平 成 2 6 年 度
和 歌 山 市 各 会 計 歳 入 歳 出
決
算
審
査
意
見
書
(公営企業会計を除く。)
平成27年8月27日 (2015年) 和歌山市長 尾 花 正 啓 様 和歌山市監査委員 伊 藤 隆 通 同 上 森 田 昌 伸 同 上 寒 川 篤 同 上 奥 山 昭 博 平成26年度和歌山市各会計(公営企業会計を除く。)歳入歳出決算 審査意見について 地方自治法第233条第2項の規定により、平成26年度和歌山市各会計(公営企業会計を除 く。)歳入歳出決算を審査したので、その意見を次のとおり提出する。
第1 審査の対象 1 1 一般会計及び特別会計 1 2 決算附属書類 1 第2 審査の期間 1 第3 審査の方法 1 第4 審査の結果 2 第5 審査の概要 2 1 決算の総括 2 2 決算の概要 4 (1)決算規模 4 (2)決算収支 5 (3)後年度における財政負担 6 3 審査意見 10 (1)財務会計処理等の指摘、要望事項 10 (2)まとめ 13 4 普通会計における財政状況 14 (1)決算収支 14 (2)財政構造 15 (3)財政指標 19 5 一般会計 23 (1)歳入 24 (2)歳出 52 6 特別会計 72 (1)国民健康保険事業特別会計 74 (2)卸売市場事業特別会計 80 (3)土地造成事業特別会計 84 (4)土地区画整理事業特別会計 86 (5)住宅改修資金貸付事業特別会計 88 (6)住宅新築資金貸付事業特別会計 90 (7)宅地取得資金貸付事業特別会計 93 (8)駐車場管理事業特別会計 96 (9)下水道事業特別会計 99 (10)漁業集落排水事業特別会計 104 (11)農業集落排水事業特別会計 107 (12)母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計 110
(15)直轄事業用地先行取得事業特別会計 121 (16)街路用地先行取得事業特別会計 123 7 財産に関する調書 125 (1)公有財産 125 (2)物品 127 (3)債権 127 (4)基金 127 (参考資料) 主な施設の利用状況 128 凡 例 1 金額は、原則として千円単位で表示し、単位未満は四捨五入した。したがって、表中の金 額の合計と内訳が一致しない場合がある。 2 比率は、原則として小数点以下第3位を四捨五入し、小数点以下第2位まで表示した。し たがって、表中の比率の合計と内訳が一致しない場合がある。 3 増減率は、前年度に対する増減の割合とし、前年度に数字がない場合は「皆増」、本年度 に数字がない場合は「皆減」と表示した。 4 ポイントとは、パーセンテージ間又は指数間の単純差引数値である。 5 各表中の符号の用法は、次のとおりである。 「0.0」「0.00」・・・該当数値はあるが、表示単位未満のもの (差引又は率の場合は零を含む。) 「-」 ・・・・・・・該当数値がないもの 「△」 ・・・・・・・負数を示し、増減を示すときは減を表す。
歳入歳出決算審査意見 第1 審査の対象 1 一般会計及び特別会計 平成26年度和歌山市一般会計歳入歳出決算 同 和歌山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市卸売市場事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市土地造成事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市住宅改修資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市住宅新築資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市宅地取得資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市駐車場管理事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市下水道事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市直轄事業用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算 同 和歌山市街路用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算 2 決算附属書類 平成26年度和歌山市各会計歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関 する調書 第2 審査の期間 平成27年7月10日から同年8月5日まで 第3 審査の方法 平成26年度一般会計及び特別会計の審査は、歳入歳出決算書、証書類及び附属書類(地方自 治法施行令(昭和22年政令第16号)第166条第2項に規定する歳入歳出決算事項別明細書、 実質収支に関する調書及び財産に関する調書をいう。)について、会計管理者及び関係課が所管 する諸帳簿と照合点検し、内容の検討を行うとともに、計数の正否、予算執行状況の適否などに ついて審査を行った。
平成26年度一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書、証書類及び附属書類は、会計管理者及 び関係課所管の諸帳簿と符合し、計数は正確であり、本年度の決算を適正に表示しているものと 認めた。 なお、決算審査結果の概要については、次に述べるとおりである。 第5 審査の概要 1 決算の総括 本年度の一般会計及び特別会計の決算収支の状況は、次表のとおりである。 (単位:千円) 0 形式収支額 ①-② 実 質 収 支 額 歳 出 ② 歳 入 ① 漁 業 集 落 排 水 事 業 139,397 139,333 64 △3,739,967 住 宅 新 築 資 金 貸 付 事 業 宅 地 取 得 資 金 貸 付 事 業 駐 車 場 管 理 事 業 12,686 △664,593 292,740 2,286,320 8,107 △280,054 43,787,331 43,162,332 5,104,022 14,594 624,999 1,364,055 789,506 789,506 14,594 直 轄 事 業 用 地 先 行 取 得 事 業 国 民 健 康 保 険 事 業 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 事 業 介 護 保 険 事 業 農 業 集 落 排 水 事 業 289,968 下 水 道 事 業 卸 売 市 場 事 業 土 地 造 成 事 業 土 地 区 画 整 理 事 業 33,151 0 0 △76,292 84,399 住 宅 改 修 資 金 貸 付 事 業 34,895,734 697,744 7,807,617 125,101 108,803 0 56,722 644,689 △1,996,352 △280,054 35,540,423 △6,780,023 17,203,629 56,722 0 108,925 188,507 108,925 △3,739,967 0 23,879,672 △76,292 △6,676,043 △1,996,352 街 路 用 地 先 行 取 得 事 業 893,830 893,792 38 0 131,785 125,101 7,916,420 後 期 高 齢 者 医 療 △120,716 一般会計 108,415,630 120,413,616 △11,997,986 特別会計 1,448,287 624,999 254,022,705 264,148,624 △10,125,919 0 8,107 △11,739 0 △664,593 △10,653,781 △12,102,068 644,689 108,803 0 0 0 203,766
総 計
145,607,075 143,735,008 1,872,067 0 0 △668,067 0 区 分 △1,083,763 415,696 △325,214 0 4,580 単 年 度 収 支 額 △6,841 △10,163 667,281 6,635本年度の一般会計及び特別会計を合わせた決算額は、歳入 2,540 億 2,270 万 5 千円、歳出 2,641 億 4,862 万 4 千円で、形式収支は 101 億 2,591 万 9 千円の赤字となっている。実質収支は 106 億 5,378 万 1 千円の赤字であり、単年度収支は 6 億 6,806 万 7 千円の赤字である。 (一般会計) 本年度の決算額は、歳入 1,456 億 707 万 5 千円、歳出 1,437 億 3,500 万 8 千円で、形式収支は 18 億 7,206 万 7 千円の黒字となっている。実質収支は 14 億 4,828 万 7 千円の黒字であり、単年度 収支は 10 億 8,376 万 3 千円の赤字である。 (特別会計) 特別会計は、国民健康保険事業特別会計をはじめ16会計である。 本年度の決算額は、歳入 1,084 億 1,563 万円、歳出 1,204 億 1,361 万 6 千円で、形式収支は 119 億 9,798 万 6 千円の赤字となっている。実質収支は 121 億 206 万 8 千円の赤字であり、単年度収 支は、4 億 1,569 万 6 千円の黒字である。 (決算額及び実質収支の推移) 決算額及び実質収支の過去5年間の推移は、次図のとおりである。 2,416 2,538 2,366 2,483 2,377 2,489 2,530 2,620 2,540 2,641 ᇞ 127 ᇞ 121 ᇞ 116 ᇞ 100 ᇞ 107 26 21 15 25 14 ᇞ 153 ᇞ 142 ᇞ 131 ᇞ 125 ᇞ 121 ᇞ 300 ᇞ 250 ᇞ 200 ᇞ 150 ᇞ 100 ᇞ 50 0 50 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 実質収支 (億円) (実質収支) 決算額 (億円) (決算額)
決算額及び実質収支の推移
