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大日本聯合青年団郷土資料陳列所資料目録

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木村 裕樹

解説

 本目録は日本青年館資料室が所蔵する『日本青年新聞』 (大日本聯合青年団発行) に掲載された郷 土資料陳列所資料 (以下、陳列所資料とする) の一覧である。調査の結果、同紙 77 号 (1933 年 12 月 1 日発行) から 145 号 (1936 年 10 月 1 日発行) までの 457 点を抽出することができた。また、陳列 所資料は東京都市大学蔵田周忠文庫が所蔵する『月報』 (大日本聯合青年団郷土資料陳列所発行) 1 号 と 2 号、ならびに『季報』 (大日本聯合青年団郷土資料陳列所発行) 第 7 号にも掲載されていること が明らかとなった。それぞれの点数は 84 点と 92 点である。これらを合計すると 600 点余を数える が、後述するように陳列所資料は 7,000 点近くあったとされ、本目録が決してそれを網羅したもの ではない。

1.大日本聯合青年団郷土資料陳列所

 郷土資料陳列所は大日本聯合青年団創立 10 周年記念事業として、1934 (昭和 9) 年 11 月 2 日に 開所した。1933 年 10 月 15 日発行の『日本青年新聞』74 号に掲げられた「郷土資料陳列所設立の 趣意」によると、「その趣意とするところは、青年をして(一)郷土研究の目的を明確に把握せし め(二)郷土研究の興味を喚起し(三)郷土研究の方法を知らしめる」ことにあった《資料 1》。

 資料は同年より大日本聯合青年団郷土資料陳列所嘱託に就任した大西伍一を中心に全国の青年団 員とその関係者から集められた[多仁 1989]。なお、大西の業績については本書で小林が詳しく 論じているので参照されたい。

 『日本青年新聞』74 号には「資料蒐集に就ての御依頼」とともに「郷土資料とはどんなものか」

が掲載され、収集の対象や方針が具体的かつ詳細に述べられている《資料 2・3》。ここで示された 収集の対象は①住居、②労働服装と運搬具並に運搬法、③郷土開発の偉人、④郷土の誇り、⑤郷土 の行事、⑥郷土研究に関する文献である。収集の際には実物のみならず模型や写真、図面なども重 視した。また、「製作品」については原料や半製品のほか製作工程にも留意している。いわゆる

「日常生活に関するもの」は「一般郷土資料」として「後日陳列所拡張の時に備へたい」とした。

このようにテーマを設定し陳列を意図した収集が短期間のうちに計画的になされていたことがわか る。さらに陳列所は「観覧施設であると共に、研究施設」であることが望まれた。そのため「郷土 研究に関する文献並に特殊資料」が求められたのである。

 また、1934 年 1 月 15 日発行の『日本青年新聞』80 号には「郷土資料陳列所は諸君に何を望む?

―資料を通して正しい日本の姿を見よ―」との見出しで、陳列所における収集の意向があらためて 述べられている《資料 4》。「まづ日本的なもの」、「民芸品」、「いわゆる副業品」、「立体的なもの」

が強調されているが、とくに収集したい資料の一例として「踏俵」を挙げている。「吹雪の後で雪

を踏みかためるために、どんな方法が行なはれてゐるか」、「百年前に出た本の挿絵をみても、現在

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と同様な踏俵を使つてゐます」と無意識の日常に埋没した生活用具の中に「民族の歴史を物語る資 料」が溢れていることに、注意を向けさせている。このように陳列所では青年団員たちに郷土の生 活を考えさせる資料の提供を呼びかけていたことがわかる。

 『日本青年新聞』には収集の進捗がその都度報じられるとともにさらなる資料の提供も呼びかけ られた。たとえば、1934 年 5 月 15 日発行の『日本青年新聞』88 号には「こんな物が集りました  こんな物を送って下さい」と見出しのある「郷土資料陳列所既集資料品目録」が掲載されている

《資料 5》。ここには「育児用具、家庭用品、弁当箱、労働服装品、燈火具、住居、製蠟具、紡織関

係品、染織、漆工並に漆器、郷土工芸、郷土の誇り、冠り物、蓑及背当類、運搬用具、はばき、手 袋、履物類、牛馬具、雑」が都合 255 点列挙されており、この時点では「日常生活に関するもの」

や副業品が多数寄せられていることがわかる。

 開所時の陳列所のようすは 1934 年 11 月 15 日発行の『日本青年新聞』100 号にみえている《資

料 6》。資料は第 1 室から第 3 室に分けて陳列された。第 1 室は郷土調査の実例を地図や写真、統

計などで示したもの、第 2 室には全国の特色ある生活用具、第 3 室は青年団員自身による郷土研究 の成果である。

 資料の収集は開所後も続けられた[多仁 1989]。『大日本青年団史』によると、「陳列所は所蔵 資料約七千点、平常はその三分の一を陳列したが、青年団員のみならず、専門研究者、一般人士の 参観、次第に多きを加へた」という[熊谷 1942: 287]。しかし、戦局が激しさを増すなかで 1937

(昭和 12) 年の秋、陳列所は突如として閉鎖されてしまうのである[多仁 1989]。

2.閉鎖後の陳列所資料

 大西伍一の回想によると、「小部屋に押し込められた資料の跡始末を引き請け、日本女子大学の 学生に手伝ってもらって、府下保谷の日本民族学研究所へ資料を運んだ」という[多仁 1989:

8]。「保谷の日本民族学研究所」とは当時保谷 (現西東京市東町) にあった日本民族学会附属研究

所、のち 1939 年に開館する日本民族学会附属博物館 (以下、保谷民博とする) のことである。この 博物館は 1942 年以降、日本民族学協会附属博物館と名称変更し、1962 (昭和 37) 年まで存続する

[刈田 2002; 飯田 2017]。戦後、この博物館で資料整理の実務にあたった中村俊亀智によると、そ

こには 5 つの収蔵室があり、「入口に近いところから、便宜的に第 1 室、第 2 室、第 3 室、第 4 室 とよばれ、いちばん奥まった大収蔵室はまんなかから 2 部分にわけ、第 5 室、第 6 室となってい た」。そして、この「第 4 室には財団法人日本青年館から移管された資料」が収蔵されていたとい う[中村 1984: 841-842; 近藤 2013]。

 1962 年に保谷民博が解体されると、その資料は文部省史料館の収蔵庫を経て 1975 (昭和 50)

年、国立民族学博物館が創設されるにおよび同館に移管された。陳列所資料の追跡調査をおこなっ た多仁照廣によると、「保谷の日本民族学振興会には、「大日連合青年団郷土資料陳列所」のゴム印 のある川越市街地図など三十一枚の地図が現在もあり、国立民族学博物館には、京都府西ノ京青年 団寄贈の北野神社の「ずいき神輿」をはじめ、木沓等四十二点の旧日本青年館所蔵資料が現存し、

