981楮敲牢潯 セメント統計年報,1984年度,韓国洋灰工業協会 鉱業要覧1983年 <受付:1989年8月30日> 〔訂正〕地質ニュース,425号,1990年1月号 12ぺ一ジ,16-5図 <誤> (三渉一白雲山地区) 斗井峰石灰岩 <正> (三陸一白雲山地区) 斗囲峰石灰岩 地質ニュース426号