歳入 歳出 一般会計・特別会計の合計 一般会計 特別会計 形式収支とは、歳入決算総額から歳出決算総額を差し引いた歳入歳出差引額。 実質収支とは、当該年度に属すべき収入と支出の実質的な差額をみるもので、形式収支から翌年度に繰 り越すべき財源を控除した額。通常、「黒字団体」、「赤字団体」という場合は、実質収支の黒字、赤字 により判断する。 単年度収支とは、当該年度における実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額。実質収支は前年度 以前からの収支の累積であるので、その影響を控除した単年度の収支のことである。(1)決算規模 決算規模の状況は、次表のとおりである。 (単位:千円、%) 26年度 25年度 増 減 額 増 減 率 一 般 会 計 145,607,075 142,924,679 2,682,396 1.88 特 別 会 計 108,415,630 110,050,150 △ 1,634,520 △ 1.49 計 254,022,705 252,974,829 1,047,876 0.41 一 般 会 計 143,735,008 139,629,315 4,105,693 2.94 特 別 会 計 120,413,616 122,413,754 △ 2,000,138 △ 1.63 計 264,148,624 262,043,069 2,105,555 0.80 一 般 会 計 145,606,452 142,923,275 2,683,177 1.88 特 別 会 計 86,530,658 88,908,355 △ 2,377,697 △ 2.67 計 232,137,110 231,831,630 305,480 0.13 一 般 会 計 121,850,036 118,487,520 3,362,516 2.84 特 別 会 計 120,412,993 122,412,350 △ 1,999,357 △ 1.63 計 242,263,029 240,899,870 1,363,159 0.57 総 計 純 計 決 算 額 前 年 度 比 較 区 分 歳 入 歳 出 歳 入 歳 出 本年度の一般会計及び16特別会計を合わせた総計決算額は、歳入 2,540 億 2,270 万 5 千 円、歳出 2,641 億 4,862 万 4 千円となっており、前年度に比べ歳入が 10 億 4,787 万 6 千円 (0.41%)、歳出が 21 億 555 万 5 千円(0.80%)の増となっている。 歳入の増減額の内訳は、一般会計が 26 億 8,239 万 6 千円(1.88%)の増、特別会計が 16 億 3,452 万円(1.49%)の減である。歳出の増減額の内訳は、一般会計が 41 億 569 万 3 千円 (2.94%)の増、特別会計が 20 億 13 万 8 千円(1.63%)の減である。 総計決算額のうちには、一般会計と各特別会計相互間における繰出金、繰入金 218 億 8,559 万 5 千円が含まれているため、この重複額を控除した純計決算額は、歳入 2,321 億 3,711 万 円、歳出 2,422 億 6,302 万 9 千円となっており、前年度に比べ歳入が 3 億 548 万円 (0.13%)、歳出が 13 億 6,315 万 9 千円(0.57%)の増となっている。
決算収支の状況は、次表のとおりである。 決 算 収 支 一般会計 特別会計 計 一般会計 特別会計 計 A 歳入総額 145,607,075 108,415,630 254,022,705 142,924,679 110,050,150 252,974,829 B 歳出総額 143,735,008 120,413,616 264,148,624 139,629,315 122,413,754 262,043,069 C 歳入歳出差引額 A-B 1,872,067 △11,997,986 △10,125,919 3,295,364 △12,363,604 △9,068,240 D 423,780 104,082 527,862 763,314 154,160 917,474 E 実質収支 C-D 1,448,287 △12,102,068 △10,653,781 2,532,050 △12,517,764 △9,985,714 F 単年度収支 △1,083,763 415,696 △668,067 1,028,449 585,109 1,613,558 翌年度へ繰り越すべき財源 (単位:千円) 区 分 26年度 25年度 本年度の一般会計及び16特別会計を合わせた歳入歳出差引額(形式収支)は 101 億 2,591 万 9 千円の収支不足となっており、これから歳出予算の繰越しに伴い翌年度へ繰り越すべき 財源 5 億 2,786 万 2 千円を控除した実質収支は 106 億 5,378 万 1 千円の赤字決算となってい る。 また、本年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は 6 億 6,806 万 7 千円の赤字となっており、その内訳は、一般会計が 10 億 8,376 万 3 千円の赤字、特別会計が 4 億 1,569 万 6 千円の黒字である。 (歳出予算の翌年度繰越額及び不用額の状況) 歳出予算の翌年度繰越額及び不用額の状況は、次表のとおりである。 翌年度繰越額及び不用額 (単位:千円) 26年度 25年度 増減額 26年度 25年度 増減額 一 般 会 計 5,557,761 6,811,774 △1,254,013 4,918,962 5,215,082 △296,120 特 別 会 計 3,317,432 3,662,026 △344,594 2,434,424 3,033,347 △598,923 計 8,875,193 10,473,800 △1,598,607 7,353,386 8,248,429 △895,043 区 分 翌年度繰越額 不 用 額 歳出予算の翌年度繰越額は 88 億 7,519 万 3 千円(継続費逓次繰越 2 億 55 万円、繰越明許 費 86 億 7,464 万 3 千円)で、前年度に比べ 15 億 9,860 万 7 千円(15.26%)減少している。 増減額の内訳は、一般会計が 12 億 5,401 万 3 千円(18.41%)、特別会計が 3 億 4,459 万 4 千円(9.41%)の減である。 歳出予算の不用額は 73 億 5,338 万 6 千円で、前年度に比べ 8 億 9,504 万 3 千円 (10.85%)減少している。増減額の内訳は、一般会計が 2 億 9,612 万円(5.68%)、特別会 計が 5 億 9,892 万 3 千円(19.74%)の減である。
(継続費) 本年度末の継続費の状況は、次表のとおりである。 継 続 費 の 状 況 (単位:千円) 国 県 支 出 金地 方 債 そ の 他 24 20,546 7,191 11,000 ― 2,355 20,546 ― ― 25 1,001,827 350,639 556,700 ― 94,488 1,001,827 ― ― 26 4,003,905 1,877,502 1,923,900 ― 202,503 ― 4,003,905 ― 27 1,380,887 7,175 1,364,600 ― 9,112 ― ― 1,380,887 計 6,407,165 2,242,507 3,856,200 ― 308,458 1,022,373 4,003,905 1,380,887 24 10,235 ― 9,200 ― 1,035 4,200 ― ― 25 235,382 3,652 164,600 ― 67,130 240,867 ― ― 26 1,400,304 289,037 948,000 ― 163,267 ― 1,200,304 200,550 27 4,042,462 996,620 2,700,100 ― 345,742 ― ― 4,042,462 28 929,248 143,164 508,700 ― 277,384 ― ― 929,248 計 6,617,631 1,432,473 4,330,600 ― 854,558 245,067 1,200,304 5,172,260 総額には支払利息額を含まない。 (注) この表は、決算審査時の所管課資料による。 全 体 計 画 前 年 度 末 ま で の 支 出 済 額 当 該 年 度 支 出 済 額 翌 年 度 以 降 支 出 予 定 額 一般会計 (款)衛生費 (項)清掃費 (事業名) 汚泥再生処理センター 整備事業 一般会計 (款)衛生費 (項)清掃費 (事業名) 青岸エネルギーセンター 基幹改良整備事業 年 割 額 左の財源内訳 特定財源 一般財源 会 計 費 目 事 業 名 年 度 継続費とは、複数年度にわたる事業を施行する場合、その経費の総額及び年割額をあらかじめ一括して 予算に定め、数年度にわたり支出する制度又はその経費で、地方自治法(昭和22年法律第67号)第2 12条及び第215条で予算の一部を構成することと規定されている。
(債務負担行為) 本年度末の債務負担行為の状況は、次表のとおりである。 債務負担行為の状況 (単位:千円) 25年度以前 26年度中 27年度以降 の支出済額 の支出済額 の支出予定額 特定財源 一般財源 29,732,956 7,148,096 5,200,969 17,383,891 8,549,819 8,834,072 (款) 総務費 3,870,955 928,188 443,725 2,499,042 166,706 2,332,336 (款) 民生費 2,327,986 829,415 364,133 1,134,438 730,034 404,404 (款) 衛生費 5,668,553 2,146,341 894,194 2,628,018 - 2,628,018 (款) 農林水産業費 203,751 79,952 42,253 81,546 9,289 72,257 (款) 商工費 608,454 162,163 94,346 351,945 103,683 248,262 (款) 土木費 7,788,137 316,950 702,389 6,768,798 6,559,943 208,855 (款) 消防費 2,705,745 538,496 1,401,020 766,229 367,958 398,271 (款) 教育費 6,534,805 2,123,037 1,257,893 3,153,875 612,206 2,541,669 その他(公用車管理事業) 24,570 23,554 1,016 - - - 特 別 会 計 7,080,257 922,201 1,536,233 4,252,346 4,199,373 52,973 国民健康保険事業特別会計 93,177 - 44,842 48,335 3,399 44,936 卸売市場事業特別会計 8,003 - - 8,003 - 8,003 駐車場管理事業特別会計 1,128,263 363,566 130,888 633,809 633,809 - 下水道事業特別会計 4,091,014 558,635 1,235,118 1,927,784 1,927,750 34 街路用地先行取得事業特別会計 1,759,800 - 125,385 1,634,415 1,634,415 - の合計 36,813,213 8,070,297 6,737,202 21,636,237 12,749,192 8,887,045 1 貸付補償、損失補てん、債務保証に係る債務負担行為は含まない。 2 限度額には支払利息額を含まない。 (注) この表は、決算審査時の財政課及び所管課資料による。 左の財源内訳 一 般 会 計 一般会計 特別会計 区 分 限 度 額 債務負担行為に基づく翌年度以降の支出予定額は 216 億 3,623 万 7 千円で、その内訳は、 一般会計が 173 億 8,389 万 1 千円、特別会計が 42 億 5,234 万 6 千円である。 債務負担行為とは、数年度にわたる建設工事、土地の購入等翌年度以降の経費支出や債務保証又は損失補 償のように債務不履行等の一定の事実が発生したときの支出を予定するなどの将来の財政支出を約束する行 為で、地方自治法(昭和22年法律第67号)第214条及び第215条で予算の一部を構成することと規 定されている。