その変遷をとどめている」という[多仁 1989: 8]。多仁がいつ、どのような調査を行ったかは明

らかでない。「四十二点」というのは、先述の「所蔵資料七千点」には遠くおよばないが、国立民

族学博物館には陳列所資料が現存しているのだろうか。

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表 国立民族学博物館所蔵の郷土資料陳列所資料

標本番号 標本名 保谷番号 標準名 地方名 採集地 採集者 寄附者 採集期 収蔵期 備考 H0018055 足半草履 6298 足半草履 カニマナ

ク 宮城県 黒川郡 落 合村

日本青年館郷土資 料陳列所

昭11.7 昭11.7.8 554

H0023326 草履 16225 草履 カニマナ ク 宮城県

黒川郡 落 合村

日本青年館 只木和六 昭11.7 2点

H0025845 背負梯子 22492 背負梯子 昭32.8.20 日本青年館から移管。製

作地、千葉県長生郡鶴枝 村下永吉。製作者、同右 地(農)中 山 芳 造。製 作 年 月、昭 和9.10。製 作 法、柄 組、釘 畄。日 本 青 年館の標本として製作し たものであろう。使用の 形跡なし。

H0025852 背負梯子 22493 背負梯子 背負子 長野県 上水内郡柵村

武内敏 昭32.8.20 日本青年館から移管。

H0025854 杖 22494 にんぼう 埼玉県

三峯地方 昭32.8.20 日本青年館から移管。使 用法、背負梯子使用の際 の杖と腰掛兼用の道具。

3.国立民族学博物館の郷土資料陳列所資料

 保谷民博の資料台帳である『民具標本収蔵原簿』 (神奈川大学日本常民文化研究所蔵) を点検した ところ、備考欄の記載から「日本青年館」より移管された資料が 5 点あることがわかった (表) 。 それは足半草履と草履、背負梯子、杖である。これらはいずれも国立民族学博物館で新たな標本番 号と標本名を与えられ登録された資料である。なお、アチック・ミューゼアムで行われた足半の共 同研究の際に「日本青年館郷土資料室収蔵品三〇個」が標本として用いられているが、この足半草 履は当該資料ではない[アチック・ミウゼアム編 1935]。

 同館には保谷民博から移管されながらも未登録のまま残された資料が 4,000 点近くあることや数 次の移管を経るなかで散逸、滅失した資料が少なくないこともわかっている[木村・吉田・横山

2017]。そこであらためて多仁のいう「北野神社の

ずいき神輿

」について『民具標本収蔵原簿』

を点検したところ、保谷番号 15104 に地方名「ズイキミコシ」、採集地「京都府北野神社」という のがあった。この資料は未登録であり所在も不明である。しかし、この「ズイキミコシ」の前後に 目をやると、標準名 (または地方名) と採集地の記載しかないが、陳列所資料の名称と寄贈者の住 所 (または収集地) と一致するものが多いことに気づく。また、それらは保谷番号の 15000 番台と

16000 番台に集中しているようである。

 国立民族学博物館では 1999 年以来、アチック・ミューゼアムおよび保谷民博旧蔵資料に関する 共同研究が進められてきた。しかし、その成果物をみても、郷土資料陳列所ないしは日本青年館に ついて特段言及されているわけではない[近藤編 2001; 国立民族学博物館監修 2013; 飯田・朝倉

編 2017; 飯田編 2019]。というのは、資料追跡の有力な手がかりとみなしてきた『民具標本収蔵

原簿』に郷土資料陳列所に関する情報がほとんど記載されていないからである。

 国立民族学博物館が開館時に受け入れた保谷民博旧蔵資料は原簿上、18,079 点を数える[木村・

吉田・横山 2017]。仮に陳列所資料 7,000 点のすべてが移管されなかったにしても、それは大きな

位置を占めていたことが予想される。今後、本目録と『民具標本収蔵原簿』、ならびに未登録の資

料をも含めた保谷民博旧蔵資料とを突き合わせるにより、資料の履歴解明が進むだけでなく、保谷

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民博旧蔵資料の性格についても見直しを迫ることになるだろう。

文献

熊谷辰治郎編  1917 『大日本日本青年団史』熊谷辰治郎

アチック・ミウゼアム編  1935 「所謂足半(あしなか)に就いて(予報一)」『民族学研究』 1 ( 4 ) 中村俊亀智  1984 「アチック民具研究の道すじ―収蔵状況とのかねあいにおいて」『国立民族学博物館研

究報告』8(4)

多仁照廣 1989「"幻の郷土博物館"郷土資料陳列所」『日本青年館史編纂ニュース』3

近藤雅樹編 2001『大正昭和くらしの博物誌―民族学の父・渋沢敬三とアチック・ミューゼアム』河出書 房新社

刈田均 2002「民族学博物館」横浜市歴史博物館・神奈川大学日本常民文化研究所編『屋根裏部屋の博物 館 ― 実業家渋沢敬三が育てた民の学問』横浜市歴史博物館・(財)横浜市ふるさと歴史財団

近藤雅樹  2013 「中村俊亀智 民博名誉教授を偲ぶ」『月刊みんぱく』 37 ( 3 )

国立民族学博物館監修  2013 『特別展 渋沢敬三記念事業 屋根裏部屋の博物館 ATTIC MUSEUM 』淡交 社

飯田卓 2017「本書の成立と保谷民博資料の来歴について」『財団法人日本民族学協会附属民族学博物館

(保谷民博)旧蔵資料の研究』(国立民族学博物館調査報告 139)国立民族学博物館

木村裕樹・吉田晶子・横山智之 2017「保谷民博旧蔵資料の全容」『財団法人日本民族学協会附属民族学 博物館(保谷民博)旧蔵資料の研究』(国立民族学博物館調査報告 139 )国立民族学博物館

飯田卓・朝倉敏夫編  2017 『財団法人日本民族学協会附属民族学博物館(保谷民博)旧蔵資料の研究』

(国立民族学博物館調査報告 139 )国立民族学博物館

飯田卓編 2019『財団法人日本民族学協会附属民族学博物館(保谷民博)関係人名の研究』(国立民族学

博物館フォーラム型情報ミュージアム資料集 1)国立民族学博物館

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【資料】

凡例

・原文は縦書きであるが、横書きで表記した。

・旧漢字は原則、新字体にあらためた。

・句点や読点は適宜補った。

・振り仮名や圏点、囲み枠のほか、挿絵や写真は省略した。

《資料 1》 郷土資料陳列所設立の趣意

『日本青年新聞』74 号 1933 年 10 月 15 日発行

 わが大日本聯合青年団の成立したのは去る大正十三年の十月、日本青年館の開館されたのは同十 四年の十月でありました。来る昭和九年十月は恰も団成立の満十周年にそうとうすると共に、わが 日本青年館が、力強き十年への歩みを首途する意義深き月に相当致します。本団はこの歴史的十月 を期して、両者の十周年記念事業として、多年懸案の郷土資料陳列所を日本青年館内に開設し、広 く青年諸君、青年館宿泊者並に一般参観者の観覧利用に供することになりました。

 申すまでもなく、郷土は人類活動一切の根源であり、民族生活の母胎であります。わが国の青年 団はこの郷土生活の中に深く根ざした若衆組、若連中等の自然に発達したもので、外国の青年運動 とは自らその軌を異にしてゐます。故に一国隆替の原動力を以て任ずる我国の青年団教育としては 是非とも郷土研究を行ひ、わが民族文化がわが国土に即して如何に発展して来たかを究めねばなら ぬと思ひます。近時郷土研究或は郷土教育に関する輿論の勃興は歓ばしい現象でありますが、この 興味と知識を青年の間に普及することは現下の国情より考へて極めて切要であるのみならず郷土研 究も郷土教育も青年の手によつてのみ始めて実を結ぶものと信ずるものであります。

