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Hunt & Kosnik grade 1〜3 症例における転帰不良例の検討

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Academic year: 2021

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Hunt & Kosnik grade 1〜3 症例における転帰不良例の検討

池田 耕一  阪元政三郎  岩朝 光利 安部  洋  小松 文成  大城 真也 野中  将  林  修司  平川 勝之

継   仁  福島 武雄

福岡大学医学部脳神経外科

 要旨:クモ膜下出血で入院時 Hunt & Kosnik grade 1〜3 の患者のうち転帰不良例を検討した.過去  10年間に当院で経験した Hunt & Kosnik grade 1〜3のくも膜下出血患者は270例で,退院時 Glasgow  Outcome Scale(GOS)が Severely disabled(SD),Vegetative state(VS),Dead の転帰不良であっ た39例(13%)を対象とした.平均年齢は転帰良好例より4.5歳高く,女性の割合が多かった.脳動脈瘤の 部位,手術時期,手術方法について差はなかった.転帰不良因子として,脳血管攣縮,全身合併症,手術 操作,再出血,脳内出血,廃用症候群の6つが考えられた.不可避な原因もあるが,脳血管攣縮の管理,

新たな薬剤の導入や早期離床し ADL の拡大を行い全身合併症や廃用症候群を未然に防ぐことや治療方針 の綿密な検討,内視鏡による確認や Motor evoked potentials(MEP)による monitoring などの併用 で手術の確実性をあげることで転帰を更に改善できる可能性がある.

Key Words:クモ膜下出血,破裂動脈瘤,Hunt & Kosnik 分類,予後不良因子  

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