本年度末の市債の状況は、次表のとおりである。
市債の状況
(単位:千円) 25 年 度 末 26 年 度 26 年 度 差 引 26 年 度 末 現 在 高 借 入 額 元 金償 還金 増 減 額 現 在 高 158,374,839 16,785,800 13,571,415 3,214,385 161,589,224 うち 住 民 税 等 減 税 補 て ん 債 4,502,336 - 1,068,560 △1,068,560 3,433,776 臨 時 税 収 補 て ん 債 630,126 - 152,861 △152,861 477,265 臨 時 財 政 対 策 債 50,717,454 7,243,400 2,387,938 4,855,462 55,572,916 減 収 補 て ん 債 ( 特 例 分 ) 1,052,950 - 110,820 △110,820 942,130 特 別 な 市 債 合 計 56,902,866 7,243,400 3,720,179 3,523,221 60,426,087 退 職 手 当 債 9,390,650 659,200 505,310 153,890 9,544,540 125,904,476 6,115,400 7,700,104 △1,584,704 124,319,772 卸 売 市 場 事 業 571,205 190,300 49,203 141,097 712,302 土 地 造 成 事 業 8,111,020 - 1,333,930 △1,333,930 6,777,090 住 宅 新 築 資 金 貸 付 事 業 137,960 - 41,056 △41,056 96,904 宅 地 取 得 資 金 貸 付 事 業 65,661 - 17,508 △17,508 48,153 駐 車 場 管 理 事 業 446,949 - 135,753 △135,753 311,196 下 水 道 事 業 110,005,360 5,021,300 5,926,059 △904,759 109,100,601 漁 業 集 落 排 水 事 業 857,271 18,900 32,040 △13,140 844,131 農 業 集 落 排 水 事 業 784,820 - 40,049 △40,049 744,771 母子寡婦福祉資金貸付事業 826,822 - - 0 826,822 直轄事業用地先行取得事業 215,308 - 124,506 △124,506 90,802 街 路 用 地 先 行 取 得 事 業 3,882,100 884,900 - 884,900 4,767,000 284,279,315 22,901,200 21,271,519 1,629,681 285,908,996 227,376,449 15,657,800 17,551,340 △1,893,540 225,482,909 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 住民税等減税補てん債、臨時税収補てん債、臨時財政対策債及び減収補てん債(特例分)の元利償 還金は、 後年度の地方交付税の基準財政需要額に算入される特別な市債である。 区 分 合 計 特別な市債を除いた合計 一般会計 特別会計 市債の本年度末現在高は 2,859 億 899 万 6 千円で、前年度に比べ 16 億 2,968 万 1 千円 (0.57%)増加している。増減額の内訳は、一般会計が 32 億 1,438 万 5 千円(2.03%)の増、 特別会計が 15 億 8,470 万 4 千円(1.26%)の減である。 このうち、住民税等減税補てん債(恒久的減税の実施等に伴う影響を補てんするために発行 される市債)、臨時税収補てん債(税収等の不足を補てんするために発行される市債)、臨時 財政対策債(地方交付税の財源不足の補てん措置として発行される市債)及び減収補てん債行される減収補てん債の特例として、建設事業以外の経費にも充てることができる市債)の特 別な市債 604 億 2,608 万 7 千円を除いた市債の本年度末現在高は 2,254 億 8,290 万 9 千円と なり、前年度末に比べ 18 億 9,354 万円(0.83%)減少している。 なお、一般会計における本年度借入額 167 億 8,580 万円の中には、資金手当として借り入 れた退職手当債 6 億 5,920 万円、行政改革推進債 1 億 5,620 万円、減収補てん債 3,590 万円 が含まれている。一般会計の本年度末現在高 1,615 億 8,922 万 4 千円のうち、退職手当債残 高は 95 億 4,454 万円となっている。 一般会計及び特別会計全体の市債の年度末現在高及び借入・償還額の推移は、次図のとおり である。 230 176 220 330 229 204 210 248 240 213 2,815 2,781 2,753 2,843 2,859 2,360 2,291 2,225 2,274 2,255 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 0 50 100 150 200 250 300 350 400 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 借入・償還額 (億円) 年度末現在高 (億円) 市債の年度末現在高及び借入・償還額の推移 借入額 償還額(元金償還金) 年度末現在高 特別な市債を除いた年度末現在高 また、市民(年度末住民基本台帳人口)1人当たりの市債残高は 76 万円で、前年度に比べ 7 千円(0.93%)増加しており、その推移は次表のとおりである。 市民(年度末住民基本台帳人口)1人当たりの市債残高 (単位:千円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 743 736 725 753 760
(1)財務会計処理等の指摘、要望事項 ア 予算の執行について 本年度の予算執行について、歳入予算においては、予算現額に対して収入超過や収入不足と なったものが見受けられた。歳入予算は事業執行の基盤となるものであり、限られた財源を的 確に把握し、今後より一層綿密な予算措置を望むものである。 一方、歳出予算においては、一般会計及び特別会計を合わせて、不用額は 73 億 5,338 万 6 千 円で前年度に比べて 8 億 9,504 万 3 千円(10.85%)減少し、翌年度繰越額は 88 億 7,519 万 3 千円で前年度に比べて 15 億 9,860 万 7 千円(15.26%)減少している。 不用額には、入札等により経費の節減が図られたものもあるが、早期の精査と適時の減額補 正予算により、不用額を最小限に抑え、他の緊急性の高い事業にその財源を充当できるよう無 駄のない適切な予算執行をされるよう望むものである。 翌年度繰越額が生じた事業は、関係機関や地権者との調整に日時を要したことによるものに 加え、平成27年2月に成立した国の補正予算を積極的に活用し、地域再生計画に係る事業な どを実施することなどによるものである。現在その進捗が図られているところであるが、その 着実な執行に取り組まれたい。 前年度に発生した所得税の源泉徴収不足により本市が国に納付した源泉徴収不足額に係る未 徴収所得税納付金の収入未済額については、本年度適切に徴収されていることを確認したが、 本年度は、当該源泉徴収不足に伴う延滞税及び不納付加算税を納付している。また、国民健康 保険料等においては、事務処理誤りによる還付加算金の支払が発生しており、これらは法令等 の解釈を誤っていたこと等が原因であるので、今後このようなことのないよう研修を心がけ法 令等を遵守するとともに、再発防止に努められたい。 なお、老朽化施設の更新等にかかる事業において、事業進行途中で建設予定地を変更する等、 市の方針が変更されたことにより、設計委託等において、活かされない結果となったと思料さ れる経費が見受けられた。今後、事業の実施にあたっては、計画決定に至るプロセスの透明化 に努め、厳しい財政状況の下で真に必要な事業を取捨選択して編成した予算であることを念頭 に、より周到な計画と適切な執行管理になお一層努力されるよう要望する。 イ 収入未済額に対する滞納整理について 本年度の収入未済額は、一般会計では市税、住宅使用料、弁償金、生活保護費返還金収入、 専用水道料等収入などで 36 億 7,108 万 1 千円、特別会計では国民健康保険料、卸売市場使用料、 住宅改修資金貸付金収入、住宅新築資金貸付金収入、宅地取得資金貸付金収入、下水道使用料、 母子寡婦福祉資金貸付金収入、介護保険料、後期高齢者医療保険料などで 41 億 3,613 万 1 千円 となり、一般会計及び特別会計を合わせて 78 億 721 万 2 千円となっている。これを前年度と比 較すると、特別会計で 1,951 万 6 千円(0.47%)増加したものの、一般会計で 1 億 5,159 万 8 千円(3.97%)減少したため、一般会計及び特別会計を合わせて 1 億 3,208 万 2 千円(1.66%) の減少となっている。 また、不納欠損額については、一般会計では市税、住宅使用料、生活保護費返還金収入、専 用水道料等収入などで 2 億 7,216 万 4 千円、特別会計では国民健康保険料、介護保険料、後期 高齢者医療保険料などで 3 億 1,031 万 4 千円となり、一般会計及び特別会計を合わせて 5 億 8,247