 本団は従来も各種講習会、郷土舞踊と民謡の会、全国青年創作副業品展覧会、郷土調査項目の募 集其他種々の方法を講じて青年の郷土に対する認識を深め、これが愛護と開発の為に努力せしむべ く微力を捧げて来ました。

 今回の計画はこれに一歩を進めたもので、その趣意とするところは、青年をして(一)郷土研究 の目的を明確に把握せしめ(二)郷土研究の興味を喚起し(三)郷土研究の方法を知らしめるにあ ります。

 幸に全国の青年団員諸君並に識者諸賢が挙つてこの挙に賛同せられたとひ一点づゝの微と雖も協 力援助下さるならば、その集積は必ずやわが民族生活の上に大いなる意義を齎すことを信じます。

 過ぐる十年前、わが日本青年館が全国青年団員の勤労の拠金と関係者各位の熱烈なる支援とに成 つた様に、今や日本民族運動の黎明に際して、この郷土資料陳列所の大成の為に切に各位の御援助 を熱望する次第であります。

《資料 2》 資料蒐集に就ての御依頼

『日本青年新聞』74 号 1933 年 10 月 15 日発行

郷土資料陳列所設置の趣意は上記の通りでありますが、何分これは大事業である上に、経費にも自

ら限度がありますから、一般青年団員並に青年団関係者は勿論、広く各方面の識者の御援助を切望

いたします。就ては左記御清覧の上適宜資料の収集に御協力下さらば幸甚に存じます。

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一、何を収集するか(詳細別項)

イ、住居(模型・写真・図面)

ロ、労働服装と運搬具並に運搬法(実物・模型・写真・図面)

ハ、郷土開発の偉人(肖像・遺物・遺墨・事業写真・伝記等)

ニ、郷土の誇り(自然界並に人事界の状態で・郷土の誇りとして記念すべき事柄の写真・絵葉 書・実物等)

ホ、郷土の行事(年中行事・臨時の行事)(写真・記録・行事使用の実物又は模型)

ヘ、郷土研究に関する文献(書物・写真・図表・古文書等)

二、陳列品の収集又は製作に就て

イ、資料は万止むを得ぬ場合の外は、破損や汚損のないもので形態色彩共に完全最上の物を選ぶ こと。また類似品が沢山ある場合は、その中の代表的な物を選ぶこと。但し類似品をも併せて 収集して下さらば結構です。

ロ、製作品はなるべく工作過程が明かになる様に、原料又は半製品をも添へて下さい。

ハ、実物が膨大なため又は貴重品であるために提出が不可能な場合に於ける模型又は複製品工作 は、一応御照会の後着手せられたい。そしてこの工作に当つては青年諸君と有志の協力と工夫 とを期待するが、工作の技術に関しては御相談に応じます

ニ、今は使用してゐないが昔の用具や服装のうち製作しうる物は、土地の老人などに聞いて新に 作製して下さい。

ホ、地方の旧家などに相当豊富な資料がある場合はこの趣意書や依頼規定を持つて行つて、よく 説明して所蔵品を社会的に活用する様に依頼し或は写真を撮つて下さい。

ヘ、収集製作等はすべて好意ある有志の活動にまたねばならぬが、青年団員諸君、または団員と 学校職員、或は地方識者との協働によつて一層完璧を期していたゞきたい。

ト、写真の大さは手札又はキャビネ型が適当です。あまり大きく引伸ばすには及びません。また 台紙に貼らない方がよろしい。台紙はこちらで一定の大きさを定めこれに貼りつけて保管しま す。

三、陳列品の送り方について

右の方法で適当な物品の発見又は選択が行はれた場合は、直ぐに次の方法をとつて下さい。

イ、ご寄贈下さる品物は次の説明書を添へて下さい名称(方言及び標準語)箇数、価格、収集地 又は生産地、収集者、製作者又は寄贈者、材料、用途、収集又は製作年月日、備考。

ロ、寄贈してもよいがその品物が入用か否かが不明である場合は一応右の説明書を添へて御照会 下さい。

ハ、陳列品の購入費、工作材料費、又は送料等を要するものは右の説明書を添へてその旨御照会 ください。審議の上で適当と認めたものは、費用を送ります。

四、陳列品の受領について

イ、寄贈と購入とを問はず物品を受取つた場合は、直ちに本団より受領書を差出します。

ロ、受領物品は一々受付簿に記入し、なるべく陳列に力めるが受領品全部を一時に陳列すること は出来かねるかと思ひます。その場合は資料保管室に収蔵し、研究者の便に供すると共に、

時々模様替陳列に供し、或は巡回展覧会用に供します。

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ハ、物品の説明札には寄贈者又は製作者の氏名を付けて、永久にその好意を記念したいと思ひま す。

ニ、資料の寄贈者其他収集に御尽力下さつた方には後日陳列品目録その他印刷物等の出来た場合 に、これを送付して御礼に代へる予定であります。

五、一般郷土資料の収集について

今回は募集してゐない資料でも、特に適当と思はれるものは、右の方法に準じて御送付を煩し、

後日陳列所拡張の時に備へたいと思ひます。そのために、大体の方針を申し上げます。

イ、各地方並に各時代に於ける郷土生活を表現してゐる適切なものを選ぶこと、例へば明治初年 の生活をよく現してゐるものとか、山村は山村、漁村は漁村、町は町らしいもの。

ロ、日常生活に関するものを主として選び、決して特殊珍奇なものに囚はれぬこと。例へば平凡 でもよいから日常の衣食住或は労働生産に関するものを選び、骨董品に類するものに走らぬこ と。

ハ、自分の地方では一向詰らぬものと思つてもそれを全国の同種類の物と比較研究するつもりで 収集提出すること。例へば履物の如きでも全国の物が一所に集まると、その形の異同と地方的 分布の状態が明かになつて誠に興味深いものであります。

ニ、収集品は成るべく実物を主とすべきであるが、資料の性質と運搬並に陳列の便宜により適宜 模型写真、拓本、スケツチ、図表、記録等をも選びます。

住居の写真と間取図 奈良県宇陀郡政始村岩清水 相谷浅吉氏宅《写真と図》

旧問屋新潟県南魚沼郡湯沢村――湯沢が三国峠の宿駅であつた頃の問屋――大国屋といふ家その□

の面影である《写真》

《資料 3》 郷土資料とはどんなものか

『日本青年新聞』74 号 1933 年 10 月 15 日発行

  一、住居

 我々人間は一日も住居なくして暮すことは出来ないが、あまりに生活に密接な関係があるから却 つて無関心でゐる場合が多い。また何処へ行つても同じ様な家に住んでゐると思つてゐることがあ る。しかし一度細心の観察眼をもつて住居を見るならば、家屋建築材料にも、構造にも、間取に も、宅地利用の方法にも、著しい相違があることが発見できる。この著しい地方色は何によつて生 ずるかといへば、その主なものとして地形、気候、職業、地方産出の建築材料並に古来の習慣等を 挙げることが出来る。都市の建築物の如きも決して一様ではなく、それぞれ著しい地方的特色を持 つてゐるものである。住居の模型を作つたり写真をとる場合には、それが美的であることは勿論で あるが、右に述べた諸要素が如何に住居の設営に反映してゐるかを明かにする様に力めなければな らぬ。

