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ブラウン管を應用した超音波寫眞

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Academic year: 2021

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奈良教育大学学術リポジトリNEAR

ブラウン管を應用した超音波寫眞

著者 岡崎 良吉

雑誌名 奈良学芸大学紀要

巻 2

号 2

ページ 135‑137

発行年 1953‑03‑25

その他のタイトル Photograph of Ultrasonic Waves Through the Brown Tube

URL http://hdl.handle.net/10105/5138

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(135)

ブラウン管を應用した超音波焉眞

Photograph of Ultrasonic Waves Through the Brown Tube 岡  崎  良  語 (物理学教室)

(昭和27隼10月20日受理)

t 緒

主として金属材負内の傷を探るには最近pulsefechniqueが発達し景Jljされている。また材質内 の保の像を現わす方法にはSJSoklov.Pohlman孜との方法がある。また筆者はさきに細隈映像の 歪を應用した超音波写罠の方法と発表したが、その後ブラウン管む應用して超音波写眞を撮る方法

を試みた。友を幾多改良を要する点が多いが撼:の見達しがついたので現在までのものを報督する 猶本研究は文部省科学研究助成補助金による0

汀 方      法

発づSender及びReceiverには同一周波数(95OK.C.)の二枚の水晶坂を用レ、た0 睾振器には 雄山氏の回路を使い、12A2個を用いたがこれはどのようなものでも間題はなレ、。

「L

fig.1本法仝系洗属

SenderとReeeiverの馴Cは被写体を置いた。Ser!derとReceverは被写体に密着させる方法もあ るが、試料の表面が完仝な平面でたかったこと、試料を移動させる必要があったことのため、全部 を油の中につけ、油を介して音波を遥受するようにした。Serlderの水晶坂の前面には円錐形の孔の あるコルクを当て、なるべく細い音波のビームが出るようにした。音波のビームが試料を透過し、

これをReceiverで受けて高周波振動に共振させ、高周波一段、中聞周波二段の増幅を行って後、Br own管の垂直偏向板にかけると、Brown管の電子銃の電光板上のSpotは重直軸に拾うて高周波振動 をする。然も試料の音波透過度に應じ、その振幅を変化する。発振器、増幅器は電波干渉をおこさ たいよう完全にシールドする必要がある。ng.1はこの装置の系統を示す。

これをそのま1写眞に撮ったのでは被写体の写展は得られたい。そこで被写体の全面に捗って音 波ビームで走査する0本装置では反対に試料を水平、垂直両方向に移動して同じ効果を輿えた。こ の移動製層に乾板を固定し、Brown管の登光板のSpotをレンズでこの乾板上に投影しておけば、試 料の音波透過度に應じた超書写匠が得られる。この原理は電速写眞と似ている0

Ⅷ 結      果

試料は前回に発表したものと同一由ものfig.2(上)を使った。下はSeI】derとReceiver間でこの試 料(Ⅹ)及び試料(Ⅹ)と(y)とを重ねたものを水平方向にだけ移動したきに得た写眞である。これ

奈良学大紀要 第二毯第二号,1953年(昭和28年)2月1日

(3)

(136)

岡  崎  良  書

で試料の中央部で水平方向に関しての負的変化即ち膏の不透明体がどの部分にあるかを知ることが できる。写眞で細い部分が膏の不透明打部分である。前回発表した細障橡の歪を勝川した等眞の場

合より遥かに糾い音波を使って結兆は一鮮明帆こH1た0

fig.3 試料の超投写眞

fig・2試料及びその方向のみの超音波等眞

fig.3はBrown響螢光坂上のSpotの上下に振動するその中央部を少し触れた部分に水平方向にスリ ットを提き、・試料h匪板共前述のように全面に捗って音波ビームで走査して得た写展である.上の 写眞は前述の試料(Ⅹ)の超音波写眞で左方矩形の黒い部分がコルクの部分、右方の少し斜Iq点々 と黒く現われているのは金属内か梅の部分(ドリルー㌻・孔をあけ両面から金属板でハンダつけした)

である。上側の黒い横線は金属板を支えている木の枠である。全面に捗って現われている線のむら は横の走査線密度の少いことから起るものである。下は試料(耳)と更に(y)を粟ねて撮った写眞で ある。これでもコルクの部分と傷の部分が明帆こ現われている。その他方々に現われている大きい むらは二枚の金属板闇の隙間のイこ均、一からくる音波の干渉によって現われたものと思われる0

fig.4は登光艶LのSpotの略中央部に同 様のスリットを堤いて得た超音波写眞で ある。不透明の部分は電子銃は転勤した いからSpot として現われ、輝は大きくな るが、透宮部ではSpotが上下に振動する から各部〇輝度は減少し、従ってスリッ トから出る光は音波透過度に應じて輝度 変調されていることになる。こかで写眞 の方は試料の不透音が強く感光し、印画 紙では白く現われる。また金属の透音部 は黒く現われる。下は前と掃様試料(耳)

(y)を重ねた試料の写展である。

(4)

ブラウン管を應割した超音波等虞

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fig3の方法ではスリットの位置を適当に選ぶ必要がある。スリットの中央から離れるほど、不透 背部が払大されて現われる(fig・5.a)中央に近いほど不透背部が縮少し不透譜部内の微細な透音度の 差、例えばコルクの中の小さレ、孔などによる影響が現われてくる(fig.5.b)。スワッT・がSpotの中 央部を離jL、然かもrr一部がSpot上にあるときは、特別の明暗模様の像が現われる(fig.5C)これで 黒い部分は透過度の最も悪いところ、白レ、部分は少し透過変の惑いところ、中間の薄黒いところが 金属板で透過度のよいところであるこの方泣きはスリットの位置を適当に選べば、弱い音波で感度

を憩くしてもコン1、ラストの強い写堤が得られる。

轍4の方法ではスリットの位置の調整 は困難でない。然しReceiverの感度が憩 いと、コニ/トラストが出ない欠点がある 何れの場合もスリットは細く竜査線を多 くした方が像は鮮明になる。音波ビーム は細い方がよい。

本試験で試料が賄賂こ迫られ壱いなか ったので像の不鮮明が音波の方にあるか 試料によるかを明確に判定することがで き友いことが反省される。然しど一ム、

周波数その他かJ摘改良すればもつと良 い写眞が振れると考えられる。

fig・5・aスリットがSpot再建離れ過ぎた場合 b.スリットSpotに近い場合

C.くりソトー部がSpOtにかかっている場金 参 考 文 戯

「ergllln l)cr Ultl・a8Cllla.l

Cとlrlin lTItrasunics

岡 崎 艮 吉 奈良学肇大学紀要Vo NJ・超音波等眞の一方法(第一報)

同   Ⅴ・?Ro・∠       同         (第二朝)

佐 多 南 硬 膏化学と膏膠質学

参照

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