特別会計で 1,456 万 5 千円(4.48%)減少したため、一般会計及び特別会計を合わせて 44 億 9,422 万 4 千円(88.53%)の減少となっている。 収入未済のうち、各部局所管の高額・悪質な滞納案件については、債権回収対策課を中心と して、法的措置を講じるなど公平かつ適正な滞納整理が進められ、市税については、まずは滞 納が発生しないよう現年度分の徴収に重点的に取り組んだことにより、前年度に引き続き収納 率が向上している。なお、事業系ごみ処理手数料については、市が収集運搬を委託した業者に 委託料を支払い、ごみを排出した事業者が市に対してその手数料を支払うという仕組みを変更 し、市の許可を受けた収集運搬業者が、ごみを排出した事業者から直接手数料を受け取る収集 運搬許可制度が導入されたことにより、収入未済が発生しない仕組みが確立されつつある。 今後とも、収入の確保と住民負担の公平性の観点から、滞納者の実態把握と分析を迅速に行 い、法的措置をはじめ適正な滞納対策を講じるとともに、収入未済額の縮減に向けてなお一層 の努力を傾注されたい。また、不納欠損処分にあっては、債権の回収を放棄するものであるこ とから、安易な時効による不納欠損処分に至らないよう日常の債権管理を適切に行い、あらゆ る手続きを尽くした上で適正に処理されることを特に要望する。 ウ 特別会計における自主財源の確保と財政運営について 本市では、特定の事業を行うため又は特定の歳入をもって特定の歳出に充てるため、国民健 康保険事業特別会計など16特別会計を設置してその経理の明確化を図っている。 特別会計は、特定の歳入歳出を一般会計から区分して収支経理を行う会計であり、法令等に より一般会計からの繰入基準が定められているもの、独立採算を原則とするものなどがある。 一般会計からの繰入金については、12特別会計で、総額 218 億 8,497 万 2 千円の繰入れを 行っており、前年度に比べて 7 億 4,317 万 7 千円(3.52%)増加している。 独立採算制すなわち当該事業の経営に伴う収入をもって運営を行っている特別会計について は、安易に一般会計からの繰入れに依存するのではなく、事務事業の合理化、財政運営の健全 化及び歳入の確保に最大限の努力を払い、その収支の均衡が図られるようになお一層努力され ることを要望する。 また、実質収支が赤字になっている特別会計は6会計で、総額 135 億 3,728 万 1 千円の累積 赤字となっている。その内訳は、土地造成事業特別会計で 37 億 3,996 万 7 千円、住宅改修資金 貸付事業特別会計で 7,629 万 2 千円、住宅新築資金貸付事業特別会計で 6 億 6,459 万 3 千円、 宅地取得資金貸付事業特別会計で 2 億 8,005 万 4 千円、駐車場管理事業特別会計で 19 億 9,635 万 2 千円、下水道事業特別会計で 67 億 8,002 万 3 千円となっており、これらについては翌年度 歳入をもって繰上充用を行っている。 こうした累積赤字を抱える特別会計については、今まで以上に、歳入の確保に最大限の努力 を払うなど健全化を推し進め、その改善に向けてより一層の努力を望むものである。これらの 特別会計のうち、下水道事業については、平成24年度に使用料を引き上げ、水洗化率向上対 策についても具体的な取組を続けているが、前年度に引き続く実質収支の改善は一般会計から の支援によるところが大きいことから、今後も、経営改善を阻害する諸問題に対し的確な対策 を実施し、更なる健全化に努められたい。また、土地造成事業、駐車場管理事業及び下水道事
字は、平成18年度をピークに年々減少しているが、これらの累積赤字額を更に縮減していく ことが喫緊の課題であり、全庁的な体制の下に、一般会計からの支援も含めたあらゆる対策を 講じられるよう強く要望する。 エ 市債の適正運用について 本年度中の一般会計及び特別会計を合わせた後年度負担となる市債の借入額は 229 億 120 万 円、元金償還額は 212 億 7,151 万 9 千円で、借入額が償還額を上回ったことから、本年度末の 市債残高は 2,859 億 899 万 6 千円となり、前年度末に比べて 16 億 2,968 万 1 千円(0.57%)増 加した。なお、元利償還金が後年度の地方交付税の基準財政需要額に算入される特別な市債を 除いた本年度末の市債残高は 2,254 億 8,290 万 9 千円となり、前年度末に比べて 18 億 9,354 万 円(0.83%)減少したが、前年度において土地開発公社の解散に伴う債務保証のために借り入 れた第三セクター等改革推進債の償還が増えたことが主な要因となり、普通会計の財政分析指 標における本年度の実質公債費比率は 11.4%となっており、前年度に比べ 0.1 ポイント上昇(悪 化)している。 市債の発行は、将来、長期間にわたり市民がサービスを受ける社会資本整備の財源となるも のであり、世代間の負担の公平を図る上からも必要であるが、その発行に伴い、後年度の財政 の硬直化を高める大きな要因となる。このことを認識した上で、今後とも新規発行額と償還額 とのバランスを十分考慮し、償還財源の確保に努めるとともに、実質公債費比率の推移に注視 しながら、後年度負担に配慮した適正な運用に努められることを望むものである。
本年度は、歳入において地価の下落による影響が見られたものの、景気回復による企業業績 の改善により市税収入が僅かながら増加した。しかし一方で、歳出において、青岸エネルギー センター基幹改良工事や紀の国わかやま国体・わかやま大会に向けた道路整備をはじめとする 普通建設事業の増加や障害者支援などの扶助費の増加、特別会計に対する義務的な繰出金の増 加など、厳しい財政状況の下、退職手当債や行政改革推進債を借り入れるとともに、5年ぶり に財政調整基金の取崩しを行った。 本年度の決算規模は、一般会計及び特別会計を合わせた総計決算額では歳入で 2,540 億 2,270 万 5 千円、歳出で 2,641 億 4,862 万 4 千円となり、前年度に比べて歳入で 10 億 4,787 万 6 千円 (0.41%)増加、歳出で 21 億 555 万 5 千円(0.80%)増加となった。 これを決算収支で見ると、実質収支は一般会計で 14 億 4,828 万 7 千円の黒字、特別会計で 121 億 206 万 8 千円の赤字となり、一般会計・特別会計全体では 106 億 5,378 万 1 千円の赤字とな っている。一般会計の実質収支については、10 年連続の黒字を確保しているが、前年度より 10 億 8,376 万 3 千円悪化している。また、特別会計全体の実質収支は 4 億 1,569 万 6 千円の収支 改善が見られたものの、国民健康保険事業において8年間改善を続けてきた収支が悪化し、土 地造成事業、駐車場管理事業及び下水道事業の3特別会計の累積赤字は合わせて 125 億 1,634 万 2 千円であり、本市財政は依然として厳しい状況にある。 なお、普通会計における財政分析指標で見ると、財政構造の弾力性を判断するための指標で ある経常収支比率は、人事委員会勧告による給料等の増加や委託料の増加によって義務的経費 が増加したことが主な要因となり、98.5%となった。これは、前年度に比べて 3.8 ポイントと 大幅に上昇(悪化)していることから、財政の硬直化がかなり進んでいることが懸念される。 今後の財政運営にあっては、市税収入の大幅な増加が見込めない状況の下、小中一貫校建設 や汚泥再生処理施設などの老朽化施設の更新等の大規模な建設事業、少子高齢化に伴う社会保 障関係費の増加に対応するため、また、これまでに積み上げられた負債を解消するため、最も 効率的な運営を追求しながら不断の見直しを行い、真に行政として対応するべき課題に重点的 に取り組むことが重要になってくる。 平成26年8月に、「産業を元気に」、「街を元気に」、「人を元気に」という3つの約束を掲げ て就任された尾花新市長は、所信表明において「元気和歌山市」の実現を提唱され、その基礎 づくりに取り組まれた。また、平成26年11月に成立したまち・ひと・しごと創生法におい て、自治体は、区域の実情に応じた自主的な施策を策定し、実施する責務を有していることが 規定されており、今、国は地方創生のため、地方自治体の取組を支援しようとしている。 地方とはふるさとであり、ふるさとを創る主役はそこに生まれ育った人々やそこに住む人々 であり、市はその人たちにとって最も身近な地方自治体であることを再認識した上で、知恵と 創意工夫を結集し、最少の経費で最大の効果を上げることを念頭に、ふるさと和歌山市の実情 に応じた施策を展開することによって、「元気和歌山市」の実現に寄与されるよう要望する。
4 普通会計における財政状況 (1)決算収支 普通会計の決算収支の状況は、次表のとおりである。 決 算 収 支 (単位:千円、%) 前年度比較 金額 増減率 A 歳 入 総 額 145,943,095 142,982,475 2,960,620 2.1 B 歳 出 総 額 145,049,782 140,632,912 4,416,870 3.1 C 歳 入 歳 出 差 引 額 A-B 893,313 2,349,563 △1,456,250 △62.0 D 翌 年 度 へ 繰 り 越 す べ き 財 源 454,185 807,962 △353,777 △43.8 E 実 質 収 支 C-D 439,128 1,541,601 △1,102,473 △71.5 F 前 年 度 実 質 収 支 1,541,601 513,196 1,028,405 200.4 G 単 年 度 収 支 E-F △1,102,473 1,028,405 △2,130,878 △207.2 H 積 立 金 1,268,929 754,501 514,428 68.2 I 繰 上 償 還 金 - 40 △40 皆減 J 積 立 金 取 崩 し 額 1,000,000 - 1,000,000 皆増 K 実 質 単 年 度 収 支 G+H+I-J △833,544 1,782,946 △2,616,490 △146.8 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 区 分 26年度 25年度 本年度の歳入総額は 1,459 億 4,309 万 5 千円で、前年度に比べ 29 億 6,062 万円(2.1%)の 増となっており、歳出総額は 1,450 億 4,978 万 2 千円で、前年度に比べ 44 億 1,687 万円(3.1%) の増となっている。 歳入歳出差引額(形式収支)は 8 億 9,331 万 3 千円となっており、これから翌年度へ繰り越 すべき財源 4 億 5,418 万 5 千円を控除した実質収支は 4 億 3,912 万 8 千円の黒字となっている。 普通会計とは、地方財政統計上統一的に用いられる会計区分であり、一般会計と特別会計(本市の場合、 土地区画整理事業、住宅改修資金貸付事業、住宅新築資金貸付事業、宅地取得資金貸付事業、母子寡婦福 祉資金貸付事業、直轄事業用地先行取得事業及び街路用地先行取得事業の7特別会計と、介護保険事業及 び後期高齢者医療の一部)を合算したものであり、重複額を控除して一つの会計とみなしたものである。