 この様な諸要素が明かな地方色を現はしてゐるものは、立派な大住宅よりも却つて素朴な中小の 住宅に多い。また山小屋、出作小屋、番小屋、納屋等の原始的建築物に、却つて右の諸要素が明瞭 に現はれてゐる場合もある。

 住居を研究して此の様な諸要素が含まれてゐることを発見したものは、今度は自分が住居を営む

場合には、巧みに地形を利用し、地方の物産を生かし、古来の慣習を重んじ気候と職業に応じて、

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理想的な建築をすることが出来るであらう。

 そこで住居に関する収集資料としては、

1 、山小屋・出作小屋・番小屋・忌屋等の原始的な住居の型式より現代日本の各地(農山漁村及 都市)における類型的な住宅に及ぶ。

2 、類型的とは、その地方の特色を備へた最も普通の型をいふ。だから先づ中流階級の家で、特 殊な工夫をこらしてない平凡な家とみればよい。

3 、住居のうちには納屋・厩舎・倉庫・便所等をも含む。また周囲の地形や宅地利用の状況をも 明かにしたい。

4 、住居全部の模型の作れない時は、その地方として特色のある一部分だけを作ることもよい。

5 、住居の模型を試み様とされる前に、その写真と図面を送つて予め御照会を請ふ。

  二、労働服装と運搬具並に運搬法

 労働と運搬は生産生活の重要な部分を占めてゐる。労働の際の服装は労働の種類と気候に左右さ れることが多い。故は夏期の労働服は何処も大差がない様であるが、冬季雪国の方へ行けば、頭に 被るもの、身に着るもの、手足に穿くもの等に著しい特色があらはれてくる。

 運搬用具には荷縄・背負籠担ひ籠・担ぎ棒・背負梯子・担架・橇・舟・荷車等いろいろあるが、

その形は運搬物の種類と地形によつて著るしく左右される。

 同じ荷車でも車輪の大小・梶棒の曲り方・車体の広狭等実に変化に富んで居る。雪国の冬の都会 などには殊に特色ある服装と運搬風景が展開してゐる。労働の服装と運搬具並に運搬法の三つを総 合的に表現することによつて、各郷土の生産活動を如実に表現したいと思ふ。

1 、労働の服装並に運搬具については、それぞれ全体の名称と共に各部分の名称を付けること。

かつ総て名称は方言と標準語を並記すること。

2 、なるべく実物を望みたいが、陳列面積にも制限があるから大きな物は模型(五分の一)にし ていたゞきたい。

3 、服装には冠る物・着る物・穿く物の外に蓑笠等の雨具をも含む。服装には着用の時期、運搬 具には運搬物の種類や用法をも付記すること。

4 、写真は服装と用具を別々にしないで、なるべくその服装をつけて運搬してゐる所を斜に前及 び後から撮影すること。かつ特色ある背景をも一緒に写したいが主体よりも背景の方が大きく ならない様に注意すること。

  三、郷土の行事

 郷土の行事を大別して二つとする。一つは年中行事であり、他は臨時の行事である。

 年中行事これは暦の様にくり返へされる郷土の行事である。例へば一月の松飾りや左儀長、二月 の節分や初午、三月の雛祭、或は盆踊や祭礼の舞踊など。これには著るしい地方色があると共に時 代色もある。

 今日の若いものから見れば不必要、或は無意味と思はれる様なことでも、何時までも繰り返され てゐるとすれば、我々は之に関する諸資料を収集しこれを記録し、これに新しい反省を加へて見直 さねばならぬ。その時我々はこれらの慣習が何れも郷土人の精神的遺産として自然に淳化され、継 承されて来たものであることに気がつくであらう。

 臨時の行事これには結婚、出産、育児、青年団の入退、葬式、仏事等所謂冠婚葬祭と呼ばれてゐ

る事から、棟上・転宅・屋根葺・道路修理等の隣保相助に関することを含む。

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 これも地方によつて様々の風習があるが、中には時代の変遷と共に自然に廃れていくものもあ る。また時には生活改善の名によつて変改が強ひられてゐる場合もある。

 我々は廃れたものゝ中にも深い民族的精神の潜んでゐることを探り、改善すべきものにも伝統的 精神を失はない様にしたい。

1 、郷土で各種の行事のある毎に写真にとつたり、経過を記録したり、その時に使用した物を収 集すること。また使用するものが、余りに大きい時は模型を作つてほしい。

2 、この種の行事は単に写真だけでは経過がよくわからないし、記録だけでも実際が想像できか ねる中には一つの行事の準備が永い期間に亘るものもあるから、よほど細心の注意が必要であ る。

3 、またこの種の行事は時代の変遷に伴つて多少の変化があるから、地方の老人に聞いたり記録 を探つて、その変遷の状況や村民の所感などを付記することも必要である。

  四、郷土開発の偉人

 我々の今日の生活は過去の人々の恩恵によることが多いが、わけても偉大な先人の奮闘の賜物に よることが多い。それぞれの郷土には荒地を開いて美田とした人、岩山にトンネルを掘つて用水を 通した人、地方特有の物産を起した人、学問の普及や民風の刷新に力めた人、飢饉・洪水・地震等 の天災に際して献身的な活動をした人等があるものである。

 それ等の人々の中には全国的に有名な人もあれば、時には村人からさへも忘れられ様としてゐる 人もある。しかもそれらの人々の事業は永遠に後人を裨益し、彼等の気概はなほ懦夫をして起たし めるものがある。

 我々はその有名無名を問はず、これらの先覚者の存在を郷土の誇りとして、お互に紹介し、また 永久に記念したいものである。

1 、収集の資料はその優れた故人だけに限ることなく、同時にその家族子孫・当時の社会や産業 風俗等にも及ぶ様にしたいものである。

2 、陳列品としてはなるべく立体的資料の方が印象が深いから、そのつもりで収集されたい。例 へば其の人の工夫した道具や尽力した産物の如きはぜひ忘れてはならぬ。

3 、開墾・用水路開拓堤防構築等の大事業に亘るものは、写真や見取図と共になるべく模型を作 る様にしたいものである。

4 、その他肖像・遺墨・遺物・記録等の記念品は申す迄もない。

5 、余りに有名な国家的偉人や、現代になほ活動してゐて前途の多い人物に関する資料は見合は せたい。

  五、郷土の誇り

 史跡・名勝・天然記念物・山岳・河流・著名の神社仏閣等が郷土の誇りであることはいふまでも ない。また優れた一個人の事業・青年団や婦人会等の共同作業も、それぞれの郷土の近代風景とし て世に誇るべきものである。この誇りを高く掲げると共に子孫に伝へるは、その郷土人の務めであ り、これを見倣つて他山の石とすることの出来る者は幸である。

1 、既に絵葉書や案内書や絵画となつてゐるものはそのまゝでもよろしい。

2 、新たに紹介せんとするものは写真・図面・記録或は実物等を収められたい。

  六、郷土研究に関する文献

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 この陳列所は観覧施設であると共に、研究施設でもありたい。その為に別に研究室を設けて郷土 研究に関する文献並に特殊資料を保管し、一般研究者の利用に供したい。文献の中には中央で発行 されたものよりも、地方で発行されたものゝ中に貴重なものがあつて、しかもなかなか入手し難い 場合が多い。そこで立体的資料と同時に、左記に類する文献の収集並に御送付を煩はしたい。

郷土史誌類(県史・郡史・町村誌等)

地方案内並に要覧(県市・町村・会社・鉄道・遊覧地等)

地図(古地図・遊覧地図・鳥瞰図・現勢図等)

古文書(村や若衆組の古記録・昔の証文・年貢の書付・手紙等)

往来物(寺子屋の教科書や習字手本)

郷土研究報告(個人や学校や団体で研究した結果を雑誌・冊子又は書物として発行したもの)

目録(博物館・図書館・展覧会・収蔵家等)

郷土教育に関する研究物・史跡名勝天然記念物報告・各種図録・産業関係書・其他適当と思はれ る文献。

 一般に郷土資料といふときは、その範囲が頗る広いが、こゝにはたゞ今回募集の陳列品に関する 説明を掲げたに過ぎません。

 今回の計画に対して、本団の職員は勿論、在京の学者・教育家・博物館関係者等から、非常な期 待と声援を受けてゐます。既に貴重な資料を御寄贈下さつが方も二三あります。

 この様な仕事は急にその効果を云々すべきものではないが、行く行くは必ずや青年諸君の幸福と 日本民族永遠の発展の為に役立つことを確信してゐます。

 □今回の計画に関しては一度に書き切れませんから、追々に申し上げます。しかし若し御不審の 点や御教示下さることがあれば、喜んで承ります。

 □青年団の事業として郷土の研究調査を行ひたいといふ所があれば御相談に応じ、出来るだけの 応援をいたします。すべて御用件は左記あてに御照会下さい。

   東京市四谷区明治神宮外苑霞ケ丘口 大日本聯合青年団郷土資料陳列所

労働服装種々《挿絵》/農夫(山梨県北巨摩郡鳳来村)/農婦(京都府愛宕郡修学院村高野)/冬 季の馬子姿―青森市(旧東津軽郡)造道町―/田植農婦―秋田県南秋田郡金足村―/灌漑 用水路(長野県上伊那郡中箕輪村八乙女)《写真》

《資料 4》郷土資料陳列所は諸君に何を望む?―資料を通して正しい日本の姿を見よ―

『日本青年新聞』80 号 1934 年 1 月 15 日発行

 来る十月、本団結成の十周年記念事業としてその開所を待たれてゐる郷土資料陳列所は、昨秋来 大西嘱託を中心として、館内に於ける夫々のエキスパートを総動員して計画を進行中であつたが、

いよいよ開所もあと十ケ月の後に迫つて来たので、係員一同大童になつて、資料の収集や整理に忙

殺されてゐるが、地方に於ても、この企てに非常に共鳴されて、種々激励の手紙や資料等を送つて

くれる人々が毎日何人となくあつて、係員を感激せしめてゐる。が何といつても、この事業は、広

く全国に埋もれてゐる資料を掘り出して行く仕事なので、本部の係員が、どんなに懸命になつたと

ころが、それ丈けではどうにもならない。地方々々に於ける諸君等の援助が最も大切である。郷土

資料陳列所の設置の趣旨については今更云ふまでもない。われわれは全国の団員諸君並に関係者が

(11)

この企てに賛助されて、以て十周年を記念するこの事業をして一層輝かしいものにして貰ふやう祈 つてゐる。

 では陳列所ではどんなものを収めたいかを、係員の希望のまゝ掲げれば次の通りである。

  まづ日本的なもの   民 芸 品

 このごろ東京のデパートあたりでよく民芸品展覧会があります。田舎で二三十銭で買つて来た古 い徳利や皿が、二三十円で売買せられます。農民は祖先伝来の立派な芸術品を手放した代りに、台 所には新しいガラスの徳利や小皿がふえるでせう。

 特有の郷土工芸の保存、この重大任務のためにも青年諸君の前途は多望であります。

  いはゆる副業品

 いはゆる副業品をみると全国一様で個性のない人形や玩具で充満してゐます。

 イ、その地方でなければ出来ない特有の物で  ロ、実用的効果が充分で

 ハ、値段の安いもの

を案出して、行詰つた副業の新生面を開拓して下さい。我等の理事長後藤農林大臣も農村の工業化 を力説して居られます。

  立体的なものが欲しい

 前項によつてもお分りの通り、文献資料は相当に集まりますが、立体的な陳列資料はごく少いの です。陳列所としては何といつても立体的なものが第一です。これからは全力をあげて立体的資料 の収集をしたいと思ひます。

  踏 俵

 いま日本の半分は雪に埋められてゐます。雪国の人々の冬の特殊な生活要具などは差当り収集し たい物の一です。

 例へば吹雪の後で雪を踏みかためるために、どんな方法が行はれてゐるか。福島県や秋田県の踏 俵、新潟県のカンヂキ、青森県のモツコなど、各地各様の面白味があります。

 百年も前に出た本の挿絵をみても、現在と同様な踏俵を使つてゐます。ラヂオや飛行機の時代と なつても、祖先が自然と闘つてきた型式には大差がないことがわかり、誠に興味深く感じます。

 無意識に過してゐる吾々の周囲は凡てわが民族の歴史を物語る資料に充ちてゐます。

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《資料 5》郷土資料陳列所 既集資料品目録

日本青年新聞 88 号 1934 年 5 月 15 日発行

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《資料 6》 力強く郷土美を誇る郷土資料陳列所開所

『日本青年新聞』100 号 1934 年 11 月 15 日発行 尊き古き資料を集めて青年団資料展も共に開催 郷土に生き・郷土を描く青年団

 大日本聯合青年団創立十周年記念事業の一として、郷土資料陳列所の設立を計画し、全国青年団 体は勿論のこと、此の方面に常に関係を持つ諸団体、研究者等の援助と協力により、之が完成に鋭 意努力した結果、予定通り去る十一月二日に芽出度開所式を挙げることが出来た。

 勿論未だ十分に我等の意図を実現し得たとはいひ得ないが此の方面に対して相当の注目を牽いた

ことを喜ぶものである。丁度その開所に際して、青年団資料展覧会をも併せ催すことに決定し、早

急の間にその計画を実施したところ、甚だ早急の催しであつたに関らず、予想以上各方面より好資

料集まり、実に内容の豊かな展覧会の開催をなすことが出来た。いまその概況を大観して報道する

こととする。

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郷土資料陳列所

 郷土資料陳列所開所式は去る十一月二日午後一時より日本青年館大講堂に於て開式せられた。来 賓として文部大臣代理として森社会教育官、関屋貞三郎氏、武部前学務局長出席し盛大に挙行され 終つて東大助教授文学博士宇野円空並に田沢本団常任理事の講演に移つた。余興として武蔵野の民 謡と舞踊(囃唄をどり東人形)映画などあつて郷土より生るゝ人の心の琴線にふるるやうな素朴な 情操に満堂の観衆を感動せしめた。