(2)財政構造 ア 歳入の構成 (ア)自主財源と依存財源 自主財源及び依存財源の推移は、次表のとおりである。 自主財源及び依存財源の推移 (単位:千円、%) 年度 自主財源 構成比率 依存財源 構成比率 22年度 70,699,385 50.9 68,031,191 49.1 23年度 71,208,554 52.7 63,971,453 47.3 24年度 66,732,392 51.5 62,772,651 48.5 25年度 66,695,620 46.7 76,286,855 53.3 26年度 70,363,106 48.2 75,579,989 51.8 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 本年度の自主財源は 703 億 6,310 万 6 千円で、前年度に比べ 36 億 6,748 万 6 千円(5.50%) 増加しており、その増減の主なものは、次のとおりである。 繰越金 15 億 1,649 万 2 千円 繰入金 11 億 8,160 万 6 千円 市税 6 億 414 万 1 千円 諸収入 2 億 3,554 万 8 千円 依存財源は 755 億 7,998 万 9 千円で、前年度に比べ 7 億 686 万 6 千円(0.93%)減少し ており、その増減の主なものは、次のとおりである。 市債 △65 億 5,970 万円 国庫支出金 49 億 9,541 万 3 千円 地方消費税交付金 6 億 6,420 万 2 千円 配当割交付金 2 億 6,901 万 1 千円 県支出金 2 億 1,677 万 1 千円 この結果、自主財源、依存財源の構成比率は、それぞれ 48.2%、51.8%となり、自主財 源の構成比率は、前年度に比べ 1.5 ポイント上昇している。
26年度 25年度 自主財源と依存財源の構成比率の比較 (単位:%) 自主財源 依存財源 使用料 及び 手数料 市税 諸収入 繰越金 その他 国庫 市債 支出金 地方 交付税 県 支出金 その他 2.2
自主財源 48.2%
40.1 2.4 1.6 1.9 8.5 12.1 21.4 4.3 5.5依存財源 53.3%
自主財源 46.7%
依存財源 51.8%
8.6 16.9 18.4 40.6 4.0 5.4 1.4 0.6 2.0 2.1 (イ)一般財源と特定財源 使途が特定されている特定財源と、それ以外の収入である一般財源の推移は、次表のと おりである。 一般財源及び特定財源の推移 (単位:千円、%) 年度 一般財源 構成比率 特定財源 構成比率 22年度 89,823,415 64.8 48,907,161 35.2 23年度 86,957,103 64.3 48,222,904 35.7 24年度 85,016,182 65.6 44,488,861 34.4 25年度 85,784,849 60.0 57,197,626 40.0 26年度 88,794,405 61.0 57,148,690 39.0 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 歳入構造としては、原則として一般財源の占める割合が高い方が望ましいとされている。 本年度の一般財源は 887 億 9,440 万 5 千円で、前年度に比べ 30 億 955 万 6 千円(3.51%) 増加しており、特定財源は 571 億 4,869 万円で、前年度に比べ 4,893 万 6 千円(0.09%) 減少している。また、一般財源と特定財源の構成比率は、それぞれ 61.0%、39.0%となっ ており、一般財源の構成比率は、前年度に比べ 1.0 ポイント上昇している。イ 歳出の構成 (ア)性質別歳出 歳出決算額の状況は、次の図表のとおりである。 性質別決算額の状況 (単位:千円、%) 前 年 度に 対 す る 比 率 人 件 費 24,731,822 17.1 23,956,867 17.0 774,955 103.2 扶 助 費 42,132,916 29.1 39,879,876 28.4 2,253,040 105.6 公 債 費 15,805,205 10.9 15,263,293 10.8 541,912 103.6 計 82,669,943 57.1 79,100,036 56.2 3,569,907 104.5 普 通 建 設 事 業 費 18,309,385 12.6 14,995,182 10.7 3,314,203 122.1 災 害 復 旧 事 業 費 32,748 0.0 410,302 0.3 △377,554 8.0 計 18,342,133 12.6 15,405,484 11.0 2,936,649 119.1 物 件 費 13,192,222 9.1 11,996,550 8.5 1,195,672 110.0 維 持 補 修 費 1,765,366 1.2 1,834,129 1.3 △68,763 96.3 補 助 費 等 4,181,987 2.9 8,808,152 6.3 △4,626,165 47.5 繰 出 金 22,065,181 15.2 21,293,763 15.1 771,418 103.6 投 資及 び出 資金 ・ 貸 付金 1,333,984 0.9 1,410,095 1.0 △76,111 94.6 積 立 金 1,498,966 1.0 784,703 0.6 714,263 191.0 計 44,037,706 30.3 46,127,392 32.8 △2,089,686 95.5 145,049,782 100.0 140,632,912 100.0 4,416,870 103.1 差引増減 決算額 構成比率 決算額 構成比率 義 務 的 経 費 投 資 的 経 費 そ の 他 の 経 費 合 計 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 区 分 26年度 25年度 26年度 25年度 性質別歳出の構成比率の比較 (単位:%) 義務的経費 投資的経費 その他の経費 人件費 0.0 17.1 義務的経費 57.1% 10.9 9.1 公債費 扶助費 積立金 投資及び 出資金・ 貸付金 繰出金 補助費 等 維持 補修費 物件費 災害 復旧 事業費 普通 建設 事業費 15.2 12.6 29.1 1.2 0.9 1.0 その他の経費 30.3% 義務的経費 56.2% その他の経費 32.8% 投資的経費 12.6% 投資的経費 11.0% 15.1 8.5 10.8 28.4 17.0 0.6 1.0 1.3 0.3 10.7 2.9 6.3
義務的経費は、支出が義務付けられている経費で、人件費、扶助費、公債費であり、こ の割合が高いと相対的に財政構造が硬直化することになる。本年度の義務的経費は 826 億 6,994 万 3 千円で、前年度に比べ 35 億 6,990 万 7 千円(4.5%)増加している。 投資的経費は、その支出が資本形成に向けられ、施設等財産として将来に残るものに支 出される経費で、普通建設事業費、災害復旧事業費が該当する。本年度の投資的経費は 183 億 4,213 万 3 千円で、前年度に比べ 29 億 3,664 万 9 千円(19.1%)増加している。 その他の経費は 440 億 3,770 万 6 千円で、前年度に比べ 20 億 8,968 万 6 千円(4.5%) 減少している。 この結果、義務的経費の構成比率は 57.1%(前年度比 0.9 ポイント上昇)、投資的経費 は 12.6%(同比 1.6 ポイント上昇)、その他の経費は 30.3%(同比 2.5 ポイント低下)と なっている。 (イ)市債及び債務負担行為の状況 市債及び債務負担行為は、いずれも次年度以降の支出の義務が発生し、後年度の財政運 営に影響を及ぼすものである。 市債現在高及び債務負担行為額の推移は、次表のとおりである。 市債現在高及び債務負担行為額の推移 (単位:千円、%) 年度 市債現在高 対前年度比率 債務負担行為額 対前年度比率 22年度 152,825,954 102.9 8,390,510 83.1 23年度 151,772,380 99.3 12,496,747 148.9 24年度 151,517,582 99.8 14,614,482 116.9 25年度 162,675,868 107.4 19,310,641 132.1 26年度 166,592,083 102.4 17,383,891 90.0 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 市債の本年度末現在高は 1,665 億 9,208 万 3 千円で、前年度に比べ 39 億 1,621 万 5 千円 (2.4%)増加している。 本年度末の債務負担行為額(貸付補償、損失補てん及び債務保証を除く。)は 173 億 8,389 万 1 千円で、前年度に比べ 19 億 2,675 万円(10.0%)減少している。 普通会計における市民(年度末住民基本台帳人口)1人当たりの市債残高の推移は、次 図のとおりである。 403 398 401 395 399 386 431 389 443 0 100 200 300 400 500 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (千円) 市民(年度末住民基本台帳人口)1人当たりの市債残高の推移 和歌山市 中核市平均
(3)財政指標 普通会計における財政指標の推移は、次表のとおりである。 区 分 単位 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 財 政 力 指 数 0.812 0.797 0.786 0.788 0.791 経 常 収 支 比 率 % 93.3 94.5 96.9 94.7 98.5 実 質 収 支 比 率 % 2.1 1.5 0.7 2.0 0.6 実 質 公 債 費 比 率 % 11.7 11.6 11.5 11.3 11.4 歳 入 総 額 に 占 め る 一 般 財 源 の 割 合 % 64.8 64.3 65.7 60.0 61.0 歳 出 総 額 に 占 め る 義 務 的 経 費 の 割 合 % 56.8 59.4 61.8 56.2 57.1 うち 人 件 費 % 18.8 18.8 19.2 17.0 17.1 扶 助 費 % 26.8 28.8 30.5 28.4 29.1 公 債 費 % 11.2 11.8 12.1 10.8 10.9 歳 出 総 額 に 占 め る 投 資 的 経 費 の 割 合 % 12.1 7.7 6.4 11.0 12.6 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 財 政 指 標 の 推 移 ア 財政力指数 財政力指数は 0.791 で、前年度に比べ 0.003 ポイント上昇している。平成25年度の財政 力指数を中核市平均と比べると、本市は 0.030 ポイント高く、中核市42市中20位に位置 している。 0.812 0.797 0.786 0.788 0.791 0.794 0.769 0.757 0.758 0.74 0.76 0.78 0.80 0.82 0.84 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 財 政 力 指 数 の 推 移 和歌山市 中核市平均 財政力指数は、基準財政収入額の基準財政需要額に対する割合の過去3年間の平均値で、この数値 が1に近く、あるいは1を超えるほど財源に余裕があるとされている。