 会場となつた地下室は、ところせまきまでに飾られた、全国各地より収集した郷土品に、部屋一 杯にローカルカラーと、郷土にうまるゝ民族の力強さを限りなくうつしてゐた。

   ◇第一室

 周囲の壁面には郷土調査の実例を地図、写真、統計表等で示してある。小田内氏のは一町村内に おける実例を示し内田氏のは広い地域にわたる調査表を示してゐる。また室の中央には四つの特色 ある労働景観が、パノラマとして示され、誠に興味深く眺められる。

一、東京市の変遷資料 東京文理科大学助教授内田寛一氏 二、多摩川流域に於ける自然と人文 同氏

三、郷土認識の基本超亜

 (1)東京府西多摩郡恩方村醍醐部落

 (2)山梨県北巨摩郡篠尾村文部省嘱託小田内通敏氏 四、労働景観パノラマ

 (1)山形県新庄付近の雪中橇曳き 新庄青年団  (2)伊豆大島の労働風景 大島連合連合青年団

 (3)木曽御料林の運材 帝室林野局木曽支局人夫頭熊崎元義  (4)漁具模型 江戸川区青年団松江支部第八分団

   ◇第二室

 各地から収集したものを大体次の部類別により陳列してある。一同のうちに全国の特色ある生活 用具が陳列せられ千変万化。室の一隅の農家の実情を移したあたり、この陳列所にはふさはしい風 景である。

一、運搬具 背当六点・背負梯子六点・背負袋十四点・運搬籠十六点・山刀五点・荷縄九点・其他 昔の運搬図

二、履物草履二〇点・藁沓二〇点・草履八点・はばき六点・下駄一二点・かんじき六点・手袋六 点・其他足袋脚絆等

三、漁具網三点・船模型二点・あかとり三点・釣針十点・大漁着一点

四、衣服 山袴類標本(もんぺ・かるさん・たつつけ)同分布図(宮本勢助氏作)・改良服・正倉 院御物下袴複製品等

五、住宅

 (1)郷土家屋の形態総覧(民家研究会)

 (2)民家模型

  (イ)徳島県祖谷の民家(今和次郎氏竹内芳太郎氏合作)

  (ロ)武蔵野の民家(蔵田周忠氏作)

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  (ハ)南部の曲屋(仙台高等工業学校建築科製作)

  (ニ)労農石川理紀之助翁の家(高橋嘉右エ門氏作)

  (ホ)埼玉県篤農家の家(児玉郡金谷村青年団作)

 (3)間取基本型分布図(民家研究会)

六、燈火具 火打石・付木・行燈・松明・燭台・蠟燭・ランプ・提灯等 七、染織

 (1)綿の部 綿花が綿糸になるまでの標本、同工程写真。綿くり・紡車・綿打弓・糸わく等  (2)麻の部 麻の木から麻布が出来るまでの標本、同工程写真・麻引台・おぼけ・がーわ・へ

そ・蚕糸

 (3)絹の部 繭から生糸をとるまでの標本及写真・ざぐり・横取座繰器等

 (4)織物標本の部 三河木綿・岩手県麻布・熊本県紬製品・藤布・級布・芭蕉布・蕃布・紙布・

手拭(八重山島・伊豆大島・伊豆新島)

 (5)染色標本の部 徳島県藍製造に関する用具二十二点・八丈島染料植物及び織物十点・秋田県 花輪町の紫染と晒染・東京府西多摩郡の黒八丈織と染料六点・型板と型紙・染料植物とその染 見本(クチナシ・シソ・フジ・マキ・クララ・ベニバナ・アカメガシハ等)・矢作川のがら紡 に関するもの十一点・植物染標本古切二十点

八、民間信仰資料 かけぐり(宮崎県)・みんぬ札(沖縄県)・カネノヲ(岩手県)・山の神(秋田 県)・絵馬(岩手県)・大草履(青森県)・お産の木(宮崎県)

九、郷土玩具 馬・牛・猫・犬・鶏・�等家畜に関するもの二百点(渋沢子爵家寄贈品のうちよ り)

十、工芸 尾張国陶磁器史年表及標本二五〇点・製陶用具五〇点(瀬戸作陶会出品)其他家庭用木 具多数

十一、農家の一角 炉辺・炊事場・自修室等を実物大に作り休憩所と陳列場に充てる 十二、商工史料 重ね枡・徳利枡・銭枡・同業仲間鑑札・売薬免許状

十三、古文書標本 小作証文・金銭借用証・盗難届・質地証文・流地証文・土地永代売渡証・家出 人届・非常金借用証・酒造届・籾拝借願・年貢督促廻状・破船糯米届等

   ◇第三室

 この室には青年諸君自らの手になる郷土研究の一班を示してゐる。

一、瀬戸内海の漁具研究 広島県遠(ママ)藤松司氏 二、我村の植物研究 同県山田次三氏

三、てん草の研究 静岡県稲取青年団

四、郷土の誇り「吉浜人形」の研究 愛知県吉浜青年団 五、手すき和紙研究 長野県武内敏氏

六、住みよい郷土 埼玉県七里村青年団

開所式当日の大講堂に於ける余興《写真》/第二室山袴類(もんぺ・かるさん・たつつけ)に見入

る人々《写真》

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【『日本青年新聞』掲載資料】

凡例

  1 )寄贈者欄が空欄のものは、大日本聯合青年団職員によって収集されたと推定される資料   2 )網掛け部は、既に掲載されているものと重複する資料

名称 寄贈者 号数 発行年月日 見出し 小見出し 備考

1 村勢一班其他 愛知県春日井郡味岡村

青年団 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈

2 大原郷土誌稿外六点 岡山県津山市 野村完

六 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈

3 鹿児島県勢要覧外五点 鹿児島県商工奨励館 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈 4 清友青年会誌外古文書十

三点 群馬県太田町 内田英

雄 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈

5 広島県産業案内外二点 広島県産業奨励館長 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈 6 雑誌「球磨」 熊本県球磨郡上村 土

肥実雄 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈

7 芭蕉と伊賀外一点 三 重 県 阿 山 郡 上 野 町 

村治団次郎 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈 8 古文書一類 京都市五條通室町 上

田吉三 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈

9 李王家所蔵品写真帳三冊 李王家博物館 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 寄贈 10 山 形 県 風 俗 人 形 6体

(庄内・置賜・村山の男 女2体ずつ)

大日本連合青年団職員 

輪違 77 1933/12/1 郷土資料陳列所便り 山 形 県 風 俗

人形 11 因伯郷土誌料目録一冊 鳥取市西町・県立鳥取

図書館 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

12 吉野群山の山水美探勝案

内一冊 奈良県吉野郡上龍門村

坂田彌次 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

13 ふご四帖・紡績具一点 兵 庫 県 揖 保 郡 揖 西 村 

大西十七二氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 14 郷土玩具親子蛸七点 宮城県廣内 宮城青年

団 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 蛸は凧の誤

りか 15 川越市概略図外五点 川越市北久保町 川越

図書館 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

16 郷土地理研究外三十二点 滋賀県粟太郡常盤小学校 馬場武四郎 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 17 良寛和尚遺墨(絵葉書)

一組外六点 岡山県朝口郡六條院村 

花田一重氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 18 日向の伝説一冊外十点 宮崎市樋通三丁目 小

倉榮嗣氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

19 栃木県聖蹟志一冊外二点 宇都宮市四原町 田代善吉氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 20 秋田図書館本・分館蔵郷