イ 経常収支比率 経常収支比率は 98.5%で、前年度に比べ 3.8 ポイント上昇している。平成25年度の経常 収支比率を中核市平均と比べると、本市は 4.8 ポイント高く、中核市42市中38位となっ ている。 93.3 94.5 96.9 94.7 98.5 89.5 90.3 90.8 89.9 80.0 90.0 100.0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (%) 経 常 収 支 比 率 の 推 移 和歌山市 中核市平均 経常収支比率は財政構造の弾力性を示す指標で、この比率が高いほど財政の硬直化が進んでいると されている。 ウ 実質収支比率 実質収支比率は 0.6%で、前年度と比べ 1.4 ポイント低下している。平成25年度の実質 収支比率を中核市平均と比べると、本市は 2.0 ポイント低い。 2.1 1.5 0.7 2.0 0.6 3.4 3.7 3.6 4.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (%) 実 質 収 支 比 率 の 推 移 和歌山市 中核市平均 実質収支比率は、実質収支の標準財政規模に対する割合で、財政運営の健全化を判断するために用 いられる指標である。財政規模や経済の景況等によって一概にはいえないが、3%~5%程度が望まし いとされている。
エ 実質公債費比率 実質公債費比率は 11.4%で、前年度に比べ 0.1 ポイント上昇している。平成25年度の実 質公債費比率を中核市平均と比べると、本市は 3.2 ポイント高く、中核市42市中32位と なっている。 11.7 11.6 11.5 11.3 11.4 9.8 9.2 8.6 8.1 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (%) 実 質 公 債 費 比 率 の 推 移 和歌山市 中核市平均 実質公債費比率は、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模を基本とし た額に対する比率の過去3年間の平均値で、18%以上になれば国の許可制度のもとで地方債の発行を 行うことになる。 オ 歳出総額に占める人件費の割合 歳出総額に占める人件費の割合は、17.1%で、前年度に比べ 0.1 ポイント上昇している。 平成25年度の割合を中核市平均と比べると、本市は 0.4 ポイント高く、中核市42市中2 6位に位置している。 18.8 18.8 19.2 17.0 17.1 18.3 17.6 17.5 16.6 15.0 20.0 25.0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (%) 歳出総額に占める人件費の割合の推移 和歌山市 中核市平均
カ 歳出総額に占める投資的経費の割合 歳出総額に占める投資的経費の割合は 12.6%で、前年度に比べ 1.6 ポイント上昇している。 平成25年度の割合を中核市平均と比べると、本市は 1.9 ポイント低く、中核市42市中3 1位に位置している。 12.1 7.7 6.4 11.0 12.6 13.0 12.0 11.6 12.9 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (%) 歳出総額に占める投資的経費の割合の推移 和歌山市 中核市平均
5 一般会計 一般会計の決算収支状況は、次表のとおりである。 決 算 収 支 (単位:千円、%) 前年度比較 金額 増減率 A 歳 入 総 額 145,607,075 142,924,679 2,682,396 1.88 B 歳 出 総 額 143,735,008 139,629,315 4,105,693 2.94 C 歳 入 歳 出 差 引 額 A-B 1,872,067 3,295,364 △1,423,297 △43.19 D 翌 年 度 へ 繰 り 越 す べ き 財 源 423,780 763,314 △339,534 △44.48 E 実 質 収 支 C-D 1,448,287 2,532,050 △1,083,763 △42.80 F 前 年 度 実 質 収 支 2,532,050 1,503,601 1,028,449 68.40 G 単 年 度 収 支 E-F △1,083,763 1,028,449 △2,112,212 △205.38 H 積 立 金 1,268,929 754,501 514,428 68.18 I 繰 上 償 還 金 ― 40 △40 皆減 J 積 立 金 取 崩 し 額 1,000,000 ― ― 皆増 K 実 質 単 年 度 収 支 G+H+I-J △814,834 1,782,990 △2,597,824 △145.70 区 分 26年度 25年度 歳入歳出予算現額 1,542 億 1,173 万 1 千円に対する決算額は、歳入 1,456 億 707 万 5 千円、歳 出 1,437 億 3,500 万 8 千円で、歳入歳出差引額(形式収支)は 18 億 7,206 万 7 千円となっている。 これから翌年度へ繰り越すべき財源 4 億 2,378 万円を控除した実質収支は 14 億 4,828 万 7 千円の 黒字となり、前年度に比べ黒字が 10 億 8,376 万 3 千円(42.80%)減少している。
(1)歳 入 ア 決算状況 歳入の決算状況は、次表のとおりである。 歳入の決算状況 (単位:千円、%) 26年度 154,211,731 149,550,320 145,607,075 272,164 3,671,081 △8,604,656 94.42 97.36 25年度 151,656,171 151,499,181 142,924,679 4,751,823 3,822,679 △8,731,492 94.24 94.34 ポイント ポイント 差引増減 2,555,560 △1,948,861 2,682,396 △4,479,659 △151,598 126,836 0.18 3.02 前年度対比 101.69 98.71 101.88 5.73 96.03 予 算 現 額 に 対 す る 収 入 比 率 予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 比 較 調 定 額 に 対 す る 収 入 比 率 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 区 分 予算現額 収入済額は 1,456 億 707 万 5 千円で、前年度に比べ 26 億 8,239 万 6 千円(1.88%)増加し ている。また、予算現額に対する収入比率は 94.42%で、前年度に比べ 0.18 ポイント上昇し ている。なお、歳出における翌年度繰越額 55 億 5,776 万 1 千円に対する市債等未収入特定財 源が 51 億 3,398 万 1 千円あり、これを勘案すると 97.67%の収入比率となる。 調定額に対する収入比率は 97.36%で、前年度に比べ 3.02 ポイント上昇している。また、 不納欠損額は 2 億 7,216 万 4 千円で、前年度に比べ 44 億 7,965 万 9 千円(94.27%)減少し ており、収入未済額は 36 億 7,108 万 1 千円で、前年度に比べ 1 億 5,159 万 8 千円(3.97%) 減少している。 イ 財源別収入状況 (ア)自主財源及び依存財源 自主財源及び依存財源の推移は、次表のとおりである。 自主財源及び依存財源の推移 (単位:千円、%) 年度 自主財源 構成比率 依存財源 構成比率 22年度 71,200,676 51.14 68,022,864 48.86 23年度 72,439,222 53.38 63,257,138 46.62 24年度 67,461,218 51.06 64,650,175 48.94 25年度 67,380,962 47.14 75,543,717 52.86 26年度 70,969,812 48.74 74,637,263 51.26 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 自主財源は 709 億 6,981 万 2 千円で、前年度に比べ 35 億 8,885 万円(5.33%)増加して いる。これは、主に使用料及び手数料が減少した一方で、繰越金、繰入金が増加したこと によるものである。 依存財源は 746 億 3,726 万 3 千円で、前年度に比べ 9 億 645 万 4 千円(1.20%)減少し ている。これは、主に国庫支出金が増加した一方で、市債が減少したことによるものであ る。 この結果、自主財源の構成比は 48.74%となり、前年度に比べ 1.60 ポイント上昇してい る。
なお、財源別の構成比率は、次の図表のとおりである。 一般会計歳入一覧表 金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率 市 税 58,582,460 40.23 57,978,319 40.57 604,141 1.04 分 担 金 及 び 負 担 金 1,567,124 1.08 1,502,535 1.05 64,589 4.30 使 用 料 及 び 手 数 料 2,532,765 1.74 2,636,916 1.84 △104,151 △3.95 財 産 収 入 533,049 0.37 366,284 0.26 166,765 45.53 寄 附 金 1,656 0.00 17,782 0.01 △16,126 △90.69 繰 入 金 1,261,068 0.87 69,445 0.05 1,191,623 1715.92 繰 越 金 3,295,364 2.26 1,784,875 1.25 1,510,489 84.63 諸 収 入 3,196,326 2.20 3,024,806 2.12 171,520 5.67 自 主 財 源 70,969,812 48.74 67,380,962 47.14 3,588,850 5.33 地 方 譲 与 税 796,237 0.55 823,915 0.58 △27,678 △3.36 利 子 割 交 付 金 177,210 0.12 221,954 0.16 △44,744 △20.16 配 当 割 交 付 金 595,655 0.41 326,644 0.23 269,011 82.36 株 式 等 譲 渡 所 得 割 交 付 金 284,868 