土文献総合目録一冊外二 点

秋田市東根小□町 県

立秋田図書館 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 21 京橋区史料展覧会目録一

部 京橋区築地一丁目二十

八 市立京橋図書館 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 22 ふる里一冊 島根県安邊郡刺鹿村四

川 田口喜代造 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 23 岩芝製品二点外一点 群馬県碓氷郡坂本町入

牧 佐藤一二 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 24 綿打具一式 栃木県芳賀郡物部村三

谷 柳秀吉氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 25 年中行事ワーホイ用具一

式 茨城県鉾田町 海老原

幸氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

26 農婦写真(那須野ヶ原風

景) 宇都宮市四原町 田代

善吉氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

27 名所絵葉書 広 島 県 高 田 郡 吉 田 町 

郷土史調査会 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 28 七島問答 北多摩郡砧村成城学園

前 柳田國男氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 29 昭和丁卯千□萬化の巻 東京市淀橋区西大久保

中村義上氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

郷土資料陳列所資料目録

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名称 寄贈者 号数 発行年月日 見出し 小見出し 備考 30 聖蹟写真帳南信之巻 信州長野 長野図書館 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 31 ねぢや 大分県速見郡北由布村 

溝口光義氏 溝口康雄

氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

32 福 井 県 郷 土 史 読 本(上

下) 福井市本町一丁目 木

瀬英三郎氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 33 東北の土俗 麴町区四番町九 叢文

閣 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

34 協会出版図書目録 石川県立図書館長 中

田邦造氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

35 郷土教育東雲の輝 秋田県山本郡東雲村朴

瀬 鷲尾末盛氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 36 米沢地方中流農家写真 山形県最上郡稲舟村鳥

越 松田甚次郎氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 37 小出山出生寺十一面観世

音尊影及び略縁起 新潟県西頸城郡能生村

大字中 吉田正治氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 38 良 寛 禅 師 略 伝 玉 島 の

栞・安原多年遺詠・金光 教案内・一戸将軍

岡山県朝口郡六條院村 

花田一重氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 39 水戸藩と那珂湊

茨城県那珂郡湊町青年 団長 柴田長次衛門氏  茨城県那珂郡湊町 江 口正蔵氏

81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 40 孝子慶玉研究資料及び孝

子富樫永品直右衛門事蹟 山形県西田川郡温海村

清野鐵臣氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 41 佐藤信淵・平田篤胤 秋 田 県 大 町 二 ノ 十 七 

石川書店 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

42 特産案内(秋田土産絵葉

書附)及び秋田市案内 秋田市役所 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 43 我郷土 高 知 県 香 美 郡 在 所 村 

小松並樹氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 44

県社彌高神社絵葉書 お 国自慢絵葉書及び秋田縦 覧絵葉書、第一輯、第二 輯

秋田県横手町 鮮進堂

大澤堅治氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 45 伊藤與助氏略伝 秋田県南秋田郡大久保

町 □谷甚三郎氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 46 和漢図書分類目録 富山県福光町立 福光

図書館 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次

47 編笠三点 千葉県山武郡増穂村上

貝塚 加藤勘三氏 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 48 秋田郷土誌 秋田県師範学校 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 49 長崎市民読本 長崎市教育会 81 1934/2/1 郷土資料陳列所ニュース 寄 贈 品 ・ 三次 50 伊藤與助氏略伝 秋田県南秋田郡旭川小

学校 武藤喜七氏 82 1934/2/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 四 次(自 一 月 二 十 日 至 二 月)

51 加越能書籍集覧 石川県立図書館殿 82 1934/2/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 四 次(自 一 月 二 十 日 至 二 月)

52 角行灯 千葉県長生郡本納町法

目 富田正夫氏 82 1934/2/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 四 次(自 一 月 二 十 日 至 二 月)

53 武州金屋村鋳物業略記 埼玉県児玉郡青柳村二

宮、金鑽宮守氏 82 1934/2/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 四 次(自 一 月 二 十 日 至 二 月)

54 本校教育の特殊性校報 埼玉県本庄中学校殿 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 55 秋田県名勝絵葉書外五 秋田県庁内秋田顕勝会

殿 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

56 蔓編手提 千葉県印旛郡遠山村久

米野 木村荘太氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 57 独楽の軸 大分県 松原一彦氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

(18)

名称 寄贈者 号数 発行年月日 見出し 小見出し 備考 58 青年団経営概要外一点 徳島県名東郡佐那河内

村 日浦伊勢吉氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 59 背負籠 島根県八束郡熊野 大

西勇氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

60 高雄市勢要覧外三点 高雄市役所殿 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 61 ノールウェーの白樺絵は

がき 日本橋三越 豊泉益三

氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

62 秩父神社絵はがき秩父神

社略記 埼玉県秩父郡秩父町大

字秩父神社々務所 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 63 杖及人棒外写真七点 秩父三峰口 秩父郷土

博物館殿 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

64 綿打具一揃 千葉県山武郡増穂村上 貝塚 田中勝徳加藤勘

三両氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

65 火打 千 葉 県 山 武 郡 増 穂 村 

斎藤ふみ子 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 66 ほぐち 千 葉 県 山 武 郡 増 穂 村 

中村正一氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 67 末広笠 千 葉 県 山 武 郡 増 穂 村  

加藤勘三氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 68 矢の御守 岡崎市康生町八〇 稲

垣安耶氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

69 和歌山県立図書館郷土誌

資料目録 和歌山県立図書館殿 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 70 郷土研究むさしの第一ー

第十二輯 埼 玉 県 入 間 郡 宗 岡 村 

武蔵野郷土会殿 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 71 代表部落及代表農家調査 高知県学務部殿 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品 72 民家写真 宇治山田市宮後町 大

藪幸一氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

73 那須地方北部労働用モン

ペ袴及同上着用姿写真 宇都宮市西原町 田代

善吉氏 83 1934/3/1 郷土資料陳列所ニュース 寄贈品

74 上瀧スキー民謡集 立山 山麓のスキー場 県営電 気と立山のパンフレット

富山県上新川郡上瀧町 

上瀧町青年団 84 1934/3/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 六 次(自 二 月 廿 日 至 三 月八日)

75 郷土研究資料展出品目録 埼玉県秩父町 秩父郷土研究会 84 1934/3/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 六 次(自 二 月 廿 日 至 三 月八日)

76

耶麻渓絵葉書、大別府遊 覧百景、鹿児島市教育参 考館参観記念絵葉書、愛 知県昭和塾堂絵葉書第一 輯第二集、橿原神宮絵葉 書、米子絵葉書、畝傍名 勝絵葉書、硫黄谷温泉の 佳泉絵葉書、鰌すくひ踊 絵 葉 書、熊 野 神 社 絵 葉 書、鹿児島県絵葉書

本団理事 福島繁三氏 84 1934/3/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 六 次(自 二 月 廿 日 至 三 月八日)

77

郷土研究之栞、岡登景能 大人絵葉書、織物の伊勢 崎、群馬県佐波郡剛志村 絵 葉 書、伊 勢 崎 銘 仙 案 内、伊勢崎銘仙、昭和七 年伊勢崎銘仙生産表

群馬県佐波郡 剛志小

学校長奥山陽氏 84 1934/3/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 六 次(自 二 月 廿 日 至 三 月八日)

78 民家の写真 同間取り図 

同宅地図 鹿児島県安佐郡昭和村 

梶井克己氏 84 1934/3/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 六 次(自 二 月 廿 日 至 三 月八日)

79 船津伝次平翁追遠会記念 絵葉書一組、同短冊一組 外二点

群馬県勢多郡富士見村

原 吉屋榮吉氏 84 1934/3/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 六 次(自 二 月 廿 日 至 三 月八日)

80 満洲国図 大連市 満洲日報社 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

(19)

名称 寄贈者 号数 発行年月日 見出し 小見出し 備考 81 台湾旅行案内図二部 台湾台北州基隆郡萬里

庄大坪 砂川恵逹 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

82 石川県全図二部 歴代帝

陵遥拝図 石川県庁 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

83 鹿児島県産業分布図 鹿児島県庁 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

84 玉島町営内全図 岡山県玉島町 玉島村

役場 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

85

縞帳、弁当、飯入れめつ ぱ、青年団提灯、縞物、

昭和七年度佐那河内村青 年団歳入出予算書

徳島県名東郡佐那河内

村 日浦伊勢吉 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

86 県立長野図書館所蔵品の

郷土資料目録 長野県立長野図書館長 

乙部泉三郎 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

87 義農絵葉書、国定教科書 掲載記念義農絵葉書、義 農会々則

愛媛県伊予郡松前町役

場 義農会 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

88 八 聖 □(小 冊 子) 横 浜

の史蹟と名勝 横浜市中区共進町二ノ

三八 熊井義真 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

89 手織木綿女用衣服、実綿 名古屋市東区鍋屋上野町 横川安吉 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

90 薄々蕃社青年式用白鷺の 冠写真、白鷺の冠着用写 真

台 湾 総 督 府 理 蕃 課 内 

鈴木秀夫 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

91 勝沼附近農家写真、澤登 葡萄円鳥瞰図、澤登葡萄 園澤登光治氏住宅平面図

山 梨 県 東 山 梨 郡 勝 沼 

勝沼尋常高等小学校 85 1934/4/1 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 七 次(自 三 月 九 日 至 三 月二十日)

92 村誌 香川県木田郡古高松村 

清水秋義 86 1934/4/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 八 次(自 三 月 二 十 日 至 二十八日)

93 恒春名所旧蹟絵葉書、車

城庄の史蹟 台湾高雄州恒春郡車城

庄青年団長 森田良明 86 1934/4/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 八 次(自 三 月 二 十 日 至 二十八日)

94 奈良専二翁肖像 香川県香川郡一宮尋常

小学校 植田伊佐夫 86 1934/4/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 八 次(自 三 月 二 十 日 至 二十八日)

95 鹿児島県黒岳本宅写真、

同離室写真並間取図 鹿 児 島 尋 常 小 学 校 長 

□子□雄 86 1934/4/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 八 次(自 三 月 二 十 日 至 二十八日)

96 山小舎の模型 田中喜多見 86 1934/4/15 郷土資料陳列所ニュース 山 小 屋 の 模型

田中が人類 学 会 に 上 京した際に 依頼して製 作 97 十和田湖名勝外絵葉書百

六点 本団理事 福島繁三 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 九 次(自 三 月 二 十 八 日 至四月五日)

(20)

名称 寄贈者 号数 発行年月日 見出し 小見出し 備考 98 高井鴻山五十年祭屋台写

真外一点 長野県上高井郡小布施

村 村松清 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 九 次(自 三 月 二 十 八 日 至四月五日)

99 紡績過程写真二葉 徳島県名東郡佐那河内

村 日浦伊勢吉 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 九 次(自 三 月 二 十 八 日 至四月五日)

100 日本履物発達史(研究記

録) 山 形 県 最 上 郡 新 庄 町 

佐藤太吉 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 九 次(自 三 月 二 十 八 日 至四月五日)

99号に佐藤 太吉の記事 あり、筆者 はおそらく 大西 101 雪国救済問題一覧表外図

表四点 山形県新庄町十日町五

十八 小野惠敏 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 九 次(自 三 月 二 十 八 日 至四月五日)

102 木彫秋田犬写真外二点 秋田県鹿角郡小坂駅前 

中村次郎 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 九 次(自 三 月 二 十 八 日 至四月五日)

103 女のかゞ美 秋田県師範附属小学校 

武藤喜七 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 九 次(自 三 月 二 十 八 日 至四月五日)

104 南満教育三月号 大 連 市 児 玉 町 七 番 地 

南満教育会編輯部 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース

寄 贈 品 ・ 第 九 次(自 三 月 二 十 八 日 至四月五日)

105 アイヌ風俗人形 北海道旭川市 山岸榮

太郎 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品

106 経木細工の原料と製品一

揃 広島県甲奴郡青年団 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 107 農人形木彫 茨城県庁 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 108 藁履類一揃 福 島 県 耶 麻 郡 磐 梯 村 

秋山政一 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品

109 郷土読本四冊 島根県八束郡青年団 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 110 郷土地図並に青年団沿革 埼玉県北足立郡七里村青年団 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 111 桑皮利用和紙製作原料一

揃 宮城県角田町 高原駒

太郎 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品

112 漆器見本各種 和歌山市黒江町青年団 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 113 青年団史稿その他 福島県北会津郡荒井館

五内小学校 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 114 大志和料外数点 奈良県連合青年団 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 115 郷土調査 高知県高岡郡檮原村 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 116 有田焼及文献 佐賀県有田町 畑江巌 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 117 団員手帖その他 京都市初音青年団 88 1934/5/15 郷土資料陳列所ニュース 今 回 の 寄 贈品 118 えじこ 青森県八戸市 88 1934/5/15 郷土資料陳列所既集資料

品目録 育児用具

119 えづめ 秋田県南秋田郡脇本村 

吉田三郎 88 1934/5/15 郷土資料陳列所既集資料

品目録 育児用具

120 子守着 大阪府北河内郡住道町 

金治健次 88 1934/5/15 郷土資料陳列所既集資料

品目録 育児用具

121 えづめ玩具 山形県酒田市 88 1934/5/15 郷土資料陳列所既集資料

品目録 育児用具

122其他郷土玩具各種 88 1934/5/15 郷土資料陳列所既集資料

品目録 育児用具

123自在鍵 青森県三戸町 小島重

蔵 88 1934/5/15 郷土資料陳列所既集資料

品目録 家庭用品

124竹製自在鍵 岩手県遠野町 88 1934/5/15 郷土資料陳列所既集資料

品目録 家庭用品

表 国立民族学博物館所蔵の郷土資料陳列所資料 標本番号 標本名 保谷番号 標準名 地方名 採集地 採集者 寄附者 採集期 収蔵期 備考 H0018055 足半草履 6298 足半草履 カニマナ ク 宮城県 黒川郡 落 合村 日本青年館郷土資料陳列所 昭 11.7 昭 11. 7.8 554 H0023326 草履 16225 草履 カニマナ ク 宮城県 黒川郡 落 合村 日本青年館 只木和六 昭 11.7 2 点 H0025845 背負梯子 22492 背負梯子 昭 32. 8. 20 日本青年館から移管。

参照

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