0.20 424,458 0.30 △139,590 △32.89 地 方 消 費 税 交 付 金 4,032,889 2.77 3,368,687 2.36 664,202 19.72 ゴ ル フ 場 利 用 税 交 付 金 19,918 0.01 22,231 0.02 △2,313 △10.40 自 動 車 取 得 税 交 付 金 78,171 0.05 176,961 0.12 △98,790 △55.83 地 方 特 例 交 付 金 235,296 0.16 241,023 0.17 △5,727 △2.38 地 方 交 付 税 12,377,688 8.50 12,340,120 8.63 37,568 0.30 交 通 安 全 対 策 特 別 交 付 金 58,807 0.04 68,741 0.05 △9,934 △14.45 国 庫 支 出 金 31,285,817 21.49 26,193,798 18.33 5,092,019 19.44 県 支 出 金 7,908,907 5.43 7,678,785 5.37 230,122 3.00 市 債 16,785,800 11.53 23,656,400 16.55 △6,870,600 △29.04 依 存 財 源 74,637,263 51.26 75,543,717 52.86 △906,454 △1.20 歳 入 合 計 145,607,075 100.00 142,924,679 100.00 2,682,396 1.88 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 (単位:千円、%) 26年度 25年度 前年度比較 区 分 26年度 25年度 自主財源と依存財源の構成比率の比較(単位:%) 自主財源 依存財源 諸収入 市税 繰越金 使用料 及び 手数料 その他 国庫 市債 支出金 地方 交付税 県 支出金 その他 2.26 40.23 自主財源 47.14% 8.63 16.55 18.33 40.57 8.50 11.53 21.49 3.98 5.37 1.36 1.84 2.12 1.25 4.31 5.43 2.31 1.74 2.20 自主財源 48.74% 依存財源 51.26% 依存財源 52.86%
市税 58,582,460 40.23% 国庫支出金 31,285,817 21.49% 市債 16,785,800 11.53% 地方交付税 12,377,688 8.50% 県支出金 7,908,907 5.43% 地方消費税交付金 4,032,889 2.77% 繰越金 3,295,364 2.26% 諸収入 3,196,326 2.20% 使用料及び手数料 2,532,765 1.74% その他 5,609,059 3.85%
歳入構成
(単位:千円)平成26年度
一般会計 歳入決算総額 145,607,075千円
(イ)一般財源及び特定財源 一般財源及び特定財源の推移は、次表のとおりである。 一般財源及び特定財源の推移 (単位:千円、%) 年度 一般財源 構成比率 特定財源 構成比率 22年度 90,499,155 65.00 48,724,385 35.00 23年度 87,875,015 64.76 47,821,345 35.24 24年度 85,976,411 65.08 46,134,982 34.92 25年度 86,626,088 60.61 56,298,591 39.39 26年度 89,688,344 61.60 55,918,731 38.40 (注) この表は、決算審査時の財政課資料による。 一般財源は 896 億 8,834 万 4 千円で、前年度に比べ 30 億 6,225 万 6 千円(3.54%)増加 している。これは、主に市債、国庫支出金が減少した一方で、繰越金、繰入金が増加した ことによるものである。 特定財源は 559 億 1,873 万 1 千円で、前年度に比べ 3 億 7,986 万円(0.67%)減少して いる。これは、主に国庫支出金が増加した一方で、市債が減少したことによるものである。 この結果、一般財源の構成比率は 61.60%となり、前年度に比べ 0.99 ポイント上昇して いる。ウ 款別決算状況 歳入の款別決算状況は、次のとおりである。 第1款 市 税 (単位:千円、%) 26年度 58,082,529 61,167,459 58,582,460 217,369 2,367,630 499,931 100.86 95.77 25年度 57,654,771 60,833,374 57,978,319 223,567 2,631,488 323,548 100.56 95.31 ポイント ポイント 差引増減 427,758 334,085 604,141 △6,198 △263,858 176,383 0.30 0.46 前年度対比 100.74 100.55 101.04 97.23 89.97 予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 比 較 予 算 現 額 に 対 す る 収 入 比 率 調 定 額 に 対 す る 収 入 比 率 不納欠損額 収入未済額 区 分 予算現額 調定額 収入済額 (収入済額) 収入済額は 585 億 8,246 万円で、前年度に比べ 6 億 414 万 1 千円(1.04%)増加している。 また、予算現額に対し 4 億 9,993 万 1 千円(0.86%)の収入超過となっている。 収入済額の項別状況は、次表のとおりである。 (単位:千円、%) 増減額 増減率 1 市 民 税 23,830,817 23,199,847 630,970 2.72 2 固 定 資 産 税 24,679,921 24,840,832 △160,911 △0.65 3 軽 自 動 車 税 748,251 726,370 21,881 3.01 4 市 た ば こ 税 2,973,892 3,044,298 △70,406 △2.31 5 鉱 産 税 - - - - 6 特 別 土 地 保 有 税 - - - - 7 都 市 計 画 税 4,157,081 4,160,825 △3,744 △0.09 8 事 業 所 税 2,181,301 1,997,222 184,079 9.22 9 入 湯 税 11,197 8,925 2,272 25.46 合 計 58,582,460 57,978,319 604,141 1.04 前年度比較 25年度 26年度 区 分 主な税目を前年度と比べると、市民税は 6 億 3,097 万円(2.72%)増加している。これは、主 に個人市民税が減少する一方で、企業収益の上昇により法人市民税が増加したことによるもので ある。 固定資産税は 1 億 6,091 万 1 千円(0.65%)減少している。これは、主に地価の下落及び償却 資産についての新規設備投資の減少によるものである。
税目別の構成比率は、次図のとおりである。 固定資産税 24,679,921 42.13% 市民税(個人) 17,967,256 30.67% 市民税(法人) 5,863,561 10.01% 都市計画税 4,157,081 7.10% 市たばこ税 2,973,892 5.08% 事業所税 2,181,301 3.72% 軽自動車税 748,251 1.28% 入湯税 11,197 0.02% 税目別構成(単位:千円) 平成26年度 市税総額 58,582,460千円 税目別内訳は、次表のとおりである。 税 目 別 内 訳 (単位:千円、%) 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 収納率 前年度 収納率 18,769,051 17,967,256 45,301 756,494 95.73 95.37 現 年 課 税 分 17,952,044 17,751,913 323 199,808 98.89 98.76 滞 納 繰 越 分 817,007 215,343 44,978 556,686 26.36 27.60 5,958,852 5,863,561 25,329 69,962 98.40 97.34 現 年 課 税 分 5,864,512 5,853,404 0 11,108 99.81 99.76 滞 納 繰 越 分 94,340 10,157 25,329 58,854 10.77 8.73 25,971,664 24,679,921 87,490 1,204,253 95.03 94.56 現 年 課 税 分 24,631,201 24,383,511 567 247,124 98.99 98.89 滞 納 繰 越 分 1,340,463 296,410 86,923 957,129 22.11 24.58 798,223 748,251 7,455 42,517 93.74 92.96 現 年 課 税 分 751,302 736,224 14 15,064 97.99 97.83 滞 納 繰 越 分 46,921 12,027 7,441 27,453 25.63 23.17 4,366,887 4,157,081 13,859 195,947 95.20 94.74 現 年 課 税 分 4,149,914 4,107,673 96 42,145 98.98 98.88 滞 納 繰 越 分 216,973 49,408 13,763 153,802 22.77 25.26 5,302,782 5,166,390 37,935 98,457 97.43 97.67 現 年 課 税 分 5,189,123 5,158,228 - 30,895 99.40 99.83 滞 納 繰 越 分 113,659 8,162 37,935 67,562 7.18 4.58 61,167,459 58,582,460 217,369 2,367,630 95.77 95.31 現 年 課 税 分 58,538,096 57,990,953 1,000 546,144 99.07 99.00 滞 納 繰 越 分 2,629,363 591,507 216,369 1,821,486 22.50 24.01 市税合計 市民税(法人) その他の税 固定資産税 軽自動車税 市民税(個人) 区 分 都市計画税
調定額に対する収入比率は 95.77%で、前年度に比べ 0.46 ポイント上昇している。これは、滞 納繰越分が 22.50%で前年度に比べ 1.51 ポイント低下した一方で、現年課税分が 99.07%で前年 度に比べ 0.07 ポイント上昇したことによるものである。 市税の収入状況の推移は、次図のとおりである。 59,368,524 59,412,619 58,058,621 57,978,319 58,582,460 314,785 318,365 573,297 223,567 217,369 4,279,644 3,863,892 2,996,830 2,631,488 2,367,630 92.82 93.42 94.21 95.31 95.77 0 20 40 60 80 100 20,000,000 40,000,000 60,000,000 80,000,000 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (%) (千円) 収入済額 不納欠損額 収入未済額 収納率 (不納欠損額) 不納欠損額は 2 億 1,736 万 9 千円で、前年度に比べ 619 万 8 千円(2.77%)減少している。 また、地方税法(昭和25年法律第226号)に基づく不納欠損処分の理由別内訳は、次表の とおりである。 不納欠損処分の理由別内訳 (単位:件、千円) 処 分 理 由 件数 金額 地方税法第15条の7第4項の規定によるもの(3年時効) 6,829 117,701 地方税法第15条の7第5項の規定によるもの(即時消滅) 688 72,488 地方税法第18条第1項の規定によるもの(5年時効) 1,615 27,180 合 計 9,132 217,369 (注)この表は、決算審査時の納税課資料による。
なお、不納欠損額の推移は、次図のとおりである。 95,878 116,978 120,170 105,712 70,630 181,961 162,964 363,541 89,412 87,490 27,515 23,764 53,751 13,761 13,859 9,431 14,659 35,835 14,682 45,390 314,785 318,365 573,297 223,567 217,369 0 200,000 400,000 600,000 800,000 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (千円) 市民税 固定資産税 都市計画税 その他 総額 (収入未済額) 収入未済額は 23 億 6,763 万円で、前年度に比べ 2 億 6,385 万 8 千円(10.03%)減少している。 なお、収入未済額の推移は、次図のとおりである。 1,444,818 1,253,848 1,046,276 912,930 826,456 2,259,311 2,072,194 1,535,242 1,340,861 1,204,253 353,947 328,320 247,203 217,041 195,947 221,568 209,530 168,109 160,656 140,974 4,279,644 3,863,892 2,996,830 2,631,488 2,367,630 0 2,000,000 4,000,000 6,000,000 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (千円) 市民税 固定資産税 都市計画税 その他 総額
第2款 地方譲与税 (単位:千円、%) 26年度 805,000 796,237 796,237 - - △8,763 98.91 100.00 25年度 791,000 823,915 823,915 - - 32,915 104.16 100.00 ポイント ポイント 差引増減 14,000 △27,678 △27,678 - - △41,678 △5.25 0.00 前年度対比 101.77 96.64 96.64 - - 区 分 予算現額 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 比 較 予 算 現 額 に 対 す る 収 入 比 率 調 定 額 に 対 す る 収 入 比 率 (収入済額) 収入済額は 7 億 9,623 万 7 千円で、前年度に比べ 2,767 万 8 千円(3.36%)減少している。 また、予算現額に対し 876 万 3 千円(1.09%)の収入不足となっている。 なお、収入済額の項別状況は、次表のとおりである。 (単位:千円、%) 前年度比較 増減額 増減率 1 特 別 と ん 譲 与 税 174,353 171,118 3,235 1.89 2 自 動 車 重 量 譲 与 税 435,671 453,354 △17,683 △3.90 3 地 方 揮 発 油 譲 与 税 186,213 199,443 △13,230 △6.63 4 地 方 道 路 譲 与 税 0 0 0 0.00 合 計 796,237 823,915 △27,678 △3.36 25年度 26年度 区 分 地方譲与税は、国が徴収した特定の国税が一定の基準により地方公共団体に譲与されるもので、平成 21年度からの道路特定財源の一般財源化に伴い、地方道路譲与税の名称が地方揮発油譲与税に改めら れ、自動車重量譲与税とともに使途制限は廃止された。 なお、改正前に課税された道路特定財源分は、使途を道路事業に限定し、地方道路譲与税として譲与 されている。 第3款 利子割交付金 (単位:千円、%) 26年度 178,000 177,210 177,210 - - △790 99.56 100.00 25年度 216,000 221,954 221,954 - - 5,954 102.76 100.00 ポイント ポイント 差引増減 △38,000 △44,744 △44,744 - - △6,744 △3.20 0.00 前年度対比 82.41 79.84 79.84 - - 区 分 予算現額 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 比 較 予 算 現 額 に 対 す る 収 入 比 率 調 定 額 に 対 す る 収 入 比 率 (収入済額) 収入済額は 1 億 7,721 万円で、前年度に比べ 4,474 万 4 千円(20.16%)減少している。 また、予算現額に対し 79 万円(0.44%)の収入不足となっている。 利子割交付金は、地方税法の規定により、県に納入された県民税利子割収入額が、一定の割合で市 町村に交付される。
第4款 配当割交付金 (単位:千円、%) 26年度 550,000 595,655 595,655 - - 45,655 108.30 100.00 25年度 188,000 326,644 326,644 - - 138,644 173.75 100.00 ポイント ポイント 差引増減 362,000 269,011 269,011 - - △92,989 △65.45 0.00 前年度対比 292.55 182.36 182.36 - - 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 区 分 予算現額 予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 比 較 予 算 現 額 に 対 す る 収 入 比 率 調 定 額 に 対 す る 収 入 比 率 (収入済額) 収入済額は 5 億 9,565 万 5 千円で、前年度に比べ 2 億 6,901 万 1 千円(82.36%)増加している。 また、予算現額に対し 4,565 万 5 千円(8.30%)の収入超過となっている。 配当割交付金は、地方税法の規定により、県に納入された県民税配当割収入額が、一定の割合で市町 村に交付される。 第5款 株式等譲渡所得割交付金 (単位:千円、%) 26年度 33,000 284,868 284,868 - - 251,868 863.24 100.00 25年度 20,000 424,458 424,458 - - 404,458 2,122.29 100.00 ポイント ポイント 差引増減 13,000 △139,590 △139,590 - - △152,590 △ 1,259.05 0.00 前年度対比 165.00 67.11 67.11 - - 区 分 予算現額 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 比 較 予 算 現 額 に 対 す る 収 入 比 率 調 定 額 に 対 す る 収 入 比 率 (収入済額) 収入済額は 2 億 8,486 万 8 千円で、前年度に比べ 1 億 3,959 万円(32.89%)減少している。 また、予算現額に対し 2 億 5,186 万 8 千円(763.24%)の収入超過となっている。 株式等譲渡所得割交付金は、地方税法の規定により、県に納入された県民税株式等譲渡所得割収入額 が、一定の割合で市町村に交付される。
第6款 地方消費税交付金 (単位:千円、%) 26年度 3,939,000 4,032,889 4,032,889 - - 93,889 102.38 100.00 25年度 3,455,000 3,368,687 3,368,687 - - △86,313 97.50 100.00 ポイント ポイント 差引増減 484,000 664,202 664,202 - - 180,202 4.88 0.00 前年度対比 114.01 119.72 119.72 - - 区 分 予算現額 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 比 較 予 算 現 額 に 対 す る 収 入 比 率 調 定 額 に 対 す る 収 入 比 率 (収入済額) 収入済額は 40 億 3,288 万 9 千円で、前年度に比べ 6 億 6,420 万 2 千円(19.72%)増加してい る。 また、予算現額に対し 9,388 万 9 千円(2.38%)の収入超過となっている。 地方消費税交付金は、都道府県間における精算後の地方消費税の収入額が、一定の割合で市町村に交 付される。 第7款 ゴルフ場利用税交付金 (単位:千円、%) 26年度 22,000 19,918 19,918 - - △2,082 90.54 100.00 25年度 23,000 22,231 22,231 - - △769 96.66 100.00 ポイント ポイント 差引増減 △1,000 △2,313 △2,313 - - △1,313 △6.12 0.00 前年度対比 95.65 89.60 89.60 - - 区 分 予算現額 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 予 算 現 額 と 収 入 済 額 と の 比 較 予 算 現 額 に 対 す る 収 入 比 率 調 定 額 に 対 す る 収 入 比 率 (収入済額) 収入済額は 1,991 万 8 千円で、前年度に比べ 231 万 3 千円(10.40%)減少している。 また、予算現額に対し 208 万 2 千円(9.46%)の収入不足となっている。 ゴルフ場利用税交付金は、地方税法の規定により、県に納入されたゴルフ場利用税の収入額が、一定 の割合で、ゴルフ場所在の市町村に交付される。